JP3354408B2 - 情報処理装置及び情報処理用制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理用制御プログラムを記録した記録媒体

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JP3354408B2
JP3354408B2 JP27176996A JP27176996A JP3354408B2 JP 3354408 B2 JP3354408 B2 JP 3354408B2 JP 27176996 A JP27176996 A JP 27176996A JP 27176996 A JP27176996 A JP 27176996A JP 3354408 B2 JP3354408 B2 JP 3354408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
一の情報処理装置から、スキャナ装置、ファクシミリ装
置又は留守番電話機能付電話等の他の情報処理装置を制
御して、当該他の情報処理装置に適応した情報の処理を
行う情報処理装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の一の情報処理装
置からスキャナ装置、ファクシミリ装置又は留守番電話
機能付電話等の他の情報処理装置を制御して情報の処理
(より具体的には、例えば留守番電話機能付電話に対す
る留守番機能設定又はファクシミリ装置におけるファク
シミリ受信した情報の転送等)を行う情報処理装置が知
られている。
【0003】この種の情報処理装置においては、一のコ
ンピュータから複数種類の他の情報処理装置を制御する
構成上、当該コンピュータにおいて制御対象となる夫々
の情報処理装置に適合した機能設定を行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一度コ
ンピュータから機能設定を行った後であっても、上記他
の情報処理装置においてその後に頻繁に設定現況が変更
されるような場合に、当該一度行った機能設定と他の情
報処理装置における設定現況が不適合となり、コンピュ
ータからの正しい制御ができなくなるという問題点があ
る。
【0005】より具体的に説明すると、例えば、他の情
報処理装置がファクシミリ装置である場合、当該ファク
シミリ装置が、電話回線を介して送信されてきた送信情
報を所定の記録用紙に記録する他、当該送信情報を一時
的に記憶し、必要に応じて他のファクシミリ装置(例え
ば、当該ファクシミリ装置の使用者の出先にある他のフ
ァクシミリ装置)に転送する転送機能を備える場合があ
る。そして、当該転送機能を備えるファクシミリ装置の
機能設定をコンピュータから実行する場合、ファクシミ
リ装置に上記送信情報が記憶されているにも拘らず送信
情報を記憶する機能をオフとする機能設定が行われると
当該送信情報が消失してしまうこととなりその後の転送
機能が動作しなくなることとなる。
【0006】また、他の例としては、例えば、他の情報
処理装置が留守番電話機能付電話である場合、当該留守
番電話機能を作動させるためには、当該電話機に通話先
から電話が掛かってきたときのための応答メッセージ
(いわゆる、「ピーとなったらメッセージをどうぞ」等
のメッセージ)が録音されていることが必要であるが、
この応答メッセージが消失してしまって録音されていな
いにも拘らずコンピュータからの機能設定により留守番
電話機能をオンとしてしまうと、電話を掛けてきた通話
者から見ると、応答メッセージが聞けないのに留守番電
話機能となっていることとなり、当該通話者が混乱して
しまうこととなる。
【0007】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
成されたもので、その課題は、例えば、転送されるべき
送信情報が新規に記憶されたり又は応答メッセージが消
失したり等の、他の情報処理装置における情報処理機能
の設定現況が変更された場合にも、それに対応して効率
的にコンピュータから他の情報処理装置を制御して情報
の処理を行うことが可能な情報処理装置及び情報処理用
制御プログラムを記録した記録媒体を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、情報の処理を行うファ
クシミリ装置、留守番電話機能付電話機等の第2情報処
理手段及び当該第2情報処理手段に接続されたコンピュ
ータ等の第1情報処理手段を含み、当該第2情報処理手
段を当該第1情報処理手段から制御することにより前記
情報の処理を実行する情報処理装置において、前記情報
の処理に先立って、前記第2情報処理手段における当該
情報の処理を行う情報処理機能に関する機能設定を行う
リモートセットアップ部等の機能設定手段と、前記第1
情報処理手段に含まれると共に、前記機能設定手段にお
ける機能設定後であって前記情報の処理前に、前記第2
情報処理手段における前記情報処理機能の設定現況を当
該第2情報処理手段に対して確認するリモートセットア
ップ部等の確認手段と、前記第1情報処理手段に含まれ
ると共に、前記確認手段における確認結果により前記機
能設定手段における機能設定内容と前記情報処理機能の
設定現況とが適合していない不適合状態であると判明し
たとき、前記第1情報処理手段において当該不適合状態
を解消すべく前記機能設定を再度実行するリモートセッ
トアップ部等の機能再設定手段と、前記第1情報処理手
段に含まれると共に、前記機能再設定手段による機能再
設定の結果を前記第2情報処理手段に送信するリモート
セットアップ部等の送信手段と、を備える。
【0009】請求項1に記載の発明の作用によれば、機
能設定手段は、情報の処理に先立って、第2情報処理手
段における情報処理機能に関する機能設定を行う。
【0010】そして、第1情報処理手段に含まれる確認
手段は、上記機能設定手段における機能設定後であって
情報の処理前に、第2情報処理手段における情報処理機
能の設定現況を当該第2情報処理手段に対して確認す
る。
【0011】その結果、第1情報処理手段に含まれる機
能再設定手段は、確認手段における確認結果により不適
合状態であると判明したとき、当該不適合状態を解消す
べく上記機能設定を再度実行する。
【0012】最後に、第1情報処理手段に含まれる送信
手段は、機能再設定手段による機能再設定の結果を第2
情報処理手段に送信する。
【0013】よって、第2情報処理手段における情報処
理機能の設定現況と、第1情報処理手段における機能設
定とが不適合となることなく第1情報処理手段から第2
情報処理手段における情報処理機能に関する機能設定が
行えるので、第2情報処理手段における情報処理機能の
設定現況が変更された場合にも効率的に第1情報処理手
段から第2情報処理手段を制御して情報の処理が行え
る。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置におい
て、前記第2情報処理手段は、当該第2情報処理手段に
おける前記情報処理機能の設定現況と前記第1情報処理
手段から送信されてくる前記機能設定手段における機能
設定内容とが適合していないとき前記第1情報処理手段
に対してエラー信号を送信するCPU等のエラー信号送
信手段を備え、前記確認手段は、前記機能設定手段にお
ける機能設定後であって前記情報の処理前に、当該機能
設定手段における前記機能設定の結果を前記第2情報処
理手段に一時的に送信し、前記エラー信号送信手段から
前記エラー信号が送信されてきたとき、前記不適合状態
であると確認するように構成される。
【0015】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、第2情報処理手段
におけるエラー信号送信手段は、情報処理機能の設定現
況と第1情報処理手段から送信されてくる機能設定手段
における機能設定内容とが適合していないとき第1情報
処理手段に対してエラー信号を送信する。
【0016】このとき、確認手段は、機能設定手段にお
ける機能設定後であって情報の処理前に、機能設定の結
果を第2情報処理手段に一時的に送信し、エラー信号が
送信されてきたとき、上記不適合状態であると確認す
る。
【0017】よって、第2情報処理手段からのエラー信
号に基づいて、第1情報処理手段における機能設定内容
と第2情報処理手段における情報処理機能の設定現況と
が適合しているか否かを確認するので、確実に当該不適
合状態を確認することができる。
【0018】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置におい
て、前記確認手段は、前記機能設定手段における機能設
定後であって前記情報の処理前に、前記第2情報処理手
段における前記情報処理機能の設定現況を検出し、当該
検出結果と前記機能設定手段における機能設定内容とが
不適合のとき、前記不適合状態であると確認するように
構成される。
【0019】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、確認手段は、機能
設定手段における機能設定後であって情報の処理前に、
第2情報処理手段における情報処理機能の設定現況を検
出し、当該検出結果と機能設定手段における機能設定内
容とが不適合のとき、上記不適合状態であると確認す
る。
【0020】よって、簡易に当該不適合状態を確認する
ことができる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
情報処理装置において、前記第2情報処理手段は電話回
線を介して外部と接続され、当該電話回線を介して送信
されてきた送信情報を記憶するRAM(Random Access
Memory)等の記憶手段を備えると共に、前記情報処理機
能は、当該記憶された送信情報を転送する転送機能であ
り、更に、前記確認手段は、前記送信情報が記憶されて
いる場合であって、前記機能設定手段において前記転送
機能を機能させない旨の機能設定が行われたとき、前記
不適合状態であると確認するように構成される。
【0022】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項1から3のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、第2情報処理手段における記憶手段は、電話回線を
介して外部と接続されていると共に、当該電話回線を介
して送信されてきた送信情報を記憶する。
【0023】このとき、第2情報処理手段における情報
処理機能は、当該記憶された送信情報を転送する転送機
能であり、更に確認手段は、送信情報が記憶されている
場合であって機能設定手段において転送機能を機能させ
ない旨の機能設定が行われたとき、上記不適合状態であ
ると確認する。
【0024】よって、送信情報が記憶されているとき、
機能設定手段において転送機能を機能させない旨の機能
設定が行われても、当該送信情報が消去されることを防
止することができる。
【0025】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
情報処理装置において、前記第2情報処理手段は電話回
線を介して外部と接続されると共に、前記情報処理機能
は、前記電話回線を利用した留守番電話機能であり、更
に当該第2情報処理手段は、当該電話回線を介して送信
されてきた音声送信情報を記録するRAM等の第1記録
手段と、前記留守番電話機能における応答音声を記録す
るRAM等の第2記録手段と、を備え、前記確認手段
は、前記応答音声が前記第2記録手段に記録されていな
い場合であって、前記機能設定手段において前記留守番
電話機能を機能させる旨の機能設定が行われたとき、前
記不適合状態であると確認するように構成される。
【0026】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項1から3のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、第2情報処理手段は電話回線を介して外部と接続さ
れると共に、情報処理機能は電話回線を利用した留守番
電話機能であり、更に第2情報処理手段における第1記
録手段は、当該電話回線を介して送信されてきた音声送
信情報を記録する。
【0027】一方、第2情報処理手段における第2記録
手段は、留守番電話機能における応答音声を記録する。
【0028】そして、確認手段は、応答音声が記録され
ていない場合であって、機能設定手段において留守番電
話機能を機能させる旨の機能設定が行われたとき、不適
合状態であると確認する。
【0029】よって、応答音声がないにも拘らず留守番
電話機能が機能することを防止できる。
【0030】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、情報の処理を行うファクシミリ装置、留
守番電話機能付電話機等の情報処理手段及び当該情報処
理手段に接続されたコンピュータを含み、当該情報処理
手段を当該コンピュータから制御することにより前記情
報の処理を実行する情報処理装置における前記コンピュ
ータで実行される情報処理用制御プログラムを記録した
フレキシブルディスク等の記録媒体であって、前記コン
ピュータを、前記情報の処理に先立って、前記情報処理
手段における当該情報の処理を行う情報処理機能に関す
る機能設定を行うリモートセットアップ部等の機能設定
手段、前記機能設定手段における機能設定後であって前
記情報の処理前に、前記情報処理手段における前記情報
処理機能の設定現況を当該情報処理手段に対して確認す
るリモートセットアップ部等の確認手段、前記確認手段
における確認結果により前記機能設定手段における機能
設定内容と前記情報処理機能の設定現況とが適合してい
ない不適合状態であると判明したとき、当該不適合状態
を解消すべく前記機能設定を再度実行するリモートセッ
トアップ部等の機能再設定手段、及び、前記機能再設定
手段による機能再設定の結果を前記情報処理手段に送信
するリモートセットアップ部等の送信手段、として機能
させるための前記情報処理用制御プログラムが記録され
ているように構成される。
【0031】請求項6に記載の発明の記録媒体に記録さ
れている情報処理用制御プログラムによれば、機能設定
手段は、情報の処理に先立って、情報処理手段における
当該情報の処理を行う情報処理機能に関する機能設定を
行う。
【0032】そして、確認手段は、機能設定手段におけ
る機能設定後であって情報の処理前に、情報処理手段に
おける情報処理機能の設定現況を当該情報処理手段に対
して確認する。
【0033】その結果、機能再設定手段は、確認手段に
おける確認結果により不適合状態であると判明したと
き、当該不適合状態を解消すべく機能設定を再度実行す
る。
【0034】最後に、送信手段は、機能再設定手段によ
る機能再設定の結果を情報処理手段に送信する。
【0035】よって、情報処理手段における情報処理機
能の設定現況と、コンピュータにおける機能設定とが不
適合となることなくコンピュータから情報処理手段にお
ける情報処理機能に関する機能設定が行えるので、情報
処理手段における情報処理機能の設定現況が変更された
場合にも効率的にコンピュータから情報処理手段を制御
して情報の処理が行える。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明す
る実施形態は、記録すべき情報を所定の記録用紙に記録
するプリンタ機能、画像等の情報を読み取るスキャナ機
能、スキャナ機能を用いて読み取った情報等を記録する
コピー機能、スキャナ機能を用いて読み取った情報等を
電話回線を介して外部に対し送受信するファクシミリ機
能並びに電話を掛けてきた通話者のメッセージを自動的
に録音するいわゆる留守番電話機能等を備えた多機能周
辺装置にパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う。)等のコンピュータを接続し、当該パソコンから多
機能周辺装置を制御して情報記録、情報読取、外部との
情報の送受信又は留守番電話機能等の情報処理を行う情
報処理装置に対して本発明を適用した場合の実施形態で
ある。なお、上記ファクシミリ機能には、電話回線を介
して送信されてきた送信情報を記録用紙上に記録する本
来のファクシミリ機能の他に、当該送信情報を一時的に
記憶して必要に応じて外部の他のファクシミリ装置に送
信する(すなわち、送信情報を転送する)転送機能をも
含まれている。 (I)情報処理装置の全体構成 始めに、上記本発明が適用される情報処理装置の全体構
成及びその外観について、図1を用いて説明する。
【0037】上述のように、実施形態に係る情報処理装
置Sは、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機
能、スキャナ機能及び留守番電話機能の夫々を備えた多
機能周辺装置1と、当該多機能周辺装置1に接続された
パソコン30とにより構成されている。
【0038】この構成において、図1に示すように、多
機能周辺装置1の本体6の側部には後述の受話器18が
備えられ、更に当該本体6の上面前部には操作パネル2
が設けられている。また、本体6の後面上部は、上記記
録用紙を保持する記録用紙カセット5を着脱自在に装着
するためのカセット装着部3が形成され、上面中央には
スキャナ機能を用いて読み取るべき原稿を保持する原稿
台4が形成されている。更に、多機能周辺装置1は、電
話回線24を介して外部と接続されており、当該電話回
線24を用いて上記ファクシミリ機能又は留守番電話機
能を動作させることが可能となっている。
【0039】一方、上記構成を有する多機能周辺装置1
を制御するパソコン30は、通常のコンピュータとして
構成されており、図1に示すように情報を入力するため
のキーボード31と、後述のアイコン又はボタン等をク
リックする(選択実行する)ためのマウス32と、後述
の各種制御プログラムを記録した記録媒体としてのフレ
キシブルディスク41から当該制御プログラムを読み出
すためのフレキシブルディスクドライブ装置33Aと、
後述の設定画面等を含む画面を表示するための液晶表示
器等からなるディスプレイ34とにより構成されてお
り、接続ケーブル17により多機能周辺装置1と接続さ
れている。
【0040】ここで、上記アイコンとは、後述の夫々の
処理に対応するアプリケーションプログラムを図柄化し
てディスプレイ34上に表示したものであり、所望のア
プリケーションプログラムを選択実行する際に、当該プ
ログラムを示すアイコンをマウス32等を用いてクリッ
ク処理することにより選択して実行させるためのもので
ある。
【0041】また、上記ボタンとは、所定のアプリケー
ションプログラムを実行する際の機能設定等において、
夫々の機能設定処理(「確定」又は「取消」等)を図柄
化してディスプレイ34上に表示するもので、所望の機
能設定処理に対応するボタンをマウス32等を用いてク
リック処理することにより当該機能設定処理を実行させ
るためのものであり、通常は、ボタン自体がアイコン化
されている。 (II)多機能周辺装置の構成及び動作 次に、上記多機能周辺装置1の内部構成及び動作につい
て、図2を用いて説明する。
【0042】図2に示すように、多機能周辺装置1は、
エラー信号送信手段としてのCPU10と、ROM(Re
ad Only Memory)11と、EEPROM(Electrically
Erasable and Programmable ROM)12と、第1記録手
段及び第2記録手段としてのRAM13と、スキャナ部
14と、プリンタ部15と、インターフェース部16
と、上記受話器18と、NCU(Network Control Uni
t)19と、モデム部20と、上記操作パネル2と、ア
ンプ21と、スピーカ22と、バス23とにより構成さ
れている。
【0043】次に、多機能周辺装置1の上記各部の動作
を説明する。
【0044】NCU19は、電話回線24を介して入力
されるファクシミリ情報をモデム部20に出力すると共
に、電話回線24を介して入力される音声情報を受話器
18に出力する。更にNCU19は、モデム部20から
出力されるファクシミリ送信すべき情報を上記電話回線
24に送出すると共に、受話器18により発生された音
声情報を電話回線24に送出する。
【0045】次に、モデム部20は、いわゆる変復調動
作を行うものであり、より具体的には、NCU19から
入力されたファクシミリ情報に対して復調動作を行い、
当該ファクシミリ情報に対応するディジタル信号をバス
23に出力する。また、モデム部20は、バス23から
のファクシミリ情報を変調してNCU19に出力する。
【0046】スキャナ部14は、CPU10の制御の
下、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合のファクシミリ送信すべき画像等の情報を読み取
ってバス23に出力すると共に、多機能周辺装置1がコ
ピー装置として機能する場合の当該コピーすべき画像等
の情報を読み取ってバス23に出力する。
【0047】プリンタ部20は、CPU10の制御の
下、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合にNCU19及びモデム部20を介して入力され
た受信したファクシミリ情報を、RAM13に一時的に
記憶した後又は直接所定の記録用紙に記録して出力す
る。この他に、プリンタ部20は、多機能周辺装置1が
コピー装置として機能する場合の当該コピーすべき画像
等の情報をバス23から受け取って上記記録用紙に記録
すると共に、多機能周辺装置1がプリンタ装置として機
能する場合のパソコン30から入力された情報をバス2
3から受け取って記録用紙に記録する。
【0048】操作パネル2は、多機能周辺装置1に対し
ての指示を与えたり、所定の状態を設定するための指示
操作又は状態を表示する。
【0049】次に、ROM11は、主としてCPU10
において実行されるファクシミリ機能、スキャナ機能、
プリンタ機能又はコピー機能等を実現するための制御プ
ログラムを記憶しておくための読み出し専用のメモリで
あり、CPU10の制御の下、必要なデータ等をバス2
3を介して出力する。
【0050】EEPROM12は、多機能周辺装置1の
電源を断とした場合でも消失してはならない情報、例え
ば、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合に頻繁にファクシミリ送信する相手先の電話番号
や、いわゆる短縮ダイヤルのための電話番号等を記憶し
ておくための不揮発性のメモリである。
【0051】RAM13は、CPU10の制御の下、必
要なデータを一時的に記憶する等の動作を行うための読
み書き可能なメモリであり、具体的には、ファクシミリ
情報として電話回線24及びNCU19等を介して入力
されたデータ、電話回線24を介して外部に送出すべき
ファクシミリ情報又はスキャナ部14において読み取ら
れた情報等を一時的に記憶し、CPU10の制御により
所定のタイミングで読み出す。
【0052】インターフェース部16は、接続ケーブル
17を介して接続されているパソコン30から送信され
てくるデータ等を多機能周辺装置1に取り込むと共に、
多機能周辺装置1からパソコン30に出力するべき情報
を当該出力用に変換するためのインターフェース動作を
行う。
【0053】アンプ21は、CPU10の制御の下、ス
ピーカ22から出力すべき呼出音又はガイダンス音声等
の音声情報を増幅して当該スピーカ22に出力する。
【0054】最後に、CPU10は、バス23を介し
て、ROM11に記録されている制御プログラムに基づ
いて上述の各構成部材の動作を制御する。
【0055】上記の構成において、留守番電話機能を実
行するときには、外部の通話者から掛かってきた電話に
対応するための予め入力されたいわゆる応答メッセージ
並びに当該通話者の音声(メッセージ)は上記RAM1
3に記憶(録音)される。更にこれらの留守番電話機能
はCPU10により統轄して制御される。
【0056】一方、上記の構成において、上記転送機能
のための送信情報も上記RAM13に一時的に格納(記
録)される。 (III )パソコンの構成及び全体動作 次に、上記パソコン30の構成及び概略動作について、
図3を用いて説明する。
【0057】図3に示すように、実施形態のパソコン3
0は、CPU36と、ROM39と、RAM37と、上
記キーボード31及びマウス32を含む入力部と、画像
処理部35と、上記ディスプレイ34と、インターフェ
ース部38と、バス40と、外部記憶部33により構成
されている。
【0058】この構成において、CPU36は、後述の
フローチャートで示される本発明の機能設定処理等を主
として行う。
【0059】また、ROM2には、上記パソコン30の
各構成要素を制御するための制御プログラムが予め記憶
されており、CPU36からの要求により、必要に応じ
て当該制御プログラムをバス40を介してCPU36に
出力する。
【0060】更に、RAM37は、CPU36の制御の
もと、後述の機能設定処理に伴うデータを一時的に記憶
し、必要に応じてバス40及びインターフェース部38
を介して多機能周辺装置1に出力する。
【0061】また、画像処理部35は、CPU36の制
御のもと、後述のアイコン又はボタンと共に必要なデー
タを表示するために画像合成等の処理を行い、処理結果
をディスプレイ34に出力し、当該データ又はアイコン
等を表示する。
【0062】マウス32及びキーボード31よりなる入
力部は、上記表示されているデータを選択すると共にデ
ィスプレイ34上に表示されているボタン等を操作する
ことにより必要な機能設定処理のためのデータ等をバス
40を介してCPU36、RAM37等に入力する。
【0063】次に、インターフェース部38は、バス4
0を介してCPU36の制御により出力されてくる送信
データ等を多機能周辺装置1に出力すると共に、当該多
機能周辺装置1から入力される受信データをバス40に
出力する。
【0064】更に、外部記憶部33は、図示しないHD
D(Hard Disk Drive )装置及びフレキシブルディスク
ドライブ装置33Aよりなり、このうちのHDD装置に
は、上記CPU36における機能設定処理のための後述
のフローチャートで示される処理に対応する制御プログ
ラムが予め記憶(インストール)されており、CPU3
6からの要求により、必要に応じて当該制御プログラム
をバス40を介してRAM37に出力する。また、これ
と並行して、外部記憶部33は、CPU36の制御のも
と、必要に応じてデータ等を保存する。
【0065】最後に、バス40は、上述のCPU36、
ROM39、RAM37、外部記憶部33等の各構成要
素間を接続してデータの伝送を行う。
【0066】次に、上記パソコン30において、特に本
発明に係るCPU36及び外部記憶部33の細部構成に
ついて、図4を用いて説明する。なお、図4は、パソコ
ン30を用いて多機能周辺装置1を制御する際のパソコ
ン30内におけるデータの流れ及び動作を、夫々の動作
を示す機能ブロック図として示したものであり、図4に
おけるスキャナアプリケーション部50、プリンタアプ
リケーション部54、リモートセットアップ部58、フ
ァクシミリアプリケーション部62並びにリソースマネ
ージャ66については、実際には、外部記憶部33内の
特にHDD装置に記憶(インストール)されている上記
スキャナアプリケーション部50等の夫々に対応するア
プリケーションプログラムに基づいてCPU36内の演
算処理部が動作することにより、上記夫々の機能が発揮
されるものである。
【0067】図4に示すように、多機能周辺装置1をパ
ソコン30から遠隔制御する場合に、当該パソコン30
は、多機能周辺装置1におけるCPU10及びスキャナ
部14を用いて情報読取機能を発揮すべく当該CPU1
0及びスキャナ部14を制御するスキャナ制御部SC
と、多機能周辺装置1におけるCPU10及びプリンタ
部15を用いて情報記録機能を発揮すべく当該CPU1
0及びプリンタ部15を制御するプリンタ制御部PR
と、多機能周辺装置1におけるCPU10、スキャナ部
14、プリンタ部15等の初期設定等を行って上記留守
番電話機能又は転送機能を発揮させるためのセットアッ
プ制御部RMと、多機能周辺装置1におけるCPU1
0、NCU19及びスキャナ部14又はプリンタ部15
を用いて上記転送機能を含む上記ファクシミリ機能を発
揮すべく当該CPU10、NCU19及びスキャナ部1
4又はプリンタ部15を制御するファクシミリ制御部F
Xと、後述のリモートセットアップ部、各アプリケーシ
ョン部等と多機能周辺装置1との間の中継機能を有する
リソースマネージャ66と、受信バッファ67と、リソ
ースマネージャ用バッファ68と、パラレルポートドラ
イバ69とにより構成されている。
【0068】また、上記スキャナ制御部SCは、スキャ
ナアプリケーション部50と、スキャナドライバ51
と、スキャナ用受信バッファ52と、スキャナ用送信バ
ッファ53とにより構成されている。
【0069】更に、上記プリンタ制御部PRは、プリン
タアプリケーション部54と、プリンタドライバ55
と、プリンタドライバ用受信バッファ56と、プリンタ
ドライバ用送信バッファ57とにより構成されている。
【0070】更にまた、上記セットアップ制御部RM
は、機能設定手段、機能再設定手段、確認手段及び送信
手段としてのリモートセットアップ部58と、リモート
セットアップデータドライバ59と、セットアップ用受
信バッファ60と、セットアップ用送信バッファ61と
により構成されている。
【0071】また、上記ファクシミリ制御部FXは、フ
ァクシミリアプリケーション部62と、ファクシミリド
ライバ63と、ファクシミリ用受信バッファ64と、フ
ァクシミリ用送信バッファ65とにより構成されてい
る。
【0072】上記の構成において、各バッファは、実際
にはRAM37内に備えられている。
【0073】また、パラレルポートドライバ69は、実
際にはインターフェース部38内に備えられているもの
である。
【0074】次に、各部の動作の概要について説明す
る。
【0075】先ず、上記スキャナ制御部SCの動作につ
いて説明する。
【0076】当該スキャナ制御部SCに含まれるスキャ
ナ用受信バッファ52は、多機能周辺装置1から受信し
たデータから後述のリソースマネージャ66における受
信管理処理により振り分けられたスキャナ用受信データ
Ssr(多機能周辺装置1のスキャナ部14で読み取られ
た情報等を含む。)を一時的に記憶し、スキャナドライ
バ51に出力する。このスキャナ用受信データSsrに
は、リソースマネージャ66により当該スキャナ用受信
データSsrであることを示す識別情報(ID情報フラ
グ)が付加されている。そして、スキャナドライバ51
はスキャナ用受信データSsrに対して所定の処理を施し
てスキャナアプリケーション部50に出力し、これを受
けたスキャナアプリケーション部50は、スキャナ用受
信データSsrを外部記憶部33に格納すると共に、スキ
ャナ部14で読み取った情報を表示するためのいわゆる
ビューワーアプリケーションプログラム等を起動してデ
ィスプレイ34上に表示させる等の処理を行う。
【0077】一方、上記スキャナアプリケーション部5
0等の処理に先立って、スキャナアプリケーション部5
0からスキャナ機能を実行する場合に出力されるスキャ
ナ部14を制御するためのデータは、スキャナドライバ
51からスキャナ用送信データSstとして出力され、ス
キャナ用送信バッファ53に一時的に保存される。そし
て、当該スキャナ用送信バッファ53から読み出された
スキャナ用送信データSstは、後述のリソースマネージ
ャ66における送信管理処理により後述のようにパケッ
ト化され、スキャナ用送信データSstであることを示す
ID情報フラグが付加されてパラレルポートドライバ6
9を介して多機能周辺装置1に送信され、スキャナ部1
4の動作制御に用いられる。
【0078】このとき、上述のスキャナ制御部SCの動
作の前提として、後述の確認処理を含むリモートセット
アップ処理が実行される。
【0079】次に、上記プリンタ制御部PRの動作につ
いて説明する。
【0080】当該プリンタ制御部PRに含まれるプリン
タドライバ用受信バッファ56は、多機能周辺装置1か
ら受信したデータから後述のリソースマネージャ66に
おける受信管理処理により振り分けられたプリンタ用受
信データSpr(多機能周辺装置1のプリンタ部15にお
ける記録処理の状態等を示すデータを含む。)を一時的
に記憶し、プリンタドライバ55に出力する。このプリ
ンタ用受信データSprには、リソースマネージャ66に
より当該プリンタ用受信データSprであることを示すI
D情報フラグが付加されている。そして、プリンタドラ
イバ55はプリンタ用受信データSprに基づいて、現在
のプリンタ部15における動作状況をディスプレイ34
上に表示し又はプリンタアプリケーション部54に必要
な通知等を行い、これを受けたプリンタアプリケーショ
ン部54は、当該プリンタアプリケーションに対応する
所定の処理を行う。
【0081】一方、プリンタアプリケーションに対応す
る所定の処理により生成されたプリンタ部15において
記録すべきデータ並びに上記のプリンタアプリケーショ
ン部54等の処理に先立ってプリンタアプリケーション
部54からプリンタ機能を実行する場合に出力されるプ
リンタ部15を制御するためのデータは、プリンタドラ
イバ55からプリンタ用送信データSptとして出力さ
れ、プリンタ用送信バッファ57に一時的に保存され
る。そして、当該プリンタ用送信バッファ57から読み
出されたプリンタ用送信データSptは、後述のリソース
マネージャ66における送信管理処理により後述のよう
にパケット化され、プリンタ用送信データSptであるこ
とを示すID情報フラグが付加されてパラレルポートド
ライバ69を介して多機能周辺装置1に送信され、プリ
ンタ部15の動作が制御される。
【0082】このとき、上述のプリンタ制御部PRの動
作の前提として、後述の確認処理を含むリモートセット
アップ処理が実行される。
【0083】次に、上記ファクシミリ制御部FXの動作
について説明する。
【0084】当該ファクシミリ制御部FXに含まれるフ
ァクシミリ用受信バッファ64は、多機能周辺装置1か
ら受信したデータから後述のリソースマネージャ66に
おける受信管理処理により振り分けられたファクシミリ
用受信データSfr(多機能周辺装置1のNCU19等に
より電話回線24を介して受信した情報等を含む。)を
一時的に記憶し、ファクシミリドライバ63に出力す
る。このファクシミリ用受信データSfrには、リソース
マネージャ66により当該ファクシミリ用受信データS
frであることを示すID情報フラグが付加されている。
そして、ファクシミリドライバ63はファクシミリ用受
信データSfrに対して所定の処理を施してファクシミリ
アプリケーション部62に出力し、これを受けたファク
シミリアプリケーション部62は、ファクシミリ用受信
データSfrを外部記憶部33に格納すると共に、ファク
シミリ情報の送受信履歴を管理するログマネージャアプ
リケーションプログラム等を起動してディスプレイ34
上に受信ログ等を表示させる。
【0085】一方、ファクシミリアプリケーション部6
2からファクシミリ機能を実行する場合に出力されるフ
ァクシミリ送信すべきデータ及び制御データは、ファク
シミリドライバ63に入力され所定の処理が施されてフ
ァクシミリ用送信データSftとなり、ファクシミリ用送
信バッファ65に一時的に保存される。そして、当該フ
ァクシミリ用送信バッファ65から読み出されたファク
シミリ用送信データSftは、後述のリソースマネージャ
66における送信管理処理により後述のようにパケット
化され、ファクシミリ用送信データSftであることを示
すID情報フラグが付加されてパラレルポートドライバ
69を介して多機能周辺装置1に送信され、NCU19
等からなる多機能周辺装置1のファクシミリ機能部を介
してファクシミリ送信される。
【0086】このとき、上述のファクシミリ制御部FX
の動作の前提として、後述の確認処理を含むリモートセ
ットアップ処理が実行される。
【0087】また、当該リモートセットアップ処理にお
いて上記転送機能のために送信情報をRAM13に記憶
させるべく送信情報記憶機能(ファクシミリストレージ
機能)が動作するように設定されたときには、多機能周
辺装置1は、当該送信情報をプリンタ部15を用いて記
録する(この記録は、必要に応じて行われないように設
定することも可能)と共にRAM13に格納し、外部の
他のファクシミリ装置から当該送信情報の転送を要求す
る要求信号が入力されたときには当該他のファクシミリ
装置に対して送信情報の転送を行う。
【0088】次に、セットアップ部RMの動作について
説明する。
【0089】上述のように、セットアップ部RMは、ス
キャナ制御部SC、プリンタ制御部PR及びファクシミ
リ制御部FXの動作に先立って、多機能周辺装置1にお
ける種々の機能設定をパソコン30から遠隔的に行うた
めのものである。この動作において、当該セットアップ
部RMに含まれるセットアップ用受信バッファ60は、
多機能周辺装置1から受信したデータから後述のリソー
スマネージャ66における受信管理処理により振り分け
られたセットアップ用受信データSrr(多機能周辺装置
1の機能設定における設定完了情報等を含む。)を一時
的に記憶し、リモートセットアップデータドライバ59
に出力する。このセットアップ用受信データSrrには、
リソースマネージャ66により当該セットアップ用受信
データSrrであることを示すID情報フラグが付加され
ている。そして、リモートセットアップデータドライバ
59はセットアップ用受信データSrrに対して所定の処
理を施してリモートセットアップ部58に出力し、これ
を受けたリモートセットアップ部58は、セットアップ
用受信データSrrに基づいて、後に例示する多機能周辺
装置1における機能設定のためのリモートセットアップ
処理を行う。
【0090】一方、リモートセットアップ部58から出
力される、多機能周辺装置1における機能設定処理のた
めのデータは、リモートセットアップデータドライバ5
9からセットアップ用送信データSrtとして出力され、
セットアップ用送信バッファ61に一時的に保存され
る。そして、当該セットアップ用送信バッファ61から
読み出されたセットアップ用送信データSrtは、後述の
リソースマネージャ66における送信管理処理により後
述のようにパケット化され、セットアップ用送信データ
Srtであることを示すID情報フラグが付加されてパラ
レルポートドライバ69を介して多機能周辺装置1に送
信され、機能設定が行われる。
【0091】なお、上述の機能設定処理の中には後程例
示する確認処理が含まれている。
【0092】次に、夫々の制御部が動作する際の上記リ
ソースマネージャ66、受信バッファ67及びリソース
マネージャ用バッファ68の動作について説明する。
【0093】先ず、リソースマネージャ66における受
信管理処理について説明する。
【0094】始めに、本実施形態におけるパソコン30
と多機能周辺装置1との間のデータの授受の態様につい
て概説する。本実施形態においては、パソコン30と多
機能周辺装置1との間でデータの授受を行う際、当該デ
ータは、スキャナ部14用データ(スキャナ制御部SC
関連)、プリンタ部15用データ(プリンタ制御部PR
関連)、NCU19等からなるファクシミリ機能部用デ
ータ(ファクシミリ制御部FX関連)並びに機能設定用
データ(セットアップ制御部RM関連)毎にパケット化
され分離されている。すなわち、一のパケットの中には
一種類のデータが含まれており、当該パケットの先頭に
は、夫々のパケットに含まれるデータのデータ量及び当
該データの種類(スキャナ制御部SC関連のデータ、プ
リンタ制御部PR関連のデータ、ファクシミリ制御部F
X関連のデータ又はセットアップ制御部RM関連のデー
タのうち、いずれのデータであるかを示す種類)を示す
識別フラグを記述したヘッダが付加されている。
【0095】そして、リソースマネージャ66は、多機
能周辺装置1からのデータを受信する際には、当該パケ
ット化されているデータに対応して、パラレルポートド
ライバ69を介して受信され受信バッファ67に一時的
に記憶されている受信データSr におけるパケット毎の
ヘッダの内容を識別し、当該記憶されている受信データ
Sr を上記スキャナ制御部SCに関連するスキャナ用受
信データSsr、プリンタ制御部PRに関連するプリンタ
用受信データSpr、ファクシミリ制御部FXに関連する
ファクシミリ用受信データSfr及びセットアップ制御部
RMに関連するセットアップ用受信データSrrに分割
し、これらを時系列的に分離して出力する。この受信管
理処理の際、リソースマネージャ66は受信バッファ6
7との間で管理メッセージSmrの授受を行い上記受信管
理処理を行う。
【0096】一方、リソースマネージャ66における送
信管理処理においては、上記各制御部から送信されてく
るスキャナ用送信データSst、プリンタ用送信データS
pt、ファクシミリ用送信データSft及びセットアップ用
送信データSrtを、夫々に所定のデータ量毎に分割して
パケット化し、当該リソースマネージャ66から夫々の
データのID情報フラグを管理メッセージSmtとして出
力することにより当該識別ID情報フラグをパケット毎
にそのヘッダに記述し、夫々のパケットを時系列的に並
べ直して送信データSt としてパラレルポートドライバ
69に出力する。
【0097】上記のリソースマネージャ66の動作にお
いて、リソースマネージャ用バッファ68は、上記受信
管理処理時にリソースマネージャ66において必要なデ
ータを一時的に格納し、所定のタイミングでリソースマ
ネージャ66に出力する。
【0098】また、パラレルポートドライバ69は、上
記受信データSr を多機能周辺装置1から受信して受信
バッファ67に出力すると共に、上記送信データSt を
多機能周辺装置1に出力する。
【0099】上述のように、リソースマネージャ66に
おいてパケット化されたデータに対して送信管理処理及
び受信管理処理を行うことにより、例えば、ファクシミ
リ機能とスキャナ部14又はプリンタ部15とを同時に
(実際には時分割的に)動作させることができ、従っ
て、多機能周辺装置1において、例えば、ファクシミリ
受信したデータをパソコン30に取り込みつつパソコン
30から出力したデータをプリントアウトするという同
時動作が可能となるのである。
【0100】次に、上記各制御部に対応した機能設定動
作(リモートセットアップ処理)について、各実施形態
毎に説明する。なお、以下に示す実施形態は、上記転送
機能における送信情報記憶機能について機能設定する場
合及び上記留守番電話機能(ボイスストレージ機能)に
ついて機能設定する場合について本発明を適用した場合
の実施形態である。 (IV)機能設定動作の第1実施形態 始めに、上記転送機能における送信情報記憶機能につい
てパソコン30から機能設定する場合及び留守番電話機
能について同様に機能設定する場合の第1実施形態につ
いて、図5及び図6を用いて説明する。なお、以下に示
す機能設定動作は、セットアップ制御部RMにおいて実
行されるものであり、リモートセットアップ部58にお
いて多機能周辺装置1に対する送信情報記憶機能設定及
び留守番電話機能設定が行われ、当該設定処理の内容に
対応する設定データを多機能周辺装置1に送信する度に
当該送信の前に実行されるものである。
【0101】図5にフローチャートで示すように、セッ
トアップ制御部RMにおける送信情報記憶機能設定及び
留守番電話機能設定の動作においては、始めに、リソー
スマネージャ66が起動され(ステップS1)、次に、
リモートセットアップ部58を含むセットアップ制御部
RMが起動される(ステップS2)。なお、セットアッ
プ制御部RM起動時においては、リモートセットアップ
データドライバ59からセットアップ確認用のコマンド
データがセットアップ用送信バッファ61に格納された
後に「送信データあり。」のセットアップ用メッセージ
Mr がリソースマネージャ66に出力され、これを受け
たリソースマネージャ66が多機能周辺装置1に対して
セットアップ用送信バッファ61内の上記コマンドデー
タを送信し、セットアップ処理が可能であるか否かを問
い合せると共に、当該問い合せに対応する返答(セット
アップ処理が可能か否か)があったときには、リソース
マネージャ66が当該返答内容のデータをセットアップ
用受信バッファ60に格納した後に「受信データあ
り。」のセットアップ用メッセージMr をリモートセッ
トアップデータドライバ59に出力して返答内容のデー
タを取り込むように通知する。
【0102】次に、図6(a)に示す機能設定画面を表
示して送信情報記憶機能及び留守番電話機能のための機
能設定を行う(ステップS3)。
【0103】ここで、図6(a)に示す機能設定画面に
ついて説明すると、図6(a)に示す機能設定画面は、
送信情報記憶機能のオン/オフ(すなわち、電話回線2
4を介して送信されてきた送信情報をRAM13に一時
的に記憶するか否か)並びに留守番電話機能のオン/オ
フを設定するための機能設定画面であり、このうち、送
信情報記憶機能オン/オフ設定欄70に対応する選択ボ
タンを操作することにより送信情報記憶機能のオン/オ
フを切り換えることができるものである。また、留守番
電話機能オン/オフ設定欄71に対応する選択ボタン
は、これを操作することにより留守番電話機能のオン/
オフを切り換えることができるものである。更に、「O
K」に対応する確定ボタン72は、図6(a)に示す機
能設定画面における設定を終了するときに操作されるボ
タンであり、「キャンセル」に対応する取消ボタン73
は、当該設定を取り消すときに操作されるボタンであ
る。
【0104】なお、図6(a)に示す機能設定画面以外
のセットアップ制御部RMによる機能設定用の機能設定
画面としては、例えば、多機能周辺装置1におけるファ
クシミリ番号及び電話番号、局名並びに回線種類を設定
するための一般機能設定画面や、多機能周辺装置1をフ
ァクシミリ装置として用いる場合に頻繁に情報を送信す
る相手局の番号を予め登録しておく、いわゆる短縮ダイ
アル登録のための機能設定画面等がある。
【0105】図6(a)に示す機能設定画面において送
信情報記憶機能及び留守番電話機能のための機能設定
(送信情報記憶機能及び留守番電話機能のオン/オフ切
換)が実行されると、次に、確定ボタン72が操作され
たか否かが判定され(ステップS4)、操作されないと
きには(ステップS4;NO)操作されるまで待機し、
操作されたときには(ステップS4;YES)、次に、
上記設定した内容のうち、始めに送信情報記憶機能に対
応する設定データがリソースマネージャ66を介して多
機能周辺装置1に送信される(ステップS5)。
【0106】これに対応して、多機能周辺装置1におけ
るCPU10において、ステップS5において送信され
てきた設定データとRAM13における送信情報の記憶
の有無とを比較し、必要な場合エラー信号をリソースマ
ネージャ66を介してリモートセットアップ部58に送
信する。すなわち、RAM13に何等かの送信情報が記
憶されているときに送信情報記憶機能をオフに切り換え
る旨の機能設定が実行され、それに対応する設定データ
が送信されてきたとき(ステップS5)に、当該設定デ
ータに基づいて送信情報記憶機能をオフに切り換えると
既に記憶されていた送信情報が消去されるので、このと
き当該設定データを受け付けずに上記エラー信号を送信
するのである。
【0107】そして、リモートセットアップ部58にお
いては、設定データの送信が終了すると(ステップS
5)、次に上記エラー信号が多機能周辺装置1から送信
されてきたか否かが判定され(ステップS6)、エラー
信号を受信しない場合、すなわちOK信号を受信した場
合には(ステップS6;NO)、ステップS4における
機能設定が多機能周辺装置1の設定現況に適合しており
多機能周辺装置1において受け付けられたとして、次
に、留守番電話機能のための機能設定(留守番電話機能
のオン/オフ切換)に対応する設定データをリソースマ
ネージャ66を介して多機能周辺装置1に送信する(ス
テップS8)。
【0108】次に、多機能周辺装置1におけるCPU1
0において、ステップS8において送信されてきた設定
データとRAM13における留守番電話用の応答メッセ
ージの記録の有無とを比較し、必要な場合エラー信号を
リソースマネージャ66に送信する。すなわち、RAM
13に応答メッセージが記録されていないときに留守番
電話機能をオンとする旨の機能設定が実行され、それに
対応する設定データが送信されてきたとき(ステップS
8)に、当該設定データに基づいて留守番電話機能をオ
ンに切り換えると応答メッセージがないにも拘らず留守
番電話機能が働くこととなるので、このとき当該設定デ
ータを受け付けずに上記エラー信号を送信するのであ
る。
【0109】そして、リモートセットアップ部58にお
いては、設定データの送信が終了すると(ステップS
8)、次に上記エラー信号が多機能周辺装置1から送信
されてきたか否かが判定され(ステップS9)、エラー
信号を受信しない場合、すなわち、OK信号が受信され
た場合には(ステップS9;NO)、ステップS4にお
ける機能設定が多機能周辺装置1の設定現況に適合して
おり多機能周辺装置1において受け付けられたとして、
次に、他の機能設定画面における機能設定が終了したか
否かが判定され(ステップS10)、当該他の機能設定
画面における機能設定が終了していないときには(ステ
ップS10;NO)その機能設定画面における機能設定
が終了するまで待機し、他の機能設定画面における機能
設定が終了しているときは(ステップS10;YES)
対応する設定データを多機能周辺装置1に送信して(ス
テップS11)機能設定処理を終了する。
【0110】一方、ステップS6における判定におい
て、リモートセットアップ部58がエラー信号を受信し
た場合には(ステップS6;YES)、ステップS4に
おける機能設定が多機能周辺装置1の設定現況に適合し
ていない(すなわち、RAM13に何等かの送信情報が
記憶されているときに送信情報記憶機能をオフに切り換
える旨の機能設定がステップS4において実行された)
として、次に、図6(b)に示すような不適合メッセー
ジ80を表示し(ステップS12)、当該不適合メッセ
ージ80の画面における「OK」に対応する確定ボタン
81がマウス32により操作される(この操作を実施す
ることを、通常クリックするという。)ことにより不適
合メッセージ80の内容が機能設定を行う使用者によっ
て確認されたか否かが判定され(ステップS13)、確
認されないときには確認されるまで待機し(ステップS
13;NO)、確認されたときには(ステップS13;
YES)、当該不適合を解消するために再度図6(a)
に示す表示画面に移行してステップS4においてオフと
した送信情報記憶機能をオンとすべくステップS3に戻
る。
【0111】また、ステップS9における判定におい
て、リモートセットアップ部58がエラー信号を受信し
た場合には(ステップS9;YES)、ステップS4に
おける機能設定が多機能周辺装置1の設定現況に適合し
ていない(すなわち、RAM13に応答メッセージが記
録されていないときに留守番電話機能をオンに切り換え
る旨の機能設定がステップS4において実行された)と
して、次に、図6(c)に示すような不適合メッセージ
82を表示し(ステップS15)、以下、上述のステッ
プS13の処理を実行する。
【0112】以上説明したように、機能設定動作の第1
実施形態によれば、多機能周辺装置1における送信情報
の記憶の有無又は応答メッセージの有無と、パソコン3
0における送信情報記憶機能又は留守番電話機能の機能
設定とが不適合となることなくパソコン30から多機能
周辺装置1に関する機能設定が行えるので、多機能周辺
装置1における送信情報の記憶の有無又は応答メッセー
ジの有無が変更された場合にも効率的にパソコン30か
ら多機能周辺装置1を制御して送信情報記憶機能又は留
守番電話機能の機能設定が行える。
【0113】また、多機能周辺装置1における送信情報
の記憶の有無又は応答メッセージの有無とパソコン30
から送信されてくる設定データとが適合していないと
き、多機能周辺装置1からのエラー信号に基づいて、パ
ソコン30において当該不適合状態を確認するので、確
実に当該不適合状態を確認することができる。
【0114】更に、RAM13に送信情報が記憶されて
いるとき、パソコン30において転送機能をオフとする
機能設定が行われても、当該送信情報が消去されること
を防止することができる。
【0115】更にまた、RAM13に応答メッセージが
記録されていない場合であって、パソコン30において
留守番電話機能をオンとする機能設定が行われたとき、
応答メッセージがないにも拘らず留守番電話機能が機能
することを防止できる。
【0116】なお、上述の第1実施形態においては、セ
ットアップ制御部RMにおける処理を例として第1実施
形態を説明したが、これに限らず、他の制御部、すなわ
ち、スキャナ制御部SC、プリンタ制御部PR又はファ
クシミリ制御部FXから多機能周辺装置1におけるスキ
ャナ部14、プリンタ部15又はNCU19を含むファ
クシミリ機能部を制御して動作させる場合について本発
明を適用することもできる。その際には、各制御部を起
動させた後、夫々の制御部のドライバからスキャナ確認
用のコマンドデータとスキャナ用メッセージMs 又はプ
リンタ確認用のコマンドデータとプリンタ用メッセージ
Mp 或はファクシミリ確認用のコマンドデータとファク
シミリ用メッセージMf がリソースマネージャ66に出
力され、これを受けたリソースマネージャ66が多機能
周辺装置1に対して夫々の制御部に対応する処理が可能
であるか否かを問い合せると共に、当該問い合せに対応
する返答に基づいてリソースマネージャ66が当該返答
内容のデータを各メッセージMs 、Mp 及びMf と共
に、夫々対応するドライバに出力する。そして、夫々の
制御部における設定が行われる度に上記エラー信号の有
無が確認され、エラー信号がパソコン30において受信
されたときには再設定が行われることとなる。 (V)機能設定動作の第2実施形態 次に、パソコン30から上記送信情報記憶機能について
機能設定する場合及び留守番電話機能について機能設定
する場合の第2実施形態について、図7及び図6を用い
て説明する。
【0117】上述の第1実施形態においては、多機能周
辺装置1からのエラー信号に基づいてパソコン30と多
機能周辺装置1との間における機能設定の不適合を当該
パソコン30において認識するようにしたが、以下に説
明する第2実施形態においては、エラー信号を用いるこ
となく当該不適合が認識される。
【0118】また、以下に示す第2実施形態の機能設定
動作は、セットアップ制御部RMにおいて実行されるも
のであり、リモートセットアップ部58において多機能
周辺装置1に対する送信情報記憶機能設定及び留守番電
話機能設定が行われ、当該設定処理の内容に対応する設
定データを多機能周辺装置1に送信する度に当該送信の
前に実行されるものである。
【0119】なお、以下の説明において、図5に示すフ
ローチャートにおける処理と同様の処理については、同
様のステップ番号を付して細部の説明を省略する。
【0120】図7にフローチャートで示すように、セッ
トアップ制御部RMにおける送信情報記憶機能設定及び
留守番電話機能設定の動作の第2実施形態においては、
始めに、図5に示すフローチャートにおけるステップS
1乃至S3の動作が実行される。
【0121】そして、図6(a)に示す機能設定画面に
おいて「OK」に対応する確定ボタン72が操作された
ときには(ステップS4;YES)、次に、リモートセ
ットアップデータドライバ59からセットアップ確認用
のコマンドデータをリソースマネージャ66を介して多
機能周辺装置1に出力することにより、RAM13内に
何等かの送信情報が記憶されているか否かを問い合せ
て、その有無を確認する(ステップS20)。
【0122】送信情報の有無が確認されると(ステップ
S20)、次に、上記ステップS4における送信情報記
憶機能のための機能設定の設定内容とステップS20に
おける確認内容とが比較判定される(ステップS2
1)。
【0123】ステップS21における判定において、機
能設定の設定内容と確認内容とが一致していない(不適
合である)とき、すなわち、RAM13に何等かの送信
情報が記憶されているにも拘らず送信情報記憶機能をオ
フに切り換える旨の機能設定がステップS4において実
行されたときには(ステップS21;NO)、図5に示
すステップS12の場合の不適合メッセージ80と同様
の図6(b)に示す表示画面が表示され(ステップS1
2)、次に、送信情報記憶機能の再設定のためにステッ
プS3に戻って図6(a)に示す機能設定画面を表示す
る。
【0124】一方、ステップS21における判定におい
て、機能設定の設定内容と確認内容とが適合していると
き(すなわち、送信情報が記憶されているときに送信情
報記憶機能をオンとする旨の機能設定が実行されたとき
又は送信情報が記憶されていないときに送信情報記憶機
能をオフとする旨の機能設定が実行されたとき)には
(ステップS21;YES)、次に、リモートセットア
ップデータドライバ59からセットアップ確認用のコマ
ンドデータをリソースマネージャ66を介して多機能周
辺装置1に出力することにより、RAM13内に応答メ
ッセージが記録(録音)されているか否かを問い合せて
確認する(ステップS22)。
【0125】応答メッセージの有無が確認されると(ス
テップS22)、次に、上記ステップS4における留守
番電話機能のための機能設定の設定内容とステップS2
2における確認内容とが比較判定される(ステップS2
3)。
【0126】ステップS23における判定において、機
能設定の設定内容と確認内容とが一致していない(不適
合である)とき、すなわち、RAM13に応答メッセー
ジが記録されていないにも拘らず留守番電話機能をオン
に切り換える旨の機能設定がステップS4において実行
されたときには(ステップS23;NO)、図5に示す
ステップS15の場合の不適合メッセージ82と同様の
図6(c)に示す表示画面が表示され(ステップS1
5)、次に、留守番電話機能の再設定のためにステップ
S3に戻って図6(a)に示す機能設定画面を表示す
る。
【0127】一方、ステップS23における判定におい
て、機能設定の設定内容と確認内容とが適合していると
き(すなわち、応答メッセージが記録されているときに
留守番電話機能をオンとする旨の機能設定が実行された
とき又は応答メッセージが記録されていないときに留守
番電話機能をオフとする旨の機能設定が実行されたと
き)には(ステップS23;YES)、次に、これまで
の機能設定(送信情報記憶機能及び留守番電話機能の機
能設定)に対応する設定データをリソースマネージャ6
6を介して多機能周辺装置1に送信し、処理を終了す
る。
【0128】以上説明したように、機能設定動作の第2
実施形態によれば、機能設定動作の第1実施形態の効果
の他に、パソコン30における機能設定後であって設定
データの多機能周辺装置1への送信前に、多機能周辺装
置における送信情報の記憶の有無又は応答メッセージの
記録の有無を確認し、当該確認結果とパソコン30にお
ける機能設定内容とが不適合のとき、上記不適合状態で
あると認識するので、簡易に当該不適合状態を確認する
ことができる。
【0129】なお、上述の第2実施形態においては、セ
ットアップ制御部RMにおける処理を例として第2実施
形態を説明したが、これに限らず、他の制御部、すなわ
ち、スキャナ制御部SC、プリンタ制御部PR又はファ
クシミリ制御部FXから多機能周辺装置1におけるスキ
ャナ部14、プリンタ部15又はNCU19を含むファ
クシミリ制御部を制御して動作させる場合について本発
明を適用することもできる。その際には、各制御部を起
動させた後、夫々の制御部のドライバからスキャナ確認
用のコマンドデータとスキャナ用メッセージMs 又はプ
リンタ確認用のコマンドデータとプリンタ用メッセージ
Mp 或はファクシミリ確認用のコマンドデータとファク
シミリ用メッセージMf がリソースマネージャ66に出
力され、これを受けたリソースマネージャ66が多機能
周辺装置1に対して夫々の制御部に対応する処理が可能
であるか否かを問い合せると共に、当該問い合せに対応
する返答に基づいてリソースマネージャ66が当該返答
内容のデータを各メッセージMs 、Mp 及びMf と共に
夫々対応するドライバに出力する。そして、夫々の制御
部における設定が行われる度に多機能周辺装置1の設定
現況が確認され、各制御部における設定と問い合せの確
認結果とが不適合のときに再設定が行われることとな
る。
【0130】また、上記各実施形態を行うためのアプリ
ケーションプログラムは、フレキシブルディスク41又
はCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory )等
の記録媒体に記録させておくことができるので、パソコ
ン30に限らず、アプリケーションプログラムが動作可
能なコンピュータであれば、いずれのコンピュータを用
いても本発明を適用することができる。
【0131】更に、上記の各実施形態においては、多機
能周辺装置1をパソコン30から遠隔制御する際の実施
の形態について説明したが、これに限らず、コンピュー
タから他の情報処理装置を制御して、当該他の情報情報
処理装置における機能設定を行う場合に広く適用でき
る。
【0132】更にまた、上記各実施形態はスキャナ部1
4、プリンタ部15又はNCU19等からなるファクシ
ミリ機能部を一体に備えた多機能周辺装置1を対象とし
た実施形態であって、スキャナ部14等の機能を周辺装
置として一元的にパソコン30から管理するようにした
実施形態であるが、これに限らず、スキャナ装置やプリ
ンタ装置単体の周辺装置を含んだ情報処理装置に対して
も本発明を適用することができる。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、第1情報処理手段に含まれる確認手段が
機能設定手段における機能設定後であって情報の処理前
に、第2情報処理手段における情報処理機能の設定現況
を当該第2情報処理手段に対して確認し、機能再設定手
段が確認手段における確認結果により不適合状態である
と判明したとき、当該不適合状態を解消すべく上記機能
設定を再度実行するので、第2情報処理手段における情
報処理機能の設定現況と、第1情報処理手段における機
能設定とが不適合となることなく第1情報処理手段から
第2情報処理手段における情報処理機能に関する機能設
定が行える。
【0134】従って、第2情報処理手段における情報処
理機能の設定現況が変更された場合にも効率的に第1情
報処理手段から第2情報処理手段を制御して情報の処理
が行える。
【0135】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、第2情報処理手段におけ
るエラー信号送信手段が、情報処理機能の設定現況と機
能設定手段における機能設定内容とが適合しないときエ
ラー信号を送信し、確認手段が機能設定手段における機
能設定後であって情報の処理前に、機能設定の結果を第
2情報処理手段に一時的に送信し、エラー信号が送信さ
れてきたとき不適合状態であると確認するので、確実に
当該不適合状態を確認することができる。
【0136】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、確認手段が機能設定手段
における機能設定後であって情報の処理前に、第2情報
処理手段における情報処理機能の設定現況を検出し、当
該検出結果と機能設定手段における機能設定内容とが不
適合のとき不適合状態であると確認するので、簡易に当
該不適合状態を確認することができる。
【0137】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、確
認手段が送信情報が記録されている場合であって機能設
定手段において転送機能を機能させない旨の機能設定が
行われたとき、不適合状態である旨の確認を行うので、
送信情報が記憶されているときに機能設定手段において
転送機能を機能させない旨の機能設定が行われても、当
該送信情報が消去されることを防止することができる。
【0138】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、確
認手段が応答音声が記録されていない場合であって、機
能設定手段において留守番電話機能を機能させる旨の機
能設定が行われたとき、不適合状態であると確認するの
で、応答音声がないにも拘らず留守番電話機能が機能す
ることを防止できる。
【0139】従って、応答音声がないにも拘らず留守番
電話機能が機能することにより通話先の通話者が混乱す
ることを防止できる。
【0140】請求項6に記載の発明の記録媒体に記録さ
れている情報処理用制御プログラムによれば、確認手段
により、機能設定手段における機能設定後であって情報
の処理前に情報処理手段における情報処理機能の設定現
況を当該情報処理手段に対して確認し、機能再設定手段
が、確認手段における確認結果により不適合状態である
と判明したとき、当該不適合状態を解消すべく上記機能
設定を再度実行するので、情報処理手段における情報処
理機能の設定現況と、コンピュータにおける機能設定と
が不適合となることなくコンピュータから情報処理手段
における情報処理機能に関する機能設定が行える。
【0141】従って、情報処理手段における情報処理機
能の設定現況が変更された場合にも効率的にコンピュー
タから情報処理手段を制御して情報の処理が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理装置の全体構成を示す外観図である。
【図2】多機能周辺装置の内部の概要構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】パソコンの内部の概要構成を示すブロック図で
ある。
【図4】パソコンの機能構成を示すブロック図である。
【図5】機能設定動作の第1実施形態を示すフローチャ
ートである。
【図6】機能設定動作の第1実施形態における表示画面
の一例を示す図であり、(a)は機能設定動作を表示画
面の一例であり、(b)は不適合メッセージの第1例を
示す表示画面であり、(c)は不適合メッセージの第2
例を示す表示画面である。
【図7】機能設定動作の第2実施形態を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…多機能周辺装置 2…操作パネル 3…カセット装着部 4…原稿台 5…記録用紙カセット 6…本体 10、36…CPU 11、39…ROM 12…EEPROM 13、37…RAM 14…スキャナ部 15…プリンタ部 16、38…インターフェース部 17…接続ケーブル 18…受話器 19…NCU 20…モデム部 21…アンプ 22…スピーカ 23、40…バス 24…電話回線 30…パソコン 31…キーボード 32…マウス 33…外部記憶部 33A…フレキシブルディスクドライブ装置 34…ディスプレイ 35…画像処理部 41…フレキシブルディスク 50…スキャナアプリケーション部 51…スキャナドライバ 52…スキャナ用受信バッファ 53…スキャナ用送信バッファ 54…プリンタアプリケーション部 55…プリンタドライバ 56…プリンタドライバ用受信バッファ 57…プリンタドライバ用送信バッファ 58…リモートセットアップ部 59…リモートセットアップデータドライバ 60…セットアップ用受信バッファ 61…セットアップ用送信バッファ 62…ファクシミリアプリケーション部 63…ファクシミリドライバ 64…ファクシミリ用受信バッファ 65…ファクシミリ用送信バッファ 66…リソースマネージャ 67…受信バッファ 68…リソースマネージャ用バッファ 69…パラレルポートドライバ 70…送信情報記憶機能オン/オフ設定欄 71…留守番電話機能オン/オフ設定欄 72、81…確定ボタン 73…取消ボタン 80、82…不適合メッセージ S…情報処理装置 Ssr…スキャナ用受信データ Sst…スキャナ用送信データ Spr…プリンタ用受信データ Spt…プリンタ用送信データ Srr…セットアップ用受信データ Srt…セットアップ用送信データ Sfr…ファクシミリ用受信データ Sft…ファクシミリ用送信データ Smr、Smt…管理メッセージ Sr …受信データ St …送信データ Ms …スキャナ用メッセージ Mp …プリンタ用メッセージ Mr …セットアップ用メッセージ Mf …ファクシミリ用メッセージ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 H04M 1/64 - 1/658 H04M 11/00 - 11/10 H04N 1/00 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の処理を行う第2情報処理手段及び
    当該第2情報処理手段に接続された第1情報処理手段を
    含み、当該第2情報処理手段を当該第1情報処理手段か
    ら制御することにより前記情報の処理を実行する情報処
    理装置において、前記情報 の処理に先立って、前記第2情報処理手段にお
    ける当該情報の処理を行う情報処理機能に関する機能設
    定を行う機能設定手段と、 前記第1情報処理手段に含まれると共に、前記機能設定
    手段における機能設定後であって前記情報の処理前に、
    前記第2情報処理手段における前記情報処理機能の設定
    現況を当該第2情報処理手段に対して確認する確認手段
    と、 前記第1情報処理手段に含まれると共に、前記確認手段
    における確認結果により前記機能設定手段における機能
    設定内容と前記情報処理機能の設定現況とが適合してい
    ない不適合状態であると判明したとき、前記第1情報処
    理手段において当該不適合状態を解消すべく前記機能設
    定を再度実行する機能再設定手段と、 前記第1情報処理手段に含まれると共に、前記機能再設
    定手段による機能再設定の結果を前記第2情報処理手段
    に送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 前記第2情報処理手段は、当該第2情報処理手段におけ
    る前記情報処理機能の設定現況と前記第1情報処理手段
    から送信されてくる前記機能設定手段における機能設定
    内容とが適合していないとき前記第1情報処理手段に対
    してエラー信号を送信するエラー信号送信手段を備え、 前記確認手段は、前記機能設定手段における機能設定後
    であって前記情報の処理前に、当該機能設定手段におけ
    る前記機能設定の結果を前記第2情報処理手段に一時的
    に送信し、前記エラー信号送信手段から前記エラー信号
    が送信されてきたとき、前記不適合状態であると確認す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 前記確認手段は、前記機能設定手段における機能設定後
    であって前記情報の処理前に、前記第2情報処理手段に
    おける前記情報処理機能の設定現況を検出し、当該検出
    結果と前記機能設定手段における機能設定内容とが不適
    合のとき、前記不適合状態であると確認することを特徴
    とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    情報処理装置において、 前記第2情報処理手段は電話回線を介して外部と接続さ
    れ、当該電話回線を介して送信されてきた送信情報を記
    憶する記憶手段を備えると共に、前記情報処理機能は、
    当該記憶された送信情報を転送する転送機能であり、 更に、前記確認手段は、前記送信情報が記憶されている
    場合であって、前記機能設定手段において前記転送機能
    を機能させない旨の機能設定が行われたとき、前記不適
    合状態であると確認することを特徴とする情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    情報処理装置において、 前記第2情報処理手段は電話回線を介して外部と接続さ
    れると共に、前記情報処理機能は、前記電話回線を利用
    した留守番電話機能であり、 更に当該第2情報処理手段は、当該電話回線を介して送
    信されてきた音声送信情報を記録する第1記録手段と、 前記留守番電話機能における応答音声を記録する第2記
    録手段と、を備え、 前記確認手段は、前記応答音声が前記第2記録手段に記
    録されていない場合であって、前記機能設定手段におい
    て前記留守番電話機能を機能させる旨の機能設定が行わ
    れたとき、前記不適合状態であると確認することを特徴
    とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 情報の処理を行う情報処理手段及び当該
    情報処理手段に接続されたコンピュータを含み、当該情
    報処理手段を当該コンピュータから制御することにより
    前記情報の処理を実行する情報処理装置における前記コ
    ンピュータで実行される情報処理用制御プログラムを記
    録した記録媒体であって、 前記コンピュータを、 前記情報の処理に先立って、前記情報処理手段における
    当該情報の処理を行う情報処理機能に関する機能設定を
    行う機能設定手段、 前記機能設定手段における機能設定後であって前記情報
    の処理前に、前記情報処理手段における前記情報処理機
    能の設定現況を当該情報処理手段に対して確認する確認
    手段、 前記確認手段における確認結果により前記機能設定手段
    における機能設定内容と前記情報処理機能の設定現況と
    が適合していない不適合状態であると判明したとき、当
    該不適合状態を解消すべく前記機能設定を再度実行する
    機能再設定手段、及び、 前記機能再設定手段による機能再設定の結果を前記情報
    処理手段に送信する送信手段、 として機能させるための前記情報処理用制御プログラム
    を記録したことを特徴とする記録媒体。
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