JP4893417B2 - 通信装置 - Google Patents

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本発明は、外部記憶装置が着脱可能に接続された通信装置に関し、さらに詳しくは、受信データの転送機能を備える通信装置に関する。
近年、USBメモリやSDカードのように、機器に対して着脱可能に接続されると共に、異なる機器間で共通に使用することができる外部記憶装置が普及している。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)で文書作成や表作成などのデータ作成作業を行う場合、作業を中断するときに作成途中の文書データや表データなどの作成データをUSBメモリに記憶させれば、データのバックアップを容易に実行することが可能である。さらに、作成データが記憶されているUSBメモリを別のPCに接続して作成データを読み出せば、別のPCでデータ作成作業を続行することも可能である。
また、PCだけでなく、ファクシミリ複合装置においてもUSBメモリ等の外部記憶装置が着脱可能に接続できる装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
ところで、ファクシミリ複合装置には、ファクシミリ受信した受信データの転送機能が備えられたものがある。転送機能とは、ユーザが設定した転送先に受信データを送信する機能である。転送先としては、ファクシミリ複合装置内のメモリ(フォルダ)、別のファクシミリ装置、PCなどを設定することができる。
特開2006−140644号公報
USBメモリ等の着脱可能な外部記憶装置は、着脱可能である点が特徴であるので、常にファクシミリ複合装置に接続されている訳ではない。つまり、USBメモリは、ユーザが必要なときに接続され、ユーザによる作業等が終了して不要になると取り外される。そのため、従来の転送機能を備えたファクシミリ複合装置では、USBメモリ等の着脱可能な外部記憶装置を転送先として設定することができるようには構成されていない。
そこで、本発明の解決すべき課題は、着脱可能な外部記憶装置を転送機能における転送先として自動設定可能とすることによって転送機能の利便性の向上を図ることができる通信装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、複数の外部記憶装置が着脱可能に接続できる通信装置において、受信手段と、前記外部記憶装置が接続されているか否かを前記外部記憶装置ごとに検出する接続検出手段と、前記外部記憶装置を転送先として設定するか否かを示す転送先設定情報がユーザごとに記憶されている設定情報記憶手段と、前記複数の外部記憶装置とユーザとの対応関係を予め記憶すると共に、前記受信手段で受信した受信データの転送先を各ユーザの前記転送先設定情報に基づいて制御する転送制御手段と、を備え、前記転送制御手段は、前記受信手段が受信データを受信したとき、前記受信データの受信者としてのユーザを特定し、特定したユーザに対応する前記外部記憶装置の接続が前記接続検出手段によって検出され、かつ、特定したユーザの前記転送先設定情報がそのユーザに対応する前記外部記憶装置を転送先として設定することを示している場合に、前記受信データをそのユーザに対応する前記外部記憶装置に転送する。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係る通信装置において、前記転送制御手段は、前記受信手段が前記受信データを受信したときにおいて、特定したユーザの前記外部記憶装置の接続が検出されないとき、又はそのユーザの前記転送先設定情報が前記外部記憶装置を転送先として設定しないことを示しているときは、予め定める転送先に前記受信データを転送する。
また、請求項3の発明では、請求項1又は請求項2の発明に係る通信装置において、前記受信手段は、前記受信データとしてファクリミリ又はインターネットファクシミリを受信する。
また、請求項4の発明では、請求項1の発明に係る通信装置において、前記受信手段の前記受信データには、原稿から読み取った画像データが含まれる。
また、請求項5の発明では、請求項4の発明に係る通信装置において、前記転送制御手段は、前記接続検出手段によって前記外部記憶装置の接続が検出され、かつログイン時に所定の操作手段から入力されたユーザ情報に基づいて判別したユーザに対応する前記転送先設定情報が前記外部記憶装置を転送先として設定することを示しているときは、前記受信データとしての前記画像データを前記外部記憶装置に転送する。
また、請求項6の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係る通信装置において、前記外部記憶装置は、USBメモリである。
請求項1に記載の発明によれば、外部記憶装置が接続されており、かつその外部記憶装置が転送先として設定されているときは、受信手段による受信データは外部記憶装置へ転送されて記憶される。これによって、受信データの転送機能における転送先の種類が増加し、転送機能の利便性の向上を図ることが可能となる。また、外部記憶装置を転送先として設定するか否かの切換えは、転送先設定情報を書き換えるだけで行うことができるので、転送先の切換えを容易に行うことができる。さらに、外部記憶装置は取り外して移動させることができるので、受信データを他の装置で使用する際の利便性が向上する。
また、ユーザごとに転送先設定情報が記憶されているので、外部記憶装置を転送先として設定するか否かをユーザごとに設定することができる。すなわち、発信元情報などに基づいて受信データの受信者となるユーザが特定され、特定されたユーザが外部記憶装置を転送先として設定しており、かつ外部記憶装置が接続されているときは、受信データは外部記憶装置に転送される。一方、特定されたユーザが外部記憶装置を転送先として設定していなければ、受信データは外部記憶装置には転送されない。このように、ユーザごとに異なる転送処理を実行することが可能となり、転送機能の利便性が向上する。
請求項2に記載の発明によれば、外部記憶装置の接続が検出されないとき、又は前記外部記憶装置が転送先として設定されていないときは、予め定める転送先に受信データが転送される。したがって、外部記憶装置が転送先として設定されていても、外部記憶装置が接続されていないときは、受信データは予め定める転送先に転送されることになる。これによって、外部記憶装置を接続するか否かで受信データの転送先を切り換えることができるようになるので、転送機能の利便性が向上する。
請求項3に記載の発明によれば、着脱可能な外部記憶装置を、受信したファクシミリ又はインターネットファクシミリの転送先として自動設定可能とすることによって、ファクシミリ又はインターネットファクシミリの転送機能の利便性の向上が図れる。
請求項4に記載の発明によれば、着脱可能な外部記憶装置を、読み取った画像データの転送先として自動設定可能とすることによって、読取・保存機能の利便性の向上が図れる。
請求項5に記載の発明によれば、ユーザごとに転送先設定情報が記憶されているので、外部記憶装置を読み取った画像データの転送先として設定するか否かをユーザごとに設定することができる。また、ログイン操作に伴って入力されたユーザ情報に基づき、そのログイン中のユーザが自動的に判別され、そのユーザの転送先設定情報により転送先として外部記憶装置が設定されている場合には、読取画像データが自動的に外部記憶装置に転送されるようになっている。このため、予め転送先設定情報を所望の内容に登録しておくことにより、外部記憶装置の接続の有無により読取・保存処理時に画像データの転送先を切替操作する必要がなく、便利である。
請求項6に記載の発明によれば、転送先に用いる着脱可能な外部記憶装置として、コンパクトで、着脱時の操作性がよく持ち運びも容易なUSBメモリを用いることにより、さらなる利便性の向上が図れる。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信装置としてのファクシミリ複合装置1の構成を示すブロック図である。ファクシミリ複合装置1は、外部記憶装置としてのUSBメモリ26が着脱可能に接続されるように構成されている。
ファクシミリ複合装置1の機能には、プリンタ機能、ファクシミリ機能、インターネットファクシミリ機能、コピー機能、及びスキャナ機能等が含まれている。またファクシミリ複合装置1は、ネットワーク(例えばLAN)22を介してパーソナルコンピュータなどの複数の外部処理装置31と接続され、外部処理装置31からの指示によっても、上記の各機能を実行することが可能である。
ファクシミリ複合装置1は、図1に示すように、制御部11と、該制御部11にバス12を介して接続された記録部13、読取部14、表示部15、操作部16、設定情報記憶手段としての記憶部17、モデム18、NCU(Network Control Unit)19、ネットワーク通信部20、及びUSB端子25を備えている。
制御部11は、このファクシミリ複合装置1の制御を統括するものであり、CPU等を備えて構成されている。この制御部11には、機能要素として、接続検出手段としての接続検出部11a及び転送制御手段としての転送制御部11bが備えられている。この接続検出部11a及び転送制御部11bの機能等については後に詳述する。
記録部13は、例えば電子写真方式のプリンタ装置であり、外部処理装置31から与えられた印刷データ、読取部14によって読み取られた画像データ、ファクシミリ受信した画像データ等を記録紙等に印刷する。読取部14は、原稿の読み取りを行うものであり、ファクシミリ送信時の原稿の読み取りや、コピー機能及びスキャナ機能使用時の原稿の読み取り等に用いられる。
表示部15は、液晶表示装置等によって構成され、このファクシミリ複合装置1の操作情報等の表示に用いられる。操作部16は、複数の操作ボタンやタッチパネル等によって構成され、このファクシミリ複合装置1の操作に用いられる。
記憶部17は、ROM、RAM等の記憶装置を備えて構成されている。ROMには、制御部11が実行する制御プログラム等が記憶されている。RAMには、外部処理装置31から送信された印刷データ、ファクシミリ機能使用時にNCU19を介して送受信されたファクシミリの送受信画像データ、コピー機能やスキャナ機能使用時に読み取られた画像データ、及びファクシミリ複合装置1の設定や保守管理等に関するデータ等が含まれている。
より詳細には、記憶部17には、USBメモリ26を転送先として設定するか否かを示すUSB転送先設定情報が記憶される。このUSB転送先設定情報は、USBメモリ26を転送先として設定するときは「ON」に設定され、転送先として設定しないときは「OFF」に設定される。USB転送先設定情報の「ON」・「OFF」の書換えは、ユーザが操作部16を操作して行う。
モデム18は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。また、モデム18は、NCU19と直接接続されている。NCU19は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)21との回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム18を公衆電話回線網21と接続する。なお、ISDN用インターフェースを備えることによって、デジタル回線網(ISDN)に接続するようにしてもよい。
ネットワーク通信部20は、ネットワーク(LAN及びインターネット等の外部ネットワーク)22を介したデータ通信を担っている。より詳細には、ネットワーク通信部20には、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)、SMB(Server Message Block)、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等を取り扱うための機能が備えられている。ネットワーク通信部20の具体的な機能としては、電子メールの送受、電子メールに画像データを添付して送受するインターネットファクシミリの送受、及び、LAN又はインターネットを介したデータの送受等が含まれている。
ファクシミリ複合装置1は、ファクシミリ、インターネットファクシミリ、及び電子メールによってデータを受信することが可能であるので、モデム18、NCU19及びネットワーク通信部20が受信手段に相当する。
制御部11の接続検出部11aは、USB端子25にUSBメモリ26が接続されているか否かを検出する。転送制御部11bは、接続検出部11aの検出結果及び上述の記憶部17に登録されたUSB転送先設定情報の内容(ON/OFF)に従って転送処理を制御するものである。
図2は、転送処理の動作設定内容を示す表である。USBメモリ26が接続されており、USB転送先設定情報が「ON」のときは、USBメモリ26への転送処理が行われる。一方、USBメモリ26が接続されていても、USB転送先設定情報が「OFF」のときは、他転送処理(ユーザが予め設定した転送先への転送処理)が行われる。また、USBメモリ26が接続されていないときも、他転送処理が行われる。この転送処理の処理動作について以下に詳述する。
図3は、受信データの転送処理を実行する際のファクシミリ複合装置1の処理動作を示すフローチャートである。この処理は、例えばファクシミリ、インターネットファクシミリ、電子メール等の受信動作の開始と共に開始される。
ステップS1では、ファクシミリ、インターネットファクシミリ、又は電子メールが受信されて、受信データが記憶部17に一旦格納される。
ステップS2では、転送制御部11bは、接続検出部11aの検出結果に基づいてUSBメモリ26が接続されているか否かを判断する。USBメモリ26が接続されていると判断した場合は、ステップS3に進み、USBメモリ26が接続されていないと判断した場合は、ステップS5に進む。
ステップS3では、転送制御部11bは、記憶部17のUSB転送先設定情報がONであるか否かを判断する。USB転送先設定情報がONであると判断した場合は、ステップS4に進み、OFFであると判断した場合は、ステップS5に進む。
ステップS4では、転送制御部11bは、記憶部17に格納されている受信データをUSBメモリ26へ転送して格納させる。
一方、ステップS5では、転送制御部11bは、記憶部17に格納されている受信データに対して他転送処理を実行する。他転送処理とは、ユーザによって予め設定された転送先へ受信データを転送する処理である。ここでの転送先とは、例えば受信データ用フォルダ(記憶部17に設定された受信データ用記憶領域)、他のファクシミリ装置、外部処理装置31などである。
以上のように本実施形態によれば、USBメモリ26が接続されており、かつUSBメモリ26が転送先として設定されているときは、受信データはUSBメモリ26へ転送されて格納される。これによって、受信データの転送機能における転送先の種類が増加し、転送機能の利便性の向上を図ることが可能となる。また、USBメモリ26を転送先として設定するか否かの切換えは、USB転送先設定情報を書き換えるだけで行うことができるので、転送先の切換えを容易に行うことができる。さらに、USBメモリ26は取り外して移動させることができるので、受信データを他の装置で使用する際の利便性が向上する。
また、USBメモリ26の接続が検出されないとき、又はUSBメモリ26が転送先として設定されていないときは、予め定める転送先に受信データが転送される。したがって、USBメモリ26が転送先として設定されていても、USBメモリ26が接続されていないときは、受信データは予め定める転送先に転送されることになる。これによって、USBメモリ26を接続するか否かで受信データの転送先を切り換えることができるようになるので、転送機能の利便性が向上する。
また、USBメモリ26を、受信したファクシミリ、インターネットファクシミリ又は電子メールの転送先として自動設定可能とすることによって、ファクシミリ、インターネットファクシミリ又は電子メールの転送機能の利便性の向上が図れる。
また、転送先に用いる着脱可能な外部記憶装置として、コンパクトで、着脱時の操作性がよく持ち運びも容易なUSBメモリ26を用いることにより、さらなる利便性の向上が図れる。
他の実施形態として、USB転送先設定情報を、ユーザごとに記憶部17に記憶させるようにしてもよい。この場合は、転送制御部11bは、受信データが受信されたとき、その受信データの受信者となるユーザを特定する。このユーザの特定は、例えば受信データの発信元情報とユーザとの対応関係を予め記憶しておき、この対応関係を参照することによって実行することができる。ユーザが特定されると、転送制御部11bは、USBメモリ26が接続されているか否かを判断すると共に、特定されたユーザに対応するUSB転送先設定情報を参照して、USBメモリ26が転送先として設定されているか否かを判断する。
USBメモリ26が接続されており、特定されたユーザによってUSBメモリ26が転送先として設定されているときは、転送制御部11bは、受信データをUSBメモリ26へ転送して格納させる。
一方、USBメモリ26の接続が検出されていないとき、又は特定されたユーザによってUSBメモリ26が転送先として設定されていないときは、転送制御部11bは、予め定める転送先に受信データを転送する。
このように本実施形態では、ユーザごとに異なる転送処理を実行することが可能となり、転送機能の利便性が向上する。
さらに他の実施形態として、ファクシミリ複合装置1は、複数のUSBメモリ26を接続できる構成であってもよい。この場合は、転送制御部11bは、ユーザとUSBメモリ26との対応関係を予め記憶しておく。この対応関係は、USBメモリ26を接続したときに、ユーザが操作部16からユーザ情報を入力することによって転送制御部11bに記憶される。また、接続検出部11aは、USBメモリ26ごとに接続されているか否かを検出し、記憶部17は、ユーザごとにUSB転送先設定情報を記憶する。
そして、受信データが受信されると、転送制御部11bは、その受信データの発信元情報等を利用して受信者となるユーザを特定する。ユーザが特定されると、転送制御部11bは、特定されたユーザに対応するUSBメモリ26が接続されているか否かを判断すると共に、特定されたユーザに対応するUSB転送先設定情報を参照して、USBメモリ26が転送先として設定されているか否かを判断する。
特定されたユーザに対応するUSBメモリ26が接続されており、特定されたユーザによってUSBメモリ26が転送先として設定されているときは、転送制御部11bは、受信データを特定されたユーザに対応するUSBメモリ26へ転送して格納させる。
一方、特定されたユーザに対応するUSBメモリ26の接続が検出されていないとき、又は特定されたユーザによってUSBメモリ26が転送先として設定されていないときは、転送制御部11bは、予め定める転送先に受信データを転送する。
このように本実施形態においても、ユーザごとに異なる転送処理を実行することが可能となり、転送機能の利便性が向上する。
さらに他の実施形態として、受信手段として読取部14を用い、読取部14が原稿から読み取った受信データとしての画像データの転送先を、USBメモリ26の着脱に応じて、USB転送先設定情報に基づいて自動的に切り替えるようにしてもよい。これによって、USBメモリ26を、読み取った画像データの転送先として自動設定可能とすることによって、読取・保存機能の利便性の向上が図れる。
また、この実施形態の場合にも、USB転送先設定情報を、ユーザごとに記憶部17に記憶させるようにしてもよい。この場合は、転送制御部11bは、接続検出部11aによってUSBメモリ26の接続が検出され、かつログイン時に操作部16から入力されたユーザ情報(例えば、ユーザ名等)に基づいて判別したユーザに対応するUSB転送先設定情報がUSBメモリ26を転送先として設定することを示しているときは、読取部14によって読み取られた画像データをUSBメモリ26に転送するようになっている。一方、転送制御部11bは、接続検出部11aによってUSBメモリ26の接続が検出されていない場合、又はログイン時に操作部16から入力されたユーザ情報(例えば、ユーザ名等)に基づいて判別したユーザに対応するUSB転送先設定情報がUSBメモリ26を転送先として設定することを示していないときは、読取部14によって読み取られた画像データを通常の転送先(例えば、ネットワーク22内の所定の共有フォルダ)に転送するようになっている。
このような構成とすることにより、ユーザごとにUSB転送先設定情報が記憶されているので、USBメモリ26を読み取った画像データの転送先として設定するか否かをユーザごとに設定することができる。また、ログイン操作に伴って入力されたユーザ情報に基づき、そのログイン中のユーザが自動的に判別され、そのユーザのUSB転送先設定情報により転送先としてUSBメモリ26が設定されている場合には、読取画像データが自動的にそのUSBメモリ26に転送されるようになっている。このため、予めUSB転送先設定情報を所望の内容に登録しておくことにより、USBメモリ26の接続の有無により読取・保存処理時に画像データの転送先を切替操作する必要がなく、便利である。
上記各実施形態では、着脱可能な外部記憶装置としてUSBメモリ26を使用する場合を説明したけれども、SDカードや外付けのハードディスク装置のように、ファクシミリ複合装置1に対して着脱可能に接続される外部記憶装置であれば、同様に使用することができる。
本発明の一実施形態に係る通信装置としてのファクシミリ複合装置のブロックである。 ファクシミリ複合装置における転送処理の動作設定内容を示す表である。 受信データの転送処理を実行する際のファクシミリ装置の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ファクシミリ複合装置
11 制御部
11a 接続検出部
11c 転送制御部
14 読取部
16 操作部
17 記憶部
18 モデム
19 NCU
20 ネットワーク通信部
25 USB端子
26 USBメモリ

Claims (6)

  1. 複数の外部記憶装置が着脱可能に接続できる通信装置において、
    受信手段と、
    前記外部記憶装置が接続されているか否かを前記外部記憶装置ごとに検出する接続検出手段と、
    前記外部記憶装置を転送先として設定するか否かを示す転送先設定情報がユーザごとに記憶されている設定情報記憶手段と、
    前記複数の外部記憶装置とユーザとの対応関係を予め記憶すると共に、前記受信手段で受信した受信データの転送先を各ユーザの前記転送先設定情報に基づいて制御する転送制御手段と
    備え
    前記転送制御手段は、前記受信手段が受信データを受信したとき、前記受信データの受信者としてのユーザを特定し、特定したユーザに対応する前記外部記憶装置の接続が前記接続検出手段によって検出され、かつ、特定したユーザの前記転送先設定情報がそのユーザに対応する前記外部記憶装置を転送先として設定することを示している場合に、前記受信データをそのユーザに対応する前記外部記憶装置に転送することを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置において、
    前記転送制御手段は、前記受信手段が前記受信データを受信したときにおいて、特定したユーザの前記外部記憶装置の接続が検出されないとき、又はそのユーザの前記転送先設定情報が前記外部記憶装置を転送先として設定しないことを示しているときは、予め定める転送先に前記受信データを転送することを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信装置において、
    前記受信手段は、前記受信データとしてファクリミリ又はインターネットファクシミリを受信することを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1に記載の通信装置において、
    前記受信手段の前記受信データには、原稿から読み取った画像データが含まれることを特徴とする通信装置。
  5. 請求項4に記載の通信装置において、
    前記転送制御手段は、前記接続検出手段によって前記外部記憶装置の接続が検出され、かつログイン時に所定の操作手段から入力されたユーザ情報に基づいて判別したユーザに対応する前記転送先設定情報が前記外部記憶装置を転送先として設定することを示しているときは、前記受信データとしての前記画像データを前記外部記憶装置に転送することを特徴とする通信装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の通信装置において、
    前記外部記憶装置は、USBメモリであることを特徴とする通信装置。
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