JP3332321B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3332321B2
JP3332321B2 JP27672196A JP27672196A JP3332321B2 JP 3332321 B2 JP3332321 B2 JP 3332321B2 JP 27672196 A JP27672196 A JP 27672196A JP 27672196 A JP27672196 A JP 27672196A JP 3332321 B2 JP3332321 B2 JP 3332321B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
情報処理装置から、スキャナ部又はプリンタ部或はファ
クシミリ部等の複数の情報処理部を含むいわゆる多機能
周辺装置を制御して、夫々の情報処理部に適応した情報
の処理を行う情報処理装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の情報処理装置か
らスキャナ部又はプリンタ部或はファクシミリ部等の複
数の情報処理部を備えた多機能周辺装置を制御して情報
の処理を行う情報処理装置が知られている。
【0003】この種の情報処理装置において、特に多機
能周辺装置におけるスキャナ部を用いて情報を読み取る
場合について説明すると、従来では、先ず「スキャン」
を選択して、当該スキャナ部において情報を読み取り、
当該情報をコンピュータに送信させてコンピュータ内に
記憶し、読み取った全ての情報の記憶が終了した状態
で、例えば、一般に「ビューワー」と称されるイメージ
データを表示可能なアプリケーションプログラム上で記
憶した情報を表示した後に、どのような処理を行うかを
選択し、例えば、当該情報に対して、文字情報に変換し
たり(通常、スキャナ部で情報を読み取る場合には、当
該情報に文字が含まれる場合には、それを文字として認
識しつつ読み取るのではなく図形(イメージ)として読
み取り、当該図形に対応するドットイメージデータを取
得することとなる。)、外部にファクシミリ送信したり
する等の複数の情報処理の中から所望の処理を選択して
実行することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の処理においては、スキャナ部に原稿をセットする操
作とは別に、「スキャナ」処理を実行するためのメニュ
ー選択操作が必要であると共に、当該スキャナ処理実行
後に、例えば、ファクシミリ送信したい場合には、スキ
ャナ処理とは無関係のメニューを含む多数のメニューの
中から、「ファクシミリ送信」を選択しなければならな
い等、一連の手続が煩雑になるという問題点がある。
【0005】そこで、本発明は上記の問題点に鑑みて成
されたもので、その課題は、スキャナ部で読み取った情
の処理に必要な選択操作を簡略化すると共に、情報の
読取に関連する一連の操作を容易且つ適確に行うことが
可能な情報処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、情報の読み取りを行う
スキャナ部等の情報読取部を少なくとも含む複数の情報
処理部を備えた多機能周辺装置等の第2情報処理手段及
び当該第2情報処理手段に接続されたパソコン等の第1
情報処理手段を含み、当該第2情報処理手段を当該第1
情報処理手段から制御することにより前記情報の読み取
処理を少なくとも含む複数種類の報処理を実行する
情報処理装置において、前記第2情報処理手段は、前記
情報読取部における前記情報の読み取りを開始すると
き、当該読み取りの開始を予告する開始予告信号を前記
第1情報処理手段に出力するCPU等の開始予告信号出
力手段を備えると共に、前記第1情報処理手段は、前記
情報読取部において読み取った前記情報に対して複数種
類の前記情報処理を施すファクシミリアプリケーション
部、CPU等の処理手段と、前記開始予告信号を受信し
たとき、複数種類の前記情報処理のうちいずれか一種類
の前記情報処理を選択実行するための選択画面を、前記
第1情報処理手段に含まれるディスプレイ等の表示手段
に表示するファクシミリアプリケーション部等の表示制
御手段と、を備え、当該処理手段は、前記第2情報処理
手段から送信されてきた前記情報読取部において読み取
られた前記情報に対して、前記表示されている選択画面
において選択された前記情報処理を施すように構成され
る。
【0007】請求項1に記載の発明の作用によれば、第
2情報処理手段に含まれる開始予告信号出力手段は、情
報読取部における情報の読み取りを開始するとき、開始
予告信号を第1情報処理手段に出力する。
【0008】一方、第1情報処理手段に含まれる処理
段は、情報読取部において読み取った情報に対して複数
種類の情報処理を施す。
【0009】このとき、第1情報処理手段に含まれる表
示制御手段は、開始予告信号を受信したとき、複数種類
情報処理のうちいずれか一種類の情報処理を選択実行
するための選択画面を表示手段に表示する。
【0010】これにより、処理手段は、第2情報処理手
段から送信されてきた情報読取部において読み取られた
情報に対して、表示されている選択画面において選択さ
れた情報処理を施す。
【0011】よって、表示制御手段において開始予告
号を受信したとき選択画面を表示し、選択された情報
理を送信されてきた情報に対して施すので、予め情報読
取部において読み取った情報を第1情報処理手段内に保
存する処理を選択実行したのちにその後の情報処理を選
択する必要がなく、情報読取後、即座に当該情報に対す
る選択された情報処理に移行することができる。
【0012】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置におい
て、前記情報読取部は、読み取るべき情報が記載された
原稿の有無を、当該情報を読み取る前に検出する検出部
等の検出手段を備え、前記開始予告信号出力手段は、前
記検出手段により前記原稿の存在が検出されたとき、前
記開始予告信号を出力するように構成される。
【0013】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、情報読取部に含ま
れる検出手段は、情報が記載された原稿の有無を、当該
情報を読み取る前に検出する。
【0014】そして、開始予告信号出力手段は、検出手
段により原稿の存在が検出されたとき、開始予告信号を
出力する。
【0015】よって、原稿上の情報が読み取られる前に
その後に実行可能な情報処理を示す選択画面を表示する
ことができるので、第1情報処理手段に伝送される情報
に対して所望の情報処理を容易に選択することができ、
且つ当該情報処理を適確に施すことができる。
【0016】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置におい
て、ハンドスキャナ等の前記情報読取部は、前記情報を
読み取る前に操作されることにより操作信号を出力する
スイッチ等の操作部を備え、前記開始予告信号出力手段
は、前記操作信号が出力されたとき、前記開始予告信号
を出力するように構成される。
【0017】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、情報読取部に含ま
れる操作部は、情報を読み取る前に操作されることによ
り操作信号を出力する。
【0018】そして、開始予告信号出力手段は、操作信
号が出力されたとき、開始予告信号を出力する。
【0019】よって、情報の読み取りが開始される前に
その後に実行可能な情報処理を示す選択画面を表示する
ことができるので、第1情報処理手段に伝送される情報
に対して所望の情報処理を容易に選択することができ、
且つ選択された情報処理を適確に施すことができる。
【0020】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
情報処理装置において、前記処理手段は、前記第2情報
処理手段から送信されてきた前記読み取られた情報に対
して夫々の前記情報処理を施す前に、夫々の前記情報
理における処理条件を設定するための設定画面を前記表
示手段に表示すると共に、当該設定画面において設定さ
れた前記処理条件に基づいて対応する前記情報処理を前
記読み取られた情報に対して施すように構成される。
【0021】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項1から3のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、処理手段は、読み取られた情報に対して夫々の情報
処理を施す前に、処理条件を設定するための設定画面を
表示手段に表示すると共に、当該設定画面において設定
された処理条件に基づいて対応する情報処理を読み取ら
れた情報に対して施す。
【0022】よって、夫々の情報処理を容易且つ適確に
実行することができる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の
情報処理装置において、複数種類の前記情報処理は、読
み取られた前記情報を外部に送信する送信処理と、読み
取られた前記情報を前記第1情報処理手段に含まれる外
部記憶部等の記憶手段に記憶する記憶処理と、読み取ら
れた前記情報を文字情報に変換する変換処理であるよう
に構成される。
【0024】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項1から4のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、複数種類の情報処理は、送信処理と、記憶処理と、
換処理であるので、読み取られ伝送されてきた情報に
対して即座に夫々の情報処理を施すことができる
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明す
る実施形態は、記録すべき情報を所定の記録用紙に記録
するプリンタ機能、画像等の情報を読み取るスキャナ機
能、スキャナ機能を用いて読み取った情報等を記録する
コピー機能、スキャナ機能を用いて読み取った情報等を
電話回線を介して外部に対し送受信するファクシミリ機
能並びに電話を掛けてきた通話者のメッセージを自動的
に録音するいわゆる留守番電話機能等を備えた多機能周
辺装置にパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う。)等のコンピュータを接続し、当該パソコンから多
機能周辺装置を制御して情報記録、情報読取、外部との
情報の送受信又は留守番電話機能動作等の情報処理を行
う情報処理装置に対して本発明を適用した場合の実施形
態である。
【0026】なお、上記ファクシミリ機能には、電話回
線を介して送信されてきた送信情報を記録用紙上に記録
する本来のファクシミリ機能の他に、当該送信情報を一
時的に記録して必要に応じて外部の他のファクシミリ装
置に送信する(すなわち、送信情報を転送する)転送機
能をも含まれている。 (I)情報処理装置の全体構成 始めに、本発明が適用される上記情報処理装置の全体構
成及びその外観について、図1を用いて説明する。
【0027】上述のように、実施形態に係る情報処理装
置Sは、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機
能、スキャナ機能及び留守番電話機能の夫々を備えた第
2情報処理手段としての多機能周辺装置1と、当該多機
能周辺装置1に接続された第1情報処理手段としてのパ
ソコン30とにより構成されている。
【0028】この構成において、図1に示すように、多
機能周辺装置1の本体6の側部には後述の受話器18が
備えられ、更に当該本体6の上面前部には操作パネル2
が設けられている。また、本体6の後面上部には、上記
記録用紙を保持する記録用紙カセット5を着脱自在に装
着するためのカセット装着部3が形成され、上面中央に
はスキャナ機能を用いて読み取るべき原稿を保持する原
稿台4が形成されている。なお、当該原稿台4の原稿が
載置される位置には、原稿が載置されたことを検出する
ための検出手段としての検出部4Aが形成されている。
【0029】更に、多機能周辺装置1は、電話回線24
を介して外部と接続されており、当該電話回線24を用
いて上記ファクシミリ機能又は留守番電話機能を動作さ
せることが可能となっている。
【0030】一方、上記構成を有する多機能周辺装置1
を制御するパソコン30は、通常のコンピュータとして
構成されており、図1に示すように情報を入力するため
のキーボード31と、後述のアイコン又はボタン等をク
リック処理する(選択実行する)ためのマウス32と、
後述の各種制御プログラムを記録した記録媒体としての
フレキシブルディスク41から当該制御プログラムを読
み出すためのフレキシブルディスクドライブ装置33A
と、後述の設定画面等を含む画面を表示するための液晶
表示器等からなるディスプレイ34とにより構成されて
おり、接続ケーブル17により多機能周辺装置1と接続
されている。
【0031】ここで、上記アイコンとは、後述の夫々の
処理に対応するアプリケーションプログラムを図柄化し
てディスプレイ34上に表示したものであり、所望のア
プリケーションプログラムを選択実行する際に、当該プ
ログラムを示すアイコンをマウス32等を用いてクリッ
ク処理することにより選択して実行させるためのもので
ある。
【0032】また、上記ボタンとは、所定のアプリケー
ションプログラムを実行する際の機能設定等において、
夫々の機能設定処理(「確定」又は「取消」等)を図柄
化してディスプレイ34上に表示するもので、所望の機
能設定処理に対応するボタンをマウス32等を用いてク
リック処理することにより当該機能設定処理を実行させ
るためのものであり、通常は、ボタン自体がアイコン化
されている。 (II)多機能周辺装置の構成及び動作 次に、上記多機能周辺装置1の内部構成及び動作につい
て、図2を用いて説明する。
【0033】図2に示すように、多機能周辺装置1は、
開始予告信号出力手段としてのCPU10と、ROM
(Read Only Memory)11と、EEPROM(Electr
icallyErasable and Programmable ROM)12と、R
AM(Random Access Memory)13と、情報読取部と
してのスキャナ部14と、情報処理部としてのプリンタ
部15と、インターフェース部16と、上記受話器18
と、情報処理部としてのNCU(Network Control Un
it)19と、情報処理部としてのモデム部20と、上記
操作パネル2と、アンプ21と、スピーカ22と、バス
23とにより構成されている。
【0034】次に、多機能周辺装置1の上記各部の動作
を説明する。
【0035】NCU19は、電話回線24を介して入力
されるファクシミリ情報をモデム部20に出力すると共
に、電話回線24を介して入力される音声情報を受話器
18に出力する。更にNCU19は、モデム部20から
出力されるファクシミリ送信すべき情報を上記電話回線
24に送出すると共に、受話器18により発生された音
声情報を電話回線24に送出する。
【0036】次に、モデム部20は、いわゆる変復調動
作を行うものであり、より具体的には、NCU19から
入力されたファクシミリ情報に対して復調動作を行い、
当該ファクシミリ情報に対応するディジタル信号をバス
23に出力する。また、モデム部20は、バス23から
のファクシミリ情報を変調してNCU19に出力する。
【0037】スキャナ部14は、CPU10の制御の
下、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合のファクシミリ送信すべき画像等の情報を読み取
ってバス23に出力すると共に、多機能周辺装置1がコ
ピー装置として機能する場合の当該コピーすべき画像等
の情報を読み取ってバス23に出力する。なお、上記原
稿台4上の検出部4Aは、読み取るべき情報を記載した
原稿が載置されたことを検出し、検出信号SdをCPU
10に出力する。
【0038】プリンタ部15は、CPU10の制御の
下、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合にNCU19及びモデム部20を介して入力され
た受信したファクシミリ情報を、RAM13に一時的に
記憶した後又は直接所定の記録用紙に記録して出力す
る。この他に、プリンタ部15は、多機能周辺装置1が
コピー装置として機能する場合の当該コピーすべき画像
等の情報をバス23から受け取って上記記録用紙に記録
すると共に、多機能周辺装置1がプリンタ装置として機
能する場合のパソコン30から入力された情報をバス2
3から受け取って記録用紙に記録する。
【0039】操作パネル2は、多機能周辺装置1に対し
ての指示を与えたり、所定の状態を設定するための指示
操作又は状態を表示する。なお、操作パネル2はアルフ
ァベットの大文字に対応するキーと数字に対応するキー
のみにより構成されており、当該操作パネル2から入力
処理可能な情報は、アルファベットの大文字及び数字の
みで構成されている情報のみである。
【0040】次に、ROM11は、主としてCPU10
において実行されるファクシミリ機能、スキャナ機能、
プリンタ機能又はコピー機能等を実現するための制御プ
ログラムを記憶しておくための読み出し専用のメモリで
あり、CPU10の制御の下、必要なデータ等をバス2
3を介して出力する。
【0041】EEPROM12は、多機能周辺装置1の
電源を断とした場合でも消失してはならない情報、例え
ば、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合に頻繁にファクシミリ送信する相手先の電話番号
や、いわゆる短縮ダイルのための電話番号等を記憶し
ておくための不揮発性のメモリである。
【0042】RAM13は、CPU10の制御の下、必
要なデータを一時的に記憶する等の動作を行うための読
み書き可能なメモリであり、具体的には、ファクシミリ
情報として電話回線24及びNCU19等を介して入力
されたデータ、電話回線24を介して外部に送出すべき
ファクシミリ情報又はスキャナ部14において読み取ら
れた情報等を一時的に記憶し、CPU10の制御により
所定のタイミングで読み出す。
【0043】インターフェース部16は、接続ケーブル
17を介して接続されているパソコン30から送信され
てくるデータ等を多機能周辺装置1に取り込むと共に、
多機能周辺装置1からパソコン30に出力すべき情報を
当該出力用に変換するためのインターフェース動作を行
う。
【0044】アンプ21は、CPU10の制御の下、ス
ピーカ22から出力すべき呼出音又はガイダンス音声等
の音声情報を増幅して当該スピーカ22に出力する。
【0045】最後に、CPU10は、バス23を介し
て、ROM11に記録されている制御プログラムに基づ
いて上述の各構成部材の動作を制御する。更に、当該C
PU10は、後述の要求信号Sqがパソコン30から送
信されてくると、それに対応して多機能周辺装置1にお
ける上記スキャナ部14等の機能設定を行うために必要
な設定項目等を返信すると共に、必要に応じて当該設定
項目等における設定現況(現在の設定内容)をパソコン
30に返信する。
【0046】これと並行して、CPU10は、原稿に記
載された情報をスキャナ部14において読み取る場合
に、検出部4Aからの上記検出信号Sdに基づいて当該
読み取るべき原稿が原稿台4に載置されたことを認識し
たときは、情報の読み取りが開始されることを示す開始
予告信号Ssをインターフェース部16を介してパソコ
ン30に出力する。
【0047】上記の構成において、留守番電話機能を実
行するときには、外部の通話者から掛かってきた電話に
対応するための予め入力されたいわゆる応答メッセージ
並びに当該通話者の音声(メッセージ)は上記RAM1
3に記憶される。更にこれらの留守番電話機能はCPU
10により統轄して制御される。なお、RAM13は、
電源が断となっても記憶内容が消失しないように、電源
バックアップ可能とされている。
【0048】一方、上記の構成において、上記転送機能
のための送信情報も上記RAM13に格納される。 (III)パソコンの構成及び全体動作 次に、上記パソコン30の構成及び概略動作について、
図3を用いて説明する。
【0049】図3に示すように、実施形態のパソコン3
0は、CPU36と、ROM39と、RAM37と、上
記キーボード31及びマウス32を含む入力部と、画像
処理部35と、表示手段としての上記ディスプレイ34
と、インターフェース部38と、バス40と、記憶手段
としての外部記憶部33により構成されている。
【0050】この構成において、CPU36は、後述の
フローチャートで示される本発明の処理等を主として行
う。
【0051】また、ROM39には、上記パソコン30
の各構成要素を制御するための制御プログラムが予め記
憶されており、CPU36からの要求により、必要に応
じて当該制御プログラムをバス40を介してCPU36
に出力する。
【0052】更に、RAM37は、CPU36の制御の
もと、後述の処理に伴うデータを一時的に記憶し、必要
に応じてバス40及びインターフェース部38を介して
多機能周辺装置1に出力する。
【0053】また、画像処理部35は、CPU36の制
御のもと、後述のアイコン又はボタンと共に必要なデー
タを表示するために画像合成等の処理を行い、処理結果
をディスプレイ34に出力し、当該データ又はアイコン
等を表示する。
【0054】マウス32及びキーボード31によりなる
入力部は、上記表示されているデータを選択すると共に
ディスプレイ34上に表示されているアイコン等を操作
することにより必要な機能設定処理のためのデータ等を
バス40を介してCPU36、RAM37等に入力す
る。
【0055】次に、インターフェース部38は、バス4
0を介してCPU36の制御により出力されてくる送信
データ等を多機能周辺装置1に出力すると共に、当該多
機能周辺装置1から入力される受信データをバス40に
出力する。
【0056】更に、外部記憶部33は、図示しないHD
D(Hard Disk Drive)装置及びフレキシブルディス
クドライブ装置33Aよりなり、このうちのHDD装置
内のハードディスクには上記CPU36における処理の
ための後述のフローチャートで示される処理に対応する
制御プログラムが予め記憶(インストール)されてお
り、CPU36からの要求により、必要に応じて当該制
御プログラムをバス40を介してRAM37に出力す
る。また、これと並行して、外部記憶部33は、CPU
36の制御のもと、必要に応じてデータ等を保存する。
【0057】最後に、バス40は、上述のCPU36、
ROM39、RAM37、外部記憶部33等の各構成要
素間を接続してデータの伝送を行う。
【0058】次に、上記パソコン30における、特に本
発明に係るCPU36及び外部記憶部33の細部構成に
ついて、図4を用いて説明する。なお、図4は、パソコ
ン30を用いて多機能周辺装置1を制御する際のパソコ
ン30内におけるデータの流れ及び動作を、夫々の動作
を示す機能ブロック図として示したものであり、図4に
おけるスキャナアプリケーション部50、プリンタアプ
リケーション部54、リモートセットアップ部58、フ
ァクシミリアプリケーション部62並びにリソースマネ
ージャ66については、実際には、外部記憶部33内の
特にHDD装置に記憶(インストール)されている上記
スキャナアプリケーション部50等の夫々に対応するア
プリケーションプログラムに基づいてCPU36内の演
算処理部が動作することにより、上記夫々の機能が発揮
されるものである。
【0059】なお、スキャナアプリケーション部50及
びプリンタアプリケーション部51については、夫々専
用のアプリケーションプログラムがあるものではなく、
後述する各ドライバを起動可能なアプリケーションプロ
グラムを総称するものであって、例えば、多機能周辺装
置1のためにインストールされた専用のビューワーアプ
リケーションプログラム(処理手段、表示制御手段とし
て機能するプログラムであって、多機能周辺装置1から
送信されてきた情報をディスプレイ34上に表示させる
等の処理を行うアプリケーションプログラム)又はその
他の一般的なワードプロセッサアプリケーションプログ
ラム等からなる。
【0060】また、リモートセットアップ部58及びフ
ァクシミリアプリケーション部62は、多機能周辺装置
1のためにインストールされた専用のアプリケーション
プログラムであって、後述する各ドライバと一体的に機
能するものであり、例えば、ファクシミリデータの送受
信を管理するログマネージャアプリケーションプログラ
ム、リモートセットアップアプリケーションプログラム
等からなる。
【0061】図4に示すように、多機能周辺装置1をパ
ソコン30から遠隔制御する場合に、当該パソコン30
は、多機能周辺装置1におけるCPU10及びスキャナ
部14を用いて情報読取機能を発揮すべく当該CPU1
0及びスキャナ部14を制御するスキャナ制御部SC
と、多機能周辺装置1におけるCPU10及びプリンタ
部15を用いて情報記録機能を発揮すべく当該CPU1
0及びプリンタ部15を制御するプリンタ制御部PR
と、多機能周辺装置1におけるCPU10、スキャナ部
14、プリンタ部15等の機能設定等を行って上記留守
番電話機能、転送機能、スキャナ機能又はプリンタ機能
等を発揮させるためのセットアップ制御部RMと、多機
能周辺装置1におけるCPU10、NCU19等からな
るファクシミリ機能部を用いて転送機能を含む上記ファ
クシミリ機能を発揮すべく当該CPU10、NCU19
等からなるファクシミリ機能部を制御するファクシミリ
制御部FXと、後述のリモートセットアップ部、各アプ
リケーション部と多機能周辺装置1との間の中継機能を
有するリソースマネージャ66と、受信バッファ67
と、リソースマネージャ用バッファ68と、パラレルポ
ートドライバ69とにより構成されている。
【0062】また、上記スキャナ制御部SCは、スキャ
ナアプリケーション部50と、スキャナドライバ51
と、スキャナ用受信バッファ52と、スキャナ用送信バ
ッファ53とにより構成されている。
【0063】更に、上記プリンタ制御部PRは、プリン
タアプリケーション部54と、プリンタドライバ55
と、プリンタドライバ用受信バッファ56と、プリンタ
ドライバ用送信バッファ57とにより構成されている。
【0064】更にまた、上記セットアップ制御部RM
は、リモートセットアップ部58と、リモートセットア
ップデータドライバ59と、セットアップ用受信バッフ
ァ60と、セットアップ用送信バッファ61とにより構
成されている。
【0065】また、上記ファクシミリ制御部FXは、
手段、表示制御手段としてのファクシミリアプリケー
ション部62と、ファクシミリドライバ63と、ファク
シミリ用受信バッファ64と、ファクシミリ用送信バッ
ファ65とにより構成されている。
【0066】上記の構成において、各バッファは、実際
にはRAM37内に備えられている。
【0067】また、パラレルポートドライバ69は、実
際にはインターフェース部38内に備えられているもの
である。
【0068】次に、各部の動作の概要について説明す
る。
【0069】先ず、上記スキャナ制御部SCの動作につ
いて説明する。
【0070】当該スキャナ制御部SCに含まれるスキャ
ナ用受信バッファ52は、多機能周辺装置1から受信し
たデータから後述のリソースマネージャ66における受
信管理処理により振り分けられたスキャナ用受信データ
Ssr(多機能周辺装置1のスキャナ部14で読み取られ
た情報等を含む。)を一時的に記憶し、スキャナドライ
バ51に出力する。このスキャナ用受信データSsrに
は、リソースマネージャ66により当該スキャナ用受信
データSsrであることを示す識別情報(ID情報フラ
グ)が付加されている。そして、スキャナドライバ51
はスキャナ用受信データSsrに対して所定の処理を施し
てスキャナアプリケーション部50に出力し、例えば、
スキャナ部14で読み取った情報を表示するためのいわ
ゆるビューワーアプリケーションプログラム等が起動さ
れていなければこれを起動してディスプレイ34上に表
示させる処理及び後述の情報処理等を実行可能とする。
【0071】一方、上記の処理に先立って、スキャナア
プリケーション部50からスキャナ機能を実行する場合
に出力されるスキャナ部14を制御するためのデータ
は、スキャナドライバ51からスキャナ用送信データS
stとして出力され、スキャナ用送信バッファ53に一時
的に保存される。そして、当該スキャナ用送信バッファ
53から読み出されたスキャナ用送信データSstは、後
述のリソースマネージャ66における送信管理処理によ
り後述のようにパケット化され、スキャナ用送信データ
Sstであることを示すID情報フラグが付加されてパラ
レルポートドライバ69を介して多機能周辺装置1に送
信され、スキャナ部14の動作制御に用いられる。
【0072】このとき、上述のスキャナ制御部SCの動
作の前提として、後述のリモートセットアップ処理が実
行される。
【0073】次に、上記プリンタ制御部PRの動作につ
いて説明する。
【0074】当該プリンタ制御部PRに含まれるプリン
タドライバ用受信バッファ56は、多機能周辺装置1か
ら受信したデータから後述のリソースマネージャ66に
おける受信管理処理により振り分けられたプリンタ用受
信データSpr(多機能周辺装置1のプリンタ部15にお
ける記録処理の状態等を示すデータを含む。)を一時的
に記憶し、プリンタドライバ55に出力する。このプリ
ンタ用受信データSprには、リソースマネージャ66に
より当該プリンタ用受信データSprであることを示すI
D情報フラグが付加されている。そして、プリンタドラ
イバ55はプリンタ用受信データSprに基づいて、現在
のプリンタ部15における動作状況をディスプレイ34
上に表示し、更に必要に応じてプリンタアプリケーショ
ン部54に必要な通知等を行い、これを受けたプリンタ
アプリケーション部54は、当該プリンタアプリケーシ
ョンに対応する所定の処理を施す。
【0075】一方、プリンタアプリケーションに対応す
る所定の処理により生成されたプリンタ部15において
記録すべきデータ並びにプリンタ機能を実行するために
必要なプリンタ部15を制御するためのデータは、プリ
ンタドライバ55からプリンタ用送信データSptとして
出力され、プリンタ用送信バッファ57に一時的に保存
される。そして、当該プリンタ用送信バッファ57から
読み出されたプリンタ用送信データSptは、後述のリソ
ースマネージャ66における送信管理処理により後述の
ようにパケット化され、プリンタ用送信データSptであ
ることを示すID情報フラグが付加されてパラレルポー
トドライバ69を介して多機能周辺装置1に送信され、
プリンタ部15の動作が制御される。
【0076】このとき、上述のプリンタ制御部PRの動
作の前提として、後述のリモートセットアップ処理が実
行される。
【0077】次に、上記ファクシミリ制御部FXの動作
について説明する。
【0078】当該ファクシミリ制御部FXに含まれるフ
ァクシミリ用受信バッファ64は、多機能周辺装置1か
ら受信したデータから後述のリソースマネージャ66に
おける受信管理処理により振り分けられたファクシミリ
用受信データSfr(多機能周辺装置1のNCU19等に
より電話回線24を介して受信した情報及び上記開始
信号Ss等を含む。)を一時的に記憶し、ファクシミ
リドライバ63に出力する。このファクシミリ用受信デ
ータSfrには、リソースマネージャ66により当該ファ
クシミリ用受信データSfrであることを示すID情報フ
ラグが付加されている。そして、ファクシミリドライバ
63はファクシミリ用受信データSfrに対して所定の処
理を施してファクシミリアプリケーション部62に出力
し、例えば、ファクシミリ情報の送受信履歴を管理する
ログマネージャアプリケーションプログラム等に出力し
て、ファクシミリ用受信データSfrを外部記憶部33に
格納させると共に、必要に応じてディスプレイ34上に
受信ログ等を表示させる。
【0079】その他、ファクシミリアプリケーション部
62は、後述の表示制御処理において、上述のスキャナ
制御部SCにおいて取り込んだスキャナ用受信データS
srに含まれるスキャナ部14で読み取られた情報をファ
クシミリ送信する処理が選択されたときには、当該情報
を外部記憶部33から読み出して後述のファクシミリ用
送信データSftとして出力する。
【0080】一方、ファクシミリアプリケーション部6
2からファクシミリ機能を実行する場合に出力されるフ
ァクシミリ送信すべきデータ(上述のスキャナ部14で
読み取られた情報を含む。)及び制御データは、ファク
シミリドライバ63に入力され所定の処理が施されてフ
ァクシミリ用送信データSftとなり、ファクシミリ用送
信バッファ65に一時的に保存される。そして、当該フ
ァクシミリ用送信バッファ65から読み出されたファク
シミリ用送信データSftは、後述のリソースマネージャ
66における送信管理処理により後述のようにパケット
化され、ファクシミリ用送信データSftであることを示
すID情報フラグが付加されてパラレルポートドライバ
69を介して多機能周辺装置1に送信され、NCU19
等からなる多機能周辺装置1のファクシミリ機能部を介
してファクシミリ送信される。
【0081】このとき、上述のファクシミリ制御部FX
の動作の前提として、後述のリモートセットアップ処理
が実行される。
【0082】また、当該リモートセットアップ処理にお
いて上記転送機能のために送信情報をRAM13に記憶
させるべく送信情報記憶機能が動作するように設定され
たときには、多機能周辺装置1は、当該送信情報をプリ
ンタ部15を用いて記録すると共にRAM13に格納
し、外部の他のファクシミリ装置から当該送信情報の転
送を要求する要求信号が入力されたときには当該他のフ
ァクシミリ装置に対して送信情報の転送を行う。
【0083】次に、セットアップ制御部RMの動作につ
いて説明する。
【0084】上述のように、セットアップ制御部RM
は、スキャナ制御部SC、プリンタ制御部PR及びファ
クシミリ制御部FXの動作に先立って、多機能周辺装置
1における種々の機能設定をパソコン30から遠隔的に
行うためのものである。この動作において、当該セット
アップ制御部RMに含まれるセットアップ用受信バッフ
ァ60は、多機能周辺装置1から受信したデータから後
述のリソースマネージャ66における受信管理処理によ
り振り分けられたセットアップ用受信データSrr(多機
能周辺装置1の機能設定における設定完了情報等を含
む。)を一時的に記憶し、リモートセットアップデータ
ドライバ59に出力する。このセットアップ用受信デー
タSrrには、リソースマネージャ66により当該セット
アップ用受信データSrrであることを示すID情報フラ
グが付加されている。そして、リモートセットアップデ
ータドライバ59はセットアップ用受信データSrrに基
づいて、後に例示する多機能周辺装置1における機能設
定のためのリモートセットアップ処理を行う。
【0085】一方、リモートセットアップ部58から出
力される、多機能周辺装置1における機能設定処理のた
めのデータは、リモートセットアップデータドライバ5
9からセットアップ用送信データSrtとして出力され、
セットアップ用送信バッファ61に一時的に保存され
る。そして、当該セットアップ用送信バッファ61から
読み出されたセットアップ用送信データSrtは、後述の
リソースマネージャ66における送信管理処理により後
述のようにパケット化され、セットアップ用送信データ
Srtであることを示すID情報フラグが付加されてパラ
レルポートドライバ69を介して多機能周辺装置1に送
信され、機能設定が行われる。
【0086】次に、上記夫々の制御部が動作する際の上
記リソースマネージャ66、受信バッファ67及びリソ
ースマネージャ用バッファ68の動作について説明す
る。
【0087】始めに、本実施形態におけるパソコン30
と多機能周辺装置1との間のデータの授受の態様につい
て概説する。本実施形態においては、パソコン30と多
機能周辺装置1との間でデータの授受を行う際、当該デ
ータは、スキャナ部14用データ(スキャナ制御部SC
関連)、プリンタ部15用データ(プリンタ制御部PR
関連)、NCU19等からなるファクシミリ機能部用デ
ータ(ファクシミリ制御部FX関連)並びに機能設定用
データ(セットアップ制御部RM関連)毎にパケット化
され分離されている。すなわち、一のパケットの中には
一種類のデータが含まれており、当該パケットの先頭に
は、夫々のパケットに含まれるデータのデータ量及び当
該データの種類を示すID情報フラグ(スキャナ制御部
SC関連のデータ、プリンタ制御部PR関連のデータ、
ファクシミリ制御部FX関連のデータ又はセットアップ
制御部RM関連のデータのうち、いずれのデータである
かを示すID情報フラグ)を記述したヘッダが付加され
ている。
【0088】次に、リソースマネージャ66における受
信管理処理について説明する。
【0089】リソースマネージャ66は、多機能周辺装
置1からのデータを受信する際には、当該パケット化さ
れているデータに対応して、パラレルポートドライバ6
9を介して受信され受信バッファ67に一時的に記憶さ
れている受信データSrにおけるパケット毎のヘッダの
内容を識別し、当該記憶されている受信データSrを上
記スキャナ制御部SCに関連するスキャナ用受信データ
Ssr、プリンタ制御部PRに関連するプリンタ用受信デ
ータSpr、ファクシミリ制御部FXに関連するファクシ
ミリ用受信データSfr及びセットアップ制御部RMに関
連するセットアップ用受信データSrrに分割し、これら
を時系列的に分離して出力する。この受信管理処理の
際、リソースマネージャ66は受信バッファ67との間
で管理メッセージSmrの授受を行い上記受信管理処理を
行う。
【0090】一方、リソースマネージャ66における送
信管理処理においては、上記各制御部から送信されてく
るスキャナ用送信データSst、プリンタ用送信データS
pt、ファクシミリ用送信データSft及びセットアップ用
送信データSrtを、夫々に所定のデータ量毎に分割して
パケット化し、当該リソースマネージャ66から夫々の
データのID情報フラグを管理メッセージSmtとして出
力することにより当該ID情報フラグをパケット毎にそ
のヘッダに記述し、夫々のパケットを時系列的に並べて
送信データSt としてパラレルポートドライバ69に出
力する。なお、この他にリソースマネージャ66は、必
要に応じてセットアップ制御部RMからの後述の要求信
号Sqを多機能周辺装置1に出力する。
【0091】上記のリソースマネージャ66の動作にお
いて、リソースマネージャ用バッファ68は、上記受信
管理処理時にリソースマネージャ66において必要なデ
ータを一時的に格納し、所定のタイミングでリソースマ
ネージャ66に出力する。
【0092】また、パラレルポートドライバ69は、上
記受信データSrを多機能周辺装置1から受信して受信
バッファ67に出力すると共に、上記送信データStを
多機能周辺装置1に出力する。
【0093】上述のように、リソースマネージャ66に
おいてパケット化されたデータに対して送信管理処理及
び受信管理処理を行うことにより、例えば、ファクシミ
リ機能部とスキャナ部14又はプリンタ部15とを同時
に(実際には時分割的に)動作させることができ、従っ
て、多機能周辺装置1において、例えば、ファクシミリ
受信したデータをパソコン30に取り込みつつパソコン
30から出力したデータをプリントアウトするという同
時動作が可能となるのである。 (IV)パソコンにおける制御処理の実施形態 次に、上記構成を有するパソコン30における多機能周
辺装置1の制御処理の全体動作について、図5乃至図8
を用いて説明する。
【0094】図5にそのフローチャートを示すように、
パソコン30における多機能周辺装置1の制御処理は、
当該パソコン30に多機能周辺装置1が接続されると、
始めに、上記リソースマネージャ66が起動される(ス
テップS1)。このリソースマネージャ66は、パソコ
ン30を制御するための基本プログラムであるOS(オ
ペレーティングシステム)が立上がったときに自動的に
起動される。なお、図4に示す各ドライバが起動された
ときにリソースマネージャ66が動作していないときは
当該各ドライバによっても起動される。
【0095】また、リソースマネージャ66の起動後
は、当該リソースマネージャ66を示すアイコンがリソ
ースマネージャ66が起動状態であるようにディスプレ
イ34に表示され、当該リソースマネージャ66の動作
を停止したいときには、当該アイコンをクリック処理す
ることにより動作停止(クローズ)させることができ
る。
【0096】リソースマネージャ66が起動されると
(ステップS1)、その起動がインストール直後である
ときには、次に、リモートセットアップ部58を含むセ
ットアップ制御部RMが起動され(ステップS2)、当
該セットアップ制御部RMにより多機能周辺装置1にお
いて情報処理を実行するための当該多機能周辺装置1の
機能設定(上記リモートセットアップ処理)が実行され
る(ステップS3)。なお、この機能設定は、インスト
ールした以降においても、使用者がリモートセットアッ
ププログラムを起動することにより適宜実行可能であ
る。
【0097】この機能設定においては、始めに、多機能
周辺装置1において設定可能な機能(スキャナ部14の
解像度、ファクシミリ機能部における通信速度等)をパ
ソコン30に送信させるべく要求信号Sqがセットアッ
プ制御部RMから多機能周辺装置1に出力され、当該要
求信号Sqに対応して多機能周辺装置1から送信されて
きたデータに基づいて後述の機能設定のための設定画面
(図6乃至図8参照)が生成され、当該設定画面を用い
て機能設定を行うこととなる。
【0098】そして、機能設定が終了すると(ステップ
S3)、所望の情報処理(例えば、パソコン30におい
て作成した文書をプリンタ部15から記録出力したり、
当該文書をファクシミリ機能部を用いて外部に送信した
り、ファクシミリ機能部を用いて受信したデータを上記
ビューワーアプリケーションプログラム等を用いてディ
スプレイ34に表示して加工したり、スキャナ部14を
制御して情報を読み取る等)を実行し(ステップS
4)、必要に応じて使用者から処理の終了が指示されれ
ば処理を終了することとなる。
【0099】なお、セットアップ制御部RM起動時(ス
テップS2)においては、リモートセットアップデータ
ドライバ59からリソースマネージャ66に対して多機
能周辺装置1との間でデータの授受を行うことを可能と
するために、セットアップ用受信バッファ60とセット
アップ用送信バッファ61をRAM37上に確保するた
めのオープン指令を出力し、また、そのセットアップ動
作を終了するときにおいては、リソースマネージャ66
に対して起動時に確保したRAM37上のセットアップ
用受信バッファ60とセットアップ用送信バッファ61
を開放するためのクローズ指令を出力するように構成さ
れている。これは、セットアップ用受信バッファ60と
セットアップ用送信バッファ61が、不要のとき(リモ
ートセットアップデータドライバ59が動作していない
とき)まで敢えてRAM37上にメモリ領域を占有する
のは好ましくないからである。
【0100】そして、このオープン指令に対応して、リ
ソースマネージャ66が多機能周辺装置1との間で通信
を実施可能な状態であることを確認した場合には、直ち
にセットアップ用受信バッファ60とセットアップ用送
信バッファ61をRAM37上に確保すると共に、その
旨をリモートセットアップデータドライバ59に通知す
る。その後、リモートセットアップデータドライバ59
とリソースマネージャ66は、以下の手順を通して多機
能周辺措置1との間でコマンドデータ等の各種データの
授受を行う。すなわち、リモートセットアップデータド
ライバ59から多機能周辺装置1に対して送信すべきデ
ータがセットアップ用送信バッファ61に格納された後
に「送信データあり。」のセットアップ用メッセージM
rがリソースマネージャ66に出力され、これを受けた
リソースマネージャ66が多機能周辺装置1に対してセ
ットアップ用送信バッファ61内の上記データを送信す
ると共に、多機能周辺装置1からデータを受信したとき
には、リソースマネージャ66が当該受信データをセッ
トアップ用受信バッファ60に格納した後に「受信デー
タあり。」のセットアップ用メッセージMr をリモート
セットアップデータドライバ59に出力して上記受信デ
ータを取り込むように通知する。
【0101】ここで、リモートセットアップ処理用のセ
ットアップ用受信バッファ60とセットアップ用送信バ
ッファ61とセットアップ用メッセージMr とを用いた
上記処理は、ファクシミリ制御部FXにおいてのみ、フ
ァクシミリドライバ63が常に動作状態であり、且つ、
ファクシミリ用受信バッファ64及びファクシミリ用送
信バッファ65が常時確保されている点を除いて、他の
制御部においても同様に行われる。すなわち、スキャナ
制御部SC、プリンタ制御部PR又はファクシミリ制御
部FXから多機能周辺装置1におけるスキャナ部14、
プリンタ部15又はNCU19等を含むファクシミリ機
能部を制御して動作させる場合には、夫々の制御部内の
ドライバからスキャナ用データとスキャナ用メッセージ
Ms又はプリンタ用データとプリンタ用メッセージMp或
はファクシミリ用データとファクシミリ用メッセージM
f がリソースマネージャ66に出力され、これを受けた
リソースマネージャ66が多機能周辺装置1に対して夫
々の制御部に対応するパケットデータとして出力すると
共に、多機能周辺装置1から各制御部SC、PR及びF
Xに対応するデータを受信した場合には、リソースマネ
ージャ66が当該受信スデータと各メッセージMs 、M
p 及びMf を夫々対応するドライバに出力することによ
り、データの授受が行われる。なお、ファクシミリドラ
イバ63並びにファクシミリ用受信バッファ64及びフ
ァクシミリ用送信バッファ65が常に動作可能状態にあ
るのは、多機能周辺装置1がファクシミリ受信したデー
タを何時送信してくるか判らないので、常に待機してお
くものである。
【0102】次に、ステップS3における機能設定にお
いてディスプレイ34に出力される設定画面について、
図6乃至図8に例示しつつ説明する。
【0103】始めに、多機能周辺装置1における共通事
項を設定するための設定画面について、図6(a)を用
いて説明する。
【0104】図6(a)に示すように、共通事項を設定
するための設定画面は、例えば、多機能周辺装置1の電
話端末としての局名を設定するための局名設定欄70
と、多機能周辺装置1の電話端末としての電話番号を設
定するための局電話番号設定欄71と、多機能周辺装置
1のファクシミリ端末としての電話番号を設定するため
の局FAX番号設定欄72と、多機能周辺装置1が接続
されている電話回線24における回線種類(トーン回線
か又はプッシュ回線か)を設定するためのダイアルタイ
プ設定欄73と、現在の日付及び時刻を設定登録するた
めの日付設定欄74と、多機能周辺装置1のプリンタ部
15で用いる用紙サイズを設定するための紙サイズ設定
欄75と、設定を終了するときに操作されるボタンであ
る「OK」に対応する確定ボタン76と、設定を取り消
すときに操作されるボタンである「キャンセル」に対応
する取消ボタン77とにより構成されている。
【0105】次に、プリンタ部15に対応する設定画面
の例について、図6(b)を用いて説明する。
【0106】図6(b)に示すように、プリンタ部15
に対応する設定画面は、例えば、プリンタ部15におけ
る記録モードを選択設定するためのモード設定欄80
と、最後の記録用紙への記録が終了してから、トナーを
定着させるためのヒータを非使用状態(低温状態)に切
り換えるまでの時間であるスリープタイムを設定するた
めのスリープタイム設定欄81と、上記確定ボタン76
と同様の「OK」に対応する確定ボタン83と、上記取
消ボタン77と同様の「キャンセル」に対応する取消ボ
タン84とにより構成されている。
【0107】なお、上記スリープタイムを設定するの
は、多機能周辺装置1が設置される国によっては、当該
スリープタイムの最大値に制限を課している国(当該国
に設置される多機能周辺装置1においては、通常スリー
プタイムの最大値が当該制限値となっている。)とそう
でない国(当該国に設置される多機能周辺装置1におい
てはスリープタイムの最大値は設定されていない。)と
があり、これら双方の国における情報処理装置Sのリモ
ートセットアップ処理を共通のセットアップ制御部RM
で行うためのものである。
【0108】次に、多機能周辺装置1を通常の電話機と
して使用する際の機能の設定画面である短縮ダイアル登
録の設定画面の例について、図7(a)を用いて説明す
る。
【0109】図7(a)に示すように、短縮ダイアル登
録の設定画面は、いわゆる短縮ダイアルを登録するか又
はワンタッチダイアルを登録するかを選択するためのダ
イアル選択欄90と、短縮ダイアル番号毎に通話先名と
電話番号を入力するための通話先入力欄91と、上記確
定ボタン76と同様の「OK」に対応する確定ボタン9
2と、上記取消ボタン77と同様の「キャンセル」に対
応する取消ボタン93とにより構成されている。
【0110】次に、多機能周辺装置1をファクシミリ装
置として使用する際の機能の設定画面の例について、図
7(b)及び図8(a)を用いて説明する。
【0111】図7(b)に示すように、ファクシミリ機
能のための設定画面は、例えば、送信情報記憶機能(す
なわち、電話回線24を介して送信されてきたファクシ
ミリ情報(送信情報)をRAM13に一時的に記憶し、
必要に応じて他のファクシミリ装置に転送するための送
信情報記憶機能)のオン/オフを設定するための送信情
報記憶機能オン/オフ設定欄100と、多機能周辺装置
1における留守番電話機能のオン/オフを切換設定する
ための留守番電話機能オン/オフ設定欄101と、上記
確定ボタン76と同様の「OK」に対応する確定ボタン
102と、上記取消ボタン77と同様の「キャンセル」
に対応する取消ボタン103と、ファクシミリ機能のた
めの他の設定画面を見るための次頁ボタン104とによ
り構成されている。
【0112】また、図8(a)に示すように、ファクシ
ミリ機能のための他の設定画面は、例えば、電話回線2
4がダイアル回線かトーン回線かを設定するための回線
種類設定欄110と、多機能周辺装置1におけるスピー
カ22をオン又はオフに設定するためのスピーカオン/
オフ設定欄111と、多機能周辺装置1における送受信
機能を使用されている電話回線24における通信速度に
合致するように設定するための回線速度設定欄112
と、上記スピーカ22の音量を設定するためのスピーカ
音量設定欄113と、ファクシミリ情報の送受信の際
に、NCU19においてトーン信号(ビジートーン信号
(話中のときに電話回線から出力される“ツーツー”と
いう断続音)又はダイアルトーン信号(通話前又は通話
後に電話回線から出力される“ツー”という連続音))
の検出を行うか否かを設定するためのトーン信号検出設
定欄114と、上記確定ボタン76と同様の「OK」に
対応する確定ボタン115と、上記取消ボタン77と同
様の「キャンセル」に対応する取消ボタン116とによ
り構成されている。
【0113】最後に、スキャナ部14に対応する設定画
面の例について、図8(b)を用いて説明する。なお、
この設定画面は、スキャナ機能を実行する際に、どのよ
うな条件でスキャナ読取を実行するかを選択するために
表示されるものであり、スキャナドライバ51の起動と
共に表示される。
【0114】図8(b)に示すように、スキャナ部14
に対応する設定画面は、例えば、スキャナ部14の読取
能力を選択設定するための読取能力選択欄120と、選
択した読取能力を確定するためのスキャナ機能実行用の
確定ボタン121と、スキャナ部14の解像度の選択枝
が一度に読取能力選択欄120内に表示できない場合、
次の画面を見るときにクリックされる次頁ボタン122
とにより構成されている。なお、図8(b)に示す場合
には、スキャナ部14の読取能力が、100×100d
pi(dot per inch)、100×200dpi、20
0×200dpi、200×300dpi及び300×
300dpiの4種類から選択できることとなる。 (V)ファクシミリアプリケーション部の処理の実施形
次に、特に本発明に係るファクシミリアプリケーション
部62における処理の実施形態について、図9及び図1
0を用いて説明する。
【0115】本実施形態においては、スキャナ部14に
おいて読み取るべき情報が記載された原稿が載置される
と、ディスプレイ34上に読み取った情報を処理するた
めの選択画面が情報の読み取り前に表示される。
【0116】始めに、ファクシミリアプリケーション部
62における処理そのものの説明の前に、当該処理に伴
って多機能周辺装置1において実行される処理につい
て、図9(a)を用いて説明する。なお、図9(a)に
示す処理は、主として多機能周辺装置1のCPU10に
おいて実行される処理である。
【0117】図9(a)に示すように、多機能周辺装置
1において、スキャナ部14を用いて情報を読み取る際
には、始めに、検出部4Aからの上記検出信号SdをC
PU10が認識することにより、原稿台4上に読み取る
べき情報が記載された原稿が載置されたか否かが判定さ
れる(ステップS10)。そして、載置されていないと
きは(ステップS10;NO)載置されるまで待機し、
載置されたときは(ステップS10;YES)、次に、
パソコン30において上記リソースマネージャ66が起
動されており、多機能周辺装置1から送信すべき情報
(コマンド)を送信可能か否かが判定される(ステップ
S11)。ステップS11の判定を行うのは、パソコン
30においてリソースマネージャ66が起動されていな
いときは、多機能周辺装置1から情報を送出してもパソ
コン30においてこれを受け付けることができないから
である。従って、ステップS11の判定において、リソ
ースマネージャ66が起動されておらず、情報の送信が
不可能であるときは(ステップS11;NO)、そのま
ま多機能周辺装置1における処理を終了する。
【0118】一方、ステップS11における判定におい
て、情報の送信が可能であるときは(ステップS11;
YES)、次に、原稿台4上に原稿が載置されたこと、
すなわち、これから原稿上の情報の読み取りが開始され
ることを示す上記開始予告信号Ss(原稿挿入のコマン
ド)をインターフェース部16を介してパソコン30
(ファクシミリアプリケーション部62)に送信し(ス
テップS12)、多機能周辺装置1における処理を終了
する。
【0119】次に、図9(a)に示す処理を受けてファ
クシミリアプリケーション部62において実行される処
理について、図9(b)を用いて説明する。
【0120】図9(b)に示すように、ファクシミリア
プリケーション部62においては、始めに、多機能周辺
装置1からの上記開始予告信号Ssの受信の有無を確認
することにより多機能周辺装置1に原稿が載置されたか
否かが確認され(ステップS15)、開始予告信号Ss
が受信されないときは(ステップS15;NO)、未だ
原稿読み取りが開始されないとしてそのまま待機し、開
予告信号Ssが受信されたときは(ステップS15;
YES)、次に、上記ビューワーアプリケーションプロ
グラムを起動して対応するビューワー画面をディスプレ
イ34上に表示すると共に(ステップS16)、これか
ら読み取りが行われるべき情報に対する処理の内容を選
択するべく図10に例示する選択画面を表示するための
選択画面メニュープログラムが起動され、当該選択画面
をディスプレイ34上にウインドウ表示して(ステップ
S17)処理を終了する。
【0121】そして、選択画面が表示された以降は、当
該選択画面上において読み取った情報に施すべき処理が
選択され、その後、多機能周辺装置1に対して原稿上の
情報を読み取りを開始する旨の指令が送信され、当該指
令に基づいてスキャナ部14において読み取られた情報
がパソコン30に返信され、当該パソコン30において
当該情報に対して即座に上記選択画面で選択された処
が施されることとなる。
【0122】なお、図9(b)に示される処理は必ずし
もファクシミリアプリケーション部62で実行される必
要はなく、例えば、専用のアプリケーション部及びドラ
イバ等を設け、これらを常時待機状態に設定しておくこ
とにより、上記開始予告信号Ss(原稿挿入のコマン
ド)を受け付けるようにすることも可能である。
【0123】次に、図10を用いて上記選択画面につい
て説明する。
【0124】図10に示すように、ディスプレイ34上
に表示される選択画面上には、読み取った情報に対して
施すべき処理が、当該処理を示すボタンとして表示され
ている。すなわち、図10に示す例では、選択画面13
0として、読み取った情報をいわゆる電子メールとして
多機能周辺装置1を介さずに、例えばローカルエリアネ
ットワークを利用して外部に送信するメール送信処理
(当該メール機能に対応するアプリケーションプログラ
ムがハードディスク内に格納されている。)を選択する
ためのメールボタン131と、読み取った情報を多機能
周辺装置1におけるファクシミリ機能部を用いて外部に
送信するファクシミリ送信処理を選択するためのファク
シミリ送信ボタン132と、読み取った情報(上述のよ
うに、その情報自体はドットイメージデータとしてパソ
コン30に送信されてくる。)を、ワードプロセッサに
対応するアプリケーションプログラム等により処理する
ために、文字を示すいわゆるキャラクタデータに変換す
る文字変換処理を選択するための文字変換ボタン133
と、読み取った情報をHDD装置内の所定のファイルに
格納する記憶処理を選択するための記憶ボタン134
と、読み取った情報に対する処理を行わないようにする
ための取消ボタン135とが表示されている。そして、
パソコン30の使用者は、選択画面130が表示された
(図9ステップS16)以降、当該選択画面上でこれら
の処理のうち所望の処理を選択して実行させることとな
る。
【0125】この例としては、例えば、読み取った情報
をファクシミリ送信する場合には、上記選択画面が表示
された後、当該選択画面上のファクシミリ送信ボタンを
クリック処理する。すると、スキャナドライバ51が起
動され、情報読み取りに対応する画面が表示され(図8
(b)参照)、当該画面上における読取開始のための確
定ボタン121がクリック処理されることによりスキャ
ナ部14において読取が開始される。そして、読み取ら
れてパソコン30上に返信されてきた情報がディスプレ
イ34のビューワー画面上に表示されると同時にファク
シミリ送信に対する設定画面(送信相手先を設定するた
めの画面)が表示され、当該設定画面上における送信開
始ボタンがクリック処理されると、ファクシミリドライ
バ63を介してファクシミリ送信が開始される。
【0126】また、読み取った情報をいわゆるメール送
信する場合には、同様にして、パソコン30に送信され
てきた読取情報がディスプレイ34のビューワー画面上
に表示されると同時に、メール機能に対応するアプリケ
ーションプログラムが起動され、メールの相手先を設定
するための画面が表示される。そこで、所望の相手先を
決めた後、送信開始ボタンをクリック処理すると、ロー
カルエリアネットワークを介してメール送信が行われ
る。
【0127】更に、読み取った情報をキャラクタコード
(文字コード)に変換する場合には、上記と同様にし
て、パソコン30に送信されてきた読取情報がディスプ
レイ34のビューワー画面上に表示されると同時に、文
字変換機能に対応するアプリケーションプログラムが起
動され、文字変換後に格納するハードディスク上のファ
イル名等を設定するための画面が表示される。そこで、
所望のファイル名を入力して、変換開始ボタンをクリッ
ク処理すると、文字変換処理が実行された後、外部記憶
部33に格納される、更にまた、読み取った情報をドッ
トイメージデータのままハードディスク内の所定のファ
イルに格納する場合には、上記と同様にして、パソコン
30に送信されてきた読取情報がディスプレイ34のビ
ューワー画面上に表示されると同時に、ビューワーアプ
リケーションプログラムにおけるファイル格納機能が実
行され、適当なファイル名を入力して、実行ボタンをク
リック処理すると、当該ドットイメージデータのままフ
ァイルに格納される。
【0128】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、CPU10からの開始予告信号Ssをファクシミリ
アプリケーション部62において受信したとき選択画面
130をディスプレイ34に表示し、当該選択画面13
0上で選択された処理をスキャナ部14から送信されて
きた情報に対して施すので、スキャナ部14において読
み取った情報をパソコン30に伝送後、即座に当該情報
に対する選択された処理に移行することができる。
【0129】また、検出部4Aにより原稿の有無を検出
し、原稿の存在が検出されたとき、検出信号SdがCP
U10に対して出力されるので、原稿上の情報が読み取
られる前にその後に実行可能な処理を示す選択画面13
0を表示させることができる。従って、所望の処理を容
易に選択することができ、且つ適確に処理を実行するこ
とができる。 (VI)変形形態 次に、本発明を適用することが可能な他の実施形態であ
る変形形態について、図11を用いて説明する。
【0130】変形形態においては、多機能周辺装置1に
おけるスキャナ部14として、載置された原稿上の情報
を読み取るスキャナ部の他に、原稿以外の、例えば机上
の情報等を読み取るための情報読取部としてのいわゆる
ハンドスキャナを備えている。
【0131】多機能周辺装置1に備えられているハンド
スキャナの外観について図11(a)を用いて説明する
と、当該ハンドスキャナ140は、携帯移動可能な大き
さとされており、本体142内に、読み取るべき情報上
を使用者が当該本体を保持して移動させることにより当
該情報を走査しつつ読み取る読取部141と、情報を読
み取る際に走査される押しボタンスイッチ等からなる操
作部としてのスイッチ143と、読み取った情報を多機
能周辺装置1に伝送するためのケーブル144を備えて
いる。この構成において、図11(b)に示すように、
読取部141は、本体裏面に構成された開口部内に設け
られている。また、スイッチ143は、本体142を使
用者が把持したときに操作されるように、把持部145
の側面に設けられている。
【0132】上記の構成を備えるハンドスキャナ140
により情報読み取りを行う場合には、使用者が読み取り
を開始しようとして把持部145を把持したときにスイ
ッチ143が押下され、これにより多機能周辺装置1に
対して図示しない操作信号が出力され、これをCPU1
0が受信したとき、原稿の読み取りが開始されるとして
上記開始予告信号Ssを出力する。そして、当該開始
信号Ssを受信したパソコン30において、図9に示
す処理が開始されることとなる。
【0133】以上説明した変形形態によれば、上記ファ
クシミリアプリケーション部62の処理の実施形態の効
果と同様に、ハンドスキャナ140に含まれるスイッチ
143が押下されると操作信号が出力され、当該操作信
号が出力されたとき、開始 信号Ssが出力されるの
で、情報の読み取りが開始される前にその後に実行可能
な処理を示す選択画面130を表示させることができ、
パソコン30に伝送される情報に対して所望の処理を容
易に選択でき、且つ適確に当該処理を施すことができ
る。
【0134】なお、上記実施形態及び変形形態を行うた
めのアプリケーションプログラムは、フレキシブルディ
スク41又はCD−ROM(Compact Disk-Read Only
Memory)等の記録媒体に記録させておくことができる
ので、パソコン30に限らず、アプリケーションプログ
ラムが実行可能なコンピュータであれば、いずれのコン
ピュータを用いても本発明を適用することができる。
【0135】更に、上記実施形態又は変形形態はスキャ
ナ部14、プリンタ部15又はNCU19等からなるフ
ァクシミリ機能部を一体に備えた多機能周辺装置1を対
象とした実施形態であって、スキャナ部14等の機能を
周辺装置として一元的にパソコン30から管理するよう
にした実施形態であるが、これに限らず、スキャナ部単
体を含んだ情報処理装置に対しても本発明を適用するこ
とができる。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、開始予告信号出力手段から情報の読み取
りを開始するとき開始予告信号が出力され、表示制御手
段が開始予告信号を受信したとき、複数種類の情報処理
のうちいずれか一種類の情報処理を選択実行するための
選択画面を表示手段に表示し、処理手段が、第2情報処
理手段から送信されてきた情報読取部において読み取ら
れた情報に対して、表示されている選択画面において選
択された情報処理を施すので、予め情報読取部において
読み取った情報を第1情報処理手段内に保存する処理を
選択実行したのちに、その後の情報処理を選択する必要
がなく、情報読取後、即座に当該情報に対する選択され
情報処理に移行することができる。
【0137】よって、情報読取部で読み取った情報の処
理に必要な選択操作を簡略化することができると共に、
情報の読み取りに関連する一連の操作を容易且つ適確に
行うことができる。
【0138】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、情報読取部に含まれる検
出手段が、情報が記載された原稿の有無を当該情報を読
み取る前に検出し、開始予告信号出力手段が、検出手段
により原稿の存在が検出されたとき開始予告信号を出力
するので、原稿上の情報が読み取られる前にその後に実
行可能な情報処理を示す選択画面を表示することがで
き、第1情報処理手段に伝送される情報に対して所望の
情報処理を容易に選択できると共に、適確に情報処理を
施すことができる。
【0139】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、情報読取部に含まれる操
作部が、情報を読み取る前に操作されることにより操作
信号を出力し、開始予告信号出力手段が、操作信号が出
力されたとき、開始予告信号を出力するので、情報の読
み取りが開始される前にその後に実行可能な情報処理を
示す選択画面を表示することができ、第1情報処理手段
に伝送される情報に対して所望の情報処理を容易に選択
できると共に、適確に情報処理を施すことができる。
【0140】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、
手段は、読み取られた情報に対して夫々の情報処理を
施す前に、処理条件を設定するための設定画面を表示手
段に表示すると共に、当該設定画面において設定された
処理条件に基づいて対応する情報処理を施すので、夫々
情報処理を容易且つ適確に実行することができる。
【0141】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、複
数種類の情報処理が、夫々送信処理と、記憶処理と、変
換処理であるので、読み取られ伝送されてきた情報に対
して即座に夫々の情報処理を施すことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理装置の全体構成を示す外観図である。
【図2】多機能周辺装置の内部の概要構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】パソコンの内部の概要構成を示すブロック図で
ある。
【図4】パソコンの機能構成を示すブロック図である。
【図5】多機能周辺装置の制御処理を示すフローチャー
トである。
【図6】設定画面の例(I)を示す図であり、(a)は
一般設定に対応する設定画面の一例を示す図であり、
(b)はプリンタ部の設定に対応する設定画面の一例を
示す図である。
【図7】設定画面の例(II)を示す図であり、(a)は
短縮ダイアル登録に対応する設定画面の一例を示す図で
あり、(b)はファクシミリ機能の設定に対応する設定
画面の例(i)を示す図である。
【図8】設定画面の例(III)を示す図であり、(a)
はファクシミリ機能の設定に対応する設定画面の例(i
i)を示す図であり、(b)はスキャナ部の設定に対応
する設定画面の一例を示す図である。
【図9】スキャナ動作の際の処理を示すフローチャート
であり、(a)は多機能周辺装置における処理を示すフ
ローチャートであり、(b)はパソコンにおける処理を
示すフローチャートである。
【図10】選択画面の一例を示す図である。
【図11】ハンドスキャナの構成を示す図であり、
(a)はハンドスキャナの外観を示す斜視図であり、
(b)はハンドスキャナの裏面図である。
【符号の説明】
1…多機能周辺装置 2…操作パネル 3…カセット装着部 4…原稿台 4A…検出部 5…記録用紙カセット 6、142…本体 10、36…CPU 11、39…ROM 12…EEPROM 13、37…RAM 14…スキャナ部 15…プリンタ部 16、38…インターフェース部 17…接続ケーブル 18…受話器 19…NCU 20…モデム部 21…アンプ 22…スピーカ 23、40…バス 24…電話回線 30…パソコン 31…キーボード 32…マウス 33…外部記憶部 33A…フレキシブルディスクドライブ装置 34…ディスプレイ 35…画像処理部 41…フレキシブルディスク 50…スキャナアプリケーション部 51…スキャナドライバ 52…スキャナ用受信バッファ 53…スキャナ用送信バッファ 54…プリンタアプリケーション部 55…プリンタドライバ 56…プリンタドライバ用受信バッファ 57…プリンタドライバ用送信バッファ 58…リモートセットアップ部 59…リモートセットアップデータドライバ 60…セットアップ用受信バッファ 61…セットアップ用送信バッファ 62…ファクシミリアプリケーション部 63…ファクシミリドライバ 64…ファクシミリ用受信バッファ 65…ファクシミリ用送信バッファ 66…リソースマネージャ 67…受信バッファ 68…リソースマネージャ用バッファ 69…パラレルポートドライバ 70…局名設定欄 71…局電話番号設定欄 72…局FAX番号設定欄 73…ダイアルタイプ設定欄 74…日付設定欄 75…紙サイズ設定欄 76、83、92、102、115、121…確定ボタ
ン 77、84、93、103、116、135…取消ボタ
ン 80…モード設定欄 81…スリープタイム設定欄 90…ダイアル選択欄 91…通話先入力欄 100…送信情報記憶機能オン/オフ設定欄 101…留守番電話機能オン/オフ設定欄 104、122…次頁ボタン 120…読取能力選択欄 130…選択画面 131…メールボタン 132…ファクシミリ送信ボタン 133…文字変換ボタン 134…記憶ボタン 140…ハンドスキャナ 141…読取部 143…スイッチ 144…ケーブル 145…把持部 S…情報処理装置 SC…スキャナ制御部 PR…プリンタ制御部 RM…セットアップ制御部 FX…ファクシミリ制御部 Ssr…スキャナ用受信データ Sst…スキャナ用送信データ Spr…プリンタ用受信データ Spt…プリンタ用送信データ Srr…セットアップ用受信データ Srt…セットアップ用送信データ Sfr…ファクシミリ用受信データ Sft…ファクシミリ用送信データ Smr、Smt…管理メッセージ Sr…受信データ St…送信データ Sq…要求信号 Sd…検出信号 Ss…開始予告信号 Ms…スキャナ用メッセージ Mp…プリンタ用メッセージ Mr…セットアップ用メッセージ Mf…ファクシミリ用メッセージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06T 1/60 450 G06T 1/60 450E

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の読み取りを行う情報読取部を少な
    くとも含む複数の情報処理部を備えた第2情報処理手段
    及び当該第2情報処理手段に接続された第1情報処理手
    段を含み、当該第2情報処理手段を当該第1情報処理手
    段から制御することにより前記情報の読み取り処理
    なくとも含む複数種類の報処理を実行する情報処理装
    置において、 前記第2情報処理手段は、前記情報読取部における前記
    情報の読み取りを開始するとき、当該読み取りの開始を
    予告する開始予告信号を前記第1情報処理手段に出力す
    る開始予告信号出力手段を備えると共に、 前記第1情報処理手段は、 前記情報読取部において読み取った前記情報に対して複
    数種類の前記情報処理を施す処理手段と、 前記開始予告信号を受信したとき、複数種類の前記情報
    処理のうちいずれか一種類の前記情報処理を選択実行す
    るための選択画面を、前記第1情報処理手段に含まれる
    表示手段に表示する表示制御手段と、を備え、 当該処理手段は、前記第2情報処理手段から送信されて
    きた前記情報読取部において読み取られた前記情報に対
    して、前記表示されている選択画面において選択された
    前記情報処理を施すことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 前記情報読取部は、読み取るべき情報が記載された原稿
    の有無を、当該情報を読み取る前に検出する検出手段を
    備え、 前記開始予告信号出力手段は、前記検出手段により前記
    原稿の存在が検出されたとき、前記開始予告信号を出力
    することを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 前記情報読取部は、前記情報を読み取る前に操作される
    ことにより操作信号を出力する操作部を備え、 前記開始予告信号出力手段は、前記操作信号が出力され
    たとき、前記開始予告信号を出力することを特徴とする
    情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    情報処理装置において、 前記処理手段は、前記第2情報処理手段から送信されて
    きた前記読み取られた情報に対して夫々の前記情報処理
    を施す前に、夫々の前記情報処理における処理条件を設
    定するための設定画面を前記表示手段に表示すると共
    に、当該設定画面において設定された前記処理条件に基
    づいて対応する前記情報処理を前記読み取られた情報に
    対して施すことを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
    情報処理装置において、 複数種類の前記情報処理は、読み取られた前記情報を外
    部に送信する送信処理と、読み取られた前記情報を前記
    第1情報処理手段に含まれる記憶手段に記憶する記憶処
    理と、読み取られた前記情報を文字情報に変換する変
    理、であることを特徴とする情報処理装置
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