JP2002182551A - 問題解答システム、記録媒体及び問題解答方法 - Google Patents

問題解答システム、記録媒体及び問題解答方法

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JP2002182551A
JP2002182551A JP2000381112A JP2000381112A JP2002182551A JP 2002182551 A JP2002182551 A JP 2002182551A JP 2000381112 A JP2000381112 A JP 2000381112A JP 2000381112 A JP2000381112 A JP 2000381112A JP 2002182551 A JP2002182551 A JP 2002182551A
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answerer
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Nobuyuki Miyazaki
信幸 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータ等の表示装置の画面上で多肢選択
式の問題を解答しやすくした問題解答システム、記録媒
体及び問題解答方法を提供する。 【解決手段】各問題(問1、問2・・・)には、問題文
以外に、円形の解答ボタン42と四角形の問題用メモボ
ックス43、選択肢用メモボックス44が設けてある。
解答ボタン42は、解答者が正解であると判断した解答
番号をチェックするためのものである。問題用メモボッ
クス43には、その問題文の趣旨が「正しい肢を選ぶも
の」か「誤った肢を選ぶもの」かをメモしたり、あるい
はその問題が解答者にとって難しく、迷ったり判断でき
なかった問題であることをメモすることができる。選択
肢用メモボックス44には、選択肢を順に解いていく際
に、その選択肢が「正しい」か「誤り」か、あるいは
「解らない」等をメモすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は問題解答システムに
係り、更に詳しくは、コンピュータ等の表示装置の画面
上で多肢選択式の問題を解答しやすくした問題解答シス
テム、記録媒体及び問題解答方法に関する。
【0002】
【従来技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、パ
ソコンと略称する)等を利用して、高校や大学受験また
は各種資格試験等の勉強を行う方法が種々実用化されて
いる。一般的には、学習する科目についての問題、解答
及び解説等を予め記憶させたCD−ROMをCD−RO
M装置に装着し、CD−ROMの記憶内容をパソコンに
読み出して学習するシステムとなっている。
【0003】このようなCD−ROMに記憶された問題
は、四肢または五肢の択一問題(多肢選択式の問題)が
殆どで、複数の選択肢の中から正しい肢か誤った肢かを
答えるものである。問題の解答は、画面上に表示された
ラジオボタンをチェックすることで行う。
【0004】また、インターネットで模擬試験を受験で
きるシステムも実用化されている。そのシステムの流れ
は一般的に次のようなものである。まず試験問題をダウ
ンロードして、紙に印刷する。次に、紙面上で問題を解
き、その解答番号をパソコンの画面上で入力する。その
解答結果を問題提供者に送信すると、パソコン画面上に
採点結果が返送されてくる。また問題の解説もダウンロ
ードして見ることができる。
【0005】更に、英語や情報技術関連等の検定試験
で、試験センターに受験者を集め、パソコン画面上で問
題を解答させるシステムも実用化されつつある。このよ
うな試験システムで出題される問題に関しても、上記し
たような多肢選択式の問題が一般的であり、問題の解答
も同じく画面上に表示されたラジオボタンをチェックす
ることで行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来のパソコンを利用した問題解答システムに
は次のような課題があった。即ち、従来の問題解答シス
テムでは、問題の解答番号をパソコン画面上に入力する
手段は設けられているが、選択肢の正誤判断の結果を一
つずつパソコン画面上でメモしたり、解答者が解らない
問題等をチェックしておくような機能が設けられていな
かった。したがって、紙面上で問題を解答する場合と比
べて、問題の解答を円滑に行うことが難しかった。
【0007】(発明の目的)そこで本発明の目的は、上
記課題を解消するもので、コンピュータ等の表示装置の
画面上で多肢選択式の問題を解答しやすくした問題解答
システム、記録媒体及び問題解答方法を提供することに
ある。その他の本発明の目的は、以下の説明によって明
らかになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、問題文と複数の選択肢を含む多肢選択式の
問題を表示装置の画面上に表示して解答するコンピュー
タを利用した問題解答システムであって、問題に対する
解答者による解答を上記画面上に表示する手段と、それ
ぞれの選択肢について解答者が行った正誤判断が分かる
表示手段を有していることを特徴とする、問題解答シス
テムである。
【0009】第2の発明にあっては、採点後に、その採
点した問題の選択肢に関し、解答者が行った正誤判断の
記録を画面上に表示する手段を有していることを特徴と
する、第1の発明に係る問題解答システムである。
【0010】第3の発明にあっては、解答者が解らなか
った問題または解答者が解らなかった選択肢であること
が判別できる手段を有することを特徴とする、第1また
は第2の発明に係る問題解答システムである。
【0011】第4の発明にあっては、問題文と複数の選
択肢を含む多肢選択式の問題を表示装置の画面上に表示
して解答するコンピュータを利用した問題解答システム
であって、解答者が解らなかった問題または解答者が解
らなかった選択肢であることが判別できる手段を有する
ことを特徴とする、問題解答システムである。
【0012】第5の発明にあっては、解答者が解らなか
った問題または解答者が解らなかった選択肢を含む問題
の記号を画面上に一覧表示する手段を有していることを
特徴とする、第3または第4の発明に係る問題解答シス
テムである。
【0013】第6の発明にあっては、採点後に、解答者
が解らなかった問題または解答者が解らなかった選択肢
を判別できる手段を有していることを特徴とする、第
3,4または第5の発明に係る問題解答システムであ
る。
【0014】第7の発明にあっては、正しい選択肢を選
ぶのか、誤っている選択肢を選ぶのかという問題文の趣
旨を画面上に記号として表示する手段を有することを特
徴とする、第1,2,3,4,5または第6の発明に係
る問題解答システムである。
【0015】第8の発明にあっては、問題文と複数の選
択肢を含む多肢選択式の問題を表示装置の画面上に表示
して解答するコンピュータを利用した問題解答システム
であって、正しい選択肢を選ぶのか、誤っている選択肢
を選ぶのかという問題文の趣旨を画面上に記号として表
示する手段を有することを特徴とする、問題解答システ
ムである。
【0016】第9の発明にあっては、第1ないし第8の
発明のいずれかに係る問題解答システムを実行させるた
めのプログラムを記録していることを特徴とする、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0017】第10の発明にあっては、コンピュータを
利用して、問題文と複数の選択肢を含む多肢選択式の問
題を表示装置の画面上に表示して解答する方法であっ
て、それぞれの選択肢について解答者が行った正誤判断
が分かるように、上記画面上に表示しながら問題を解く
ことを特徴とする、問題解答方法である。
【0018】第11の発明にあっては、コンピュータを
利用して、問題文と複数の選択肢を含む多肢選択式の問
題を表示装置の画面上に表示して解答する方法であっ
て、解答者が解らなかった問題または解答者が解らなか
った選択肢であることが判別できるように、上記画面上
に表示しながら問題を解くことを特徴とする、問題解答
方法である。
【0019】本明細書中にいう「多肢選択式の問題」と
は、解答として用意されたいくつかの選択肢から正しい
ものあるいは誤っているものを選択させる問題のことを
指称している。多肢選択式の問題としては、例えば「正
しいものを一つ選択する」といった単純な択一式の問題
や「正しいものは何個あるか」といった個数問題、ある
いは「正しい組合せはどれか」といった組合せ問題等を
挙げることができるが、特にこれに限定するものではな
い。
【0020】解答者にとって解らなかった問題または選
択肢であることを判別する方法としては、例えばその問
題や選択肢に記号や色を付けたり、あるいは文章を太文
字や罫線で表したり、点滅するようにしたりする方法が
挙げられるが、特にこれらに限定するものではない。
【0021】本明細書中で「記号」の用語は、「符号」
や「しるし」も含む広い概念で使用している。
【0022】(作 用)それぞれの選択肢について解答
者が行った正誤判断が分かる表示手段を有している問題
解答システムでは、その選択肢が正しいかあるいは誤り
かといった解答者が行った正誤の判断結果を画面上に表
示することができる。
【0023】採点後に、その採点した問題の選択肢に関
し、解答者が行った正誤判断の記録を画面上に表示する
手段を有しているものでは、採点した結果、不正解だっ
た問題の選択肢のうち、どの肢の正誤判断が間違ってい
たかが分かる。
【0024】解答者が解らなかった問題または解答者が
解らなかった選択肢であることが判別できる手段を有す
るものでは、問題解答システムを試験に採用した場合
に、限られた試験時間内に解答者が解らなかった問題や
選択肢を効率的に見直すことができる。
【0025】解答者が解らなかった問題または解答者が
解らなかった選択肢を含む問題の記号を画面上に一覧表
示する手段を有しているものでは、問題解答システムを
試験に採用した場合に、どの問題が解答者にとって解か
らないものかを瞬時に確認することができる。
【0026】採点後に、解答者が解らなかった問題また
は解答者が解らなかった選択肢を判別できる手段を有し
ているものでは、採点の結果が正解であっても、解らな
かった問題または解らなかった選択肢を含む問題を見直
すことができる。
【0027】正しい選択肢を選ぶのか、誤っている選択
肢を選ぶのかという問題文の趣旨を画面上に記号として
表示する手段を有しているものは、問題文を改めて読む
必要がなく、また例えば誤っている選択肢を選ばなくて
はならない問題で、正しい選択肢を選ぶといった問題の
趣旨の読み違いによるケアレスミス(不注意によるミ
ス)も防止することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明の実施の形
態に係る問題解答システムの全体構成を示す概略ブロッ
ク図である。問題解答システムは、CPU(Central Pr
ocessing Unit )11、RAM(Random Access Memor
y)12、入力装置13、表示装置14、記憶装置15
及びバス16を有しており、各部はバス16によって接
続されている。
【0029】CPU11は、システム全体の制御及び演
算等を行う。RAM12は、CPU11により処理され
る各種プログラムや、その処理に係るデータを一時的に
格納するメモリエリアを形成する。
【0030】入力装置13は、マウス、トラックボー
ル、トラックパッド、タッチスクリーン、あるいはペン
タブレット等のポインティングデバイスで構成される。
また、方向キーとその他の各種キーを備えるキーボード
を用いて、方向キーによって表示画面上の特定の位置座
標を指定し、各種キーを押すことによって指示操作を行
う構成とすることもできる。
【0031】また、マウス等のポインティングデバイス
による指示操作は、クリック等の操作に限定されず、表
示画面上でのポインタの軌跡が円や方形を描いたり、あ
るいはポインタの軌跡の交点を検知するなど、特徴的な
動作を指示操作として検知する構成とすることもでき
る。
【0032】表示装置14は、CRT(Cathode Ray Tu
be)、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面
を備えている。
【0033】記憶装置15は記録媒体151を有してい
る。この記録媒体151には問題解答システムのプログ
ラムやデータ等が記憶されている。この記録媒体151
は記憶装置15に固定的に設けたもの、あるいは着脱自
在に装着するものである。記録媒体151は、例えば磁
気的記録媒体(ハードディスクやフロッピー(登録商
標)ディスク等)、光学的記録媒体(CD−ROM
等)、あるいは半導体メモリ等で構成されている。
【0034】記録媒体151に記憶される問題解答シス
テムのプログラムやデータ等は、通信回線等を介して接
続された他の機器から受信して記憶する構成(例えばイ
ンターネットを利用する構成)にしてもよい。さらに、
通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記録媒
体を備えた記憶装置を設け、この記録媒体に記憶されて
いるプログラムやデータを通信回線を介して使用する構
成としてもよい。
【0035】次に、問題解答システムによる模擬試験問
題の解答と復習の進め方について説明する。図2は本発
明に係る問題解答システムの一実施の形態の処理内容の
一部を示すフローチャート、図3は問題解答システムの
プログラムを起動した際のメイン画面を示す説明図、図
4はメイン画面から「第一回試験」ボタンを選択した際
に表示される画面を示す説明図である。
【0036】問題解答システムのプログラムを起動する
ために、図1に示す表示装置14の画面に表示されてい
るアイコンを入力装置であるマウスやキーボード等より
選択する。そして、プログラムを起動すると、図3に示
すメイン画面が表示される(ステップS1)。メイン画
面では、例えば第一回から第三回までの試験問題を選択
できる。
【0037】そして、メイン画面中で例えば「第一回試
験」ボタン21を押すと、図4に示す第一回試験の画面
が表示される(ステップS2)。この画面で「問題を解
く」ボタン31を押すと、後述する試験問題を解くため
の画面が表示される。また「問題を復習する」ボタン3
2を押すと、後述する問題を復習するための画面が表示
される。
【0038】<問題を解く場合>図5は図2に示すフロ
ーチャートの続きを示しており、問題を解く場合の処理
内容の一部を示すフローチャート、図6は図5の続きを
示すフローチャート、図7は図4に示す画面から「問題
を解く」ボタンを選択したときに表示される画面を示す
説明図、図8は画面に表示された試験問題のうち、問1
を解答した状態を表す説明図、図9は画面に表示された
試験問題のうち、問2を解答した状態を表す説明図、図
10は画面に表示された試験問題のうち、問3を解答し
た状態を表す説明図、図11は解答者が解答した解答番
号の一覧を画面の左端に表示した状態を示す説明図、図
12は図11の画面から問8へジャンプした状態を示す
説明図、図13は採点結果の画面を表示した状態を示す
説明図、図14は図13の画面から問1を表示した状態
を示す説明図である。
【0039】図4ないし図14を参照して、試験問題を
解く場合について説明する。図4で「問題を解く」ボタ
ン31を選択すると、図7に示す画面が表示される(図
5に示すステップS11)。この画面には試験問題全5
0問の中の例えば問1と問2が表示されている。また、
右端のスクロールバー41をスクロールすることで、画
面に表示されていない問3以降の問題も表示できる。な
お、後述する図面中、符号41はすべてスクロールバー
を示している。
【0040】更に、画面の左下には「見直し/確認」ボ
タン45が設けてあり、画面の右下には「採点」ボタン
46が設けてある。「見直し/確認」ボタン45及び
「採点」ボタン46については後述する。
【0041】図7で各問題(問1、問2・・・)には、
問題文以外に、円形のラジオボタン42と四角形の入力
ボックス43,44が設けてある。詳しくは、肢番号
〜の左横に、解答用のラジオボタン42(以下、主と
して解答ボタン42と略称する)が設けてある。また、
[問1]、[問2]・・・等で示される問題番号の右横
に、メモ用の入力ボックス43(以下、主として問題用
メモボックス43と略称する)が設けてある。更に、肢
番号〜の右横に、メモ用の入力ボックス44(以
下、主として選択肢用メモボックス44と略称する)が
設けてある。
【0042】まず、解答ボタン42について説明する。
解答ボタン42は、解答者が正解であると判断した解答
番号をチェックするためのものである。例えば解答者が
「正解は肢番号である」と判断したときは、肢番号
の左横に設けてある解答ボタン42をチェックする。解
答ボタン42をチェックすると、「●」(黒丸)が表示
される。「●」の表示は、マウスの左クリック(左ボタ
ンによるワンクリック)で行う。
【0043】また、一旦チェックした解答ボタン42を
訂正するときは、新たに正解と思う肢番号の解答ボタン
42をチェックする。そうすれば、「●」の表示が入れ
替わる。
【0044】次に、問題用メモボックス43について説
明する。問題用メモボックス43には、その問題文の趣
旨が「正しい肢を選ぶもの」か「誤った肢を選ぶもの」
かをメモしたり、あるいはその問題が解答者にとって難
しく、迷ったり判断できなかった問題(以下、解らない
問題という)であることをメモすることができる。
【0045】問題用メモボックス43に問題文の趣旨を
メモする場合は、次のようにする。即ち、その問題の趣
旨が「正しいものはどれか」というものなら「○」(白
丸)を、あるいは「誤っているものはどれか」というも
のなら「×」(バツ)を問題用メモボックス43に入力
する。一方、問題用メモボックス43に解らない問題で
あることをメモする場合には、問題用メモボックス43
に「?」(クエスチョンマーク)を入力する。
【0046】上記した記号(「○」、「×」及び「?」)を問
題用メモボックス43に入力したいときは、問題用メモ
ボックス43上で所定のマウス操作を行う。即ち、
「○」の入力はマウスの左クリックで行う。「×」の入
力はマウスの左ダブルクリック(左ボタンによるダブル
クリック)で行う。「?」の入力はマウスの右クリック
(右ボタンによるワンクリック)で行う。
【0047】更に、選択肢用メモボックス44について
説明する。選択肢用メモボックス44には、選択肢を順
に解いていく際に、その選択肢が「正しい」か「誤り」
か、あるいは「解らない」等をメモすることができる。
【0048】例えば肢番号で、解答者がその選択肢を
「正しい」と判断すれば、肢番号の選択肢用メモボッ
クス44に「○」を入力し、「誤り」と判断すれば同じ
く選択肢用メモボックス44に「×」を入力する。一
方、選択肢が正しいか誤っているかが解らないときは、
選択肢用メモボックス44に「△」(白三角)を入力す
る。
【0049】上記した記号(「○」、「×」及び「「△」)
を選択肢用メモボックス44に入力したいときは、選択
肢用メモボックス44上で所定のマウス操作を行う。即
ち、「○」の入力は、マウスの左クリックで行う。
「×」の入力は、マウスの左ダブルクリックで行う。
「△」の入力は、マウスの右クリックで行う。
【0050】なお、問題用メモボックス43や選択肢用
メモボックス44を設けずに、表示画面の任意の位置で
「○」や「×」等の記号を表示するようにしてもよい。
【0051】次に、図8、図9及び図10を参照して、
問題用メモボックス43と選択肢用メモボックス44の
具体的な使用方法について説明する。まず、問題文を読
んで、「正しいものはどれか」あるいは「誤っているも
のはどれか」といった問題文の趣旨を確認する。そし
て、問題用メモボックス43に「○」や「×」を入力するか
しないかを判断する(図5に示すステップS12)。問
題文の趣旨を入力する場合はステップS13に進む。問
題文の趣旨を入力しない場合はステップS14に進む。
【0052】以下、問題文の趣旨を入力する場合の解答
方法を説明する。例えば図8に示す問1の問題文の趣旨
は、4つの選択肢から正しい肢を一つ選択するというも
のである。よって、問題用メモボックス43に「○」を
入力する。
【0053】次に、選択肢の正誤判断を行う(ステップ
S14)。通常、解答者は選択肢を上から順番に解いて
いき、すべての選択肢を解き終わった後に、正解となる
肢を一つ選択する。即ち、図8の問1で肢番号を「誤
り」と判断すれば、肢番号の選択肢用メモボックス4
4に「×」を入力する(ステップS15)。肢番号を
「正しい」と判断すれば、肢番号の選択肢用メモボッ
クス44に「○」を入力する(ステップS16)。肢番
号及び肢番号を「誤り」と判断すれば、各選択肢用
メモボックス44にそれぞれ「×」を入力する(ステッ
プS15)。このようにして、選択肢の正誤判断の結果
を記号として画面に表示する。
【0054】すべての選択肢用メモボックス44の入力
を終了した場合は、ステップS18からステップS20
に進む。ステップS20では、解答番号の解答を行うか
どうかを判断する。一方、すべての選択肢用メモボック
ス44の入力が終了していない場合は、ステッスS18
からステップS19に進んで、すべての選択肢用メモボ
ックス44の入力を行うようにする。
【0055】ステップS20で、解答番号の解答を行う
場合はステップS21に進む。そして、問題用メモボッ
クス43の「○」または「×」の表示により、その問題
が「正しい肢を選ぶもの」か「誤った肢を選ぶもの」か
を確認して(問題用メモボックス43に何も入力してい
ない場合は問題文で確認して)、正解と思われる選択肢
の解答ボタン42を押す(ステップS21)。解答ボタ
ン42を押すと「●」が表示される。
【0056】解答しない場合は解答ボタン42を押さ
ず、ステップS20からステップS22に進む。解答し
ていない問題は、すべての問題を一通り解き終えた後に
最優先で見直し解答する。
【0057】なお、図8の問1では、問題用メモボック
ス43の「○」の入力により、その問題が「正しい肢を
選ぶもの」であることを確認し、選択肢用メモボックス
44に同じ「○」を入力した肢番号を正解として、肢
番号の解答ボタン42を押す。
【0058】このように、問題用メモボックス43に
「○」または「×」を表示することにより、「正しい肢
を選ぶもの」か「誤った肢を選ぶもの」かの問題の趣旨
の読み違いによるケアレスミス(不注意によるミス)を
防止することができる。また、選択肢用メモボックス4
4に選択肢の正誤判断の結果をメモすることができるの
で、紙面上で解く場合と同じように、画面上だけで問題
を円滑に解くことができる。
【0059】次に、問題用メモボックス43に「?」を
入力するかどうか判断する(ステップS22)。即ち、
上記したとおり、その問題が解答者にとって解らない場
合に、問題用メモボックス43に「?」を入力する(ス
テップS23)。「?」を入力しない場合は、ステップ
S24に進む。
【0060】なお、図4の問1では、解答者が解らない
選択肢はなかったので、問題用メモボックス43に「?」
は入力していない。
【0061】また、例えば図9に示す問2の問題文の趣
旨は、4つの選択肢から誤っている肢を一つ選択すると
いうものである。よって、問題用メモボックス43に
「×」を入力する。次に、選択肢を順番に解いていき、
肢番号及び肢番号は「正しい」と判断して選択肢用
メモボックス44に「○」を入力し、肢番号は「誤
り」と判断して選択肢用メモボックス44に「×」を入
力している。更に、肢番号は「正しい」か「誤り」か
解らなかったので、選択肢用メモボックス44に「△」
を表示している。
【0062】そして、問題用メモボックス43の「×」
の表示により、その問題が「誤っている肢を選ぶもの」
であることを確認し、選択肢用メモボックス44に同じ
「×」が表示された肢番号を正解として、肢番号の
解答ボタン42を押している。
【0063】しかしながら、問2では肢番号の選択肢
用メモボックス44に「△」を入力しているので、肢番
号の解答が間違っている可能性もある。よって、すべ
ての問題を一通り解き終えて、試験時間がまだ余るよう
だったら、問2を優先的に見直すようにする。また、採
点の結果、問2が正解であっても、問2は解らなかった
選択肢を含んでいるので後で復習することが望ましい。
【0064】更に、例えば図10に示す問3の問題文の
趣旨は、4つの選択肢から誤っている肢を一つ選択する
というものである。よって、問題用メモボックス43に
「×」を入力する。なお、図10では説明の都合上、問
題用メモボックス43に「×」ではなく「?」を表示し
ているが、これについては後述する。
【0065】そして、解答者は肢番号を「正しい」と
判断して選択肢用メモボックス44に「○」を入力し、
肢番号を「誤り」と判断して選択肢用メモボックス4
4に「×」を入力している。一方、肢番号及び肢番号
は「正しい」か「誤り」かが解らなかったので、各選
択肢用メモボックス44に「△」を表示している。
【0066】このように、正誤の判断ができなかった選
択肢が2つ以上ある場合などは、一旦問題用メモボック
ス43に表示した「×」を「?」に上書き入力する。こ
れにより、問3は、解答者が解らなかった問題として他
の問題と区別することができる。つまり、この問題は解
答はしたがその解答に不安があり、試験時間中に必ず見
直しが必要ということになる。
【0067】なお、一旦入力した問題用メモボックス4
3の「×」を「?」に上書き入力する場合は、同じ問題
用メモボックス43内で右クリックする。つまり、訂正
後表示したい記号(この場合「?」)が入力されるマウ
ス操作を行う。同様に、「○」に変更する場合は左クリ
ックを行い、「×」に変更する場合は左ダブルクリック
を行う。選択肢用メモボックス44についても、上記し
た同様の操作で上書き入力ができる。なお、問題用メモ
ボックス43にはない「△」の入力は右クリックで行
う。
【0068】一方、問題用メモボックス43や選択肢用
メモボックス44に入力された「○」の表示を空欄にす
るには、左クリックで行う。「×」、「?」、「△」に
ついても、それぞれの入力をするマウス操作と同じ操作
をすることによって、各ボックス43,44内を空欄に
できる。
【0069】なお、「○」、「×」、「?」及び「△」
を表示する際のマウス操作は、上記したものに特に限定
するものではなく、左クリック、左ダブルクリック、右
クリック、右ダブルクリック等を適宜組み合わせて表示
できるようにすればよい。また、左クリックあるいは右
クリックごとに、例えば「○」→「×」→「?」(又は
△)→「空欄」と表示が切り替わるようにすることもで
きる。
【0070】更に本実施の形態では、「○」や「×」等の各
種記号の操作をマウスで行う場合を例に挙げて説明した
が、既に説明したようにトラックボール、トラックパッ
ド、タッチスクリーン、あるいはペンタブレット等の他
のポインティングデバイスやキーボードの各種キーを使
用して入力するようにしてもよい。
【0071】また更に本実施の形態では、問題文の趣旨
の入力や選択肢の正誤判断に「○」か「×」を使用して
いるが、特にこれに限定するものではなく、「正」や
「誤」あるいはその他の様々な記号(文字も含む)を使
用するようにしてもよい。
【0072】更に本実施の形態では、解らない問題に
「?」を入力し、解らない選択肢に「△」を入力するよ
うにしているが、特にこれに限定するものではなく、
「?」と「△」の入力を逆にしてもよいし、どちらかに
統一してもよい。また、例えば「*」、「レ点」、
「疑」あるいはその他の様々な記号(文字、数字も含
む)や顔文字等を入力するようにしてもよい。
【0073】以上のようにして、問題を一通り判断し終
えたら(解答ボタン42を押していない場合も含む)、
図5のステップS24から図6のステップS30へ進
む。一方、判断していない問題(問題文を全く読んでい
ないもの)があれば、ステップS25に進んでステップ
S11に戻り、すべての問題を判断する。
【0074】問題の判断が一通り終わっている場合は、
問題を見直すか、模擬試験を終了するかどうかを判断す
る(図6に示すステップS30)。試験時間が残ってい
る場合は問題を見直すようにし、図7で画面左下の「見
直し/確認」ボタン45を押す(ステップS31)。模
擬試験を終了する場合は、画面右下の「採点」ボタン4
6を押す(ステップS38)。ステップS38について
は後述する。
【0075】「見直し/確認」ボタン45を押した場合
は、図11に示す画面が表れ、その画面の左端に解答番
号の一覧51が表示される(ステップS32)。ここ
で、もう一度「見直し/確認」ボタン45を押して、画
面から解答番号の一覧51を消すこともできる。
【0076】そして、解答番号の一覧51を見て、解答
番号が表示されていない(空欄になっている)問題、あ
るいは「?」や「△」が表示された問題がないか確認す
る(ステップS33)。そのような問題があれば、その
問題を解き直すようにする(ステップS34、S35、
S36へ)。そのような問題がなければ、ステップS3
8に進む。なお、解答番号の一覧51を表示していない
図7の画面で、直接スクロールバー41をスクロールし
ながら問題の確認を行うこともできる。
【0077】解答番号の一覧51に「?」や「△」が表
示されている問題、あるいは解答番号が表示されていな
い問題とは、次のようなものである。即ち、解答番号の
一覧51中の問2では、解答者が解答した解答番号と
共に「△」が表示されている。つまり、図9に示すよう
な、選択肢用メモボックス44(肢番号)に「△」を
入力した問題では、解答番号と共に「△」が表示され
る。
【0078】また解答番号の一覧51中の問3では、解
答者が解答した解答番号と共に「?」が表示されてい
る。つまり、図10に示すような、選択肢用メモボック
ス44に「△」を、問題用メモボックス43に「?」を
それぞれ入力した問題では、解答番号と共に「?」が優
先的に表示される。なお、解答番号と共に「?」と
「△」の両方を表示するようにしてもよい。
【0079】更に解答番号の一覧51中の問8では、解
答番号は表示されておらず、「?」だけが表示されてい
る。つまり、このような問題は、図12の右側の欄に示
すような、まだ解答しておらず(解答ボタン42を押し
ておらず)、問題用メモボックス43に「?」を入力し
ている問題である。なお、問8では選択肢用メモボック
ス44に「△」を入力しているが、上記したように、解
答番号一覧に「?」が優先的に表示される。
【0080】そうして、上記したような問題を見直す場
合には、解答番号の一覧51でその問題番号を選択し、
その問題にジャンプする(ステップS34、ステップS
35)。なお、図12は問8にジャンプした状態を示し
ている。これにより、解答者が見直したい問題を瞬時に
画面表示することができる。よって、見直したい問題を
探し出すために時間を無駄にすることなく、残りの試験
時間を有効に使うことができる。そして、改めて問題を
解き直して解答する(ステップS36)。
【0081】解答していない問題や見直したい問題がま
だ残っていれば、ステップS37からステップS34に
戻る。見直したい問題がなければステップS38に進
む。
【0082】(問題の採点と復習)以上のようにして、
問題をすべて解き終えたら、図7、図11、または図1
2の右下に示している「採点」ボタン46を押す(ステ
ップS38)。「採点」ボタン46を押すと問題の採点
が自動的に行われ、図13に示すような、採点結果一覧
61と点数62が表示された採点結果画面が表示される
(ステップS39)。採点結果一覧61は画面の左端の
欄に表示され、点数62は画面の左下に表示される。ま
た、画面の右下には「終了」ボタン66と「メイン画面
へ」ボタン67が設けてあるが、これらについては後述
する。
【0083】採点結果一覧61では、解答者が解答した
問題が正解である場合には「○」が表示され、不正解で
ある場合には「×」が表示される。また、問題用メモボ
ックス43や選択肢用メモボックス44に「?」や
「△」が入力されている問題には、図11や図12と同
様に「?」や「△」が表示される。なお、「?」と
「△」が共に入力されている問題では、優先的に「?」
が表示されることも同じである。
【0084】次に、採点された問題を見直すかどうかを
判断する(ステップS40)。問題を見直す場合はステ
ップS41に進む。見直しをしない場合はステップS4
4に進む。ステップS44については後述する。
【0085】問題を見直したい場合は、採点結果一覧6
1で所望の問題番号([問1]、[問2]・・・)を選
択する(ステップS41)。問題番号を選択すると、図
14に示す画面が表示される。この画面の右上には選択
した問題の解答状況63(解答者が選択した解答番号、
問題用メモボックス43及び選択肢用メモボックス44
の入力状況を示す記録)が表示され、画面の右下には正
解番号64及び解説65が表示される(ステップS4
2)。なお、図14では不正解だった問1を表示してい
る。
【0086】問題の解答状況63と解説65を見ること
により、複数の選択肢のうち、どの肢を間違っていたか
が一目で分かるので、効率的に学習を進めることができ
る。また、採点の結果が正解であっても、解らなかった
選択肢を含む問題には「?」や「△」が表示されている
ので、その問題を復習することにより、効率的に学習を
進めることができる。
【0087】更に、問題解答システムを公開模擬試験等
で採用した場合には、問題提供者は受験生が間違った問
題だけでなく、解らなかった問題についても集計するこ
とができる。したがって、解らなかった問題に対して、
十分な補足説明や解説を行うことができる。
【0088】見直しを続ける場合はステップS43から
ステップS41に戻る。見直しを続けない場合はステッ
プS43からステップS44に進む。
【0089】次に、解答者が更に別の試験問題の解答や
復習を行いたいかどうかを判断する(ステップS4
4)。試験問題の解答や復習をやめる場合は、図13や
図14の画面の右下に示す「終了」ボタン66を押す。
「終了」ボタン66を押すと、問題解答システムのプロ
グラムが終了する(ステップS45)。
【0090】しかし、また別の試験問題の解答や復習を
行いたい場合には、画面の右下の「メイン画面へ」ボタ
ン67を押す。「メイン画面へ」ボタン67を押すと、
図3のメイン画面に戻ることができる(図2のステップ
S1へ)。
【0091】なお、図13や図14に示す採点結果一覧
61で、「×」が表示された問題(不正解の問題)だ
け、あるいは「?」や「△」が表示された問題(解らな
かった問題)だけを選別して一覧表示するようにしても
よい。また、図13や図14の左下に示す点数から、
「?」や「△」が表示された問題(解らなかった問題)
の点数を除いた結果を画面上に表示するようにしてもよ
い。
【0092】<問題を復習する場合>図15は図2に示
すフローチャートの続きを示しており、問題を復習する
場合の処理内容を示すフローチャート、図16は図4に
示す画面から「問題を復習する」ボタンを選択したとき
に表示される画面を示す説明図である。図15及び図1
6を参照して、一度解いた試験問題を復習する場合につ
いて説明する。
【0093】図4で「問題を復習する」ボタン32を選
択すると、図16に示すような画面が表示される。この
画面の左端の欄には過去の採点データ71が表示され、
画面の右下には前回の点数72が表示される(ステップ
S50)。本実施の形態では、過去の採点データ71の
記録は、新しい順(前回、前々回、・・・)に表示され
る。
【0094】そして、復習したい問題の問題番号(例え
ば、間違っていた[問1]や[問4]など)を選択すれ
ば、その問題にジャンプすることができる(ステップS
52からステップS53)。ジャンプした画面の右上の
欄には、選択した問題が表示される。なお、図16は問
8にジャンプした状態を示している。
【0095】次に、画面に表示した問題を解くか解かな
いかを判断する(ステップS54)。問題を解く場合は
ステップS55に進み、問題を解かない場合はステップ
S56に進む。
【0096】問題を解く場合は、図5で示したA処理と
同じように問題を解答する(ステップS55)。そし
て、図16で右下の欄に設けられた「正解/解説」ボタ
ン73を押すと、図示はしていないが、指定した問題の
解答と解説が表示される(ステップS57)。これによ
り、解答者は過去に間違った問題や解らなかった問題等
を重点的に復習することができる。
【0097】一方問題を解かない場合でも「正解/解
説」ボタン73を押すことにより(ステップS56、ス
テップS57)、過去に間違った問題や解らなかった問
題等を復習することができる。
【0098】次に、前回の解答状況の記録(解答者が解
答した解答番号、問題用メモボックス43及び選択肢用
メモボックス44の入力状況を示す記録)を表示するか
判断する(ステップS58)。前回の解答記録を表示し
たい場合にはステップS59に進み、表示しない場合
は、ステップS60に進む。
【0099】前回の解答記録を表示したい場合には、図
16の右上の欄に設けられた「前回の解答状況」ボタン
74を押す(ステップS59)。「前回の解答状況」ボ
タン74を押すと、図示はしていないが、前回解いたと
きの解答状況が画面の右上の欄に表示される。これによ
り、前回どのようにして問題を間違ったか、あるいはま
た同じ間違いをしていないかどうかなどを確認すること
ができる。また、ここでもう一度「前回の解答状況」ボ
タン74を押して、元の画面(図16で右上の画面)に
戻ることもできる。
【0100】次に、復習を続けるかどうかを判断する
(ステップS60)。復習を続けたい場合は、ステップ
S52に戻る。見直しを続けない場合はステップS61
に進む。
【0101】その後、解答者が更に別の試験問題の解答
や復習を行いたいかどうかを判断する(ステップS6
1)。試験問題の解答や復習をやめる場合は、図16の
右下に示す「終了」ボタン75を押す。「終了」ボタン
75を押すと、問題解答システムのプログラムが終了す
る(ステップS62)。
【0102】しかし、また別の試験問題の解答や復習を
行いたい場合には、画面の右下の「メイン画面へ」ボタ
ン76を押す。「メイン画面へ」ボタン76を押すと、
図3のメイン画面に戻ることができる(図2のステップ
S1へ)。
【0103】なお、本実施の形態では、問題解答システ
ムを模擬試験問題を解く場合について採用したが、高校
や大学の入学試験または各種資格試験等の本試験にも採
用することができる。
【0104】本明細書で使用している用語と表現はあく
まで説明上のものであって、限定的なものではなく、上
記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではな
い。また、本発明は図示の実施の形態に限定されるもの
ではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能
である。
【0105】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)それぞれの選択肢について解答者が行った正誤判
断が分かる表示手段を有している問題解答システムで
は、その選択肢が正しいかあるいは誤りかといった解答
者が行った正誤の判断結果を画面上に表示することがで
きるので、紙面上で解く場合と同じように、画面上だけ
で問題を円滑に解くことができる。また、紙に問題を印
刷する必要が無くなるので、紙や印刷にかかるコストを
削減できる。
【0106】(b)採点後に、その採点した問題の選択
肢に関し、解答者が行った正誤判断の記録を画面上に表
示する手段を有しているものでは、採点した結果、不正
解だった問題の選択肢のうち、どの肢の正誤判断が間違
っていたかが分かるので、効率的に学習を進めることが
できる。
【0107】(c)解答者が解らなかった問題または解
答者が解らなかった選択肢であることが判別できる手段
を有するものでは、問題解答システムを試験に採用した
場合に、限られた試験時間内に解答者が解らなかった問
題や選択肢を効率的に見直すことができる。
【0108】(d)解答者が解らなかった問題または解
答者が解らなかった選択肢を含む問題の記号を画面上に
一覧表示する手段を有しているものでは、問題解答シス
テムを試験に採用した場合に、どの問題が解答者にとっ
て解からないものかを瞬時に確認することができるの
で、限られた試験時間内に効率的に問題の見直しができ
る。
【0109】(e)採点後に、解答者が解らなかった問
題または解答者が解らなかった選択肢を判別できる手段
を有しているものでは、採点の結果が正解であっても、
解らなかった問題または解らなかった選択肢を含む問題
を見直すことにより、効果的に学習を進めることができ
る。
【0110】(f)正しい選択肢を選ぶのか、誤ってい
る選択肢を選ぶのかという問題文の趣旨を画面上に記号
として表示する手段を有しているものは、問題文を改め
て読む必要がなく、また例えば誤っている選択肢を選ば
なくてはならない問題で、正しい選択肢を選ぶといった
問題の趣旨の読み違いによるケアレスミス(不注意によ
るミス)も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る問題解答システムの
全体構成を示す概略ブロック図。
【図2】本発明に係る問題解答システムの一実施の形態
の処理内容の一部を示すフローチャート。
【図3】問題解答システムのプログラムを起動した際の
メイン画面を示す説明図。
【図4】メイン画面から「第一回試験」ボタンを選択し
た際に表示される画面を示す説明図。
【図5】図2に示すフローチャートの続きを示してお
り、問題を解く場合の処理内容を示すフローチャート。
【図6】図5の続きを示すフローチャート。
【図7】図4に示す画面から「問題を解く」ボタンを選
択したときに表示される画面を示す説明図。
【図8】画面に表示された試験問題のうち、問1を解答
した状態を表す説明図。
【図9】画面に表示された試験問題のうち、問2を解答
した状態を表す説明図。
【図10】画面に表示された試験問題のうち、問3を解
答した状態を表す説明図。
【図11】解答者が解答した解答番号の一覧を画面の左
端に表示した状態を示す説明図。
【図12】図11の画面から問8へジャンプした状態を
示す説明図。
【図13】採点結果の画面を表示した状態を示す説明
図。
【図14】図13の画面から問1を表示した状態を示す
説明図。
【図15】図2に示すフローチャートの続きを示してお
り、問題を復習する場合の処理内容を示すフローチャー
ト。
【図16】図4に示す画面から「問題を復習する」ボタ
ンを選択したときに表示される画面を示す説明図。
【符号の説明】
11 CPU 12 RAM 13 入力装置 14 表示装置 15 記憶装置 151 記録媒体 16 バス 21 「第一回試験」ボタン 31 「問題を解く」ボタン 32 「問題を復習する」 41 スクロールバー 42 解答ボタン 43 問題用メモボックス 44 選択肢用メモボックス 45 「見直し/確認」ボタン 46 「採点」ボタン 51 解答番号の一覧 61 採点結果一覧 62 点数 63 解答状況 64 正解番号 65 解説 66 「終了」ボタン 67 「メイン画面へ」ボタン 71 過去の採点データ 72 前回の点数 73 「正解/解説」ボタン 74 「前回の解答状況」ボタン 75 「終了」ボタン 76 「メイン画面へ」ボタン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 問題文と複数の選択肢を含む多肢選択式
    の問題を表示装置の画面上に表示して解答するコンピュ
    ータを利用した問題解答システムであって、 問題に対する解答者による解答を上記画面上に表示する
    手段と、 それぞれの選択肢について解答者が行った正誤判断が分
    かる表示手段を有していることを特徴とする、 問題解答システム。
  2. 【請求項2】 採点後に、その採点した問題の選択肢に
    関し、解答者が行った正誤判断の記録を画面上に表示す
    る手段を有していることを特徴とする、 請求項1記載の問題解答システム。
  3. 【請求項3】 解答者が解らなかった問題または解答者
    が解らなかった選択肢であることが判別できる手段を有
    することを特徴とする、 請求項1または2記載の問題解答システム。
  4. 【請求項4】 問題文と複数の選択肢を含む多肢選択式
    の問題を表示装置の画面上に表示して解答するコンピュ
    ータを利用した問題解答システムであって、 解答者が解らなかった問題または解答者が解らなかった
    選択肢であることが判別できる手段を有することを特徴
    とする、 問題解答システム。
  5. 【請求項5】 解答者が解らなかった問題または解答者
    が解らなかった選択肢を含む問題の記号を画面上に一覧
    表示する手段を有していることを特徴とする、 請求項3または4記載の問題解答システム。
  6. 【請求項6】 採点後に、解答者が解らなかった問題ま
    たは解答者が解らなかった選択肢を判別できる手段を有
    していることを特徴とする、 請求項3,4または5記載の問題解答システム。
  7. 【請求項7】 正しい選択肢を選ぶのか、誤っている選
    択肢を選ぶのかという問題文の趣旨を画面上に記号とし
    て表示する手段を有することを特徴とする、 請求項1,2,3,4,5または6記載の問題解答シス
    テム。
  8. 【請求項8】 問題文と複数の選択肢を含む多肢選択式
    の問題を表示装置の画面上に表示して解答するコンピュ
    ータを利用した問題解答システムであって、 正しい選択肢を選ぶのか、誤っている選択肢を選ぶのか
    という問題文の趣旨を画面上に記号として表示する手段
    を有することを特徴とする、 問題解答システム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
    載の問題解答システムを実行させるためのプログラムを
    記録していることを特徴とする、 コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 コンピュータを利用して、問題文と複
    数の選択肢を含む多肢選択式の問題を表示装置の画面上
    に表示して解答する方法であって、 それぞれの選択肢について解答者が行った正誤判断が分
    かるように、上記画面上に表示しながら問題を解くこと
    を特徴とする、 問題解答方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータを利用して、問題文と複
    数の選択肢を含む多肢選択式の問題を表示装置の画面上
    に表示して解答する方法であって、 解答者が解らなかった問題または解答者が解らなかった
    選択肢であることが判別できるように、上記画面上に表
    示しながら問題を解くことを特徴とする、 問題解答方法。
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