JP2014235558A - 協働活動支援装置 - Google Patents

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朋 石沢
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康哉 西山
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Namiko Hirota
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Abstract

【課題】児童などの被教育者に、話し合いの能力を身に付けさせること。【解決手段】複数のクライアント端末のうちの任意のクライアント端末において、当該任意のクライアント端末が入力を受け付けた意見情報を取得し、取得した意見情報を当該任意のクライアント端末の表示画面における個別情報入力領域401eに表示させ、任意のクライアント端末が個別情報入力領域401eに表示する意見情報のうち、当該任意のクライアント端末において選択された任意の意見情報を取得し、取得した意見情報を、複数のクライアント端末の表示画面における模造紙領域に表示させるようにした。【選択図】図4−1

Description

この発明は、学級活動や会議など複数人が意見交換する活動の円滑な進行を支援する協働活動支援装置に関する。
近年、小学校などの教育機関においては、協働学習の一環として、「話し合い」活動の指導をおこなっている。「話し合い」活動をおこなうことにより、児童に、自分(児童自身)の意見を相手に伝える力(話す力)、相手の意見を聞いて理解する力、異なる意見を調整してまとめる力などを身につけさせることができる。
一般的に、話し合いは、当該話し合いをおこなっている間だけで成立するものではない。たとえば、話し合いを始める前には、問題や議題を整理・把握したり、自分の意見をまとめたりする必要がある。また、たとえば、話し合いの進行中に、どのような意見をどのようなタイミングで発表すればよいのかを考える必要がある。
話し合いの授業においては、たとえば、教師などの指導者が、児童が発表した意見に対する賛成意見や反対意見およびそれらの意見の理由などを発表させ、話し合いが活発に進行するように誘導する。そして、発表された意見を模造紙に書き出すなどして、発表された意見を、話し合いをおこなう児童全員で共有させる。
関連する技術として、従来、たとえば、一の文書を同時に複数ユーザに閲覧させるとともに、複数ユーザが閲覧する当該一の文書に対する書き込みを可能とした技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
特開2011−248485号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術を用いて話し合い活動をおこなう場合、話し合い活動をグループにおける各児童が書き込んだ意見を、当該グループにおける児童全員が同時に閲覧することができるが、書き込む前、すなわち自分の意見を発表する前の各児童がどのような意見を持っているのかを閲覧することはできないという問題があった。
このように、教師などの指導者は、自分の意見を発表する前の各児童がどのような意見を持っているのかを把握することが難しく、また、このために各児童に対して意見をいつ発言すればよいのかを指導することが難しく、話し合いの能力を児童に身につけさせるための指導を効果的におこなうことが難しいという問題があった。
上記の課題に対する対策として、たとえば、話し合い活動の授業中に、教師などの指導者が児童の意見を聞き取ることによって各児童の発表前の意見を把握する場合、実際の授業において、教師などの指導者がすべての児童の意見を等しく聞き取って把握することは難しいという問題がある。そして、このために、上記と同様に、話し合いの能力を児童に身につけさせるための指導を効果的におこなうことが難しいという問題がある。
また、上記の不具合に対する対策として、話し合い活動の授業の事前に、教師などの指導者が各児童の意見を提出させたり聞き取っておくなどして、各児童の意見を把握しておく場合も、実際の授業において、話し合いの進行中に、適宜該当する意見および当該意見を持つ児童を特定し、該当する児童に当該児童の意見を発表させるように指導することは難しく、そして、このために、上記と同様に、話し合いの能力を児童に身につけさせるための指導を効果的におこなうことが難しいという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、児童などの被教育者に、話し合いの能力を身に付けさせることができる協働活動支援装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる協働活動支援装置は、表示画面を制御する表示制御手段と情報の入力操作を受け付ける入力手段とを備えた複数のクライアント端末と通信可能な協働活動支援装置であって、前記複数のクライアント端末のうちの任意のクライアント端末において、当該任意のクライアント端末が備える入力手段により入力を受け付けた意見情報を取得する第1の取得手段と、前記任意のクライアント端末が備える表示制御手段に対して、前記第1の取得手段が取得した意見情報を当該任意のクライアント端末の表示画面における第1の領域に表示させる第1の表示手段と、前記任意のクライアント端末が前記第1の領域に表示する意見情報のうち、当該任意のクライアント端末が備える入力手段により選択された任意の意見情報を取得する第2の取得手段と、前記任意のクライアント端末を含む前記複数のクライアント端末が備える表示制御手段に対して、前記第2の取得手段が取得した意見情報を、前記複数のクライアント端末の表示画面における前記第1の領域とは異なる第2の領域に表示させる第2の表示手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる協働活動支援装置は、上記の発明において、前記クライアント端末ごとに、前記第1の取得手段が意見情報を取得してからつぎの意見情報を取得するまでの経過時間を計時する計時手段と、前記計時手段が計時する経過時間が所定時間に達した場合、あらかじめ記憶されているコメント情報の中から任意のコメント情報を抽出するコメント抽出手段と、前記経過時間が所定時間に達したクライアント端末が備える表示制御手段に対して、前記コメント抽出手段が抽出したコメントを、当該クライアント端末の表示画面に表示させる第3の表示手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる協働活動支援装置は、上記の発明において、前記計時手段が、前記クライアント端末ごとに、前記第2の表示手段が前記第2の領域に意見情報を表示させてから、前記第1の領域に表示中の意見情報を前記第2の領域に表示させるまでの経過時間を計時することを特徴とする。
この発明にかかる協働活動支援装置によれば、児童などの被教育者に、話し合いの能力を身に付けさせることができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態の協働学習支援システムのシステム構成を示す説明図である。 サーバを実現するコンピュータ装置のハードウエア構成を示す説明図である。 クライアント端末を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示す説明図である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その1)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その2)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その3)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その4)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その5)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その6)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その7)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その8)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その9)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その10)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その11)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その12)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その13)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その14)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その15)である。 クライアント端末のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その16)である。 アンケート用紙(ふり返りシート)の一例を示す説明図である。 パーソナルコンピュータ(指導者用の端末装置)のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図である。 サーバが備える個別意見データベースの一例を示す説明図である。 サーバが備える議題データベースの一例を示す説明図である。 サーバが備えるコメントデータベースの一例を示す説明図である。 サーバが備える模造紙データベースの一例を示す説明図である。 協働学習支援システムの機能的構成を示す説明図である。 クライアント端末の処理手順を示すフローチャートである。 サーバの処理手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる協働活動支援装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。この実施の形態においては、この発明にかかる協働学習支援装置を含む協働活動支援システムとして、小学校教育における協働学習活動の一環である話し合い活動を支援する協働学習支援システムへの適用例を示す。
(協働学習支援システムのシステム構成)
図1は、この発明にかかる実施の形態の協働学習支援システムのシステム構成を示す説明図である。図1において、この発明にかかる実施の形態の協働学習支援システム100は、協働学習支援装置を実現するサーバ110と、クライアント端末120と、によって構成される。協働学習支援システム100は、たとえば、教師などの指導者が用いるパーソナルコンピュータ130を含んでいてもよい。
サーバ110とクライアント端末120とは、インターネットなどのネットワーク140を介して通信可能に設けられている。クライアント端末120どうしは、インターネットなどのネットワーク140を介して通信可能に設けられている。また、協働学習支援システム100がパーソナルコンピュータ130を含む場合、当該パーソナルコンピュータ130は、サーバ110や各クライアント端末120と通信可能とされる。
「サーバ110とクライアント端末120」、「クライアント端末120どうし」などのように、各装置を接続するネットワーク140は、インターネットに限るものではない。サーバ110とクライアント端末120、およびクライアント端末120どうしは、イントラネットなどのように限定された範囲において構築されたネットワークを介して通信可能に接続されていてもよい。
サーバ110には、この発明にかかる実施の形態の協働学習支援プログラムがインストールされている。サーバ110は、クライアント端末120からの各種要求に応じた処理をおこない、クライアント端末120に対して処理結果を出力する。サーバ110は、たとえば、汎用的なコンピュータ装置によって実現することができる(図2を参照)。
クライアント端末120には、サーバ110が提供する各種の情報を閲覧するブラウザがインストールされている。クライアント端末120は、サーバ110と通信をおこない、ブラウザの機能によって、サーバ110が提供する情報をクライアント端末120の利用者(ユーザ)に対して出力する。また、クライアント端末120は、サーバ110と通信をおこない、ユーザによる操作入力に応じた情報をサーバ110に出力する。
クライアント端末120は、ディスプレイに文字や画像を表示することによって情報を出力する。また、クライアント端末120は、スピーカから音声を出力することによって情報を出力してもよい。クライアント端末120は、たとえば、タブレットパソコン、タブレット型端末など、可搬性のコンピュータ装置によって実現することができる(図3を参照)。また、クライアント端末120は、たとえば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置によって実現されるものであってもよい。
(サーバ110のハードウエア構成)
図2は、サーバ110を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成を示す説明図である。図2において、サーバ110を実現するコンピュータ装置は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD(ハードディスクドライブ)204と、HD(ハードディスク)205と、ネットワークインターフェース(I/F)206と、を備えている。また、この発明にかかる実施の形態の協働学習支援システム100においてサーバ110を実現するコンピュータ装置が備える各部201〜206は、バス200によってそれぞれ接続されている。
CPU201は、サーバ110を実現するコンピュータ装置全体の制御をつかさどる。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HDD204は、CPU201の制御にしたがってHD205に対するデータのリード/ライトを制御する。HD205は、HDD204の制御で書き込まれたデータを記憶する。HD205は、たとえば、教材データベースや加入者データベースなどの各種データベースを記憶する。
ネットワークI/F206は、インターネットなどのネットワーク140に接続され、当該ネットワーク140を介して、クライアント端末120などの外部装置に接続される。そして、ネットワークI/F216は、ネットワーク140とサーバ110を実現するコンピュータ装置の内部とのインターフェースをつかさどり、サーバ110を実現するコンピュータ装置と外部装置との間におけるデータの入出力を制御する。
(クライアント端末120のハードウエア構成)
図3は、クライアント端末120を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示す説明図である。図3において、クライアント端末120を実現するコンピュータ装置は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、メモリ304と、ネットワークI/F305と、タイマ306と、ディスプレイ307と、タッチパネル308と、マイク309と、スピーカー310と、カメラ311と、電源スイッチ312と、を備えている。クライアント端末120を実現するコンピュータ装置は、当該コンピュータ装置が備える各部に電力を供給するバッテリ(図示を省略する)を備えている。クライアント端末120を実現するコンピュータ装置が備える各部301〜312は、バス300によってそれぞれ接続されている。
CPU301は、クライアント端末120全体の制御をつかさどる。ROM302は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。ネットワークI/F305は、インターネットなどのネットワーク140を介して、当該ネットワーク140に接続されたサーバ110などの外部装置との間におけるデータの入出力を制御する。
ディスプレイ307は、たとえば、クライアント端末120が実行可能なメニューを示すアイコンなどを表示する。ディスプレイ307は、たとえば、主に液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイなどによって実現することができる。
タッチパネル308は、ディスプレイ307に積層され、操作位置に応じた信号をCPU301に対して出力する。タッチパネル308は、たとえば抵抗膜方式や静電容量方式、音響パルス認識方式、超音波表面弾性波方式、赤外遮光方式、画像認識方式など公知の各種の方式のものを用いることができる。
マイク309は、アナログデータとして入力された話者の声をアナログ/デジタル変換し、デジタル形式の音声データを生成する。スピーカー310は、たとえば、音読メニューの実行時に、デジタル形式の音声データをデジタル/アナログ変換し、アナログ形式の音声データに基づいてスピーカーコーンにおけるコイルに通電するなどして音声を出力する。
カメラ311は、タッチパネル308の操作によって撮像対象を撮像し、画像データを生成する。生成された画像データは、RAM303などに記憶される。ネットワークI/F305は、インターネットなどのネットワーク140に接続され、当該ネットワーク140とサーバ110を実現するコンピュータ装置の内部とのインターフェースをつかさどる。
電源スイッチ312は、図示を省略する電源からクライアント端末120の各部までの電力供給にかかるON/OFFの切り換えをおこなう。電源スイッチ312は、バッテリからクライアント端末120の各部に至る電力路における、もっとも電源側(最上流側)において、ON/OFFの切り換えをおこなう。電源スイッチ312は、たとえば、受け付けた操作に応じて、CPU301に対してON/OFF信号を出力することによって、電力供給にかかるON/OFFの切り換えをおこなう。
この発明にかかる実施の形態の協働学習支援システム100は、たとえば、小学校の授業において、複数の児童によって構成されるグループにおいて共通の議題について話し合う、「話し合い活動」をおこなう場合に用いる。話し合い活動をおこなうグループは、1つの組(学級)内の児童全員で1つ構成されるものであってもよく、1つの組内の児童を複数人ずつに分けて複数構成されるものであってもよい。この実施の形態においては、以降、一例として、1つの組内の児童を複数人ずつに分け、1つの組内に複数のグループを構成し、各グループにおいて共通の議題について話し合いをおこなう状況を想定して説明する。
(表示画面例)
図4−1、図4−2、図4−3、図4−4、図4−5、図4−6、図4−7、図4−8、図4−9、図4−10、図4−11、図4−12、図4−13、図4−14、図4−15および図4−16は、クライアント端末120のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図である。図4−1〜図4−16に示す各表示画面401〜416は、たとえば、話し合いの授業をおこなう教師の指示にしたがって、ユーザである児童がクライアント端末120に対して操作をおこなった場合に、クライアント端末120を実現するコンピュータ装置が備えるディスプレイ307に表示される。
クライアント端末120は、起動に際して、当該クライアント端末120を使用するユーザの識別情報の入力を求める初期画面(図示を省略する)を表示する。児童は、初期画面において、自身に割り当てられた児童の識別情報を入力する。これにより、クライアント端末120を起動したユーザ、すなわち、クライアント端末120を利用する児童を識別することができる。
図4−1〜図4−16において、表示画面401〜416は、ナビゲーション領域401aと、ユーザの作業領域401bと、に分割されている。ナビゲーション領域401aは、話し合いを進める際の手順(話し合いの進行手順)を示す。話し合いの進行手順は、話し合いにおいておこなう各ステップ(段階)を示すアイコン401cを、進行の流れに沿って順番に並べることによって示される。この実施の形態においては、「自分の意見を書く」、「意見を出し合う」、「まとめる」、「発表する」、「振り返る」の5つのステップにおける各作業を、この順番でおこなうことによって話し合いが進行することを示している。
ナビゲーション領域401aは、図4−1〜図4−16に示す、すべての表示画面401〜416において表示される。これにより、表示画面を見るユーザ(児童)に、当該児童自身が、現在、話し合いの進行手順におけるどのステップ(段階)の作業をするべきか、容易かつ明確に理解させることができる。
作業領域401bは、ナビゲーション領域401aにおいて示されるステップごとの作業に応じた情報を表示する。ナビゲーション領域401aにおいては、該当するステップのアイコン401cを、その他のステップのアイコン401cと異ならせるなどして、当該該当するステップを強調することによって、現在該当するステップを示すことができる。
図4−1に示した表示画面401は、たとえば、話し合いの授業をおこなう教師による、「今日は、『米作りをするのに、農薬は使った方が良いか、使わない方が良いか?』についてグループで話し合いをします。話し合う前にそれぞれ自分の意見がどちらなのかを考え、その理由をふせんに書いてください。ふせんは何枚でも書いてくださいね。」などのような指示にしたがって、ユーザである児童がクライアント端末120に対して操作をおこなうことによって表示される。
表示画面401のナビゲーション領域401aは、現在「1 自分の意見を書く」ステップであることを示している。クライアント端末120は、ナビゲーション領域401aにおける各アイコン401cに含まれるヒント用のアイコン401dを選択する操作を受け付けた場合、選択されたヒント用のアイコン401dを識別する情報を含む更新要求を、サーバ110へ出力する。サーバ110は、ヒント用のアイコン401dを識別する情報を含む更新要求を受信した場合、該当する話し合いのヒント402aを含む更新情報を、該当するクライアント端末120(更新要求の送信元のクライアント端末120)に送信する。これにより、表示画面402において、話し合いのヒント402aを表示させることができる。具体的には、たとえば、ナビゲーション領域401aにおける「1 自分の意見を書く」ステップを示すアイコン401cにおける、ヒント用のアイコン401dを選択すると、図4−2に示すように、話し合いのヒント402aを表示させることができる。
表示画面401〜416の作業領域401bは、個別情報入力領域(Myネタ帳)401eとツールバー401fとによって構成される。個別情報入力領域401eには、クライアント端末120を利用する児童が入力した任意の意見情報が表示される。ツールバー401fは、個別情報入力領域401eへの意見情報の入力に用いる、操作や命令のアイコン401g〜401m、401o〜401qが配列されている。
ツールバー401fは、たとえば、図4−3に示した付箋(付箋の画像)403aの色を指定するアイコン401gと、当該アイコン401gにおける文字の表記方向(縦書きか横書きか)を指定するアイコン401hなどを含んでいる。また、ツールバー401fは、付箋403aに記載された文字情報のスタイルを指定するアイコン401i、当該文字情報を強調するマーカーの追加を指定するアイコン401jなどを含んでいる。また、ツールバー401fは、選択した付箋403aに対する図形の書き込みを指定するアイコン401k、選択した付箋403aに対する画像の貼り付けを指定するアイコン401lなどを含んでいる。
また、個別情報入力領域401eには、各児童の意見をあらわす意見情報の入力を受け付ける入力指示用の付箋マーク401mが表示されている。クライアント端末120は、ツールバー401fにおける付箋403aの色を指定するいずれかのアイコン401cが選択された状態で、付箋マーク401mを選択する操作を受け付けた場合に、指定された色の付箋403aを、個別情報入力領域401eに表示する。ユーザは、個別情報入力領域401eに表示された付箋403aに、議題に対する自分の意見をテキスト形式で入力したり、画像を貼り付けたりする。
クライアント端末120は、個別情報入力領域401eにおける意見情報の入力など、情報の入力を受け付けた場合、当該クライアント端末120の起動時に入力された児童の識別情報とともに、更新要求としてサーバ110へ出力する。サーバ110は、クライアント端末120から出力された更新要求を受け付けると、受け付けた更新要求に基づいて個別意見データベース(図5−1を参照)を更新する。
具体的には、サーバ110は、たとえば、個別意見データベースを検索し、クライアント端末120から受け付けた更新要求に含まれる児童の識別情報に一致する児童の識別情報を特定する。そして、特定した児童の識別情報に、クライアント端末120から受け付けた情報に含まれる意見情報を関連付けて記憶することによって個別意見データベースを更新する。
サーバ110は、各クライアント端末120の表示画面401における個別情報入力領域401eに入力された意見情報にかかる更新要求を取得(受信)してから、つぎの意見情報にかかる更新要求を取得(受信)するまでの経過時間(以下、適宜「第1の経過時間」という)に応じて、表示画面401にコメント401nを表示させる。サーバ110は、たとえば、第1の経過時間が所定時間に達した場合、すなわち、クライアント端末120において意見情報が所定時間入力されない場合、コメントデータベース(図5−3を参照)を参照してコメント401nを抽出し、抽出したコメント401nを該当するクライアント端末120の表示画面に表示させる。
この場合、表示画面403においては、最後に付箋403aが貼り付けられてから所定時間(たとえば5分)が経過するまでに、つぎの付箋403aが貼り付けられなかった場合、図4−3に示すように、「ことばにして書きにくいなら、手書きふせんを使おう!」というコメント401nが表示される。これにより、教師などが教室内のすべての児童の作業の進捗を把握してなくても、各児童に対し当該児童自身の意見をまとめるように、適切なタイミングで促すことができる。
また、サーバ110は、各クライアント端末120において「1 自分の意見を書く」ステップに該当する表示画面401を表示させてから、意見情報にかかる更新要求を取得するまでの経過時間に応じて、表示画面401にコメント401nを表示させるようにしてもよい。この場合、具体的には、たとえば、「テーマから想像できることがらや思い出をふせんにしてみよう!」などの、当該表示画面401の表示中におこなうべき作業を案内するコメント401nを表示する。この場合、「テーマから想像できることがらや思い出をふせんにしてみよう!」などのコメント401nは、表示画面401の表示を開始してから所定時間が経過しても情報が入力されない場合に、はじめて表示される。
また、ツールバー401fは、画面における文字や画面自体の表示倍率の変更を指定するアイコン401o、同時に話し合いの作業をおこなう他のグループの模造紙領域404aの表示を指定するアイコン401pなどを含んでいる。さらに、ツールバー401fは、話し合い活動をスムーズに進行させるための、児童に対するヒントなどの表示を指定するアイコン401qを含んでいる。クライアント端末120においては、ツールバー401fに含まれるアイコン401g〜401m、401o〜401qのうち一のアイコンを選択する操作を受け付けた場合、選択されたアイコンに応じた方法による情報の入力が可能になる。
図4−4に示した表示画面404は、たとえば、話し合いの授業をおこなう教師による、「みなさん、書けましたか?つぎは2の『意見を出し合う』です。班になって、お互いに自分が考えたことを伝え合いましょう。」などのような指示にしたがって、表示画面401の表示中の児童がクライアント端末120に対して操作をおこなうことによって表示される。
表示画面404のナビゲーション領域401aは、現在「2 意見を出し合う」ステップであることを示している。ナビゲーション領域401aにおける「2 意見を出し合う」ステップを示す領域の、ヒント用のアイコン401dを選択すると、図4−5に示すように、話し合いのヒント402aを表示させることができる。
表示画面404の作業領域401bは、ツールバー401fと、同一の班を構成する複数の児童が任意に意見を表示できる模造紙領域404aと、1番目のステップにおいて記録した付箋を表示する個別情報入力領域401eと、に分割されている。同じグループに割り当てられた児童が利用するクライアント端末120が表示する各表示画面404の模造紙領域404aには、同じ情報が表示される。
クライアント端末120は、表示画面404の表示中に、ツールバー401fにおける「他のグループを見る」アイコン401pを選択する操作を受け付けた場合、自装置の起動時に入力された児童の識別情報によって識別される児童が割り当てられたグループ以外のグループ(他のグループ)の模造紙領域404aを表示する。クライアント端末120は、他のグループの模造紙領域404aを、「他のグループを見る」アイコン401pを選択する操作を受け付けるごとに、あらかじめ決められた順番で順次切り替えて表示する。また、クライアント端末120は、「他のグループを見る」アイコン401pを選択する操作を受け付けた場合に、グループを選択させるリストをプルダウン表示させ、リストの中から選択された他のグループの模造紙領域404aを表示するものであってもよい。
模造紙領域404aには、たとえば、各児童のクライアント端末120において個別情報入力領域401eに貼り付けられた付箋403aを貼り付けることができる。各児童が個別情報入力領域401eに貼り付けた付箋403aは、指で触れることによって選択し、当該指をタッチパネル308に触れさせた状態のまま模造紙領域404aまでドラッグすることによって模造紙領域404aに移動させる(貼り付ける)ことができる。
クライアント端末120は、付箋403aを個別情報入力領域401eから模造紙領域404aへドラッグする操作を受け付けた場合、移動された付箋403aに記載された意見情報は、当該付箋403aが貼り付けられた領域を識別する領域識別情報とともに、更新要求としてサーバ110へ出力される。個別情報入力領域401eから模造紙領域404aへの付箋403aの移動にかかる更新要求は、当該更新要求の送信元となるクライアント端末120の起動時に入力された児童の識別情報を含んでいてもよい。サーバ110は、クライアント端末120から出力された更新要求を受け付けると、受け付けた更新要求に基づいて模造紙データベースを更新する。
具体的には、サーバ110は、個別情報入力領域401eから模造紙領域404aへの付箋403aの移動にかかる更新要求を受信した場合、たとえば、議題を識別する議題の識別情報ごとに、クライアント端末120から受け付けた更新要求に含まれる意見情報と領域識別情報とを関連付けて記憶することによって模造紙データベースを更新する。個別情報入力領域401eから模造紙領域404aへの付箋403aの移動にかかる更新要求に、当該更新要求の送信元となるクライアント端末120の起動時に入力された児童の識別情報が含まれている場合、サーバ110は、当該児童の識別情報をあわせて関連付けて記憶することによって模造紙データベースを更新する。
また、サーバ110は、個別情報入力領域401eから模造紙領域404aへの付箋403aの移動にかかる更新要求を受信した場合、模造紙データベースに加えて、個別意見データベースを更新してもよい。具体的には、この場合、サーバ110は、模造紙領域404aに移動させた付箋403aに記載されている意見情報に、当該意見情報が模造紙領域404aへ移動された日時や移動先の模造紙領域404aの領域識別情報などを関連付けて記憶することによって個別意見データベースを更新する。
模造紙領域404aに移動させた付箋403aは、再び個別情報入力領域401eに移動させることはできない。模造紙領域404aに移動させた付箋403aに記載されている意見情報は、模造紙領域404aに移動させた後も、当該模造紙領域404aに貼り付けた状態で修正することができる。
クライアント端末120は、模造紙領域404aに貼り付けられた付箋403aに記載されている意見情報を修正する入力操作を受け付けた場合、当該クライアント端末120の起動時に入力された児童の識別情報や修正後の意見情報を含む更新要求をサーバ110へ出力する。サーバ110は、修正された意見情報にかかる更新要求を受け付けると、受け付けた更新要求に基づいて個別意見データベース(図5−1を参照)や模造紙データベース(図5−4を参照)を更新する。
個別情報入力領域401eから模造紙領域404aへの付箋403aの貼り付けは、たとえば、各児童が割り当てられたグループの模造紙領域404aのみとすることができる。また、個別情報入力領域401eに貼り付けられた付箋403aは、他のグループの模造紙領域404aに移動することができるものであってもよい。この場合、クライアント端末120は、個別情報入力領域401eから表示画面404において表示中の模造紙領域404aに貼り付けられた付箋403aを、当該模造紙領域404aに移動させる。
クライアント端末120は、模造紙領域404aに貼り付けられた付箋403aが選択された場合、図4−6から図4−7に示すように、選択された付箋403aを拡大して表示する。図4−6においては、模造紙領域404aに付箋403aが貼り付けられた状態の表示画面406を示し、図4−7においては、表示画面406に貼り付けられた付箋403aが選択されて、拡大して表示された表示画面407を示している。
話し合いの授業においては、たとえば、現時点で話し合いの対象となっている意見が記載された付箋403aを、クライアント端末120を利用する児童がそれぞれ選択する。クライアント端末120は、選択された付箋403aを拡大して表示する場合、図4−7に示すように、拡大して表示する付箋403aの背景の明度を低下させる。これにより、拡大して表示する付箋403aを目立たせ、児童に対して、現時点で話し合いの対象となっている意見に注目させ、グループ全員で検討するよう促すことができる。
図4−8に示した表示画面408は、図4−6に示した状態から話し合いが進行し、模造紙領域404aに表示された付箋(発表された意見)403aが、図4−6に示した状態の表示画面406よりも増えた状態を示している。表示画面408においては、図4−8に示したように、模造紙領域404aに貼り付けられた各付箋403aに記載された意見に対する、当該付箋403aを貼り付けた児童とは別の児童の意思を反映するカウンタ情報(「イイネ」情報)408aを表示することができる。
カウンタ情報(「イイネ」情報)408aは、模造紙領域404aに付箋403aを貼り付けた児童とは別の児童が、模造紙領域404aに貼り付けられた付箋403aに記載された意見に賛同や納得し、当該意見を支持する場合に、該当する付箋403aに反映させることができる。クライアント端末120は、賛同や納得した児童によりディスプレイ307に表示中の付箋403aがクリックされた場合に、サーバ110に対して、付箋403aに記載された意見を支持することを示す支持情報を含む更新要求を送信する。
サーバ110は、支持情報を含む更新要求の入力を受け付けた場合、受け付けた更新要求に基づいて模造紙データベースを更新する。サーバ110は、支持情報を含む更新要求を受信するごとに、支持数を該当する付箋403aに反映させた更新情報を、すべてのクライアント端末120に送信する。クライアント端末120は、サーバ110から出力された情報に基づいて、該当するグループの模造紙領域404aにおける表示内容を更新する。具体的には、カウンタ情報(「イイネ」情報)408aを更新する。これにより、模造紙領域404aに貼り付けられた付箋403aに記載された意見に対する別の児童の意思を反映することができる。
また、サーバ110は、クライアント端末120ごとに、各クライアント端末120に更新情報を送信してから、当該各クライアント端末120から付箋403aの移動にかかる更新要求を受信(取得)するまでの経過時間(以下、適宜「第2の経過時間」という)に応じて、表示画面401にコメント401nを表示させる。サーバ110は、たとえば、第2の経過時間が所定時間に達した場合、表示画面401にコメント401nを表示させる。具体的には、サーバ110は、たとえば、模造紙領域404aにおける意見情報が更新された後、所定時間経過しても何らの操作も受け付けないクライアント端末120の表示画面401に、コメント401nを表示させる。
また、クライアント端末120は、表示画面404を表示している状態において、模造紙領域404aにあらたに付箋403aが貼り付けられるごとに、図4−9に示したように、当該あらたに貼り付けられた付箋403aに、「いい意見だと思ったら、イイネをつけよう!」などのコメント401nを表示してもよい。
また、クライアント端末120は、表示画面404を表示している状態において、個別情報入力領域401eに貼り付けられている意見に近い意見が記載された付箋403aが、模造紙領域404aに貼り付けられた場合、図4−10に示したように、「にた意見があれば、ふせんもちかくにおいておこう!」など、模造紙領域404aへの付箋403aの移動(意見の発表)を促すコメント401nを表示してもよい。
模造紙領域404aへの付箋403aの移動(意見の発表)を促すコメント401nは、サーバ110において、児童の識別情報ごとに設けられた個別情報入力領域401eに記憶されているテキスト情報を構文解析し、当該構文解析の結果、内容が似ているか否かを判断し、似ていると判断された意見が模造紙領域404aに移動された場合に、個別情報入力領域401eに似た意見が入力されたすべての児童が利用するクライアント端末120にコメント401nの出力指示を出力することにより、該当するクライアント端末120のそれぞれにおいて表示させることができる。
クライアント端末120は、意見を記載した付箋403aが個別情報入力領域401eに貼り付けられているにもかかわらず、いずれの付箋403aも模造紙領域404aに移動されない場合、図4−11に示すように、個別情報入力領域401eにおけるいずれかの付箋403aに関連付けて、「この意見についてどう思うか、みんなに聞いてみよう!」などのコメント401nを表示してもよい。これにより、意見があるにもかかわらず、発言をためらっている児童に、発表のきっかけを与えることができ、話し合いに参加しやすくすることができる。
図4−12に示した表示画面412は、たとえば、話し合いの授業をおこなう教師による、「班のみんなの意見は分かったかな?いろんな意見があったと思いますが、班の意見をまとめて、発表してもらいます。班としての意見、そしてその意見になった理由を話しあって決めてください。」などのような指示にしたがって、表示画面401〜411を表示中の児童が、ナビゲーション領域401aにおける「3 まとめる」のアイコン401cが操作された場合に表示される。
クライアント端末120は、表示画面412を表示している状態において、図4−13に示すように、模造紙領域404aに貼り付けられた付箋403aに記載された意見のうち、関連付けられた「イイネ」が多い付箋403aに記載された意見の、どのような点について注目したのか考察を求めるコメント(「イイネがいっぱいついているふせんだよ!みんなどこに注目したのかな?」を参照)401nを表示してもよい。また、表示画面413においては、模造紙領域404aに貼り付けられた付箋403aに記載された意見のうち、関連性のある意見どうしをまとめるよう指示するコメント(「反対意見や、つながりのある意見をつなごう!」を参照)401nを表示してもよい。関連性のある意見は、たとえば、相反する意見、ある意見につながりのある意見などによって実現することができ、上記のように構文解析をおこなうことによって特定することができる。
表示画面413においては、たとえば、関連性のある意見が記載された付箋403aどうしを矢印マーク413aなどを用いて関連付けることによって、関連性のある意見どうしをまとめることができる。具体的には、表示画面412において、ツールバー401fにおける「図形」アイコン401kを選択し、「図形」アイコン401kを選択することによってプルダウン表示される項目の中から、矢印マーク413aを表示させる項目を選択することによって、模造紙領域404aに矢印マーク413aを表示させることができる。
また、表示画面412においては、「まとめ」を表示するまとめ領域413bを表示させることができる。児童は、自身に割り当てられたグループの模造紙領域404aに表示されているまとめ領域413bに対して、当該グループの結論としてまとめたテキスト情報を入力することができる。具体的には、たとえば、「(農薬を)使わない。無農薬でもおいしいお米を作る方法があるから。」などのテキスト情報を入力することができる。まとめ領域413bには、当該まとめ領域413bが、自身に割り当てられたグループの模造紙領域404aに表示されているまとめ領域413bであれば、当該グループに割り当てられたいずれの児童であっても入力することができる。
協働学習支援システム100を用いた授業では、「まとめ」を入力した表示画面413を、グループごとの発表に用いることができる。発表のステップにおいては、たとえば、話し合いの授業をおこなう教師による、「では、順番に班の発表をしてください。」などのような指示にしたがって、各児童のクライアント端末120に、図4−14に示した表示画面414を表示させる。表示画面414は、表示画面404の表示中の児童がクライアント端末120に対して、ナビゲーション領域401aにおける「4 発表する」を選択する操作をおこなうことによって表示される。表示画面414においては、模造紙領域404aに表示された付箋403aの移動や、矢印マーク413aなどの追加はできない。
話し合いの授業に出席する児童は、すべて、クライアント端末120を利用しているため、各児童が利用しているクライアント端末120に表示画面413を表示させることによって、「まとめ」のステップから発表のステップへスムーズに移行することができる。具体的には、発表をおこなうグループごとに、意見をまとめた実際の模造紙を黒板などに貼り付けて、当該実際の模造紙における記載内容にしたがって発表をおこなう場合と比較して、迅速に発表を始めることができるとともに、つぎに発表するグループとの交代を迅速におこなうことができる。これにより、授業を効率よく進めることができる。
発表は、各グループの代表者などが、口頭でおこなう。発表に際して、各児童はそれぞれクライアント端末120のディスプレイ307を見ながら発表の内容を確認できるので、発表内容を意見をまとめた実際の模造紙を黒板などに貼り付けて発表をおこなう場合と比較して、発表を聞く児童が発表の内容を理解し易くなる。さらに、表示内容を切り替えるだけの簡単な操作で他のグループの模造紙領域404aを確認することができるので、グループごとの意見の違いなどを容易に比較することができる。
クライアント端末120は、「発表する」ステップにおいて、模造紙領域404aに表示されている付箋403aが選択された場合、図4−7と同様に、選択された付箋を拡大して表示することができる。図4−15においては、「冬水田んぼという農法もあるよ。収穫してから春まで田んぼに水をはっておくみたい。」という意見が記載された付箋403aが選択された場合の表示画面415を示している。これにより、発表に際して、当該発表の対象となっている意見が記載された付箋403aを、クライアント端末120を利用する児童がそれぞれ選択することにより、選択された付箋403aを拡大して表示することができる。
図4−16に示した表示画面416は、ナビゲーション領域401aにおける「5 振り返る」のアイコン401cが操作された場合に表示される。表示画面416は、たとえば、模造紙領域404aに貼り付けた付箋403aに記載された意見に対する評価を示す。評価は、児童の氏名、当該児童が模造紙領域404aに付箋403aを移動させた数(発表した回数)、カウンタ情報(「イイネ」情報)408aの数などによって示すことができる。また、表示画面416においては、模造紙領域404aに貼り付けた付箋403aのうち、文字数が最も多い付箋403aに記載された文字数(ふせん最大文字数)を表示してもよい。
表示画面416においては、クライアント端末120の起動時に入力された児童の識別情報によって識別される児童が属する学級と同じ学級に属するすべての児童の評価を確認することができる。あるいは、表示画面412においては、クライアント端末120の起動時に入力された児童の識別情報によって識別される児童の評価のみを表示してもよい。
図4−17は、アンケート用紙(ふり返りシート)の一例を示す説明図である。協働学習支援システム100を用いた話し合いの授業においては、発表後に、図4−17に示すような、話し合いの授業に対する質問が印刷されたアンケート用紙(ふり返りシート)417などを児童に配布し、アンケートに回答させるようにしてもよい。これにより、クライアント端末120の利用方法が分からない、あるいは苦手であるために意見を出しにくかった児童がいないかどうかを確認することができる。そして、これにより、教師などは、以降の話し合いの授業に協働学習支援システム100を導入するか、どのように導入するかを検討することができる。
この実施の形態の協働学習支援システム100においては、各クライアント端末120が表示する各種の表示画面401〜416における各情報を、教師などの指導者が用いるパーソナルコンピュータ130を用いて閲覧することができる。具体的には、パーソナルコンピュータ130は、起動に際して上記の初期画面を表示している状態において、教師などの指導者を識別する所定の識別情報の入力を受け付けた場合、入力を受け付けた識別情報および当該識別情報の入力を受け付けたパーソナルコンピュータ130の識別情報を含む起動通知を送信する。
サーバ110は、起動通知を受信した場合、受信した起動通知に含まれる識別情報が、教師などの指導者を識別する所定の識別情報であるか否かを判断する。そして、受信した起動通知に含まれる識別情報が、教師などの指導者を識別する所定の識別情報である場合、教師などの指導者が使用するパーソナルコンピュータ(指導者用の端末装置)130に専用の表示画面を表示させる更新情報(指導者専用の更新情報)を、所定の識別情報を含む起動通知の送信元となるパーソナルコンピュータ(指導者用の端末装置)130に送信する。サーバ110は、各種のデータベース(図5−1、図5−2、図5−3および図5−4を参照)が記憶する情報に基づいて、指導者専用の更新情報を生成する。
パーソナルコンピュータ(指導者用の端末装置)130は、指導者専用の更新情報を受信した場合、受信した指導者専用の更新情報に基づいて、各クライアント端末120が表示する各種の表示画面401〜416における各情報を表示する。具体的には、指導者の端末装置として起動されたパーソナルコンピュータ130は、たとえば、児童名ごとに意見情報を関連付けた一覧を、当該パーソナルコンピュータが備えるディスプレイに表示する。
図4−18は、パーソナルコンピュータ(指導者用の端末装置)130のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図である。図4−18に示したように、パーソナルコンピュータ(指導者用の端末装置)130のディスプレイに表示される表示画面418は、児童名ごとに意見情報を関連付けた一覧418aを含む。一覧418aにおいては、児童名ごとの意見情報に加えて、各意見情報が模造紙領域404aにおいて発表されているか、個別情報領域401eに記載された状態であるか、などの意見情報の状態を示してもよい。
このように、パーソナルコンピュータ(指導者用の端末装置)130において、児童名ごとに意見情報を関連付けた一覧418aを表示することにより、各クライアント端末120が表示する各種の表示画面401〜416における各情報を、当該パーソナルコンピュータ(指導者の端末装置)130を使用する教師などの指導者に閲覧させることができる。
また、パーソナルコンピュータ(指導者用の端末装置)130において、児童名ごとの意見情報に加えて、意見情報の状態を示すことにより、教師などの指導者は、たとえば、話し合い活動の授業の進捗状況を見ながら、パーソナルコンピュータ(指導者の端末装置)130が表示する一覧418aを確認し、適切な意見を持っている児童に対して、該当する意見が記載された付箋403aを模造紙領域404aに貼り付けるように指導することができる。これにより、話し合いの能力を児童に身につけさせるための指導を効果的におこなうことができる。
協働学習支援システム100においては、話し合い活動の授業において、パーソナルコンピュータ(指導者の端末装置)130が表示する一覧418aを確認した教師などの指導者が、該当する意見情報を選択した場合に、当該選択された意見情報を入力した児童のクライアント端末120において、「この意見を発表してみよう」などのコメントを表示させるようにしてもよい。
具体的には、たとえば、教師などの指導者に対して、パーソナルコンピュータ(指導者の端末装置)130において、表示画面418に表示中の意見情報の中から任意の意見情報を選択する入力操作や、該当するクライアント端末120において表示させるコメントの入力操作などの入力操作をおこなわせる。パーソナルコンピュータ(指導者の端末装置)130は、表示画面418に表示中の意見情報のうち、選択された意見情報の表示欄の表示色を変えるなどして、当該選択された意見情報を案内する。そして、教師などの指導者に対して、意見情報が選択された状態で「コメントを送る」キー418bの入力操作をおこなわせる。
パーソナルコンピュータ(指導者の端末装置)130は、意見情報が選択された状態で「コメントを送る」キー418bの入力操作を受け付けた場合、当該意見情報にかかる内容識別情報と教師などの指導者を識別する所定の識別情報とを含む更新要求を、サーバ110に送信する。サーバ110は、パーソナルコンピュータ(指導者の端末装置)130から送信された内容識別情報と所定の識別情報とを含む更新要求を受信した場合、当該内容識別情報によって識別される意見情報を入力したクライアント端末120を特定する。
そして、サーバ110は、受信した更新要求に含まれる内容識別情報と「この意見を発表してみよう」などのコメントとを含む更新情報を、特定したクライアント端末120に対して送信する。当該更新情報を受信したクライアント端末120は、受信した更新情報に基づいて、該当する意見情報に対応付けて「この意見を発表してみよう」などのコメントを表示する。該当するクライアント端末120において表示させるコメントは、コメント入力欄に入力された任意のコメントであってもよく、あらかじめ設定された固定のコメントであってもよい。任意のコメントは、たとえば、表示画面418のコメント入力欄418cに任意のテキスト情報を入力させ、入力されたテキスト情報を任意のコメントとして該当するクライアント端末120において表示させることができる。
このように、サーバ110を介して、パーソナルコンピュータ(指導者の端末装置)130から該当するクライアント端末120に対して、コメントを含む更新情報を送信することにより、教師などの指導者は、任意のタイミングで、適切な意見を持っている児童に対して発表を促す指導をおこなうことができる。これにより、教師などの指導者の考えや判断に沿って話し合い活動の授業を進めることができ、児童などの被教育者に、話し合いの能力を身に付けさせることができる。
(データベース)
つぎに、サーバ110が備える各種のデータベースについて説明する。サーバ110は、個別意見データベース、議題データベース、コメントデータベース、ヒントデータベースなどの各種のデータベースを備えている。
図5−1は、サーバ110が備える個別意見データベースの一例を示す説明図である。図5−1において、サーバ110が備える個別意見データベース501は、児童の識別情報ごとに、議題の識別情報や、意見情報(ネタ情報)を記憶する。児童の識別情報は、各児童に固有の情報であって、たとえば、学年、組、出席番号などに基づいて割り当てることができる。
具体的には、たとえば、4年2組であって出席番号が7番の児童の場合、児童の識別情報を「A40207」と割り当てることができる。児童の識別情報は、たとえば、学級担任などが設定し、協働学習支援システム100を用いた話し合い活動の前に入力しておく。個別意見データベース501は、児童の識別情報ごとに、当該児童の識別情報によって識別される児童の氏名を関連付けて記憶してもよい。
議題の識別情報は、各児童が話し合いをおこなう議題を特定可能な情報であって、たとえば、協働学習支援システム100を用いて話し合い活動をおこなうごとに付与される通し番号によって実現することができる。具体的には、たとえば、4年2組の話し合い活動に際し、「米作りをするのに、農薬は使った方が良いか、使わない方が良いか?」という議題を設定し、当該議題が協働学習支援システム100を用いておこなう話し合い活動の10番目に設定された議題である場合、議題の識別情報を「B−0010」とすることができる。これにより、たとえば、同じ学年の複数の組(たとえば、4年1組と4年2組など)において同じ議題についての話し合いをそれぞれおこなう場合に、どの児童がどの議題についての話し合いをおこなうかを容易に特定することができる。
議題の識別情報は、学年と組とによって識別される、組ごとの通し番号に基づいて付与されるものであってもよい。具体的には、たとえば、4年2組の話し合い活動に際し、「米作りをするのに、農薬は使った方が良いか、使わない方が良いか?」という議題を設定し、当該議題が、4年2組の児童が協働学習支援システム100を用いておこなう話し合い活動の10番目に設定された議題である場合、議題の識別情報を「B42−10」とすることができる。
意見情報は、各児童がクライアント端末120に対して操作をおこなうことによって入力した、各児童の意見をあらわす情報であって、たとえば、テキスト情報や画像情報によって実現することができる。画像情報は、写真や手書きのイラストなどの静止画像の画像情報であってもよく、児童が撮影した動画像の画像情報であってもよい。静止画像や動画像は、クライアント端末120が備えるカメラを用いて撮影することができる。また、意見情報は、たとえば、音声情報を含んでいてもよい。音声は、クライアント端末120が備えるマイクを用いて録音することができる。また、意見情報は、たとえば、児童が撮影した音声を含む動画像の画像情報であってもよい。
個別意見データベース501は、意見情報に、当該意見情報を識別する識別情報(以下「内容識別情報」という)を関連付けて記憶する。内容識別情報は、各意見情報を特定可能な情報であって、たとえば、児童の識別情報と入力されるごとに付与される通し番号とに基づいて割り当てることができる。具体的には、たとえば、「A40207」という児童の識別情報が割り当てられた児童が、話し合いの授業において最初に入力した意見情報である場合、内容識別情報を「C40207001」とすることができる。
また、個別意見データベース501は、意見情報に、当該意見情報が入力された日時(入力日時)に関する情報を関連付けて記憶する。具体的には、たとえば、或る意見情報が2013年5月10日の10時20分に入力された場合、入力日時に関する情報を「201305101020」とすることができる。議題が異なる複数回の話し合いの授業がおこなわれた場合、個別意見データベース501は、児童の識別情報ごとに、複数の議題の識別情報および意見情報を関連付けて記憶してもよい。
図5−2は、サーバ110が備える議題データベースの一例を示す説明図である。図5−2において、議題データベース502は、議題の識別情報ごとに、議題情報を関連付けて記憶する。議題情報は、たとえば、話し合いの授業をおこなう教師が入力したテキスト情報によって実現することができる。具体的には、たとえば、「米作りをするのに、農薬は使った方が良いか、使わない方が良いか?」などのテキスト情報によって実現することができる。議題情報は、画像情報や音声情報を含んでいてもよい。たとえば、教師が選択した写真と、「この写真を見てどう感じたか?」などのテキスト情報と、によって議題情報を実現してもよい。
また、議題データベース502は、議題の識別情報ごとに、分割の有無を示す情報および分割数に関する情報を関連付けて記憶する。分割の有無を示す情報は、議題の識別情報によって識別される議題についての話し合いに用いる模造紙領域404aにおいて、表示領域を複数に分割するか否かを示す。分割数に関する情報は、模造紙領域404aをいくつの表示領域に分割して表示するかを示す。分割数に関する情報は、表示領域を複数に分割する指定がなされた場合に、入力することができる。議題データベース502は、分割数に関する情報が入力された場合、当該分割数分の領域識別情報を記憶することができる。
領域識別情報は、模造紙領域404aにおいて分割された各表示領域を識別する情報であって、たとえば、テキスト情報によって実現することができる。具体的には、議題データベース502は、たとえば、「米作りをするのに、農薬は使った方が良いか、使わない方が良いか?」という議題の模造紙領域404aの分割数が「2」である場合、「使う」および「使わない」の2つの領域識別情報を記憶する。分割の有無を示す情報、分割数に関する情報および領域識別情報は、たとえば、議題情報を入力した教師が任意に設定し、入力することができる。
図5−3は、サーバ110が備えるコメントデータベースの一例を示す説明図である。図5−3において、コメントデータベース503は、クライアント端末120において表示させるコメント401nごとに、各コメント401nの表示タイミングに関する情報を関連付けて記憶する。コメント401nは、クライアント端末120を利用するユーザ(児童)の作業を支援する内容を示す。具体的には、コメント401nは、たとえば、「テーマから想像できることがらや思い出をふせんにしてみよう!」や「ことばにして書きにくいなら、手書きふせんを使おう!」などのように、ユーザが何をすればよいのか、ユーザがすべき行動を具体的に想起させる内容であることが好ましい。
表示タイミングは、コメント401nを表示するタイミングを特定する情報であって、たとえば、任意の開始時点からコメント401nを表示するまでの経過時間によって実現することができる。開始時点は、たとえば、「各ステップの表示画面の表示を開始した時点」などのように設定することができる。具体的には、サーバ110は、たとえば、「自分の意見を書く」ステップで表示される表示画面(図4−1における表示画面401を参照)の表示を開始するときに、「テーマから想像できることがらや思い出をふせんにしてみよう!」というコメント401nを、クライアント端末120において表示させる。
また、開始時点は、たとえば、「意見情報の入力が完了した時点」などのように設定することができる。具体的には、サーバ110は、たとえば、「自分の意見を書く」ステップで表示される表示画面の表示中に、児童自身の意見など、意見情報の入力を受け付けてから、その後意見情報が5分入力されない場合、「ことばにして書きにくいなら、手書きふせんを使おう!」というコメント401nを、クライアント端末120において表示させる。また、具体的には、サーバ110は、たとえば、「自分の意見を書く」ステップで表示される表示画面の表示を開始してから5分経過しても情報が入力されない場合、「ことばにして書きにくいなら、手書きふせんを使おう!」というコメント401nを、クライアント端末120において表示させてもよい。
コメントデータベース503は、クライアント端末120において表示させるコメント401nごとに、各コメント401nの表示時期に関する情報を関連付けて記憶する。表示時期は、コメント401nを表示可能な時期を特定する情報であって、たとえば、「ステップ1の表示画面を表示している間」などのように設定することができる。これにより、たとえば、「ステップ1の表示画面を表示している間」に、当該ステップ1の表示画面の表示を開始してから5分経過しても情報が入力されない場合、「ことばにして書きにくいなら、手書きふせんを使おう!」というコメント401nが、クライアント端末120において表示される。
図5−4は、サーバ110が備える模造紙データベースの一例を示す説明図である。図5−4において、模造紙データベース504は、議題の識別情報ごとに、内容識別情報および意見情報や、領域識別情報などを関連付けて記憶する。模造紙データベース504は、議題の識別情報によって識別される議題に対して入力された意見情報を、当該意見情報を識別する内容識別情報と関連付けて記憶する。
領域識別情報は、各意見情報が示す意見が、模造紙領域404aにおけるどの領域に貼り付けられたのかを特定する。また、模造紙データベース504は、各意見情報が、模造紙領域404aに貼り付けられた日時に関する情報を、意見情報ごとに関連付けて記憶する。さらに、模造紙データベース504は、付箋を貼り付けた児童とは別の児童の意思を反映するカウンタ情報(「イイネ」情報)408aを、意見情報ごとに関連付けて記憶する。
また、サーバ110は、話し合いのヒントに関する情報を記憶するヒントデータベース(図示を省略する)を備えている。ヒントデータベースにおいて、話し合いのヒントに関する情報は、ステップごとに設定されており、各ステップにおける約束事項、注意点、工夫点などについてのアドバイスを示す。具体的には、たとえば、「意見を出し合う」というステップに関するヒントは、話し合いを始めるにあたって気をつけるべき約束事項や工夫点などによって構成することができる。
(協働学習支援システム100の機能的構成)
図6は、協働学習支援システム100の機能的構成を示す説明図である。協働学習支援システム100におけるクライアント端末120は、端末制御部601、表示制御部602、表示部603、入力部604、送信部605および受信部606を備えている。
端末制御部601は、クライアント端末120が備える各部を駆動制御する。端末制御部601は、たとえば、CPU301、ROM302およびRAM303などによって構成されるマイクロコンピュータなどによって実現することができる。
表示制御部602は、端末制御部601によって駆動制御されて、表示部603を制御することにより、各種の表示画面401〜416を表示する表示部603を制御する。表示部603は、たとえば、ディスプレイ307によって実現することができる。表示制御部602は、たとえば、クライアント端末120にインストールされたブラウザやディスプレイ307を駆動制御するドライバなどによって実現することができる。
入力部604は、児童などのユーザによる入力操作を受け付ける。入力部604は、受け付けた入力操作に応じた情報を、端末制御部601に出力する。入力部604は、たとえば、タッチパネル308によって実現することができる。端末制御部601は、入力部604が受け付けた入力操作に応じた各種の更新要求を生成する。
送信部605は、端末制御部601によって駆動制御されて、当該端末制御部601が生成した各種の更新要求を、サーバ110へ送信する。受信部606は、サーバ110から送信された各種の更新情報を受信する。端末制御部601は、受信部606が受信した更新情報に基づいて表示制御部602を駆動制御し、表示部603による表示内容を更新する。送信部605および受信部606は、たとえば、ネットワークI/F305によって実現することができる。
協働学習支援システム100におけるサーバ110は、第1の取得部607、第1の表示部608、第2の取得部609、第2の表示部610、計時部611、記憶部612、コメント抽出部613および第3の表示部614を備えている。
第1の取得部607は、複数のクライアント端末120のうちの任意のクライアント端末120において、当該任意のクライアント端末120が備える入力部604により入力を受け付けた意見情報を取得する。具体的には、第1の取得部607は、たとえば、クライアント端末120から送信された意見情報にかかる更新要求を受信することによって、入力を受け付けた意見情報を取得することができる。
第1の表示部608は、意見情報にかかる更新要求の送信元となる任意のクライアント端末120が備える表示制御部602に対して、第1の取得部607が取得した意見情報を当該任意のクライアント端末120の表示画面における個別情報入力領域401e(第1の領域)に表示させる。具体的には、第1の表示部608は、たとえば、クライアント端末120から送信された更新要求に含まれる意見情報に基づく更新情報を生成し、生成した更新情報を当該更新要求の送信元となるクライアント端末120に送信することによって、該当するクライアント端末120の表示画面における個別情報入力領域401eに意見情報を表示させることができる。
第2の取得部609は、意見情報にかかる更新要求の送信元となる任意のクライアント端末120が個別情報入力領域401eに表示する意見情報のうち、当該任意のクライアント端末120が備える入力部604により選択された任意の意見情報を取得する。具体的には、第2の取得部609は、たとえば、クライアント端末120から送信された付箋403aの移動にかかる更新要求を受信することによって、選択された任意の意見情報を取得することができる。
第2の表示部610は、任意のクライアント端末120を含む複数のクライアント端末120が備える表示制御部602に対して、第2の取得部609が取得した意見情報を、複数のクライアント端末120の表示画面における模造紙領域404a(第2の領域)に表示させる。具体的には、第2の表示部610は、たとえば、クライアント端末120から送信された付箋403aの移動にかかる更新要求に基づく更新情報を生成し、生成した更新情報を当該更新要求の送信元となるクライアント端末120を含むすべてのクライアント端末120に送信することによって、該当するクライアント端末120の表示画面における模造紙領域404aに該当する意見情報を表示させることができる。
計時部611は、クライアント端末120ごとに、第1の取得部607が意見情報を取得してからつぎの意見情報を取得するまでの経過時間を計時する。すなわち、計時部611は、上述した第1の経過時間を計時する。また、計時部611は、クライアント端末120ごとに、第2の表示部610が模造紙領域404aに意見情報を表示させてから、個別情報入力領域401eに表示中の意見情報を模造紙領域404aに表示させるまでの経過時間を計時する。すなわち、計時部611は、上述した第2の経過時間を計時する。
記憶部612は、各種のデータベースを記憶する。また、記憶部612は、クライアント端末120から取得した更新情報に基づいて、記憶している各種のデータベースのうち該当するデータベースを適宜更新する。具体的には、記憶部612は、たとえば、第1の取得部607や第2の取得部609が取得した更新要求に基づいて、個別意見データベース501や模造紙データベース504を更新する。また、記憶部612は、上記のコメントデータベース503を記憶している。
コメント抽出部613は、計時部611が計時する経過時間が所定時間に達した場合、あらかじめ記憶されているコメント情報の中から任意のコメント情報を抽出する。具体的には、コメント抽出部613は、たとえば、第1の経過時間が所定時間に達した場合、コメントデータベース503の中から「テーマから想像できることがらや思い出をふせんにしてみよう!」などのコメント401n(コメント情報)を抽出する。
第3の表示部614は、計時部611が計時する経過時間が所定時間に達したクライアント端末120が備える表示制御部602に対して、コメント抽出部613が抽出したコメントを、当該クライアント端末120の表示画面に表示させる。具体的には、第3の表示部614は、たとえば、コメント抽出部613が抽出したコメントにかかる更新情報を、計時部611が計時する経過時間が所定時間に達したクライアント端末120に送信することによって、当該クライアント端末120の表示画面にコメント401n表示させることができる。
図7は、クライアント端末120の処理手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートに示した処理は、クライアント端末120の電源が投入され、所定の起動画面を表示した場合に開始される。また、図7のフローチャートに示した処理は、クライアント端末120の電源が切断される入力操作を受け付けるまでおこなわれる。
図7のフローチャートにおいて、まず、所定の起動画面を表示した状態で、児童の識別情報の入力を受け付けるまで待機する(ステップS701:No)。ステップS701において、児童の識別情報の入力を受け付けた場合(ステップS701:Yes)、サーバ110に対して起動通知を送信する(ステップS702)。ステップS702においては、ステップS701:Yesにおいて入力を受け付けた児童の識別情報および当該児童の識別情報の入力を受け付けたクライアント端末120の識別情報を含む起動通知を送信する。そして、ステップS702において送信した起動通知に応じてサーバ110から送信された初期画面情報を受信するまで待機する(ステップS703:No)。
ステップS703において、初期画面情報を受信した場合(ステップS703:Yes)、受信した初期画面情報に基づいてディスプレイを制御して、当該ディスプレイに初期画面を表示する(ステップS704)。そして、ナビゲーション領域401aに対する操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS705)。ステップS705においては、ナビゲーション領域401aに表示されるアイコン群のうち、いずれか一つのアイコン401cを選択する操作を受け付けたか否かを判断する。
ステップS705において、ナビゲーション領域401aに対する操作を受け付けた場合(ステップS705:Yes)、サーバ110に対して、画面切換要求を送信する(ステップS706)。ステップS706においては、ステップS701:Yesにおいて入力を受け付けた児童の識別情報、当該児童の識別情報の入力を受け付けたクライアント端末120の識別情報、および、選択されたアイコン401cを識別する情報を含む画面切換要求を送信する。そして、ステップS706において送信した画面切換要求に応じてサーバ110から送信された更新情報を受信するまで待機する(ステップS707:No)。
ステップS707において、更新情報を受信した場合(ステップS707:Yes)、受信した更新情報に基づいてディスプレイを制御して、当該ディスプレイにおける表示内容を更新して(ステップS708)、ステップS705へ移行する。
ステップS705において、ナビゲーション領域401aに対する操作を受け付けていない場合(ステップS705:No)、作業領域401bに対する情報の入力操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS709)。ステップS709において、作業領域401bに対する情報の入力操作を受け付けていない場合(ステップS709:No)、ステップS707へ移行する。
一方、ステップS709において、作業領域401bに対する情報の入力操作を受け付けた場合(ステップS709:Yes)、サーバ110に対して、ステップS709:Yesにおいて受け付けた入力操作に基づく更新要求を送信して(ステップS710)、ステップS705へ移行する。ステップS710においては、ステップS701:Yesにおいて入力を受け付けた児童の識別情報、当該児童の識別情報の入力を受け付けたクライアント端末120の識別情報、および、ステップS709:Yesにおいて受け付けた入力操作に応じた入力情報を含む更新要求を送信する。
図8は、サーバ110の処理手順を示すフローチャートである。図8のフローチャートにおいて、まず、クライアント端末120から送信された起動通知を受信したか否かを判断する(ステップS801)。ステップS801において、クライアント端末120から送信された起動通知を受信した場合(ステップS801:Yes)、該当するクライアント端末120に対して、ステップS801:Yesにおいて受信した起動通知に応じた初期画面情報を送信する(ステップS802)。
ステップS802においては、ステップS801:Yesにおいて受信した起動通知に含まれる児童の識別情報に基づいて、個別意見データベースから、当該児童の識別情報に関連付けられている意見情報などを取得する。そして、取得した意見情報に基づいて初期画面情報を生成し、生成した初期画面情報をステップS801:Yesにおいて受信した起動通知の送信元となるクライアント端末120に送信する。
ステップS801において、クライアント端末120から送信された起動通知を受信していない場合(ステップS801:No)、ステップS801へ戻る。ステップS802において初期画面情報を送信した後、ステップS706においてクライアント端末120から送信された画面切換要求を受信したか否かを判断する(ステップS803)。ステップS803において、画面切換要求を受信した場合(ステップS803:Yes)、更新情報を生成する(ステップS804)。
ステップS804においては、ステップS803:Yesにおいて受信した画面切換要求に含まれるアイコン401cを識別する情報に基づいて該当する表示画面を特定するとともに、当該画面切換要求に含まれる児童の識別情報に基づいて、個別意見データベースから当該児童の識別情報に関連付けられている意見情報を取得したり、模造紙データベース504から当該児童の識別情報に関連付けられているグループの識別情報やグループの意見情報などを取得する。そして、取得した情報に基づいて更新情報を生成する。その後、ステップS804において生成した更新情報をステップS803において受信した画面切換要求の送信元となるクライアント端末120に送信する(ステップS805)。
つぎに、経過時間(第1の経過時間、第2の経過時間)が所定時間に達したか否かを判断する(ステップS806)。ステップS806においては、たとえば、第1の経過時間が所定時間に達したか否かを、クライアント端末120ごとに判断する。また、ステップS806においては、たとえば、第2の経過時間が所定時間に達したか否かを、クライアント端末120ごとに判断する。ステップS806において、経過時間が所定時間に達していない場合(ステップS806:No)、ステップS801へ移行する。
ステップS806において、経過時間が所定時間に達した場合(ステップS806:Yes)、コメントデータベース503を参照して、該当するコメントを抽出し(ステップS807)、ステップS804へ移行する。ステップS807においては、たとえば、意見情報にかかる更新要求を取得(受信)してからつぎの意見情報にかかる更新要求を取得(受信)する前に、第1の経過時間が所定時間に達した場合、「ことばにして書きにくいなら、手書きふせんを使おう!」というコメントを抽出する。
ステップS807においてコメントを抽出した場合、ステップS804においては、抽出したコメントに基づいて更新情報を生成する。そして、ステップS805において、抽出したコメントに基づいて生成した更新情報を、該当するクライアント端末120に送信する。これにより、抽出したコメントに基づいて生成した更新情報を受信したクライアント端末120において、ステップS807において抽出したコメントを表示させることができる。
一方、ステップS803において、画面切換要求を受信していない場合(ステップS803:No)、ステップS710においてクライアント端末120から送信された更新要求を受信したか否かを判断する(ステップS808)。ステップS808において、更新要求を受信していない場合(ステップS808:No)、ステップS804へ移行する。ステップS808において、更新要求を受信した場合(ステップS808:Yes)、受信した更新要求に基づいて該当するデータベースを更新して(ステップS809)、ステップS804へ移行する。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態の協働学習支援システム100における協働活動支援装置を実現するサーバ110は、複数のクライアント端末120のうちの任意のクライアント端末120において、当該任意のクライアント端末120が入力を受け付けた意見情報を取得し、取得した意見情報を当該任意のクライアント端末120の表示画面における個別情報入力領域401e(第1の領域)に表示させる。
また、この発明にかかる実施の形態の協働学習支援システム100におけるサーバ110は、任意のクライアント端末120が個別情報入力領域401eに表示する意見情報のうち、当該任意のクライアント端末120において選択された任意の意見情報を取得し、取得した意見情報を、複数のクライアント端末120の表示画面における模造紙領域404a(第2の領域)に表示させる。
この発明にかかる実施の形態の協働活動支援装置によれば、各児童が使用するクライアント端末のうちの任意のクライアント端末において入力された意見情報を、当該任意のクライアント端末の表示画面における個別情報入力領域(第1の領域)401eにのみ表示することにより、各児童が自身の意見を目視によって確認可能な状態でまとめることができる。
そして、個別情報入力領域401eに表示した意見情報のうち選択された意見情報を複数のクライアント端末の表示画面における模造紙領域(第2の領域)404aに表示することによって、各児童の意見を複数の児童が目視によって容易かつ正確に確認可能な状態で発表することができる。
これにより、児童は、個別情報入力領域401eに表示された意見情報(自身の意見)と模造紙領域404aに表示された意見情報(発表された意見)とを見比べながら、どの意見を発表するか、どのタイミングで発表するかを検討しながら話し合い活動をおこなうことができる。
このように、この発明にかかる実施の形態の協働活動支援装置を用いて、協働活動である話し合い活動の授業をおこなうことにより、児童などの被教育者に、話し合いの能力を身に付けさせることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の協働学習支援システム100におけるサーバ110は、クライアント端末120ごとに、意見情報にかかる更新要求を受信(取得)してからつぎの意見情報にかかる更新要求を取得するまでの経過時間(第1の経過時間)を計時し、当該経過時間が所定時間に達した場合、あらかじめ記憶されているコメントの中から任意のコメントを抽出し、当該経過時間が所定時間に達したクライアント端末120において、抽出したコメントを表示させる。
この発明にかかる実施の形態の協働学習支援システム100におけるサーバ110によれば、各クライアント端末120において入力を受け付けた意見情報を管理し、所定時間が経過しても意見情報を入力しない児童のクライアント端末120において、クライアント端末120ごとにコメント401nを表示させることができる。
これにより、各児童の行動を教師が管理することなく、適切なタイミングでアドバイスをおこなうことができ、児童などの被教育者に、話し合いの能力を身に付けさせることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の協働学習支援システム100におけるサーバ110は、クライアント端末120ごとに、模造紙領域404aに意見情報を表示させてから、付箋403aの移動にかかる更新要求を受信(取得)するまでの経過時間(第2の経過時間)を計時し、当該経過時間が所定時間に達した場合、あらかじめ記憶されているコメントの中から任意のコメントを抽出し、当該経過時間が所定時間に達したクライアント端末120において、抽出したコメントを表示させる。
この発明にかかる実施の形態の協働学習支援システム100におけるサーバ110によれば、各クライアント端末120において入力を受け付けた意見情報をサーバ110において管理し、模造紙領域404aに意見が貼り付けられてから所定時間が経過しても個別情報入力領域401eの意見情報を模造紙領域404aに貼り付けない、すなわち、意見を持っているにもかかわらず発表をおこなわない児童のクライアント端末120において、クライアント端末120ごとにコメント401nを表示させることができる。
これにより、各児童の行動を教師が管理することなく、適切なタイミングでアドバイスをおこなうことができ、児童などの被教育者に、話し合いの能力を身に付けさせることができる。
上述した実施の形態においては、この発明にかかる協働活動支援システムを、1つのクラスなどのように同一の場所に集合する複数の児童がそれぞれクライアント端末120を使用しておこなう話し合い活動の授業に用いた例について説明したが、この発明にかかる協働活動支援システムの用途は、同一の場所に集合する複数人によっておこなう活動に限るものではない。たとえば、それぞれ異なる場所に位置する参加者が、話し合い活動などの協働活動に参加する場合に用いてもよい。
また、上述した実施の形態においては、この発明にかかる協働活動支援システムを、小学校教育における話し合い活動などの協働学習活動を支援する協働学習支援システム100として用いた例について説明したが、この発明にかかる協働活動支援システムの用途は、小学校教育における話し合い活動に限るものではない。この発明にかかる協働活動支援システムは、たとえば、会社内の会議に用いることができる。この発明にかかる協働活動支援システムを、会社内の会議に用いる場合、たとえば、社員番号ごとに意見情報を記憶することができる。
なお、この実施の形態で説明した協働活動支援方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワーク140を介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、この発明にかかる協働活動支援装置は、学級活動や会議など複数人が意見交換する活動の円滑な進行を支援する協働活動支援装置に有用であり、特に、小学校教育における話し合い活動などの協働学習活動を支援する協働活動支援装置に適している。
100 協働学習支援システム
110 サーバ
120 クライアント端末
601 端末制御部
602 表示制御部
603 表示部
604 入力部
605 送信部
607 第1の取得部
608 第1の表示部
609 第2の取得部
610 第2の表示部
611 計時部
612 記憶部
613 コメント抽出部
614 第3の表示部

Claims (3)

  1. 表示画面を制御する表示制御手段と情報の入力操作を受け付ける入力手段とを備えた複数のクライアント端末と通信可能な協働活動支援装置であって、
    前記複数のクライアント端末のうちの任意のクライアント端末において、当該任意のクライアント端末が備える入力手段により入力を受け付けた意見情報を取得する第1の取得手段と、
    前記任意のクライアント端末が備える表示制御手段に対して、前記第1の取得手段が取得した意見情報を当該任意のクライアント端末の表示画面における第1の領域に表示させる第1の表示手段と、
    前記任意のクライアント端末が前記第1の領域に表示する意見情報のうち、当該任意のクライアント端末が備える入力手段により選択された任意の意見情報を取得する第2の取得手段と、
    前記任意のクライアント端末を含む前記複数のクライアント端末が備える表示制御手段に対して、前記第2の取得手段が取得した意見情報を、前記複数のクライアント端末の表示画面における前記第1の領域とは異なる第2の領域に表示させる第2の表示手段と、
    を備えたことを特徴とする協働活動支援装置。
  2. 前記クライアント端末ごとに、前記第1の取得手段が意見情報を取得してからつぎの意見情報を取得するまでの経過時間を計時する計時手段と、
    前記計時手段が計時する経過時間が所定時間に達した場合、あらかじめ記憶されているコメント情報の中から任意のコメント情報を抽出するコメント抽出手段と、
    前記経過時間が所定時間に達したクライアント端末が備える表示制御手段に対して、前記コメント抽出手段が抽出したコメントを、当該クライアント端末の表示画面に表示させる第3の表示手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の協働活動支援装置。
  3. 前記計時手段は、前記クライアント端末ごとに、前記第2の表示手段が前記第2の領域に意見情報を表示させてから、前記第1の領域に表示中の意見情報を前記第2の領域に表示させるまでの経過時間を計時することを特徴とする請求項2に記載の協働活動支援装置。
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