JP4895628B2 - 画像形成装置、感光体回転制御方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

画像形成装置、感光体回転制御方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、感光体回転制御方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムに関するものである。
従来、タンデム型カラー画像形成装置において、感光体ドラムをモータで回転駆動させ、感光体上に形成したトナー画像を、回転移動するベルト等の中間転写体に転写している。この転写の際に、突発的に変動する感光体とベルトの摩擦抵抗は、感光体の回転および中間転写体の移動動作に影響を与えることがあった。
例えば、感光体ドラムの駆動モータにブラシレスモータを使用すると、摩擦力によってベルトが感光体を引っ張ることによって、感光体ドラムの回転を的確に制御できないという問題があった。このため、ブラシレスモータの代わりに、モータの回転に保持力があるステッピングモータを使用することが考えられていた。ただし、ステッピングモータを使用すると、消費電力や騒音の増大が発生し、また高精度な回転制御が出来ないという問題があった。
このような問題を解決するために、特許文献1においては、画像形成装置における感光体ドラムを清掃するクリーニングブレードの動作機構近傍に、駆動負荷トルクを制御して感光体ドラムの回転を伝達するトルクリミッタを配置して、感光体ドラムを駆動している駆動モータが暴走しても、トルクを遮断して回転制御を行う技術が開示されている。
特開2005−62333号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、トルクを検出して所定値以上のトルクを検出した場合にトルクを遮断する技術であるので、例えば、感光体ドラムと中間転写体との摩擦抵抗によって一時的に感光体ドラムにブレーキが掛かり、その直後に摩擦が外れ摩擦抵抗が消滅することによって感光体ドラムの回転が急激に上がるような画像形成時に特有の回転ムラに対しては、トルクが所定値を超えなくても回転速度が急上昇してしまうので、制御することはできなかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされ、その目的は、画像形成装置における感光体ドラムなどの回転系の駆動にブラシレスモータを使用しても、感光体ドラムの回転ムラを抑え、的確に回転駆動を制御することができる画像形成装置、感光体回転制御方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、画像データに基づいて光ビームを感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、前記感光体をそれぞれ回転させる駆動モータと、前記感光体の回転軸に取り付けられたエンコーダをセンサが読み取って第1の信号を出力するエンコーダ信号出力手段と、前記第1の信号に基づいて、前記駆動モータを回転駆動するモータトルク値を生成し生成したモータトルク値に従って前記駆動モータを正逆両方向に駆動するモータ制御手段と、前記第1の信号に基づいて、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する検出手段と、前記検出手段が検出する加速度を所定値と比較し、かつ前記モータ制御手段が生成するモータトルク値を所定値と比較する比較手段と、を備え、前記モータ制御手段は、前記比較手段が前記モータトルク値は所定値以下であり、かつ前記加速度は所定値以上であると判定した場合、第2の信号を発生し、当該第2の信号に基づいて前記駆動モータに逆方向の回転トルクを印加せしめることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、画像データに基づいて、光ビームを、駆動モータによって回転させられる感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、前記感光体の回転軸に取り付けられたエンコーダをセンサが読み取って第1の信号を出力するエンコーダ信号出力手段と、前記第1の信号に基づいて、前記駆動モータを回転駆動させるモータトルク値を生成し生成したモータトルク値に従って前記駆動モータを駆動するモータ制御手段と、前記第1の信号に基づいて、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する検出手段と、前記加速度検出手段が検出する加速度を所定値と比較し、かつ前記モータ制御手段が生成するモータトルク値を所定値と比較する比較手段と、前記比較手段が前記モータトルク値は所定値以下であり、かつ前記加速度は所定値以上であると判定した場合、前記感光体の回転に制動を加える制動手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記制動手段は、摩擦負荷を印加することによって、前記感光体の回転に制動を加えるものであることを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記制動手段は、摩擦負荷を印加することによって、前記駆動モータとギヤ接続されて回転する前記感光体の回転に制動を加えるものであることを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記制動手段は、前記感光体を回転させる回転軸系の回転を制動するドラムブレーキを有し、前記ドラムブレーキによって前記感光体の回転に制動を加えるものであることを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記制動手段は、前記感光体を回転させる回転軸系の回転を制動するディスクブレーキを有し、前記ディスクブレーキによって前記感光体の回転に制動を加えるものであることを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、画像データに基づいて、光ビームを、駆動モータによって回転させられる感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、前記感光体を回転させる回転軸系の回転を制動するディスクブレーキを有する制動手段と、前記ディスクブレーキの外周近傍に円周に沿って設けられたスリットをセンサが読み取って得た信号に基づいて、前記駆動モータを回転駆動させるモータトルク値を生成し、生成したモータトルク値に従って前記駆動モータを駆動するモータ制御手段と、前記スリットをセンサが読み取って得た信号に基づいて、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する検出手段と、前記検出手段が検出する加速度を所定値と比較し、かつ前記モータ制御手段が生成するモータトルク値と比較する比較手段と、を備え、前記制動手段は、前記比較手段が前記モータトルク値は所定値以下であり、かつ前記加速度は所定値以上であると判定した場合、前記感光体の回転に制動を加えることを特徴とする。
請求項8にかかる発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記制動手段は、前記駆動用モータの回転軸と同軸に配設されて、前記検出手段が検出する加速度に基づいて前記駆動用モータの回転に制動を加える制動用モータを有するものであることを特徴とする。
請求項9にかかる発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記制動手段は、前記駆動用モータとギヤ接続された前記感光体の回転軸と同軸に配設され、前記検出手段が検出する加速度に基づいて、前記感光体の回転に制動を加える制動用モータを有するものであることを特徴とする。
請求項10にかかる発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記制動手段は、前記駆動用モータとギヤ接続され、前記検出手段が検出する加速度に基づいて、前記感光体の回転に制動を加える制動用モータを有するものであることを特徴とする。
請求項11にかかる発明は、請求項10に記載の画像形成装置において、前記制動手段は、前記駆動用モータと前記制動用モータとが増速ギヤ接続されているものであることを特徴とする。
請求項12にかかる発明は、請求項10に記載の画像形成装置において、前記制動手段は、前記駆動用モータと前記制動用モータとが減速ギヤ接続されているものであることを特徴とする。
請求項13にかかる発明は、画像データに基づいて光ビームを感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置における感光体回転制御方法であって、前記感光体の回転軸に取り付けられたエンコーダをセンサが読み取って第1の信号を出力するエンコーダ信号出力工程と、前記第1の信号に基づいて、モータ制御手段、前記感光体を回転駆動させる駆動モータのモータトルク値を生成し生成したモータトルク値に従って前記駆動モータを正逆両方向に駆動するモータ制御工程と、前記第1の信号に基づいて、加速度検出手段、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する加速度検出工程と、モータトルク比較手段、前記モータ制御工程で生成するモータトルク値を所定値と比較するモータトルク比較工程と、加速度比較手段、前記加速度検出工程で検出する加速度を所定値と比較する加速度比較工程と、を含み、前記モータ制御工程は、前記モータトルク比較工程で前記モータトルク値は所定値以下であり、かつ、前記加速度比較工程で前記加速度は所定値以上であると判定した場合、第2の信号を発生し、当該第2の信号に基づいて前記駆動モータに逆方向の回転トルクを印加せしめることを特徴とする。
請求項14にかかる発明は、画像データに基づいて光ビームを駆動モータによって回転する感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置における感光体回転制御方法であって、前記感光体の回転軸に取り付けられたエンコーダをセンサが読み取って第1の信号を出力するエンコーダ信号出力工程と、前記第1の信号に基づいてモータ制御手段が前記駆動モータを回転駆動するモータトルク値を生成するモータトルク値生成工程と、前記第1の信号に基づいて加速度検出手段が、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する加速度検出工程と、モータトルク比較手段、前記モータトルク生成工程で生成されたモータトルク値を所定値と比較するモータトルク比較工程と、加速度比較手段、前記加速度検出工程で検出された加速度を所定値と比較する加速度比較工程と、制動手段によって、前記モータトルク比較工程で前記モータトルク値が所定値以下であると判定し、かつ、前記加速度比較工程で前記加速度が所定値以上であると判定した場合、前記感光体の回転に制動を加える制動工程と、を含むことを特徴とする。
請求項15にかかる発明は、画像データに基づいて光ビームを駆動モータによって回転する感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置における感光体回転制御方法であって、前記画像形成装置は、前記感光体を回転させる回転軸系の回転を制動するディスクブレーキを有し、前記感光体を回転させる回転軸系の回転を制動する前記ディスクブレーキの外周近傍に円周に沿って設けられたスリットをセンサが読み取って第1の信号を出力するエンコーダ信号出力工程と、前記第1の信号に基づいてモータ制御手段が、前記駆動モータを回転駆動させるモータトルク値を生成し、生成したモータトルク値に従って前記駆動モータを駆動するモータ制御工程と、前記第1の信号に基づいて加速度検出手段が、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する加速度検出工程と、モータトルク比較手段が、前記モータトルク生成工程で生成されたモータトルク値を所定値と比較するモータトルク比較工程と、加速度比較手段が、前記加速度検出工程で検出された加速度を所定値と比較する加速度比較工程と、制動手段が、前記モータトルク比較工程で前記モータトルク値が所定値以下であると判定し、かつ、前記加速度比較工程で前記加速度が所定値以上であると判定した場合、前記感光体の回転に制動を加える制動工程と、を含むことを特徴とする。
請求項16にかかる発明は、請求項13〜15のいずれか1つに記載の感光体回転制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム
請求項1にかかる発明によれば、感光体を回転駆動させる駆動モータのモータトルク値を生成してモータを駆動させ、モータトルク値が所定値以下であり、かつ、感光体が回転する加速度が所定値以上であると判定した場合、検出する加速度に基づいて逆回転のモータトルク値を生成して駆動モータに逆方向の回転トルクを印加せしめることによって、例えば摩擦によって感光体の回転に抵抗が生じ、その後摩擦が解除されて急加速されて制御困難な回転ムラが生じても、このような状態を検出して迅速で的確な制御動作を行うので、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項2にかかる発明によれば、感光体を回転駆動させる駆動モータのモータトルク値を生成してモータを駆動させ、モータトルク値が所定値以下であり、かつ感光体が回転する加速度が所定値以上であると判定した場合、検出する加速度に基づいて、感光体の回転に制動を加えることによって、例えば摩擦によって感光体の回転に抵抗が生じ、その後摩擦が解除されて急加速されて制御困難な回転ムラが生じても、このような状態を検出して迅速で的確な制御動作を行うので、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項3にかかる発明によれば、感光体の回転に対する制動を摩擦によって行うことによって、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項4にかかる発明によれば、駆動モータとギヤ接続されて摩擦により制動をかけるので、小さなブレーキ力で確実な制動を行うことができ、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項5にかかる発明によれば、ドラムブレーキによって感光体の回転に制動を加えるので、ブレーキカスの飛散を防ぎながら、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項6にかかる発明によれば、感光体の回転に対する制動は、ディスクブレーキによって行うことによって、簡易で軽量な構成で制御が可能になり、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項7にかかる発明によれば、制動手段が、比較手段がモータトルク値が所定値以下であり、かつ加速度が所定値以上であると判定した場合、感光体の回転に制動を加えることにより、迅速で的確な制御動作を行うので、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項8にかかる発明によれば、駆動用モータの回転軸と同軸に配設された制動用モータによって制動をかけるので、ブレーキカスの飛散を防ぎながら、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項9にかかる発明によれば、駆動用モータとギヤ接続された感光体の回転軸と同軸に配設され、検出する加速度に基づいて、感光体の回転に制動を加える制動用モータを有することによって、感光体に対して直接的に制動をかけることができるので、小規模な制動用モータを使用して、画像形成において的確に感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項10にかかる発明によれば、制動手段と駆動用モータととギヤ接続させ、検出する加速度に基づいて感光体の回転に制動を加える制動用モータを有して、感光体の回転に制動を加えることによって、感光体の減速度合を調整できブレーキ力を任意に設定できるので、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項11にかかる発明によれば、制動手段は、駆動用モータと制動用モータとが増速ギヤ接続されていることによって、ブレーキモータの回転数が上がりブレーキ力を大きく設定できるので、ブレーキモータを安価かつ小型化することができる。
請求項12にかかる発明によれば、制動手段は、駆動用モータと制動用モータとが減速ギヤ接続されていることによって、ブレーキモータの回転数を下げてモータブレーキ力を調整することができる。
請求項13にかかる発明によれば、感光体を回転駆動させる駆動モータのモータトルク値を生成してモータを駆動させ、モータトルク値が所定値以下であり、かつ、感光体が回転する加速度が所定値以上であると判定した場合、検出する加速度に基づいて逆回転のモータトルク値を生成して駆動モータに逆方向の回転トルクを印加せしめることによって、例えば摩擦によって感光体の回転に抵抗が生じ、その後摩擦が解除されて急加速されて制御困難な回転ムラが生じても、このような状態を検出して迅速で的確な制御動作を行うので、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項14にかかる発明によれば、感光体を回転駆動させる駆動モータのモータトルク値を生成してモータを駆動させ、モータトルク値が所定値以下であり、かつ感光体が回転する加速度が所定値以上であると判定した場合、検出する加速度に基づいて、感光体の回転に制動を加えることによって、例えば摩擦によって感光体の回転に抵抗が生じ、その後摩擦が解除されて急加速されて制御困難な回転ムラが生じても、このような状態を検出して迅速で的確な制御動作を行うので、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項15にかかる発明によれば、モータトルク比較工程でモータトルク値が所定値以下であると判定し、かつ、加速度比較工程で加速度が所定値以上であると判定した場合、感光体の回転に制動を加えることにより、迅速で的確な制御動作を行うので、画像形成において感光体の回転ムラを抑制することができるという効果を奏する。
請求項16にかかる発明によれば、請求項13〜15のいずれか1つに記載の感光体回転制御方法を、コンピュータに実行させるができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、感光体回転制御方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムの最良な実施の形態を、実施の形態1〜3、および変形例に沿って詳細に説明する。
(1.実施の形態1)
実施の形態1による画像形成装置は、画像データに基づいて光ビームを感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、感光体をそれぞれ正逆両方向に回転させるモータトルクの指令値を生成して駆動モータを制御し、このモータトルク値が所定値より低く、かつ感光体の回転速度の変化率である加速度が所定値以上の場合、検出した加速度に基づいて低回転、あるいは逆回転のトルク指令値を生成して駆動モータの回転速度を低下させる。
この構成によって、画像形成動作中、例えば感光体が転写体から摩擦抵抗などの抵抗を受けた後、抵抗から解放されて瞬間的に加速されるなどして、感光体の回転駆動制御が困難になる場合において、逆方向へのトルクを駆動モータに印加させることによって、的確に感光体を回転制御することができる。
図1は、実施の形態1による画像処理装置の機能的ブロック図である。図2は、モータコントローラが、駆動モータを制御することを説明する図である。画像形成装置は、スキャナ1、入力処理部2、出力処理部3、モータコントローラ10、駆動モータ13、センサ14a、エンコーダ14b、画像形成部100、および感光体ドラム101を備える。
スキャナ1は、原稿画像を読み取る。スキャナ1は、副走査方向に移動する原稿に読取光を照射し、その反射光をCCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子で光電変換することによって、当該原稿の画像を読み取る。スキャナ1は、搭載する複数枚の原稿を一枚ずつ送り出すADF(Auto Document Feeder)を備えている場合、ADFから送られてくる原稿を順次、アナログ画像データとして読み取って、入力処理部2に送信する。
入力処理部2は、スキャナ1が読み取ったアナログデータを受信し、デジタル画像データに変換して出力処理部3に送信する。
出力処理部3は、画像形成装置に受け付けられた処理設定に基づいて、入力画像データに対して出力処理を施す。また、出力処理部3は、画像データに対してガンマ変換など各種の必要な画像処理を施す。
画像形成部100は、出力処理部3によって施された出力処理の設定に従って画像形成を行う。画像形成部100による画像形成動作は、本発明の要部ではないので、後述する。
駆動モータ13および感光体ドラム101は、実装では画像形成部100に含まれることが多いが、ここでは説明のために、画像形成部100の外に配置されているように記載している。駆動モータ13は、感光体ドラム101を駆動する。本発明は、駆動モータ13によって駆動される感光体ドラム101の回転制御に関するものである。
実施の形態1の画像形成装置の備えるモータコントローラ10は、モータ制御部11、ドライバ12、加速度検出部15、および比較部16を有する。
センサ14aは、感光体101の回転を検出し、エンコーダ14bは検出された回転から感光体ドラム101の回転速度を検出する。加速度検出部15は、エンコーダ14bが検出した速度から、時間的な差分を算出することによって加速度を検出する。
モータ制御部11は、エンコーダ14bからの出力に基づいて駆動モータ13の回転速度を算出し、設定速度となるようにモータのトルク指令値を生成する。また、モータ制御部11は、トルク指令値からPWM(Puls Width Modulation)出力に変換し、ドライバ12へモータの相電流パターンを出力する。また、モータ制御部11は、ブレーキ信号を受けた場合、ショートブレーキモードの相電流パターンを出力する。
比較部16は、トルク指令値、および加速度検出部15からによって検出された加速度をそれぞれ所定値と比較し、トルク指令値が小さい状態が続きながら、かつ速度が上昇している場合を判別する。
トルク指令値が小さい状態で、かつ速度が上昇している場合とは、例えば感光体101に対する転写ベルトからの摩擦が発生して減速された後、摩擦が解除されて急激に動き出した状態のような場合で、従来の技術では制御が困難な回転ムラの状態に陥った場合である。比較部16は、このように従来技術では制御不能な状態に陥ったことを検出する。比較部16は、モータの駆動を減速するブレーキ信号をモータ制御部11に伝達する。
モータ制御部11は、ブレーキ信号を受信し、前述のようにPWM出力に変換してドライバ12に伝達して、駆動モータ13を制御することによって速度を低下させる制御を行う。ドライバ12は、ここでは駆動モータ13に対するHブリッジ回路を含むものとして構成する。
図3は、トルク指令値、モータエンコーダ波形、計測クロック、およびブレーキ信号のタイミング波形を示す図である。図中、右方向が時間経過の方向である。トルク指令値は、符号212の範囲において設定値以下の状態が続く。エンコーダ波形は、符号222の範囲において波形が狭まっている。これは、検知する時間が縮まったことを示し、その分だけ速度が早くなったことを示している。このような状態を比較器16が判定し、比較器16はブレーキ信号242を発生させる。
図4は、Hブリッジ回路を説明する図である。ここで、Hブリッジ回路310、および制御ロジック320は、ドライバ12に含まれる。Hブリッジ回路は、モータコイルに対して双方向に電流を流すことができる駆動ドライバであり、モータを正逆回転させることができる。
正回転時は図中のTr1、Tr4がONで、Tr2、Tr3がOFFとなる(Trはトランジスタの意である)。太い実線で表した方向に電流が流れる。また、逆回転時は、Tr1、Tr4がOFFで、Tr2、Tr3がONとなる。太い破線で表した方向に電流が流れる。
また、ショートブレーキを使用することもでき、モータ回転中にTr1、Tr2がON、Tr3、Tr4がOFFとする。あるいは、その逆にTr1、Tr2がOFF、Tr3、Tr4がONとしても良い。この場合、電流ループができ、モータコイルに蓄えられたエネルギを使い、逆トルクを生み出すブレーキとして作用する。
図5は、実施の形態1の画像形成装置における感光体ドラムの制御を説明するフローチャートである。モータ制御部11は、最初に画像形成装置に設定された設定値によって、感光体ドラム101を回転させる駆動モータ13のトルク指令値を生成して、ドライバ12に送信する(ステップS101)。
モータ制御部11は、生成したトルク指令値からPWM出力に変換し、ドライバ12へ相電流パターンを出力し、駆動モータを制御する。ここでドライバ12は、図4に示したようにHブリッジ回路を含むものとして構成している(ステップS102)。
加速度検出部15は、センサ14aおよびエンコーダ14bによって検出された感光体ドラム101の回転速度から、感光体ドラム101の回転加速度を検出する。そして、比較部16は、トルク指令値は所定値以下であるか否かを判定する(ステップS103)。ここで比較部16が、トルク指令値が所定値以下ではないと判定した場合(ステップS103のNo)、ステップS101に戻って、モータ制御部11による通常の駆動モータの制御に移行する(ステップS102)。
一方、比較部16が、トルク指令値は所定値以下であると判定した場合(ステップS103のYes)、比較部16は、さらに、加速度は所定値以上であるか否かを判定する(ステップS104)。ここで、所定値以上ではないと判定した場合(ステップS104のNo)、ステップS101に戻って、モータ制御部11による駆動モータの制御に移行する。
一方、比較部16が、加速度は所定値以上であると判定した場合、比較部16は、ブレーキ信号を生成してモータ制御部11に送信する(ステップS105)。
モータ制御部11は、ブレーキ信号をPWM出力に変換し、ドライバ12に送信し(ステップS106)、ドライバは、駆動モータ13に対してモータの回転を低下させる(ステップS107)。
図6は、実施の形態1による画像形成装置の画像形成動作を説明する図である。ここで、画像形成装置における画像形成部100の画像形成動作について説明する。この画像形成装置は、感光体101Y,101C,101M,101B(特定しない場合には単に感光体101と称する)、現像装置102Y,102C,102M,102B(特定しない場合には単に現像装置102と称する)、転写装置103Y,103C,103M,103B(特定しない場合には単に転写装置103と称する)、および中間転写ベルト105を備えるタンデム型の電子写真装置(カラー複写機あるいはカラープリンタ)である。
感光体101には、それぞれ個別に現像装置102、転写装置103が配設されており、感光体101上にそれぞれ単色のトナー画像を形成し、形成されたこれら単色トナー画像は中間転写ベルト105に接触させられて中間転写ベルト105上に順次転写され、合成カラー画像が形成され、形成された画像はシート状の転写紙に一括転写する。この転写動作によってフルカラーの画像を形成する。
また、画像形成装置は、感光体101の回りに、帯電装置106,クリーニング装置107,除電装置108が、それぞれ配設され、感光体101にはレーザ書込部109から、画像信号に基づいて各色の画像に対応するレーザ光が走査されて静電潜像が形成される。
図7は、直接転写方式の画像形成装置の画像形成動作を説明する図である。この画像形成装置は、感光体上の画像を直接記録紙に転写させる直接転写方式の作像系を備える、図6と対応する部分には同一の符号を付している。
図7に示した画像形成装置は、色の異なる画像がそれぞれ形成されて独立してそれぞれが回転可能な複数の像担持体である感光体101Y,101C,101M,101Bと、の複数の感光体101上に形成された各画像が複数の各感光体101にそれぞれ対応する転写位置で感光体101上の各画像を直接記録紙である転写紙Pに転写させる各転写装置103とを備えている。また、転写搬送ベルト230は、搬送駆動モータ231により回転される駆動ローラ232と従動ローラ233との間に張架されて矢示方向に回動する。
図8は、2つの中間転写体を備えた画像形成装置の画像形成動作を説明する図である。図8に示した画像形成装置は、第1と第2の中間転写体を備えるタンデム型の画像形成装置である。
この画像形成装置は、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラックの色が異なる画像がそれぞれ形成されて独立してそれぞれが回転可能な4つの像担持体である感光体101Y,101C,101M,101Bと、その4つの感光体のうち2つの感光体101Y,101C上にそれぞれ形成された各画像が1次転写位置P5,P6で、残りの2つの感光体101M,101B上にそれぞれ形成された各画像が1次転写位置P7,P8で重ね合わせ状態にそれぞれ転写される2つのそれぞれが独立して回転可能な第1の中間転写体334A,334Bを備えている。第1の中間転写体334Aおよび334Bは、それぞれ第1中間転写モータ335Aおよび335Bによって回転駆動される。
また、図8に示した画像形成装置は、2つの第1の中間転写体334Aおよび334Bにそれぞれ転写された各画像が2次転写位置P9,P10で重ね合わせ状態に転写される第2の中間転写体(ドラム)336を備えており、この第2の中間転写ドラム336は第2中間転写モータ337により回転される。また、この第2の中間転写ドラム336に転写された画像を3次転写位置P11で転写紙Pに転写する転写部となる転写装置(転写ローラ)338と、転写紙Pを搬送する図6の矢示方向に回動する搬送ベルト339も備えている。この搬送ベルト339は駆動ローラ340と従動ローラ341との間に張架されて、駆動モータ342により駆動ローラ340が回転されることにより図8の矢示方向に回動する。
なお、これらのカラーの画像形成装置における画像形成の詳細な動作説明は、公知の画像形成装置と同様であり、本発明には直接関係しないので省略する。
このように実施の形態1による画像処理装置は、スキャナ1から入力した画像データに基づいて光ビームを複数の感光体101上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に複数色の画像を形成する画像形成装置において、感光体101をそれぞれ回転させる駆動モータ13と、駆動モータ13を回転駆動させるトルク指令値を生成するモータ制御部11と、トルク指令値によって駆動モータ13を正逆両方向に駆動するドライバ12と、各感光体101が回転する速度を検出するセンサ14aおよびエンコーダ14bと、検出された速度から変化率である加速度を検出する加速度検出部15と、加速度検出部15が検出した加速度を所定値と比較し、かつモータ制御部11が生成するモータトルク値を所定値と比較する比較部16と、を備え、比較部16がモータトルク指令値は所定値以下であり、かつ加速度は所定値以上であると判定した場合、モータ制御部11は検出した加速度に基づいてブレーキ信号を生成し、ドライバ12は駆動モータ13の回転速度を低下させる。
この構成によって、画像形成動作中、例えば感光体が転写体から摩擦抵抗などの抵抗を受けた後、急に抵抗から解放されて瞬間的に感光体ドラム101が加速されるなどして、感光体ドラム101の回転ムラが生じて回転制御が困難になる場合においても、回転速度を低下させるトルクを発生させて、的確に感光体を回転制御することができる。
(2.実施の形態2)
図9は、実施の形態2による画像形成装置の機能的ブロック図である。図10は、モータコントローラが、感光体と同軸に配設されたブレーキ装置を制御することを説明する図である。
実施の形態2による画像形成装置が、実施の形態1と異なる点は、感光体の回転に制動を加えるブレーキ装置24,およびブレーキ制動部22を、さらに備えた点である。ブレーキ制御部22は、比較部16がモータトルク指令値は所定値以下であり、かつ加速度は所定値以上であると判定した場合、加速度検出部15の検出する加速度に基づいて、ブレーキ装置24に対して感光体101の回転に制動を及ぼさせるものである。
この構成によって、画像形成動作中、例えば感光体101が転写体から摩擦抵抗などの抵抗を受けた後、抵抗から解放されて瞬間的に加速されるなどして、感光体の回転駆動制御が困難になった場合、感光体101の回転に対してブレーキ装置24の制御によりブレーキをかけて制御を行うことができる。以下、実施の形態1による画像処理装置と異なる点について重点的に説明する。
比較部16は、トルク指令値と、加速度検出部15が検出した加速度とを比較し、トルク指令値が所定値以下であり、かつ同時に加速度が所定値以上である状態を検出する。
ブレーキ制御部22は、トルク指令値が所定値以下で、かつ加速度が所定値以上であると判定した場合、ブレーキ装置24にブレーキ信号を送信する。
ブレーキ装置24は、ここではモータ回転軸に接続されて配設されており、必要に応じてブレーキ動作をON−OFFすることによってブレーキをかけ、またブレーキを解除する。ブレーキングのタイミングについては、駆動モータ13を制御することによってブレーキ動作を行った実施の形態1の場合(図3)と同様である。
ここでは、感光体ドラム101とブレーキ装置24とを同軸として、この軸に対してギヤで駆動用モータが接続する構成とすることができる。これによって、感光体ドラム101の回転軸を直接的に制御して制動動作を加えることができる。
図11は、各種のブレーキおよびそられの動作を説明する図である。ドラムブレーキ1010は、画像形成装置のブレーキ装置24に適用できる。このドラムブレーキ1010は、モータ101と同軸にブレーキドラム1011を接続して駆動伝達し、ブレーキシュー1012を押し広げることによってブレーキ効果を生み出す。ドラムブレーキ1010を適用する利点としては、ブレーキカスが飛散し難い。
また、ディスクブレーキ1020も、ブレーキ装置24に適用できる。ディスク1021はモータ101と同軸に接続されてして駆動され、ブレーキパット1022でディスク1021を挟み込むことでブレーキ効果を生み出す。ディスクブレーキ1020を適用する利点としては、構造が単純であるためコストを抑えることができる。ここで実装においては、ディスクブレーキ装置におけるブレーキカスが飛散しないように密封構造とすることが好ましい。
また、ディスクブレーキ1030は、ディスク1031面の外周近傍に、円周に沿ってスリット1033を設け、これらスリット1033をセンサ14aが検知する構成とすることによって、エンコーダとディスク1031を同一パーツに構成する。この構成によって、ディスク1031の回転数を検知して感光体ドラム101の回転を検知するものである。
図12は、実施の形態2による感光体回転制御手順を説明するフローチャートである。ステップS201からステップS204までは実施の形態1による手順と同様であるので、説明を省略する。
比較部16がトルク指令値は所定値以下であり(ステップS203のYes)、かつ加速度は所定値以上であると判定した場合(ステップS204のYes)、ブレーキ制御部22は、検出した加速度に基づいてブレーキ信号をブレーキ装置24に送信する(ステップS205)。ブレーキ装置24は、受信したブレーキ信号に従って、ブレーキ動作をON−OFFして感光体の回転に制動を加える(ステップS206)。
このようにして実施の形態2による画像形成装置においては、画像形成動作中、例えば感光体101が転写体から摩擦抵抗などの抵抗を受けた後、抵抗から解放されて瞬間的に加速されるなどして、感光体の回転駆動制御が困難になった場合、感光体101に対して摩擦力を利用するブレーキ装置24を制御してブレーキをかけて感光体101の回転制御を行うことによって、的確な回転体の制御を行うことができる。
(変形例)
図13は、変形例による画像形成装置の構成を示す模式図である。ここでは画像形成装置において、感光体101およびブレーキ装置24’は同軸として回転し、この軸に対して駆動モータ13はギヤを介して接続して回転駆動する。即ち、ブレーキ装置24’は直接的に感光体101に制動を加える。
(変形例)
図14は、変形例による画像形成装置の構成を示す模式図である。ここでは画像形成装置において、感光体101および駆動モータ13は同軸として回転し、この軸に対してブレーキ装置24”はギヤを介して接続し、駆動モータ13の回転を制御する。即ち、ブレーキ装置24”はギヤを介して、いわば間接的に感光体の回転を制御する。
(3.実施の形態3)
図15は、実施の形態3による画像処理装置の機能的ブロック図である。実施の形態3による画像処理装置が実施の形態1と異なる点は、駆動モータ13に対して制動を加えるブレーキモータ33を、さらに備え、ブレーキ制御部34はブレーキモータ33を制御することである。即ち、実施の形態2のような機械的摩擦によるブレーキ装置ではなく、ブレーキモータ33を用いて駆動用モータに対して制動を加える。以下、実施の形態2による画像処理装置と異なる点を重点的に説明する。
ブレーキ制御部34は、比較部16がトルク指令値が所定値以下であり、かつドラム101が回転する加速度が所定値以上であると判定した場合、ドライバ32にブレーキ信号を送信し、ブレーキモータ33に対してショートブレーキをかけさせる。ここで、ドライバ32は、駆動モータ13のHブリッジ回路、およびブレーキモータ33のHブリッジ回路を含むものとして構成される。
ブレーキモータ33は、モータ軸に接続されており、モータ駆動時は同様に回転している。ドライバ32はブレーキONの信号を受信すると、回生電力によるショートブレーキによりブレーキモータ33のブレーキ力を駆動モータ13に伝達する。
図16は、ブレーキモータ33のHブリッジ回路を説明する図である。ブレーキモータ33は、信号指令に従ってショートブレーキによって駆動モータ13に対してブレーキ動作を及ぼす。また、ブレーキモータ33は、信号指令に従って逆回転のトルクを与えることによって駆動モータ13に対してブレーキ動作を及ぼす。図中、太線で示した電源を経由する経路によってショートブレーキを及ぼし、太い破線で示したグランドを経由する経路によってショートブレーキを及ぼす。
図17は、実施の形態3による感光体回転制御手順を説明するフローチャートである。ステップS301からステップS304までは実施の形態1による手順と同様であるので、説明を省略する。
比較部16がトルク指令値は所定値以下であり(ステップS303のYes)、かつ加速度は所定値以上であると判定した場合(ステップS304のYes)、ブレーキ制御部34は、検出した加速度に基づいてショートブレーキ信号をドライバ32に送信する(ステップS305)。ドライバ32は、受信したブレーキ信号に従って、ブレーキモータ33の回生電力によるショートブレーキによって駆動モータ13に制動を加える(ステップS306)。
このようにして実施の形態3による画像形成装置においては、画像形成動作中、例えば感光体101が転写体から摩擦抵抗などの抵抗を受けた後、抵抗から解放されて瞬間的に加速されるなどして、感光体101の回転駆動制御が困難になった場合、感光体101に対してブレーキモータ33の回生電力によってショートブレーキを駆動モータにかけて回転駆動制御を行うので、的確な感光体の回転制御を行うことができる。
図18は、実施の形態3による画像形成装置の構成を示す模式図である。ここでは画像形成装置において、感光体101、ブレーキモータ33a、および駆動モータ13は同軸である。この構成によって、ブレーキモータ33aは、直接的に駆動モータ13に対して制動動作を加えることができる。
(変形例)
図19は、変形例による画像形成装置の構成を示す模式図である。ここでは、感光体101およびブレーキモータ33bは同軸として回転し、この軸に対して駆動モータ13はギヤを介して接続して駆動する。即ち、ブレーキモータ33bは直接的に感光体101に制動を加える。
(変形例)
図20は、変形例による画像形成装置の構成を示す模式図である。ここでは、感光体101および駆動モータ13は同軸として回転し、この軸に対してブレーキモータ33cはギヤを介して接続し、駆動モータ13を制御する。即ち、ブレーキモータ33cはギヤを介して、いわば間接的に感光体101の回転を制御する。
(変形例)
図21は、ブレーキモータと駆動モータとを接続するギヤのギヤ比率を説明する図である。図22は、ブレーキモータと駆動モータとを接続するギヤ比率を説明する他の図である。
図21に示したギヤは、駆動モータ13に対して増速ギヤであって、ブレーキモータ33c1によるブレーキ力を緩やかにするものである。図22に示したギヤは、駆動モータ13に対して減速ギヤであって、ブレーキモータ33c2によるブレーキ力を強めるようにしたものである。このように、ブレーキモータ33と駆動モータ13とをギヤで接続する場合は、ギヤ比を設定することによって、ブレーキ動作の強弱を設定することができる。
(4.ハードウェア構成など)
図23は、実施の形態による画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。この画像形成装置は、ファックスやスキャナなどの複合的機能を備える複合機(MFP)として構成されている。図に示すように、このMFPは、コントローラ2210とエンジン部2260とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ2210は、MFP全体の制御、画像処理制御、回転駆動制御、および各種の制御など、FCUI/F2230、操作表示部2220からの入力を制御するコントローラである。エンジン部2260は、PCIバスに接続可能な画像処理エンジンなどであり、例えば取得した画像データに対して誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ2210は、CPU2211と、ノースブリッジ(NB)2213と、システムメモリ(MEM−P)2212と、サウスブリッジ(SB)2214と、ローカルメモリ(MEM−C)2217と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)2216と、ハードディスクドライブ5とを有し、ノースブリッジ2213とASIC2216との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス2215で接続した構成となる。また、MEM−P2212は、ROM(Read Only Memory)2212aと、RAM(Random Access Memory)2212bとをさらに有する。
CPU2211は、MFPの全体制御を行うものであり、NB2213、MEM−P2212およびSB2214からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB2213は、CPU2211とMEM−P2212、SB2214、AGP2215とを接続するためのブリッジであり、MEM−P2212に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P2212は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM2212aとRAM2212bとからなる。ROM2212aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM2212bは、プログラムやデータの展開用メモリ、画像処理時の画像描画メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB2214は、NB2213とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB2214は、PCIバスを介してNB2213と接続されており、このPCIバスには、FCUI/F2230なども接続される。
ASIC2216は、マルチメディア情報処理用のハードウェア要素を有するマルチメディア情報処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP2215、PCIバス、HDD2218およびMEM−C2217をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。
このASIC2216は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC2216の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C2217を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジック等により画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部2260との間でPCIバスを介してUSB(Universal Serial Bus)2240、IEEE(the Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394インタフェース2250が接続される。
MEM−C2217は、送信用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD2218は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストーレジである。
AGP2215は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM−P2212に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィクスアクセラレータカードを高速にするものである。
ASIC2216に接続する操作表示部2220は、操作者からの操作入力を受け付けて、ASIC2216に受け付けられた操作入力情報を送信する。
なお、実施の形態によるMFPで実行される感光体回転制御プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
実施の形態による画像形成装置で実行される感光体回転制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、実施の形態によるMFPで実行される感光体回転制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施の形態によるMFPで実行される感光体回転制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
実施の形態によるMFPで実行される感光体回転制御プログラムは、上述した各部(モータ制御部11、ドライバ12、加速度検出部15、および比較部16など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから感光体回転制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上に、モータ制御部11、ドライバ12、加速度検出部15、および比較部16などが主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上説明した本発明の実施の形態あるいは変形例は、説明のための一例であって、本発明はここに説明したこれらの具体例に限定されるものではない。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置、感光体回転制御方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムは、画像形成技術に有用であり、特に、中間転写方式や一括ベルト転写方式などに適用されるタンデム型カラー画像形成における駆動モータ制御技術に適している。
実施の形態1による画像処理装置の機能的ブロック図である。 モータコントローラが、駆動モータを制御することを説明する図である。 トルク指令値、モータエンコーダ波形、計測クロック、およびブレーキ信号のタイミング波形を示す図である。 Hブリッジ回路を説明する図である。 実施の形態1の画像形成装置における感光体ドラムの制御を説明するフローチャートである。 実施の形態1による画像形成装置の画像形成動作を説明する図である。 直接転写方式の画像形成装置の画像形成動作を説明する図である。 2つの中間転写体を備えた画像形成装置の画像形成動作を説明する図である。 実施の形態2による画像形成装置の機能的ブロック図である。 モータコントローラが、感光体と同軸に配設されたブレーキ装置を制御することを説明する図である。 各種のブレーキおよびそられの動作を説明する図である。 実施の形態2による感光体回転制御手順を説明するフローチャートである。 変形例による画像形成装置の構成を示す模式図である。 変形例による画像形成装置の構成を示す模式図である。 実施の形態3による画像処理装置の機能的ブロック図である。 ブレーキモータ33のHブリッジ回路を説明する図である。 実施の形態3による感光体回転制御手順を説明するフローチャートである。 実施の形態3による画像形成装置の構成を示す模式図である。 変形例による画像形成装置の構成を示す模式図である。 変形例による画像形成装置の構成を示す模式図である。 ブレーキモータと駆動モータとを接続するギヤのギヤ比率を説明する図である。 ブレーキモータと駆動モータとを接続するギヤ比率を説明する他の図である。 実施の形態による画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 スキャナ
2 入力処理部
3 出力処理部
10 モータコントローラ
13 駆動モータ
14a センサ
14b エンコーダ
100 画像形成部
101 感光体ドラム

Claims (16)

  1. 画像データに基づいて光ビームを感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
    前記感光体をそれぞれ回転させる駆動モータと、
    前記感光体の回転軸に取り付けられたエンコーダをセンサが読み取って第1の信号を出力するエンコーダ信号出力手段と、
    前記第1の信号に基づいて、前記駆動モータを回転駆動するモータトルク値を生成し生成したモータトルク値に従って前記駆動モータを正逆両方向に駆動するモータ制御手段と、
    前記第1の信号に基づいて、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出する加速度を所定値と比較し、かつ前記モータ制御手段が生成するモータトルク値を所定値と比較する比較手段と、
    を備え、
    前記モータ制御手段は、前記比較手段が前記モータトルク値は所定値以下であり、かつ前記加速度は所定値以上であると判定した場合、第2の信号を発生し、当該第2の信号に基づいて前記駆動モータに逆方向の回転トルクを印加せしめることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像データに基づいて、光ビームを、駆動モータによって回転させられる感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
    前記感光体の回転軸に取り付けられたエンコーダをセンサが読み取って第1の信号を出力するエンコーダ信号出力手段と、
    前記第1の信号に基づいて、前記駆動モータを回転駆動させるモータトルク値を生成し生成したモータトルク値に従って前記駆動モータを駆動するモータ制御手段と、
    前記第1の信号に基づいて、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する検出手段と、
    前記加速度検出手段が検出する加速度を所定値と比較し、かつ前記モータ制御手段が生成するモータトルク値を所定値と比較する比較手段と、
    前記比較手段が前記モータトルク値は所定値以下であり、かつ前記加速度は所定値以上であると判定した場合、前記感光体の回転に制動を加える制動手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制動手段は、摩擦負荷を印加することによって、前記感光体の回転に制動を加えるものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制動手段は、摩擦負荷を印加することによって、前記駆動モータとギヤ接続されて回転する前記感光体の回転に制動を加えるものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制動手段は、前記感光体を回転させる回転軸系の回転を制動するドラムブレーキを有し、前記ドラムブレーキによって前記感光体の回転に制動を加えるものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記制動手段は、前記感光体を回転させる回転軸系の回転を制動するディスクブレーキを有し、前記ディスクブレーキによって前記感光体の回転に制動を加えるものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 画像データに基づいて、光ビームを、駆動モータによって回転させられる感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
    前記感光体を回転させる回転軸系の回転を制動するディスクブレーキを有する制動手段と、
    前記ディスクブレーキの外周近傍に円周に沿って設けられたスリットをセンサが読み取って得た信号に基づいて、前記駆動モータを回転駆動させるモータトルク値を生成し、生成したモータトルク値に従って前記駆動モータを駆動するモータ制御手段と、
    前記スリットをセンサが読み取って得た信号に基づいて、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出する加速度を所定値と比較し、かつ前記モータ制御手段が生成するモータトルク値と比較する比較手段と、
    を備え、
    前記制動手段は、前記比較手段が前記モータトルク値は所定値以下であり、かつ前記加速度は所定値以上であると判定した場合、前記感光体の回転に制動を加えることを特徴とする画像形成装置
  8. 前記制動手段は、前記駆動用モータの回転軸と同軸に配設されて、前記検出手段が検出する加速度に基づいて前記駆動用モータの回転に制動を加える制動用モータを有するものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  9. 前記制動手段は、前記駆動用モータとギヤ接続された前記感光体の回転軸と同軸に配設され、前記検出手段が検出する加速度に基づいて、前記感光体の回転に制動を加える制動用モータを有するものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  10. 前記制動手段は、前記駆動用モータとギヤ接続され、前記検出手段が検出する加速度に基づいて、前記感光体の回転に制動を加える制動用モータを有するものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  11. 前記制動手段は、前記駆動用モータと前記制動用モータとが増速ギヤ接続されているものであることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記制動手段は、前記駆動用モータと前記制動用モータとが減速ギヤ接続されているものであることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  13. 画像データに基づいて光ビームを感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置における感光体回転制御方法であって、
    前記感光体の回転軸に取り付けられたエンコーダをセンサが読み取って第1の信号を出力するエンコーダ信号出力工程と、
    前記第1の信号に基づいて、モータ制御手段、前記感光体を回転駆動させる駆動モータのモータトルク値を生成し生成したモータトルク値に従って前記駆動モータを正逆両方向に駆動するモータ制御工程と、
    前記第1の信号に基づいて、加速度検出手段、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する加速度検出工程と、
    モータトルク比較手段、前記モータ制御工程で生成するモータトルク値を所定値と比較するモータトルク比較工程と、
    加速度比較手段、前記加速度検出工程で検出する加速度を所定値と比較する加速度比較工程と、
    を含み、
    前記モータ制御工程は、前記モータトルク比較工程で前記モータトルク値は所定値以下であり、かつ、前記加速度比較工程で前記加速度は所定値以上であると判定した場合、第2の信号を発生し、当該第2の信号に基づいて前記駆動モータに逆方向の回転トルクを印加せしめることを特徴とする感光体回転制御方法。
  14. 画像データに基づいて光ビームを駆動モータによって回転する感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置における感光体回転制御方法であって、
    前記感光体の回転軸に取り付けられたエンコーダをセンサが読み取って第1の信号を出力するエンコーダ信号出力工程と、
    前記第1の信号に基づいてモータ制御手段が前記駆動モータを回転駆動するモータトルク値を生成するモータトルク値生成工程と、
    前記第1の信号に基づいて加速度検出手段が、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する加速度検出工程と、
    モータトルク比較手段、前記モータトルク生成工程で生成されたモータトルク値を所定値と比較するモータトルク比較工程と、
    加速度比較手段、前記加速度検出工程で検出された加速度を所定値と比較する加速度比較工程と、
    制動手段によって、前記モータトルク比較工程で前記モータトルク値が所定値以下であると判定し、かつ、前記加速度比較工程で前記加速度が所定値以上であると判定した場合、前記感光体の回転に制動を加える制動工程と、
    を含むことを特徴とする感光体回転制御方法。
  15. 画像データに基づいて光ビームを駆動モータによって回転する感光体上に走査させて潜像を形成し、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置における感光体回転制御方法であって、
    前記画像形成装置は、前記感光体を回転させる回転軸系の回転を制動するディスクブレーキを有し、
    前記感光体を回転させる回転軸系の回転を制動する前記ディスクブレーキの外周近傍に円周に沿って設けられたスリットをセンサが読み取って第1の信号を出力するエンコーダ信号出力工程と、
    前記第1の信号に基づいてモータ制御手段が、前記駆動モータを回転駆動させるモータトルク値を生成し、生成したモータトルク値に従って前記駆動モータを駆動するモータ制御工程と、
    前記第1の信号に基づいて加速度検出手段が、前記感光体が回転する速度の変化率である加速度を検出する加速度検出工程と、
    モータトルク比較手段が、前記モータトルク生成工程で生成されたモータトルク値を所定値と比較するモータトルク比較工程と、
    加速度比較手段が、前記加速度検出工程で検出された加速度を所定値と比較する加速度比較工程と、
    制動手段が、前記モータトルク比較工程で前記モータトルク値が所定値以下であると判定し、かつ、前記加速度比較工程で前記加速度が所定値以上であると判定した場合、前記感光体の回転に制動を加える制動工程と、
    を含むことを特徴とする感光体回転制御方法。
  16. 請求項13〜15のいずれか1つに記載の感光体回転制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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