JP2013205797A - 解答端末、学習支援方法、学習支援プログラム及び学習支援システム - Google Patents

解答端末、学習支援方法、学習支援プログラム及び学習支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】生徒毎に適切な見直しを行わせることが可能な解答端末、学習支援方法、学習支援プログラム及び学習支援システムを提供することを目的としている。
【解決手段】提示された複数の問題それぞれについて、前記複数の選択肢の選択履歴を解答ワークテーブルに保存する履歴取得部と、前記複数の問題より、前記選択履歴を複数有する迷い問題を抽出し、前記迷い問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択する見直し問題選択部と、を有する。
【選択図】図13

Description

本発明は、提示された複数の問題のそれぞれに対し、複数の選択肢より選択して解答が入力される解答端末、学習支援方法、学習支援プログラム及び学習支援システムに関する。
近年では、タブレット端末等を含む電子端末を利用した次世代型教育の実証実験等が行われており、今後はこの次世代型教育が全国的に浸透していくものと考えられる。
この次世代型教育を用いた授業の一形態として、例えば教師が各生徒の授業内容の理解度を把握するための小テストを、電子端末を用いて行う場合がある。小テストとは、教師が授業の進行を調整するために、数分から数十分程度で行う簡単な試験である。
従来から、小テスト中に時間が余った際、諦めてすぐに提出してしまうのではなく見直しを促し、提出前の見直しを習慣化させることが教師側のニーズとして存在する。テストにおいて見直しを促す技術として、例えばしおり機能を設け、しおりをつけた問題を問題解答後に表示させて見直しを促すことが知られている。
特許第3774398号公報
例えば上記従来のようなしおり機能を用いた場合、正答率が高く学習意欲が高いと思われる生徒は、しおり機能を多用し見直しを率先して行うことで、おのずと正答率が高くなる。しかし、正答率が低く学習意欲が低いと思われる生徒はしおり機能を利用することも少なく、結果として見直しをすることも少なくなり、正答率も低くなるという問題があった。
またしおり機能は、生徒自身が見直しをする必要があると自覚した場合においてのみ、有効であるが、生徒自身が見直しを必要とするか否かを判断できない場合や、見直しを行うつもりがない生徒等には、見直しを促すことができない。
開示の技術では、生徒毎に適切な見直しを行わせることが可能な解答端末、学習支援方法、学習支援プログラム及び学習支援システムを提供することを目的としている。
開示の技術は、提示された複数の問題のそれぞれに対し、複数の選択肢より選択して解答が入力される解答端末であって、前記複数の問題それぞれについて、前記複数の選択肢の選択履歴を解答ワークテーブルに保存する履歴取得部と、前記複数の問題より、前記選択履歴を複数有する迷い問題を抽出し、前記迷い問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択する見直し問題選択部と、を有する。
上記各部を手順としてコンピュータにより実行させる方法、上記各部を機能としてコンピュータに実行させるためのプログラム、そのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
開示の技術によれば、生徒毎に適切な見直しを行わせることができる。
学習支援システムのシステム構成の一例を示す図である。 生徒端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 生徒データベースの一例を示す図である。 問題データベースの一例を示す図である。 解答テーブルの一例を示す図である。 電子テキストデータベースの一例を示す図である。 正答率閾値テーブルの一例を示す図である。 教師端末の機能構成の一例を示す図である。 解答ワークテーブルの例を示す図である。 生徒端末の機能構成の一例を示す図である。 教師端末の動作を説明するフローチャートである。 教師端末に表示される試験準備に関する画面の一例を示す図である。 生徒端末の動作を説明するフローチャートである。 問題終了画面の一例を示す図である。 テスト終了画面の一例を示す図である。 過去選択履歴のカウントについて説明する図である。 生徒端末における見直し処理を説明する第一のフローチャートである。 見直し画面の一例を示す図である。 生徒端末における見直し処理を説明する第二のフローチャートである。 見直し画面の別の例を示す図である。 復習処理を説明するフローチャートである。 復習画面の一例を示す図である。
以下に図面を参照して実施例について説明する。図1は、学習支援システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施例の学習支援システム100は、教師端末200と、生徒端末300とが無線LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されている。本実施例の教師端末200は、例えば学校の授業等において教師が用いる教師用端末であり、解答支援サーバに対応する。本実施例の生徒端末300は、例えばクラスの生徒全員に配布されて使用される生徒用端末であり、解答端末に対応する。
本実施例の教師端末200には、教師端末用プログラム210がインストールされている。また本実施例の教師端末200は、生徒データベース220、問題データベース230、解答テーブル240、電子テキストデータベース250、正答率閾値テーブル260を有する。
本実施例の生徒端末300は、学習支援用プログラム310がインストールされている。また本実施例の生徒端末300は、解答ワークテーブル320、問題データベース330、正答率閾値データベース340を有する。
以下に本実施例の生徒端末300のハードウェア構成について説明する。図2は、生徒端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施例の生徒端末300は、それぞれバスBで相互に接続されている操作表示装置31、演算処理装置32、メモリ装置33、ドライバ装置34、補助記憶装置35及びインターフェース装置36を有する。
操作表示装置31は、タッチパネル等により実現され、生徒端末300に対する情報の入力や、表示を行う。インターフェース装置36は、モデム,LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
本実施例の学習支援用プログラム310は、生徒端末300を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。学習支援用プログラム310は例えば記録媒体37の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。学習支援用プログラム310を記録した記録媒体37は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、学習支援用プログラム310を記録した記録媒体37がドライバ装置34にセットされると、学習支援用プログラム310は記録媒体37からドライバ装置34を介して補助記憶装置35にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた学習支援用プログラム310は、インターフェース装置36を介して補助記憶装置35にインストールされる。
補助記憶装置35は、インストールされた学習支援用プログラム310を格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。メモリ装置33は、コンピュータの起動時に補助記憶装置35から学習支援用プログラム310を読み出して格納する。そして、演算処理装置32はメモリ装置33に格納された学習支援用プログラム310に従って、後述するような各種処理を実現している。
本実施例の教師端末200は、タブレット端末であっても良く、入力機能と表示(出力)機能を有する表示操作装置と、演算処理装置と、メモリ装置とを含むコンピュータである。その他の教師端末200のハードウェア構成は、生徒端末300と同様であるから説明を省略する。
以下に本実施例の教師端末200について説明する。図3は、生徒データベースの一例を示す図である。
本実施例の生徒データベース220は、生徒を識別する生徒IDと、生徒の氏名と、その生徒が利用している生徒端末のIPアドレスとが対応付けられて格納されている。本実施例の生徒データベース220は、予め教師により教師端末200に登録されたものである。
図4は、問題データベースの一例を示す図である。本実施例の問題データベース230は、問題を識別する問題番号と、問題と、問題の選択肢と、正解とが対応付けられている。問題の選択肢は、問題に対して用意された複数の答えである。本実施例では、選択肢とは、選択肢番号と選択肢番号に対応した項目とを含む。例えば図4の例では、問題番号がID1の問題に対する選択肢番号1の項目は「徳川慶喜」であり、選択肢番号2の項目は「徳川家光」であることがわかる。同様に選択肢番号3の項目は「徳川秀忠」であり、選択肢番号4の項目は「徳川吉宗」である。また図4の例では、問題番号がID1の問題の正解は選択肢番号2であることがわかる。
図5は、解答データベースの一例を示す図である。本実施例の解答テーブル240は、生徒氏名毎に、生徒IDと、問題番号と、生徒端末300において生徒が解答に選択した選択解答とが対応付けられて格納されている。
図6は、電子テキストデータベースの一例を示す図である。本実施例の電子テキストデータベース250は、問題番号と、選択肢番号と、項目と、解説とが対応付けられて格納されている。
例えば電子テキストデータベース250は、問題番号ID1の問題に対応した選択肢番号2に対応する項目が「徳川家光」に関する解説データ(テキストデータ)として、「二代目将軍秀忠の嫡男であり・・・」が対応付けられている。
図7は、正答率閾値テーブルの一例を示す図である。本実施例では、後述する正答率判定部による処理で使用される正答率閾値が格納されている。
本実施例の教師端末200に格納された問題データベース230と、正答率閾値テーブル260の内容を、生徒端末300に、生徒データベース220のIPアドレスを用いて送信することにより、同様のものが生徒端末300にも格納されるものとした。
以上に説明した本実施例の教師端末200の有する各データベースと正答率閾値テーブル260は、例えば教師端末200の有する補助記憶装置の所定の記憶領域に設けられていても良い。
以下に本実施例の教師端末200の機能構成について説明する。図8は、教師端末の機能構成の一例を示す図である。本実施例では、教師端末プログラム210が教師端末200に以下の各部の機能を実現させる。
本実施例の教師端末200は、試験準備部211、解答更新部212、解説データ送信部213を有する。
本実施例の試験準備部211は、問題データベース230を参照して問題データベース230を生徒端末300へ送信する。解答更新部213は、生徒端末300において解答として選択された選択肢番号を受信し、受信した選択肢番号に基づき解答データベース230を更新する。解説データ送信部213は、生徒端末300からテキストデータの送信要求を受けると、送信要求と共に受けた問題番号と選択肢番号に対応した解説データを生徒端末300に送信する。
次に本実施例の生徒端末300について説明する。図9は、解答ワークテーブルの例を示す図である。本実施例の解答ワークテーブル320は、生徒IDと生徒氏名毎に、問題番号、選択解答、過去選択履歴、しおりフラグとが対応付けられている。本実施例における選択解答とは、最終的な解答として選択された選択肢番号を示す。過去選択履歴とは、選択肢番号に対応する項目が選択されたか否かを示す選択肢番号の選択履歴を示す。
本実施例の過去選択履歴には、選択肢番号毎に選択解答が得られるまでに選択された回数が格納されている。図9において、例えば生徒ID12301の生徒は、問題番号ID1の選択解答を得るまでに、選択肢番号2の項目を2回、選択肢番号3の項目を1回、選択肢番号4の項目を1回選択していることがわかる。すなわち、生徒ID12301の生徒は、問題番号ID1の解答として選択肢番号2の項目を選ぶために、選択肢番号2の項目と選択肢番号3の項目と選択肢番号4の項目に対して選択履歴を残したことになる。
さらに、具体的に言うと、例えば、選択肢番号2を最初に選択し、その後で考え直し、次に選択肢番号3を選択し、考え直し、次に選択肢番号2の選択に戻したような状態である。
図9に示すように、複数の項目に選択履歴が残されている場合、生徒が選択解答の選択に至るまでに悩んだり迷ったりしたことが分かる。そこで本実施例では、選択履歴が複数の項目にある問題は、生徒に迷いが生じた問題と判断する。本実施例では、図9の例のように、複数の項目に選択履歴が残されている問題を迷い問題と呼ぶ。また本実施例では、選択履歴が残された選択肢を迷い選択肢と呼ぶ。図9の例では、選択肢番号2、3、4が迷い選択肢となる。
しおりフラグは、生徒自身の操作により立てられるものである。本実施例では、例えばしおりフラグが立っていた場合(「1」であった場合)に、見直し要求を受けた問題と判断される。すなわちしおりフラグは、生徒自身が見直しが必要であると認識したことを示す。
本実施例では、迷い問題としおりフラグが立てられた問題とを見直し問題の候補とする。尚この見直し問題の候補には、例えば迷い問題であり且つフラグが立てられている問題も含まれる。見直し問題とは、生徒端末300に表示される問題である。
尚本実施例の問題データベース330は、後述する処理により教師端末200から取得するものであり、問題データベース230と同様のものであるから説明を省略する。また正答率閾値テーブル340も、教師端末200から取得するものであり、正答率閾値テーブル260と同様のものであるから説明を省略する。
図10は、生徒端末の機能構成の一例を示す図である。本実施例では、学習支援用プログラム310が生徒端末300に以下の各部の機能を実現させる。
本実施例の生徒端末300は、問題表示部311、選択肢受付部312、ワークテーブル更新部313、しおり付与部314、正答率算出部315、正答率判定部316、見直し問題選択部317を有する。また本実施例の生徒端末300は、見直し問題表示部318、解答送信部319、復習要求受付部321、解説データ取得部322、解説データ表示部323を有する。
問題表示部311は、教師端末200から問題データベース220の内容を受信すると、問題データベース330として生徒端末300に格納し、問題画面を生成して表示させる。選択肢受付部312は、問題画面において選択肢番号の選択を受け付ける。
ワークテーブル更新部313は、解答ワークテーブル320を更新する。具体的にはワークテーブル更新部313は、履歴取得部331と解答記憶部332とを有する。履歴取得部331は、解答ワークテーブル320において、表示された問題に対応した選択肢番号毎に選択肢受付部312が選択を受け付けた回数をカウントし、選択される度に回数をインクリメントさせる。解答記憶部332は、現時点において、最終的に選択された選択肢番号を選択解答として解答ワークテーブル332に格納する。
しおり付与部314は、問題画面においてしおり付与要求が入力されると、解答ワークテーブル320のしおりフラグを立てる。
正答率算出部315は、解答ワークテーブル320を参照して生徒の正答率を算出する。正答率判定部316は、算出された正答率が正答率閾値テーブル340に格納された正答率閾値より大きいか否かを判定する。
見直し問題選択部317は、見直し問題の候補となる問題を抽出し、抽出した問題から生徒端末300に表示させる見直し問題を選択する。具体的には見直し問題選択部317は、見直し問題の候補として、解答ワークテーブル320の過去選択履歴に基づき迷い問題としおりフラグが立っている問題とを抽出する。そして見直し問題選択部317は、正答率判定部316の判定結果に基づき、見直し問題の候補から見直し画面に表示させる見直し問題を選択する。見直し問題の選択の詳細は後述する。
見直し問題表示部318は、見直し問題選択部317により選択された問題を見直し画面に表示させる。
解答送信部319は、解答ワークテーブル320における選択解答を教師端末200へ送信する。復習要求受付部321は、生徒端末300における復習要求を受け付ける。このとき復習要求受付部321は、復習する問題の問題番号を復習要求と共に教師端末200へ送信する。解説データ取得部322は、教師端末200から、復習要求に対応した解説データを取得する。解説データ表示部323は、取得した解説データを用いて復習画面を作成し、表示させる。解説データは、例えばテキストデータであっても良いし、画像を含むデータ等であっても良い。
以下に本実施例の学習支援システム100の動作を説明する。始めに、本実施例の教師端末200の動作を説明する。図11は、教師端末の動作を説明するフローチャートである。
本実施例の教師端末200において、試験準備部211は、問題データベース230を参照し、試験準備画面を教師端末200に表示させる(ステップS1101)。続いて試験準備部211は、試験準備要求を受けたか否かを判断する(ステップS1102)。試験準備要求は、例えば教師等により教師端末200に入力される。ステップS1102において試験準備要求を受け付けた場合、試験準備部211は問題データベース230から全ての問題と解答選択肢とを生徒端末300へ送信する(ステップS1103)。尚ステップS1103にて、正答率閾値テーブル260の内容を生徒端末300に送信しても良い。ステップS1102において試験準備要求を受け付けていない場合、教師端末200は受け付けるまで待機する。
続いて試験準備部211は、教師等による試験開始要求を受けたか否かを判断する(ステップS1104)。ステップS1104において試験開始要求を受けると、試験準備部211は試験開始通知を生徒端末300へ送信する(ステップS1105)。
ステップS1104において試験開始要求を受けていない場合、教師端末200は試験開始要求を受けるまで待機する。
図12は、教師端末に表示される試験準備に関する画面の一例を示す図である。図12(A)は試験準備要求の受付画面の例であり、図12(B)は試験開始要求の受付画面の例である。
図12(A)に示す受付画面121では、試験準備要求を指示するための試験準備開始ボタン123が表示される。図12(B)に示す受付画面122では、試験開始要求を指示するための試験開始要求ボタン124が表示される。
続いて教師端末200は、生徒端末300から問題番号と選択解答を受け付けたか否かを判断する(ステップS1106)。ステップS1106において問題番号と選択解答を受け付けていない場合、後述するステップS1108へ進む。
ステップS1106において問題番号と選択解答を受け付けた場合、教師端末200は解答更新部212により、解答テーブル240を更新させる(ステップS1107)。具体的には解答更新部212は、解答テーブル240の選択解答の欄に受け付けた選択肢の番号を格納する。
続いて教師端末200において解説データ送信部213は、復習要求と、問題番号と、選択肢と、を生徒端末300から受信したか否かを判断する(ステップS1108)。ステップS1108において、これらを受信していない場合、後述するステップS1111へ進む。
ステップS1108においてこれらを受信した場合、解説データ送信部213は、電子テキストデータベース250から受信した問題番号、選択肢に対応した解説データを取得する(ステップS1109)。続いて解説データ送信部213は、取得した解説データを生徒端末300へ送信する(ステップS1110)。
続いて教師端末200は、試験終了時間となったか否かを判断する(ステップS1111)。ステップS1111において試験終了時間となっていない場合、教師端末200はステップS1106へ戻る。ステップS1111において試験終了時間となった場合、教師端末200は処理を終了する。
次に図13を参照して本実施例の生徒端末300の動作を説明する。図13は、生徒端末の動作を説明するフローチャートである。
本実施例の生徒端末300において、問題表示部311は、教師端末200から問題及び解答の選択肢を受信したか否かを判断する(ステップS1301)。ステップS1301において問題と選択肢とを受信していない場合、生徒端末300は受信するまで待機する。ステップS1301において問題と選択肢とを受信した場合、問題表示部311は、受信した問題と選択肢とを生徒端末300側の問題データベース330として格納する(ステップS1302)。同時に、正答率閾値テーブル260の内容を教師端末200から受信したときは、正答率閾値テーブル340として内容を生徒端末300内に格納する。
続いて生徒端末300は、教師端末200から試験開始通知を受信したか否かを判断する(ステップS1303)。ステップS1303において試験開始通知を受信していない場合、生徒端末300は受信するまで待機する。
ステップS1303において試験開始通知を受信すると、問題表示部311は、問題データベース330から問題と、問題と対応する選択肢とを取得し、問題画面を作成して表示させる(ステップS1304)。
続いて生徒端末300は、選択肢受付部312により、選択肢番号が選択されたか否かを判断する(ステップS1305)。ステップS1305において選択肢番号が選択されていない場合、生徒端末300は選択肢番号を受け付けるまで待機する。尚本実施例では、例えば選択肢番号の選択を受け付けないまま次の問題表示要求があった場合や、択肢番号の選択を受け付けないまま所定時間が経過した場合は、後述するステップS1312へ進んでも良い。
ステップS1305において選択肢番号を受け付けると、ワークテーブル更新部313は、履歴取得部331により、解答ワークテーブル320の過去選択履歴において、該当する問題番号と対応する選択肢番号の選択回数をインクリメント(カウント)する(ステップS1306)。続いてワークテーブル更新部313は、解答記録部332により、解答ワークテーブル320における選択解答として、ステップS1306で選択された選択肢番号を記録又は上書きする(ステップS1307)。
次に生徒端末300は、しおり付与部314により、しおり付与要求を受けたか否かを判断する(ステップS1308)。ステップS1308においてしおり付与要求を受けていない場合、後述するステップS1310へ進む。ステップS1308においてしおり付与要求を受けた場合、解答ワークテーブル320の該当する問題番号のしおりフラグを立てる(ステップS1309)。
次に生徒端末300は、次の問題表示要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS1310)。ステップS1310において次の問題表示要求を受け付けない場合、生徒端末300はステップS1305へ戻る。ステップS1310において次の問題表示要求を受け付けた場合、生徒端末300は、ステップS1307で選択解答とされた選択肢番号と、問題番号と、生徒IDとを教師端末200へ送信する(ステップS1311)。
続いて生徒端末300は、問題データベース330に次の問題が存在するか否かを判断する(ステップS1312)。ステップS1312において次の問題が存在する場合、生徒端末300はステップS1304へ戻る。ステップS1312において次の問題が存在しない場合、生徒端末300は問題終了画面を表示させる(ステップS1313)。
尚本実施例では、全ての問題を生徒が解答した上で見直しをさせるという流れになっているが、実際の試験では、その生徒が解答選択肢を選択することができなかった問題を放置したままの状態で、選択した問題について見直しを実施したいという場合も存在する。このような場合は、問題画面161に、図示しない「見直しボタン」を用意し、そのボタンを生徒が押下したら、問題終了画面を表示させるステップS1313に移動しても良い。
図14は、問題終了画面の一例を示す図である。本実施例の生徒端末300は、問題データベース320に格納された問題の解答が一通り選択されると、問題終了画面141を生徒端末300に表示させる。
問題終了画面141には、生徒自身が見直しの必要性を感じてしおりを付与させた問題を表示させるしおり付き問題表示ボタン142が表示させる。本実施例では、このしおり付き問題表示ボタン142が操作されると、生徒端末300はしおり付き問題表示要求を受け付ける。また本実施例の生徒端末300は、問題終了画面141には、テストの終了を指示するテスト終了ボタン143を表示させる。本実施例では、テスト終了ボタン143が操作されると、テスト終了指示を受けたものと判断する。
続いて生徒端末300は、しおり付き問題表示要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS1314)。ステップS1314において、しおり付き問題表示要求を受け付けていない場合、生徒端末300はテスト終了指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1315)。
ステップS1315においてテスト終了指示を受け付けていない場合、生徒端末300はステップS1314へ戻る。ステップS1314においてテスト終了指示を受け付けた場合、生徒端末300は後述する復習処理へ進む。
図15は、テスト終了画面の一例を示す図である。本実施例では、問題終了画面141においてテスト終了ボタン143が操作されると、生徒端末300の表示が問題終了画面141からテスト終了画面151へ遷移する。
テスト終了画面151には、復習を要求する復習要求ボタン152と、復習をせずにテストを終了する復習スキップボタン153とが表示される。本実施例では、復習要求ボタン152が操作されると、復習要求を受け付けたものと判断する。
ステップS1314においてしおり付き問題表示要求を受け付けると、見直し問題選択部317は、解答ワークテーブル320においてしおりフラグが立っている問題の見直し問題の候補として抽出する(ステップS1316)。解答選択肢が全く選択されていない問題があれば、ステップS1316にて取得する。具体的には見直し問題選択部317は、解答ワークテーブル320においてしおりフラグが1になっている問題番号の問題を抽出する。
続いて見出し問題選択部317は、解答ワークテーブル320の過去選択履歴において、選択解答に選択された選択肢番号以外の選択肢番号に選択履歴が残されている迷い問題を抽出する(ステップS1317)。具体的には見直し問題選択部317は、解答ワークテーブル320において迷い問題に該当する問題の問題番号を抽出する。
続いて生徒端末300は、正答率算出部315により、正答率を算出する(ステップS1318)。具体的には正答率算出部315は、解答ワークテーブル320の選択解答と、問題データベース330の正解とを照合し、全ての問題数に対し、正解している問題数の割合を正答率として算出する。
続いて正答率判定部316は、算出された正答率が正答率閾値テーブル340に格納された正答率閾値以下であるか否かを判定する(ステップS1319)。ステップS1319において算出された正答率が正答率閾値以下である場合、見出し問題選択部317は、ステップS1316で抽出した問題の問題番号と、ステップS1317で抽出した問題の問題番号とを見直し問題の候補とし、問題番号を取得する(ステップS1320)。仮に、いずれの解答選択肢も選択されていない問題があれば、その問題の問題番号もステップS1320にて取得し、見直し問題の候補とする。続いて見出し問題表示部318は、取得した最初の問題番号に対応した問題を見直し問題として表示させ(ステップS1321)、後述する見直し処理1へ進む。
ステップS1319において算出した正答率が正答率閾値より大きい場合、見出し問題選択部317は、ステップS1316で選択した問題の問題番号を見直し問題の候補とし、問題番号を取得する(ステップS1322)。続いて見出し問題表示部318は、取得した最初の問題番号に対応した問題を見直し問題として表示させ(ステップS1323)、後述する見直し処理2へ進む。
ここでステップS1305からステップS1310までの処理における過去選択履歴のカウントについて処理を具体的に説明する。図16は、過去選択履歴のカウントについて説明する図である。
図16は、生徒端末において問題と選択肢とが表示された問題画面の一例を示す図である。
図16に示す問題画面161には、問題162、選択肢番と各選択肢番号に対応した項目とが表示された選択ボタン163、しおり付与領域164が表示されている。本実施例では、問題画面161において生徒が次の問題の表示要求を行うまでに、選択ボタン163の何れかに生徒が触れた(選択した)回数を解答ワークテーブルに記憶する。
例えば生徒が最初に選択肢番号2の選択ボタン163に触れると、履歴取得部331は解答ワークテーブル320の選択肢番号2の選択回数をインクリメントし、解答記憶部332は選択肢番号2を選択解答として解答ワークテーブル320に記憶させる。
次に生徒が選択肢番号3の選択ボタン163に触れると、履歴取得部331は解答ワークテーブル320の選択肢番号3の選択回数をインクリメントし、解答記憶部332は選択肢番号3を選択解答として解答ワークテーブル320に記憶させる。
次に、再び生徒が選択肢番号2の選択ボタン163に触れると、履歴取得部331は解答ワークテーブル320の選択肢番号2の選択回数をインクリメントし、解答記憶部332は選択肢番号2を選択解答として解答ワークテーブル320に記憶させる。
ここで生徒がフリック操作を行うと、生徒端末300は次の問題の表示要求を受けたものと判断し、次の問題を表示させる。
このとき解答ワークテーブル320では、選択解答は選択肢番号2となっており、過去選択履歴では選択肢番号2の選択回数が2回であり、選択肢番号3の選択回数が1回となる。よってこの生徒に対応する迷い選択肢は、選択肢番号2と選択肢番号3となる。またこの生徒は、選択解答である選択肢番号2以外の選択肢番号を一度選択していることがわかる。本実施例では、この生徒が問題画面161に表示された問題を解答した際に、迷いが生じていたことが解答ワークテーブル320に反映される。迷いの原因は、例えば理解度が十分でない、授業内容の記憶が十分でない、等が挙げられる。
また問題画面161では、しおり付与領域164にしおり付与を示すチェックが表示されていない。よって問題画面161ではしおりが付与されていないことがわかる。すなわちこの生徒は、問題画面161に表示された問題について、解答時に迷いがあったと思われるにも関わらず、自身で見直しの必要性を認識していないことがわかる。
本実施例では、このように生徒自身が認識していない迷いを解答ワークテーブル320に反映させることで、生徒自身が気づいていない理解度が不十分と思われる点を洗い出し、見直しをさせることで、授業内容の理解度の向上を促す。
本実施例では、例えば正答率が正答率閾値以下である生徒に対しては、しおりフラグが立っている問題以外にも、迷い問題を見直し問題とする。また本実施例では、正答率が正答率閾値より大きい生徒に対しては、しおりフラグが立っている問題を見直し問題とする。
正答率が正答率閾値より大きい生徒は、授業の理解度も高く、学習意欲が強い傾向にあると考えられる。学習意欲の高い生徒は、自身の理解時が不十分な箇所を認識し、試験終了後の見直しについても積極的に行うことが予測されるため、見直しに利用されるしおり機能を十分に使用することが考えられる。よって本実施例では、正答率が正答率閾値より大きい生徒に対しては、しおりフラグが立てられた問題を見直し問題の候補として抽出し、この候補から生徒端末300に表示する見直し問題を順次選択する。
これに対し正答率が正答率閾値以下の生徒は、授業の理解度が不十分であり、学習意欲もそれほど強くない傾向にあるものと考えられる。学習意欲がそれほど高くない生徒は、自身の理解度が不十分な箇所を認識していない可能性が高く、試験終了後の見直しを積極的に行うことは考えにくい。このためしおり機能も十分に利用していない可能性が高いと予測される。よって本実施例では、正答率が正答率閾値以下の生徒に対しては、しおりフラグが立っている問題以外にも、迷いが生じたと判断される迷い問題を見直し問題の候補として抽出し、この候補から生徒端末300に表示する見直し問題を順次選択する。
以下に、図17を参照して本実施例の生徒端末300における見直し処理を説明する。図17は、生徒端末における見直し処理を説明する第一のフローチャートである。図17では、正答率が正答率閾値以下の生徒に対する見直し処理1を示す。
生徒端末300において見直し問題の最初の問題が表示されると、選択肢受付部312は、選択肢番号の選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS1701)。続いて生徒端末300は、次の問題表示要求を受けたか否かを判断する(ステップS1704)。ステップS1704において次の問題表示要求を受けていない場合、生徒端末300はステップS1701に戻る。
ステップS1704において次の問題表示要求を受けた場合、生徒端末300は解答送信部319により、選択された選択肢番号と、問題番号と、生徒IDとを教師端末200へ送信する(ステップS1705)。続いて生徒端末300は、抽出された見直し問題の候補において次の見直し問題が存在するか否かを判断する(ステップS1706)。ステップS1706において次の見直し問題が存在する場合、生徒端末300は、問題表示部311により次の見直し問題が記載された問題画面を表示させる(ステップS1707)。
ステップS1706において次の見直し問題が存在しない場合、生徒端末300はテスト終了指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1708)。ステップS1708においてテスト終了指示を受け付けた場合、生徒端末300は後述する復習処理へ進む。ステップS1708においてテスト終了指示を受け付けていない場合、生徒端末300は、図13のステップS1313へ進む。
図18は、見直し画面の一例を示す図である。図18は、正答率が正答率閾値以下の生徒の生徒端末300に表示される見直し画面の一例である。図18(A)はしおりフラグが立てられた問題が表示された見直し画面であり、図18(B)はしおりフラグがたっておらず、選択解答以外の選択肢番号が選択された問題が表示された見直し画面である。
図18(A)の見直し画面181は、選択肢番号と選択肢番号に対応した項目とが表示された選択ボタン182において、選択解答である選択肢番号2と、過去選択履歴に選択された履歴がある選択肢番号3とが識別可能に表示される。また見直し画面181では、しおり付与領域183にしおりが付与されている。
しおりが付与された見直し画面181において、例えばフリック操作等により次の問題表示要求がなされたとき、しおりフラグが立っている問題が存在しなかった場合、生徒端末300は過去選択履歴において選択された履歴が複数ある問題を表示させる。
図18(B)に示す見直し画面184では、しおり付与領域186にしおりが付与されていない。また見直し画面184では、選択肢番号と選択肢番号に対応した項目とが表示された選択ボタン185において、選択解答である選択肢番号1と、過去選択履歴において選択履歴のある選択肢番号2,3とが識別可能に表示されている。
このように本実施例では、正答率が正答率閾値以下の生徒に対しては、生徒自身が見直しの必要性を認識した問題以外の問題も、見直し画面に表示させることで、生徒自身が気づいていない迷いや理解度不足を認識させる。
図19は、生徒端末における見直し処理を説明する第二のフローチャートである。図19では、正答率が正答率閾値より大きい生徒に対する見直し処理2を示す。
図19のステップS1901からステップS1907の処理は、図17のステップS1701からステップS1707の処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS1906において次の見直し問題が存在しない場合、生徒端末300は、見直しの終了し、確認を実施するか否かの指示を入力させる見直し終了画面を生成し、表示させる(ステップS1908)。
続いて生徒端末300は、問題の確認要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS1909)。ステップS1909において確認要求を受け付けない場合、生徒端末300はテスト終了指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS1910)。ステップS1910においてテスト終了指示を受け付けた場合、後述する復習処理を行う。ステップS1910においてテスト終了指示を受け付けない場合、生徒端末300は、ステップS1909に戻る。
ステップS1909において確認要求を受け付けた場合、生徒端末300は、しおりフラグが立っておらず且つ過去選択履歴において選択履歴のある選択肢番号が複数ある迷い問題の問題番号を解答ワークテーブル320から取得する(ステップS1911)。続いて生徒端末300は、問題表示部311により、問題データベース330から、取得した問題番号に対応する問題(以下、確認問題)と選択肢とを取得し、問題画面を作成して表示させる(ステップS1912)。
ステップS1913からステップS1917までの処理は、図17のステップS1701からステップS1705までの処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS1917に続いて生徒端末300は、次の確認問題が存在するか否かを判断する(ステップS1918)。ステップS1918において次の確認問題が存在する場合、生徒端末300はステップS1912へ戻る。ステップS1918において次の確認問題が存在しない場合、生徒端末300は、テスト終了指示を受けたか否かを判断する(ステップS1919)。ステップS1919においてテスト終了指示を受け付けた場合、後述する復習処理へ進む。ステップS1919においてテスト終了指示を受け付けない場合、生徒端末300は、図13のステップS1313へ進む。
図20は、見直し画面の別の例を示す図である。図20は、正答率が正答率閾値より大きい生徒の生徒端末300に表示される見直し画面の一例である。
図20(A),(B)は、見直し画面を示しており、図20(C)は見直し終了画面の例であり、図20(D)は確認画面を示す。
図20(A)に示す見直し画面201において、フリック操作等により次の見直し問題の表示要求がなされると、生徒端末300は図20(B)に示す次の見直し画面202を表示させる。同様に次の見直し問題の表示要求がなされ、且つ次の見直し問題が存在しない場合、図20(C)に示す見直し終了画面203を表示させる。
図20の例では、正答率が正答率閾値より大きい生徒の場合の例であるため、見直し問題はしおりフラグが立っている問題のみが見直し問題として選択される。
見直し終了画面203は、見直し問題以外の問題の確認を行う確認要求ボタン204と、確認を行わない確認スキップボタン205とが表示される。生徒端末300では、確認要求ボタン204が操作されると、確認要求がなされたものと判断し、確認問題を表示させる。また生徒端末300は、確認スキップボタン205の操作がなされると、確認問題の表示を行わずにテスト終了指示を待つ。
図20(D)に示す確認画面206には、確認問題が表示される。確認画面206ではしおり付与領域207にはフラグは付与されていない。また選択肢208では、選択解答が選択肢番号2であり、選択肢番号1に選択履歴が残されていることがわかる。
すなわち正答率が正答率閾値より大きい生徒の場合には、しおりフラグが立っている問題のみを見直し問題の候補とし、しおりフラグを立っていない迷い問題を確認問題とする。これにより本実施例では、正答率が高く学習意欲の高いにも、生徒自身が認識していない迷いを確認させることができる。
次に本実施例の復習処理について説明する。図21は、復習処理を説明するフローチャートである。
本実施例の生徒端末300は、テスト終了指示を受けるとテスト終了画面を表示させる(ステップS2101)。続いて生徒端末300は、復習要求受付部321により、テスト終了画面(図15参照)において復習要求を受けたか否かを判断する(ステップS2102)。ステップS2102において復習要求ボタン152が操作されない場合、生徒端末300は、テスト終了要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS2103)。
ステップS2103においてテスト終了要求を受け付けると生徒端末300は処理を終了する。ステップS2103においてテスト終了要求を受け付けない場合、ステップS2102へ戻る。
ステップS2102において復習要求を受け付けると、解説データ取得部322は、解答ワークテーブル320から最初の問題の問題番号と、選択解答と、過去選択履歴において選択履歴のある選択肢番号とを取得する(ステップS2104)。続いて解説データ取得部322は、解答ワークテーブル320から、問題番号と、選択解答と、過去選択履歴において選択履歴のある選択肢番号、すなわち迷い選択肢の番号とを教師端末200へ送信する(ステップS2105)。
続いて生徒端末300は、解説データ取得部322により、教師端末200から解説データを受信して取得したか否かを判断する(ステップS2106)。ステップS2106において解説データを取得しない場合、生徒端末300は受信するまで待機する。ステップS2106において解説データを取得すると、生徒端末300は、解説データ表示部323により復習画面を生成し、表示させる(ステップS2107)。尚本実施例の解説データは、迷い選択肢に対応して取得される。
続いて生徒端末300は、復習要求受付部321が次の復習要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS2108)。ステップS2108において、次の復習要求を受け付けた場合、生徒端末300はステップS2104へ戻る。ステップS2108において次の復習要求を受け付けていない場合、生徒端末300は復習終了指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS2109)。ステップS2109において復習終了指示を受け付けた場合、生徒端末300は復習処理を終了する。ステップS2109において復習終了指示を受け付けていない場合、生徒端末300はステップS2104へ戻る。
図22は、復習画面の一例を示す図である。図22に示す復習画面221では、問題番号と、問題と、問題番号に対応した選択肢番号と項目とを含む選択ボタン226とが表示されている。選択肢ボタン226では、迷い選択肢が認識できるように表示される。迷い選択肢は、選択解答と、過去選択履歴において選択履歴が残された選択肢とを含む。例えば画面221では、選択解答は選択肢番号2であり、選択履歴が残された選択肢は選択肢番号3である。
また復習画面221には、迷い選択肢の選択肢番号に対応した解説データが表示される。解説欄222には、迷い選択肢に含まれる選択解答である選択肢番号2に対応した解説データが表示されており、解説欄223には、迷い選択肢に含まれる選択肢番号3に対応した解説データが表示されている。
この解説データは、教師端末200の解説データ送信部213から生徒端末300へ送信される。具体的には教師端末200は、生徒端末300から、問題番号と、選択解答と、過去選択履歴において選択履歴のある選択肢番号とを受信すると、電子テキストデータベース250から対応する解説データを取得する。そして教師端末200は、取得した解説データを解説データ送信部213により生徒端末300へ送信する。
また復習画面221には、次の復習を行うための復習要求ボタン224と、復習の終了を指示する復習終了ボタン225とが表示されている。生徒端末300は、復習画面221において復習要求ボタン224が操作されると、次の復習要求がなされたものと判断する。また生徒端末300は、復習画面221において復習終了ボタン225が操作されると、復習終了指示を受けたものと判断する。
以上のように本実施例によれば、正答率が高く学習意欲が強いと推測される生徒には、自身が迷いを認識してしおりを付与した問題について見直しを行わせ、さらに自身が認識していない迷いについて、確認を促して見直しをさせる。また本実施例では、正答率が低く学習意欲が弱いと推測される生徒には、自身が迷いを認識してしおりを付与した問題と、迷いが生じた問題との両方について見直しを行わせる。したがって本実施例では、生徒毎に適切な見直しを行わせることができる。
また本実施例において生徒端末300で行っていた解答ワークテーブル320の更新、見直し問題の選択及び表示に係る処理を教師端末200で行っても良い。この場合解答ワークテーブル320には、例えば生徒データベース220に格納された全ての生徒IDに対応した選択解答、過去選択履歴、しおりフラグが格納されることが好ましい。
本実施例は、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
提示された複数の問題のそれぞれに対し、複数の選択肢より選択して解答が入力される解答端末であって、
前記複数の問題それぞれについて、前記複数の選択肢の選択履歴を解答ワークテーブルに保存する履歴取得部と、
前記複数の問題より、前記選択履歴を複数有する迷い問題を抽出し、前記迷い問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択する見直し問題選択部と、を有する解答端末。
(付記2)
前記複数の問題それぞれにしおりが設定されているとき、前記履歴取得部は、前記解答ワークテーブルに、前記複数の問題それぞれに前記しおりの選択状況に応じてしおりフラグを立て、
前記見直し問題選択部は、前記複数の問題のうち前記しおりフラグが立てられた前記問題を、前記見直し問題に選択する付記1記載の解答端末。
(付記3)
前記複数の問題に対する前記解答の正答率を算出する正答率算出部を備え、
前記見直し問題選択部は、前記正答率に応じて、前記見直し問題に前記迷い問題を含めるか否かを変化させることを特徴とする付記2記載の解答端末。
(付記4)
前記複数の問題に未回答の問題が存在する場合、
前記見直し問題選択部は、前記迷い問題及び前記未回答の問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択することを特徴とする付記1記載の解答端末。
(付記5)
前記複数の問題それぞれの複数の選択肢に対応した解説データを取得する解説データ取得部と、
前記複数の問題の復習要求に関する入力を受けたとき、
前記迷い問題の前記選択履歴に対応した迷い選択肢を抽出し、前記迷い選択肢と対応した前記解説データを表示させる解説データ表示部とを有することを特徴とする付記1乃至3の何れか一項に記載の解答端末。
(付記6)
コンピュータが、提示された複数の問題のそれぞれに対し、複数の選択肢より選択して解答が入力される学習形式を支援する学習支援方法であって、該コンピュータが、
前記複数の問題それぞれについて、前記複数の選択肢の選択履歴を解答ワークテーブルに保存し、
前記複数の問題より、前記選択履歴を複数有する迷い問題を抽出し、前記迷い問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択する学習支援方法。
(付記7)
コンピュータに、
提示された複数の問題それぞれについて、複数の選択肢の選択履歴を解答ワークテーブルに保存する処理と、
前記複数の問題より、前記選択履歴を複数有する迷い問題を抽出し、前記迷い問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択する処理と、を実行させる学習支援プログラム。
(付記8)
提示された複数の問題のそれぞれに対し、複数の選択肢より選択して解答が入力される解答端末と、学習支援サーバと、を有する学習支援システムであって、
前記解答端末は、
前記複数の問題それぞれについて、前記複数の選択肢の選択履歴を解答ワークテーブルに保存する履歴取得部と、
前記複数の問題より、前記選択履歴を複数有する迷い問題を抽出し、前記迷い問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択する見直し問題選択部と、を有する学習支援システム。
100 学習支援システム
200 教師端末
210 教師端末プログラム
220 生徒データベース
230、330 問題データベース
240 解答データベース
250 電子テキストデータベース
260、340 正答率閾値テーブル
300 生徒端末
310 学習支援用プログラム
320 解答ワークテーブル

Claims (8)

  1. 提示された複数の問題のそれぞれに対し、複数の選択肢より選択して解答が入力される解答端末であって、
    前記複数の問題それぞれについて、前記複数の選択肢の選択履歴を解答ワークテーブルに保存する履歴取得部と、
    前記複数の問題より、前記選択履歴を複数有する迷い問題を抽出し、前記迷い問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択する見直し問題選択部と、を有する解答端末。
  2. 前記複数の問題それぞれにしおりが設定されているとき、前記履歴取得部は、前記解答ワークテーブルに、前記複数の問題それぞれに前記しおりの選択状況に応じてしおりフラグを立て、
    前記見直し問題選択部は、前記複数の問題のうち前記しおりフラグが立てられた前記問題を、前記見直し問題に選択する請求項1記載の解答端末。
  3. 前記複数の問題に対する前記解答の正答率を算出する正答率算出部を備え、
    前記見直し問題選択部は、前記正答率に応じて、前記見直し問題に前記迷い問題を含めるか否かを変化させることを特徴とする請求項2記載の解答端末。
  4. 前記複数の問題に未回答の問題が存在する場合、
    前記見直し問題選択部は、前記迷い問題及び前記未回答の問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択することを特徴とする請求項1記載の解答端末。
  5. 前記複数の問題それぞれの複数の選択肢に対応した解説データを取得する解説データ取得部と、
    前記複数の問題の復習要求に関する入力を受けたとき、
    前記迷い問題の前記選択履歴に対応した迷い選択肢を抽出し、前記迷い選択肢と対応した前記解説データを表示させる解説データ表示部を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の解答端末。
  6. コンピュータが、提示された複数の問題のそれぞれに対し、複数の選択肢より選択して解答が入力される学習形式を支援する学習支援方法であって、該コンピュータが、
    前記複数の問題それぞれについて、前記複数の選択肢の選択履歴を解答ワークテーブルに保存し、
    前記複数の問題より、前記選択履歴を複数有する迷い問題を抽出し、前記迷い問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択する学習支援方法。
  7. コンピュータに、
    提示された複数の問題それぞれについて、複数の選択肢の選択履歴を解答ワークテーブルに保存する処理と、
    前記複数の問題より、前記選択履歴を複数有する迷い問題を抽出し、前記迷い問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択する処理と、を実行させる学習支援プログラム。
  8. 提示された複数の問題のそれぞれに対し、複数の選択肢より選択して解答が入力される解答端末と、学習支援サーバと、を有する学習支援システムであって、
    前記解答端末は、
    前記複数の問題それぞれについて、前記複数の選択肢の選択履歴を解答ワークテーブルに保存する履歴取得部と、
    前記複数の問題より、前記選択履歴を複数有する迷い問題を抽出し、前記迷い問題より当該解答端末に表示する見直し問題を選択する見直し問題選択部と、を有する学習支援システム。
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