JP2006154352A - 回転速度検出装置及び画像形成装置 - Google Patents

回転速度検出装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、小型でかつ簡素な構成で回転速度を高精度に検出する回転速度検出装置及び画像形成装置に関する。
【解決手段】カラー複写装置1は、ブラック用の駆動ギア18K及びカラー用の駆動ギヤ18Y、18C、18Mのうち少なくとも1つの駆動ギヤ18Y、18C、18Mに駆動ギア18K及び駆動18Y、18C、18Mのうち少なくとも1つの回転中心から放射状の位置に設けられた複数のエンコーダ用スリット4と、当該エンコーダ用スリット4を検出するエンコーダと、を用いて感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの回転速度を検出する。したがって、感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの周囲の構成を簡素で小型化しつつ、感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの回転ムラを高精度に検出して、画像品質を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転速度検出装置及び画像形成装置に関し、詳細には、小型でかつ簡素な構成で回転速度を高精度に検出する回転速度検出装置及び画像形成装置に関する。
フルカラーの画像形成の形成方式としては、1本の感光体ドラムに1色ずつトナー像を形成して、順次転写材上に転写してカラー画像を形成する中間転写方式と、複数の感光体ドラムを並列に配置して、各感光体ドラムに1色ずつトナー像を形成し、順次通過する転写材上に各色のトナー像を重ね合わせて転写するタンデム方式がある。
タンデム方式は、複数の感光体ドラムをほぼ同時に同期させながら動作させることで、高速化が可能であることから、画像形成の高速化の要望が強くなってきている近年、多く用いられるようになってきている。
このタンデム型のカラー画像形成装置は、複数色、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のトナー画像を形成する画像形成ステーションを備え、各色の画像形成ステーションは、書込ユニットと作像カートリッジを備えて、各色の画像データにより変調されたレーザを書込ユニットから作像カートリッジの感光体ドラムに照射して潜像を形成し、各色の作像カートリッジは、この潜像の形成された感光体ドラムに各色のトナーを供給して、トナー画像を現像する。各色の作像カートリッジは、転写ベルト上を搬送されてくる転写材に回転する感光体ドラム上のトナー画像を転写して、転写材に各色のトナー画像を重ね合わせてカラー画像を形成する。
このようにタンデム型のカラー画像形成装置は、回転する感光体ドラム上の各色のトナー画像を搬送される転写材上に順次重ね合わせて転写することでカラー画像を形成しているため、複数の感光体ドラムを回転ムラがなく、かつ、精度よく同期させて回転する必要があり、感光体ドラムの回転に回転ムラが発生すると、形成されるカラー画像に色ずれが発生して、画像品質が低下する。
一般的に、タンデム型のカラー画像形成装置においては、駆動モータの駆動軸に連結されたモータギヤが、感光体ドラムの回転軸に連結されている駆動ギヤと歯合して直接感光体ドラムを回転駆動し、また、モータギヤに直接歯合して回転駆動される駆動ギヤに歯合するアイドラギヤに歯合する駆動ギヤにより間接的に感光体ドラムを回転駆動しており、これらの歯合しているモータギヤと駆動ギヤ及び駆動ギヤとアイドラギヤのかみ合いやこれらのギヤの回転軸がギヤ中心からずれて取り付けられることによって生じる偏心が影響して感光体ドラムに回転ムラが発生する。
そこで、従来、上述のようなタンデム型のカラー画像形成装置においては、感光体ドラムの慣性モーメントを増加させるために、フライホイールを設けたり、感光体ドラムの回転速度を検出するために、回転速度検出装置、例えば、エンコーダを取り付けている。
ところが、フライホイールの偏心及び回転速度検出装置の偏心や精度の影響により、回転ムラが発生する。
そこで、本出願人は、先に、フライホイールの径を大きく重くして、感光体ドラムの慣性モーメントを増加させることにより、駆動ギヤとアイドラギヤの噛み合いによる回転ムラを減少させる技術を提案している(特許文献1参照)。
特開2003−76217号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、装置を大型化することなく、感光体ドラムの回転ムラを適切に除去して、画像品質を向上させる上で、改良の必要があった。
すなわち、特許文献1記載の従来技術にあっては、フライホイールの径を大きくしたり重くしているため、フライホイールの回転中心とフライホイールの取り付けられている回転軸の中心とがずれると、かえって回転ムラを増大させるおそれがあるだけでなく、製造時にフライホイールの取り付けられる回転軸の中心をフライホイールの中心にすることが困難であるとともに、フライホイールを大型化することで、結果的に感光体ドラムの周囲が複雑化・大型化する。また、特許文献1記載の従来技術にあっては、回転速度検出装置を設けることに起因する回転ムラの除去については考慮されておらず、さらに高精度のエンコーダが必要となって、装置が高価なものとなるおそれがあり、改良の必要があった。
そこで、本発明は、駆動ギヤで回転駆動されるドラムの回転速度を当該駆動ギヤに形成したスリットをスリット検出手段で検出することで、フライホイールを大型化することなく、小型で高精度にかつ直接的にドラムの回転速度を検出する回転速度検出装置及びこの回転速度検出装置で感光体ドラムの回転速度を検出して、感光体ドラムの回転制御を行うことで画像品質を向上させる画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の回転速度検出装置は、ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤが駆動手段で回転駆動されることで回転される前記ドラムの回転速度を回転速度検出手段で検出する回転速度検出装置であって、前記回転速度検出手段は、前記駆動ギヤに当該駆動ギヤの回転中心から放射状の位置に設けられた複数のスリットと、当該スリットを検出するスリット検出手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記駆動ギヤの径は、前記ドラムの径よりも大きく形成されているものであってもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記回転速度検出装置は、前記ドラムが複数配設され、当該各ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤが前記駆動手段で直接または伝達手段を介して間接的に回転駆動され、当該複数の駆動ギヤのうち少なくともいずれか1つの駆動ギヤに前記スリットが形成されているものであってもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記回転速度検出装置は、前記ドラムが複数配設され、当該各ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤが前記駆動手段で直接または伝達手段を介して間接的に回転駆動され、当該複数の駆動ギヤの径が前記ドラムの径よりも大きく形成されているとともに、当該径の大きい駆動ギヤのうち少なくともいずれか1つの駆動ギヤに前記スリットが形成されているものであってもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記回転速度検出装置は、前記ドラムが複数配設され、当該各ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤが前記駆動手段で直接または伝達手段を介して間接的に回転駆動され、当該複数の駆動ギヤのうちいずれか1つの駆動ギヤの径が前記ドラムの径よりも大きくかつ他の駆動ギヤの径よりも大きく形成され、当該径の大きい駆動ギヤに前記スリットが形成されているものであってもよい。
さらに、例えば、請求項6に記載するように、前記回転速度検出装置は、前記複数のドラム及び当該ドラムに連結されている前記駆動ギヤが当該各ドラムの回転軸が同じ方向に向く状態で並列に配設され、当該複数の駆動ギヤのうち少なくとも前記スリットの形成されている径の大きい駆動ギヤが、他の前記駆動ギヤに対して前記回転軸の軸方向に所定量位置ズレして配設されているものであってもよい。
請求項7記載の発明の画像形成装置は、感光体ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤを駆動手段で回転駆動させて当該感光体ドラムを回転させ、当該回転する感光体ドラム上に画像データに基づいた光を照射して静電潜像を形成して、当該静電潜像を現像剤で現像した現像剤像を最終的に転写材に転写することで画像形成するとともに、前記感光体ドラムの回転速度を回転速度検出手段で検出して前記駆動手段の駆動制御を行う画像形成装置であって、前記回転速度検出手段は、前記駆動ギヤに当該駆動ギヤの回転中心から放射状の位置に設けられた複数のスリットと、当該スリットを検出するスリット検出手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
請求項8記載の発明の画像形成装置は、複数並んで配設されている各感光体ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤを駆動手段で直接または伝達手段を介して間接的に回転駆動させて前記感光体ドラムを回転させ、当該回転する各感光体ドラム上に画像データに基づいた光を照射して各色毎の静電潜像を形成して、当該各感光体ドラムの静電潜像を各色の現像剤で現像した現像剤像を最終的に転写材に重ね合わせて転写してカラー画像を形成するとともに、前記感光体ドラムの回転速度を回転速度検出手段で検出して前記駆動手段の駆動制御を行う画像形成装置において、前記回転速度検出手段は、前記駆動ギヤに当該駆動ギヤの回転中心から放射状の位置に設けられた複数のスリットと、当該スリットを検出するスリット検出手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
請求項7及び請求項8の場合、例えば、請求項9に記載するように、前記駆動ギヤの径が、前記感光体ドラムの径よりも大きく形成されているものであってもよい。
また、請求項8の場合、例えば、請求項10に記載するように、前記画像形成装置は、前記複数の駆動ギヤのうち少なくともいずれか1つの駆動ギヤの径が前記感光体ドラムの径よりも大きく形成されているとともに、当該径の大きい駆動ギヤに前記スリットが形成されているものであってもよい。
さらに、請求項10の場合、例えば、請求項11に記載するように、前記画像形成装置は、前記複数の駆動ギヤのうち前記スリットの形成されている駆動ギヤが、他の駆動ギヤの径よりも大きく形成されているものであってもよい。
また、請求項11の場合、例えば、請求項12に記載するように、前記画像形成装置は、複数の前記駆動ギヤのうち少なくとも前記スリットの形成されている径の大きい駆動ギヤが、他の前記駆動ギヤに対して前記回転軸の軸方向に所定量位置ズレして配設されているものであってもよい。
請求項1記載の発明の回転速度検出装置によれば、駆動ギヤに対して同軸上に連結されているドラムの回転速度を、当該駆動ギヤの回転中心から放射状の位置に設けられた複数のスリットをスリット検出手段で検出することで、検出しているので、ドラムの回転ムラを1対1で反映する駆動ギヤに形成された回転検出用のスリットを検出してドラムの回転速度を検出することで、ドラムの周囲の構成を簡素で小型化することができるとともに、ドラムの回転ムラを直接的にかつ高精度に検出することができる。
請求項7記載の発明の画像形成装置によれば、駆動ギヤに対して同軸上に連結されている感光体ドラムの回転速度を、当該駆動ギヤの回転中心から放射状の位置に設けられた複数のスリットをスリット検出手段で検出することで、検出しているので、感光体ドラムの回転ムラを1対1で反映する駆動ギヤに回転検出用のスリットを設けて駆動ギヤの回転速度を検出することで、感光体ドラムの周囲の構成を簡素で小型化することができるとともに、感光体ドラムの回転ムラを直接的にかつ高精度に検出して、画像品質を向上させることができる。
また、この駆動ギヤの径をドラムの径よりも大きくしているので、ギヤの噛み合いや偏心による駆動ギヤの回転速度ムラがドラムに伝達されることを抑制することができ、ドラムの回転ムラを低減させることができる。
さらに、複数のドラムが配置されている場合には、少なくとも1つのドラムの駆動ギヤにスリットを形成して、駆動ギヤの回転速度を検出しているので、ドラムの周囲の構成を簡素で小型化することができるとともに、ドラムの回転ムラを直接的にかつ高精度に検出することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図4は、本発明の回転速度検出装置及び画像形成装置の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の回転速度検出装置及び画像形成装置の第1実施例を適用したカラー複写装置1の正面概略構成図である。
図1において、カラー複写装置1は、複写機本体2、自動原稿送り部3、ステープル・シフトトレイ付きフィニッシャ4、両面印刷ユニット5、拡張給紙トレイ6、1ビン排紙トレイ7及び手差しユニット8を備えている。
複写機本体2は、原稿を読み取るスキャナ部、トナー像を転写紙に形成する電子写真プロセス部10(図2参照)及び転写紙上のトナー像を転写紙に定着させる定着部、転写紙を収納し搬送する給紙部、感光体ドラム上に画像データの潜像を形成する書込ユニット等を備えている。
スキャナ部は、図示しないが、ランプ、ミラー、レンズ及びCCD(Charge Coupled Device )等を備え、ランプからの光を原稿に照明して、原稿で反射された反射光をミラー及びレンズ等を介してCCDに結像させて、CCDで電気信号に変換して、画像データとして出力する。
電子写真プロセス部10は、トナー像の形成及びそのトナー像の転写紙(用紙)への転写を行う部分であり、図2に示すように、転写材を搭載して搬送する搬送ベルト11に沿って、ブラック(K)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)用の4つの感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mが順次並んで配設されており、搬送ベルト11は、駆動ローラ13、従動ローラ14及びテンションローラ15に架け渡されている。搬送ベルト11は、駆動ローラ13が図示しない駆動モータによって回転駆動されることで、図2中反時計方向に回転駆動され、この駆動ローラ13の回転軸には、駆動ローラ13の回転位置、すなわち、搬送ベルト11の搬送位置を検出するためのエンコーダホイール16が取り付けられていて、図示しない光透過型または光反射型のエンコーダによってエンコーダホイールのスリットを検出する。これらのエンコーダホイールとエンコーダは、駆動ローラ13、すなわち、搬送ベルト11の搬送位置を検出するロータリエンコーダを構成している。
各感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mは、その駆動軸(回転軸)17K、17Y、17C、17M上にそれぞれ駆動ギヤ18K、18Y、18C、18Mが固定されている。
駆動ギヤ18Kには、ブラック用の駆動モータ(駆動手段)19のモータ軸19aに固定されているモータギヤ20が歯合しており、駆動モータ19としては、例えば、ブラシレスモータが用いられている。駆動モータ19のモータ軸19aには、回転速度検出用のエンコーダホイール21が取り付けられており、エンコーダホイール21の近辺には、図示しない光透過型または光反射型のエンコーダが配設されている。このエンコーダがエンコーダホイール21のスリット21aを検出することで駆動モータ19の回転速度を検出し、これらエンコーダホイール21とエンコーダで駆動モータ19の回転速度を検出するロータリエンコーダを構成している。そして、駆動モータ19の回転駆動力が駆動軸19a及びモータギヤ20を介して駆動ギヤ18Kに伝達されることで、ブラック用の感光体ドラム12Kが回転駆動される。
カラー用の駆動ギヤ18Y、18Cには、カラー用の駆動モータ(駆動手段)22のモータ軸22aに固定されているモータギヤ23が歯合しており、駆動モータ22としては、例えば、ブラシレスモータが用いられている。駆動モータ22のモータ軸22aには、回転速度検出用のエンコーダホイール24が取り付けられており、エンコーダホイール24の近辺には、図示しない光透過型または光反射型のエンコーダが配設されている。このエンコーダがエンコーダホイール24のスリット24aを検出することで駆動モータ22の回転速度を検出し、これらエンコーダホイール24とエンコーダで駆動モータ19の回転速度を検出するロータリエンコーダ(回転速度検出手段)を構成している。また、駆動ギヤ18C及び駆動ギヤ18Mには、アイドラギヤ(伝達手段)25が歯合しており、アイドラギヤ25は、駆動ギヤ18Cの回転駆動力を駆動ギヤ18Mに伝達する。そして、駆動モータ22の回転駆動力が駆動軸22a及びモータギヤ23を介して駆動ギヤ18Y及び駆動ギヤ18Cに伝達されることで、イエロー用の感光体ドラム12Yとシアン用の感光体ドラム12Cが回転駆動され、駆動ギヤ17Cの回転駆動力がアイドラギヤ25を介して駆動ギヤ17Mに伝達されることで、マゼンタ用の感光体ドラム18Mが回転駆動される。
そして、駆動ギヤ18Y、18C、18Mのうち少なくとも1つの駆動ギヤ18Y、18C、18M及び駆動ギヤ18Kには、エンコーダ用のスリット18a(図3参照)が形成されている。すなわち、感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの駆動軸17K、17Y、17C、17Mには、通常、図3に示すような一般的な駆動ギヤ100が取り付けられ、一般的な従来の駆動ギヤ100は、円盤状のギヤ部材の外周にギヤ歯が形成されたものである。
ところが、カラー用の駆動ギヤ18Y、18C、18Mのうち少なくとも1つの駆動ギヤ18Y、18C、18M及びブラック用の駆動ギヤ18Kは、図4に示すように、その外周方向の平面に、駆動ギヤ18Y、18C、18M及び駆動ギヤ18Kの回転中心から放射状の位置にエンコーダ用のスリット18aが所定間隔で形成されており、エンコーダ用のスリット18aの形成されている駆動ギヤ18Y〜18Mの近傍には、当該エンコーダ用のスリット18aを検出する図示しないエンコーダが配設されていて、これらエンコーダ用のスリット18aの形成された駆動ギヤ18Y、18C、18Mのうち少なくとも1つの駆動ギヤ18Y、18C、18M及び駆動ギヤ18Kと当該エンコーダ用のスリット18aを検出するエンコーダは、感光体回転速度検出用エンコーダ(回転検出手段)を構成している。このエンコーダ用のスリット18aを検出するエンコーダとしては、透過型のフォトカプラ、反射型のフォトカプラ、FGセンサ及びレーザドップラ方式のエンコーダ等を用いることができる。
そして、カラー複写装置1は、図示しない光書込部がスキャナ部の読み取った原稿の画像データまたはネットワーク等を介して外部から入力される各色の画像データに基づいて変調したレーザ光を対応する色の感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mに照射して静電潜像を形成し、当該静電潜像の形成された感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mに図示しない各色の現像器から各色のトナーを供給して各色のトナー画像を形成する。カラー複写装置1は、エンコーダホイール21とそのエンコーダからなるロータリエンコーダ及びエンコーダホイール24とそのエンコーダからなるロータリエンコーダによって検出される回転速度が図示しないモータドライバ回路等の制御部にフィードバックして、当該制御部により駆動モータ19、20の駆動をフィードバック制御するとともに、スリット18aの形成された駆動ギヤ18Y、18C、18M及び駆動ギヤ18Kと当該スリット18aを検出するエンコーダからなる感光体回転速度検出用エンコーダによって検出される感光体回転速度に基づいて制御部により駆動モータ19、20の駆動をフィードバック制御する。
そして、カラー複写装置1は、この回転駆動制御される感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mに形成された各色のトナー画像を搬送ローラ11上を搬送される転写材(転写紙、フィルム等)に順次重ね合わせてフルカラーの画像を形成する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のカラー複写装置1は、上述のように、カラー複写装置1は、スキャナ部の読み取った原稿の画像データまたはネットワーク等を介して外部から入力される各色の画像データに基づいて、光書込部が変調したレーザ光を各色の感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mに照射して静電潜像を形成して、当該静電潜像の形成された感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mに図示しない各色の現像器から各色のトナーを供給して各色のトナー画像を形成し、この感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mに形成された各色のトナー画像を搬送ローラ11上を搬送される転写材に順次重ね合わせてフルカラーの画像を形成する。
そして、カラー複写装置1は、エンコーダホイール21とそのエンコーダからなるロータリエンコーダ及びエンコーダホイール24とそのエンコーダからなるロータリエンコーダが回転速度を検出して制御部にフィードバックし、制御部が駆動モータ19、20の駆動をフィードバック制御するとともに、感光体ドラム12Y、12C、12Mと同軸上に存在する駆動ギヤ18Y、18C、18Mのうち少なくとも1つのスリット18aの形成されている駆動ギヤ18Y、18C、18M及び感光体ドラム12Kと同軸上にありスリット18aの形成されている駆動ギヤ18Kと当該スリット18aを検出するエンコーダからなる感光体回転速度検出用エンコーダによって検出される感光体回転速度に基づいて制御部が駆動モータ19、20の駆動をフィードバック制御する。
したがって、感光体ドラム12K、12Y、12C、12M、特に、エンコーダホイール用のスリット18aの形成されている感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの回転ムラを、大きなエンコーダホイールを感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの駆動軸17K〜17Mに設けることなく、感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの回転ムラを1対1で反映する駆動ギヤ18Y、18C、18Mの回転をスリット18aに基づいて検出することで、直接的に検出することができ、この検出する感光体回転速度に基づいて回転ムラをなくすように、駆動モータ19及び駆動モータ22の駆動を制御することができる。その結果、感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの周囲を簡単で小型の構成としつつ、感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mをスムースに回転させ、画像品質を向上させることができる。
このように、本実施例のカラー複写装置1は、駆動ギヤ18K及び駆動18Y、18C、18Mのうち少なくとも1つの駆動ギヤ18Y、18C、18Mに、当該駆動ギヤ18K及び駆動ギヤ18Y、18C、18Mのうち少なくとも1つの回転中心から放射状の位置に設けられた複数のエンコーダ用のスリット4と、当該エンコーダ用のスリット4を検出するスリット検出手段としてのエンコーダと、を用いて感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの回転速度を検出している。
したがって、感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの回転ムラを1対1で反映する駆動ギヤ18K、18Y、18C、18Mの回転速度を当該駆動ギヤ18K、18Y、18C、18Mに形成したスリット18aで検出することで、感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの周囲の構成を簡素で小型化するとともに、感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの回転ムラを直接的にかつ高精度に検出して、画像品質を向上させることができる。
図5〜図10は、本発明のカラー画像形成装置の第2実施例を適用したカラー複写装置の電子写真プロセス部30の要部斜視図である。
なお、本実施例は、上記第1実施例のカラー複写装置1と同様のカラー複写装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、上記第1実施例のカラー複写装置1と同様の構成部分には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略するとともに、図示しない部分についても必要に応じて第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
図5において、電子写真プロセス部30は、転写材を搭載して搬送する搬送ベルト11に沿って、ブラック(K)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)用の4つの感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mが順次並んで配設されており、搬送ベルト11は、駆動ローラ13、従動ローラ14及びテンションローラ15に架け渡されている。搬送ベルト11は、駆動ローラ13が図示しない駆動モータによって回転駆動されることで、図5中反時計方向に回転駆動され、この駆動ローラ13の回転軸には、駆動ローラ13の回転位置、すなわち、搬送ベルト11の搬送位置を検出するためのエンコーダホイール16が取り付けられていて、図示しない光透過型または光反射型のエンコーダによってエンコーダホイールのスリットを検出する。これらのエンコーダホイールとエンコーダは、駆動ローラ13、すなわち、搬送ベルト11の搬送位置を検出するロータリエンコーダを構成している。
各感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mは、その駆動軸17K、17Y、17C、17M上にそれぞれ駆動ギヤ31K、31Y、31C、31Mが固定されている。
これらの駆動ギヤ31K、31Y、31C、31M、特に、カラー用の感光体ドラム12Y、12C、12Mに連結されている駆動ギヤ13Y、13C、13Mは、図6と図7及び図8(図7及び図8は、駆動ギヤ31Cの場合について示している。)に示すように、その径Rが、感光体ドラム12K、12Y、12C、12Mの径rよりも大径に形成されており、かつ、軸方向に所定量位置ズレした状態で配設されていて、隣接する駆動ギヤ31Y、31C、31Mが相互に一部で軸方向で重なり合う状態で配設されている。なお、以下の説明では、駆動ギヤ13K、13Y、13C、13Mのうち、カラー用の感光体ドラム12Y、12C、12Mに連結されている駆動ギヤ13Y、13C、13Mのみが大径に形成されている場合について説明するが、ブラック用の感光体ドラム12Kに連結されている駆動ギヤ13Kについても大径に形成されていてもよい。
すなわち、駆動ギヤ31Y、31C、31Mは、軸方向に位置ズレさせて配設しない場合、図9に示すように、感光体ドラム12Y、12C、12M相互の間隔をL、感光体ドラム12Y、12C、12Mの半径をrとすると、駆動ギヤ31Y、31C、31Mの半径を、(r+L/2)以上にすることができない。
ところが、図6及び図7、図8に示したように、駆動ギヤ31Y、31C、31Mを相互に軸方向に位置ズレさせて配置すると、図10に示すように、感光体12Y、12C、12Mの駆動軸17Y、17C、17Mの半径をraとしたとき、駆動ギヤ31Y、31C、31Mの半径を、(r×2+L−ra)まで大きくすることができる。
そして、この大径の駆動ギヤ31Y、31C、31Mのうち少なくとも1つの駆動ギヤ31Y、31C、31Mに、図4に示したようなエンコーダ用のスリットが形成されており、このエンコーダ用のスリットの形成されている駆動ギヤ31Y〜31Mの近傍には、当該エンコーダスリットを検出するエンコーダが配設されていて、これらエンコーダ用のスリットの形成されている駆動ギヤ31Y、31、31M及び駆動ギヤ31Kと当該エンコーダ用のスリットを検出するエンコーダは、感光体回転速度検出用エンコーダ(回転速度検出手段)を構成している。このエンコーダ用のスリットを検出するエンコーダとしては、透過型のフォトカプラ、反射型のフォトカプラ、FGセンサ及びレーザドップラ方式のエンコーダ等を用いることができる。
このように駆動ギヤ31Y、31C、31Mの径を感光体ドラム12Y、12C、12Mの径よりも大きくし、この径を大きくした駆動ギヤ31Y、31C、31Mにエンコーダ用のスリットを形成しているため、駆動ギヤ31Y、31C、31Mの回転速度に対して感光体ドラム12Y、12C、12Mの回転速度が小さいうちに回転ムラをフィードバック制御することができる。
すなわち、駆動ギヤ31Y、31C、31Mの半径Rを感光体ドラム12Y、12C、12Mの径rよりも大きく(R<<r)し、この径Rを大きくした駆動ギヤ31Y、31C、31Mの少なくとも1つにエンコーダ用のスリットを形成して駆動ギヤ31Y、31C、31Mの回転を検出することで、エンコーダ用のスリットの形成されている駆動ギヤ31Y、31C、31Mの回転速度(例えば、αm/s)に対して、感光体ドラム12Y、12C、12Mの回転速度(例えば、αm/s×r/R)を小さくすることができる。つまり、エンコーダ用のスリットの形成されている駆動ギヤ31Y、31C、31Mの径を大きくすることで、エンコーダ用のスリットの形成されている駆動ギヤ31Y、31C、31Mの回転速度に対して、感光体ドラム12Y、12C、12Mの回転速度が小さいうちに回転ムラをフィードバック制御することができる。したがって、感光体ドラム12Y、12C、12Mの周囲を簡素で比較的小型の構成としつつ、感光体ドラム12Y、12C、12Mをスムースに回転させ、画像品質を向上させることができる。
このように、本実施例のカラー複写装置1は、駆動ギヤ31Y、31C、31Mの径を、感光体ドラム12Y、12C、12Mの径よりも大きく形成している。
したがって、ギヤの噛み合いや偏心による駆動ギヤの回転速度ムラが感光体ドラム12Y、12C、12Mに伝達されることを抑制することができ、感光体ドラム12Y、12C、12Mの回転ムラを低減させて、画像品質をより一層向上させることができる。
なお、上記説明では、カラー用の駆動ギヤ31Y、31C、31Mを全て大きく形成しているが、エンコーダ用のスリットを形成する駆動ギヤ31Y、31C、31M、例えば、図11及び図12に電子写真プロセス部40として示すように、例えば、シアン用の感光体ドラム12Cの駆動ギヤ41のみを大径に形成してもよい。この場合、図11及び図12に示すように、大径に形成する駆動ギヤ41を他のカラー用の駆動ギヤ18Y、18Mに対して、軸方向外側(感光体ドラム12Cから離れる方向)に位置ズレさせて配置すると、上記図5に示した場合のように全てのカラー用の駆動ギヤ31Y、31C、31Mを大径化する場合の駆動ギヤ31Y、31C、31Mの半径の大きさの限界であった半径(r×2+L−ra)よりも大きくすることができる。なお、図11及び図12では、駆動ギヤ41以外の駆動ギヤは、第1実施例と同様のものとし、第1実施例の符号と同じ符号を付している。
このようにエンコーダ用のスリットを形成する駆動ギヤ41を、より大きい径とすることで、より多くのエンコーダ用のスリットを当該駆動ギヤ41に形成することができ、検出精度をより一層向上させることができるとともに、当該駆動ギヤ41の製造時においても、エンコーダ用のスリットを高精度に等間隔に作成することができ、より一層回転ムラの検出精度を向上させることができる。例えば、駆動ギヤ41の製造において、エンコーダ用のスリットの大きさのバラツキやエンコーダ用のスリットの間隔のバラツキが駆動ギヤ41の直径が大きくなればなるほど、駆動ギヤ41に形成されているエンコーダ用のスリットの精度が速度検出値の誤差に与える影響を低減させることができ、回転ムラの検出精度をより一層向上させることができる。
また、この実施例においては、感光体ドラム12Y、12C、12M側から見て、中央の感光体ドラム12Cの駆動ギヤ31C、41を、他のカラー用の駆動ギヤ31Y、31M及び18Y、18Mに対して、軸方向外側(感光体ドラム12Cから離れる方向)に位置ズレさせて配置しているが、軸方向内側(感光体ドラム12Cに近づく方向)に位置ズレさせて配置してもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
ドラムの回転を駆動ギヤに形成した検出用スリットに基づいて検出する回転速度検出装置及び当該回転速度検出装置を適用したタンデム方式でカラー画像を形成するカラー複写装置、カラープリンタ等のカラー画像形成装置に適用することができる。
本発明の回転速度検出装置及び画像形成装置を適用したカラー複写装置の正面概略構成図。 図1のカラー複写装置の電子写真プロセス部の要部概略斜視図。 図2のエンコーダ用のスリットの形成されていない駆動ギヤの正面図。 図2のエンコーダ用のスリットの形成されている駆動ギヤの正面図。 本発明の回転速度検出装置及び画像形成装置の第2実施例を適用したカラー複写装置の電子写真プロセス部の要部概略斜視図。 図5のカラー用の感光体ドラム及び駆動ギヤ部分の平面図。 図5のシアン用の感光体ドラムと駆動ギヤ部分の正面図。 図7のシアン用の感光体ドラムと駆動ギヤ部分の斜視図。 図5のカラー用の駆動ギヤを軸方向に位置ズレさせない場合の径の大きさの限界の説明図。 図5のカラー用の駆動ギヤを軸方向に位置ズレさせた場合の径の大きさの限界の説明図。 図5のエンコーダ用のスリットを形成する駆動ギヤのみを大径にした場合の電子写真プロセス部の要部概略斜視図。 図11のカラー用の感光体ドラム及び駆動ギヤ部分の平面図。
符号の説明
1 カラー複写装置
2 複写機本体
3 自動原稿送り部
4 ステープル・シフトトレイ付きフィニッシャ
5 両面印刷ユニット
6 拡張給紙トレイ
7 1ビン排紙トレイ
8 手差しユニット
10 電子写真プロセス部
11 搬送ベルト
12K、12Y、12C、12M 感光体ドラム
13 駆動ローラ
14 従動ローラ
15 テンションローラ
16 エンコーダホイール
17K、17Y、17C、17M 駆動軸
18K、18Y、18C、18M 駆動ギヤ
19 駆動モータ
19a モータ軸
20 モータギヤ
21 エンコーダホイール
22 駆動モータ
22a モータ軸
23 モータギヤ
24 エンコーダホイール
24a スリット
25 アイドラギヤ
30 電子写真プロセス部
31K、31Y、31C、31M 駆動ギヤ
40 電子写真プロセス部
41 駆動ギヤ

Claims (12)

  1. ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤが駆動手段で回転駆動されることで回転される前記ドラムの回転速度を回転速度検出手段で検出する回転速度検出装置であって、前記回転速度検出手段は、前記駆動ギヤに当該駆動ギヤの回転中心から放射状の位置に設けられた複数のスリットと、当該スリットを検出するスリット検出手段と、を備えていることを特徴とする回転速度検出装置。
  2. 前記駆動ギヤの径は、前記ドラムの径よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転速度検出装置。
  3. 前記回転速度検出装置は、前記ドラムが複数配設され、当該各ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤが前記駆動手段で直接または伝達手段を介して間接的に回転駆動され、当該複数の駆動ギヤのうち少なくともいずれか1つの駆動ギヤに前記スリットが形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転速度検出装置。
  4. 前記回転速度検出装置は、前記ドラムが複数配設され、当該各ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤが前記駆動手段で直接または伝達手段を介して間接的に回転駆動され、当該複数の駆動ギヤの径が前記ドラムの径よりも大きく形成されているとともに、当該径の大きい駆動ギヤのうち少なくともいずれか1つの駆動ギヤに前記スリットが形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転速度検出装置。
  5. 前記回転速度検出装置は、前記ドラムが複数配設され、当該各ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤが前記駆動手段で直接または伝達手段を介して間接的に回転駆動され、当該複数の駆動ギヤのうちいずれか1つの駆動ギヤの径が前記ドラムの径よりも大きくかつ他の駆動ギヤの径よりも大きく形成され、当該径の大きい駆動ギヤに前記スリットが形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転速度検出装置。
  6. 前記回転速度検出装置は、前記複数のドラム及び当該ドラムに連結されている前記駆動ギヤが当該各ドラムの回転軸が同じ方向に向く状態で並列に配設され、当該複数の駆動ギヤのうち少なくとも前記スリットの形成されている径の大きい駆動ギヤが、他の前記駆動ギヤに対して前記回転軸の軸方向に所定量位置ずれして配設されていることを特徴とする請求項4または請求項5記載の回転速度検出装置。
  7. 感光体ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤを駆動手段で回転駆動させて当該感光体ドラムを回転させ、当該回転する感光体ドラム上に画像データに基づいた光を照射して静電潜像を形成して、当該静電潜像を現像剤で現像した現像剤像を最終的に転写材に転写することで画像形成するとともに、前記感光体ドラムの回転速度を回転速度検出手段で検出して前記駆動手段の駆動制御を行う画像形成装置であって、前記回転速度検出手段は、前記駆動ギヤに当該駆動ギヤの回転中心から放射状の位置に設けられた複数のスリットと、当該スリットを検出するスリット検出手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 複数並んで配設されている各感光体ドラムの回転軸に同軸上に連結されている駆動ギヤを駆動手段で直接または伝達手段を介して間接的に回転駆動させて前記感光体ドラムを回転させ、当該回転する各感光体ドラム上に画像データに基づいた光を照射して各色毎の静電潜像を形成して、当該各感光体ドラムの静電潜像を各色の現像剤で現像した現像剤像を最終的に転写材に重ね合わせて転写してカラー画像を形成するとともに、前記感光体ドラムの回転速度を回転速度検出手段で検出して前記駆動手段の駆動制御を行う画像形成装置において、前記回転速度検出手段は、前記駆動ギヤに当該駆動ギヤの回転中心から放射状の位置に設けられた複数のスリットと、当該スリットを検出するスリット検出手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記駆動ギヤの径が、前記感光体ドラムの径よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項7または請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成装置は、前記複数の駆動ギヤのうち少なくともいずれか1つの駆動ギヤの径が前記感光体ドラムの径よりも大きく形成されているとともに、当該径の大きい駆動ギヤに前記スリットが形成されていることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成装置は、前記複数の駆動ギヤのうち前記スリットの形成されている駆動ギヤが、他の駆動ギヤの径よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成装置は、複数の前記駆動ギヤのうち少なくとも前記スリットの形成されている径の大きい駆動ギヤが、他の前記駆動ギヤに対して前記回転軸の軸方向に所定量位置ずれして配設されていることを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
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