JP2015102557A - 学習賛助プログラム - Google Patents
学習賛助プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015102557A JP2015102557A JP2013240440A JP2013240440A JP2015102557A JP 2015102557 A JP2015102557 A JP 2015102557A JP 2013240440 A JP2013240440 A JP 2013240440A JP 2013240440 A JP2013240440 A JP 2013240440A JP 2015102557 A JP2015102557 A JP 2015102557A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- learning
- terminal device
- comment
- sharer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
Abstract
【課題】学習対象者の学習を効果的に支援すること。【解決手段】操作端末から受信した報告情報および当該報告情報を受信した日時に関する情報を該当する共有グループの識別情報に関連付けて記憶し、親などの共有者の端末装置または操作端末から閲覧要求を受信した場合、該当する共有グループを特定し、特定した共有グループの識別情報に関連付けられた報告情報に含まれる学習内容に関する情報を経時順に配列したトーク画面406を端末装置および操作端末に表示させる画面情報を生成し、生成した画面情報を、閲覧要求に基づいて特定した共有グループに属する端末装置および操作端末に送信するサーバを構成した。【選択図】図4−6
Description
この発明は、小学児童などの学習対象者の自立した学習を賛助する学習賛助プログラムに関する。
通信教育においては、教師や講師などに直接指導を受けるのではなく、郵便や通信などを利用して間接的に教育を受けることができる。このような通信教育においては、従来、各種の方法が用いられており、たとえば、紙ベースの通信添削型教材を用いて学習をおこなう方法があった。
また、従来、たとえば、学習者が学習中に入力した質問文やコメント文を学習履歴として記録し、或るユーザが学習中に質問文やコメント文を入力した場合に、別のユーザが過去に学習教材に基づき学習を行った際に記録された学習履歴から、入力された質問文に類似する質問文やコメント文を検索し、検索した質問文やコメント文を、質問文やコメント文を入力したユーザに対応する端末装置に表示させるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
また、従来、たとえば、管理センターが、学校から学習支援を受ける生徒に対してサーバーを介して教材を提供し、提供した教材に対する生徒の解答を受け付け、生徒から受け付けた解答を当該生徒が属する学校(担当講師)に送信し、学校(担当講師)の添削結果を受け付け、添削結果を生徒や生徒の保護者に通知するようにした技術があった(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
しかしながら、上述した従来の技術は、学習対象者の学習は学習対象者のみで完結するため、親などの学習対象者以外の者は、意識して学習対象者とコミュニケーションをとって学習結果を確認するなどしなければ、学習対象者の学習内容や進捗状況が分かりづらいという問題があった。このため、上述した従来の技術は、学習における小さなつまづきや苦手な分野があることに気づきにくく、学習対象者の学習を親などが効果的に支援することが難しいという問題があった。
上述した従来の技術は、学習対象者と学習対象者以外の者とが直接コミュニケーションをとらなくても、たとえば、紙ベースの教材を用いる学習の場合は当該教材への書き込みをおこなっていない間、端末装置を用いた学習の場合は当該端末装置を使用していない間などのように、学習対象者が学習をおこなっていない間に、学習内容や当該学習の進捗状況を確認することができるが、このように親などが学習対象者とコミュニケーションをとらずに教材のみを確認することによって学習内容や進捗状況を一方的に確認する場合、学習における小さなつまづきや苦手な分野があることに気づきにくく、学習対象者の学習を親などが効果的に支援することが難しいという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、学習対象者の学習を効果的に支援することができる学習賛助プログラムを提供することを目的とする。
また、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、学習対象者と共有者との間における円滑なコミュニケーションを支援することにより、学習対象者の学習を効果的に支援することができる学習賛助プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる学習賛助プログラムは、コンピュータに、学習対象者の端末装置から、当該学習対象者の識別情報と当該学習対象者の端末装置を用いた学習内容に関する情報とを含む報告情報を受信し、前記学習対象者の識別情報と前記報告情報を共有する共有グループの識別情報と当該共有グループに属する共有者の識別情報とを関連付けて記憶する第1の記憶部を参照して、受信した報告情報に含まれる学習対象者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定し、特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信した報告情報および当該報告情報を受信した日時に関する情報を第2の記憶部に記憶し、前記共有者の端末装置または前記学習対象者の端末装置から、前記共有者の識別情報または前記学習対象者の識別情報を含む閲覧要求を受信し、前記第1の記憶部を参照して、受信した閲覧要求に含まれる共有者の識別情報または学習対象者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定し、前記第2の記憶部を参照して、前記閲覧要求に基づいて特定した共有グループの識別情報に関連付けられた報告情報を抽出し、抽出した報告情報に基づいて、前記学習内容に関する情報を経時順に配列したトーク画面を前記共有者の端末装置および前記学習対象者の端末装置に表示させる画面情報を生成し、生成した画面情報を、前記閲覧要求に基づいて特定した共有グループに属する共有者の端末装置、および、当該共有グループに属する学習対象者の端末装置に送信する、処理を実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかる学習賛助プログラムは、上記の発明において、前記生成する処理が、前記学習内容に関する情報を経時順に配列するとともに当該学習内容に対するコメントを入力させる操作キーを配列したトーク画面を前記共有者の端末装置に表示させる共有者用の画面情報と、前記学習内容に関する情報を経時順に配列したトーク画面を前記学習対象者の端末装置に表示させる学習対象者用の画面情報と、を生成し、前記送信する処理が、生成した共有者用の画面情報を前記共有者の端末装置に送信するとともに、生成した学習対象者用の画面情報を前記学習対象者の端末装置に送信し、さらに、前記コンピュータに、前記共有者の端末装置から、前記共有者の識別情報と前記共有者の端末装置に表示された操作キーの操作にともなって入力された学習内容に対するコメントに関する情報と当該コメントに対応する報告情報を指定する指定情報とを含むコメント情報を受信し、前記第1の記憶部を参照して、受信したコメント情報に含まれる共有者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定し、特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信したコメント情報、当該コメント情報を受信した日時に関する情報および前記指定情報を第2の記憶部に記憶し、前記第2の記憶部を参照して、前記特定情報を含むコメント情報に含まれる前記コメントに関する情報を、当該特定情報によって特定される報告情報の表示枠内または特定した報告情報の近傍に配列したトーク画面を表示させる学習対象者用の画面情報を生成することを特徴とする。
また、この発明にかかる学習賛助プログラムは、上記の発明において、前記生成する処理が、前記学習内容と同じまたは当該学習内容に類する問題を、抽出した報告情報の表示枠内または特定した報告情報の近傍に配列したトーク画面を表示させる共有者用の画面情報を生成することを特徴とする。
また、この発明にかかる学習賛助プログラムは、上記の発明において、前記コンピュータに、前記共有者の端末装置から、前記共有者の識別情報と前記共有者の端末装置において入力されたコメントに関する情報とを含むコメント情報を受信し、前記第1の記憶部を参照して、受信したコメント情報に含まれる共有者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定し、特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信したコメント情報および当該コメント情報を受信した日時に関する情報を第2の記憶部に記憶する、処理を実行させ、前記生成する処理が、前記共有者の端末装置および前記学習対象者の端末装置において、前記共有者の端末装置から送信されたコメント情報に含まれるコメントに関する情報を、経時順に配列したトーク画面を表示させる画面情報を生成することを特徴とする。
また、この発明にかかる学習賛助プログラムは、上記の発明において、前記コンピュータに、前記学習対象者の端末装置から、前記学習対象者の識別情報と前記学習対象者の端末装置において入力されたコメントに関する情報とを含むコメント情報を受信し、前記第1の記憶部を参照して、受信したコメント情報に含まれる学習対象者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定し、特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信したコメント情報および当該コメント情報を受信した日時に関する情報を第2の記憶部に記憶する、処理を実行させ、前記生成する処理が、前記共有者の端末装置および前記学習対象者の端末装置において、前記学習対象者の端末装置から送信されたコメント情報に含まれるコメントに関する情報を、経時順に配列したトーク画面を表示させる画面情報を生成することを特徴とする。
この発明にかかる学習賛助プログラムによれば、学習対象者の学習を効果的に支援することができるという効果を奏する。
また、この発明にかかる学習賛助プログラムによれば、学習対象者と共有者との間における円滑なコミュニケーションを支援することにより、学習対象者の学習を効果的に支援することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる学習賛助プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(通信教育システムのシステム構成)
まず、この発明にかかる実施の形態の通信教育システムのシステム構成について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態の通信教育システムのシステム構成を示す説明図である。
まず、この発明にかかる実施の形態の通信教育システムのシステム構成について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態の通信教育システムのシステム構成を示す説明図である。
図1において、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100は、サーバ110と、複数の操作端末(学習支援装置)120と、親などの共有者の端末装置130と、によって構成される。サーバ110と各操作端末120、および、サーバ110と親の端末装置130とは、インターネットなどのネットワーク140を介して、相互に通信可能に接続されている。サーバ110と各操作端末120とは、たとえば、Wi−Fiなどによって相互接続性が保証されている。
サーバ110は、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100の運用者(管理者)などによって管理される。サーバ110は、たとえば、パーソナルコンピュータなどの汎用的なコンピュータ装置によって実現することができる(図2−1を参照)。操作端末120は、たとえば、タブレットコンピュータやタブレット端末などと称される、ディスプレイとタッチパネルとを備えた可搬性のコンピュータ装置(携帯端末装置)によって実現することができる(図2−2を参照)。操作端末120は、通信教育システム100の運用に際し、当該通信教育システム100の加入者であって学習対象者である子供(児童)などに対して、あらかじめ配布しておく。
端末装置130は、たとえば、親などの共有者が個人で所有し、スマートフォン、携帯型電話機、PHS(Personal Handy−phone System)などの良好な携帯性を備えた携帯型通信機器によって実現することができる(図2−3を参照)。端末装置130は、たとえば、親などの共有者が個人で所有し、インターネットに接続されたパーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置によって実現してもよい。端末装置130を実現するパーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置については、公知の技術であるため説明を省略する。
(サーバ110のハードウエア構成)
図2−1は、サーバ110を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示す説明図である。図2−1において、サーバ110を実現するコンピュータ装置は、CPU211と、ROM212と、RAM213と、HDD214と、HD215と、ネットワークインターフェース(I/F)216と、を備えている。また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100においてサーバ110を実現するコンピュータ装置が備える各部211〜216は、バス210によってそれぞれ接続されている。
図2−1は、サーバ110を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示す説明図である。図2−1において、サーバ110を実現するコンピュータ装置は、CPU211と、ROM212と、RAM213と、HDD214と、HD215と、ネットワークインターフェース(I/F)216と、を備えている。また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100においてサーバ110を実現するコンピュータ装置が備える各部211〜216は、バス210によってそれぞれ接続されている。
CPU211は、サーバ110を実現するコンピュータ装置全体の制御をつかさどる。ROM212は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM213は、CPU211のワークエリアとして使用される。HDD214は、CPU211の制御にしたがってHD215に対するデータのリード/ライトを制御する。HD215は、HDD214の制御で書き込まれたデータを記憶する。HD215は、たとえば、加入者データベース(図3−1を参照)、教材データベース(図3−2を参照)、学習履歴データベース(図3−3を参照)、受信情報データベース(図3−4を参照)などの各種のデータベースを記憶する。
ネットワークI/F216は、インターネットなどのネットワーク140に接続され、当該ネットワーク140を介して、操作端末120などの外部装置に接続される。そして、ネットワークI/F216は、ネットワーク140とサーバ110を実現するコンピュータ装置の内部とのインターフェースをつかさどり、サーバ110を実現するコンピュータ装置と外部装置との間におけるデータの入出力を制御する。
(操作端末120のハードウエア構成)
図2−2は、操作端末120を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示す説明図である。図2−2において、操作端末120を実現するコンピュータ装置は、CPU221と、ROM222と、RAM223と、メモリ224と、ネットワークI/F225と、タイマ226と、ディスプレイ227と、タッチパネル228と、マイク229と、スピーカー230と、カメラ231と、電源スイッチ232と、を備えている。また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100において操作端末120を実現するコンピュータ装置が備える各部221〜232は、バス220によってそれぞれ接続されている。
図2−2は、操作端末120を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示す説明図である。図2−2において、操作端末120を実現するコンピュータ装置は、CPU221と、ROM222と、RAM223と、メモリ224と、ネットワークI/F225と、タイマ226と、ディスプレイ227と、タッチパネル228と、マイク229と、スピーカー230と、カメラ231と、電源スイッチ232と、を備えている。また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100において操作端末120を実現するコンピュータ装置が備える各部221〜232は、バス220によってそれぞれ接続されている。
CPU221は、操作端末120全体の制御をつかさどる。ROM222は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM223は、CPU221のワークエリアとして使用される。メモリ224は、フラッシュメモリなどによって実現することができる。ネットワークI/F225は、インターネットなどのネットワーク140を介して、当該ネットワーク140に接続されたサーバ110などの外部装置との間におけるデータの入出力を制御する。タイマ226は、現在日時や経過時間を計測する。
ディスプレイ227は、たとえば、操作端末120が実行可能なメニューを示すアイコンなどを表示する。ディスプレイ227は、たとえば、主に液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイなどによって実現することができる。タッチパネル228は、ディスプレイ227に積層され、操作位置に応じた信号をCPU221に対して出力する。タッチパネル228は、たとえば抵抗膜方式や静電容量方式、音響パルス認識方式、超音波表面弾性波方式、赤外遮光方式、画像認識方式など公知の各種の方式のものを用いることができる。
マイク229は、アナログデータとして入力された話者の声をアナログ/デジタル変換し、デジタル形式の音声データを生成する。スピーカー230は、たとえば、音読メニューの実行時に、デジタル形式の音声データをデジタル/アナログ変換し、アナログ形式の音声データに基づいてスピーカーコーンにおけるコイルに通電するなどして音声を出力する。カメラ231は、タッチパネル228の操作によって撮像対象を撮像し、画像データを生成する。生成された画像データは、RAM223などに記憶される。ネットワークI/F225は、インターネットなどのネットワーク140に接続され、当該ネットワーク140と利用者の端末装置120を実現するスマートフォンの内部とのインターフェースをつかさどる。
電源スイッチ232は、図示を省略する電源から操作端末120の各部までの電力供給にかかるON/OFFの切り換えをおこなう。電源スイッチ232は、図示を省略する電源から操作端末120の各部に至る電力路における、もっとも電源側(最上流側)において、電力供給にかかるON/OFFの切り換えをおこなう。電源スイッチ232は、受け付けた操作に応じて、CPU221に対してON/OFF信号を出力する。電源スイッチ232は、電源路の最上流側において、電源による電力の供給を停止したり解除したりすることによって電力供給にかかるON/OFFの切り換えをおこなうものであってもよい。
(携帯型情報端末装置のハードウエア構成)
つぎに、携帯型情報端末装置のハードウエア構成について説明する。図2−3は、携帯型情報端末装置のハードウエア構成を示すブロック図である。図2−3においては、端末装置130を実現する携帯型情報端末装置として、スマートフォンやタブレット型コンピュータのハードウエア構成を示している。
つぎに、携帯型情報端末装置のハードウエア構成について説明する。図2−3は、携帯型情報端末装置のハードウエア構成を示すブロック図である。図2−3においては、端末装置130を実現する携帯型情報端末装置として、スマートフォンやタブレット型コンピュータのハードウエア構成を示している。
図2−3において、携帯型情報端末装置を実現するスマートフォンは、CPU241と、ROM242と、RAM243と、通信I/F244と、ディスプレイ245と、操作部246と、マイク247と、スピーカー248と、カメラ249と、を備えている。また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100を構成する端末装置130を実現するスマートフォンが備える各構成部241〜249は、バス240によってそれぞれ接続されている。
CPU241は、スマートフォン全体の制御をつかさどる。また、CPU241は、日時を計時するタイマ機能を備えていてもよい。ROM242は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM243は、CPU241のワークエリアとして使用される。通信I/F244は、インターネットなどのネットワーク140を介して、当該ネットワーク140に接続されたサーバ110を含む他のコンピュータ装置や別のスマートフォンとの間におけるデータの入出力を制御する。また、通信I/F244は、電話回線網に接続されており、別のスマートフォン(あるいは携帯型電話機やPHS)などの通信端末装置や、固定型電話機との間における音声による通話を実現する。
ディスプレイ245は、たとえば、スマートフォンを携帯型電話機(あるいはPHS)として利用する場合における設定中のモード(マナーモードやドライブモードなど)や電波の受信状態を示す各種のマーク、アイコンあるいはツールボックスなどを表示する。ディスプレイ245は、たとえば、主に液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどによって実現することができる。
操作部246は、文字、数値、各種指示などの入力のためのキーを備え、データ入力をおこなう。操作部246は、たとえば、タッチパネルやキーボードなどによって実現することができる。タッチパネルやキーボードなどによって実現される操作部246は、当該操作部246に対する入力操作に応じた信号をCPU241に対して出力する。操作部246をタッチパネルによって実現する場合、当該タッチパネルは、ディスプレイ245の表示面側に積層される。
マイク247は、アナログデータとして入力された話者の声をアナログ/デジタル変換し、デジタル形式の音声データを生成する。スピーカー248は、通話相手側から送信されたデジタル形式の音声データをデジタル/アナログ変換し、アナログ形式の音声データに基づいてスピーカーコーンにおけるコイルに通電するなどして音声を出力する。カメラ249は、操作部246の操作によって撮像対象を撮像し、画像データを生成する。生成された画像データは、RAM243などに記憶される。通信I/F244は、インターネットなどのネットワーク140に接続され、当該ネットワーク140と端末装置130を実現するスマートフォンの内部とのインターフェースをつかさどる。
(データベース)
つぎに、通信教育システム100が備える各種のデータベースについて説明する。通信教育システム100は、加入者データベース(図3−1を参照)、教材データベース(図3−2を参照)、学習履歴データベース(図3−3を参照)、受信情報データベース(図3−4を参照)などの各種のデータベースを備える。通信教育システム100が備える各種のデータベースは、たとえば、サーバ110を実現するコンピュータ装置が備えるHD215に設けることができる。
つぎに、通信教育システム100が備える各種のデータベースについて説明する。通信教育システム100は、加入者データベース(図3−1を参照)、教材データベース(図3−2を参照)、学習履歴データベース(図3−3を参照)、受信情報データベース(図3−4を参照)などの各種のデータベースを備える。通信教育システム100が備える各種のデータベースは、たとえば、サーバ110を実現するコンピュータ装置が備えるHD215に設けることができる。
通信教育システム100が備える各種のデータベースは、サーバ110を実現するコンピュータ装置が備えるHD215に限らず、たとえば、サーバ110を実現するコンピュータ装置とは別のコンピュータ装置や記憶装置が備えていてもよい。また、通信教育システム100が備える各種のデータベースは、同一のコンピュータ装置あるいは記憶装置が備えるものに限らず、それぞれ別のコンピュータ装置あるいは記憶装置が備えていてもよく、一部のデータベースを別のコンピュータ装置あるいは記憶装置が備えていてもよい。
(加入者データベース)
図3−1は、加入者データベースの一例を示す説明図である。図3−1において、加入者データベース310は、学習対象者に関する情報を記憶する。学習対象者に関する情報は、学習対象者の識別情報を含んでいる。学習対象者の識別情報は、学習対象者ごとに固有の情報であって、たとえば、任意の桁数のアルファベットや数字などの文字列によって構成される会員番号などによって実現することができる。学習対象者に関する情報は、当該学習対象者の氏名(会員氏名)、学年、生年月日、通信教育システム100により実現されるサービスへの加入日(入会日)あるいは加入月(入会月)に関する情報を含む。
図3−1は、加入者データベースの一例を示す説明図である。図3−1において、加入者データベース310は、学習対象者に関する情報を記憶する。学習対象者に関する情報は、学習対象者の識別情報を含んでいる。学習対象者の識別情報は、学習対象者ごとに固有の情報であって、たとえば、任意の桁数のアルファベットや数字などの文字列によって構成される会員番号などによって実現することができる。学習対象者に関する情報は、当該学習対象者の氏名(会員氏名)、学年、生年月日、通信教育システム100により実現されるサービスへの加入日(入会日)あるいは加入月(入会月)に関する情報を含む。
また、学習対象者に関する情報は、当該学習対象者の操作端末120の識別情報を含んでいてもよい。操作端末120の識別情報は、各操作端末120に固有の情報であって、たとえば、操作端末120の製造番号などによって実現することができる。操作端末120の識別情報によって上記の学習対象者の識別情報を実現してもよい。学習対象者に関する情報は、学習対象者の通う学校名や当該学校を含む学区に関する情報を含んでいてもよい。これにより、学習対象者の学校における修学内容にあわせた学習コンテンツを提供することが可能になる。
加入者データベース310において、学習対象者に関する情報は、各操作端末120からサーバ110に対して送信される報告情報を共有する共有グループの識別情報に関連付けて記憶されている。報告情報は、操作端末120を用いて学習をおこなった学習対象者の識別情報と、学習内容に関する情報とを含む。
共有グループは、たとえば、学習対象者と、当該学習対象者の家族(親、祖父母、兄弟姉妹など)などの共有者と、によって構成される。共有グループの識別情報は、共有グループごとに固有の情報であって、たとえば、任意の桁数のアルファベットや数字などの文字列によって構成される会員番号などによって実現することができる。
また、加入者データベース310は、共有グループに属する共有者に関する情報を記憶する。加入者データベース310において、共有者に関する情報は、共有グループの識別情報に関連付けて記憶されている。加入者データベース310においては、学習対象者の識別情報と、共有グループの識別情報と、当該共有グループに属する共有者の識別情報とが関連付けて記憶されている。
共有者に関する情報は、各共有者の識別情報を含んでいる。共有者の識別情報は、共有者ごとに固有の情報であって、たとえば、任意の桁数のアルファベットや数字などの文字列によって実現することができる。共有者に関する情報は、共有者の端末装置130の識別情報を含んでいてもよい。共有者の端末装置130の識別情報は、たとえば、共有者の端末装置130に割り当てられた電子メールアドレスや共有者の端末装置130の製造番号などによって実現することができる。共有者の端末装置130の識別情報によって、共有者の識別情報を実現してもよい。
また、共有者に関する情報は、共有グループに属する共有者の、トーク画面における表示名に関する情報を記憶する。表示名に関する情報は、トーク画面に表示されるメッセージやコメントの入力者を識別可能な情報であって、具体的には、たとえば、「おとうさん」、「おかあさん」などの文字列をあらわすテキスト情報によって実現することができる。表示名に関する情報は、メッセージやコメントの入力者が指定した写真などの画像であってもよい。
通信教育システム100の運用上、共有者は、たとえば、学習対象者の家族や血縁者など所定の条件に該当する者によって実現することができる。共有者を規定する所定の条件は、血縁者に限るものではなく、たとえば、各共有グループに既に属している共有者の承認を得た者を共有者とする条件を設定してもよい。これにより、友人や学校の教師その他血縁関係のない者を共有者とし、当該共有者に関する情報を加入者データベース310に記憶することができる。加入者データベース310における各情報は、たとえば、学習対象者が通信教育システム100が提供するサービスに加入したときに、当該通信教育システム100の管理者などによって適宜設定することができる。
(教材データベース)
図3−2は、教材データベースの一例を示す説明図である。図3−2において、教材データベース320は、教科ごとに、学習コンテンツを記憶する。図3−2においては、算数の教材データベース320を例示している。教材データベース320において、教科ごとに分類された学習コンテンツは、さらに、学習対象者の階層ごとに分類して記憶されている。学習対象者の階層は、たとえば、学習対象者の学年(級または年齢でもよい)によって実現することができる。
図3−2は、教材データベースの一例を示す説明図である。図3−2において、教材データベース320は、教科ごとに、学習コンテンツを記憶する。図3−2においては、算数の教材データベース320を例示している。教材データベース320において、教科ごとに分類された学習コンテンツは、さらに、学習対象者の階層ごとに分類して記憶されている。学習対象者の階層は、たとえば、学習対象者の学年(級または年齢でもよい)によって実現することができる。
教材データベース320において、学習対象者の学年によって分類された学習コンテンツは、さらに、講座ごとに分類して記憶されている。講座は、単元などに基づいて分けられ、学習内容の区分として一定のまとまりを有する。講座は、基本的に単元と同一であり、同一単元における学習量が多く、同一単元の学習コンテンツを一つにまとめると当該学習コンテンツの再生時間が極端に長くなる学習内容の場合に、同じ単元に対して複数設定してもよい。
また、教材データベース320は、学習コンテンツにおける、単元(講座)に関する情報と、当該単元(講座)ごとのテーマと、当該単元(講座)における学習内容に関する情報と、を関連付けて記憶する。また、教材データベース320は、単元(講座)ごとに、各学習コンテンツの履修学年に関する情報を関連付けて記憶する。履修学年は、各学習コンテンツの内容の学習を学校において履修する学年を示す。
単元(講座)ごとに分けられた各学習コンテンツは、操作端末120にインストールされている講座再生アプリケーションを用いて再生可能なフォーマットであって、文字(テキスト)、静止画、音声などの各種のデータによって構成されている。各学習コンテンツは、映像(動画)データを含んでいてもよい。
具体的に、この発明にかかる実施の形態の各学習コンテンツは、たとえば、「ワーク」コンテンツおよび「問題・解答」コンテンツによって構成することができる。ワークは、子供が各学習コンテンツにおいて学習する内容に対する理解を深めることを目的として設けられている。「ワーク」コンテンツは、各学習コンテンツにおいて学習する内容を解説するテキストデータやイメージデータによって実現することができる。問題および解答は、各学習コンテンツにおいて学習する内容に関する問題、および、当該問題の解答であって、「問題・解答」コンテンツはワークが解説する内容に該当する問題および解答を示すテキストデータやイメージデータによって実現することができる。
各単元(講座)の学習は、操作端末120にインストールされている講座再生アプリケーションを用いて、1つの学習コンテンツの再生が完了した場合に完了する。1つの学習コンテンツの1回あたりの再生時間は、子供の集中力などを考慮し、サービス提供者などが事前に設定することができる。具体的には、各学習コンテンツは、1回あたりの再生時間が20分程度になるように構成されていることが好ましい。各学習コンテンツの1回あたりの再生時間を、子供の集中力を考慮した長さ(たとえば、20分程度)に設定することにより、子供が学習中に飽きさせることなく、講座ごとの学習を確実におこなわせることができる。
また、教材データベース320は、問題を解くことを中心とする演習問題の学習コンテンツを記憶する。具体的には、演習問題の学習コンテンツは、たとえば、漢字の読み書きなどを問う「漢検ドリル」や、計算力を問う「計算ドリル」などによって実現することができる。演習問題の学習コンテンツは、ワークを含まず、問題および当該問題の解答によって構成することができる。
(学習履歴データベース)
図3−3は、学習履歴データベースの一例を示す説明図である。図3−3において、学習履歴データベース330は、学習対象者の識別情報ごとに、学習履歴報告情報を記憶する。学習履歴データベース330は、具体的には、たとえば、学習対象者の識別情報ごとに、学習履歴報告情報を記憶する。学習履歴報告情報は、学習対象者の識別情報によって識別される学習対象者の所定期間における学習の履歴に関する情報であって、たとえば、学習日時、学習内容、学習の成績などに関する情報を含む。学習履歴報告情報は、操作端末120から送信される報告情報に基づいて生成され、学習履歴データベース330に記憶される。
図3−3は、学習履歴データベースの一例を示す説明図である。図3−3において、学習履歴データベース330は、学習対象者の識別情報ごとに、学習履歴報告情報を記憶する。学習履歴データベース330は、具体的には、たとえば、学習対象者の識別情報ごとに、学習履歴報告情報を記憶する。学習履歴報告情報は、学習対象者の識別情報によって識別される学習対象者の所定期間における学習の履歴に関する情報であって、たとえば、学習日時、学習内容、学習の成績などに関する情報を含む。学習履歴報告情報は、操作端末120から送信される報告情報に基づいて生成され、学習履歴データベース330に記憶される。
学習履歴データベース330は、所定期間として、たとえば、通信教育システム100のサービスに加入してから現在までの学習履歴報告情報を記憶する。また、学習履歴データベース330は、所定期間として、たとえば、学習対象者の学年のはじめの月(たとえば4月)から現在までの学習履歴報告情報を記憶してもよい。この場合、具体的には、たとえば、現在小学4年であって、小学3年の10月に加入した学習対象者であれば、小学4年時の学習内容にかかる学習履歴報告情報を記憶することができる。
学習履歴報告情報は、たとえば、教科ごとの、各日において学習した講座(再生した学習コンテンツ)、および当該講座の成績などに関する情報を含む。また、学習履歴報告情報は、たとえば、教科ごとの進捗状況などに関する情報を含んでいてもよい。また、学習履歴報告情報は、たとえば、学習していない講座(ダウンロード済みであって再生していない学習コンテンツ)に関する情報を含んでいてもよい。
(受信情報データベース)
図3−4は、受信情報データベースの一例を示す説明図である。図3−4において、受信情報データベース340は、共有グループの識別情報ごとに、操作端末120や端末装置130から受信した情報に関する情報を記憶する。受信情報データベース340は、操作端末120や端末装置130から受信した情報に、当該情報の発信元に関する情報と、当該情報を特定する特定情報と、当該情報を受信した日時に関する情報と、を関連付けて記憶する。
図3−4は、受信情報データベースの一例を示す説明図である。図3−4において、受信情報データベース340は、共有グループの識別情報ごとに、操作端末120や端末装置130から受信した情報に関する情報を記憶する。受信情報データベース340は、操作端末120や端末装置130から受信した情報に、当該情報の発信元に関する情報と、当該情報を特定する特定情報と、当該情報を受信した日時に関する情報と、を関連付けて記憶する。
発信元に関する情報は、たとえば、該当する情報の送信元となる端末装置130を使用する共有者の識別情報や、該当する情報の送信元となる操作端末120を用いて学習をおこなう学習対象者の識別情報によって実現することができる。特定情報は、操作端末120や端末装置130から受信した各情報を特定可能な情報であって、たとえば、サーバ110が操作端末120や端末装置130から情報を受信した順序を示す一連の通し番号によって実現することができる。サーバ110は、特定情報に基づいて、操作端末120や端末装置130から受信した情報を特定することができる。
サーバ110は、たとえば、当該操作端末120を用いて学習をおこなった学習対象者の識別情報と、当該操作端末120を用いておこなった学習内容に関する情報と、を含む報告情報を操作端末120から受信する。学習内容に関する情報は、たとえば、学習日時(学習コンテンツを再生した日時)、学習した講座のタイトル、学習の成績などを含む。サーバ110は、操作端末120から報告情報を受信すると特定情報を生成し、学習内容に関する情報を、受信した情報の内容に関する情報として、生成した特定情報に関連付けて受信情報データベース340に記憶する。
また、サーバ110は、たとえば、学習対象者の識別情報と、当該学習対象者が操作端末120において入力したコメントに関する情報とを含むコメント情報を、操作端末120から受信する。また、サーバ110は、たとえば、共有者の識別情報と、当該共有者が端末装置130において入力したコメントに関する情報とを含むコメント情報を、端末装置130から受信する。操作端末120や端末装置130において入力したコメントに関する情報は、たとえば、任意のテキストデータや、カメラ231、249を用いて撮像した画像や当該画像に書き込んだコメントなどを含む。サーバ110は、操作端末120や端末装置130からコメント情報を受信すると特定情報を生成し、受信したコメント情報に含まれるコメントに関する情報を、受信した情報の内容に関する情報として、生成した特定情報に関連付けて受信情報データベース340に記憶する。
また、サーバ110は、たとえば、共有者の識別情報と、共有者の端末装置130に表示された操作キー(図5−1における符号501eを参照)の操作にともなって入力された学習内容に対するコメントに関する情報と、当該コメントに対応する報告情報を指定する指定情報と、を含むコメント情報を、端末装置130から受信する。指定情報は、該当する報告情報に関連付けられた特定情報であって、特定情報によって実現される指定情報を含むコメント情報を受信することによって、いずれの学習内容に対するコメントであるかを特定することができる。サーバ110は、端末装置130から指定情報を含むコメント情報を受信すると特定情報を生成し、受信したコメント情報に含まれるコメントに関する情報を、受信した情報の内容に関する情報として、受信したコメント情報に含まれる指定情報とともに、生成した特定情報に関連付けて受信情報データベース340に記憶する。
通信教育システム100は、図示を省略するゲームデータベースを備える。ゲームデータベースは、たとえば、操作端末120を実現するコンピュータ装置が備えるメモリ224に設けることができる。ゲームデータベースは、操作端末120において実行可能な複数のゲームアプリケーションを記憶する。ゲームデータベースは、ゲームアプリケーションを学年ごとに分類して記憶してもよい。これにより、学習対象者の学年(年齢)に適した内容のゲームアプリケーションを案内することができる。これにより、たとえば、小学1年の学習対象者に難易度の高いゲームが提供されることにより、当該学習対象者がゲームで遊ぶことに対する興味をなくし、学習意欲が低下することを防止できる。
また、ゲームデータベースは、ゲームアプリケーションごとに、操作端末120においてゲームアプリケーションを実行するために必要なポイント(スター)の数を記憶してもよい。操作端末120においてゲームアプリケーションを実行するために必要なポイント(スター)の数は、ゲームアプリケーションごとに異ならせてもよく、すべてのゲームアプリケーションにおいて同じ数であってもよい。ポイント(スター)は、学習コンテンツを再生することによって学習対象者が学習した場合に発行される。この実施の形態において、発行するポイント(スター)の数は、たとえば、学習内容や成績に応じて適宜設定することができる。スター発行のルールについては説明を後述する。
(通信教育システム100の概要)
つぎに、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100の概要について説明する。この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100において、操作端末120は、電源スイッチ232が操作された場合に起動する。操作端末120は、起動すると、あらかじめインストールされているプログラムを実行することにより、まずサーバ110との間で通信をおこない、サーバ110に対して起動通知を送信する。起動通知は、操作端末120の識別情報を含む。起動通知は、受信情報データベース340の閲覧を要求する閲覧要求を含む。
つぎに、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100の概要について説明する。この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100において、操作端末120は、電源スイッチ232が操作された場合に起動する。操作端末120は、起動すると、あらかじめインストールされているプログラムを実行することにより、まずサーバ110との間で通信をおこない、サーバ110に対して起動通知を送信する。起動通知は、操作端末120の識別情報を含む。起動通知は、受信情報データベース340の閲覧を要求する閲覧要求を含む。
サーバ110は、起動通知(閲覧要求)を受信すると、加入者データベース310、教材データベース320、学習履歴データベース330などを参照して、当該起動通知の送信元となる操作端末120に対して、当該操作端末120にダウンロードされていない学習コンテンツをダウンロードする。操作端末120は、たとえば、1ヶ月分などの所定期間単位で学習コンテンツをダウンロードすることができる。
操作端末120は、各月におけるはじめての起動時に、該当する学年および該当する月の学習コンテンツをまとめてダウンロードする。操作端末120は、起動時にサーバ110の教材データベース320を参照して学習コンテンツの更新チェックをおこない、月ごとの2回目以降の起動に際しても、該当する学年および該当する月の学習コンテンツであって操作端末120にキャッシュされていない学習コンテンツがある場合は、当該学習コンテンツをダウンロードする。
操作端末120は、たとえば、操作端末120の起動日を含む月の学習コンテンツのみを記憶する。この場合、各月におけるはじめての起動に際しては、操作端末120の起動日を含む月の前月以前の学習コンテンツを削除し、操作端末120の起動日を含む月の学習コンテンツのみを記憶する。この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100においては、加入月以降から起動日を含む月までの学習コンテンツであれば、起動日を含む月以外の月であっても、また、削除した学習コンテンツであっても、複数回ダウンロードすることができる。
操作端末120は、サーバ110からダウンロードした学習コンテンツの再生が指示された場合に、該当する学習コンテンツを再生する。操作端末120は、再生する学習コンテンツに含まれる問題の再生に際しては、再生した問題に対する解答の入力を受け付けることができる。学習対象者は、提示された問題の解答を入力する。操作端末120は、解答を入力する操作を受け付けた後、答え合わせを実行する操作を受け付けた場合、入力を受け付けた解答の正誤を判定し、判定結果を表示する。
操作端末120は、指定された学習コンテンツを最後まで再生した場合に、当該学習コンテンツに含まれる問題に対して入力を受け付けた解答の判定結果に基づいて、学習対象者に対して発行するポイント(スター)を算出する。これにより、1つの学習コンテンツを最後まで再生するごと、すなわち、1つの講座を学習するごとに、学習対象者に対して、当該学習によって獲得したポイント(スター)の数を報知することができる。そして、これにより、1つの講座を学習するごとに、学習対象者に対して達成感を与えることができ、自発的かつ継続して問題に取り組ませることが期待できる。
学習対象者は、所定数以上のポイント(スター)を獲得すると、獲得したスターに応じた特典を享受することができる。特典は、具体的には、たとえば、操作端末120を用いておこなうゲームによって実現することができる。操作端末120は、たとえば、獲得したポイント(スター)の数に応じて、ゲームをおこなうことができる時間の長さを調整することによって、獲得したスターに応じた特典を享受させることができる。
学習対象者に対して発行されたポイント(スター)は、たとえば、「学習当日限り」などのように有効期限を設けてもよい。このように、学習対象者が獲得したポイント(スター)に有効期限を設けることにより、特典を享受できる時間すなわちゲームで遊ぶことができる時間に制限を設けることができる。これにより、学習対象者が、長時間ゲームに熱中する状況が生じることを抑制できる。
この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100においては、サーバ110に対して報告情報を送信することを、特典の享受のための条件としている。報告情報は、たとえば、一日分の学習内容とその成績、および、子供から親への連絡事項を含む。子供から親への連絡事項は、たとえば、任意のテキストデータや、カメラ231を用いて撮像した画像や当該画像に書き込んだコメントなどを含むイメージデータによって実現することができる。
操作端末120は、報告情報を送信するための操作を受け付けた場合、当日に再生した学習コンテンツおよび当該学習コンテンツの問題に対する成績などの当日分の学習内容などの学習内容に関する情報を含む報告情報を生成し、生成した報告情報をサーバ110へ送信する。報告情報は、子供から親への連絡事項を含んでいてもよい。操作端末120は、報告情報の送信後、当日獲得したポイント(スター)の数に応じて特典を享受させる。この実施の形態においては、操作端末120においてゲームのアプリケーションを起動することによって特典を享受させることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100において、サーバ110は、操作端末120から送信された報告情報を受信するごとに、受信した報告情報に基づいて、受信情報データベース340を更新する。そして、サーバ110は、操作端末120から送信された報告情報に基づいて、親向けWeb画面情報を生成する。親向けWeb画面情報は、WWWシステムを使ってインターネット上で公開されている情報であって、通信教育システム100への加入に際して通知されるパスワードなどを用いてアクセスすることができる。親向けWeb画面は、学習対象者ごとに、当該学習対象者の学習内容や進捗状況などに関する情報を表示する。親などの共有者は、端末装置130を用いてサーバ110にアクセスし、親向けWeb画面を閲覧することができる。
また、サーバ110は、操作端末120から送信された報告情報や操作端末120や端末装置130から送信されたコメント情報に基づいて、トーク画面情報を生成する。トーク画面情報は、操作端末120や端末装置130においてトーク画面(図4−6、図5−1などを参照)を表示させる情報であって、トーク画面は、経時順に配列された学習内容に関する情報を含む。また、トーク画面は、操作端末120や端末装置130において入力された各種のコメントやメッセージを含む。コメントやメッセージは、たとえば、親などの共有者が入力した任意のテキスト文によって実現することができる。また、コメントやメッセージは、たとえば、あらかじめ設定されている定型のテキスト文の中から親によって選択された任意のテキスト文によって実現してもよい。サーバ110は、操作端末120や端末装置130から送信されたコメント情報を受信するごとに、受信したコメント情報に基づいて、受信情報データベース340を更新する。
通信教育システム100においては、操作端末120からサーバ110を介して端末装置130に送信した学習結果報告情報(親への報告メール)に対して、当該端末装置130から応答情報(返信メール)を受信した場合に、学習対象者が特典を享受する(ゲームで遊ぶ)ことができるようにしてもよい。この場合、端末装置130は、応答情報(返信メール)に享受する特典の条件に関する情報を含む応答情報を送信する。具体的には、たとえば、当日のゲーム時間の上限(最大実行時間)を、享受する特典の条件とすることができる。これにより、特典を享受できる時間すなわちゲームで遊ぶことができる時間に制限を設けることができる。これにより、学習対象者が、長時間ゲームに熱中する状況が生じることを抑制できる。
(学習の方法)
つぎに、操作端末120を用いておこなう学習の方法について説明する。操作端末120を用いておこなう学習は、講座再生アプリケーションを起動し、当該講座再生アプリケーションによって該当する学習コンテンツを再生することによって実現することができる。講座再生アプリケーションは、学習をおこなうメインとなるアプリケーションであって、あらかじめ操作端末120にインストールされている。
つぎに、操作端末120を用いておこなう学習の方法について説明する。操作端末120を用いておこなう学習は、講座再生アプリケーションを起動し、当該講座再生アプリケーションによって該当する学習コンテンツを再生することによって実現することができる。講座再生アプリケーションは、学習をおこなうメインとなるアプリケーションであって、あらかじめ操作端末120にインストールされている。
操作端末120は、所定の入力操作を受け付けた場合に、講座再生アプリケーションを起動して、「ワーク」コンテンツや「問題・解答」コンテンツを再生し、ワーク画面や問題提示画面を表示する。再生する学習コンテンツが「ワーク」コンテンツを含む場合、操作端末120は、まず、「ワーク」コンテンツを再生し、つづいて「問題・解答」コンテンツを再生する。
操作端末120は、再生する学習コンテンツに含まれる問題コンテンツの再生に際しては、問題コンテンツを再生することにより出題される問題に対する解答の入力を受け付けることができる。学習対象者は、提示された問題の解答を入力する。上記のように、操作端末120は、解答を入力する操作を受け付けた後、答え合わせを実行する操作を受け付けた場合、入力を受け付けた解答の正誤を判定し、判定結果を表示する。これにより、学習対象者に対して、入力された解答の正誤を即時報知することができる。
上記のように、ワークと解答を含む問題とによって構成される「問題・解答」コンテンツを、操作端末120にダウンロードしておくことにより、学習対象者によって解答が入力された場合に直ちに正否を判定し、成績として集計することができる。また、上記のように、各学習コンテンツの1回あたりの再生時間を20分程度とすることにより、子供が学習中に飽きてしまうことを抑制しつつ、講座ごとに確実に学習させることができる。
たとえば、1学年分などの大きくまとまった学習コンテンツを連続して再生可能とし、子供自身の判断により学習時間(再生時間)を決定させる場合は、講座が完了する前に学習を中断し、当該講座の学習が不完全な状態で終わることが懸念される。これに対し、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100においては、学習コンテンツを講座ごとにまとめ、かつ、学習コンテンツの1回あたりの再生時間を20分程度とすることにより、子供が学習中に飽きてしまうことを抑制しつつ、講座ごとに確実に学習させることができる。
(スター発行のルール)
上記のように、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100においては、操作端末120において学習コンテンツを再生する、すなわち操作端末120を用いて学習をおこなうと、学習対象者に対して、一日分の学習内容や成績に応じたポイント(スター)を発行する。ポイント(スター)を発行するアプリケーションは、たとえば、操作端末120にあらかじめ記憶することができる。ポイント(スター)を発行するアプリケーションは、講座再生アプリケーションと一連のアプリケーションを構成するものであってもよい。
上記のように、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100においては、操作端末120において学習コンテンツを再生する、すなわち操作端末120を用いて学習をおこなうと、学習対象者に対して、一日分の学習内容や成績に応じたポイント(スター)を発行する。ポイント(スター)を発行するアプリケーションは、たとえば、操作端末120にあらかじめ記憶することができる。ポイント(スター)を発行するアプリケーションは、講座再生アプリケーションと一連のアプリケーションを構成するものであってもよい。
操作端末120は、学習コンテンツを最後まで再生するごとに、ポイント(スター)を発行するアプリケーションを実行し、操作端末120において設定された条件に基づいて、発行するポイント数を算出する。操作端末120は、ポイント(スター)を発行するアプリケーションを実行し、発行するポイント(スター)数の算出をおこなう都度サーバ110にアクセスし、サーバ110において設定された条件に基づいて、発行するポイント数を算出してもよい。
ポイント(スター)は、たとえば、当日に取り組んだ教材の成績に応じて発行数を調整することができる。この場合、具体的には、たとえば、講座の成績が100点であれば3つのポイント(スター)を発行し、講座の成績が80点以上であれば2つのポイント(スター)を発行し、講座の成績が60点以上であれば1つのポイント(スター)を発行し、講座の成績が60点未満であればポイント(スター)の発行をおこなわないように設定することができる。
また、ポイント(スター)は、たとえば、当日に取り組んだ講座が、新規の講座(はじめて着手する講座)であったか否かに応じて、発行数を調整してもよい。この場合、具体的には、たとえば、新規の講座の成績が100点であれば3つのポイント(スター)を発行し、講座の成績が80点以上であれば2つのポイント(スター)を発行し、講座の成績が60点以上であれば1つのポイント(スター)を発行し、講座の成績が60点未満であればポイント(スター)の発行をおこなわないように設定することができる。また、この場合、新規の講座以外の講座の成績が、100点であれば2つのポイント(スター)を発行し、講座の成績が80点以上であれば1つのポイント(スター)を発行し、講座の成績が80点未満であればポイント(スター)の発行をおこなわないように設定することができる。
また、ポイント(スター)は、たとえば、新規の講座の成績が80点未満であり、満点である3つのポイント(スター)を得ることができなかった場合、当該講座を復習した際の成績が100点に達した時点で、未獲得分のポイント(スター)を発行するようにしてもよい。具体的には、たとえば、新規の講座の成績が80点未満であるため1つのポイント(スター)の発行を受けた学習対象者が、当該講座に再度取り組んだ(復習した)際の成績が100点であった場合、満点である3つから既に獲得している1つを差し引いた2個のポイント(スター)を発行する。これにより、学習対象者に対して、理解が不十分な(満点を取れていない)教科の講座の復習を促すことができる。
ポイント(スター)は、たとえば、ゲームによって特典を実現する場合、ポイント(スター)1つあたり5分間のゲーム時間に換算して利用することができる。この場合、ゲーム時間は、『(獲得したポイント(スター)の数)×(5分)』となる。このように、ポイント(スター)1つあたり5分間のゲーム時間に換算して利用する場合、ポイント(スター)を獲得することによって得られる特典は、ポイント(スター)を所定個数以上集めた場合に限って享受できるようにしてもよい。具体的には、たとえば、ポイント(スター)を3つ以上集めた場合にゲームで遊ぶことが許可されるように設定することができる。この場合、ポイント(スター)を2つ獲得した場合には報告をおこなった場合にもゲームをすることはできず、ポイント(スター)を3つ以上獲得した場合に、獲得したポイント(スター)1つあたり5分のゲーム時間のゲームをすることができる。
また、この場合、獲得できるポイント(スター)の数は、親など学習対象者以外の者が、上限を設定してもよい。具体的には、たとえば、1つあたり5分のゲーム時間に換算できるポイント(スター)の獲得上限数を12個とした場合、ゲーム時間を最大60分に制限することができる。また、獲得したポイント(スター)の数にかかわらず、ゲームはできないように設定することもできる。また、ポイント(スター)1つあたりのゲーム時間を、親などが任意に調整できるようにしてもよい。具体的には、たとえば、ポイント(スター)1つあたりのゲーム時間を3分に設定したり、ポイント(スター)1つあたりのゲーム時間を6分に設定したりすることができる。
ポイント(スター)は、学習した時間の長さではなく、実際の学習内容に応じて発行するように設定してもよい。たとえば、同じ講座を学習した場合、成績がよいほど、多くのスターを得ることができるように設定することができる。これにより、子供に対して、「速く」、「正確に」、問題に解答するよう意識させることができ、向上心を養わせることができる。通信教育システム100においては、当日の学習内容に応じてポイント(スター)が発行され、かつ、当日の学習内容を報告しなければ特典を享受することができないため、「やったふり」などの虚偽の報告ができず、また、「自身の学力で解答せず、模範解答を見ながら解答する」などの不正ができない。これにより、子供の学力を確実に向上させることができる。
また、通信教育システム100においては、講座の学習を消化し、間違えた箇所は間違いを直し、復習し、ドリルで演習してさらに力を付け、かつ、新規の講座でよい成績ではなくても、復習することによってよい成績をおさめれば同じようにポイント(スター)を獲得し、同じように特典を享受することができるため、子供が自分から取り組みたくなるよう誘導することができる。
(操作端末120の表示画面例)
つぎに、操作端末120が表示する各種の表示画面例について説明する。図4−1、図4−2、図4−3、図4−4、図4−5および図4−6は、操作端末120が表示する各種の表示画面を示す説明図である。図4−1、図4−2、図4−3、図4−4、図4−5および図4−6に示した表示画面は、操作端末120を実現するコンピュータ装置が備えるディスプレイ227に表示される。
つぎに、操作端末120が表示する各種の表示画面例について説明する。図4−1、図4−2、図4−3、図4−4、図4−5および図4−6は、操作端末120が表示する各種の表示画面を示す説明図である。図4−1、図4−2、図4−3、図4−4、図4−5および図4−6に示した表示画面は、操作端末120を実現するコンピュータ装置が備えるディスプレイ227に表示される。
(ホーム画面)
図4−1においては、ホーム画面401を示している。操作端末120は、たとえば、子供などの学習対象者によって電源スイッチ232が押下されるなど、操作端末120を起動する操作を受け付けた場合に、ホーム画面401を表示する。操作端末120は、学習をする際、すなわち、操作端末120を起動するごとに必ずホーム画面401を表示する。
図4−1においては、ホーム画面401を示している。操作端末120は、たとえば、子供などの学習対象者によって電源スイッチ232が押下されるなど、操作端末120を起動する操作を受け付けた場合に、ホーム画面401を表示する。操作端末120は、学習をする際、すなわち、操作端末120を起動するごとに必ずホーム画面401を表示する。
操作端末120は、操作端末120に対する直接の操作を受け付けた場合、基本的に(メンテナンスなど特殊な場合を除く通常の使用時には)、学習に関わるアプリケーションのみを起動する。これにより、操作端末120を学習専用に用いることができる。そして、これによって、任意のゲームのアプリケーションなどをダウンロード可能にした場合と比較して、子供などの学習対象者に、当該学習対象者を迷わせることなく学習に取り組ませることができる。
操作端末120は、ホーム画面401において、操作端末120において学習可能な教科の一覧401aを表示する。一覧401aには、学習対象とする各教科(たとえば、国語・算数・理科・社会・英語)名や、「漢検ドリル」および「計算ドリル」などの演習問題名が含まれる。学習対象とする各教科は、たとえば、「小学1年生および小学2年生については、『こくご』、『さんすう』の2教科のみ」、「小学3年生および小学4年生については『国語』、『算数』、『理科』、『社会』の4教科」などのように、学習対象者の学年や年齢に応じて調整することができる。また、たとえば、小学1年生および小学2年生については、発行漢字に配慮し、教科名(タイトル)を『こくご』、『さんすう』などのようにひらがな表記にしてもよい。操作端末120は、一覧401aの中のいずれかの教科を選択する操作を受け付けた場合に、ホーム画面401に切り換えて単元選択画面(図4−2、図4−3を参照)を表示する。
また、操作端末120は、ホーム画面401において、「れんらくする」キー401bを表示する。操作端末120は、「れんらくする」キー401bを選択する操作を受け付けた場合に、報告情報送信用のアプリケーションを起動して報告情報を生成し、生成した報告情報をサーバ110に送信する。具体的に、操作端末120は、「れんらくする」キー401bを選択する操作を受け付けた場合に、直前に起動されてから「れんらくする」キー401bを選択する操作を受け付けるまでに再生した学習コンテンツおよび当該学習コンテンツを再生した日時などに基づいて、報告情報を生成する。報告情報は、学習日時(学習コンテンツを再生した日時)、学習した講座のタイトル、学習の成績などの学習内容に関する情報を含む。これにより、学習対象者は、「れんらくする」キー401bを選択する操作をおこなうだけで、報告情報送信用のアプリケーションを起動し、上記の親への報告をおこなうことができる。
また、操作端末120は、ホーム画面401において、カレンダー401cを表示する。カレンダー401cは、操作端末120の起動日が属する月における曜日および日付を表示する。操作端末120は、ホーム画面401において、カレンダー401cの日付ごとに、予定などを表示することができる。カレンダー401cにおける予定は、親または子供が操作端末120を直接操作することによって入力できる。カレンダー401cにおける予定は、たとえば、予定アイコン401dなどによってあらわすことができる。カレンダー401cは、1ヶ月単位でスクロールして表示することができ、学習対象者が入力した予定は1ヶ月単位で確認することができる。
予定の記入/追加/変更に際しては、たとえば、文字入力などはおこなわず、通信教育システム100の運用者(管理者)側であらかじめ用意された予定アイコン401dを選択して登録させることができる。これにより、低学年の子供でもスケジュール帳にシールを貼っていく感覚でカレンダー機能を利用することができ、子供の満足感を高めることができる。そして、これによって、操作端末120に親しませ、操作端末120を起動したくなる環境を構築することができる。そして、操作端末120を積極的に起動させることによって、学習に取り組みやすい環境を構築することができる。操作端末120は、操作端末120のカメラ231を用いて撮像した写真などの画像データを、カレンダー401cにおける各日付に関連付けて記憶してもよい。
操作端末120においては、たとえば、操作端末120を使用する時刻(時間帯)や、インターネットに接続する条件などを設定できるようにしてもよい。そして、親が設定した時刻(時間帯)にアラームが起動するようにしてもよい。これにより、決められた勉強開始時刻が到来したことをアラームにより子供に気づかせることができ、毎日の学習の習慣づけに繋げることができる。なお、これらの条件の設定を可能とする場合、操作端末120は、親の同意のもとに設定できるように、親などに確認を要求するダイアログや、親などにパスワードを入力させるダイアログなどを表示させるようにしてもよい。
(単元選択画面)
図4−2および図4−3においては、単元選択画面を示している。図4−2においては、学習教科のうちの「国語」を選択する操作を受け付けた場合に表示される単元選択画面402を示している。図4−3においては、学習教科のうちの「英語」を選択する操作を受け付けた場合に表示される単元選択画面403を示している。
図4−2および図4−3においては、単元選択画面を示している。図4−2においては、学習教科のうちの「国語」を選択する操作を受け付けた場合に表示される単元選択画面402を示している。図4−3においては、学習教科のうちの「英語」を選択する操作を受け付けた場合に表示される単元選択画面403を示している。
操作端末120は、ホーム画面401を表示している状態において、教科の一覧401aの中のいずれかの教科を選択する操作を受け付けた場合に、選択された教科の単元選択画面(講座選択画面)402、403を表示する。単元選択画面402、403は、起動日を含む月に履修する講座の一覧402a、403aを含む。
操作端末120は、単元選択画面402、403において、講座の一覧402a、403aを構成する各講座を示すアイコン402b、403bを表示する。各アイコン402b、403bは、それぞれランチャーの機能を備える。操作端末120は、単元選択画面402、403において、1のアイコン402b、403bを選択する操作を受け付けた場合、講座再生アプリケーションを起動し、当該講座再生アプリケーションによって該当する講座の学習コンテンツを再生する。
操作端末120は、単元選択画面402において、表示中の月の前月あるいは次月の単元選択画面402を表示させる「切り換え」キー402cを表示する。操作端末120は、「切り換え」キー402cを選択する操作を受け付けた場合に、表示中の単元選択画面402を切り換えて、表示中の月の前月または表示中の月の次月の単元選択画面402を表示する。
操作端末120は、単元選択画面403において、表示中の学習内容(アイコン403b)の前あるいは次の学習内容を表示させる「切り換え」キー403cを表示する。操作端末120は、「切り換え」キー403cを選択する操作を受け付けた場合に、表示中の単元選択画面403を切り換えて、表示中の学習内容(アイコン403b)の前または表示中の学習内容(アイコン403b)の次の学習内容(アイコン403b)を含む単元選択画面403を表示する。
上記においては、学習教科における任意の教科が選択された場合を例にして説明したが、操作端末120は、「漢検ドリルの起動」あるいは「計算ドリルの起動」を選択する操作を受け付けた場合も、学習教科における任意の教科が選択された場合と同様に動作する。操作端末120は、ホーム画面401を表示している状態において、学習教材における「漢検ドリルの起動」あるいは「計算ドリルの起動」を選択する操作を受け付けた場合、上記の学習教科についての単元選択画面402、403と同様の単元選択画面402、403を表示する。
(通知画面)
図4−4および図4−5においては、通知画面を示している。図4−4および図4−5において、操作端末120は、ホーム画面401を表示している状態において、サーバ110に対して共有者によるコメントあるいはメッセージの入力がおこなわれた場合、通知画面404、405を表示する。共有者によるコメントあるいはメッセージの入力がおこなわれた場合、操作端末120は、ホーム画面401において、「コメントが届いたよ。」などのメッセージ404aを表示した通知画面404や、「おとうさんからメッセージがとどいたよ」などのメッセージ405aを表示した通知画面405を表示する。
図4−4および図4−5においては、通知画面を示している。図4−4および図4−5において、操作端末120は、ホーム画面401を表示している状態において、サーバ110に対して共有者によるコメントあるいはメッセージの入力がおこなわれた場合、通知画面404、405を表示する。共有者によるコメントあるいはメッセージの入力がおこなわれた場合、操作端末120は、ホーム画面401において、「コメントが届いたよ。」などのメッセージ404aを表示した通知画面404や、「おとうさんからメッセージがとどいたよ」などのメッセージ405aを表示した通知画面405を表示する。
(トーク画面)
図4−6においては、トーク画面を示している。図4−6において、トーク画面406は、操作端末120からサーバ110に対して送信した報告情報に基づいて、学習内容に関する情報406aを表示する。学習内容に関する情報406aは、トーク画面406において、経時順に配列されている。
図4−6においては、トーク画面を示している。図4−6において、トーク画面406は、操作端末120からサーバ110に対して送信した報告情報に基づいて、学習内容に関する情報406aを表示する。学習内容に関する情報406aは、トーク画面406において、経時順に配列されている。
学習内容に関する情報406aは、「算数」、「国語」、「漢検ドリル」などのように、操作端末120が起動されてから「れんらくする」キー401bが操作されるまでの間におこなった学習を、教科ごとに案内する。トーク画面406は、学習内容に関する情報406aによって案内される学習をおこなった学習対象者を示すアイコン406bや、学習内容に関する情報406aの送信時刻406cなどを表示する。トーク画面406において、学習をおこなった学習対象者を示すアイコン406bは、学習内容に関する情報406aと並べて表示されている。また、トーク画面406は、学習内容に関する情報406aとともに、当該学習内容に関する情報406aにかかる報告情報の送信時に撮影した写真406dなどを表示してもよい。
トーク画面406は、学習内容に関する情報406aに加えて、同じ共有グループを構成する端末装置130において入力されたコメント406eを表示する。コメント406eは、学習内容に関する情報406aに応じて、親などの共有者から学習対象者に対してなされる評価や感想などであって、トーク画面406において学習内容に関する情報406aを表示する枠内に表示される。コメント406eは、当該コメント406eのサーバ110における受信時刻にかかわらず、対応する学習内容に関する情報406aを表示する枠内に表示される。これにより、学習内容に関する情報406aに対するコメント406eであることを容易かつ確実に伝えることができる。
また、トーク画面406は、学習内容に関する情報406aやコメント406eに加えて、端末装置130や操作端末120において入力されたメッセージ406fを表示する。メッセージ406fは、学習内容に関する情報406aが示す内容に無関係に、任意の情報によって実現することができる。トーク画面406において、メッセージ406fは、当該メッセージ406fのサーバ110における受信時刻にしたがって、経時順に(時系列で)配列される。これにより、メッセージ406fのやりとりの経緯を、容易かつ確実に把握することができる。
学習対象者は、トーク画面406に表示された「コメント」キー406gを操作することによって、操作端末120を用いてメッセージ406fを入力することができる。また、トーク画面406に表示された「スタンプ」キー406hや「写真」キー406iを操作することによって、テキストによるメッセージの他に、スタンプと称される画像データや、操作端末120を用いて撮影した写真画像などをメッセージ406fとすることができる。
(端末装置130の表示画面例)
つぎに、端末装置130が表示する各種の表示画面例について説明する。図5−1、図5−2、図5−3、図5−4、図5−5、図5−6および図5−7は、端末装置130が表示する各種の表示画面を示す説明図である。図5−1、図5−2、図5−3、図5−4、図5−5、図5−6および図5−7に示した表示画面は、端末装置130を実現するコンピュータ装置が備えるディスプレイ245に表示される。
つぎに、端末装置130が表示する各種の表示画面例について説明する。図5−1、図5−2、図5−3、図5−4、図5−5、図5−6および図5−7は、端末装置130が表示する各種の表示画面を示す説明図である。図5−1、図5−2、図5−3、図5−4、図5−5、図5−6および図5−7に示した表示画面は、端末装置130を実現するコンピュータ装置が備えるディスプレイ245に表示される。
(トーク画面・その1)
図5−1においては、端末装置130に表示されるトーク画面を示している。図5−1において、端末装置130に表示されるトーク画面501は、トーク画面406と同様に、操作端末120からサーバ110に対して送信した報告情報に基づく、学習内容に関する情報501aを表示する。学習内容に関する情報501aは、トーク画面501において、経時順に配列されている。トーク画面501において、学習内容に関する情報501aの近傍には、当該学習内容に関する情報501aのサーバ110における受信時刻501bが表示される。
図5−1においては、端末装置130に表示されるトーク画面を示している。図5−1において、端末装置130に表示されるトーク画面501は、トーク画面406と同様に、操作端末120からサーバ110に対して送信した報告情報に基づく、学習内容に関する情報501aを表示する。学習内容に関する情報501aは、トーク画面501において、経時順に配列されている。トーク画面501において、学習内容に関する情報501aの近傍には、当該学習内容に関する情報501aのサーバ110における受信時刻501bが表示される。
端末装置130において、トーク画面501は、端末装置130の画面サイズに応じて部分的に表示される。端末装置130におけるトーク画面501は、手指などで画面を上方向や下方向に送る操作をおこなうことによって、全体を確認することができる。学習内容に関する情報501aは、端末装置130の画面サイズに応じて、表示枠のサイズが調整されており、「詳細」キー501cを操作することによって全体を確認することができる。
トーク画面501は、学習内容に関する情報501aが示す学習内容と同じ、または、当該学習内容に類する問題501dを、学習内容に関する情報501aの表示枠内に表示する。問題501dは、学習内容に関する情報501aの表示枠の近傍に配列されるものであってもよい。
トーク画面501において、学習内容に関する情報501aの近傍には、学習内容に対するコメント(図4−6における406eを参照)を入力させる、「コメントを返す」キー(操作キー)501eが表示されている。「コメントを返す」キー501eは、トーク画面501において、学習内容に関する情報501aを表示する枠501f内に表示される。親などの共有者は、「コメントを返す」キー501eを操作することによって、トーク画面501における学習内容に関する情報501aに対するコメントを入力することができる(図5−3を参照)。
トーク画面501において、枠501f内には、「コメントを返す」キー501eを操作することにより入力されたコメントを表示する領域を示すコメント表示欄501gが表示されている。「コメントを返す」キー501eは、コメント表示欄501gの内側に表示される。コメント表示欄501gは、たとえば、メッセージ501iを入力した共有者を示すアイコン501hが示すキャラクターなどのマーク(共有者の写真や任意のイラストなどでもよい)が示す共有者から発せられた台詞を囲む「吹き出し」のような形状とすることができる。
トーク画面501において、コメント表示欄501gの内側に「コメントを返す」キー501eを表示することにより、「コメントを返す」キー501eが表示されているコメント表示欄501gを含む枠501f内に表示された学習内容に関する情報501aに対して、コメントを残せてないことを明確に分かりやすく、一目瞭然に案内することができる。そして、コメントを残せてないことを明確に分かりやすく案内することにより、枠501f内に表示された学習内容に関する情報501aに対して、親などの共有者がコメントを残したくなるように心理的に誘導する効果を期待することができる。これにより、親子のコミュニケーションの活性化を図ることができる。
トーク画面501において、アイコン501hは、学習をおこなった学習対象者や、親などの共有者を示している。トーク画面501において、学習をおこなった学習対象者を示すアイコン501hは、学習内容に関する情報501aと並べて表示される。トーク画面501に表示される、親などの共有者を示すアイコン501hのうち、トーク画面501を見るために端末装置130を起動している共有者を示すアイコン501hは、その他の共有者や学習対象者を示すアイコン501とは異なる場所に表示される。たとえば、端末装置130を起動している共有者を示すアイコン501hはトーク画面501における右側に表示され、その他の共有者や学習対象者を示すアイコン501hはトーク画面501における左側に表示される。
トーク画面501は、学習内容に関する情報501aに加えて、端末装置130や操作端末120において入力されたメッセージ501iを表示する。メッセージ501iは、学習内容に関する情報501aが示す内容に無関係に、任意の情報によって実現することができる。トーク画面501において、情報501aが示す内容とは無関係に入力されたメッセージ501iは、当該メッセージ501iのサーバ110における受信時刻にしたがって、経時順に(時系列で)配列される。これにより、メッセージ501iのやりとりの経緯を、容易かつ確実に把握することができる。
トーク画面501は、メッセージ501iの入力を受け付けるコメント入力欄501jを表示する。端末装置130は、トーク画面501の表示中に、コメント入力欄501jを選択する操作を受け付けた場合、端末装置130においてメッセージ501iの入力を受け付ける表示画面を表示する(図5−3を参照)。また、トーク画面501に表示された「スタンプ」キー501kや「写真」キー501lを操作することによって、テキストによるメッセージの他に、スタンプと称される画像データや、端末装置130を用いて撮影した写真画像などをメッセージ501iとすることができる。
さらに、トーク画面501は、コメント入力欄501jに入力されたメッセージ501iや、「スタンプ」キー501kや「写真」キー501lの操作にともなって入力されたスタンプや写真画像などを、サーバ110に送信する「送る」キー501mを表示する。トーク画面501において、メッセージ501iを入力した共有者を示すアイコン501hは、各メッセージ501iと並べて表示されている。トーク画面501において、各メッセージ501iの近傍には、当該メッセージ501iのサーバ110における受信時刻501bが表示される。
(トーク画面・その2)
図5−2においては、端末装置130に表示されるトーク画面を示している。図5−2において、端末装置130に表示されるトーク画面502は、トーク画面501における「詳細」キー501cが操作された場合に、端末装置130に表示される。トーク画面502は、学習内容に関する情報501aが示す学習内容よりも、より詳細な学習内容に関する情報502aを表示する。親などの共有者は、コメント入力画面501に表示された「詳細」キー501cを操作することによって、トーク画面501において情報501a示す学習内容を表示させ、学習対象者がおこなった学習内容を確認することができる。
図5−2においては、端末装置130に表示されるトーク画面を示している。図5−2において、端末装置130に表示されるトーク画面502は、トーク画面501における「詳細」キー501cが操作された場合に、端末装置130に表示される。トーク画面502は、学習内容に関する情報501aが示す学習内容よりも、より詳細な学習内容に関する情報502aを表示する。親などの共有者は、コメント入力画面501に表示された「詳細」キー501cを操作することによって、トーク画面501において情報501a示す学習内容を表示させ、学習対象者がおこなった学習内容を確認することができる。
トーク画面502は、より詳細な学習内容に関する情報502aを、トーク画面501における情報501aが示すような学習内容に切り換えるための「閉じる」キー502bを表示する。端末装置130は、「閉じる」キー502bを選択する操作を受け付けた場合、トーク画面502をトーク画面501に切り換える。
(コメント入力画面・その1)
図5−3においては、端末装置130に表示されるコメント入力画面を示している。図5−3において、端末装置130に表示されるコメント入力画面503は、トーク画面501においてコメント入力欄501jが操作された場合に、端末装置130に表示される。親などの共有者は、コメント入力画面502に表示された操作キー503aを操作することによって、テキスト形式のメッセージ406f、501iを入力することができる。
図5−3においては、端末装置130に表示されるコメント入力画面を示している。図5−3において、端末装置130に表示されるコメント入力画面503は、トーク画面501においてコメント入力欄501jが操作された場合に、端末装置130に表示される。親などの共有者は、コメント入力画面502に表示された操作キー503aを操作することによって、テキスト形式のメッセージ406f、501iを入力することができる。
コメント入力画面503は、表示中の画面が、テキスト形式のメッセージ406f、501iを入力するコメント入力欄501jを表示する。また、コメント入力画面503は、表示中の画面を、スタンプと称される画像データを入力するコメント入力画面(図5−4、図5−5を参照)に切り換える「スタンプ」キー501kや、端末装置130を用いて撮影した写真画像などの画像データを入力するコメント入力画面(図5−6を参照)に切り換える「写真」キー501lを表示する。
(コメント入力画面・その2)
図5−4においては、端末装置130に表示されるコメント入力画面を示している。図5−4において、端末装置130に表示されるコメント入力画面504は、トーク画面501において「スタンプ」キー501kが操作された場合やコメント入力画面503において「スタンプ」キー501kが操作された場合に、端末装置130に表示される。親などの共有者は、コメント入力画面504においてスタンプ504aを選択することによって、当該スタンプ504aを入力することができる。コメント入力画面504において入力可能なスタンプ504aは、コメント入力画面504に表示された各種のタブ504bを選択することにより、複数種類に切り換えることができる(図5−5を参照)。
図5−4においては、端末装置130に表示されるコメント入力画面を示している。図5−4において、端末装置130に表示されるコメント入力画面504は、トーク画面501において「スタンプ」キー501kが操作された場合やコメント入力画面503において「スタンプ」キー501kが操作された場合に、端末装置130に表示される。親などの共有者は、コメント入力画面504においてスタンプ504aを選択することによって、当該スタンプ504aを入力することができる。コメント入力画面504において入力可能なスタンプ504aは、コメント入力画面504に表示された各種のタブ504bを選択することにより、複数種類に切り換えることができる(図5−5を参照)。
(コメント入力画面・その3)
図5−5においては、端末装置130に表示されるコメント入力画面を示している。図5−5において、端末装置130に表示されるコメント入力画面505は、コメント入力画面504において、所定のタブ504bを選択する操作を受け付けた場合に、端末装置130に表示される。コメント入力画面505は、コメント入力画面504に表示されたスタンプ504aとは異なるスタンプ505aを表示する。親などの共有者は、コメント入力画面505においてスタンプ505aを選択することによって、当該スタンプ505aを入力することができる。
図5−5においては、端末装置130に表示されるコメント入力画面を示している。図5−5において、端末装置130に表示されるコメント入力画面505は、コメント入力画面504において、所定のタブ504bを選択する操作を受け付けた場合に、端末装置130に表示される。コメント入力画面505は、コメント入力画面504に表示されたスタンプ504aとは異なるスタンプ505aを表示する。親などの共有者は、コメント入力画面505においてスタンプ505aを選択することによって、当該スタンプ505aを入力することができる。
また、コメント入力画面505は、あらかじめ設定された定型メッセージを入力するための「おすすめコメント」キー505bを表示する。端末装置130は、「おすすめコメント」キー505bを選択する操作を受け付けた場合、たとえば、あらかじめ設定された定型メッセージの一覧を表示する。この場合、親などの共有者は、あらかじめ設定された定型メッセージの一覧の中から、選択された定型メッセージをコメント入力欄501jに表示する。
(コメント入力画面・その4)
図5−6においては、端末装置130に表示されるコメント入力画面を示している。図5−6において、端末装置130に表示されるコメント入力画面506は、トーク画面501において「写真」キー501lが操作された場合やコメント入力画面503、504、505において「写真」キー501lが操作された場合に、端末装置130に表示される。親などの共有者は、コメント入力画面506において、「写真を選択する」キー506aを操作してあらかじめ撮影してある写真を選択したり、「写真を撮る」キー506bを操作して写真を撮影することによって、該当する写真506cを入力することができる。
図5−6においては、端末装置130に表示されるコメント入力画面を示している。図5−6において、端末装置130に表示されるコメント入力画面506は、トーク画面501において「写真」キー501lが操作された場合やコメント入力画面503、504、505において「写真」キー501lが操作された場合に、端末装置130に表示される。親などの共有者は、コメント入力画面506において、「写真を選択する」キー506aを操作してあらかじめ撮影してある写真を選択したり、「写真を撮る」キー506bを操作して写真を撮影することによって、該当する写真506cを入力することができる。
(トーク画面・その3)
図5−7においては、端末装置130に表示されるトーク画面を示している。図5−7において、端末装置130に表示されるトーク画面507は、コメント入力画面503、504、505、506において所定の操作をおこなうことによって入力されたテキスト形式のメッセージ501iや、スタンプ504a、505aや、写真506cなどを表示する。
図5−7においては、端末装置130に表示されるトーク画面を示している。図5−7において、端末装置130に表示されるトーク画面507は、コメント入力画面503、504、505、506において所定の操作をおこなうことによって入力されたテキスト形式のメッセージ501iや、スタンプ504a、505aや、写真506cなどを表示する。
上記のように、トーク画面501、502における「コメントを返す」キー501eが操作された場合、コメント入力画面503(あるいはコメント入力画面504やコメント入力画面505やコメント入力画面506)が表示される。親などの共有者が、「コメントを返す」キー501eを操作することによって表示させたコメント入力画面503、504、505、506において所定の操作をおこなうことによって入力されたコメント507aは、当該コメント507aのサーバ110における受信時刻にかかわらず、学習内容に関する情報501aを表示する枠501f内に表示される。
(サーバ110の機能的構成)
つぎに、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100におけるサーバ110の機能的構成について説明する。図6は、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100におけるサーバ110の機能的構成を示す説明図である。
つぎに、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100におけるサーバ110の機能的構成について説明する。図6は、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100におけるサーバ110の機能的構成を示す説明図である。
図6において、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100におけるサーバ110は、記憶部601、受信部602、共有グループ特定部603、報告情報抽出部604、画面情報生成部605、送信部606を備える。サーバ110の各機能を実現する各部601〜606は、サーバ110を実現するコンピュータ装置が備える各部によって実現することができる。
記憶部601は、加入者データベース310(第1の記憶部601)、教材データベース320、学習履歴データベース330、受信情報データベース340(第2の記憶部601)などの各種のデータベースを格納する。また、記憶部601は、端末装置130や操作端末120から送信される情報に基づいて、適宜これらの各種のデータベースの更新をおこなう。
受信部602は、学習対象者の端末装置である操作端末120から報告情報を受信する。報告情報は、当該学習対象者の識別情報と当該操作端末120を用いた学習内容に関する情報とを含む。また、受信部602は、親などの共有者の端末装置130や操作端末120から閲覧要求を受信する。端末装置130から送信される閲覧要求は、共有者の識別情報を含む。操作端末120から送信される閲覧要求は、学習対象者の識別情報を含む。操作端末120および端末装置130は、受信情報データベース340が更新された場合に、サーバ110から送信された更新通知を受信した場合に、サーバ110に対して閲覧要求を送信する。
また、受信部602は、端末装置130や操作端末120からコメント情報を受信する。端末装置130から送信されるコメント情報は、共有者の識別情報と、端末装置130に表示された操作キーの操作にともなって入力されたコメントに関する情報と、当該コメントが入力された報告情報を特定する特定情報と、を含む。入力されたコメントに関する情報は、端末装置130に表示された操作キーの操作にともなって入力されたコメント、すなわち、報告情報に対するコメントに関する情報に限るものではない。この場合、コメント情報は、共有者の識別情報と共有者の端末装置において入力されたコメントに関する情報とを含む。操作端末120から送信されるコメント情報は、学習対象者の識別情報と、操作端末120において入力されたコメントに関する情報と、を含む。
記憶部601は、受信部602が報告情報を受信した場合、受信した報告情報に基づいて、受信情報データベース340を更新する。また、記憶部601は、受信部602がコメント情報を受信した場合、受信したコメント情報に基づいて、受信情報データベース340を更新する。
共有グループ特定部603は、加入者データベース310(第1の記憶部601)を参照して、受信した報告情報に含まれる学習対象者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定する。また、共有グループ特定部603は、加入者データベース310(第1の記憶部601)を参照して、受信部602が受信したコメント情報や閲覧要求に含まれる共有者の識別情報や学習対象者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定する。
報告情報抽出部604は、受信情報データベース340(第2の記憶部601)を参照して、共有グループ特定部603が特定した共有グループの識別情報に関連付けられた報告情報を抽出する。画面情報生成部605は、画面情報を生成する。画面情報生成部605は、端末装置130に表示させる共有者用の画面情報と、操作端末120に表示させる学習対象者用の画面情報と、を生成する。
画面情報生成部605は、操作端末120から送信された報告情報を受信した場合に、画面情報を生成する。画面情報生成部605は、操作端末120や端末装置130から送信されたコメント情報や閲覧情報を受信した場合に、画面情報を生成する。画面情報生成部605は、操作端末120や端末装置130から送信された報告情報やコメント情報を受信することによって受信情報データベース340が更新されるごとに、画面情報を生成する。
画面情報生成部605は、端末装置130に表示させる共有者用の画面情報として、端末装置130においてトーク画面501を表示させる画面情報を生成する。上記のように、トーク画面501においては、学習内容に関する情報が経時順に配列され、学習内容に関する情報の近傍に「コメントを返す」キー(操作キー)501eが配列されている。
また、トーク画面501においては、コメントに関する情報が、経時順に配列されている。さらに、共有者用の画面情報に基づいて表示されるトーク画面501においては、学習内容と同じまたは当該学習内容に類する問題が、特定した報告情報の表示枠内または特定した報告情報の近傍に配列されている。
画面情報生成部605は、操作端末120に表示させる学習対象者用の画像情報として、操作端末120においてトーク画面406を表示させる画面情報を生成する。上記のように、トーク画面406においては、学習内容に関する情報が経時順に配列されている。トーク画面406においては、「コメントを返す」キー(操作キー)501eは表示されない。また、トーク画面406においては、コメントに関する情報が、経時順に配列されている。
具体的には、画面情報生成部605は、受信部602が受信した報告情報に含まれる学習内容に関する情報および当該報告情報を受信した日時を、受信部602が受信した報告情報に関連付けられた日時にしたがって記述することにより、トーク画面406、501を表示させる画面情報を生成する。また、具体的には、画面情報生成部605は、受信部602が受信したコメント情報および当該コメント情報を受信した日時を、受信部602が受信したコメント情報に関連付けられた日時にしたがって記述することにより、トーク画面406、501を表示させる画面情報を生成する。
送信部606は、画面情報生成部605が生成した画面情報を、共有グループ特定部603が特定した共有グループに属する端末装置130、および、当該共有グループに属する操作端末120に送信する。送信部606は、受信情報データベース340が更新された場合、共有グループ特定部603が特定した共有グループに属する端末装置130および操作端末120に、受信情報データベース340が更新されたことを通知する通知情報を送信し、送信した通知情報に応じて端末装置130や操作端末120から閲覧要求を受信した場合に、該当する端末装置130や操作端末120に対して画面情報生成部605が生成した画面情報を送信する。
(サーバ110の処理手順)
つぎに、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100におけるサーバ110の処理手順について説明する。図7および図8は、サーバ110の処理手順を示すフローチャートである。
つぎに、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100におけるサーバ110の処理手順について説明する。図7および図8は、サーバ110の処理手順を示すフローチャートである。
図7のフローチャートにおいて、まず、操作端末120から送信された報告情報を受信したか否かを判断する(ステップS701)。ステップS701において、操作端末120から送信された報告情報を受信した場合(ステップS701:Yes)、受信した報告情報に含まれる、学習対象者の識別情報を抽出する(ステップS702)。そして、加入者データベース310を参照して、ステップS702において抽出した学習対象者の識別情報に関連付けられた共有グループの識別情報を特定する(ステップS703)。
つぎに、ステップS703において特定した共有グループの識別情報に関連付けて、ステップS701:Yesにおいて受信した報告情報に含まれる学習内容に関する情報、および、当該報告情報の送信元となる学習対象者の識別情報(あるいは該当する操作端末120の識別情報)を記憶することにより、受信情報データベース340を更新する(ステップS704)。そして、更新通知を生成する(ステップS705)。
ステップS705においては、加入者データベース310を参照して、ステップS703において特定した共有グループの識別情報に関連付けられた学習対象者の識別情報によって特定される操作端末120、および、共有者の識別情報によって特定される端末装置130を特定する。つぎに、特定した操作端末120および端末装置130を通知先とする、受信情報データベース340の内容が更新されたことを通知する更新通知を生成する。
その後、ステップS705における更新通知の生成に際して特定した操作端末120および端末装置130に対して、ステップS705において生成した更新通知を送信して(ステップS706)、一連の処理を終了する。
ステップS701において、操作端末120から送信された報告情報を受信していない場合(ステップS701:No)、操作端末120あるいは端末装置130から送信されたコメント情報を受信したか否かを判断する(ステップS707)。ステップS707において、操作端末120あるいは端末装置130から送信されたコメント情報を受信していない場合(ステップS707:No)、ステップS701へ戻る。
ステップS707において、操作端末120あるいは端末装置130から送信されたコメント情報を受信した場合(ステップS707:Yes)、受信したコメント情報に含まれる、学習対象者の識別情報または共有者の識別情報を抽出する(ステップS708)。そして、加入者データベース310を参照して、ステップS708において抽出した学習対象者の識別情報または共有者の識別情報に関連付けられた共有グループの識別情報を特定する(ステップS709)。
つぎに、ステップS707:Yesにおいて受信したコメント情報に、報告情報を識別する識別情報が含まれているか否かを判断する(ステップS710)。ステップS710において、ステップS707:Yesにおいて受信したコメント情報に、報告情報を識別する識別情報が含まれていない場合(ステップS710:No)、ステップS704へ移行する。この場合、ステップS704においては、ステップS709において特定した共有グループの識別情報に関連付けて、ステップS707:Yesにおいて受信したコメント情報に含まれるコメントに関する情報、および、当該コメント情報の送信元となる学習対象者あるいは共有者の識別情報(あるいは該当する操作端末120あるいは端末装置130の識別情報)を記憶することにより、受信情報データベース340を更新する。
一方、ステップS710において、ステップS707:Yesにおいて受信したコメント情報に、報告情報を識別する識別情報が含まれている場合(ステップS710:Yes)、ステップS709において特定したコメント情報に含まれる報告情報の識別情報に基づいて、報告情報を特定し(ステップS711)、ステップS704へ移行する。この場合、ステップS704においては、ステップS709において特定した共有グループの識別情報に関連付けて、ステップS707:Yesにおいて受信したコメント情報に含まれるコメントに関する情報と、当該コメント情報の送信元となる共有者の識別情報(あるいは該当する端末装置130の識別情報)と、ステップS711において特定した報告情報(報告情報の識別情報)と、を記憶することにより、受信情報データベース340を更新する。
図8のフローチャートにおいて、まず、操作端末120または端末装置130から送信された閲覧要求または起動通知を受信するまで待機する(ステップS801:No)。ステップS801において、操作端末120または端末装置130から送信された閲覧要求または起動通知を受信した場合(ステップS801:Yes)、受信した閲覧要求に、学習対象者の識別情報が含まれるか否かを判断する(ステップS802)。
ステップS802において、ステップS801:Yesにおいて受信した閲覧要求または起動通知に、学習対象者の識別情報が含まれる場合(ステップS802:Yes)、当該閲覧要求に含まれる学習対象者の識別情報を抽出する(ステップS803)。そして、加入者データベース310を参照して、ステップS803において抽出した学習対象者の識別情報に関連付けられた共有グループの識別情報を特定する(ステップS804)。
つぎに、ステップS804において特定した共有グループの識別情報に基づき、受信情報データベース340を参照して、学習対象者用の画面情報を生成する(ステップS805)。その後、ステップS801:Yesにおいて受信した閲覧要求の送信元となる操作端末120に対して、ステップS805において生成した学習対象者用の画面情報を送信して(ステップS806)、一連の処理を終了する。
ステップS802において、ステップS801:Yesにおいて受信した閲覧要求または起動通知に、学習対象者の識別情報が含まれない場合(ステップS802:No)、当該閲覧要求に含まれる共有者の識別情報を抽出する(ステップS807)。そして、加入者データベース310を参照して、ステップS807において抽出した共有者の識別情報に関連付けられた共有グループの識別情報を特定する(ステップS808)。
つぎに、ステップS808において特定した共有グループの識別情報に基づき、受信情報データベース340を参照して、共有者用の画面情報を生成する(ステップS809)。その後、ステップS801:Yesにおいて受信した閲覧要求の送信元となる端末装置130に対して、ステップS809において生成した共有者用の画面情報を送信して(ステップS806)、一連の処理を終了する。
このように、操作端末120を用いて学習をおこなうことにより、紙ベースの教材だけでは理解が難しい内容を、タブレット端末ならではの操作、表現能力により理解することができる。操作端末120を用いて学習をおこなうことにより、触る・見る・聞く・話すなど五感を使って学習することができるので、紙ベースの教材を用いた学習と比較して理解を深めることができる。
また、操作端末120を用いて学習をおこなうことにより、子供が自律的に学習に取り組むことができ、学習習慣を身に付けることができる。さらに、サーバ110と通信可能な操作端末120を用いて学習をおこなうことにより、子供の学習状況を的確かつタイムリーに把握することができる。
また、操作端末120を用いて学習をおこなうことにより、子供が操作に迷わず、一人で学習に取り組むことができる。学習のための操作端末120を用いて、ゲームで遊ぶことができるため、毎日操作端末120に触れても飽きさせず、むしろ操作端末120を毎日開きたくなる気持ちにさせることができる。
このように、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100によれば、問題の正誤をすぐに判定することにより、子供の疑問や弱点を「その日のうちに」解決することができる点において、通信添削と比較して優れている。子供の疑問や弱点を「その日のうちに」解決し、正解に到達させることにより、達成感を与え、やる気を高めることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100によれば、「その日のうちに」解決できる学習塾や家庭教師を利用した学習と比較して、毎日学習塾に通う煩わしさや、学習にかかる費用を抑えることができる。また、操作端末120をスケジュール帳として使うことができるので、本物のタブレット端末を自分専用で持つ喜びを与え、自立して学習する習慣を身に付けさせることができる。そして、学習習慣を身につけさせることにより、学力の向上につなげることができる。
操作端末120を用いて学習をおこなうことにより、子供ごとに適した教材を用いて学習することができる。具体的には、たとえば、漢検ドリルや計算ドリルなどを活用することにより、自分の力や目指す級に応じていつでも取り組むことができる。
そして、頑張った成果はポイント(スター)で可視化されるため、子供に学習の結果を分かりやすく伝えることができ、かつ、ポイント(スター)を集めるほど長い時間ゲームで遊ぶことができるので、子供のやる気を向上させることができる。また、スケジュール帳として使うことができるので、本物のタブレットを自分専用で持つ喜びを与え、自立して学習する習慣を身に付けさせることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100によれば、親の端末装置130に、毎日の取り組みを報告メールを介して伝えることができるので、親はどこにいても子供の学習状況をすぐに把握することができる。また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100によれば、子供からの報告にコメントやシールを返すことができるので、親子のコミュニケーションの活性化を図ることができる。さらに、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100によれば、どこをほめればよいのか「ほめポイント」を知らせることができるので、親に負担をかけることなく、親子のコミュニケーションの活性化を図ることができる。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100は、サーバ110を実現するコンピュータ装置に学習賛助プログラムを実行させることにより、操作端末120から報告情報を受信した場合、加入者データベース310(第1の記憶部)を参照して共有グループを特定し、特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信した報告情報および当該報告情報を受信した日時に関する情報を受信情報データベース340(第2の記憶部)に記憶する。
そして、親などの共有者の端末装置130または操作端末120から閲覧要求を受信した場合、加入者データベース310を参照して共有グループを特定し、特定した共有グループの識別情報に関連付けられた報告情報を受信情報データベース340から抽出し、抽出した報告情報に基づいて、学習内容に関する情報を経時順に配列したトーク画面を端末装置130および操作端末120に表示させる画面情報を生成し、生成した画面情報を、閲覧要求に基づいて特定した共有グループに属する端末装置130および操作端末120に送信する、処理を実行させることを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の学習賛助プログラムによれば、学習対象者がおこなった学習内容を、当該学習対象者および当該学習対象者と同じ共有グループに属する共有者が把握することができる。学習対象者が報告情報を送信するごとに受信情報データベースを更新することにより、共有者は、学習内容や進捗状況をリアルタイムで把握することができる。すなわち、この発明にかかる実施の形態の学習賛助プログラムによれば、インスタントメッセンジャー(Instant Messenger)と称されるアプリケーションを利用したコミュニケーションのように、学習対象者と共有者とが、学習対象者がおこなった学習内容をリアルタイムで把握することができる。
このように、学習対象者と共有者とが、学習内容や進捗状況を常に共有することにより、学習対象者と共有者との間における円滑なコミュニケーションを支援することができる。具体的には、たとえば、学習において苦手なことがあった場合、共有者から学習対象者に早めに声をかけることができ、学習対象者の学習を共有者が効果的に支援することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100によれば、子供などの学習対象者が操作端末120を用いておこなった学習内容を、正確に、親などの共有者に伝えることができる。これにより、この発明にかかる実施の形態のサーバ110によれば、子供から親へ学習内容を逐一報告するために子供に負担をかけたり、親が子供の学習状況を逐一確認するために親に負担をかけたりすることなく、子供の学習状況を親が把握することができる。このように、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100によれば、親に過剰な負担をかけることなく、通信を利用した学習対象者の学習を支援する親の活動を賛助することができる。
子供にとっては親からほめられることが、何よりも学習に対するモチベーションとなる。この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100によれば、親からのほめ言葉や励ましの言葉をコメントとして表示して学習対象者である子供に直接伝えることにより、当該子供の学習意欲の維持および向上に繋げることができる。また、ほめ言葉や励ましのコメントは、すべての共有者に対して表示されるため、これによっても学習対象者(子供)の学習意欲の維持および向上に繋げることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100は、サーバ110を実現するコンピュータ装置に学習支援プログラムを実行させることにより、学習内容に関する情報を経時順に配列するとともに当該学習内容に対するコメントを入力させる「コメントを返す」キー(操作キー)501eを配列したトーク画面501を端末装置130に表示させる共有者用の画面情報と、学習内容に関する情報を経時順に配列したトーク画面406を操作端末120に表示させる学習対象者用の画面情報と、を生成し、生成した共有者用の画面情報を端末装置130に送信するとともに、生成した学習対象者用の画面情報を操作端末120に送信する。
また、端末装置130からコメント情報を受信した場合、加入者データベース310を参照して共有グループを特定し、特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信したコメント情報および当該コメント情報を受信した日時に関する情報を受信情報データベース340に記憶し、少なくとも操作端末120において、特定した報告情報の表示枠内または特定した報告情報の近傍にコメント406eを配列したトーク画面406を表示させる学習対象者用の画面情報を生成することを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の学習賛助プログラムによれば、少なくとも操作端末120において、学習内容に関するコメント406eを、当該学習内容に基づく報告情報の表示枠内または特定した報告情報の近傍に表示させることにより、学習対象者に対して、当該学習内容に対するコメントであることを容易に案内することができる。そして、このように、学習内容に対する共有者の反応を目に見える形であらわすことによって、学習対象者の学習に対する達成感を高め、学習対象者の学習を効果的に支援することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100は、サーバ110を実現するコンピュータ装置に学習支援プログラムを実行させることにより、学習内容と同じまたは当該学習内容に類する問題を、特定した報告情報の表示枠内または特定した報告情報の近傍に配列したトーク画面を、端末装置130に表示させる共有者用の画面情報を生成することを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の学習賛助プログラムによれば、端末装置130において、学習内容と同じまたは当該学習内容に類する問題を表示させることにより、学習対象者の学習内容に対する共有者の認識や理解を高め、学習対象者と共有者との間におけるより一層の円滑なコミュニケーションを支援することができる。具体的には、たとえば、学習内容に類する問題を学習対象者に出題するなどしてコミュニケーションをとることができ、学習対象者の学習を共有者が効果的に支援することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100は、サーバ110を実現するコンピュータ装置に学習支援プログラムを実行させることにより、端末装置130からコメント情報を受信した場合、加入者データベース310を参照して共有グループを特定し、特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信したコメント情報および当該コメント情報を受信した日時に関する情報を受信情報データベース340に記憶し、端末装置130および操作端末120において、端末装置130から送信されたコメント情報に含まれるコメントに関する情報を、経時順に配列したトーク画面を表示させる画面情報を生成することを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の学習賛助プログラムによれば、端末装置130および操作端末120において、端末装置130から送信されたコメントを経時順に配列したトーク画面を表示することができる。これにより、学習内容以外についても、通信教育システム100を介してコミュニケーションをとることができ、これによって学習内容についてのコミュニケーションをより一層とりやすくなるので、学習対象者の学習を効果的に支援することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の通信教育システム100は、サーバ110を実現するコンピュータ装置に学習支援プログラムを実行させることにより、操作端末120からコメント情報を受信した場合、加入者データベース310を参照して共有グループを特定し、特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信したコメント情報および当該コメント情報を受信した日時に関する情報を受信情報データベース340に記憶し、端末装置130および操作端末120において、操作端末120から送信されたコメント情報に含まれるコメントに関する情報を、経時順に配列したトーク画面を表示させる画面情報を生成することを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の学習賛助プログラムによれば、端末装置130および操作端末120において、操作端末120から送信されたコメントを経時順に配列したトーク画面を表示することができる。これにより、学習内容以外についても、通信教育システム100を介してコミュニケーションをとることができ、これによって学習内容についてのコミュニケーションをより一層とりやすくなるので、学習対象者の学習を効果的に支援することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の学習賛助プログラムによれば、操作端末120や端末装置130から送信されたコメントを表示するトーク画面は、共有グループに属する学習対象者および共有者に限定することができる。これにより、悪意の第三者により不適切な情報が学習対象者に提供されることなどを防止し、学習対象者に対して、操作端末120などの通信機器を用いたコミュニケーションを安全な環境下において体得させることができる。
なお、この実施の形態で説明した学習賛助方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、この発明にかかる学習賛助プログラムは、通信教育を利用した学習を賛助する学習賛助プログラムに有用であり、特に、小学児童などの学習対象者の自立した学習を賛助する学習賛助プログラムに適している。
100 通信教育システム
110 サーバ
120 操作端末
130 親の端末装置
310 加入者データベース
340 受信情報データベース
601 記憶部
602 受信部
603 共有グループ特定部
604 報告情報抽出部
605 画面情報生成部
606 送信部
110 サーバ
120 操作端末
130 親の端末装置
310 加入者データベース
340 受信情報データベース
601 記憶部
602 受信部
603 共有グループ特定部
604 報告情報抽出部
605 画面情報生成部
606 送信部
Claims (5)
- コンピュータに、
学習対象者の端末装置から、当該学習対象者の識別情報と当該学習対象者の端末装置を用いた学習内容に関する情報とを含む報告情報を受信し、
前記学習対象者の識別情報と前記報告情報を共有する共有グループの識別情報と当該共有グループに属する共有者の識別情報とを関連付けて記憶する第1の記憶部を参照して、受信した報告情報に含まれる学習対象者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定し、
特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信した報告情報および当該報告情報を受信した日時に関する情報を第2の記憶部に記憶し、
前記共有者の端末装置または前記学習対象者の端末装置から、前記共有者の識別情報または前記学習対象者の識別情報を含む閲覧要求を受信し、
前記第1の記憶部を参照して、受信した閲覧要求に含まれる共有者の識別情報または学習対象者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定し、
前記第2の記憶部を参照して、前記閲覧要求に基づいて特定した共有グループの識別情報に関連付けられた報告情報を抽出し、
抽出した報告情報に基づいて、前記学習内容に関する情報を経時順に配列したトーク画面を前記共有者の端末装置および前記学習対象者の端末装置に表示させる画面情報を生成し、
生成した画面情報を、前記閲覧要求に基づいて特定した共有グループに属する共有者の端末装置、および、当該共有グループに属する学習対象者の端末装置に送信する、
処理を実行させることを特徴とする学習賛助プログラム。 - 前記生成する処理は、
前記学習内容に関する情報を経時順に配列するとともに当該学習内容に対するコメントを入力させる操作キーを配列したトーク画面を前記共有者の端末装置に表示させる共有者用の画面情報と、前記学習内容に関する情報を経時順に配列したトーク画面を前記学習対象者の端末装置に表示させる学習対象者用の画面情報と、を生成し、
前記送信する処理は、
生成した共有者用の画面情報を前記共有者の端末装置に送信するとともに、生成した学習対象者用の画面情報を前記学習対象者の端末装置に送信し、
さらに、前記コンピュータに、
前記共有者の端末装置から、前記共有者の識別情報と前記共有者の端末装置に表示された操作キーの操作にともなって入力された学習内容に対するコメントに関する情報と当該コメントに対応する報告情報を指定する指定情報とを含むコメント情報を受信し、
前記第1の記憶部を参照して、受信したコメント情報に含まれる共有者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定し、
特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信したコメント情報、当該コメント情報を受信した日時に関する情報および前記指定情報を第2の記憶部に記憶し、
前記第2の記憶部を参照して、前記特定情報を含むコメント情報に含まれる前記コメントに関する情報を、当該特定情報によって特定される報告情報の表示枠内または特定した報告情報の近傍に配列したトーク画面を表示させる学習対象者用の画面情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の学習賛助プログラム。 - 前記生成する処理は、
前記学習内容と同じまたは当該学習内容に類する問題を、抽出した報告情報の表示枠内または特定した報告情報の近傍に配列したトーク画面を表示させる共有者用の画面情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の学習賛助プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記共有者の端末装置から、前記共有者の識別情報と前記共有者の端末装置において入力されたコメントに関する情報とを含むコメント情報を受信し、
前記第1の記憶部を参照して、受信したコメント情報に含まれる共有者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定し、
特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信したコメント情報および当該コメント情報を受信した日時に関する情報を第2の記憶部に記憶する、処理を実行させ、
前記生成する処理は、
前記共有者の端末装置および前記学習対象者の端末装置において、前記共有者の端末装置から送信されたコメント情報に含まれるコメントに関する情報を、経時順に配列したトーク画面を表示させる画面情報を生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の学習賛助プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記学習対象者の端末装置から、前記学習対象者の識別情報と前記学習対象者の端末装置において入力されたコメントに関する情報とを含むコメント情報を受信し、
前記第1の記憶部を参照して、受信したコメント情報に含まれる学習対象者の識別情報に関連付けられた共有グループを特定し、
特定した共有グループの識別情報に関連付けて、受信したコメント情報および当該コメント情報を受信した日時に関する情報を第2の記憶部に記憶する、処理を実行させ、
前記生成する処理は、
前記共有者の端末装置および前記学習対象者の端末装置において、前記学習対象者の端末装置から送信されたコメント情報に含まれるコメントに関する情報を、経時順に配列したトーク画面を表示させる画面情報を生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の学習賛助プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013240440A JP2015102557A (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 学習賛助プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013240440A JP2015102557A (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 学習賛助プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015102557A true JP2015102557A (ja) | 2015-06-04 |
Family
ID=53378325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013240440A Pending JP2015102557A (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 学習賛助プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015102557A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018180876A (ja) * | 2017-04-12 | 2018-11-15 | 株式会社アクポン | 教育時間管理システム、プログラム及び方法 |
JP2019113806A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | 株式会社ベネッセコーポレーション | 情報処理方法、プログラム、サーバ及び学習支援システム |
JP2021096340A (ja) * | 2019-12-17 | 2021-06-24 | 株式会社タマイインベストメントエデュケーションズ | 学習支援システム、プログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002163218A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-07 | Internet Service:Kk | 学習システム |
US20130290211A1 (en) * | 2012-04-30 | 2013-10-31 | Hyun Gu Cho | Method of sharing knowledge and information between learning communities |
-
2013
- 2013-11-20 JP JP2013240440A patent/JP2015102557A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002163218A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-07 | Internet Service:Kk | 学習システム |
US20130290211A1 (en) * | 2012-04-30 | 2013-10-31 | Hyun Gu Cho | Method of sharing knowledge and information between learning communities |
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
林向達, EDMODO導入記その1, JPN6017017712, 7 April 2013 (2013-04-07), ISSN: 0003560207 * |
林向達, EDMODO導入記その2, JPN6017017714, 8 April 2013 (2013-04-08), ISSN: 0003560208 * |
林向達, EDMODO導入記その3, JPN6017017717, 10 April 2013 (2013-04-10), ISSN: 0003560210 * |
林向達, 教育SNS「EDMODO」の使い方(1), JPN6017017716, 8 April 2013 (2013-04-08), ISSN: 0003560209 * |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018180876A (ja) * | 2017-04-12 | 2018-11-15 | 株式会社アクポン | 教育時間管理システム、プログラム及び方法 |
JP7079905B2 (ja) | 2017-04-12 | 2022-06-03 | 株式会社アクポン | 教育時間管理システム、プログラム及び方法 |
JP2019113806A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | 株式会社ベネッセコーポレーション | 情報処理方法、プログラム、サーバ及び学習支援システム |
JP2021096340A (ja) * | 2019-12-17 | 2021-06-24 | 株式会社タマイインベストメントエデュケーションズ | 学習支援システム、プログラム |
JP7440889B2 (ja) | 2019-12-17 | 2024-02-29 | 株式会社タマイインベストメントエデュケーションズ | 学習支援システム、プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6177517B2 (ja) | 学習賛助装置、学習賛助方法および学習賛助プログラム | |
Goouch | Understanding playful pedagogies, play narratives and play spaces | |
JP6606750B2 (ja) | Eラーニングシステム | |
US20120231441A1 (en) | System and method for virtual content collaboration | |
US20050282135A1 (en) | Lock-in training method utilizing the entry of a portion of a keyword | |
US20030099924A1 (en) | Learning support method and learning support system | |
JP2015102556A (ja) | 学習支援プログラムおよび学習支援装置 | |
CN101606185A (zh) | 计算机实现的学习方法和装置 | |
Holland et al. | How to use apps clinically in the treatment of aphasia | |
CN111279404B (zh) | 语言流利系统 | |
US20050003337A1 (en) | Lock-In Training system | |
JP6159157B2 (ja) | 学習支援装置、学習支援方法および学習支援プログラム | |
JP2017173418A (ja) | 学習支援システム、プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 | |
JP2014235558A (ja) | 協働活動支援装置 | |
JP6440953B2 (ja) | 学習支援システム及び方法 | |
JP2015102557A (ja) | 学習賛助プログラム | |
JP2014102301A (ja) | 学習支援装置、学習支援方法および学習支援プログラム | |
KR20210015832A (ko) | 학생 및 교사 대시보드가 있는 학생 중심 학습 시스템 | |
JP2020101959A (ja) | eラーニング管理システム、eラーニング管理システムのプログラム | |
WO2020026754A1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、および、プログラム | |
JP2007080257A (ja) | 携帯型の営業活動支援装置 | |
JP2014102300A (ja) | 学習支援装置、学習支援方法および学習支援プログラム | |
JP2004157616A (ja) | 学習支援システム | |
JP2019219465A (ja) | 学習支援プログラム、学習支援装置および学習支援方法 | |
JP2003162209A (ja) | 学習支援方法および学習支援システムおよびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160530 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180320 |