JP2002132008A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002132008A
JP2002132008A JP2000327449A JP2000327449A JP2002132008A JP 2002132008 A JP2002132008 A JP 2002132008A JP 2000327449 A JP2000327449 A JP 2000327449A JP 2000327449 A JP2000327449 A JP 2000327449A JP 2002132008 A JP2002132008 A JP 2002132008A
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transfer belt
speed
image forming
calculating
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Yutaka Yoneda
豊 米田
Yasushi Sudo
靖 須藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成手段の感光体及び中間転写ベルトの
搬送速度変動、或いは駆動系のギヤのピッチのばらつき
による画質劣化を抑制可能な画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 感光体ドラム1と中間転写ベルト2のエ
ンコーダー3、4で検出された駆動軸の回転は、パルス
信号(ステップ10)で制御回路8、9に送られる。制
御回路8、9はそのパルス信号をカウントする(ステッ
プ11)。カウントしたパルスから回転速度及び回転加
速度を計算する(ステップ12)。続いて、回転速度の
変動の有無を判定し(ステップ13)、変動がある場合
には変動を相殺するような駆動制御値を計算する(ステ
ップ14)。駆動制御値は駆動パルスに変換されてステ
ッピングモータ5、7に渡される(ステップ15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多色画像を形成す
る画像形成装置に関するものであり、特に、多色画像に
おける各画像の形成手段の感光体ドラムなどの偏心によ
る色ずれや濃度ムラを低減可能な画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真法等を応用した複写機やプリン
ター等においては、被走査面となる感光ドラムや感光ベ
ルト等の感光体を走行させながら、該被走査面にレーザ
ービーム等により光走査を行なって静電潜像を形成し、
形成された静電潜像を現像剤にて現像してトナーを付着
せしめて可視像であるトナー像とし、該トナー像を紙等
の複写体に転写及び定着して高画質の画像を形成してい
る。かかる被走査面の位置制御に関して、従来一般的に
は大型で大重量のフライホイールを回転体に設置して回
転を一定に保つことが行なわれていた。
【0003】一方においては、例えば特開昭59−15
221号公報、および特開平5−40398号公報等に
記載されているように、被走査面の速度を検知し、速度
変動が発生した場合に光ビームの光走査位置を変更する
ことによって走査線間隔ムラを防止するようにして、被
走査面上を光ビームで光走査する際に副走査方向の走査
線間隔ムラ(ピッチムラ)を補正することとした光走査
装置の改善が提案されている。このようにして通常は画
像形成プロセスにおいて、高画質な画像を得るのである
が、被走査面上を光ビームで走査する際に副走査線の間
隔にムラが発生してしまうことがある。この原因は、モ
ーター自体の回転速度変動、軸の偏心による振動、ギア
の噛み合わせ部分で発生する伝達系の速度変動、共鳴に
よる固有振動からくる速度変動等が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような原因によ
り、被走査面の回転速度に変動が発生すると、副走査方
向の書き込みライン間隔が一定でなくなるので、画像ピ
ッチムラとかジッタと称される画像濃度の濃淡現象が発
生し、画像品質が著しく低下してしまう。この現象は、
最近画像の書き込み密度が高くなったり、また従来より
も粒径の小さい5.0〜9.0μmの小粒径のトナーを
採用して市場の高画質化の要求が大きくなるに従って大
きくクローズアップされるようになってきており、現像
の再現精度が向上するに従って、大きい問題となってき
ている。したがって、高精度な光走査による画像の書き
込み手段と高精度な被走査面の位置制御による静電潜像
の形成が重要課題となっている。
【0005】そこで、本発明の目的は、画像形成手段の
感光体及び中間転写ベルトの搬送速度変動、或いは駆動
系のギヤのピッチのばらつきによる画質劣化を抑制可能
な画像形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、感光体上に順次形成される異なる色のトナー像を中
間転写ベルト上に順次重ねて転写した後に転写紙に一括
して転写して画像を形成する画像形成装置において、前
記感光体と中間転写ベルトの回転速度に応じた周期のパ
ルス発生手段と、このパルス発生手段で発生したパルス
を計数して前記感光体と中間転写ベルトの速度に応じた
計数値を出力する計数手段と、この計数手段による計数
値に基づいて前記感光体と中間転写体の速度変動を演算
する演算手段と、この演算手段により演算した速度変動
から感光体と中間転写ベルトの速度を一定にするように
制御する駆動制御手段とを備えたことにより、前記目的
を達成する。
【0007】請求項2記載の発明では、感光体上に順次
形成される異なる色のトナー像を中間転写ベルト上に順
次重ねて転写した後に転写紙に一括して転写して画像を
形成する画像形成装置において、前記感光体と中間転写
ベルトの回転速度に応じた周期のパルス発生手段と、こ
のパルス発生手段で発生したパルスを計数して前記感光
体と中間転写ベルトの速度に応じた計数値を出力する計
数手段と、この計数手段による計数値に基づいて前記感
光体と中間転写体の速度変動を演算する演算手段と、こ
の演算手段により演算した速度変動から感光体と中間転
写ベルトの速度を一致するように制御する駆動制御手段
とを備えたことにより、前記目的を達成する。
【0008】請求項3記載の発明では、感光体上に順次
形成される異なる色のトナー像を中間転写ベルト上に順
次重ねて転写した後に転写紙に一括して転写して画像を
形成する画像形成装置において、前記感光体と中間転写
ベルトの回転速度に応じた周期のパルス発生手段と、こ
のパルス発生手段で発生したパルスを計数して前記感光
体と中間転写ベルトの速度に応じた計数値を出力する計
数手段と、この計数手段よる計数値に基づいて前記感光
体と中間転写体の速度変動を演算する演算手段と、この
演算手段により演算した速度変動から、前記中間転写ベ
ルトの速度を前記感光体の速度に一致するように制御す
る駆動制御手段とを備えたことにより、前記目的を達成
する。
【0009】上記各発明において、パルス発生手段は感
光体と中間転写ベルトに一定の間隔のバーコード列また
は刻印列を設けこのバーコード列または刻印列を光学的
に検出してパルス信号を発生させる。計数手段は感光体
と中間転写ベルトの挙動検出をおこなうもので回転検出
手段から得られたパルス信号から感光体及び中間転写ベ
ルトの回転挙動を判断するものである。演算手段は感光
体及び中間転写ベルトの回転を決定するもので計数手段
から得られた計数データから感光体及び中間転写ベルト
への制御値を算出するものである。駆動制御手段は駆動
制御の方法にもよるが演算手段から得られた制御値から
感光体及び中間転写ベルトを駆動制御するものである。
請求項4記載の発明では、請求項1、請求項2または請
求項3記載の発明において、前記パルス発生手段はロー
タリーエンコーダにより発生されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図5を参照して、詳細に説明する。 [実施例1]図1は本発明の第1の実施の形態を説明する
概略模式図である。この画像形成装置は、感光体ドラム
1、中間転写ベルト2、感光体ドラム1の回転を検知す
るエンコーダー3、中間転写体の回転を検知するエンコ
ーダー4、感光体ドラムを駆動するステッピングモータ
5、中間転写ベルトを駆動する駆動ローラ6、駆動ロー
ラ6に接続されているステッピングモータ7、感光体ド
ラム1の制御回路8、中間転写体の制御回路9、感光体
ドラム1の駆動回路10、中間転写ベルトの駆動回路1
1を備えている。
【0011】ここで制御回路8、9は、感光体ドラム1
と中間転写ベルト2それぞれのエンコーダー3、4から
の出力を計数する計数手段と感光体ドラム1と中間転写
ベルト2の回転変動を演算する演算手段と感光体ドラム
1と中間転写ベルト2の速度を一定にするように制御す
る制御手段とを含んでいる。感光体ドラム1にはその中
心に駆動軸が設けられており、この駆動軸の一方にはス
テッピングモータ5が接続され、もう一方には回転を検
出するエンコーダーが接続されている。ステッピングモ
ータ5は駆動回路からの駆動パルスにより回転が制御さ
れる。本例のように直接駆動軸にステッピングモータ5
が接続されている方法が望ましいが、中間ギア等の伝達
機構を介してもよい。また、エンコーダーについても同
様に中間ギア等の伝達機構を介してもよい。
【0012】中間転写ベルト2には駆動ローラ6が配置
されていて駆動ローラ6の中心に駆動軸が設けられ、駆
動軸の一方には中間転写ベルトを駆動するステッピング
モータ7が接続されもう一方には駆動ローラの回転を検
出するエンコーダ4が接続されている。ステッピングモ
ータ7は、駆動回路からの駆動パルスにより回転が制御
される。感光体ドラム1と同様に中間ギアなどの伝達機
構を介してもよい。制御回路8、9はロータリーエンコ
ーダ3、4から送られてくるパルス信号に基づいて、感
光ドラム1及び中間転写ベルト2の回転数を算出し、状
態の判定すなわち感光体ドラム1と中間転写ベルト2の
回転変動を計算し、制御値の決定が実行され、制御値が
駆動回路10、11へ送られる。
【0013】駆動回路10、11はステッピングモータ
5、7に所定の回転数で回転するように駆動パルスを送
る。回転変動が起きた場合は、制御回路8、9で決定さ
れた制御値に基づく駆動パルスをステッピングモータ7
に送る。次に、制御回路の処理手順を図2のフローチャ
ートを参照して説明する。感光体ドラム1と中間転写ベ
ルト2のエンコーダー3、4で検出された駆動軸の回転
は、パルス信号(ステップ10)で制御回路8、9に送
られる。制御回路8、9はそのパルス信号をカウントす
る(ステップ11)。カウントしたパルスから回転速度
及び回転加速度を計算する(ステップ12)。続いて、
回転速度の変動の有無を判定し(ステップ13)、変動
がある場合には変動を相殺するような駆動制御値を計算
する(ステップ14)。駆動制御値は駆動パルスに変換
されてステッピングモータ5、7に渡される(ステップ
15)。
【0014】図3に本例による回転変動の制御結果を示
してある。図3(a)は本例の制御をかけていない状
態、すなわち固有振動がある状態で図3(b)が制御し
た状態である。本例での制御を実施した領域である。図
3(b)に示すように、本例の画像形成装置においては
良好な駆動の制御がなされている。
【0015】[実施例2]以下、図4を参照して、第2の
実施の形態を説明する。図4は第2の実施の形態を説明
する概略模式図である。図4に示すように、この画像形
成装置には、感光体ドラム1、中間転写ベルト2、感光
体ドラム1の回転を検知するエンコーダー3、中間転写
体の回転を検知するエンコーダー4、感光体ドラム1を
駆動するステッピングモータ5、中間転写ベルトを駆動
する駆動ローラ6、駆動ローラに接続されているステッ
ピングモータ7、制御回路8、感光体ドラムの駆動回路
10、中間転写ベルトの駆動回路11を備えている。
【0016】ここで制御回路8は、感光体ドラム1と中
間転写ベルト2のエンコーダー3、4からの出力を計数
する計数手段と感光体と中間転写ベルトの回転変動を演
算する演算手段と感光体ドラム1と中間転写ベルト2の
速度を一致させるように制御する制御手段とを含んでい
る。感光体ドラム1にはその中心に駆動軸が設けられ、
駆動軸の一方にはステッピングモータ5が接続され、も
う一方には回転を検出するエンコーダー3が接続されて
いる。ステッピングモータ5は駆動回路10からの駆動
パルスにより回転が制御される。本例のように直接駆動
軸にステッピングモータ5が接続されている方法が望ま
しいが、中間ギア等の伝達機構を介してもよい。またエ
ンコーダ3についても同様に中間ギア等の伝達機構を介
してもよい。
【0017】中間転写ベルト2には駆動ローラ6が配置
されていて駆動ローラ6の中心に駆動軸が設けられ、駆
動軸の一方には中間転写ベルト2を駆動するステッピン
グモータ7が接続され、もう一方には駆動ローラ6の回
転を検出するエンコーダー4が接続されている。ステッ
ピングモータ7は駆動回路からの駆動パルスにより回転
が制御される。感光体ドラムと同様に中間ギアなどの伝
達機構を介してもよい。制御回路はロータリーエンコー
ダ3、4から送られてくるパルス信号に基づいて、感光
ドラム1及び中間転写ベルト2の回転速度を算出し、状
態の判定すなわち感光体ドラム1と中間転写ベルト2の
回転数の差を判定し、制御値の決定が実行され、制御値
が駆動回路10、11へ送られる。駆動回路10、11
は、ステッピングモータ5、7に所定の回転数で回転す
るように駆動パルスを送る。回転変動が起きた場合は制
御回路8で決定された制御値に基づく駆動パルスをステ
ッピングモータ5、7に送る。
【0018】次に、制御回路の処理手順を示した図5の
フローチャートを参照して説明する。感光体ドラム1と
中間転写ベルト2のエンコーダー3、4で検出された駆
動軸の回転はパルス信号(ステップ20)で制御回路8
に送られる。制御回路8はそのパルス信号をカウントす
る(ステップ21)。カウントしたパルスから回転速度
及び回転加速度を計算する(ステップ22)。続いて、
回転速度の変動の有無を判定し(ステップ23)、変動
がある場合には変動した分の駆動制御値を計算する(ス
テップ24)。駆動制御値は駆動パルスに変換されて中
間転写ベルト2のステッピングモータ5、7に渡される
(ステップ25)。
【0019】
【発明の効果】本発明では、感光体の回転変動が起きた
ときまた中間転写ベルトに観点変動が起きたときに回転
が制御され、回転変動を修正する駆動修正値が感光体及
び中間転写ベルトに加えられるので一定の回転状態で回
転させることができる。したがって画像にバンディング
がない高画質な画像を得ることができる。また、フライ
ホイールを用いる必要がないので小型軽量化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明する概略模式図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の制御回路の処理手順を示
したフローチャートである。
【図3】本実施例による回転変動制御を説明する図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例を説明する概略模式図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例の制御回路の処理手順を示
したフローチャートである。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 中間転写ベルト 3 エンコーダー 4 エンコーダー 5 ステッピングモータ 6 駆動ローラ 7 ステッピングモータ 8 制御回路 9 制御回路 10 駆動回路 11 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA16 DA17 DE03 DE07 DE10 EB04 EC06 EC07 EC09 ED02 ED24 EE01 EE03 EE10 EF09 2H030 AA01 AD17 BB42 BB46 BB53 BB56 BB71 2H032 AA15 BA01 BA09 BA23 CA02 CA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に順次形成される異なる色のト
    ナー像を中間転写ベルト上に順次重ねて転写した後に転
    写紙に一括して転写して画像を形成する画像形成装置に
    おいて、 前記感光体と中間転写ベルトの回転速度に応じた周期の
    パルス発生手段と、 このパルス発生手段で発生したパルスを計数して前記感
    光体と中間転写ベルトの速度に応じた計数値を出力する
    計数手段と、 この計数手段による計数値に基づいて前記感光体と中間
    転写体の速度変動を演算する演算手段と、 この演算手段により演算した速度変動から感光体と中間
    転写ベルトの速度を一定にするように制御する駆動制御
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体上に順次形成される異なる色のト
    ナー像を中間転写ベルト上に順次重ねて転写した後に転
    写紙に一括して転写して画像を形成する画像形成装置に
    おいて、 前記感光体と中間転写ベルトの回転速度に応じた周期の
    パルス発生手段と、 このパルス発生手段で発生したパルスを計数して前記感
    光体と中間転写ベルトの速度に応じた計数値を出力する
    計数手段と、 この計数手段による計数値に基づいて前記感光体と中間
    転写体の速度変動を演算する演算手段と、 この演算手段により演算した速度変動から感光体と中間
    転写ベルトの速度を一致するように制御する駆動制御手
    段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 感光体上に順次形成される異なる色のト
    ナー像を中間転写ベルト上に順次重ねて転写した後に転
    写紙に一括して転写して画像を形成する画像形成装置に
    おいて、 前記感光体と中間転写ベルトの回転速度に応じた周期の
    パルス発生手段と、 このパルス発生手段で発生したパルスを計数して前記感
    光体と中間転写ベルトの速度に応じた計数値を出力する
    計数手段と、 この計数手段よる計数値に基づいて前記感光体と中間転
    写体の速度変動を演算する演算手段と、 この演算手段により演算した速度変動から、前記中間転
    写ベルトの速度を前記感光体の速度に一致するように制
    御する駆動制御手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記パルス発生手段はロータリーエンコ
    ーダにより発生されることを特徴とする請求項1、請求
    項2または請求項3記載の画像形成装置。
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