JPH01142826A - 電子辞書の検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 日本語学習装置等における電子辞書に係り、特に検索頻
度に応じた辞書検索ができるようにした電子辞書の検索
方式に関し、 検索頻度の高い辞書に対してはキーワード指示のみで検
索を実行し、検索頻度の低い辞書に対しては辞書選択指
示のみで検索を実行する電子辞書の検索方式を提供する
ことを目的とし、キーワード指示が入力された場合には
辞書選択指示を待つことなく検索頻度の高い高頻度辞書
検索を実行するとともに該キーワードを保存し、辞書選
択指示が入力された場合には上記保存されたキーワード
をキーワードとして検索頻度の低い低頻度辞書検索を実
行するようにしたものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、例えば日本語学習装置等における電子辞書に
係り、特に検索頻度に応じた辞書の検索ができるように
した電子辞書の検索方式に関する。

日本語の学習に際しては、漢字や熟語の意味や成り立ち
などを多角的に学習することが効果的である。このため
、漢字・熟語の意味、漢字の構造などを記述したデータ
を保持した複数の辞書を搭載し、これらの辞書を効率よ
く検索できる学習装置の開発が望まれる。

〔従来の技術〕 第５図は、従来における電子辞書の構成図であり、学習
者が検索したい辞書を指定する辞書選択部１１、学習者
が検索のためのキーワードとなる漢字や熟語を例えばタ
ブレフトにタッチペンなどを使用して入力するキーワー
ド入力部１２、辞書選択部１１により指定された辞書を
キーワードに基づいて検索する辞書検索部１３、漢字・
熟語の意味、漢字の構造、筆順などを記述したデータが
保持されている辞書データ１４、辞書検索部１３からの
出力に基づいて検索結果を表示するデイスプレーなどか
らなる表示部１５から構成されている。

そして、学習者が辞書選択部１１により検索したい辞書
の指定を行ない、キーワード入力部１２より検索のため
のキーワードとなる漢字あるいは熟語を入力すると、辞
書検索部１３において辞書選択部１１により指定された
辞書データ１４がキーワードに基づいて検索され、この
検索結果が表示部１５に出力されて表示される。

第６図は、上記した構成からなる電子辞書を搭載した日
本語学習装置における表示例である。

なお、表示画面上、２１で示す領域がテキスト表示領域
（キーワード指示領域）であり、２２で示す領域がメニ
ュー領域（辞書選択領域）である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記した電子辞書を搭載した学習装置を用いたテキスト
読解学習等においては、漢字や熟語に対しての意味検索
の頻度に対して、漢字の筆順や構造に関する情報の検索
頻度は低いものである。

しかし、従来においては検索すべき辞書の種類によらず
、辞書検索に際しては辞書選択操作ならびにキーワード
入力操作といった２つのステップを必要とするため、頻
繁に意味検索を行なう場合であっても、辞書検索の手順
としては上記２つのステップを踏まなければならず、操
作が煩わしいといった問題点があった。

本発明は、検索頻度の高い辞書に対してはキーワード指
示のみで検索を実行し、検索頻度の低い辞書に対しては
辞書選択指示のみで検索を実行するようにした電子辞書
の検索方式を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図の原理図に示すように、キーワード入力部１より
漢字あるいは熟語によるキーワード指示のみが入力され
た場合には、高頻度辞書検索部３において漢字・熟語の
意味を記述したデータが保持された高頻度辞書データ６
での上記キーワードに基づいた意味検索が実行され、こ
の検索結果を表示部８に表示するとともに上記キーワー
ドをキーワード保存部４に保存するようにし、また、辞
書選択部２により辞書選択指示が入力された場合には、
その直前に行なわれた検索頻度の高い辞書検索時にキー
ワード保存部４に保存されたキーワードに基づいて、低
頻度辞書検索部５において漢字の構造や筆順、類義字な
どを記述したデータが保持された低頻度辞書データ７で
の検索が実行され、この検索結果を表示部８に表示する
ようにして辞書選択指示がなされた場合にはキーワード
指示を行なわないようにしたものである。

〔作　用〕

キーワード入力部１からのキーワード指示が入力された
場合は、辞書選択指示を待つことなく高頻度辞書検索部
３において検索頻度の高い高頻度辞書検索が実行され、
これと同時に上記キーワードがキーワード保存部４に保
存されるとともに、辞書選択部２からの辞書選択指示が
入力された場合は、キーワード指示を行なうことなく上
記キーワード保存部４に保存されたキーワードをキーワ
ードとして、低頻度辞書検索部５において検索頻度の低
い低頻度辞書検索が実行されるので、検索頻度の高い辞
書検索を簡便に行なうことができる。

〔実施例〕

以下、本発明による一実施例について説明する。

第２図は、本発明に基づく電子辞書の一実施例を示す構
成図である。

図において、■は学習者が検索のためのキーワードとな
る漢字あるいは熟語を例えばタブレットにタッチペンな
どを使用して入力するキーワード入力部、２は学習者が
検索したい辞書を指定する辞書選択部、３はキーワード
入力部１からのキーワード指示に基づいて高頻度辞書デ
ータ６に保持された漢字・熟語の意味検索を行なう高頻
度辞書検索部、４は高頻度辞書検索部３でのキーワード
指示に基づく検索時におけるキーワードを保存するキー
ワード保存部、５は辞書選択部２からの辞書選択指示に
基づいてキーワード保存部４に保存されているキーワー
ドにより、低頻度辞書データ７中に保持された漢字の構
造、筆順、類義字などの検索を行なう低頻度辞書検索部
、８は高頻度辞書検索部３または低頻度辞書検索部５か
らの検索結果を表示するデイスプレーなどからなる表示
部である。

なお、上記の検索頻度の低い低頻度辞書検索は、検索頻
度の高い高頻度辞書検索に対して低い階層として位置づ
けされている。

続いて、上記した構成からなる電子辞書における辞書検
索について、第３図に示すフローチャートを参照して説
明する。

まず、ステップＳ、においてキーワード入力部１より漢
字あるいは熟語などの上位階層のキーワード指示が入力
されると、辞書選択指示を待つことなくステップＳ２で
高頻度辞書検索部３による漢字・熟語の意味が保持され
た高頻度辞書データ６での上記キーワードに基づく意味
検索が実行され、上記高頻度辞書検索部３からの検索結
果がステップＳ６において表示部８に表示される。

また、これと同時に、上記高頻度辞書検索部３での検索
時のキーワードがステップＳ３においてキーワード保存
部４に保存される。

次に、ステップＳ４において辞書選択部２からの下位階
層の辞書選択指示が入力されたかどうかの判断が行なわ
れ、辞書選択指示が人力されない場合にはステップＳ１
にもどり、新たなキーワード指示に基づく上記した高頻
度辞書での意味検索がキーワード指示のみで実行される
。

上記のステップＳ４において辞書選択部２より辞書選択
指示が入力されたと判断された場合には、キーワード指
示を待つことなくステップＳ、において、キーワード保
存部４に保存されているその直前に高頻度辞書検索部３
で実行された辞書検索でのキーワードをキーワードとし
た低頻度辞書データ７での該当する辞書検索が実行され
、この低頻度辞書検索部５での検索結果がステップＳ６
において表示部８に表示される。

第４図は、上記した電子辞書を搭載した日本語学習装置
における表示例である。

同図（ａ）に示すテキスト表示領域（キーワード指示領
域）２１中の漢字あるいは熟語をキーワード入力部１よ
り入力すると、その漢字あるいは熟語をキーワードとし
て高頻度辞書検索部３により意味検索（高頻度辞書検索
）が実行される。そして、この高頻度辞書検索が実行さ
れた場合の検索結果の表示例が同図（ｂ）である。

同図（ｂ）に示す例の場合、テキスト表示領域（キーワ
ード指示領域）２１中の漢字あるいは熟語を選択した場
合は、高頻度辞書検索部３により意味検索（高頻度辞書
検索）が実行され、メニュー領域（辞書選択領域）２２
を選択した場合は、キーワード保存部４に保存されてい
る直前のキーワード「日」をキーワードとして低頻度辞
書検索部５により辞書検索（低頻度辞書検索）が実行さ
れる。

以上説明したように、キーワード指示が入力された場合
には辞書選択指示を待つことなく検索頻度の高い高頻度
辞書検索が実行され、これと同時に上記キーワードが保
存されるとともに、辞書選択指示が入力された場合には
上記保存されたキーワードをキーワードとして検索頻度
の低い低頻度辞書検索が実行される。

〔発明の効果〕

以上説明した本発明によれば、キーワード指示のみで検
索頻度の高い高頻度辞書検索が実行されるとともに、辞
書選択指示のみで検索頻度の低い低頻度辞書検索が実行
される構成としたので、学習形態に応じて検索頻度の高
い辞書検索を学習者の手を煩わすことなく簡便な操作で
行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の一実施例を示す構成図、第３図は実施
例の処理ステップを示すフローチャート、 第４図は実施例の表示例を示す図、 第５図は従来例の構成図、 第６図は従来例の表示例を示す図である。 ■・・・キーワード入力部、２・・・辞書選択部、３・
・・高頻度辞書検索部、４・・・キーワード保存部、５
・・・低頻度辞書検索部、６・・・高頻度辞書データ（
辞書）、７・・・低頻度辞書データ（辞書）、８・・・
表示部。 片　狸　図 第１図 ブ煙４列 第２図 慢ミ　名′１々１１０　ダニ（里ステ、ンデ第３図 梳　十　４？弓 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 検索頻度の高い辞書検索を上位階層とし、検索頻度の低
   い辞書検索を下位階層として辞書検索を行なうようにし
   た電子辞書において、 漢字あるいは熟語などのキーワードを入力するキーワー
   ド入力部（１）と、 漢字・熟語の意味・構造などを記述したデータを保持し
   た複数の辞書（６、７）と、 上記複数の辞書の中から所望の種類の辞書を選択する辞
   書選択部（２）と、 上記キーワード入力部からのキーワード指示に基づいて
   検索頻度の高い高頻度辞書検索を実行する高頻度辞書検
   索部（３）と、 上記高頻度辞書検索部での検索時におけるキーワードを
   保存するキーワード保存部（４）と、上記辞書選択部か
   らの辞書選択指示に基づいて上記キーワード保存部に保
   存されているキーワードをキーワードとして検索頻度の
   低い低頻度辞書検索を実行する低頻度辞書検索部（５）
   と、上記高頻度辞書検索部ならびに低頻度辞書検索部か
   らの検索結果を表示する表示部（８）とを備え、 キーワード指示が入力された場合には辞書選択指示を待
   つことなく高頻度辞書検索を実行するとともに該キーワ
   ードを保存し、辞書選択指示が入力された場合には上記
   保存されたキーワードをキーワードとして低頻度辞書検
   索を実行するようにしたことを特徴とする電子辞書の検
   索方式。