JPH0546670A

JPH0546670A - 情報検索装置

Info

Publication number: JPH0546670A
Application number: JP3208245A
Authority: JP
Inventors: Mamiko Oka; 満美子岡
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1991-08-20
Filing date: 1991-08-20
Publication date: 1993-02-26

Abstract

(57)【要約】【目的】情報を検索するための情報検索装置において、
日付を表す語句により入力日検索を行うことができるよ
うにする。【構成】データを入力した日付を入力日検索キーとして
設定すると共に、日付に関連した文字列が入力されたと
きは、これを日付情報に変換してデータの入力日を検索
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、データベースなどの
記憶装置に格納された情報を検索するための情報検索装
置に関し、特に、日付情報によりデータを検索する情報
検索装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般の情報検索装置では、データの内容
に関連した語句を検索キーとして設定するものが多い
が、これに加えて、検索キーとして日付を利用するよう
にしたものもある。例えば、特開昭６３−１７３１６４
号公報には、検索キーが項目名と属性値の組みで表され
ているような情報検索装置において、検索キーを定義す
る際に指定した項目について、日付を自動的に検索キー
として設定するようなものが提案されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した情報検索装置
においては、ユーザーが検索キーを定義する際に、例え
ば「登録日」という検索キーが必要だと認識し、日付を
自動設定すべき項目として定義しない限り日付は自動設
定されなかった。また、登録日を自動設定するためには
煩雑な定義をしなければならないうえ、登録日を検索キ
ーとして設定しても、あらかじめ定められた形式で日付
を入力しなければ、登録日による検索を行うことができ
ないという不便さがあった。

【０００４】一方、「ＶＰビューカーズ」（ＶＰビュー
カーズ操作説明書、富士ゼロックス（株）１９８８）の
ように、情報の登録／更新時に日付情報が自動設定さ
れ、登録／更新日（以下、これを入力日という）をキー
ワードとしてあらかじめ登録しなくても、入力日を検索
キーとして検索することができるものもある。

【０００５】しかしながら、「ＶＰビューカーズ」にお
いても、入力日で検索したいときには、あらかじめ定め
られた形式、すなわち「１９９１．０６．０６」又は
「０６／０６／９１」のような形式で日付を入力する必
要があった。このため、今日入力した情報を検索したい
場合でも、わざわざ決められた形式の日付に直してから
検索しなければならなかった。

【０００６】この発明は、日付を表す語句により入力日
検索を行うことができる情報検索装置を提供することを
目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係わる情報検索装置においては、各種デ
ータを入力する入力手段と、各データに対して検索キー
などの検索情報を付与して登録する登録手段と、登録さ
れた情報群を記憶する記憶手段と、各種データを表示出
力する表示手段と、データを入力した日付を入力日検索
キーとして設定する入力日検索キー設定手段と、前記入
力日検索キーに基づいて前記情報群を検索する入力日検
索手段と、日付に関連した文字列が入力されたときに、
これを所定の検索キーである日付情報に変換する変換手
段とを具えている。

【０００８】

【作用】入力日検索キー設定手段は、情報が登録される
とその日付を入力日検索キーとして登録する。変換手段
は、「今日」、「先週」などの日付を表す語句が入力さ
れると、これを対応する日付、例えば「１９９１年５月
２９日」のような形式に直す。入力日検索手段は、この
変換された日付に基づいて検索を行う。したがって、ユ
ーザーは日付を定められた形式どうりに入力する必要が
なく、自由度の大きい検索キーで入力日検索を行うこと
ができる。

【０００９】

【実施例】以下、この発明に係わる情報検索装置の一実
施例を添付図面を参照しながら説明する。

【００１０】図１は、この発明に係わる情報検索装置の
概略構成を示すブロック図である。この情報検索装置
は、情報処理部１、入力手段２、表示手段３から構成さ
れている。

【００１１】情報処理部１において、登録手段４はユー
ザーが入力した情報を登録するもので、情報の内容をタ
イトル及び複数の検索キーと共に登録する。この登録手
段４には、情報が登録されると、その日付を入力日検索
キーとして登録する入力日検索キー設定手段１１が含ま
れている。

【００１２】記憶手段５は、各データに対して検索情報
が付与された情報群を記憶するための記憶装置であり、
前記登録手段４によって登録された情報が記憶される。

【００１３】検索手段６は、ユーザーが入力した検索キ
ーに基づいて情報を検索する。この検索手段６には、入
力日検索キーに基づいて、情報の入力日に基づく検索を
実行する入力日検索手段１２が含まれている。前記入力
日検索手段１２は検索文字列として日付を表す語句が入
力されたとき、これを対応する日付に変換する日付変換
手段１３を有し、この日付変換手段１３で変換された日
付に基づいて検索を実行する。

【００１４】入力手段２は、キーボード１４とマウス１
５からなり、ユーザーはこの入力手段２によって、登録
したい情報や検索したい文字列などを入力する。また、
入力手段２により登録や検索などの指示を行う。

【００１５】表示手段３は、ＣＲＴなどのディスプレイ
１６により構成されている。この実施例において、情報
検索装置のディスプレイ上でのユーザーインターフェー
スは、使用していない状態では図２に示すようなアイコ
ンとして表示されている。このアイコンをマウス１５な
どで指示することにより開くと、情報検索装置が使用可
能となる。

【００１６】図３は、図２のアイコンを開いたときの状
態を表したもので、情報検索装置のディスプレイ上での
ユーザーインターフェースを表している。図３におい
て、２１は検索すべき情報の内容を表す情報検索装置
名、２２は検索キーの文字列を入力するための検索キー
入力ウィンドウ、２３は検索された情報のタイトルを表
示する候補表示ウィンドウ、２４は検索された情報のタ
イトルと内容が表示される内容表示ウィンドウ、２５は
検索の開始を指示する検索ボタン、２６は入力日による
検索を指示する入力日検索ボタン、２７は編集の開始を
指示する編集開始ボタン、２８は終了ボタンであり、こ
のボタンをマウス等で指示すると、情報検索装置は全て
の処理を終了し、再び図２のようなアイコンとなる。

【００１７】ユーザーが新しく情報を登録する場合に
は、前記編集開始ボタン２７をマウス等で指示する。こ
れにより、図４に示すような編集モードとなる。

【００１８】図４において、３１は情報のタイトルを入
力するタイトルエリア、３２は情報の内容を入力する内
容エリア、３３は情報の検索キーを入力する検索キーエ
リア、３４は入力した情報を登録する登録ボタン、３５
は編集の終了を指示する編集終了ボタンであり、その
他、図３と同一符号は同等部分を示している。図４の編
集モードにおいて、ユーザーは登録したい情報のタイト
ル、内容、検索キーを、それぞれタイトルエリア３１、
内容エリア３２、検索キーエリア３３に入力する。検索
キーは、例えばカンマで区切ることによって複数個指定
することができる。ユーザーは登録したい情報を入力し
終わると、登録ボタン３４をマウス等で指示することに
より、情報を登録する。

【００１９】図５は、編集モードにおいて、登録ボタン
が指示されたときの登録手段４（図１）の処理手順を示
すフローチャートである。

【００２０】ユーザーにより登録ボタンが指示される
と、登録手段４は内容エリア３２に書かれている内容の
データを、タイトル及び検索キーと共に登録する（ステ
ップ１０１）。このときは、タイトルエリア３１に書か
れているものをタイトル、検索キーエリア３３に書かれ
ているものを検索キーとして登録する。次に、タイトル
を検索キーエリア３３に書かれた検索キーと同様に検索
キーとして登録する（ステップ１０２）。さらに、登録
手段４内に設けられた入力日検索キー設定手段１１は、
登録の日付を「○年○月○日」という形式で入力日検索
キーとして登録する（ステップ１０３）。続いて、タイ
トルエリア３１、内容エリア３２、検索キーエリア３３
をクリアし、候補表示ウィンドウ２３に登録したことを
表示して（ステップ１０４）、処理を終了する。この処
理によって、データの入力日が自動的に入力日検索キー
として登録されることになる。

【００２１】次に、情報の検索を行う場合には、図３に
おいて検索キー入力ウィンドウ２２に検索キーを入力
し、検索ボタン２５をマウス等で指示する。検索ボタン
が指示されると、検索手段６は該当する情報を検索して
表示する。ここで、検索結果が複数ある場合には、候補
表示ウィンドウ２３に検索された情報のタイトルがリス
ト表示される。検索結果が一つの場合には、内容表示ウ
ィンドウ２４に検索された情報のタイトル及び内容が表
示される。また、入力した検索キーをもつ情報がない場
合には、該当するデータがないことを示すメッセージが
表示される。

【００２２】図６は、記憶手段５（図１）に「グルメ情
報」として登録されている情報を示したもので、各情報
のタイトル、内容、検索キーが記憶されている。各情報
には、データの入力日が入力日検索キー（図示せず）と
して登録されている。

【００２３】図７は、前記「グルメ情報」という情報検
索装置名において、「とんかつ」という検索キーで検索
したときのディスプレイ上の表示例を示したものであ
る。幾つかの検索キーを全て持つ情報を検索したいと
き、例えば、「ビール」、「和食」を持つ情報を検索す
る場合には、検索キー入力ウィンドウ２２に「ビール＆
和食」と入力する。図８は、この場合のディスプレイ上
での表示例を示したものである。次に、ユーザーが情
報の登録日を検索キーとして検索する場合、例えば、そ
の日に入力した情報を検索したいときは、検索キー入力
ウィンドウ２２に「今日」と入力し、入力日検索ボタン
２６（図３）をマウス等で指示する。そのときの検索結
果の表示例を図９に示す。

【００２４】図１０は、入力日検索ボタンが指示された
ときの入力日検索手段１２（図１）の処理手順を示すフ
ローチャートである。

【００２５】入力日検索手段１２は、入力日検索ボタン
が指示されたと判断すると、入力された文字列ＳＴがあ
らかじめ定められた入力日の形式に合っているかどうか
を判断する（ステップ２０１）。この実施例の場合、あ
らかじめ定められた入力日の形式とは、「○年（西暦）
○月○日」又はこれら年、月、日のうちの１つ又は２つ
が省略された形で、○は数字である。ここで、入力日の
形式に合っているときは、ＳＴに省略があるかどうかを
判断する（ステップ２０２）。ここで、省略がある場
合、すなわち「２９日」のような場合には省略を補っ
て、例えば「１９９１年５月２９日」のような形に直す
（ステップ２０３）。

【００２６】ステップ２０１において、ＳＴが入力日の
形式に合っていないときは、ＳＴが日付を表す語句であ
るかどうかを判断する（ステップ２０４）。ここで日付
を表す語句というのは、例えば「今日」、「先月」など
で、あらかじめシステムで定められている。日付を表す
語句の例を図１１に示す。ステップ２０４でＳＴが日付
を表す語句であるときは、続いてＳＴが期間を表す語句
であるかどうかを判断する（ステップ２０５）。ここ
で、ＳＴが期間を表す語句であると判断された場合、す
なわち「先週」のような場合には、「１９９１年５月２
０日＆１９９１年５月２１日＆…」のような形に展開す
る（ステップ２０６）。また、ＳＴが期間を表す語句で
ないときは、日付変換手段１３によってＳＴを対応する
日付に変換する（ステップ２０７）。ステップ２０４で
ＳＴが日付を表す語句でないときは、ＳＴは入力日検索
に適していないと判断され、形式が違うことを表すメッ
セージを表示して（ステップ２０８）、処理を終了す
る。

【００２７】ステップ２０９では、ＳＴが日付であるか
期間であるかを判断する。ここで、ＳＴが期間を表して
いると判断したとき、すなわち「１９９１年２月」のよ
うな場合には、「１９９１年２月１日＆１９９１年２月
２日＆…」のような形に展開する（ステップ２１０）。
次に、ステップ２０６及び２１０で展開されたＳＴ、ス
テップ２０７で日付に変換されたＳＴ、ステップ２０９
で日付を表していると判断されたＳＴについて、入力日
検索を実行し（ステップ２１１）、図１の記憶手段５に
記憶されているデータの入力日検索キーとＳＴとを比較
して、一致するものがあるかどうかを判断する（ステッ
プ２１２）。ここで、一致するものがあればその結果を
表示する（ステップ２１３）。また、一致するものがな
い場合には、その日付に登録された情報がないことを表
すメッセージを表示して（ステップ２１４）、処理を終
了する。

【００２８】なお、図１１の「年」という項目におい
て、例えば「昭和６０年」という語句を登録しておき、
入力日検索キーとして「昭和６０年」が入力されたとき
は、これを「１９８５年」に変換（年号→西暦）して検
索を行うようにしてもよい。

【００２９】また、この実施例では、入力日検索ボタン
を設け、これをマウス等で指示することにより入力日検
索を行うようにした場合について説明したが、例えば、
複数の処理が設定されたメニューの中から入力日検索を
選択するようにしてもよい。

【００３０】

【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
情報検索装置においては、データを入力した日付を入力
日検索キーとして設定すると共に、日付に関連した文字
列が入力されたときは、これを日付情報に変換してデー
タの入力日を検索するようにしたため、入力日による検
索を日付を表す語句によって行うことができる。したが
って、入力日をわざわざ数字に直す必要がなく、簡単な
操作で検索を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明に係わる情報検索装置の概略構成を示
すブロック図。

【図２】情報検索装置のディスプレイ上でのユーザーイ
ンターフェースを示す図。

【図３】情報検索装置のディスプレイ上でのユーザーイ
ンターフェースを示す図。

【図４】情報検索装置のディスプレイ上でのユーザーイ
ンターフェースを示す図。

【図５】登録手段の処理手順を示すフローチャート。

【図６】登録されている情報の例を示す図。

【図７】情報検索装置のディスプレイ上でのユーザーイ
ンターフェースを示す図。

【図８】情報検索装置のディスプレイ上でのユーザーイ
ンターフェースを示す図。

【図９】情報検索装置のディスプレイ上でのユーザーイ
ンターフェースを示す図。

【図１０】入力日検索手段の処理手順を示すフローチャ
ート。

【図１１】日付を表す語句の例を示す図。

【符号の説明】

１…情報処理部、２…入力手段、３…表示手段、４…登
録手段、５…検索手段、１１…入力日検索キー設定手
段、１２…入力日検索手段、１３…日付変換手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】各種データを入力する入力手段と、各デー
タに対して検索情報を付与して登録する登録手段と、登
録された情報群を記憶する記憶手段と、各種データを表
示出力する表示手段と、データを入力した日付を入力日
検索キーとして設定する入力日検索キー設定手段と、前
記入力日検索キーに基づいて前記情報群を検索する検索
手段と、日付に関連した文字列が入力されたときに、こ
れを日付情報に変換する変換手段とを具え、前記日付に
関連した文字列によりデータの入力日を検索することを
特徴とする情報検索装置。