JP2004318722A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷時の手間を省くことができる通信装置を提供すること。
【解決手段】第1複合機1は、通信ネットワークTに接続された第2複合機2のIPアドレスと、該第2複合機2が備えるプリント後処理機能の情報を記憶部に記憶する。第1複合機1は、パソコン4から受信したプリントデータのうち、自ら処理できないプリント後処理が指定されたプリントデータを、前記記憶部を参照して処理可能なプリント後処理機能を備えた第2複合機2のIPアドレスを検索し、該IPアドレスに基づいてプリントデータを転送する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された通信装置に係わり、特に、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能等が備えられた複合機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のネットワーク技術の発達と共に、PCプリンタ等の通信装置をLAN等のネットワークで複数台接続し、複数のクライアントで共有するようになってきている。例えば、通信装置は、ネットワークを介してパソコンからプリントデータを受信し、プリントデータを印刷する(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−060873号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近では通信装置にパンチ、ステープル、シフト等のプリント後処理をする機能が備えられたものがあり、パソコンから印刷時にこれらのプリント後処理を指定することも可能となっている。しかし、一般的にこれらのプリント後処理を行う機能は、オプションとして備えられるので高価となり、複数台の通信装置をネットワークに接続して運用するような組織でも、そのなかの限られた数台のみが備えられるのが現状である。従って、ユーザは通信装置にどのような機能が備えられているか確認してからプリントデータを送信する手間が必要であったり、指定ミスの場合には印刷物が無駄になっていた。
【0005】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、印刷時の手間を省くことが可能な通信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ネットワークに接続された端末のアドレスと、該端末が備えるプリント後処理機能の情報を記憶部に記憶し、受信したプリントデータのうち、自ら処理できないプリント後処理が指定されたプリントデータを前記記憶部を参照して処理可能なプリント後処理機能を備えた端末のアドレスを検索し、該アドレスに基づいてプリントデータを転送する。また、請求項2の発明は、前記端末に優先順位を定めて記憶部に記憶し、前記プリントデータを処理可能なプリント後処理機能を有する複数の端末の中から該優先順位に従って転送先の端末を決定する。さらに、請求項3の発明は、端末が処理することが可能なデータ形式を記憶部に記憶し、前記プリントデータを転送先の端末が処理することが可能なデータ形式に変換して転送する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、通信ネットワークシステムは、電話回線L1を有する通信装置としての第1のインターネットファクシミリ装置1(以下、第1複合機1という。)と、端末としての第2のインターネットファクシミリ装置2(以下、第2複合機2という。)、を備えている。また、通信ネットワークシステムは、専用回線L2を介してインターネットに接続されたルータ3、複数のパソコン4及び各装置1〜4間を相互に接続するハブ(HUB)5、トランシーバ6、ネット用ケーブル7、AUIケーブル8、ツイストペアケーブル9を備えている。尚、本実施形態では、第1複合機1は一台しか含まれていないが、複数台含まれていても良い。また、第2複合機2も同様に複数台含まれていても良い。
【0008】
第1複合機1、第2複合機2、ルータ3及びパソコン4は、ツイストペアケーブル9を介してハブ5に接続されている。ハブ5は、AUIケーブル8を介してトランシーバ6に接続されている。トランシーバ6は、ネット用ケーブル7を介して他のトランシーバ6と接続されている。第1複合機1、第2複合機2、ルータ3及びパソコン4は、ツイストペアケーブル9に接続するためのインターフェースを内蔵している。ハブ5は、ツイストペアケーブル9とAUIケーブル8とを接続するために設けられるとともに、通信ネットワークTの接続において集線装置として機能する。トランシーバ6は、AUIケーブル8とネット用ケーブル7とを接続するために設けられている。
【0009】
第1,第2複合機1,2は、それぞれIPアドレスを有している。また、ルータ3は、通信ネットワークT上以外の他の装置との間の通信を制御する通信プロトコルを備えている。複数のパソコン4は、パソコン4全体を制御するための制御部、各種情報を表示する表示部、その各種情報に対して指示をするとともに所定の文字等を入力するためのキーボード及びマウス、ハードディスク等を備えている。また、複数のパソコン4は、第1複合機1、第2複合機2、ルータ3及び他のパソコン4との間、並びに第1,第2複合機1,2及びルータ3を介して外部の装置(例えばパソコン)との間で、送受信を行うための通信プロトコルを備えている。
【0010】
図2に示すように、第1複合機1は、MPU11、ROM12、RAM13、読取部14、記録部15、操作部16、表示部17、画像メモリ18、コーデック19、モデム20、NCU21、データ変換部22、通信プロトコル制御部23、及び記憶部24を備えている。そして、これらは、バス25を介してそれぞれ接続されている。また、第1複合機1は、通信プロトコル制御部23と接続されたネットワークインターフェース26を備える。
【0011】
MPU11は、第1複合機1を構成する各部を制御する。ROM12は、第1複合機1を制御するためのプログラムを記憶する。尚、ROM12に記憶されたプログラムは、後述する転送先登録プログラム及び転送プログラムを含む。RAM13は、第1複合機1に関する各種情報を一時的に記憶する。
【0012】
読取部14は、原稿上の画像データを読み取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信プリントデータの記録動作やコピー動作において、受信したプリントデータ或いは読取部14で読み取った原稿のプリントデータを記録紙上に記録する。
【0013】
操作部16は、電話番号やメールアドレスに必要な文字列(例えば数字等)を入力するためのテンキー(*,#キーを含む)16a、短縮番号やメールアドレスの登録又は短縮番号から発信するための短縮キー16bを備えている。また、操作部16は、メールアドレスに必要な文字列(例えばアルファベット、ピリオド、アットマーク等)を入力するとともに、予め登録した電話番号、FAX番号又はメールアドレスをワンタッチで指定するためのワンタッチキー16cを備えている。さらに、操作部16は、原稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキー16d、「通信(FAX)」動作又は「コピー」動作を設定するための通信/コピーキー16e等の各種操作キーを備えている。LCD等よりなる表示部17は、第1複合機1の動作状態等の各種情報の表示を行う。
【0014】
画像メモリ18は、受信プリントデータや読取部14で読み取られて2値化され、コーデック19でMMR方式に従って符号化されたプリントデータを一時的に記憶する。また、画像メモリ18は、パソコン4から通信プロトコル制御部23を介して送出されてきたプリントデータも一時的に記憶する。
【0015】
コーデック19は、読取部14で読み取ったプリントデータを送信のためにMH,MR,MMR方式等に従って符号化(エンコード)する。また、コーデック19は、受信プリントデータを復号(デコード)する。
【0016】
モデム20は、ファクシミリ伝送制御手順信号及びプリントデータの変調及び復調を行う。NCU21は、電話回線L1の閉結及び開放を行うとともに、相手先のFAX番号に対応したダイヤル信号の送出及び着信を検出する機能等を備えている。
【0017】
データ変換部22は、パソコン4から通信ネットワークTを介して送出されてくるTIFF、BMP、GIF、JPEG、PCX、DCX等のプリントデータを、MH、MR、MMR方式やTIFF−MH,TIFF−MR,TIFF−MMR方式等のプリントデータに変換する。また、これとは逆に電話回線L1を介して受信したMH、MR、MMR方式等のプリントデータを、複数のパソコン4にとって扱い易い形式にするために、TIFF、BMP、GIF、JPEG、PCX、DCX等のプリントデータに変換する。
【0018】
通信プロトコル制御部23は、ネットワークインターフェース26を介して通信ネットワークT上の他の装置との間の通信を制御する通信プロトコルを備えている。
【0019】
そして、記憶部24は、図3に示すデータテーブル30を記憶している。このデータテーブル30は、通信ネットワークシステムに含まれる第1,第2複合機1,2のリストから構成される。データテーブル30は、プリンタ名、IPアドレス、パンチ機能やステープル機能を含む各種機能の領域からなる。プリンタ名には第1,第2複合機1,2を示す名称が記憶され、そのプリンタ名には、それぞれ、第1,第2複合機1,2が持つネットワーク上のIPアドレスが関係付けられている。さらに、プリンタ名には、それぞれ第1,第2複合機1,2における機能(例えば、パンチ機能が備えられている等のプリント後処理に関するプリント後処理機能)の有無及び第1,第2複合機1,2が処理することができるプリントデータのデータ形式が関係付けられている。
【0020】
図4に示すように、第2複合機2は、第1複合機1の構成に加えて、パンチ機能31、ステープル機能32、シフトビン機能33(又はNビン機能34)等のプリント後処理機能35を備えている。プリント後処理機能35は、バスに接続されており、MPU11により制御される。尚、第1複合機1と同様の構成は、同じ符号を付して図示及び詳細な説明を省略する。また、本実施形態において、プリント後処理機能35は、パンチ機能31、ステープル機能32、シフトビン機能33(又はNビン機能34)等を含んでいるが、それらの機能のうち少なくとも一つ含めばよい。
【0021】
次に第1複合機1における第2複合機2の登録方法を図5及び図6に従って説明する。
まず、登録者は、第1複合機1にて操作部16を操作して、転送先登録プログラムを実行させ、第1複合機1は該プログラムに従って、転送先の第2複合機2のプリンタ名(以下、転送先プリンタ名という)を入力するように要求する。転送先プリンタ名が入力されると(ステップS1)、そのプリンタ名を記憶部24のデータテーブル30に追加する(ステップS2)。
【0022】
次に、転送先の第2複合機2(以下、転送先複合機という)のIPアドレスを入力するように要求する。転送先複合機のIPアドレスが入力されると(ステップS3)、そのIPアドレスを転送先プリンタ名と関連付けて記憶する(ステップS4)。次に、入力に基づき転送先複合機がパンチ機能31を備えているか否かを判断し(ステップS5)、パンチ機能31を備えている場合には、その旨を転送先プリンタ名に関係付けて記憶部24に記憶する(ステップS6)。続いて、入力に基づき転送先複合機がステープル機能32を備えているか否か判断し(ステップS7)、ステープル機能32を備えている場合には、その旨を転送先プリンタ名に関係付けて記憶部24に記憶する(ステップS8)。次に、入力に基づき転送先複合機がシフトビン機能33を備えているか否か判断し(ステップS9)、シフトビン機能33を備えている場合には、その旨を転送先プリンタ名に関係付けて記憶部24に記憶する(ステップS10)。一方、転送先複合機がシフトビン機能33を備えていない場合、Nビン機能34を備えているか否かを判断し(ステップS11)、Nビン機能34を備えている場合には、その旨を転送先プリンタ名に関係付けて記憶部24に記憶する(ステップS12)。
【0023】
次に、入力に基づき転送先複合機がPCLをサポートしているか否か判断し(ステップS13)、PCLをサポートしている場合には、その旨を記憶部24に記憶する(ステップS14)。一方、PCLをサポートしていない場合、TIFFをサポートしているかを判断し(ステップS15)、TIFFをサポートしている場合には、その旨を転送先プリンタ名に関連づけて記憶部24に記憶する(ステップS16)。逆に、TIFFをサポートしていない場合には、転送先複合機がFAX符号をサポートしている旨を転送先プリンタ名に関係付けて記憶部24に記憶する(ステップS17)。
【0024】
最後に、第1複合機1は、入力に基づいて今まで登録した転送先の第2複合機2とは別の転送先の機器に関する情報を続けて記憶部24に登録するか否かを判断し(ステップS18)、登録する機器がある場合にはステップS1の処理に戻り、その登録機器についてステップS1〜ステップS18の処理を実行する。一方、別の機器を登録しない場合、第1複合機1は、転送先登録プログラムを終了する。
【0025】
次に、プリントデータの転送方法について説明する。
図7及び図8に示すように、第1複合機1は、通信ネットワークTを介してパソコン4からプリントデータを受信すると(ステップS21)、転送プログラムを実行し、受信したプリントデータのPJLにパンチ指定があるか否か判断する(ステップS22)。パンチ指定がある場合は、第1複合機1は、記憶部24を参照して、自らにパンチ機能31が備えられているか否か検索する(ステップS23)。
【0026】
自機がパンチ機能31を備えていない場合、第1複合機1は、記憶部24を参照して、データテーブル30にパンチ機能31を備えた第2複合機2があるか否かを判断する(ステップS24)。ここで、パンチ機能31を備えた第2複合機2がなければ、パソコン4にエラーを通知し(ステップS25)、転送プログラムを終了する。
【0027】
パンチ機能31を備えた第2複合機2がある場合、第1複合機1は、当該第2複合機2のプリンタ名に関係付けられた転送先における処理可能なデータ形式に基づいて、受信したプリントデータを転送先の第2複合機2に応じたデータ形式に変換するデータ変換処理を行う(ステップS26)。
【0028】
詳しくは、図9に示すように、まず、第1複合機1は、データテーブル30を参照して、受信したプリントデータのデータ形式と転送先である第2複合機2が処理することが可能なデータ形式が異なるか否か判断する(ステップS101)。両データ形式が同じ場合、受信したデータ形式のままでプリントデータを画像メモリ18に一時的に保存し(ステップS102)、データ変換処理を終了する。
【0029】
一方、転送先の第2複合機2が処理可能なデータ形式が、受信したプリントデータのデータ形式と異なる場合、第1複合機1は、データテーブル30を参照して、転送先の第2複合機2がPCLをサポートするか否か判断する(ステップS103)。転送先の第2複合機2がPCLをサポートする場合、受信したPJLデータをPCLのPJLに変換する(ステップS104)。次に、受信したプリントデータをPCLがサポートしているTIFF形式に変換する(ステップS105)。そして、変換後のプリントデータを画像メモリ18に保存し(ステップS106)、データ変換処理を終了する。
【0030】
ステップS103で、転送先の第2複合機2がPCLをサポートしないと判断した場合、第1複合機1は、データテーブル30を参照して、転送先の第2複合機2がTIFF形式をサポートするか否か判断する(ステップS107)。転送先の第2複合機2がTIFF形式をサポートする場合、PJLデータをPCLのPJLに変換し(ステップS108)、プリントデータをPCLがサポートしているTIFF形式に変換する(ステップS109)。そして、変換後のPJL及びプリントデータを画像メモリに保存し(ステップS110)、データ変換処理を終了する。
【0031】
ステップS107で、第1複合機1は、転送先の第2複合機2がTIFFをサポートしていないと判断すると、受信したPJLデータをPCLのPJLに変換し(ステップS111)、受信したプリントデータをFAXの符号化形式に変換する(ステップS112)。そして、変換後のデータを画像メモリに保存し(ステップS113)、データ変換処理を終了する。
【0032】
図7に示すように、データ変換処理が終了すると、第1複合機1は、記憶部24を参照してプリンタ名に対応するIPアドレスを取得し、画像メモリ18に保存したPJLデータ及びプリントデータを当該IPアドレスにて指定された第2複合機2に転送する(ステップS27)。そして、第1複合機1は、画像メモリ18に保存したプリントデータが全て転送したか否かを判断する(ステップS28)。全て転送していない場合には、ステップS26の処理に戻り、全てのプリントデータが転送された場合には、転送プログラムを終了する。尚、プリントデータを他の複合機に転送した場合、その旨(転送したことと転送先)を、自機の表示部17に表示又はプリント、プリントデータを送信したパソコンに通知等適宜行ってもよい。このようにすれば、プリントデータを転送した場合においても、ユーザにその旨を知らせることができ、ユーザが短時間で確実に印刷結果を入手することができる。
【0033】
ステップS22においてNO又はステップS23においてYESである場合、第1複合機1は、受信したプリントデータのPJLにステープル指定が有る否かを判断する(ステップS29)。ステープル指定が有る場合、第1複合機1は、記憶部24を参照して、自機がステープル機能32を備えているか否か判断する(ステップS30)。以下、ステップS30〜ステップS32までの処理は、前述したステップS23〜ステップS25の処理におけるパンチ機能31をステープル機能32に置き換えただけであるので、その詳細な説明は省略する。
【0034】
次に、ステップS29においてNO又はステップS30においてYESである場合、第1複合機1は、受信したプリントデータのPJLにビン排出指定が有るか否かを判断する(ステップS33)。ビン排出指定が有る場合、第1複合機1は、自機がシフトビン機能33(又はNビン機能34)を備えているか否かを判断する(ステップS34)。以下、ステップS34〜ステップS36までの処理は、前述したステップS23〜ステップS25の処理におけるパンチ機能31をシフトビン機能33(又はNビン機能34)に置き換えただけであるので、その詳細な説明は省略する。
【0035】
記憶部24に通信ネットワークTに接続された第1,第2複合機1,2のIPアドレス及びそのプリント後処理機能から構成されるデータテーブル30を記憶したので、第1複合機1は、プリントデータを適切に転送して、指定された処理を行わせることが可能となる。従って、パソコンのユーザは、第1複合機1から指定されたプリント後処理が第1複合機1ではできないためにエラー通知を受け、プリント後処理機能が備えられた第2複合機2を探し、その機能を確認し、第2複合機2にプリントデータを再送信する手間を省くことが可能となる。また、記憶部24には、第2複合機2が処理可能なデータ形式も記憶されているので、第1複合機1は、転送する際、転送先の第2複合機2が処理可能なデータ形式に受信したプリントデータを変換してから送信することができる。
【0036】
尚、記憶部24のデータテーブル30に転送先の優先順位を記憶しておき、同じプリント後処理機能が備えられている第2複合機2が複数存在する場合に、当該優先順位に従って転送先を決定させても良い。このようにすれば、第1複合機1から一番近い第2複合機2に転送することが可能となる。
【0037】
そして、ステップS33でNO又はステップS34でYESの場合、第1複合機1は、PJLに応じた後処理でプリントデータを印刷する(ステップS37)。そして、第1複合機1は、全てのプリントデータを印刷したか否か判断する(ステップS38)。まだ、印刷していないプリントデータが存在する場合は、第1複合機1は、ステップS37の処理を再び行い、全てのプリントデータを印刷した場合は、転送処理を終了する。
【0038】
以上詳述したように、ユーザは、パソコン4から第1複合機1では処理できないプリント後処理を指定してプリントデータを第1複合機1に送信したときでも、第1複合機1が当該プリント後処理を処理することができる第2複合機2に当該プリントデータを転送し、プリント後処理を行わせることができる。従って、ユーザは、印刷時における機能の確認等を行う手間を省くことが可能となる。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、印刷時の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信ネットワークシステムの概略構成図。
【図2】第1複合機の構成を示すブロック図。
【図3】データテーブルの説明図。
【図4】第2複合機の構成を示すブロック図。
【図5】転送先の登録方法に関わるフローチャート。
【図6】転送先の登録方法に関わるフローチャート。
【図7】プリントデータの転送方法に関わるフローチャート。
【図8】プリントデータの転送方法に関わるフローチャート。
【図9】データ変換処理方法に関わるフローチャート。
【符号の説明】
1…第1複合機、2…第2複合機、24…記憶部、35…プリント後処理機能、T…通信ネットワーク。

Claims (3)

  1. ネットワークに接続された端末のアドレスと、該端末が備えるプリント後処理機能の情報を記憶部に記憶し、受信したプリントデータのうち、自ら処理できないプリント後処理が指定されたプリントデータを前記記憶部を参照して処理可能なプリント後処理機能を備えた端末のアドレスを検索し、該アドレスに基づいてプリントデータを転送する通信装置。
  2. 前記端末に優先順位を定めて記憶部に記憶し、前記プリントデータを処理可能なプリント後処理機能を有する複数の端末の中から該優先順位に従って転送先の端末を決定する請求項1記載の通信装置。
  3. 前記端末が処理することが可能なデータ形式を記憶部に記憶し、前記プリントデータを転送先の端末が処理することが可能なデータ形式に変換して転送する請求項1又は2記載の通信装置。
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