JP2990314B2 - データ管理装置 - Google Patents
データ管理装置Info
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- JP2990314B2 JP2990314B2 JP3220550A JP22055091A JP2990314B2 JP 2990314 B2 JP2990314 B2 JP 2990314B2 JP 3220550 A JP3220550 A JP 3220550A JP 22055091 A JP22055091 A JP 22055091A JP 2990314 B2 JP2990314 B2 JP 2990314B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電子辞書などの電子
化された情報を検索して表示するデータ管理装置に関す
る。
化された情報を検索して表示するデータ管理装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子辞書などの検索においては、
タイトル又は見出し又はそれらに相当する文字列（以
下、タイトルという）のキーを入力して、該当するデー
タの内容を読み出し、表示することを基本としていた。
例えば、英和辞書の場合で考えると、「ａｂ」で始まる
全ての単語をリストアップするというような総覧機能が
提供されている。これは、該当候補が複数ある場合、そ
の数個ずつ又は１個ずつを提示し、その中からユーザー
が指定したものに関してデータ内容の出力／表示など、
次のステップへ進めるというものであった。通常のデー
タベースでの検索も同様である。また、検索の便宜を図
るためにシソーラス等の「分類インデックス」をあらか
じめ設けてあったり、分類情報を保持して分類インデッ
クスを容易に作成できるようにしたものもあった。この
場合は、電子辞書やデータベースの中身のデータ全域に
わたり、それらを例えば見出し文字列をアルファベット
順にソートするとか、同じエリアに属するものにふるい
分けて、その分類に従った検索を可能にするとかして検
索の便宜を与えていた。さらに、ワープロの仮名漢字変
換用の辞書においては、利用者のデータの追加が出来る
ものがある。
タイトル又は見出し又はそれらに相当する文字列（以
下、タイトルという）のキーを入力して、該当するデー
タの内容を読み出し、表示することを基本としていた。
例えば、英和辞書の場合で考えると、「ａｂ」で始まる
全ての単語をリストアップするというような総覧機能が
提供されている。これは、該当候補が複数ある場合、そ
の数個ずつ又は１個ずつを提示し、その中からユーザー
が指定したものに関してデータ内容の出力／表示など、
次のステップへ進めるというものであった。通常のデー
タベースでの検索も同様である。また、検索の便宜を図
るためにシソーラス等の「分類インデックス」をあらか
じめ設けてあったり、分類情報を保持して分類インデッ
クスを容易に作成できるようにしたものもあった。この
場合は、電子辞書やデータベースの中身のデータ全域に
わたり、それらを例えば見出し文字列をアルファベット
順にソートするとか、同じエリアに属するものにふるい
分けて、その分類に従った検索を可能にするとかして検
索の便宜を与えていた。さらに、ワープロの仮名漢字変
換用の辞書においては、利用者のデータの追加が出来る
ものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、編集機
能を持つ一般のデータベースの場合、検索結果を一時的
に保持していく工夫はあっても、検索結果そのものが新
しい−つのデータとなったり、または別の独立にアクセ
ス可能なデータとなることはなかった。また、分類イン
デックスを用いる装置においては、仮に検索結果を何ら
かの形で保持することができたとしても、それを読み出
すユーザーインターフェースと本来の編集インターフェ
ースとは別立てに成らざるを得なかったため、操作性が
大幅に損ねられていた。すなわち、検索結果そのものが
新しい一つのデータとして他のデータと全く同様な形で
保持されたり、データベースの外で独立に扱われたりす
ることはなかった。さらに、ワープロ等においては、登
録できるデータの様式や内容に制限があるうえ、辞書の
中から、ある複数の語彙を取り出してそれをリストにし
て保持するといったことはできなかった。これは、ユー
ザー辞書と呼ばれるもの一般について言えることであ
る。
能を持つ一般のデータベースの場合、検索結果を一時的
に保持していく工夫はあっても、検索結果そのものが新
しい−つのデータとなったり、または別の独立にアクセ
ス可能なデータとなることはなかった。また、分類イン
デックスを用いる装置においては、仮に検索結果を何ら
かの形で保持することができたとしても、それを読み出
すユーザーインターフェースと本来の編集インターフェ
ースとは別立てに成らざるを得なかったため、操作性が
大幅に損ねられていた。すなわち、検索結果そのものが
新しい一つのデータとして他のデータと全く同様な形で
保持されたり、データベースの外で独立に扱われたりす
ることはなかった。さらに、ワープロ等においては、登
録できるデータの様式や内容に制限があるうえ、辞書の
中から、ある複数の語彙を取り出してそれをリストにし
て保持するといったことはできなかった。これは、ユー
ザー辞書と呼ばれるもの一般について言えることであ
る。
【０００４】この発明は、上述した従来技術の持つ問題
点を解決するためになされたもので、各データ毎に付与
されたタイトルあるいは検索のためのキーワードを、他
のデータと同様又は独立したアクセス可能な形で扱うこ
とができるデータ管理装置を提供することを目的とす
る。
点を解決するためになされたもので、各データ毎に付与
されたタイトルあるいは検索のためのキーワードを、他
のデータと同様又は独立したアクセス可能な形で扱うこ
とができるデータ管理装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明は、各データ毎に該データのタイト
ル又は見出し又はそれらに相当する文字列が付与された
データ群を格納する記憶手段を有するデータ管理装置に
おいて、前記記憶手段に格納されたデータ群に対する検
索条件を指示する検索条件指示手段と、前記記憶手段に
格納されたデータ群から前記検索条件指示手段により指
示された検索条件に適合するデータのタイトル又は見出
し又はそれらに相当する文字列を検索する検索手段と、
前記検索手段により検索されたデータのタイトル又は見
出し又はそれらに相当する文字列をリストアップしたリ
ストを作成するリスト作成手段と、前記リスト作成手段
により作成されたリストを前記記憶手段に記憶するデー
タ群の１つのデータとして前記記憶手段に格納する制御
手段とを具備することを特徴とする。
め、請求項１の発明は、各データ毎に該データのタイト
ル又は見出し又はそれらに相当する文字列が付与された
データ群を格納する記憶手段を有するデータ管理装置に
おいて、前記記憶手段に格納されたデータ群に対する検
索条件を指示する検索条件指示手段と、前記記憶手段に
格納されたデータ群から前記検索条件指示手段により指
示された検索条件に適合するデータのタイトル又は見出
し又はそれらに相当する文字列を検索する検索手段と、
前記検索手段により検索されたデータのタイトル又は見
出し又はそれらに相当する文字列をリストアップしたリ
ストを作成するリスト作成手段と、前記リスト作成手段
により作成されたリストを前記記憶手段に記憶するデー
タ群の１つのデータとして前記記憶手段に格納する制御
手段とを具備することを特徴とする。
【０００６】また、請求項２の発明は、各データ毎に該
データを検索するための少なくとも１つのキーワードが
付与されたデータ群を記憶する記憶手段を有するデータ
管理装置において、前記記憶手段に格納されたデータ群
に対する検索条件を指示する検索条件指示手段と、前記
記憶手段に格納されたデータ群から前記検索条件指示手
段により指示された検索条件に適合するデータのキーワ
ードを検索する検索手段と、前記検索手段により検索さ
れたデータのキーワードをリストアップしたリストを作
成するリスト作成手段と、前記リスト作成手段により作
成されたリストを前記記憶手段に記憶するデータ群の１
つのデータとして前記記憶手段に格納する制御手段とを
具備することを特徴とする。
データを検索するための少なくとも１つのキーワードが
付与されたデータ群を記憶する記憶手段を有するデータ
管理装置において、前記記憶手段に格納されたデータ群
に対する検索条件を指示する検索条件指示手段と、前記
記憶手段に格納されたデータ群から前記検索条件指示手
段により指示された検索条件に適合するデータのキーワ
ードを検索する検索手段と、前記検索手段により検索さ
れたデータのキーワードをリストアップしたリストを作
成するリスト作成手段と、前記リスト作成手段により作
成されたリストを前記記憶手段に記憶するデータ群の１
つのデータとして前記記憶手段に格納する制御手段とを
具備することを特徴とする。
【０００７】
【作用】リスト作成条件指示手段は、例えばディスプレ
イ上のユーザーインターフェースを介してユーザーに検
索条件を設定させる。リスト作成手段は、リスト作成条
件指示手段によって指定された条件で記憶手段の検索を
行い、得られたデータのタイトルを順に接合してリスト
形式で配列する。そして、作成したリストを他のデータ
と同様に当該データベースに１データとして管理するこ
とにより、作成されたリストは独立したテキストとして
扱われ、データベース又は辞書に格納するデータの本体
となる。
イ上のユーザーインターフェースを介してユーザーに検
索条件を設定させる。リスト作成手段は、リスト作成条
件指示手段によって指定された条件で記憶手段の検索を
行い、得られたデータのタイトルを順に接合してリスト
形式で配列する。そして、作成したリストを他のデータ
と同様に当該データベースに１データとして管理するこ
とにより、作成されたリストは独立したテキストとして
扱われ、データベース又は辞書に格納するデータの本体
となる。
【０００８】また、検索されたデータに付与されている
キーワードを順に接合してリスト形式で配列し、このリ
ストを前記タイトルリストと同様に独立したテキストと
して扱うこともできる。
キーワードを順に接合してリスト形式で配列し、このリ
ストを前記タイトルリストと同様に独立したテキストと
して扱うこともできる。
【０００９】
【実施例】以下、この発明に係わるデータ管理装置の一
実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１０】図２は、この発明に係わるデータ管理装置
の一実施例を示す構成ブロック図である。このデータ管
理装置は、編集可能な電子辞書またはデータベースを前
提としており、次に説明する各部により構成されてい
る。
の一実施例を示す構成ブロック図である。このデータ管
理装置は、編集可能な電子辞書またはデータベースを前
提としており、次に説明する各部により構成されてい
る。
【００１１】ＣＲＴ制御部２は、ディスプレイ上に各種
データを表示するＣＲＴ１の制御装置であり、ウィンド
ウやアイコンなどのほか、ディスク装置６に格納されて
いる各データを表示出力する。
データを表示するＣＲＴ１の制御装置であり、ウィンド
ウやアイコンなどのほか、ディスク装置６に格納されて
いる各データを表示出力する。
【００１２】キーボード３は、検索条件等の文字列、数
値及びコマンドなどの入力を行う入力装置であり、ポイ
ンティングデバイスとしてのマウス４が接続されてい
る。マウス４は、前記ＣＲＴ１上に表示されるカーソル
を移動したり、表示されているアイコンをクリックして
所定の指示を装置に対して入力することに用いられる。
ユーザーによりキーボード３やマウス４から入力された
各種のデータや指示は、キーボード／マウス制御部５を
通じてＣＰＵ９に送られる。
値及びコマンドなどの入力を行う入力装置であり、ポイ
ンティングデバイスとしてのマウス４が接続されてい
る。マウス４は、前記ＣＲＴ１上に表示されるカーソル
を移動したり、表示されているアイコンをクリックして
所定の指示を装置に対して入力することに用いられる。
ユーザーによりキーボード３やマウス４から入力された
各種のデータや指示は、キーボード／マウス制御部５を
通じてＣＰＵ９に送られる。
【００１３】ディスク装置６は、各データ毎にタイトル
が付与されたデータベース／辞書を記憶するための記憶
手段であり、ディスク装置制御部７は、ディスク装置６
におけるデータの入出力を制御している。ディスク制御
部７には複数のディスク＃０〜＃ｎが接続されており、
これらのディスクに格納されているデータに基づいて、
後述するデータベース／辞書システムが構築されてい
る。
が付与されたデータベース／辞書を記憶するための記憶
手段であり、ディスク装置制御部７は、ディスク装置６
におけるデータの入出力を制御している。ディスク制御
部７には複数のディスク＃０〜＃ｎが接続されており、
これらのディスクに格納されているデータに基づいて、
後述するデータベース／辞書システムが構築されてい
る。
【００１４】メモリ装置８は、このデータ管理装置の制
御のためのプログラムを格納したり、各種作業用のデー
タを一時的に格納するための記憶手段である。
御のためのプログラムを格納したり、各種作業用のデー
タを一時的に格納するための記憶手段である。
【００１５】ＣＰＵ（中央処理装置）９は、装置全体の
制御を行うと共に、各種の指示に基づいて所定のデータ
に対する演算処理を行う回路である。ＣＰＵ９は、前記
ディスクに格納されているデータのタイトルのリストを
作成し、そのリストを他のデータと同じようにデータベ
ースまたは電子辞書に格納したり、総覧できる機能を有
する。これらは後述する図１の各種機能手段により実現
されている。
制御を行うと共に、各種の指示に基づいて所定のデータ
に対する演算処理を行う回路である。ＣＰＵ９は、前記
ディスクに格納されているデータのタイトルのリストを
作成し、そのリストを他のデータと同じようにデータベ
ースまたは電子辞書に格納したり、総覧できる機能を有
する。これらは後述する図１の各種機能手段により実現
されている。
【００１６】図１は、上記データ管理装置により構築さ
れるデータベース／辞書システム１０と、リスト作成登
録手段２０の機能的な構成を表したものである。
れるデータベース／辞書システム１０と、リスト作成登
録手段２０の機能的な構成を表したものである。
【００１７】データベース／辞書システム１０におい
て、ユーザーインターフェース１１は、図２のＣＲＴ
１、ＣＲＴ制御部２に相当する表示手段１２と、キーボ
ード３、マウス４及びキーボード／マウス制御部５に相
当する入力手段１３により構成されている。データベー
ス／辞書編集手段１４は、データベースまたは電子辞書
に対して各種の編集処理を行うもので、タイトルや見出
し等の文字列を用いてデータベース／辞書の検索を行う
検索手段１５と、データベース／辞書への各種データの
登録、削除を行う登録手段１６とを具えている。データ
ベース／辞書編集手段１４は、図２のＣＰＵ９及びメモ
リ装置８により構成されている。データ等の記憶手段１
７は、各データ毎にタイトルが付与されたデータを有す
る複数のデータベース／辞書が格納された記憶装置であ
り、図２のディスク装置６により構成されている。
て、ユーザーインターフェース１１は、図２のＣＲＴ
１、ＣＲＴ制御部２に相当する表示手段１２と、キーボ
ード３、マウス４及びキーボード／マウス制御部５に相
当する入力手段１３により構成されている。データベー
ス／辞書編集手段１４は、データベースまたは電子辞書
に対して各種の編集処理を行うもので、タイトルや見出
し等の文字列を用いてデータベース／辞書の検索を行う
検索手段１５と、データベース／辞書への各種データの
登録、削除を行う登録手段１６とを具えている。データ
ベース／辞書編集手段１４は、図２のＣＰＵ９及びメモ
リ装置８により構成されている。データ等の記憶手段１
７は、各データ毎にタイトルが付与されたデータを有す
る複数のデータベース／辞書が格納された記憶装置であ
り、図２のディスク装置６により構成されている。
【００１８】上記データベース／辞書システム１０にお
いて、各データには０又は複数のキーワードが付与され
ており、データに１つ以上のキーワードが付与されてい
る場合は、そのキーワードによってデータを検索するこ
とができる。また、各データにはタイトルが付けてあ
り、タイトルによっても検索することができる。
いて、各データには０又は複数のキーワードが付与され
ており、データに１つ以上のキーワードが付与されてい
る場合は、そのキーワードによってデータを検索するこ
とができる。また、各データにはタイトルが付けてあ
り、タイトルによっても検索することができる。
【００１９】リスト作成登録手段２０は、リスト作成条
件指示手段２１、リスト作成手段２２及びリスト格納手
段２３からなり、前記ＣＰＵ９及びメモリ装置８により
構成されている。
件指示手段２１、リスト作成手段２２及びリスト格納手
段２３からなり、前記ＣＰＵ９及びメモリ装置８により
構成されている。
【００２０】リスト作成条件指示手段２１は、ユーザー
がリストを作成するときに、メニュー又はボタンなどの
インターフェースを介して作成を指示するための手段で
あり、例えば、別の専用ウィンドウが表示され、検索条
件等が指定できるものである。処理の開始は前記専用ウ
ィンドウの中で指示することができ、それによってリス
トアップすべきデータの検索が開始される。
がリストを作成するときに、メニュー又はボタンなどの
インターフェースを介して作成を指示するための手段で
あり、例えば、別の専用ウィンドウが表示され、検索条
件等が指定できるものである。処理の開始は前記専用ウ
ィンドウの中で指示することができ、それによってリス
トアップすべきデータの検索が開始される。
【００２１】リスト作成手段２２は、検索を実施し、検
索されたデータのタイトルを次々にタブやキャリッジリ
ターン等を挟んで結合し、出来上がったものを１つの独
立したテキストとして扱えるようにする。例えば、デー
タ本体を出来上がったリストそのものとし、作成された
リストを１つ又は複数のデータとして、もとのデータベ
ースまたは電子辞書に格納又は管理下におく。また、そ
のリストに与えるタイトルを検索条件に用いられた文字
列と”ｌｉｓｔ”という文字列を接合して作られた文字
列とし、検索キーとしては検索条件に用いられた文字列
を付与して、１つの新しいデータを形成する。
索されたデータのタイトルを次々にタブやキャリッジリ
ターン等を挟んで結合し、出来上がったものを１つの独
立したテキストとして扱えるようにする。例えば、デー
タ本体を出来上がったリストそのものとし、作成された
リストを１つ又は複数のデータとして、もとのデータベ
ースまたは電子辞書に格納又は管理下におく。また、そ
のリストに与えるタイトルを検索条件に用いられた文字
列と”ｌｉｓｔ”という文字列を接合して作られた文字
列とし、検索キーとしては検索条件に用いられた文字列
を付与して、１つの新しいデータを形成する。
【００２２】リスト格納手段２３は、作成されたリスト
のデータをデータ等の記憶手段１７に登録し、検索手段
１５を通じて検索可能とする。
のデータをデータ等の記憶手段１７に登録し、検索手段
１５を通じて検索可能とする。
【００２３】次に、上述したデータ管理装置において、
特定の検索キーにより検索されたデータのタイトルのリ
ストを作成する場合の処理手順を図３のフローチャート
により説明する。なお、ここではタイトルをＣＲ（キャ
リッジリターン）でつないでリストを作成する場合を例
とする。
特定の検索キーにより検索されたデータのタイトルのリ
ストを作成する場合の処理手順を図３のフローチャート
により説明する。なお、ここではタイトルをＣＲ（キャ
リッジリターン）でつないでリストを作成する場合を例
とする。
【００２４】まず、リスト作成条件指示手段２１は、リ
スト作成条件指示及び開始用ウィンドウの表示を行い
（ステップ１０１）、ユーザーにより作成開始ボタンが
押され（ステップ１０２）、条件設定に不備がないとき
は（ステップ１０３）、空文字列を「ＬＩＳＴ」に入れ
る（ステップ１０４）。続いて、入力された検索キーに
基づいてデータ検索を行い、該当するデータが見つかっ
たかどうかを判断する（ステップ１０５）。ここで、デ
ータが見つかったときは、ＬＩＳＴにＣＲとリストに加
えるべきデータのタイトルの対象文字列を加え（ステッ
プ１０６）、該当するデータが見つからなくなるまでス
テップ１０５、１０６の処理を繰り返す。処理が終了し
たときに、前記ＬＩＳＴが求めるデータとなる。
スト作成条件指示及び開始用ウィンドウの表示を行い
（ステップ１０１）、ユーザーにより作成開始ボタンが
押され（ステップ１０２）、条件設定に不備がないとき
は（ステップ１０３）、空文字列を「ＬＩＳＴ」に入れ
る（ステップ１０４）。続いて、入力された検索キーに
基づいてデータ検索を行い、該当するデータが見つかっ
たかどうかを判断する（ステップ１０５）。ここで、デ
ータが見つかったときは、ＬＩＳＴにＣＲとリストに加
えるべきデータのタイトルの対象文字列を加え（ステッ
プ１０６）、該当するデータが見つからなくなるまでス
テップ１０５、１０６の処理を繰り返す。処理が終了し
たときに、前記ＬＩＳＴが求めるデータとなる。
【００２５】図４は、リスト作成を行う場合のデータベ
ース／辞書システムとリスト作成登録手段の関係を表し
たもので、図１と同一部分を同一符号で表し、〜は
処理の順序を示している。
ース／辞書システムとリスト作成登録手段の関係を表し
たもので、図１と同一部分を同一符号で表し、〜は
処理の順序を示している。
【００２６】リスト作成条件指示手段２１は、図５に示
すように、表示手段１２のディスプレイ画面にメニュー
等の特別の指示手段を介して別の特別なウィンドウ（プ
ロパティシート等）を開き、そこでユーザーの作成条件
を設定させる（、）。図４の例では、検索キーとし
て「東京」というキーを持つデータのタイトルを全部リ
ストアップすることが指示されている。「東京」は、入
力手段１３によってキーボード３又はマウス４により他
の表示エリアからの転記によって設定される。作成条件
設定の他の例としては、特に検索キーの指定をさせず、
常に対象を全データとし、タイトルか検索キーのどちら
であるかだけを指示させるようにした場合や、特別のウ
ィンドウを開く前の指示手段（メニュー等）の段階でタ
イトルか検索キーかのリスト作成開始が行われるように
する場合などがある。
すように、表示手段１２のディスプレイ画面にメニュー
等の特別の指示手段を介して別の特別なウィンドウ（プ
ロパティシート等）を開き、そこでユーザーの作成条件
を設定させる（、）。図４の例では、検索キーとし
て「東京」というキーを持つデータのタイトルを全部リ
ストアップすることが指示されている。「東京」は、入
力手段１３によってキーボード３又はマウス４により他
の表示エリアからの転記によって設定される。作成条件
設定の他の例としては、特に検索キーの指定をさせず、
常に対象を全データとし、タイトルか検索キーのどちら
であるかだけを指示させるようにした場合や、特別のウ
ィンドウを開く前の指示手段（メニュー等）の段階でタ
イトルか検索キーかのリスト作成開始が行われるように
する場合などがある。
【００２７】リスト作成手段２２は、リスト作成条件指
示手段２１によって設定された条件で実際の検索を行
い、その結果得られたデータのタイトルを次々に接合し
てテキストとしてのリストを作成する（）。検索は、
検索手段１５によってデータ等の記憶手段１７に対して
行われる。タイトルの接合方法としては、例えば図６に
示すように４件まではタブなどで接合し、４件の単位で
キャリッジリターンなどで接合していく方法などがあ
る。ただし、これらはユーザーインターフェース１１の
特に表示手段１３の仕様等により適宜整えられるべきも
のである。すなわち、単純にキャリッジリターンでつな
いで一列にしてもよい。また、このリスト作成の過程
は、逐次に表示手段１２を通じて表示するようにしても
よい。
示手段２１によって設定された条件で実際の検索を行
い、その結果得られたデータのタイトルを次々に接合し
てテキストとしてのリストを作成する（）。検索は、
検索手段１５によってデータ等の記憶手段１７に対して
行われる。タイトルの接合方法としては、例えば図６に
示すように４件まではタブなどで接合し、４件の単位で
キャリッジリターンなどで接合していく方法などがあ
る。ただし、これらはユーザーインターフェース１１の
特に表示手段１３の仕様等により適宜整えられるべきも
のである。すなわち、単純にキャリッジリターンでつな
いで一列にしてもよい。また、このリスト作成の過程
は、逐次に表示手段１２を通じて表示するようにしても
よい。
【００２８】リストアップが終了した段階で、出来上が
ったリストを独立したテキストとする。あるいは、デー
タベースまたは電子辞書に格納してデータの本体（以
下、ＬＩＳＴという）とする。そのＬＩＳＴに対しタイ
トルとして”東京−ｌｉｓｔ”という文字列を与える。
これはリスト作成条件指示手段２１でユーザーが指定し
た検索キー（以下、ＯＲＧＫＥＹという。この例では
「東京」）に”ｌｉｓｔ”という文字列を接合して作っ
たものである。ＯＲＧＫＥＹが空の場合、すなわち対象
が全データになっている場合は、単に”ｌｉｓｔ”とな
る。このタイトルの作成方法は、利用の便宜を図るため
に他の方法で作成したものであってもよい。ＬＩＳＴを
検索するために検索キーの項目に別の文字列を設定でき
る場合には、例えばＯＲＧＫＥＹそのもの（この例では
「東京」）を自動的に付与するようにしてもよい。ま
た、ＬＩＳＴであることを示すために”ｌｉｓｔ”とい
う文字列を検索キーに加えてもよい。このようにしてお
けば、「東京」という検索キーでも、「ｌｉｓｔ」とい
う検索キーでも、あるいはそれらを含んだ論理式によっ
てもＬＩＳＴを検索することが可能となり、利用の便宜
が図られる。
ったリストを独立したテキストとする。あるいは、デー
タベースまたは電子辞書に格納してデータの本体（以
下、ＬＩＳＴという）とする。そのＬＩＳＴに対しタイ
トルとして”東京−ｌｉｓｔ”という文字列を与える。
これはリスト作成条件指示手段２１でユーザーが指定し
た検索キー（以下、ＯＲＧＫＥＹという。この例では
「東京」）に”ｌｉｓｔ”という文字列を接合して作っ
たものである。ＯＲＧＫＥＹが空の場合、すなわち対象
が全データになっている場合は、単に”ｌｉｓｔ”とな
る。このタイトルの作成方法は、利用の便宜を図るため
に他の方法で作成したものであってもよい。ＬＩＳＴを
検索するために検索キーの項目に別の文字列を設定でき
る場合には、例えばＯＲＧＫＥＹそのもの（この例では
「東京」）を自動的に付与するようにしてもよい。ま
た、ＬＩＳＴであることを示すために”ｌｉｓｔ”とい
う文字列を検索キーに加えてもよい。このようにしてお
けば、「東京」という検索キーでも、「ｌｉｓｔ」とい
う検索キーでも、あるいはそれらを含んだ論理式によっ
てもＬＩＳＴを検索することが可能となり、利用の便宜
が図られる。
【００２９】リスト格納手段２３は、得られたＬＩＳＴ
をデータベース／辞書編集手段１４の登録手段１６によ
って、実際にデータ等の記憶手段１７に格納する（、
）。なお、最後に自動的にＬＩＳＴが検索されて表示
されるようにしてもよい。
をデータベース／辞書編集手段１４の登録手段１６によ
って、実際にデータ等の記憶手段１７に格納する（、
）。なお、最後に自動的にＬＩＳＴが検索されて表示
されるようにしてもよい。
【００３０】この実施例では、検索したデータのタイト
ルのリストを作成する場合について説明したが、各デー
タ毎に検索のためのキーワードが複数設定できるデータ
ベースまたは電子辞書においては、検索のためのキーワ
ードをリスト化することもできる。この場合の実施例
は、上述した実施例における「タイトル」を「キーワー
ド」に読み替えたものと同じであるので、ここでは説明
を省略する。
ルのリストを作成する場合について説明したが、各デー
タ毎に検索のためのキーワードが複数設定できるデータ
ベースまたは電子辞書においては、検索のためのキーワ
ードをリスト化することもできる。この場合の実施例
は、上述した実施例における「タイトル」を「キーワー
ド」に読み替えたものと同じであるので、ここでは説明
を省略する。
【００３１】また、この発明に係わるデータ管理装置
は、電子辞書を含むデータベース一般に適用可能であ
る。
は、電子辞書を含むデータベース一般に適用可能であ
る。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
データ管理装置においては、タイトルあるいは検索のた
めのキーワードを用いてデータベースの検索を行い、検
索されたデータに付与されているタイトルあるいはキー
ワードを所定のリスト形式で配列するようにしたため、
電子辞書を含むデータベース一般の編集過程において、
データのタイトルあるいは検索のためのキーワードをリ
ストとして得ることができる。したがって、このリスト
を他のデータと同様に当該データベースに１データとし
て管理することにより、独立したアクセス可能な形で扱
うことができる。これによれば、現在のデータベースま
たは電子辞書がどこまで入力や編集ができているかを随
時確認することができ、編集の効率が大幅に改善され
る。
データ管理装置においては、タイトルあるいは検索のた
めのキーワードを用いてデータベースの検索を行い、検
索されたデータに付与されているタイトルあるいはキー
ワードを所定のリスト形式で配列するようにしたため、
電子辞書を含むデータベース一般の編集過程において、
データのタイトルあるいは検索のためのキーワードをリ
ストとして得ることができる。したがって、このリスト
を他のデータと同様に当該データベースに１データとし
て管理することにより、独立したアクセス可能な形で扱
うことができる。これによれば、現在のデータベースま
たは電子辞書がどこまで入力や編集ができているかを随
時確認することができ、編集の効率が大幅に改善され
る。
【００３３】この場合は、リストを扱うための特別の操
作を設定する手間を省くことができるし、一度作ったリ
ストを参照するときは、他のデータを検索する場合とほ
ぼ同じ操作で何回でも取り出せるため、簡易にデータの
総覧が可能となる。また、これらの機能は履歴管理など
にも援用することができる。
作を設定する手間を省くことができるし、一度作ったリ
ストを参照するときは、他のデータを検索する場合とほ
ぼ同じ操作で何回でも取り出せるため、簡易にデータの
総覧が可能となる。また、これらの機能は履歴管理など
にも援用することができる。
【図１】データ管理装置により構築されるデータベース
／辞書システムとリスト作成登録手段の機能的な構成を
表した図。
／辞書システムとリスト作成登録手段の機能的な構成を
表した図。
【図２】この発明に係わるデータ管理装置の一実施例を
示す構成ブロック図。
示す構成ブロック図。
【図３】特定の検索キーにより検索されたデータのタイ
トルのリストを作成する場合の処理手順を示すフローチ
ャート。
トルのリストを作成する場合の処理手順を示すフローチ
ャート。
【図４】リスト作成を行う場合のデータベース／辞書シ
ステムとリスト作成登録手段の関係を表した図。
ステムとリスト作成登録手段の関係を表した図。
【図５】リスト作成条件指示手段のディスプレイ画面上
でのインターフェースを示す図。
でのインターフェースを示す図。
【図６】リストの作成例を示す図。
１…ＣＲＴ、３…キーボード、４…マウス、６…ディス
ク装置、９…ＣＰＵ（中央処理装置）、１０…データベ
ース／辞書システム、１１ユーザーインターフェース、
１２…表示手段、１３…入力手段、１４…データベース
／辞書編集手段、１５…検索手段、１６…登録手段、１
７…データ等の記憶手段、２０…リスト作成登録手段、
２１…リスト作成条件指示手段、２２…リスト作成手
段、２３…リスト格納手段
ク装置、９…ＣＰＵ（中央処理装置）、１０…データベ
ース／辞書システム、１１ユーザーインターフェース、
１２…表示手段、１３…入力手段、１４…データベース
／辞書編集手段、１５…検索手段、１６…登録手段、１
７…データ等の記憶手段、２０…リスト作成登録手段、
２１…リスト作成条件指示手段、２２…リスト作成手
段、２３…リスト格納手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G06F 17/30
Claims (2)
- 【請求項１】 各データ毎に該データのタイトル又は見
出し又はそれらに相当する文字列が付与されたデータ群
を格納する記憶手段を有するデータ管理装置において、 前記記憶手段に格納されたデータ群に対する検索条件を
指示する検索条件指示手段と、 前記記憶手段に格納されたデータ群から前記検索条件指
示手段により指示された検索条件に適合するデータのタ
イトル又は見出し又はそれらに相当する文字列を検索す
る検索手段と、 前記検索手段により検索されたデータのタイトル又は見
出し又はそれらに相当する文字列をリストアップしたリ
ストを作成するリスト作成手段と、 前記リスト作成手段により作成されたリストを前記記憶
手段に記憶するデータ群の１つのデータとして前記記憶
手段に格納する制御手段とを具備することを特徴とする
データ管理装置。 - 【請求項２】 各データ毎に該データを検索するための
少なくとも１つのキーワードが付与されたデータ群を記
憶する記憶手段を有するデータ管理装置において、 前記記憶手段に格納されたデータ群に対する検索条件を
指示する検索条件指示手段と、 前記記憶手段に格納されたデータ群から前記検索条件指
示手段により指示された検索条件に適合するデータのキ
ーワードを検索する検索手段と、 前記検索手段により検索されたデータのキーワードをリ
ストアップしたリストを作成するリスト作成手段と、 前記リスト作成手段により作成されたリストを前記記憶
手段に記憶するデータ群の１つのデータとして前記記憶
手段に格納する制御手段とを具備することを特徴とする
データ管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3220550A JP2990314B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | データ管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3220550A JP2990314B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | データ管理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561911A JPH0561911A (ja) | 1993-03-12 |
| JP2990314B2 true JP2990314B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=16752750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3220550A Expired - Fee Related JP2990314B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | データ管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2990314B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100451958C (zh) * | 2007-05-15 | 2009-01-14 | 无敌科技(西安)有限公司 | 一种电子辞典生成系统 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6378228A (ja) * | 1986-09-20 | 1988-04-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報検索装置 |
| JP2694849B2 (ja) * | 1989-03-02 | 1997-12-24 | 富士通株式会社 | 分散処理システムにおける文書一覧情報の管理方式 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3220550A patent/JP2990314B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0561911A (ja) | 1993-03-12 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015 Year of fee payment: 8 |
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