JPH04127372A - 辞書検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、指示された単語、熟語等の語句（以下、単語
情報と総称する）に基いて辞書を検索し、単語情報に対
応する意味情報を辞書から抽出する辞書検索装置に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、電子辞書とも呼ばれる辞書検索装置は、単語情報
およびその単語情報の意味を表わす意味情報を内部メモ
リに格納している。この内部メモリは一般的に辞書と呼
ばれている。ユーザによりキーボード入力装置から文字
形態で単語情報が入力されると、マイクロコンピュータ
等の中央処理装置は入力の単語情報と同一の単語情報を
、上記辞書内で検索して検出すると、中央処理装置はこ
の検圧の単語情報に対応する意味情報を辞書から読出し
、表示器に表示する。

〔発明が解決しようとする課題〕

このような辞書検索装置の普及によりユーザは書籍形態
の辞書よりも小型で携帯性や検索の容易さに富んだ辞書
を利用することが可能になった。

しかしながら、あまりにも手軽に辞書検索ができるため
、ユーザが語句の意味、訳語等を覚えない等の障害が生
じてきた。

そこで、本発明は、このような点に鑑みて、同一単語に
ついて頻繁に検索が行なわれた場合は警報を発すること
により、意味、訳語の記憶をユーザに促すことの可能な
辞書検索装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

このような目的を達成するために、本発明は、指示され
た単語情報に対応する意味情報を辞書から検索により抽
出し、出力する辞書検索装置において、前記指示された
単語情報の各々について、前記検索の実行回数を計数す
る計数手段と、当該計数結果を前記指示された単語情報
の各々について更新的に記憶する記憶手段と、検索の対
象の単語情報が指示されたときに、当該検索の対象の単
語情報に対応する前記記憶手段上の検索の実行回数が予
め定めた最大許容回数に達しているか否かを比較判定す
る比較手段と、該比較手段の判定結果が肯定判定のとき
に警告出力を行う警告手段とを具えたことを特徴とする
。

［作　用］ 本発明テは、同一単語についてのユーザの検索要求が一
定回数以上になると警告が発せられるので、ユーザは、
単語についての意味の理解（把握、記憶）度を知ること
ができる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明実施例の基本構成を示す。

本実施例の辞書検索装置は指示された単語情報に対応す
る意味情報を辞書から検索により抽出し、出力する辞書
検索装置である。

第１図において、１００は前記指示された単語情報の各
々について、前記検索の実行回数を計数する計数手段で
ある。

２００は当該計数結果を前記指示された単語情報の各々
について更新的に記憶する記憶手段である。

３００は検索の対象の単語情報が指示されたときに、当
該検索の対象の単語情報に対応する前記記憶手段上の検
索の実行回数が予め定めた最大許容回数に達しているか
否かを比較判定する比較手段である。

４００は該比較手段の判定結果が肯定判定のときに警告
出力を行う警告手段である。

第２図は本発明実施例の具体的な回路構成を示す。

２１は制御メモリであり、第３図に示す制御手順（後述
）の他、単語検索に関わる制御手順を記憶している。

２２は中央処理装置であり、制御メモリ２１に格納の制
御手順を実行することにより装置全体の動作制御および
本発明に関わる辞書検索を行う。

２３は不揮発性メモリであり、第４図に示すように本発
明に関わる検索実行回数を単語毎に記憶する検索経験保
持領域ＫＫＢ　、予め設定された許容最大検索回数の値
を記憶する最大検索回数保持領域ＳＸＢを有する。

２４はディスク記憶装置であり、単語情報およびその意
味情報を辞書形態で記憶した辞書保持領域５を有する。

２５は入力装置であり、検索対象の単語情報や中央処理
装置２２に対する動作指示を入力する。入力装置２５に
はキーボード入力装置を用いることができる。

２６は出力装置であり、本例では表示装置を用いる。出
力装置２６は、辞書から検索抽出された意味情報および
警告メツセージを表示する。

これら構成各部はバスに共通接続され、中央処理装置２
２のバス制御により中央処理装置２２との間で情報の授
受を行う。

このような回路における検索処理に関わる動作を第３図
のフローチャートを参照しながら説明する。なお、第３
図に示す制御手順は実際には中央処理装置２２の実行可
能なプログラム言語で記載されている。

なお、本例において、同一単語に対する許容の検索回数
は４回までとする。

ユーザにより入力装置２５から検索対象の単語情報、た
とえば、”ｃｏｍｐｕｔｅｒ”が指示入力されると（第
３図のステップＳｌ）　、中央処理装置２２はメモリ２
３の検索経験保持領域ＫＫＢ　（第４図参照）を検索し
、入力の単語情報”ｃｏｍｐｕｔｅｒ”についてのこれ
までの検索回数“３”を読出す。なお、検索経験保持領
域ＫＫＢに入力の単語情報が登録されていなければ、こ
の単語情報および検索回数の初期値“０”を中央処理装
置２２により登録記憶する（第３図のステップＳ２）。

したがって検索経験保持領域ＫＫＢが本発明の記憶手段
として動作する。

続いて、中央処理装置２２は人力の単語情報ｃｏｍｐｕ
ｔｅｒ”に対応する意味情報をディスク配憶装置２４の
辞書保持部５を検索することにより抽出する（第３図Φ
ステップＳ３）。

中央処理装置２２は先きに読出した入力の単語情報”（
：ｏｍｐｕｔｅｒ”についての検索実行回数“３”と、
メモリ２３の最大検索回数保持領域ＳＫＨの設定回数“
４”との数値比較を行う。この比較処理を実行するとき
の中央処理装置２２が本発明の比較手段として動作する
。

この比較処理により、入力の単語”ｃｏｍｐｕｔｅｒ”
については検索実行回数は許容最大検索回数に達してい
ないと判定され、手順は第３図のステップＳ４−３７と
進み、先きに実行された検索の結果が中央処理装置２２
の指示により第５図に示すように出力装置２６に表示さ
れる（第３図のステップＳ７）。

続いて、中央処理装置２２は検索経験保持領域ＨＢの単
語”ｃｏｍｐｕｔｅｒ”についての検索実行回数を現在
の“３”から“４”に更新記憶して１回の辞書検索処理
を終了する（第３図のステップＳ８）。

このときの中央処理装置２２が本発明の計数手段として
動作する。

ユーザがもう一度、単語”ｃｏｍｐｕｔｅｒ”に対する
辞書検索を入力装置２５から指示入力した場合、第３図
のステップＳ４において、これまでの検索実行回数（“
４”）が許容最大検索回数（“４”）に達していること
が検出される。このため、中央処理装置２２は第６図に
示すような、警告メツセージを出力装置２６に表示する
（第３図のステップＳ６）。

このときの中央処理装置２２および出力装置２６が本発
明の警告手段として動作する。

この後、入力装置２５からのユーザの画面切換えの指示
に応じて中央処理装置２２は第５図に示すように、辞書
検索により得られた意味情報を表示する。また、検索実
行回数を更新して本制御手順を終了する。

このような処理を実行することにより同一単語に対して
一定回数以上の辞書検索の指示がユーザからなされた場
合は、第６図の警告メツセージが表示されるので、ユー
ザの単語の意味情報についての学習努力を期待すること
ができる。

本実施例の他に次の例が挙げられる。

１）本実施例では警告を行うまでの許容最大検索実行回
数は固定化しているがユーザにより可変設定することも
可能である。この場合は、入力装置２５から設定回数を
入力し、中央処理装置２２によりＲＡＭ２３の最大検索
回数保持領域ＳＫＨに、入力の設定回数を登録記憶する
。

また、検索に用いる辞書内の単語情報に重要度又は利用
分野を表わす指標（識別番号）を予め記載しておき、こ
の単語の重要度又は利用分野に対応させて上記許容最大
検索回数を可変設定してもよい。この場合は、第７図に
示すように最大検索回数保持領域を重要度もしくは利用
分野に対応させたテーブル形態で各許容最大検索回数を
記憶する。

２）本実施例は辞書検索の終了後、各単語についての検
索の実行回数を計数するようにしているが、検索対象の
単語情報の入力回数を計数し、この計数結果に対する許
容回数を設定してもよい。

３）本実施例における警告メツセージはユーザに対する
学習を促すものであればよく、たとえば、検索対象の単
語を用いた例文を表示させるようにしてもよい。この場
合は辞書の中に単語を見出し語とした例文情報を予め記
載しておき、検索対象の単語に対応の例文を警告表示の
際に読出す。さらに、例文と警告メツセージの両方を表
示してもよいこと勿論である。

４）本実施例ではメモリ２３に単語情報と共に検索実行
回数を記憶するようにしているが、辞書内の単語に関連
して検索実行回数記憶領域を設けてもよい。

５）　入力装置２５を介してユーザの指示があった場合
、検索経験保持部ＫＫＢのｇ２憶内容を中央処理装置２
２により読出し出力装置２６に表示するようにすると、
ユーザは単語の理解度や学習（記憶）効率を知ることが
できる。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、本発明によれば、同一単語につ
いてのユーザの検索要求が一定回数同上になると警告が
発せられるので、ユーザは、単語についての意味の理解
（把握、記憶）度を知ることができ、ユーザの学習効率
を高めることに寄与することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、 第２図は本発明実施例の具体的な回路構成を示すブロッ
ク図、 第３図は第２図の中央処理装置２２の実行する処理手順
を示すフローチャート、 第４図は第２図の検索経験保持領域ＫＫＢの記憶内容を
示す説明図、 第５図および第６図は第２図の出力装置２６の表示内容
を示す説明図、 第７図は本発明他の実施例における最大検索回数保持領
域の記憶内容を示す説明図である。 ２１・・・制御メモリ、 ２２・・・中央処理装置、 ２３・・・メモリ、 ２４・・・ディスク配憶装置、 ２５・・・入力装置、 ２５・・・出力装置。 ＫＫＢ　寧ゆヒ１−ζ赤１ヒ馬−ヒイ】−トデ１４噌１
製−に第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）指示された単語情報に対応する意味情報を辞書から
   検索により抽出し、出力する辞書検索装置において、 前記指示された単語情報の各々について、前記検索の実
   行回数を計数する計数手段と、 当該計数結果を前記指示された単語情報の各々について
   更新的に記憶する記憶手段と、 検索の対象の単語情報が指示されたときに、当該検索の
   対象の単語情報に対応する前記記憶手段上の検索の実行
   回数が予め定めた最大許容回数に達しているか否かを比
   較判定する比較手段と、該比較手段の判定結果が肯定判
   定のときに警告出力を行う警告手段と を具えたことを特徴とする辞書検索装置。