JPH10124442A - 情報処理装置及び情報処理用制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理用制御プログラムを記録した記録媒体

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JPH10124442A
JPH10124442A JP8276722A JP27672296A JPH10124442A JP H10124442 A JPH10124442 A JP H10124442A JP 8276722 A JP8276722 A JP 8276722A JP 27672296 A JP27672296 A JP 27672296A JP H10124442 A JPH10124442 A JP H10124442A
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JP
Japan
Prior art keywords
information processing
display
operation status
unit
information
Prior art date
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Application number
JP8276722A
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English (en)
Inventor
Atsunori Kato
篤典 加藤
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータにおいて多機能周辺装置の動作
現況を遠隔的に正確に把握することが可能な情報処理装
置及び情報処理用制御プログラムを記録した記録媒体を
提供する。 【解決手段】 所定の時間毎又は多機能周辺装置の動作
現況が変化する度に当該多機能周辺装置からその動作現
況を示す動作現況信号Sd を出力させ、当該動作現況信
号Sd に含まれる動作現況情報がそれまでの動作現況情
報と異なるときは、ステータスモニタ部130において
ディスプレイに表示されている多機能周辺装置の動作現
況表示用画面の表示内容を変更して動作現況を表示す
る。時々刻々と変化する多機能周辺装置における動作現
況をコンピュータにおいて把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
情報処理装置から、スキャナ部又はプリンタ部或はファ
クシミリ機能部等の複数の情報処理部を備えた多機能周
辺装置を制御して、夫々の情報処理部に適応した情報の
処理を行う情報処理装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の一の情報処理装
置からスキャナ部又はプリンタ部或はファクシミリ機能
部等の複数の情報処理部を備えた多機能周辺装置を一元
的に制御して情報の処理を行う情報処理装置が知られて
いる。
【0003】この種の情報処理装置においては、一のコ
ンピュータから複数種類の情報処理部を制御する構成
上、当該コンピュータにおいて制御対象となる夫々の情
報処理部における動作現況(例えば、各情報処理部が実
際に動作中であるのか、又は動作可能で待機中であるの
か、或は何等かの原因により動作不能状態であるのか
等)に対応した機能設定を行って情報処理の制御を行う
必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置においては、多機能周辺装置における
各情報処理部の動作現況については、当該情報処理装置
の使用者が情報処理の度に多機能周辺装置の設置場所に
赴いて手動又は目視により確認することが一般的であ
り、当該動作現況をコンピュータにおいて遠隔的に認識
することができないという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は上記の問題点に鑑みて成
されたもので、その課題は、コンピュータにおいて多機
能周辺装置の動作現況を遠隔的に正確に把握することが
可能な情報処理装置及び情報処理用制御プログラムを記
録した記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、情報の処理を行う多機
能周辺装置等の第2情報処理手段及び当該第2情報処理
手段に接続されたパソコン等の第1情報処理手段を含
み、当該第2情報処理手段を当該第1情報処理手段から
制御することにより前記情報の処理を実行する情報処理
装置において、前記第2情報処理手段は、当該第2情報
処理手段における動作の現況を示す動作現況信号を前記
第1情報処理手段に出力するCPU等の現況信号出力手
段を備え、前記第1情報処理手段は、前記出力されてく
る動作現況信号に基づいて、前記第2情報処理手段の動
作現況を当該第1情報処理手段に含まれるディスプレイ
等の表示手段に表示するステータスモニタ部等の現況表
示制御手段を備える。
【0007】請求項1に記載の発明の作用によれば、第
2情報処理手段に含まれる現況信号出力手段は、動作現
況信号を第1情報処理手段に出力する。そして、第1情
報処理手段に含まれる現況表示制御手段は、出力されて
くる動作現況信号に基づいて、第2情報処理手段の動作
現況を当該第1情報処理手段に含まれる表示手段に表示
する。
【0008】よって、第2情報処理手段の動作現況を第
1情報処理手段上で遠隔的に把握することができる。上
記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の情報処理装置において、前記現況信号
出力手段は、予め設定された所定の時間毎に、前記動作
現況信号を出力し、前記現況表示制御手段は、前記出力
された動作現況信号に基づいて、当該動作現況信号が受
信される度に前記表示手段における表示内容を更新しつ
つ前記第2情報処理手段の動作現況を表示するように制
御して構成される。
【0009】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、現況信号出力手段
は、予め設定された所定の時間毎に動作現況信号を出力
し、現況表示制御手段は、出力された動作現況信号に基
づいて、当該動作現況信号が受信される度に表示手段に
おける表示内容を更新しつつ第2情報処理手段の動作現
況を表示する。
【0010】よって、所定時間毎に動作現況信号が出力
されるので、時々刻々と変化する第2情報処理手段にお
ける動作現況を第1情報処理手段において把握すること
ができる。
【0011】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置におい
て、前記現況信号出力手段は、前記第2情報処理手段に
おける動作現況が変化する度に前記動作現況信号を出力
し、前記現況表示制御手段は、前記出力された動作現況
信号に基づいて、当該動作現況信号が受信される度に前
記表示手段における表示内容を更新しつつ前記第2情報
処理手段の動作現況を表示するように制御して構成され
る。
【0012】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、現況信号出力手段
は、第2情報処理手段における動作現況が変化する度に
動作現況信号を出力し、現況表示制御手段は、出力され
た動作現況信号に基づいて、当該動作現況信号が受信さ
れる度に表示手段における表示内容を更新しつつ第2情
報処理手段の動作現況を表示する。
【0013】よって、第2情報処理手段の動作現況が変
化する度に動作現況信号が出力されるので、時々刻々と
変化する第2情報処理手段における動作現況を第1情報
処理手段において把握することができると共に、第2情
報処理手段における動作現況が変化しないときは動作現
況信号が出力されないので、第1情報処理手段における
表示制御処理の負荷が少なくなる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
情報処理装置において、前記表示制御手段は、前記第2
情報処理手段における情報処理状態に対応した一又は複
数の図形又は文字を表示しつつ当該第2情報処理手段の
動作現況を表示制御すると共に、当該表示制御手段は、
前記動作現況が変化したときは、当該変化した情報処理
状態に対応する前記図形又は文字の表示状態を変化させ
て当該動作現況を表示するように構成される。
【0015】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項1から3のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、表示制御手段は、第2情報処理手段における情報処
理状態に対応した一又は複数の図形又は文字を表示しつ
つ当該第2情報処理手段の動作現況を表示制御すると共
に、当該表示制御手段は、動作現況が変化したときは、
当該変化した情報処理状態に対応する図形又は文字の表
示状態を変化させて当該動作現況を表示する。
【0016】よって、動作現況の変化が図形又は文字の
表示状態の変化として表示されるので、視覚的に認識し
やすく動作現況を表示することができる。上記の課題を
解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項1か
ら4のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、前
記第2情報処理手段は、相互に異なる種類の情報処理を
行うスキャナ部等の複数の情報処理手段を含むと共に、
前記表示制御手段は、夫々の前記情報処理手段における
動作現況を表示するように制御して構成される。
【0017】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項1から4のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、第2情報処理手段は複数の情報処理手段を含むと共
に、表示制御手段は、夫々の情報処理手段における動作
現況を表示するので、当該複数の情報処理手段毎の動作
現況を第1情報処理手段において把握できる。
【0018】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、情報の処理を行う多機能周辺装置等の情
報処理手段及び当該情報処理手段に接続されたコンピュ
ータを含み、当該情報処理手段を当該コンピュータから
制御することにより前記情報の処理を実行する情報処理
装置における前記コンピュータで実行される情報処理用
制御プログラムを記録したフレキシブルディスク等の記
録媒体であって、前記コンピュータを、前記情報処理手
段における動作の現況を示す動作現況信号であって、当
該情報処理手段から出力されてくる動作現況信号に基づ
いて、前記情報処理手段の動作現況をディスプレイ等の
表示手段に表示するステータスモニタ部等の現況表示制
御手段として機能させるための前記情報処理用制御プロ
グラムを記録して構成される。
【0019】請求項6に記載の記録媒体に記録された情
報処理用制御プログラムの作用によれば、現況信号出力
手段は、動作現況信号をコンピュータに出力する。そし
て、現況表示制御手段は、出力されてくる動作現況信号
に基づいて、情報処理手段の動作現況を当該コンピュー
タに含まれる表示手段に表示する。
【0020】よって、情報処理手段の動作現況をコンピ
ュータ上で遠隔的に把握することができる。上記の課題
を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の情報処理用制御プログラムを記録した記録媒体
であって、前記動作現況信号は、予め設定された所定の
時間毎に出力されてくると共に、前記現況表示制御手段
は、前記出力された動作現況信号に基づいて、当該動作
現況信号が受信される度に前記表示手段における表示内
容を更新しつつ前記情報処理手段の動作現況を表示する
ように制御するための前記情報処理用制御プログラムを
記録して構成される。
【0021】請求項7に記載の記録媒体に記録された情
報処理用制御プログラムの作用によれば、請求項6に記
載の記録媒体に記録された情報処理用制御プログラムの
作用に加えて、動作現況信号は、予め設定された所定の
時間毎に出力されてくると共に、現況表示制御手段は、
出力された動作現況信号に基づいて、当該動作現況信号
が受信される度に表示手段における表示内容を更新しつ
つ情報処理手段の動作現況を表示する。
【0022】よって、所定時間毎の動作現況信号に基づ
いて動作現況が表示されるので、時々刻々と変化する情
報処理手段における動作現況をコンピュータにおいて把
握することができる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項6に記載の情報処理用制御プログ
ラムを記録した記録媒体であって、前記動作現況信号
は、前記情報処理手段における動作現況が変化する度に
出力されてくると共に、前記現況表示制御手段は、前記
出力された動作現況信号に基づいて、当該動作現況信号
が受信される度に前記表示手段における表示内容を更新
しつつ前記情報処理手段の動作現況を表示するように制
御するための前記情報処理用制御プログラムを記録して
構成される。
【0024】請求項8に記載の記録媒体に記録された情
報処理用制御プログラムの作用によれば、請求項6に記
載の記録媒体に記録された情報処理用制御プログラムの
作用に加えて、動作現況信号は、情報処理手段における
動作現況が変化する度に出力されてくると共に、現況表
示制御手段は、出力された動作現況信号に基づいて、当
該動作現況信号が受信される度に表示手段における表示
内容を更新しつつ情報処理手段の動作現況を表示する。
【0025】よって、情報処理手段の動作現況が変化す
る度に動作現況信号が出力されるので、時々刻々と変化
する情報処理手段における動作現況をコンピュータにお
いて把握することができると共に、情報処理手段におけ
る動作現況が変化しないときは動作現況信号が出力され
ないので、コンピュータにおける表示制御処理の負荷が
少なくなる。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、請求項6から8のいずれか一項に記載の
情報処理用制御プログラムを記録した記録媒体であっ
て、前記表示制御手段は、前記情報処理手段における情
報処理状態に対応した一又は複数の図形又は文字を表示
しつつ当該情報処理手段の動作現況を表示制御すると共
に、当該表示制御手段は、前記動作現況が変化したとき
は、当該変化した情報処理状態に対応する前記図形又は
文字の表示状態を変化させて当該動作現況を表示するた
めの前記情報処理用制御プログラムを記録して構成され
る。
【0027】請求項9に記載の記録媒体に記録された情
報処理用制御プログラムの作用によれば、請求項6から
8のいずれか一項に記載の記録媒体に記録された情報処
理用制御プログラムの作用に加えて、表示制御手段は、
情報処理手段における情報処理状態に対応した一又は複
数の図形又は文字を表示しつつ当該情報処理手段の動作
現況を表示制御すると共に、当該表示制御手段は、動作
現況が変化したときは、当該変化した情報処理状態に対
応する図形又は文字の表示状態を変化させて当該動作現
況を表示する。
【0028】よって、動作現況の変化が図形又は文字の
表示状態の変化として表示されるので、視覚的に認識し
やすく動作現況を表示することができる。上記の課題を
解決するために、請求項10に記載の発明は、請求項6
から9のいずれか一項に記載の情報処理用制御プログラ
ムを記録した記録媒体であって、前記情報処理手段は、
相互に異なる種類の情報処理を行うスキャナ部等の複数
の情報処理部を含むと共に、前記表示制御手段は、夫々
の前記情報処理部における動作現況を表示するように制
御するための前記情報処理用制御プログラムを記録して
構成される。
【0029】請求項10に記載の記録媒体に記録された
情報処理用制御プログラムの作用によれば、請求項6か
ら9のいずれか一項に記載の記録媒体に記録された情報
処理用制御プログラムの作用に加えて、情報処理手段は
複数の情報処理部を含むと共に、表示制御手段は、夫々
の情報処理部における動作現況を表示するので、当該複
数の情報処理部毎の動作現況をコンピュータにおいて把
握できる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明す
る実施形態は、記録すべき情報を所定の記録用紙に記録
するプリンタ機能、画像等の情報を読み取るスキャナ機
能、スキャナ機能を用いて読み取った情報等を記録する
コピー機能、スキャナ機能を用いて読み取った情報等を
電話回線を介して外部に対し送受信するファクシミリ機
能並びに電話を掛けてきた通話者のメッセージを自動的
に録音するいわゆる留守番電話機能等を備えた多機能周
辺装置にパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う。)等のコンピュータを接続し、当該パソコンから多
機能周辺装置を制御して情報記録、情報読取、外部との
情報の送受信又は留守番電話機能動作等の情報処理を行
う情報処理装置に対して本発明を適用した場合の実施形
態である。
【0031】なお、上記ファクシミリ機能には、電話回
線を介して送信されてきた送信情報を記録用紙上に記録
する本来のファクシミリ機能の他に、当該送信情報を一
時的に記録して必要に応じて外部の他のファクシミリ装
置に送信する(すなわち、送信情報を転送する)転送機
能をも含まれている。 (I)情報処理装置の全体構成 始めに、本発明が適用される上記情報処理装置の全体構
成及びその外観について、図1を用いて説明する。
【0032】上述のように、実施形態に係る情報処理装
置Sは、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機
能、スキャナ機能及び留守番電話機能の夫々を備えた第
2情報処理手段又は情報処理手段としての多機能周辺装
置1と、当該多機能周辺装置1に接続された第1情報処
理手段又はコンピュータとしてのパソコン30とにより
構成されている。
【0033】この構成において、図1に示すように、多
機能周辺装置1の本体6の側部には後述の受話器18が
備えられ、更に当該本体6の上面前部には操作パネル2
が設けられている。また、本体6の後面上部には、上記
記録用紙を保持する記録用紙カセット5を着脱自在に装
着するためのカセット装着部3が形成され、上面中央に
はスキャナ機能を用いて読み取るべき原稿を保持する原
稿台4が形成されている。更に、多機能周辺装置1は、
電話回線24を介して外部と接続されており、当該電話
回線24を用いて上記ファクシミリ機能又は留守番電話
機能を動作させることが可能となっている。
【0034】一方、上記構成を有する多機能周辺装置1
を制御するパソコン30は、通常のコンピュータとして
構成されており、図1に示すように情報を入力するため
のキーボード31と、後述のアイコン又はボタン等をク
リック処理する(選択実行する)ためのマウス32と、
後述の各種制御プログラムを記録した記録媒体としての
フレキシブルディスク41から当該制御プログラムを読
み出すためのフレキシブルディスクドライブ装置33A
と、後述の設定画面等を含む画面を表示するための液晶
表示器等からなる表示手段としてのディスプレイ34と
により構成されており、接続ケーブル17により多機能
周辺装置1と接続されている。
【0035】ここで、上記アイコンとは、後述の夫々の
処理に対応するアプリケーションプログラムを図柄化し
てディスプレイ34上に表示したものであり、所望のア
プリケーションプログラムを選択実行する際に、当該プ
ログラムを示すアイコンをマウス32等を用いてクリッ
ク処理することにより選択して実行させるためのもので
ある。
【0036】また、上記ボタンとは、所定のアプリケー
ションプログラムを実行する際の機能設定等において、
夫々の機能設定処理(「確定」又は「取消」等)を図柄
化してディスプレイ34上に表示するもので、所望の機
能設定処理に対応するボタンをマウス32等を用いてク
リック処理することにより当該機能設定処理を実行させ
るためのものであり、通常は、ボタン自体がアイコン化
されている。 (II)多機能周辺装置の構成及び動作 次に、上記多機能周辺装置1の内部構成及び動作につい
て、図2を用いて説明する。
【0037】図2に示すように、多機能周辺装置1は、
現況信号出力手段としてのCPU10と、ROM(Read
Only Memory)11と、EEPROM(Electrically E
rasable and Programmable ROM)12と、RAM(Rand
om Access Memory)13と、スキャナ部14と、プリン
タ部15と、インターフェース部16と、上記受話器1
8と、NCU(Network Control Unit)19と、モデム
部20と、上記操作パネル2と、アンプ21と、スピー
カ22と、バス23とにより構成されている。
【0038】次に、多機能周辺装置1の上記各部の動作
を説明する。NCU19は、電話回線24を介して入力
されるファクシミリ情報をモデム部20に出力すると共
に、電話回線24を介して入力される音声情報を受話器
18に出力する。更にNCU19は、モデム部20から
出力されるファクシミリ送信すべき情報を上記電話回線
24に送出すると共に、受話器18により発生された音
声情報を電話回線24に送出する。
【0039】次に、モデム部20は、いわゆる変復調動
作を行うものであり、より具体的には、NCU19から
入力されたファクシミリ情報に対して復調動作を行い、
当該ファクシミリ情報に対応するディジタル信号をバス
23に出力する。また、モデム部20は、バス23から
のファクシミリ情報を変調してNCU19に出力する。
【0040】スキャナ部14は、CPU10の制御の
下、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合のファクシミリ送信すべき画像等の情報を読み取
ってバス23に出力すると共に、多機能周辺装置1がコ
ピー装置として機能する場合の当該コピーすべき画像等
の情報を読み取ってバス23に出力する。
【0041】プリンタ部15は、CPU10の制御の
下、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合にNCU19及びモデム部20を介して入力され
た受信したファクシミリ情報を、RAM13に一時的に
記憶した後又は直接所定の記録用紙に記録して出力す
る。この他に、プリンタ部15は、多機能周辺装置1が
コピー装置として機能する場合の当該コピーすべき画像
等の情報をバス23から受け取って上記記録用紙に記録
すると共に、多機能周辺装置1がプリンタ装置として機
能する場合のパソコン30から入力された情報をバス2
3から受け取って記録用紙に記録する。
【0042】操作パネル2は、多機能周辺装置1に対し
ての指示を与えたり、所定の状態を設定するための指示
操作又は状態を表示する。なお、操作パネル2はアルフ
ァベットの大文字に対応するキーと数字に対応するキー
のみにより構成されており、当該操作パネル2から入力
処理可能な情報は、アルファベットの大文字及び数字の
みで構成されている情報のみである。
【0043】次に、ROM11は、主としてCPU10
において実行されるファクシミリ機能、スキャナ機能、
プリンタ機能又はコピー機能等を実現するための制御プ
ログラムを記憶しておくための読み出し専用のメモリで
あり、CPU10の制御の下、必要なデータ等をバス2
3を介して出力する。
【0044】EEPROM12は、多機能周辺装置1の
電源を断とした場合でも消失してはならない情報、例え
ば、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合に頻繁にファクシミリ送信する相手先の電話番号
や、いわゆる短縮ダイヤルのための電話番号等を記憶し
ておくための不揮発性のメモリである。
【0045】RAM13は、CPU10の制御の下、必
要なデータを一時的に記憶する等の動作を行うための読
み書き可能なメモリであり、具体的には、ファクシミリ
情報として電話回線24及びNCU19等を介して入力
されたデータ、電話回線24を介して外部に送出すべき
ファクシミリ情報又はスキャナ部14において読み取ら
れた情報等を一時的に記憶し、CPU10の制御により
所定のタイミングで読み出す。
【0046】インターフェース部16は、接続ケーブル
17を介して接続されているパソコン30から送信され
てくるデータ等を多機能周辺装置1に取り込むと共に、
多機能周辺装置1からパソコン30に出力すべき情報を
当該出力用に変換するためのインターフェース動作を行
う。
【0047】アンプ21は、CPU10の制御の下、ス
ピーカ22から出力すべき呼出音又はガイダンス音声等
の音声情報を増幅して当該スピーカ22に出力する。最
後に、CPU10は、バス23を介して、ROM11に
記録されている制御プログラムに基づいて上述の各構成
部材の動作を制御する。更に、当該CPU10は、後述
の要求信号Sq がパソコン30から送信されてくると、
それに対応して多機能周辺装置1における上記スキャナ
部14等の機能設定を行うために必要な設定項目等を返
信すると共に、必要に応じて当該設定項目等における設
定現況(現在の設定内容)をパソコン30に返信する。
【0048】これと並行して、CPU10は、後述のス
テータスモニタ部がパソコン30において起動された場
合に、後述のステータスモニタ起動コマンドが当該パソ
コン30から送信されてくると、当該ステータスモニタ
起動コマンドを受信した以降、所定時間毎(例えば、1
秒毎)に多機能周辺装置1におけるスキャナ部14、プ
リンタ部15等の動作現況を判断し、当該動作現況に対
応する動作現況信号Sd をパソコン30に出力する。こ
の動作現況信号Sd に含まれる多機能周辺装置1の動作
現況を示す情報としては、例えば、「待機中である」、
「プリンタ部15における情報記録中である」、「スキ
ャナ部14における情報読取中である」又は「プリンタ
部15における情報記録とスキャナ部14における情報
読取が同時並行中である」等の状態を示す情報がある。
また、エラー状態を示す情報としては、「記録用紙詰
り」、「記録用紙なし」、「多機能周辺装置1のカバー
(蓋)が開いている」、「原稿詰り」、「接続ケーブル
接続エラー」等を示す情報が含まれる。更に、多機能周
辺装置1におけるNCU19等を含むファクシミリ機能
部、プリンタ部15、スキャナ部14並びに後述のリモ
ートセットアップ処理について、夫々の機能が動作中で
あるか、動作可能で待機中であるか、又は動作不能状態
であるかを示す情報も含まれている。CPU10は、こ
れらの動作現況を示す各情報のうち、動作現況信号Sd
をパソコン30に送信するタイミングにおいて実際に実
行されている動作に対応する情報を当該動作現況信号S
d としてパソコン30に出力する。
【0049】なお、上記の構成において、留守番電話機
能を実行するときには、外部の通話者から掛かってきた
電話に対応するための予め入力されたいわゆる応答メッ
セージ並びに当該通話者の音声(メッセージ)は上記R
AM13に記憶される。更にこれらの留守番電話機能は
CPU10により統轄して制御される。なお、RAM1
3は電源断となっても記憶内容が消失しないように、電
源バックアップ可能となっている。
【0050】一方、上記の構成において、上記転送機能
のための送信情報も上記RAM13に格納される。 (III )パソコンの構成及び全体動作 次に、上記パソコン30の構成及び概略動作について、
図3を用いて説明する。
【0051】図3に示すように、実施形態のパソコン3
0は、CPU36と、ROM39と、RAM37と、上
記キーボード31及びマウス32を含む入力部と、画像
処理部35と、上記ディスプレイ34と、インターフェ
ース部38と、バス40と、外部記憶部33により構成
されている。
【0052】この構成において、CPU36は、後述の
フローチャートで示される本発明の処理等を主として行
う。また、ROM39には、上記パソコン30の各構成
要素を制御するための制御プログラムが予め記憶されて
おり、CPU36からの要求により、必要に応じて当該
制御プログラムをバス40を介してCPU36に出力す
る。
【0053】更に、RAM37は、CPU36の制御の
もと、後述の処理に伴うデータを一時的に記憶し、必要
に応じてバス40及びインターフェース部38を介して
多機能周辺装置1に出力する。
【0054】また、画像処理部35は、CPU36の制
御のもと、上記アイコン又はボタンと共に必要なデータ
を表示するために画像合成等の処理を行い、処理結果を
ディスプレイ34に出力し、当該データ又はアイコン等
を表示する。
【0055】マウス32及びキーボード31によりなる
入力部は、上記表示されているデータを選択すると共に
ディスプレイ34上に表示されているアイコン等を操作
することにより必要な機能設定処理のためのデータ等を
バス40を介してCPU36、RAM37等に入力す
る。
【0056】次に、インターフェース部38は、バス4
0を介してCPU36の制御により出力されてくる送信
データ等を多機能周辺装置1に出力すると共に、当該多
機能周辺装置1から入力される受信データをバス40に
出力する。
【0057】更に、外部記憶部33は、図示しないHD
D(Hard Disk Drive )装置及びフレキシブルディスク
ドライブ装置33Aよりなり、このうちのHDD装置内
のハードディスクには上記CPU36における処理のた
めの後述のフローチャートで示される処理に対応する制
御プログラムが予め記憶(インストール)されており、
CPU36からの要求により、必要に応じて当該制御プ
ログラムをバス40を介してRAM37に出力する。ま
た、これと並行して、外部記憶部33は、CPU36の
制御のもと、必要に応じてデータ等を保存する。
【0058】最後に、バス40は、上述のCPU36、
ROM39、RAM37、外部記憶部33等の各構成要
素間を接続してデータの伝送を行う。次に、上記パソコ
ン30における、特に本発明に係るCPU36及びRA
M37の細部構成について、図4を用いて説明する。な
お、図4は、パソコン30を用いて多機能周辺装置1を
制御する際のパソコン30内におけるデータの流れ及び
動作を、夫々の動作を示す機能ブロック図として示した
ものであり、図4におけるスキャナアプリケーション部
50、プリンタアプリケーション部54、リモートセッ
トアップ部58、ファクシミリアプリケーション部6
2、ステータスモニタ部130並びにリソースマネージ
ャ66については、実際には、外部記憶部33内の特に
ハードディスクに記憶(インストール)されている上記
スキャナアプリケーション部50等の夫々に対応するア
プリケーションプログラムに基づいてCPU36内の演
算処理部が動作することにより、上記夫々の機能が発揮
されるものである。
【0059】なお、スキャナアプリケーション部50お
よびプリンタアプリケーション部51については、専用
のアプリケーションプログラムがあるものではなく、後
述する各ドライバを起動可能なアプリケーションプログ
ラムを総称するものであって、例えば、多機能周辺装置
1のためにインストールされた専用のビューワーアプリ
ケーションプログラム又はその他の一般的なワープロア
プリケーションプログラム等からなる。
【0060】また、リモートセットアップ部58、ファ
クシミリアプリケーション部62及びステータスモニタ
部130は、多機能周辺装置1のためにインストールさ
れた専用のアプリケーションプログラムであって、後述
する各ドライバと一体的に機能するものであり、例え
ば、ファクシミリデータの送受信を管理するログマネー
ジャアプリケーションプログラム、リモートセットアッ
ププログラム等からなる。
【0061】図4に示すように、多機能周辺装置1をパ
ソコン30から遠隔制御する場合に、当該パソコン30
は、多機能周辺装置1におけるCPU10及びスキャナ
部14を用いて情報読取機能を発揮すべく当該CPU1
0及びスキャナ部14を制御するスキャナ制御部SC
と、多機能周辺装置1におけるCPU10及びプリンタ
部15を用いて情報記録機能を発揮すべく当該CPU1
0及びプリンタ部15を制御するプリンタ制御部PR
と、多機能周辺装置1におけるCPU10、スキャナ部
14、プリンタ部15等の機能設定等を行って上記留守
番電話機能、転送機能、スキャナ機能又はプリンタ機能
等を発揮させるためのセットアップ制御部RMと、多機
能周辺装置1におけるCPU10、NCU19等からな
るファクシミリ機能部を用いて転送機能を含む上記ファ
クシミリ機能を発揮すべく当該CPU10、NCU19
等からなるファクシミリ機能部を制御するファクシミリ
制御部FXと、多機能周辺装置1における動作現況を上
記動作現況信号Sd に基づいてディスプレイ34に表示
するモニタ制御部SMと、後述のリモートセットアップ
部、各アプリケーション部と多機能周辺装置1との間の
中継機能を有するリソースマネージャ66と、受信バッ
ファ67と、リソースマネージャ用バッファ68と、パ
ラレルポートドライバ69とにより構成されている。
【0062】また、上記スキャナ制御部SCは、スキャ
ナアプリケーション部50と、スキャナドライバ51
と、スキャナ用受信バッファ52と、スキャナ用送信バ
ッファ53とにより構成されている。
【0063】更に、上記プリンタ制御部PRは、プリン
タアプリケーション部54と、プリンタドライバ55
と、プリンタドライバ用受信バッファ56と、プリンタ
ドライバ用送信バッファ57とにより構成されている。
【0064】更にまた、上記セットアップ制御部RM
は、リモートセットアップ部58と、リモートセットア
ップデータドライバ59と、セットアップ用受信バッフ
ァ60と、セットアップ用送信バッファ61とにより構
成されている。
【0065】また、上記ファクシミリ制御部FXは、フ
ァクシミリアプリケーション部62と、ファクシミリド
ライバ63と、ファクシミリ用受信バッファ64と、フ
ァクシミリ用送信バッファ65とにより構成されてい
る。
【0066】更に、上記モニタ制御部SMは、現況表示
制御手段としてのステータスモニタ部130と、モニタ
ドライバ131と、モニタ用受信バッファ132と、モ
ニタ用送信バッファ133とにより構成されている。
【0067】上記の構成において、各バッファは、実際
にはRAM37内に備えられている。また、パラレルポ
ートドライバ69は、実際にはインターフェース部38
内に備えられているものである。
【0068】次に、各部の動作の概要について説明す
る。先ず、上記スキャナ制御部SCの動作について説明
する。当該スキャナ制御部SCに含まれるスキャナ用受
信バッファ52は、多機能周辺装置1から受信したデー
タから後述のリソースマネージャ66における受信管理
処理により振り分けられたスキャナ用受信データSsr
(多機能周辺装置1のスキャナ部14で読み取られた情
報等を含む。)を一時的に記憶し、スキャナドライバ5
1に出力する。このスキャナ用受信データSsrには、リ
ソースマネージャ66により当該スキャナ用受信データ
Ssrであることを示す識別情報(ID情報フラグ)が付
加されている。そして、スキャナドライバ51はスキャ
ナ用受信データSsrに対して所定の処理を施してスキャ
ナアプリケーション部50に出力し、例えばスキャナ部
14で読み取った情報を表示するための上記ビューワー
アプリケーションプログラム等が起動していなければこ
れを起動してディスプレイ34上に表示させる処理及び
外部記憶部33に格納する等の処理を実行可能とする。
【0069】一方、上記処理に先立って、スキャナアプ
リケーション部50からスキャナ機能を実行する場合に
出力されるスキャナ部14を制御するためのデータは、
スキャナドライバ51からスキャナ用送信データSstと
して出力され、スキャナ用送信バッファ53に一時的に
保存される。そして、当該スキャナ用送信バッファ53
から読み出されたスキャナ用送信データSstは、後述の
リソースマネージャ66における送信管理処理により後
述のようにパケット化され、スキャナ用送信データSst
であることを示すID情報フラグが付加されてパラレル
ポートドライバ69を介して多機能周辺装置1に送信さ
れ、スキャナ部14の動作制御に用いられる。このと
き、上述のスキャナ制御部SCの動作の前提として、後
述のリモートセットアップ処理が実行される。
【0070】次に、上記プリンタ制御部PRの動作につ
いて説明する。当該プリンタ制御部PRに含まれるプリ
ンタドライバ用受信バッファ56は、多機能周辺装置1
から受信したデータから後述のリソースマネージャ66
における受信管理処理により振り分けられたプリンタ用
受信データSpr(多機能周辺装置1のプリンタ部15に
おける記録処理の状態等を示すデータを含む。)を一時
的に記憶し、プリンタドライバ55に出力する。このプ
リンタ用受信データSprには、リソースマネージャ66
により当該プリンタ用受信データSprであることを示す
ID情報フラグが付加されている。そして、プリンタド
ライバ55はプリンタ用受信データSprに基づいて、現
在のプリンタ部15における動作状況をディスプレイ3
4上に表示しさらには必要に応じてプリンタアプリケー
ション部54に必要な通知等を行い、これを受けたプリ
ンタアプリケーション部54は、当該プリンタアプリケ
ーションに対応する所定の処理を施す。
【0071】一方、プリンタアプリケーションに対応す
る所定の処理により生成されたプリンタ部15において
記録すべきデータ並びにプリンタ機能を実行するために
必要なプリンタ部15を制御するためのデータは、プリ
ンタドライバ55からプリンタ用送信データSptとして
出力され、プリンタ用送信バッファ57に一時的に保存
される。そして、当該プリンタ用送信バッファ57から
読み出されたプリンタ用送信データSptは、後述のリソ
ースマネージャ66における送信管理処理により後述の
ようにパケット化され、プリンタ用送信データSptであ
ることを示すID情報フラグが付加されてパラレルポー
トドライバ69を介して多機能周辺装置1に送信され、
プリンタ部15の動作が制御される。
【0072】このとき、上述のプリンタ制御部PRの動
作の前提として、後述のリモートセットアップ処理が実
行される。次に、上記ファクシミリ制御部FXの動作に
ついて説明する。
【0073】当該ファクシミリ制御部FXに含まれるフ
ァクシミリ用受信バッファ64は、多機能周辺装置1か
ら受信したデータから後述のリソースマネージャ66に
おける受信管理処理により振り分けられたファクシミリ
用受信データSfr(多機能周辺装置1のNCU19等に
より電話回線24を介して受信した情報等を含む。)を
一時的に記憶し、ファクシミリドライバ63に出力す
る。このファクシミリ用受信データSfrには、リソース
マネージャ66により当該ファクシミリ用受信データS
frであることを示すID情報フラグが付加されている。
そして、ファクシミリドライバ63はファクシミリ用受
信データSfrに対して所定の処理を施してファクシミリ
アプリケーション部62に出力し、例えばファクシミリ
情報の送受信履歴を管理するログマネージャアプリケー
ションプログラム等に出力して、ファクシミリ用受信デ
ータSfrを外部記憶部33に格納するとともに、必要に
応じてディスプレイ34上に受信ログ等を表示させる。
【0074】一方、ファクシミリアプリケーション部6
2からファクシミリ機能を実行する場合に出力されるフ
ァクシミリ送信すべきデータ及び制御データは、ファク
シミリドライバ63に入力され所定の処理が施されてフ
ァクシミリ用送信データSftとなり、ファクシミリ用送
信バッファ65に一時的に保存される。そして、当該フ
ァクシミリ用送信バッファ65から読み出されたファク
シミリ用送信データSftは、後述のリソースマネージャ
66における送信管理処理により後述のようにパケット
化され、ファクシミリ用送信データSftであることを示
すID情報フラグが付加されてパラレルポートドライバ
69を介して多機能周辺装置1に送信され、NCU19
等からなる多機能周辺装置1のファクシミリ機能部を介
してファクシミリ送信される。
【0075】このとき、上述のファクシミリ制御部FX
の動作の前提として、後述のリモートセットアップ処理
が実行される。また、当該リモートセットアップ処理に
おいて上記転送機能のために送信情報をRAM13に記
憶させるべく送信情報記憶機能が動作するように設定さ
れたときには、多機能周辺装置1は、当該送信情報をプ
リンタ部15を用いて記録すると共にRAM13に格納
し、外部の他のファクシミリ装置から当該送信情報の転
送を要求する要求信号が入力されたときには当該他のフ
ァクシミリ装置に対して送信情報の転送を行う。
【0076】次に、上記モニタ制御部SMの動作につい
て説明する。当該モニタ制御部SMに含まれるモニタ用
受信バッファ132は、多機能周辺装置1から受信した
データから後述のリソースマネージャ66における受信
管理処理により振り分けられた上記動作現況信号Sd
(多機能周辺装置1の動作現況を示す上記各情報を含
む。)を一時的に記憶し、モニタドライバ131に出力
する。この動作現況信号Sd には、リソースマネージャ
66により当該動作現況信号Sd であることを示すID
情報フラグが付加されている。そして、モニタドライバ
131から出力された動作現況信号Sd に基づいて、ス
テータスモニタ部130は、後述のモニタ画面をディス
プレイ34上に表示し、当該動作現況信号Sd に含まれ
る各種情報に対応した多機能周辺装置1の動作現況表示
を行う。ステータスモニタ部130の動作の詳細につい
ては、後述する。
【0077】一方、上記ステータスモニタ部130によ
る動作現況の表示に先立って、モニタ制御部SMの起動
時には、ステータスモニタ部130は、多機能周辺装置
1のCPU10に対して所定間隔毎に上記動作現況信号
Sd を出力すべき旨の上述のステータスモニタ起動コマ
ンドSc を出力する。このステータスモニタ起動コマン
ドSc は、モニタ用送信バッファ133に一時的に記憶
された後出力され、後述のリソースマネージャ66にお
ける送信管理処理により後述のようにパケット化され、
ステータスモニタ起動コマンドSc であることを示すI
D情報フラグが付加されてパラレルポートドライバ69
を介して多機能周辺装置1に送信され、CPU10に入
力される。
【0078】このとき、上述のモニタ制御部SMの動作
の前提として、後述のリモートセットアップ処理が実行
される。次に、セットアップ制御部RMの動作(リモー
トセットアップ処理)について説明する。
【0079】上述のように、セットアップ制御部RM
は、スキャナ制御部SC、プリンタ制御部PR、ファク
シミリ制御部FX及びモニタ制御部SMの動作に先立っ
て、多機能周辺装置1における種々の機能設定をパソコ
ン30から遠隔的に行うためのものである。この動作に
おいて、当該セットアップ制御部RMに含まれるセット
アップ用受信バッファ60は、多機能周辺装置1から受
信したデータから後述のリソースマネージャ66におけ
る受信管理処理により振り分けられたセットアップ用受
信データSrr(多機能周辺装置1の機能設定における設
定完了情報等を含む。)を一時的に記憶し、リモートセ
ットアップデータドライバ59に出力する。このセット
アップ用受信データSrrには、リソースマネージャ66
により当該セットアップ用受信データSrrであることを
示すID情報フラグが付加されている。そして、リモー
トセットアップデータドライバ59はセットアップ用受
信データSrrに基づいて、多機能周辺装置1における機
能設定のためのリモートセットアップ処理を行う。
【0080】一方、リモートセットアップ部58から出
力される、多機能周辺装置1における機能設定処理のた
めのデータは、リモートセットアップデータドライバ5
9からセットアップ用送信データSrtとして出力され、
セットアップ用送信バッファ61に一時的に保存され
る。そして、当該セットアップ用送信バッファ61から
読み出されたセットアップ用送信データSrtは、後述の
リソースマネージャ66における送信管理処理により後
述のようにパケット化され、セットアップ用送信データ
Srtであることを示すID情報フラグが付加されてパラ
レルポートドライバ69を介して多機能周辺装置1に送
信され、機能設定が行われる。
【0081】次に、上記夫々の制御部が動作する際の上
記リソースマネージャ66、受信バッファ67及びリソ
ースマネージャ用バッファ68の動作について説明す
る。始めに、本実施形態におけるパソコン30と多機能
周辺装置1との間のデータの授受の態様について概説す
る。本実施形態においては、パソコン30と多機能周辺
装置1との間でデータの授受を行う際、当該データは、
スキャナ部14用データ(スキャナ制御部SC関連)、
プリンタ部15用データ(プリンタ制御部PR関連)、
NCU19等からなるファクシミリ機能部用データ(フ
ァクシミリ制御部FX関連)、機能設定用データ(セッ
トアップ制御部RM関連)並びに上記動作現況信号Sd
及びステータスモニタ起動コマンドSc (モニタ制御部
SM関連)毎にパケット化され分離されている。すなわ
ち、一のパケットの中には一種類のデータが含まれてお
り、当該パケットの先頭には、夫々のパケットに含まれ
るデータのデータ量及び当該データの種類を示すID情
報フラグ(スキャナ制御部SC関連のデータ、プリンタ
制御部PR関連のデータ、ファクシミリ制御部FX関連
のデータ、セットアップ制御部RM関連又はモニタ制御
部SM関連のデータのうち、いずれのデータであるかを
示すID情報フラグ)を記述したヘッダが付加されてい
る。
【0082】次に、リソースマネージャ66における受
信管理処理について説明する。リソースマネージャ66
は、多機能周辺装置1からのデータを受信する際には、
当該パケット化されているデータに対応して、パラレル
ポートドライバ69を介して受信され受信バッファ67
に一時的に記憶されている受信データSr におけるパケ
ット毎のヘッダの内容を識別し、当該記憶されている受
信データSr を上記スキャナ制御部SCに関連するスキ
ャナ用受信データSsr、プリンタ制御部PRに関連する
プリンタ用受信データSpr、ファクシミリ制御部FXに
関連するファクシミリ用受信データSfr、セットアップ
制御部RMに関連するセットアップ用受信データSrr及
び動作現況信号Sd に分割し、これらを時系列的に分離
して出力する。この受信管理処理の際、リソースマネー
ジャ66は受信バッファ67との間で管理メッセージS
mrの授受を行い上記受信管理処理を行う。
【0083】一方、リソースマネージャ66における送
信管理処理においては、上記各制御部から送信されてく
るスキャナ用送信データSst、プリンタ用送信データS
pt、ファクシミリ用送信データSft、セットアップ用送
信データSrt及びステータスモニタ起動コマンドSc
を、夫々に所定のデータ量毎に分割してパケット化し、
当該リソースマネージャ66から夫々のデータのID情
報フラグを管理メッセージSmtとして出力することによ
り当該ID情報フラグをパケット毎にそのヘッダに記述
し、夫々のパケットを時系列的に並べて送信データSt
としてパラレルポートドライバ69に出力する。なお、
この他にリソースマネージャ66は、必要に応じてセッ
トアップ制御部RMからの後述の要求信号Sq を多機能
周辺装置1に出力する。
【0084】上記のリソースマネージャ66の動作にお
いて、リソースマネージャ用バッファ68は、上記受信
管理処理時にリソースマネージャ66において必要なデ
ータを一時的に格納し、所定のタイミングでリソースマ
ネージャ66に出力する。
【0085】また、パラレルポートドライバ69は、上
記受信データSr を多機能周辺装置1から受信して受信
バッファ67に出力すると共に、上記送信データSt を
多機能周辺装置1に出力する。
【0086】上述のように、リソースマネージャ66に
おいてパケット化されたデータに対して送信管理処理及
び受信管理処理を行うことにより、例えば、ファクシミ
リ機能部とスキャナ部14又はプリンタ部15とを同時
に(実際には時分割的に)動作させることができ、従っ
て、多機能周辺装置1において、例えば、ファクシミリ
受信したデータをパソコン30に取り込みつつパソコン
30から出力したデータをプリントアウトするという同
時動作が可能となるのである。 (IV)パソコンにおける制御処理の実施形態 次に、上記構成を有するパソコン30における多機能周
辺装置1の制御処理の全体動作について、図5乃至図8
を用いて説明する。
【0087】図5にそのフローチャートを示すように、
パソコン30における多機能周辺装置1の制御処理は、
当該パソコン30に多機能周辺装置1が接続されると、
始めに、上記リソースマネージャ66が起動される(ス
テップS1)。このリソースマネージャ66は、パソコ
ン30を制御する基本プログラムであるOS(オペレー
ティングシステム)が立ち上ったときに自動的に起動さ
れる。なお、図4に示す各ドライバが起動されたとき
に、動作していなければ各ドライバによっても起動され
るものである。
【0088】なお、リソースマネージャ66の起動後
は、当該リソースマネージャ66を示すアイコンが現在
リソースマネージャ66が起動しているものとしてディ
スプレイ34に表示され、当該リソースマネージャ66
の動作を停止したいときには、当該アイコンをクリック
処理することにより動作停止(クローズ)させることが
できる。
【0089】リソースマネージャ66が起動されると
(ステップS1)、その起動がインストール直後の起動
であるときには、次に、リモートセットアップ部58を
含むセットアップ制御部RMが起動され(ステップS
2)、当該セットアップ制御部RMにより多機能周辺装
置1において情報処理を実行するための当該多機能周辺
装置1の機能設定(上記リモートセットアップ処理)が
実行される(ステップS3)。なお、この機能設定は、
インストールした以降においても、ユーザーがリモート
セットアッププログラムを起動することにより適宜実行
可能である。
【0090】この機能設定においては、始めに、多機能
周辺装置1において設定可能な機能(スキャナ部14の
解像度、ファクシミリ機能部における通信速度等)をパ
ソコン30に送信させるべく要求信号Sq がセットアッ
プ制御部RMから多機能周辺装置1に出力され、当該要
求信号Sq に対応して多機能周辺装置1から送信されて
きたデータに基づいて後述の機能設定のための設定画面
(図6乃至図8参照)が生成され、当該設定画面を用い
て機能設定を行うこととなる。
【0091】そして、機能設定が終了すると(ステップ
S3)、所望の情報処理(例えば、パソコン30におい
て作成した文書をプリンタ部15から記録出力したり、
当該文書をファクシミリ機能部を用いて外部に送信した
り、ファクシミリ機能部を用いて受信したデータを上記
ビューワーアプリケーションプログラム等を用いてディ
スプレイ34に表示して加工する等)を実行し(ステッ
プS4)、必要に応じて使用者から処理の終了が指示さ
れれば処理を終了することとなる。
【0092】なお、セットアップ制御部RM起動時(ス
テップS2)においては、リモートセトアップデータド
ライバ59からリソースマネージャ66に対して、多機
能周辺装置1との間でデータの授受を行なうことを可能
とするために、セットアップ用受信バッファ60とセッ
トアップ用送信バッファ61をRAM37上に確保する
ためのオープン指令を出力し、また、そのセットアップ
動作を終了するときにおいては、リソースマネージャ6
6に対して、起動時に確保したRAM37上のセットア
ップ用受信バッファ60とセットアップ用送信バッファ
61を解放するためのクローズ指令を出力するようにな
っている。これは、セットアップ用受信バッファ60と
セットアップ用送信バッファ61が、不要の時(リモー
トセットアップドライバ59が動作していないとき)ま
で敢えてRAM37上にメモリ領域を占有するのは好ま
しくないからである。
【0093】そして、このオープン指令に対して、リソ
ースマネージャ66は、多機能周辺装置1との間で通信
を実施可能な状態であることを確認した場合には、直ち
にセットアップ用受信バッファ60とセットアップ用送
信バッファ61をRAM37上に確保するとともに、そ
の旨、リモートセットアップデータドライバ59に通知
する。その後、リモートセットアップデータドライバ5
9とリソースマネージャ66とは、以下の手順を通して
多機能周辺装置1との間でコマンドデータを始めとする
各種データの授受が行なわれる。すなわち、リモートセ
ットアップデータドライバ59から多機能周辺装置1に
対して送信すべきデータがセットアップ用送信バッファ
61に格納された後に「送信データあり。」のセットア
ップ用メッセージMr がリソースマネージャ66に出力
され、これを受けたリソースマネージャ66が多機能周
辺装置1に対してセットアップ用送信バッファ61内の
上記データを送信するとともに、多機能周辺装置1から
データを受信したときには、リソースマネージャ66が
当該受信データをセットアップ用受信バッファ60に格
納した後に「受信データあり。」のセットアップ用メッ
セージMr をリモートセットアップデータドライバ59
に出力して上記受信データを取り込むように通知する。
【0094】ここで、リモートセットアップ処理用のセ
ットアップ用受信バッファ60とセットアップ用送信バ
ッファ61とセットアップ用メッセージMr とを用いた
上記処理は、ファクシミリ制御部FX及びモニタ制御部
130において、リモートセットアップデータドライバ
63及びモニタドライバ131が常に動作状態にあり、
且つファクシミリ受信用バッファ64、ファクシミリ送
信用バッファ65、モニタ用受信バッファ132及びモ
ニタ用送信バッファ133が常時確保されている点を除
いて、他の制御部においても同様に行われる。すなわ
ち、スキャナ制御部SC、プリンタ制御部PR又はファ
クシミリ制御部FXから多機能周辺装置1におけるスキ
ャナ部14、プリンタ部15又はNCU19等を含むフ
ァクシミリ機能部を制御して動作させる場合及びモニタ
制御部130からステータスモニタ起動コマンドSc を
出力する場合には、夫々の制御部内のドライバからスキ
ャナ用データとスキャナ用メッセージMs 又はプリンタ
用データとプリンタ用メッセージMp 或はファクシミリ
用データとファクシミリ用メッセージMf 、若しくはモ
ニタ用データとモニタ用メッセージMm がリソースマネ
ージャ66に出力され、これを受けたリソースマネージ
ャ66が多機能周辺装置1に対して夫々の制御部に対応
するパケットデータとして出力すると共に、多機能周辺
装置1から各制御部SC、PR、FX、SMに対応する
データを受信した場合には、リソースマネージャ66が
当該受信データと各メッセージMs 、Mp 、Mf および
Mm を夫々対応するドライバに出力することにより、デ
ータの授受が行なわれる。
【0095】なお、ファクシミリドライバ63ならびに
ファクシミリ受信用バッファ64、ファクシミリ送信用
バッファ65が常に動作可能な状態にあるのは、多機能
周辺装置1がファクシミリ受信したデータを何時送って
くるかわからないので、常に受信待機状態を保つためで
ある。また、モニタドライバ131及びモニタ用受信バ
ッファ132及びモニタ用送信バッファ133が常に動
作可能な状態にあるのは、多機能周辺装置1から一定時
間毎送られてくる動作現況信号Sd を受信するためであ
る。
【0096】次に、ステップS3における機能設定にお
いてディスプレイ34に出力される設定画面について、
図6乃至図8に例示しつつ説明する。始めに、多機能周
辺装置1における共通事項を設定するための設定画面に
ついて、図6(a)を用いて説明する。
【0097】図6(a)に示すように、共通事項を設定
するための設定画面は、例えば、多機能周辺装置1の電
話端末としての局名を設定するための局名設定欄70
と、多機能周辺装置1の電話端末としての電話番号を設
定するための局電話番号設定欄71と、多機能周辺装置
1のファクシミリ端末としての電話番号を設定するため
の局FAX番号設定欄72と、多機能周辺装置1が接続
されている電話回線24における回線種類(トーン回線
か又はプッシュ回線か)を設定するためのダイアルタイ
プ設定欄73と、現在の日付及び時刻を設定登録するた
めの日付設定欄74と、多機能周辺装置1のプリンタ部
15で用いる用紙サイズを設定するための紙サイズ設定
欄75と、設定を終了するときに操作されるボタンであ
る「OK」に対応する確定ボタン76と、設定を取り消
すときに操作されるボタンである「キャンセル」に対応
する取消ボタン77とにより構成されている。
【0098】次に、プリンタ部15に対応する設定画面
の例について、図6(b)を用いて説明する。図6
(b)に示すように、プリンタ部15に対応する設定画
面は、例えば、プリンタ部15における記録モードを選
択設定するためのモード設定欄80と、最後の記録用紙
への記録が終了してから、トナーを定着させるためのヒ
ータを非使用状態(低温状態)に切り換えるまでの時間
であるスリープタイムを設定するためのスリープタイム
設定欄81と、上記確定ボタン76と同様の「OK」に
対応する確定ボタン83と、上記取消ボタン77と同様
の「キャンセル」に対応する取消ボタン84とにより構
成されている。
【0099】なお、上記スリープタイムを設定するの
は、多機能周辺装置1が設置される国によっては、当該
スリープタイムの最大値に制限を課している国(当該国
に設置される多機能周辺装置1においては、通常スリー
プタイムの最大値が当該制限値となっている。)とそう
でない国(当該国に設置される多機能周辺装置1におい
てはスリープタイムの最大値は設定されていない。)と
があり、これら双方の国における情報処理装置Sのリモ
ートセットアップ処理を共通のセットアップ制御部RM
で行うためのものである。
【0100】次に、多機能周辺装置1を通常の電話機と
して使用する際の機能の設定画面である短縮ダイアル登
録の設定画面の例について、図7(a)を用いて説明す
る。図7(a)に示すように、短縮ダイアル登録の設定
画面は、いわゆる短縮ダイアルを登録するか又はワンタ
ッチダイアルを登録するかを選択するためのダイアル選
択欄90と、短縮ダイアル番号毎に通話先名と電話番号
を入力するための通話先入力欄91と、上記確定ボタン
76と同様の「OK」に対応する確定ボタン92と、上
記取消ボタン77と同様の「キャンセル」に対応する取
消ボタン93とにより構成されている。
【0101】次に、多機能周辺装置1をファクシミリ装
置として使用する際の機能の設定画面の例について、図
7(b)及び図8(a)を用いて説明する。図7(b)
に示すように、ファクシミリ機能のための設定画面は、
例えば、送信情報記憶機能(すなわち、電話回線24を
介して送信されてきたファクシミリ情報(送信情報)を
RAM13に一時的に記憶し、必要に応じて他のファク
シミリ装置に転送するための送信情報記憶機能)のオン
/オフを設定するための送信情報記憶機能オン/オフ設
定欄100と、多機能周辺装置1における留守番電話機
能のオン/オフを切換設定するための留守番電話機能オ
ン/オフ設定欄101と、上記確定ボタン76と同様の
「OK」に対応する確定ボタン102と、上記取消ボタ
ン77と同様の「キャンセル」に対応する取消ボタン1
03と、ファクシミリ機能のための他の設定画面を見る
ための次頁ボタン104とにより構成されている。
【0102】また、図8(a)に示すように、ファクシ
ミリ機能のための他の設定画面は、例えば、電話回線2
4がダイアル回線かトーン回線かを設定するための回線
種類設定欄110と、多機能周辺装置1におけるスピー
カ22をオン又はオフに設定するためのスピーカオン/
オフ設定欄111と、多機能周辺装置1における送受信
機能を使用されている電話回線24における通信速度に
合致するように設定するための回線速度設定欄112
と、上記スピーカ22の音量を設定するためのスピーカ
音量設定欄113と、ファクシミリ情報の送受信の際
に、NCU19においてトーン信号(ビジートーン信号
(話中のときに電話回線から出力される“ツーツー”と
いう断続音)又はダイアルトーン信号(通話前又は通話
後に電話回線から出力される“ツー”という連続音))
の検出を行うか否かを設定するためのトーン信号検出設
定欄114と、上記確定ボタン76と同様の「OK」に
対応する確定ボタン115と、上記取消ボタン77と同
様の「キャンセル」に対応する取消ボタン116とによ
り構成されている。
【0103】最後に、スキャナ部14に対応する設定画
面の例について、図8(b)を用いて説明する。なお、
この設定画面は、スキャナ機能を実行する際に、どのよ
うな条件でスキャナ読取を実行するかを選択するために
表示されるものであり、スキャナドライバ51の起動と
共に表示される。
【0104】図8(b)に示すように、スキャナ部14
に対応する設定画面は、例えば、スキャナ部14の読取
能力を選択設定するための読取能力選択欄120と、選
択した読取能力を確定するためのスキャナ機能実行用の
確定ボタン121と、スキャナ部14の解像度の選択枝
が一度に読取能力選択欄120内に表示できない場合、
次の画面を見るときにクリックされる次頁ボタン122
とにより構成されている。なお、図8(b)に示す場合
には、スキャナ部14の読取能力が、100×100d
pi(dot per inch)、100×200dpi、200
×200dpi、200×300dpi及び300×3
00dpiの4種類から選択できることとなる。 (V)モニタ制御部(ステータスモニタ部)による動作
現況表示処理の実施形態 次に、本発明に係るモニタ制御部SMによる多機能周辺
装置1の動作現況の表示処理について、図9及び図10
を用いて説明する。
【0105】図9にそのフローチャートを示すように、
モニタ制御部SMの特にステータスモニタ部130にお
いて実行される動作現況表示処理においては、始めに、
ステータスモニタ部130が起動される(ステップS1
0)。この時点で、図10に示すモニタ画面の初期画面
がディスプレイ34上に表示される。なお、ステータス
モニタ部130は、図5に示すリモートセットアップ部
58の処理が終了した後に自動的に起動されるようにし
てもよいし、使用者の選択により起動するようにしても
よい。
【0106】リモートセットアップ部130が起動され
ると(ステップS10)、次に、リソースマネージャ6
6が起動されているか否かが確認され(ステップS1
1)、起動されていないときは(ステップS11;N
O)、当該リソースマネージャ66を起動する(ステッ
プS12)。ステップS11及びS12においてリソー
スマネージャ66を起動するのは、当該リソースマネー
ジャ66が起動していないと、上記動作現況信号Sd 及
びステータスモニタ起動コマンドSc の授受ができない
ためである。
【0107】リソースマネージャ66が起動されると
(ステップS11;YES又はS12)、次に、モニタ
ドライバ131からリソースマネージャ66に対して上
記オープン指令を出力することにより、RAM37上に
上記モニタ用送信バッファ132及びモニタ用受信バッ
ファ133に相当する領域を確保して、動作現況信号S
d 及びステータスモニタ起動コマンドSc を送受信する
ための準備を行なう(ステップS13)。
【0108】ステップS13において、モニタ用送信バ
ッファ132及びモニタ用受信バッファ133の確保が
終了すると(ステップS13)、次に、モニタドライバ
131から上記ステータスモニタ起動コマンドSc を出
力し、リソースマネージャ66等を介して多機能周辺装
置1に送信する(ステップS14)。このステータスモ
ニタ起動コマンドSc をCPU10が受信した以降、当
該CPU10は、所定の時間毎(例えば、1秒毎)に多
機能周辺装置1の動作現況を確認し、その結果を動作現
況信号Sd としてパソコン30に返信することとなる。
【0109】ステータスモニタ起動コマンドSc が送信
されると(ステップS14)、次に、モニタ用受信バッ
ファ133内に多機能周辺装置1から動作現況信号Sd
のデータが送信されてきたか否かが判定され(ステップ
S15)、送信されていないときは(ステップS15;
NO)送信されるまで待機し(この間に、上記ステータ
スモニタ起動コマンドSc に対応してCPU10から動
作現況信号Sd が送信されてくる。)、新たに動作現況
信号Sd が送信されてきて、バッファ133内に格納さ
れた旨のメッセージMm があったときは(ステップS1
5;YES)、格納された動作現況信号Sd に含まれて
いる情報がそれまで送られてきた動作現況信号Sd に含
まれている情報と同一であるか否か、すなわち異なって
いるか否かが判定され(ステップS16)、同一である
ときは(ステップS16;YES)動作現況が変化して
いないとしてモニタ画面を変更せずに次に入力される動
作現況信号Sd を受信すべくステップS15に戻る。
【0110】一方、ステップS16の判定において、異
なった情報を含む動作現況信号Sdが送信されてきてい
るときは(ステップS16;NO)、当該異なった情報
に基づいてモニタ画面における表示状態を変更する(ス
テップS17)。
【0111】そして、ステータスモニタ機能を停止する
入力動作が後述のクローズボタンをマウス32等に操作
することにより実行されたか否かが判定され(ステップ
S18)、停止指令処理が実行されていないときは(ス
テップS18;NO)引続きモニタ動作を実行すべくス
テップS15に戻り、停止指令処理が実行されたときは
(ステップS18;YES)、多機能周辺装置1に対し
て動作現況信号Sd の送信を停止させるコマンドデータ
をモニタドライバ131から送信した後、リソースマネ
ージャ66に対してモニタ用送信バッファ132及びモ
ニタ用受信バッファ133を解放するようにクローズ指
令を出力する。そして、モニタ画面をディスプレイ上か
ら消去して(ステップS19)、モニタ動作を終了す
る。
【0112】次に、上記モニタ動作においてディスプレ
イ34に表示されるモニタ画面の一例について、図10
を用いて説明する。図10に一例を示すように、モニタ
画面は、動作モードを示すモード表示欄140と、動作
現況を図形を用いて表示する図形表示欄141と、ステ
ータスモニタ部130の機能を停止させるときに操作さ
れる上記クローズボタン142と、他機能周辺装置1に
おけるエラー内容等を文字により表示する文字表示欄1
43と、ファクシミリ機能部の動作現況を示すファクシ
ミリ現況表示部144と、プリンタ部15の動作現況を
示すプリンタ現況表示部145と、スキャナ部14の動
作現況を示すスキャナ現況表示部146と、リモートセ
ットアップ処理の現況を示すリモートセットアップ現況
表示部147とにより構成されている。
【0113】このうち、モード表示欄140には、動作
現況信号Sd に含まれている「プリンタ部15における
情報記録中である」、「スキャナ部14における情報読
取中である」又は「プリンタ部15における情報記録と
スキャナ部14における情報読取が同時並行中である」
等の状態を示す情報に基づいて、現在動作中である機能
を文字により表示する。
【0114】また、文字表示欄143は、動作現況信号
Sd に含まれているエラー状態を示す情報に基づいて、
例えば、「記録用紙詰り」、「記録用紙なし」、「多機
能周辺装置1のカバー(蓋)が開いている」、「原稿詰
り」、「接続ケーブル接続エラー」等のエラー表示を文
字により表示すると共に、実際にプリンタ部15におい
て記録中の頁数や、スキャナ部14において読み取り中
の原稿の頁数等を文字(数字)により表示する。
【0115】これらのモード表示欄140及び文字表示
欄143における表示内容に連動して、図形表示欄14
1においては、例えば、多機能周辺装置1のプリンタ部
15において記録中は記録用紙カセット5から記録済記
録用紙の排出部に向かって徐々に移動するように表示さ
れたり、又は、「多機能周辺装置1のカバー(蓋)が開
いている」旨のエラー表示がされているときは当該カバ
ー部が開いているような状態が表示される。
【0116】また、ファクシミリ現況表示部144と、
プリンタ現況表示部145と、スキャナ現況表示部14
6と、リモートセットアップ現況表示部147において
は、動作現況信号Sd に含まれている、夫々の機能が動
作中であるか、動作可能で待機中であるか、又は動作不
能状態であるかを示す情報に基づいて、夫々の機能が動
作中であれば対応する現況表示部が例えば赤色となり、
夫々の機能が動作可能で待機中であれば対応する現況表
示部が例えば緑色となり、夫々の機能が動作不能状態で
あれば対応する現況表示部が例えば灰色となるように表
示状態が変化する。
【0117】例えば、本実施形態においては、ファクシ
ミリ制御部FXからファクシミリデータを送信中のとき
は、リモートセットアップ機能が動作不能でプリント及
びスキャナ機能は動作可能であるため、ファクシミリ現
況表示部144が赤色となり、リモートセットアップ現
況部147が灰色となり、プリントおよびスキャナの各
現況部145、146が緑色となる。
【0118】また、セットアップ制御部RMからリモー
トセットアップ処理を実行しているときには、すべての
同時動作を許可しないため、リモートセットアップ現況
部147が赤色となり、その他の現況部144〜146
は全て灰色となる。
【0119】図10に示すモニタ画面により、パソコン
30の使用者は、多機能周辺装置1における動作現況を
視覚的に認識しやすい形態で把握することができる。以
上説明したように、実施形態のモニタ制御部SMの処理
によれば、多機能周辺装置1から送信されてくる動作現
況信号Sd に基づいて当該多機能周辺装置1の動作現況
を示すモニタ画面の表示状態を変化させるので、多機能
周辺装置1の各情報処理部の動作現況をパソコン30上
で遠隔的に把握することができる。
【0120】また、所定時間毎に動作現況信号Sd が出
力されてくるので、時々刻々と変化する多機能周辺装置
1における動作現況をパソコン30において把握するこ
とができる。
【0121】更に、多機能周辺装置1における各情報処
理部に対応した図形又は文字を表示しつつ当該多機能周
辺装置1の動作現況を表示すると共に、動作現況が変化
したときは、当該変化に対応する図形又は文字の表示状
態を変化させて当該動作現況を表示するので、視覚的に
認識しやすく動作現況を表示することができる。
【0122】なお、上述の実施形態においては、動作現
況信号Sd が所定の時間毎に多機能周辺装置1からパソ
コン30に送信される場合について説明したが、これに
限らず、多機能周辺装置1において動作現況が変換する
度にこれを検出して対応する情報を含む動作現況信号S
d をパソコン30に送信するようにしてもよい。このよ
うにすれば、時々刻々と変化する多機能周辺装置1にお
ける動作現況をパソコン30において把握することがで
きると共に、多機能周辺装置1における動作現況が変化
しないときは動作現況信号Sd が出力されてこないの
で、その間はパソコン30において図9に示す動作を実
行する必要がないので、パソコン30における負荷を少
なくすることができる。この場合、モニタ制御部SMに
おけるドライバ131及びモニタ用送信バッファ132
及びモニタ用受信バッファ133は、多機能周辺装置1
から何時、動作現況信号Sd が送られてくるかわからな
いため、常に動作可能な状態とされる。
【0123】なお、上記各実施形態を行うためのアプリ
ケーションプログラムは、フレキシブルディスク41又
はCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory )等
の記録媒体に記録させておくことができるので、パソコ
ン30に限らず、アプリケーションプログラムが実行可
能なコンピュータであれば、いずれのコンピュータを用
いても本発明を適用することができる。
【0124】更に、上記の各実施形態においては、多機
能周辺装置1をパソコン30から遠隔制御する際の実施
の形態について説明したが、これに限らず、コンピュー
タから他の情報処理装置を制御して、当該他の情報処理
装置の動作現況を表示する場合に広く適用できる。
【0125】更にまた、上記各実施形態はスキャナ部1
4、プリンタ部15又はNCU19等からなるファクシ
ミリ機能部を一体に備えた多機能周辺装置1を対象とし
た実施形態であって、スキャナ部14等の機能を周辺装
置として一元的にパソコン30から管理するようにした
実施形態であるが、これに限らず、スキャナ装置やプリ
ンタ装置単体の周辺装置を含んだ情報処理装置に対して
も本発明を適用することができる。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、第2情報処理手段に含まれる現況信号出
力手段が動作現況信号を第1情報処理手段に出力し、第
1情報処理手段に含まれる現況表示制御手段が、出力さ
れてくる動作現況信号に基づいて、第2情報処理手段の
動作現況を表示手段に表示するので、第2情報処理手段
の動作現況を第1情報処理手段上で遠隔的に把握するこ
とができる。
【0127】従って、第1情報処理手段において第2情
報処理手段の動作現況に対応した制御を行うことができ
る。請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の
発明の効果に加えて、現況信号出力手段は、予め設定さ
れた所定の時間毎に動作現況信号を出力し、現況表示制
御手段は、出力された動作現況信号に基づいて、当該動
作現況信号が受信される度に表示手段における表示内容
を更新しつつ第2情報処理手段の動作現況を表示するの
で、時々刻々と変化する第2情報処理手段における動作
現況を第1情報処理手段において把握することができ
る。
【0128】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、現況信号出力手段は、第
2情報処理手段における動作現況が変化する度に動作現
況信号を出力し、現況表示制御手段は、出力された動作
現況信号に基づいて、当該動作現況信号が受信される度
に表示手段における表示内容を更新しつつ第2情報処理
手段の動作現況を表示するので、時々刻々と変化する第
2情報処理手段における動作現況を第1情報処理手段に
おいて把握することができると共に、第2情報処理手段
における動作現況が変化しないときは動作現況信号が出
力されないので、第1情報処理手段における表示制御処
理の負荷が少なくなる。請求項4に記載の発明によれ
ば、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明の効果
に加えて、表示制御手段は、第2情報処理手段における
情報処理状態に対応した一又は複数の図形又は文字を表
示しつつ当該第2情報処理手段の動作現況を表示制御す
ると共に、当該表示制御手段は、動作現況が変化したと
きは、当該変化した情報処理状態に対応する図形又は文
字の表示状態を変化させて当該動作現況を表示するの
で、動作現況の変化が図形又は文字の表示状態の変化と
して表示されることとなり、視覚的に認識しやすく動作
現況を表示することができる。
【0129】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、第
2情報処理手段は複数の情報処理手段を含むと共に、表
示制御手段は、夫々の情報処理手段における動作現況を
表示するので、当該複数の情報処理手段毎の動作現況を
第1情報処理手段において把握できる。
【0130】請求項6に記載の記録媒体に記録された情
報処理用制御プログラムによれば、現況表示制御手段
は、現況信号出力手段から出力されてくる動作現況信号
に基づいて、情報処理手段の動作現況を表示手段に表示
するので、情報処理手段の動作現況をコンピュータ上で
遠隔的に把握することができる。
【0131】従って、コンピュータにおいて情報処理手
段の動作現況に対応した制御を行うことができる。請求
項7に記載の記録媒体に記録された情報処理用制御プロ
グラムによれば、請求項6に記載の記録媒体に記録され
た情報処理用制御プログラムの効果に加えて、動作現況
信号は、予め設定された所定の時間毎に出力されてくる
と共に、現況表示制御手段は、出力された動作現況信号
に基づいて、当該動作現況信号が受信される度に表示手
段における表示内容を更新しつつ情報処理手段の動作現
況を表示するので、時々刻々と変化する情報処理手段に
おける動作現況をコンピュータにおいて把握することが
できる。
【0132】請求項8に記載の記録媒体に記録された情
報処理用制御プログラムによれば、請求項6に記載の記
録媒体に記録された情報処理用制御プログラムの効果に
加えて、動作現況信号は、情報処理手段における動作現
況が変化する度に出力されてくると共に、現況表示制御
手段は、出力された動作現況信号に基づいて、当該動作
現況信号が受信される度に表示手段における表示内容を
更新しつつ情報処理手段の動作現況を表示するので、時
々刻々と変化する情報処理手段における動作現況をコン
ピュータにおいて把握することができると共に、情報処
理手段における動作現況が変化しないときは動作現況信
号が出力されないので、コンピュータにおける表示制御
処理の負荷が少なくなる。
【0133】請求項9に記載の記録媒体に記録された情
報処理用制御プログラムによれば、請求項6から8のい
ずれか一項に記載の記録媒体に記録された情報処理用制
御プログラムの効果に加えて、表示制御手段は、情報処
理手段における情報処理状態に対応した一又は複数の図
形又は文字を表示しつつ当該情報処理手段の動作現況を
表示制御すると共に、当該表示制御手段は、動作現況が
変化したときは、当該変化した情報処理状態に対応する
図形又は文字の表示状態を変化させて当該動作現況を表
示するので、動作現況の変化が図形又は文字の表示状態
の変化として表示されることとなり、視覚的に認識しや
すく動作現況を表示することができる。
【0134】請求項10に記載の記録媒体に記録された
情報処理用制御プログラムによれば、請求項6から9の
いずれか一項に記載の記録媒体に記録された情報処理用
制御プログラムの効果に加えて、情報処理手段は複数の
情報処理部を含むと共に、表示制御手段は、夫々の情報
処理部における動作現況を表示するので、当該複数の情
報処理部毎の動作現況をコンピュータにおいて把握でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理装置の全体構成を示す外観図である。
【図2】多機能周辺装置の内部の概要構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】パソコンの内部の概要構成を示すブロック図で
ある。
【図4】パソコンの機能構成を示すブロック図である。
【図5】多機能周辺装置の制御処理を示すフローチャー
トである。
【図6】設定画面の例(I)を示す図であり、(a)は
一般設定に対応する設定画面の一例を示す図であり、
(b)はプリンタ部の設定に対応する設定画面の一例を
示す図である。
【図7】設定画面の例(II)を示す図であり、(a)は
短縮ダイアル登録に対応する設定画面の一例を示す図で
あり、(b)はファクシミリ機能の設定に対応する設定
画面の例(i)を示す図である。
【図8】設定画面の例(III )を示す図であり、(a)
はファクシミリ機能の設定に対応する設定画面の例(i
i)を示す図であり、(b)はスキャナ部の設定に対応
する設定画面の一例を示す図である。
【図9】ステータスモニタ部の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】モニタ画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…多機能周辺装置 2…操作パネル 3…カセット装着部 4…原稿台 5…記録用紙カセット 6…本体 10、36…CPU 11、39…ROM 12…EEPROM 13、37…RAM 14…スキャナ部 15…プリンタ部 16、38…インターフェース部 17…接続ケーブル 18…受話器 19…NCU 20…モデム部 21…アンプ 22…スピーカ 23、40…バス 24…電話回線 30…パソコン 31…キーボード 32…マウス 33…外部記憶部 33A…フレキシブルディスクドライブ装置 34…ディスプレイ 35…画像処理部 41…フレキシブルディスク 50…スキャナアプリケーション部 51…スキャナドライバ 52…スキャナ用受信バッファ 53…スキャナ用送信バッファ 54…プリンタアプリケーション部 55…プリンタドライバ 56…プリンタドライバ用受信バッファ 57…プリンタドライバ用送信バッファ 58…リモートセットアップ部 59…リモートセットアップデータドライバ 60…セットアップ用受信バッファ 61…セットアップ用送信バッファ 62…ファクシミリアプリケーション部 63…ファクシミリドライバ 64…ファクシミリ用受信バッファ 65…ファクシミリ用送信バッファ 66…リソースマネージャ 67…受信バッファ 68…リソースマネージャ用バッファ 69…パラレルポートドライバ 70…局名設定欄 71…局電話番号設定欄 72…局FAX番号設定欄 73…ダイアルタイプ設定欄 74…日付設定欄 75…紙サイズ設定欄 76、83、92、102、115、121…確定ボタ
ン 77、84、93、103、116…取消ボタン 80…モード設定欄 81…スリープタイム設定欄 90…ダイアル選択欄 91…通話先入力欄 100…送信情報記憶機能オン/オフ設定欄 101…留守番電話機能オン/オフ設定欄 104…次頁ボタン 120…読取能力選択欄 122…次頁ボタン 130…ステータスモニタ部 131…モニタドライバ 132…モニタ用受信バッファ 133…モニタ用送信バッファ 140…モード表示欄 141…図形表示欄 142…クローズボタン 143…文字表示欄 144…ファクシミリ現況表示部 145…プリンタ現況表示部 146…スキャナ現況表示部 147…リモートセットアップ現況表示部 S…情報処理装置 SC…スキャナ制御部 PR…プリンタ制御部 RM…セットアップ制御部 FX…ファクシミリ制御部 SM…モニタ制御部 Ssr…スキャナ用受信データ Sst…スキャナ用送信データ Spr…プリンタ用受信データ Spt…プリンタ用送信データ Srr…セットアップ用受信データ Srt…セットアップ用送信データ Sfr…ファクシミリ用受信データ Sft…ファクシミリ用送信データ Smr、Smt…管理メッセージ Sr …受信データ St …送信データ Sq …要求信号 Sc …ステータスモニタ起動コマンド Sd …動作現況信号 Ms …スキャナ用メッセージ Mp …プリンタ用メッセージ Mr …セットアップ用メッセージ Mf …ファクシミリ用メッセージ Mm …モニタ用メッセージ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の処理を行う第2情報処理手段及び
    当該第2情報処理手段に接続された第1情報処理手段を
    含み、当該第2情報処理手段を当該第1情報処理手段か
    ら制御することにより前記情報の処理を実行する情報処
    理装置において、 前記第2情報処理手段は、 当該第2情報処理手段における動作の現況を示す動作現
    況信号を前記第1情報処理手段に出力する現況信号出力
    手段を備え、 前記第1情報処理手段は、 前記出力されてくる動作現況信号に基づいて、前記第2
    情報処理手段の動作現況を当該第1情報処理手段に含ま
    れる表示手段に表示する現況表示制御手段を備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 前記現況信号出力手段は、予め設定された所定の時間毎
    に、前記動作現況信号を出力し、 前記現況表示制御手段は、前記出力された動作現況信号
    に基づいて、当該動作現況信号が受信される度に前記表
    示手段における表示内容を更新しつつ前記第2情報処理
    手段の動作現況を表示するように制御することを特徴と
    する情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 前記現況信号出力手段は、前記第2情報処理手段におけ
    る動作現況が変化する度に前記動作現況信号を出力し、 前記現況表示制御手段は、前記出力された動作現況信号
    に基づいて、当該動作現況信号が受信される度に前記表
    示手段における表示内容を更新しつつ前記第2情報処理
    手段の動作現況を表示するように制御することを特徴と
    する情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    情報処理装置において、 前記表示制御手段は、前記第2情報処理手段における情
    報処理状態に対応した一又は複数の図形又は文字を表示
    しつつ当該第2情報処理手段の動作現況を表示制御する
    と共に、 当該表示制御手段は、前記動作現況が変化したときは、
    当該変化した情報処理状態に対応する前記図形又は文字
    の表示状態を変化させて当該動作現況を表示することを
    特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
    情報処理装置であって、 前記第2情報処理手段は、相互に異なる種類の情報処理
    を行う複数の情報処理手段を含むと共に、 前記表示制御手段は、夫々の前記情報処理手段における
    動作現況を表示するように制御することを特徴とする情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 情報の処理を行う情報処理手段及び当該
    情報処理手段に接続されたコンピュータを含み、当該情
    報処理手段を当該コンピュータから制御することにより
    前記情報の処理を実行する情報処理装置における前記コ
    ンピュータで実行される情報処理用制御プログラムを記
    録した記録媒体であって、 前記コンピュータを、 前記情報処理手段における動作の現況を示す動作現況信
    号であって、当該情報処理手段から出力されてくる動作
    現況信号に基づいて、前記情報処理手段の動作現況を表
    示手段に表示する現況表示制御手段として機能させるた
    めの前記情報処理用制御プログラムを記録したことを特
    徴とする記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の情報処理用制御プログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 前記動作現況信号は、予め設定された所定の時間毎に出
    力されてくると共に、 前記現況表示制御手段は、前記出力された動作現況信号
    に基づいて、当該動作現況信号が受信される度に前記表
    示手段における表示内容を更新しつつ前記情報処理手段
    の動作現況を表示するように制御するための前記情報処
    理用制御プログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の情報処理用制御プログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 前記動作現況信号は、前記情報処理手段における動作現
    況が変化する度に出力されてくると共に、 前記現況表示制御手段は、前記出力された動作現況信号
    に基づいて、当該動作現況信号が受信される度に前記表
    示手段における表示内容を更新しつつ前記情報処理手段
    の動作現況を表示するように制御するための前記情報処
    理用制御プログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 請求項6から8のいずれか一項に記載の
    情報処理用制御プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 前記表示制御手段は、前記情報処理手段における情報処
    理状態に対応した一又は複数の図形又は文字を表示しつ
    つ当該情報処理手段の動作現況を表示制御すると共に、 当該表示制御手段は、前記動作現況が変化したときは、
    当該変化した情報処理状態に対応する前記図形又は文字
    の表示状態を変化させて当該動作現況を表示するための
    前記情報処理用制御プログラムを記録したことを特徴と
    する記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項6から9のいずれか一項に記載
    の情報処理用制御プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 前記情報処理手段は、相互に異なる種類の情報処理を行
    う複数の情報処理部を含むと共に、 前記表示制御手段は、夫々の前記情報処理部における動
    作現況を表示するように制御するための前記情報処理用
    制御プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7180612B2 (en) 2000-08-08 2007-02-20 Canon Kabushiki Kaisha Print system, image processing apparatus and information processing apparatus

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