JP2002290638A - 画像読取装置、方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像読取装置、方法、プログラム及び記録媒体

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JP2002290638A
JP2002290638A JP2001092341A JP2001092341A JP2002290638A JP 2002290638 A JP2002290638 A JP 2002290638A JP 2001092341 A JP2001092341 A JP 2001092341A JP 2001092341 A JP2001092341 A JP 2001092341A JP 2002290638 A JP2002290638 A JP 2002290638A
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Kiyoshi Miyake
清 三宅
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読取装置においてユーザが容易に所望の
読取条件を設定できるようにすること。 【解決手段】 送信データ生成部32がスキャナ部13
より得られる画像データと、その画像データを生成した
際にスキャナ部13に設定されていた読取条件に関する
情報とを付加した、電子メールによる送信データを生成
する。その送信データを、ネットワーク5を介して送信
先に送信する。また、送信先の装置よりネットワーク5
を介して受信する受信データに読取条件に関する情報が
含まれているか否かを制御部31が判断し、含まれてい
る場合に当該情報を記憶部23の読取条件登録テーブル
D1に登録するように構成される。画像読取装置1にお
いて読取条件を設定する際、制御部31は記憶部23か
ら読取条件に関する情報を呼び出し、ユーザからの指定
に基づいてスキャナ部13の読取条件を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿を読み取っ
て画像データを生成し、電子メール機能を利用して画像
データを送信するように構成された画像読取装置に関
し、特に原稿を読み取る際の読取条件の設定技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スキャナ装置等の画像読取装置におい
て、原稿を読み取って画像データの送信を行う際、解像
度設定等の読取条件を設定した後に読み取り動作を開始
するのが一般的である。画像読取装置で得られた画像デ
ータはコンピュータ(いわゆるPC)等の送信先装置に
送信され、ユーザは送信先装置に備え付けのディスプレ
イ等で画像確認を行うことができるように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像データ
を送信された送信先装置においてユーザが画像を確認し
た際に、画質が悪い、又は画像のサイズが大きすぎる等
という事態が判明することもあり、そのような場合には
スキャナ装置の読取条件を一部変更した状態で再度読み
取りを行うことが必要となる。
【0004】この場合、前回どのような読取条件で原稿
を読み取ったかはユーザの記憶に頼るしかなく、前回の
読取条件が分からない場合は前回と同一条件で再度読み
取り動作を行ったり、又は全く異なった読取条件で読み
取り動作を行ってしまうといった問題が生じる。
【0005】また、画像読取装置において、例えば過去
何回分かの読取条件を保存しておくことも考えられる
が、このような場合であっても、送信した画像データと
保存されている読取条件との関連が不明なため、同様の
問題が生じる。
【0006】また、前回読み取って得られた画像が所望
の画質等で得られたため、再度別の原稿を同一の読取条
件で読み取りたい場合にも、前回の読取条件が分からな
い場合は前回と全く異なった読取条件で読み取り動作を
行ってしまうという問題も生じる。
【0007】このような問題は、原稿毎に読取条件を変
更しつつ画像データを順次送信する場合、特に顕著とな
り、後に画像を確認する際、どの画像がどのような読取
条件で読み取られたものかを特定することが困難にな
る。
【0008】そこで、この発明は、上記課題に鑑みてな
されたものであって、ユーザが容易に所望の読取条件を
設定することの可能な画像読取装置及び方法を提供する
ことを目的とし、さらにそのような画像読取装置を実現
するためのプログラム及び記録媒体を提供することをも
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、画像読取装置であって、
原稿の画像を、設定される読取条件に基づいて読み取る
ことにより画像データを生成する読取手段と、前記画像
データと、前記画像データを生成した際の前記読取条件
に関する情報とを付加した、電子メールによる送信デー
タを生成する送信データ生成手段と、前記送信データを
送信する送信手段と、電子メールによる受信データを受
信する受信手段と、前記読取条件に関する情報を記憶す
る記憶手段と、前記受信データに前記読取条件に関する
情報が含まれている場合に、当該情報を前記記憶手段に
記憶させる制御手段と、を備えている。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像読取装置において、前記読取条件に関する情報
が、前記読取手段の読取解像度を含むことを特徴として
いる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の画像読取装置において、前記読取条件に関する
情報が、前記原稿のサイズを含むことを特徴としてい
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の画像読取装置において、前記制御手
段が、前記読取情報に関する情報と対応づけて、前記受
信データの発信元を特定する情報を前記記憶手段に記憶
させることを特徴としている。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の画像読取装置において、前記記憶手
段に記憶された前記読取条件に関する情報を呼び出し
て、当該情報に基づいて前記読取手段の読取条件を設定
する設定手段、をさらに備えている。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の画像読取装置において、前記設定手段が、前記記憶手
段から呼び出した前記読取条件に関する情報に対するユ
ーザによる修正を受け付け、修正された前記読取条件に
関する情報に基づいて前記読取手段の読取条件を設定す
ることを特徴としている。
【0015】請求項7に記載の発明は、画像を読み取っ
て送信する方法であって、原稿の画像を、設定される読
取条件に基づいて読み取ることにより画像データを生成
する工程と、前記画像データと、前記画像データを生成
した際の前記読取条件に関する情報とを付加した、電子
メールによる送信データを生成する工程と、前記送信デ
ータを送信する工程と、電子メールによる受信データを
受信する工程と、前記受信データに前記読取条件に関す
る情報が含まれている場合に、当該情報を所定の記憶手
段に記憶させる工程と、を備えている。
【0016】請求項8に記載の発明は、プログラムであ
って、コンピュータを、設定される読取条件に基づいて
所定の読取手段が原稿の画像を読み取ることにより生成
する画像データと、前記画像データを生成する際の前記
読取条件に関する情報と、を付加した、電子メールによ
る送信データを生成する送信データ生成手段、前記送信
データを送信する送信手段、電子メールによる受信デー
タを受信する受信手段、前記受信データに前記読取条件
に関する情報が含まれている場合に、当該情報を所定の
記憶手段に記憶させる制御手段、として機能させること
を特徴としている。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のプログラムにおいて、前記読取条件に関する情報が、
前記読取手段の読取解像度を含むことを特徴としてい
る。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項8又は
9に記載のプログラムにおいて、前記読取条件に関する
情報が、前記原稿のサイズを含むことを特徴としてい
る。
【0019】請求項11に記載の発明は、請求項8乃至
10のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記読取
情報に関する情報と対応づけて、前記受信データの発信
元を特定する情報を前記記憶手段に記憶させるように、
前記制御手段を機能させることを特徴としている。
【0020】請求項12に記載の発明は、請求項8乃至
11のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記コン
ピュータを、前記記憶手段に記憶された前記読取条件に
関する情報を呼び出して、当該情報に基づいて前記読取
手段の読取条件を設定する設定手段、としてさらに機能
させることを特徴としている。
【0021】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載のプログラムにおいて、前記設定手段が、前記記憶
手段から呼び出した前記読取条件に関する情報に対する
ユーザからの修正を受け付け、修正された前記読取条件
に関する情報に基づいて前記読取手段の読取条件を設定
するように、前記設定手段を機能させることを特徴とし
ている。
【0022】請求項14に記載の発明は、コンピュータ
読み取り可能な記録媒体に、請求項8乃至13のいずれ
かに記載のプログラムが記録される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0024】<1.画像読取装置の全体構成>図1はこ
の実施の形態における画像読取装置1を示す外観図であ
る。この実施の形態において画像読取装置1はいわゆる
マルチ・ファンクション・ペリフェラル(MFP)と呼
ばれる装置であって、スキャナ、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の機能を有する複合機である。この画像読
取装置1は、電子メール機能を利用して画像データを送
受信することができるように構成されており、LANや
インターネット等のネットワークを介した画像データの
送受信が可能である。また、さらにG3ファクシミリの
機能を備え、電話回線等を介して従来のファクシミリ規
格によりファクシミリデータを送受信することもでき
る。
【0025】画像読取装置1は、図1に示すように、複
数のキー11a及びタッチパネルセンサ11bを備え
た、ユーザの操作による各種の指示や、文字・数字等の
データの入力を受け付ける操作部11、ユーザに対する
指示メニューや原稿を読み取る際の読取条件に関する情
報等の表示を行うディスプレイ12、原稿を光電的に読
み取って画像データを得るスキャナ部13、及びスキャ
ナ部13から得られる画像データやネットワーク等を介
して受信する画像データ等に基づいて記録シート上に画
像を印刷するプリンタ部14を備える。
【0026】また、画像読取装置1の本体上部には原稿
をスキャナ部13に送るための自動原稿給送装置(フィ
ーダ部)17が設けられ、下部にはプリンタ部14に記
録シートを供給する給紙部18が設けられる。さらに中
央部にはプリンタ部14によって画像を印刷された記録
シートが排出されるトレイ19が設けられ、内部にはネ
ットワークを介して外部機器と画像データ等の送受信を
行う通信部16と、画像データ、画像データの送信先に
関する電子メールアドレス及び後述するテーブルデータ
等を記憶するためのメモリや磁気ディスク装置等で構成
された記憶部23が設けられる。なお、画像読取装置1
はLAN等のネットワークや電話回線に接続するための
インタフェースを有し、通信部16は外部機器との間で
各種データの送受信が可能なようにインタフェースを介
して電話回線やネットワーク等に接続される。
【0027】ディスプレイ12はデータ送信の送信先を
指定する際に、送信先リストとして電子メールアドレス
(送信先アドレス)の一覧表示を行うとともに、原稿を
読み取る際にはスキャナ部13の読取条件に関する情報
の画面表示を行う。また、データ送信条件等を設定する
際の設定画面等もディスプレイ12に表示される。ディ
スプレイ12の表面側にはタッチパネルセンサ11bが
設けられており、データ送信の際の送信先アドレスの指
定、読取条件の設定及びデータ送信条件の設定の際には
ユーザが画面に対して直接操作することができるように
構成されており、操作性の向上が図られている。複数の
キー11a及びタッチパネルセンサ11bを含む操作部
11は、上記の他、スキャナ部13におけるスキャン動
作の開始を指示するための入力操作等にも用いられるも
のであり、操作部11とディスプレイ12とがユーザイ
ンタフェースの要部となるオペレーションパネル10と
して機能する。
【0028】スキャナ部13は原稿を読み取る読取手段
として機能するものであり、設定される読取条件に基づ
いて、原稿から写真、文字、絵などの画像情報を光電的
に読み取って画像データを生成する。読取条件として
は、例えば原稿サイズ、生成する画像データのファイル
形式、読み取りの際の解像度、原稿種類、カラー設定、
及び濃度設定等がある。スキャナ部13で生成される画
像データは、周知の各種画像処理や画像変換が施された
後、読取条件として指定されたファイル形式の画像デー
タとされる。そしてプリンタ部14や通信部16に送ら
れ、画像の印刷やデータ送信に供される。ただし、読み
取った画像のデータ送信を行う場合は、画像データが電
子メールに添付された状態で通信部16に与えられ、ネ
ットワーク等を介して送信先の装置に送信される。な
お、読み取って得られた画像データを後に再利用する場
合に備えて記憶部23に記憶しておくこともできる。
【0029】プリンタ部14は、スキャナ部13により
取得された画像データ、通信部16を介して外部機器か
ら受信した画像データ、又は記憶部23に格納されてい
る画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷す
る。
【0030】通信部16は、ネットワークを介して、該
ネットワークに接続された外部機器との間で電子メール
によるデータの送受信を行う。これにより、画像読取装
置1は電子メールの送受信端末としての機能も有する。
したがって、画像読取装置1は、電子メールの添付ファ
イルとして各種画像データを送受信することができ、ネ
ットワークスキャナやインターネットFAX装置等とし
ても機能することになる。なお、データ送信装置1が行
うネットワーク通信は有線又は無線のいずれを採用して
もよい。
【0031】自動原稿給送装置17は原稿載置部17a
に載置される原稿を一枚ずつスキャナ部13に自動給送
する装置であり、読み取られた原稿は排出部17bに順
次積載されていく。
【0032】図2は電子メール機能を利用して画像読取
装置1がデータの送受信を行うためのシステム構成を示
す図であり、画像読取装置1が原稿を読み取って得られ
た画像データをネットワーク5を介してコンピュータ
(PC)4に送信する場合を例示している。
【0033】図2に示すように、このシステムは、デー
タ送信元となる画像読取装置1と、データ送信先となる
コンピュータ4とがそれぞれネットワーク5に接続され
て構成され、電子メールによりデータ通信を行うように
構成される。なお、図2では図示を省略するが、ネット
ワーク5にメールサーバが配置され、電子メールによる
データ通信が実現される。
【0034】画像読取装置1は、原稿を読み取って得ら
れる画像データを送信先であるコンピュータ4に送信す
る際、電子メールに画像データを添付して送信するた
め、コンピュータ4に対応づけられた電子メールアドレ
スを指定して電子メールを送出する。この電子メールは
ネットワーク5を介してメールサーバ内の記憶部に記憶
される。
【0035】データ送信先となるコンピュータ4は、メ
ール取得間隔として設定された所定時間ごとにメールサ
ーバにアクセスして自身宛の電子メールが存在するかを
自動的に確認し、電子メールが存在する場合はその電子
メールを自身の装置内部に取り込む。したがって、画像
読取装置1が送信した画像データはコンピュータ4がメ
ールサーバから自身内部に取り込んだ時点で到達したこ
とになる。
【0036】この結果、コンピュータ4のユーザは画像
読取装置1で読み取って得られた画像を視認することが
でき、画質や画像サイズ等が所望する状態となっている
か否かを確認することができる。
【0037】そして、この実施の形態において画像読取
装置1は、指定された送信先に対して電子メールによっ
て画像データを送信する際、画像データとともに、原稿
を読み取った際に設定されていた読取条件に関する情報
を送信先の装置に送信するように構成される。つまり、
画像読取装置1はスキャナ部13が原稿を読み取る際の
読取条件に関する情報と、その読取条件に基づいて読み
取り動作を行って得られた画像データと、を関連づけた
状態で送信用の電子メールを生成し、その電子メールを
送信先の装置に送信するように構成される。
【0038】したがって、送信先となるコンピュータ4
のユーザが例えば画像を視認したときに所望する画質等
の画像が得られており、さらに別の原稿を同一の条件で
読み取りたいと思った場合は、受信した電子メールをそ
のまま返信すれば、画像読取装置1においてその読取条
件を容易に再現できるようになる。
【0039】以下、このような画像読取装置1の機能及
び動作の詳細について説明する。
【0040】<2.画像読取装置の機能構成>図3は画
像読取装置1の詳細な機能構成を示すブロック図であ
る。図3では、画像読取装置1は、スキャナ部13によ
り原稿を読み取って生成した画像データを電子メールに
より送信先に送信する際に、当該原稿の読取条件に関す
る情報を電子メールの本文中に付加した状態で送信する
ように構成され、かつ、読取条件に関する情報を含む電
子メール(画像データを送信した電子メールに対する返
信メール)を受信した場合には、受信した電子メールの
発信元を特定するための電子メールアドレスと、受信し
た読取条件に関する情報とを関連づけて記憶しておくよ
うに構成される。さらに、画像読取装置1に対し、ユー
ザが原稿の読み取り及びデータ送信先を設定する際に
は、受信した電子メールに基づいて記憶している読取条
件に関する情報を呼び出して、読取条件の各設定項目を
ユーザが容易に設定することができるように構成され
る。
【0041】図3に示すように、画像読取装置1の内部
にはCPU30が設けられており、メモリ40に格納さ
れたプログラム41を読み取って実行することにより、
CPU30は制御部31及び送信データ生成部32とし
て機能する。また、CPU30は記憶部23に対してア
クセス自在な構成となっている。
【0042】制御部31は、原稿を読み取って得た画像
データを電子メールにより送信する際には、操作部11
及びディスプレイ12を含むオペレーションパネル10
を介してユーザが設定する入力情報に基づき、自動原稿
給送装置17及びスキャナ部13を制御し、送信データ
生成部32を機能させるとともに、通信部16に含まれ
るデータ送受信部16aを制御してネットワーク5を介
して電子メールの送受信を制御する。なお、電子メール
の受信は、制御部31が予め設定された期間(受信間
隔)ごとに定期的にメールサーバにアクセスして自身宛
の電子メールの有無を確認し、電子メールの存在が確認
された場合に、データ送受信部16aを介して行うよう
に構成される。
【0043】制御部31はさらに送信先特定部311、
表示制御部312及び読取条件登録部313として機能
し、送信先特定部311はオペレーションパネル10に
対してユーザが指定する送信先を特定する。また、表示
制御部312はディスプレイ12における表示画面の内
容を制御する表示制御手段であり、読取条件登録部31
3は送信先から送信されてくる電子メールに読取条件に
関する情報が含まれている場合にその読取条件に関する
情報を記憶部23の読取条件登録テーブルD1に登録す
る機能を有する。
【0044】送信データ生成部32はさらに電子メール
作成部321、読取条件情報付加部322及びデータ添
付処理部323として機能し、電子メール作成部321
は送信先特定部311によって特定された送信先に対す
る電子メールデータを自動作成するように構成され、読
取条件情報付加部322は電子メール作成部321で作
成される電子メールの本文部分に、原稿読み取りの際に
スキャナ部13に対して設定した読取条件に関する情
報、すなわちスキャナ部13の各設定項目についてのパ
ラメータ情報を付加するように構成される。また、デー
タ添付処理部323は読取条件に関する情報の付加され
た電子メールに対し、スキャナ部13で原稿を読み取っ
て得られる画像データを自動的に添付するための処理を
行うように構成され、画像データの添付処理によって送
信先に対してデータ送信するための電子メールデータ、
すなわち送信データが生成される。
【0045】なお、CPU30によって実行されるプロ
グラム41は予めメモリ40に格納されていてもよい
し、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体9に格納されたプログラム41をCPU30の制御
によってメモリ40に格納するようにしてもよい。ま
た、ネットワーク5を介してコンピュータ4等の外部機
器から入力するプログラム41に関するデータをCPU
30がメモリ40に格納するようにしてもよい。さら
に、記録媒体9に格納されたプログラムや、ネットワー
ク5を介して入力するプログラム41をメモリ40を介
さずに直接CPU30が読み込んで実行するようにして
もよい。
【0046】一方、記憶部23には保存用の画像データ
等の他、読取条件登録テーブルD1が記憶されている。
読取条件登録テーブルD1は、その電子メールの発信元
(電子メールアドレス)と、本文中に含まれる読取条件
に関する情報とが対応づけて登録されたテーブルデータ
である。この読取条件登録テーブルD1は、例えば次の
ようなテーブルデータとして管理される。
【0047】
【表1】
【0048】表1のように、読取条件登録テーブルD1
には、電子メールを受信した順番に応じて付与される登
録ID(識別番号)と、受信した電子メールの発信元に
ついての登録名(電子メールアドレス)と、電子メール
を受信した時刻(又は発信元が発信した時刻)と、読取
条件に関する設定項目ごとの設定値情報とが含まれる。
例えば、発信元「yamada aaa.com」から
10時50分に受信した電子メールには、読取条件とし
て、原稿サイズがA4サイズであり、画像データのファ
イル形式がTIFF(Tagged Image File Format)形式
であり、解像度設定が200dpiであり、原稿の種類
がTEXTであり、カラー設定がモノクロ設定であり、
濃度設定が標準設定である各設定値情報が含まれていた
ことになる。
【0049】画像読取装置1は読取条件に関する情報を
含む電子メールを受信するごとに、読取条件登録テーブ
ルD1にその内容を登録しておき、画像読取装置1にお
いてユーザが原稿読み取り時の読取条件を設定する際、
読取条件登録テーブルD1に登録されている読取条件を
呼び出して設定することができるように構成される。
【0050】なお、記憶部23には、読取条件登録テー
ブルD1の他にも、原稿を読み取って得られた画像デー
タの送信先となる装置の電子メールアドレスをリスト形
式にした送信先リスト情報が記憶される。送信先リスト
情報を記憶しておくことで、ユーザが送信先を指定する
際に、ディスプレイ12に送信先リストの一覧表示を行
うことができ、ユーザによる送信先の指定操作が容易に
なる。
【0051】画像読取装置1において原稿を読み取って
画像データを送信する際、ユーザは自動原稿給送装置1
7の原稿載置部17aに原稿をセットし、オペレーショ
ンパネル10より送信先となる電子メールアドレスの指
定操作を行うとともに、原稿読み取り時のスキャナ部1
3に対する読取条件の設定操作を行う。
【0052】このとき、制御部31は表示制御部312
として機能する。そして、まず送信先の指定操作のため
に、記憶部23に格納される送信先リスト情報を読み出
してディスプレイ12上に登録されている送信先の一覧
表示を行う。ユーザはこの一覧表示の中に所望の送信先
に対応する電子メールアドレスが存在する場合はそれを
選択し、存在しない場合は新規に電子メールアドレスを
入力して送信先リスト情報への登録を行う。また読取条
件の設定操作のために、表示制御部312はディスプレ
イ12の表示画面を読取条件の設定画面に更新する。
【0053】図4は読取条件を設定する際にディスプレ
イ12に表示される表示画面G10を示す図である。表
示画面G10には、原稿を読み取って得られる画像デー
タの送信先となるアドレス表示部G11と、読取条件の
設定内容を記憶部23に格納された読取条件登録テーブ
ルD1から呼び出すための設定呼び出し表示部G12
と、読取条件に関する各設定項目の設定内容(設定値)
を表示するための読取条件設定表示部G13と、ストッ
プキーG18と、スキャンキーG19とが表示される。
アドレス表示部G11、設定呼び出し表示部G12及び
読取条件設定表示部G13の各項目欄の右端には、設定
可能なパラメータの一覧を表示するための一覧表示ボタ
ンB1が表示され、ユーザは一覧表示ボタンB1上を押
下することでタッチパネルセンサ11bが作用し、表示
制御部312は押下された項目に対する設定可能なパラ
メータの一覧表示を行う。
【0054】ユーザが送信先リストの中から画像データ
の送信先を指定すると、指定された送信先についての電
子メールアドレスがアドレス表示部G11に表示され
る。
【0055】また、以前に送信した画像データの読取条
件を再現したい場合は、設定呼び出し表示部G12の右
端に表示される一覧表示ボタンB1を押下する。これに
より、表示制御部312は記憶部23の読取条件登録テ
ーブルD1にアクセスし、テーブルに登録されている登
録名(電子メールアドレス)と受信時刻との一覧表示を
行う。ユーザは、この一覧表示の中から、読取条件を再
現したい画像データを送信した送信先に対応する登録名
を選択する。
【0056】そして表示制御部312はユーザにより一
覧表示された登録名のうちから1つが選択されると、そ
れを設定呼び出し表示部G12に表示するとともに、選
択された登録名に対応づけて登録されている読取条件に
関する情報をテーブル中から取得して、読取条件設定表
示部G13における読取条件に関する各設定項目の設定
内容(設定値)を変更する。
【0057】図4の例では、上記の表1に示した「ya
mada aaa.com」が設定呼び出し表示部G1
2で選択されており、読取条件設定表示部G13の各設
定項目は表1の読取条件登録テーブルD1に登録されて
いる内容が反映された表示状態となっている。
【0058】そして制御部31はユーザにより設定さ
れ、読取条件設定表示部G13に表示された読取条件に
関する情報に基づいてスキャナ部13の読取条件を設定
する。また、制御部31はスキャナ部13に設定した読
取条件に関する情報を送信データ生成部32の読取条件
情報付加部322に与え、画像データを送信する際に、
電子メールの本文中に読取条件に関する情報を付加する
ように送信データ生成部32を制御する。
【0059】これにより、前回原稿を読み取ったときの
読取条件をユーザが記憶していなくても再現することが
できることになる。また、前回原稿を読み取ったときの
読取条件の一部を変更し、他の部分を前回値のままで再
度スキャンしたい場合でも、上記のように読取条件設定
表示部G13に前回の設定内容を表示させ、変更したい
一部の設定内容のみを修正することで、容易に所望する
設定内容を設定することが可能になる。
【0060】なお、ユーザが読取条件を変更したい場合
は、変更を希望する項目欄の右端にある一覧表示ボタン
B1上を押下することでタッチパネルセンサ11bが作
用し、表示制御部312は押下された項目に対する設定
可能なパラメータの一覧表示を行い、ユーザはその一覧
表示のうちから設定したいパラメータを選択すればよ
い。例えば、ユーザが図4の表示画面G10において解
像度設定を上げたい場合には、解像度設定項目の右端に
ある一覧表示ボタンB1を押下することで、解像度設定
項目として設定可能なパラメータを一覧表示させ、その
うちからユーザの所望する解像度を選択すればよい。
【0061】ユーザがスキャンキーG19を押下するこ
とによってスキャン開始を指示すると、制御部31は自
動原稿給送装置17とスキャナ部13とを同期させて動
作させ、スキャナ部13において自動原稿給送装置17
から給送される原稿を1枚ずつ自動的に読み取っていく
ように制御する。
【0062】スキャナ部13は設定された読取条件に基
づいて原稿を読み取り、1枚ずつの画像データを生成
し、それを送信データ生成部32のデータ添付処理部3
23に与える。
【0063】また、制御部31は送信データ生成部32
の電子メール作成部321を機能させ、ユーザによって
指定された送信先に対する電子メールデータを自動作成
させる。このとき、電子メール作成部321は固有のメ
ッセージIDを生成し、そのメッセージIDと、送信先
を指定する電子メールアドレスと、送信元(画像読取装
置1)を示す電子メールアドレスと、件名とを電子メー
ルデータのヘッダ部分に付加する。なお、電子メールデ
ータは電子メール作成部321において自動作成される
ため、件名は例えば画像読取装置1内部のタイマから得
られる作成日時等となる。
【0064】電子メール作成部321で生成された電子
メールデータは読取条件情報付加部322に与えられ、
読取条件情報付加部322は電子メールデータの本文部
分に制御部31から入力する、設定された読取条件に関
する情報を付加する。
【0065】図5は、画像読取装置1により送信される
電子メールを構成する電子メールデータ50の一例を示
す図である。電子メールデータ50にはヘッダ部分51
と本文部分52とが含まれており、送信データ生成部3
2はこれらヘッダ部分51と本文部分52とに含まれる
データを自動生成する。
【0066】読取条件情報付加部322は電子メールデ
ータ50の本文部分52に読取条件の存在を示すための
読取条件識別データと、読取条件に関する情報を記憶し
た範囲を示す読取条件範囲識別データと、各設定項目の
設定内容(読取条件)とを付加する。図5の例では、読
取条件識別データとして「###ScanSettin
g###」が記録されており、読取条件範囲識別データ
として<START>及び<END>が記録されてお
り、<START>と<END>との間の領域に各設定
項目の設定内容が記録されている。
【0067】このため、ユーザは電子メールの本文をみ
れば各設定項目がどのような設定内容になっているかを
容易に認識することができる。また、上記の各識別デー
タにより、当該電子メールに対して返信された電子メー
ルに含まれる読取条件に関する情報を画像読取装置1に
おいて解読し、読取条件登録テーブルD1に登録するこ
とが容易になる。
【0068】そして読取条件に関する情報が電子メール
本文に付加された電子メールデータ50はデータ添付処
理部323に与えられる。
【0069】データ添付処理部323は、読取条件に関
する情報の付加された電子メールデータに対してスキャ
ナ部13から得られる画像データを添付データとして添
付することにより、送信データを生成する。したがっ
て、スキャナ部13で原稿を読み取ることによって得ら
れた画像データと、読取条件情報付加部322で電子メ
ールの本文に付加される読取条件に関する情報とは、互
いに関連づけられた状態となる。そして生成された送信
データはデータ送受信部16aに与えられる。
【0070】制御部31はデータ送受信部16aを制御
することにより、送信データ生成部32よりデータ送受
信部16aに与えられる送信データを、ネットワーク5
を介して送信先の装置に送信する。具体的には、図2に
示すコンピュータ4が送信先となるが、画像読取装置1
はネットワーク5に含まれるメールサーバに対して送信
データを送信する。
【0071】送信先となるコンピュータ4はメールサー
バから電子メールを受信することにより、原稿を読み取
って得られた画像データを入力することができる。そし
てコンピュータ4において入力した画像をユーザが確認
することで、画像の画質等が所望の状態となっているか
を判断することができる。
【0072】また、コンピュータ4においては、画像デ
ータと、その画像データを生成した際のスキャナ部13
における読取条件に関する情報とが関連づけられた状態
の電子メールを入力するため、ユーザがコンピュータ4
において画像を視認したときにどのような読取条件で読
み取られた画像データであるかを容易に特定することが
できる。
【0073】そして、同一の読取条件で再度原稿の読み
取りを行う場合には、受信した電子メールの本文部分を
変更せずにそのまま画像読取装置1に返信すればよい。
また、読取条件の一部を変更して再度原稿の読み取りを
行う場合には、コンピュータ4において受信した電子メ
ールを返信する際に、ユーザが電子メール本文中の各設
定項目に関する設定内容を所望する設定値に書き換えて
返信すればよい。ただし、読取条件の一部を変更して再
度原稿の読み取りを行う場合であっても、受信した電子
メールをそのまま画像読取装置1に返信し、画像読取装
置1において設定内容を変更することもできる。
【0074】送信データを送信した画像読取装置1の制
御部31は、定期的にネットワーク5を介してメールサ
ーバにアクセスし、自身宛の電子メールが届いているか
を確認する。そして電子メールが届いている場合にはそ
の電子メールの本文中に、読取条件に関する情報が含ま
れているか否かを判断する。例えば、受信した電子メー
ルの本文部分に、読取条件識別データが記録されている
かを検索することで、読取条件に関する情報が含まれて
いるか否かを判断することができる。そして読取条件に
関する情報が含まれている場合、制御部31は読取条件
登録部313を機能させる。
【0075】読取条件登録部313は受信した電子メー
ルのヘッダ部分から電子メールの発信元を特定するとと
もに、本文部分から読取条件に関する情報を抽出する。
そして受信した電子メールの発信元を特定する情報(例
えば、電子メールアドレス)と、本文部分から抽出した
読取条件に関する情報とを対応づけて、読取条件登録テ
ーブルD1に登録することにより、記憶部23に記憶さ
せる。また読取条件登録部313は、読取条件登録テー
ブルD1に対して読取条件に関する情報等を登録する
際、受信した電子メールの受信時刻又は発信時刻を対応
づけて記憶させる。この結果、記憶部23に上記表1の
ような読取条件登録テーブルD1が記憶されることにな
る。
【0076】これにより、ユーザが、画像読取装置1に
おいて、設定呼び出し表示部G12に対して読取条件登
録テーブルD1のうちから電子メールの発信元(すなわ
ち画像データの送信先)に対応する登録名を指定する操
作を行うだけで、送信した電子メールに含まれる読取条
件が画像読取装置1に反映される。
【0077】そしてユーザが設定呼び出し表示部G12
に呼び出した読取条件に関する情報をそのまま適用して
スキャナ部13による原稿の読み取りを実行したい場合
には、そのままスキャンキーG19を押下すればよい。
一方、ユーザが設定呼び出し表示部G12に呼び出した
読取条件に関する情報の一部を変更してスキャナ部13
による原稿の読み取りを実行したい場合には、読取条件
設定表示部G13に表示される設定内容のうち、変更し
たい項目について修正を行って、スキャンキーG19を
押下すればよい。
【0078】したがって、ユーザは画像読取装置1に対
して容易に所望の読取条件を設定することが可能にな
る。特に、以前に原稿を読み取った際の読取条件をユー
ザが記憶していなくても、以前に原稿を読み取った際の
読取条件を画像読取装置1に対して簡単に再現すること
が可能になる。
【0079】例えば、画像データを送信されたコンピュ
ータ4等の送信先装置においてユーザが画像を確認した
際に、所望の画像が得られていないこと(例えば、解像
度が高く画像サイズが大きすぎる、原稿サイズと読取サ
イズが一致していない、等)が判明した場合には、ユー
ザは当該画像データを送信した電子メールに変更を加え
ずそのまま画像読取装置1に返信すればよい。すると、
画像読取装置1において、当該画像データの読取条件が
送信先装置のアドレスとともに読取条件登録テーブルD
1に自動的に登録されるため、ユーザは、上記の要領に
より当該読取条件を読取条件登録テーブルD1から呼び
出すことにより、極めて簡単に画像データの読取条件を
再現することができる。ユーザは、しかる後、呼び出し
た読取条件に必要な修正(解像度の変更、原稿サイズの
変更、等)を行ってスキャナ部13の読取条件として設
定すればよい。
【0080】上記のような構成の画像読取装置1におけ
るデータ送信時の処理動作と、データ受信時の処理動作
とを、それぞれフローチャートを参照しつつ以下に説明
する。
【0081】まず、データ送信時の処理について説明す
る。図6は画像読取装置1におけるデータ送信時の処理
動作を示すフローチャートである。
【0082】データ送信時には、まずオペレーションパ
ネル10におけるディスプレイ12の表示画面G10を
デフォルト表示状態に設定するための、パネルリセット
が行われる(ステップS101)。この結果、読取条件
設定表示部G13の各設定項目には予め設定されたデフ
ォルト値が表示されることになる。そして、その状態で
ユーザはスキャナ部13で読み取った画像データの送信
先を指定する。
【0083】そして制御部31はユーザによる設定呼び
出し操作が行われたか否かを判断し(ステップS10
2)、設定呼び出し操作が行われた場合にはステップS
103に進み、行われなかった場合にはステップS10
5に進む。
【0084】設定呼び出し操作、すなわち、設定呼び出
し表示部G12において一覧表示された登録名からユー
ザが所望する登録名を選択する操作が行われた場合に
は、制御部31は、選択された登録名を読取条件登録テ
ーブルD1から検索し(ステップS103)、当該登録
名に対応づけて登録されている読取条件に関する情報を
呼び出し、読取条件設定表示部G13の各設定項目の表
示内容に反映させる(ステップS104)。そしてステ
ップS105に進む。
【0085】制御部31はディスプレイ12の読取条件
設定表示部G13に表示される各設定項目の設定値につ
いてユーザによる変更操作が行われたか否かについて判
断し(ステップS105)、変更操作が行われた場合に
はステップS106に進み、行われなかった場合にはス
テップS108に進む。
【0086】変更操作が行われた場合には、制御部31
はタッチパネルセンサ11bより入力するユーザからの
修正入力を受け付ける(ステップS106)。そして制
御部31はディスプレイ12の読取条件設定表示部G1
3に表示される各設定項目の設定内容を修正された内容
に反映させる(ステップS107)。そしてステップS
108に進む。
【0087】そして制御部31はユーザによりスキャン
キーG19が押下されたか否かを判断し(ステップS1
08)、押下されていない場合はステップS109に進
む。
【0088】ステップS109では、制御部31はユー
ザによりストップキーG18が押下されたか否かを判断
し、ストップキーG18が押下された場合には、オペレ
ーションパネル10のディスプレイ12に表示された設
定内容をデフォルト値に初期化するためにパネルリセッ
トの処理(ステップS101)に戻る。一方、ステップ
S109においてストップキーG18が押下されていな
い場合は、現在の表示内容から更なる設定内容の変更を
可能とするためにステップS102に戻る。
【0089】そしてステップS108でスキャンキーG
19が押下された場合には、制御部31はその時点でデ
ィスプレイ12に表示している各設定項目の設定内容、
すなわち読取条件に関する情報に基づいて、スキャナ部
13の読取条件を設定する(ステップS110)。
【0090】スキャナ部13は制御部31によって設定
される読取条件に基づいて原稿を読み取り、画像データ
を生成する(ステップS111)。そしてCPU30
は、送信データ生成部32として機能し、スキャナ部1
3に設定した読取条件に関する情報を電子メールの本文
中に追加し(ステップS112)、スキャナ部13から
得られる画像データを電子メールに添付して送信する
(ステップS113)。
【0091】その後、パネルリセット(ステップS10
1)に戻り、次の原稿読み取り指示等に備えることにな
る。
【0092】以上でデータ送信時の処理は終了し、原稿
読み取り時にスキャナ部13に設定された読取条件に関
する情報は画像データとともに、電子メールとして送信
先に送信されることになる。
【0093】なお、読取条件登録テーブルD1に登録さ
れていた読取条件に関する情報に基づいて読取条件の設
定を行った場合は、その時点でスキャナ部13に設定さ
れた読取条件に関する情報を読取条件登録テーブルD1
から削除するように構成してもよい。削除することによ
り、記憶部23に格納される読取条件登録テーブルD1
の容量が無制限に大きくなることを回避することができ
る。
【0094】次に、データ受信時の処理について説明す
る。図7は画像読取装置1におけるデータ受信時の処理
動作を示すフローチャートである。
【0095】制御部31は予め設定された一定期間毎に
電子メールの受信状況を確認する必要があるため、受信
確認時間になったかどうかを判断し(ステップS20
1)、受信確認時間になっていればステップS202に
進む。
【0096】制御部31はデータ送受信部16aを介し
てメールサーバにアクセスし(ステップS202)、自
身宛の電子メールが存在するか否かを判断する(ステッ
プS203)。そして自身宛の電子メールが存在する場
合はステップS205に進み、存在しない場合はステッ
プS204に進む。
【0097】ステップS204では、コンピュータ4等
の外部機器から電子メールを受信することによって読取
条件登録テーブルD1に登録した読取条件に関する情報
のうち、所定時間以上経過したものについては自動削除
する処理を行う。具体的には、読取条件登録テーブルに
登録されている受信時刻を現在の時刻と比較し、所定時
間以上経過している場合は、その読取条件に関する情報
をテーブル上から削除する処理が行われる。これによ
り、コンピュータ4等の外部機器から電子メールを送信
してきて読取条件に関する情報の登録を行ったにもかか
わらず、その読取条件を長時間使用しないような場合に
は、ユーザに、その読取条件に関する情報を適用して原
稿を読み取る意志がないものとして削除することがで
き、読取条件登録テーブルD1が無制限に大容量化する
ことを回避することができる。
【0098】一方、自身宛の電子メールが存在する場合
には、制御部31はその電子メールに読取条件に関する
情報が含まれているか否かを判断する(ステップS20
5)。そして受信した電子メールに読取条件に関する情
報が含まれていない場合は通常の電子メール受信処理を
行う(ステップS206)。ステップS206における
通常の電子メール受信処理には、受信した電子メールに
添付された画像データに基づく印刷を行う処理等が含ま
れる。
【0099】また、受信した電子メールに読取条件に関
する情報が含まれている場合、すなわち、当該受信メー
ルが、画像読取装置1から送信された画像データを添付
した電子メールに対して返信された電子メールである場
合は、ステップS207に進む。そして読取条件登録部
313が機能し、受信した電子メールの発信元アドレ
ス、受信時刻(又は受信した電子メールの発信時刻)、
及び受信した電子メールに含まれる読取条件に関する情
報の各パラメータを読取条件登録テーブルD1に登録す
る。これにより、以後ユーザが画像読取装置1でスキャ
ナ部13の読取条件を設定する際には、読取条件登録テ
ーブルD1の内容から呼び出して、その呼び出した設定
内容をスキャナ部13に設定することが可能になる。
【0100】その後、初期状態(ステップS201)に
戻り、自身宛の電子メールを受信するための待機状態に
移る。
【0101】このように画像読取装置1は、スキャナ部
13より得られる画像データと、その画像データを生成
した際にスキャナ部13に設定されていた読取条件に関
する情報とを付加した、電子メールによる送信データを
生成して送信先に送信するように構成されるとともに、
前記電子メールに対する返信メールである受信データに
読取条件に関する情報が含まれているか否かを判断し、
含まれている場合に当該情報を記憶部23に記憶するよ
うに構成されるため、ユーザは、記憶部23からその情
報を呼び出して設定するだけで、スキャナ部13に対す
る読取条件を簡単に設定することができる。したがっ
て、画像読取装置1に対し、ユーザは容易に所望の読取
条件、特に、以前に読み取った原稿の読取条件を設定す
ることが可能になる。
【0102】<3.変形例>以上、この発明の実施の形
態について説明したが、この発明は上記説明した内容の
ものに限定されるものではない。
【0103】例えば、上記説明においては、画像読取装
置1が複合機である場合を例示したが、これに限定され
るものではなく、例えばスキャナ、複写機、ファクシミ
リ装置等のうちの単独の機能を有する装置であってもよ
い。さらに、読み取った画像データを、電子メール機能
を利用して送信することのできる装置であればよいた
め、そのような機能を有するその他の装置であってもよ
い。
【0104】また、上記説明においては、読取条件を設
定する際に、ユーザが記憶部23から設定呼び出し表示
部G12に読取条件に関する情報を呼び出すための操作
を行う場合について説明したが、これに限定されるもの
ではない。例えば、ユーザが送信先アドレスを指定した
ときに、制御部31が記憶部23内の読取条件登録テー
ブルD1を自動検索し、指定された送信先アドレスに対
応する登録名を抽出して、設定呼び出し表示部G12に
表示するようにしてもよい。この場合、読取条件登録テ
ーブルD1には同一アドレスに対して複数の情報が登録
されている可能性があるが、その場合は最後に登録され
た情報を抽出するようにしてもよい。このように制御部
31が指定された送信先アドレスに基づいて読取条件に
関する情報の自動検索を行うことによって、ユーザはさ
らに容易に読取条件の設定を行うことができる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、7、8
及び14に記載の発明によれば、原稿の画像を、設定さ
れる読取条件に基づいて読み取ることにより画像データ
を生成し、その画像データと、その画像データを生成し
た際の読取条件に関する情報とを付加した、電子メール
による送信データを生成して送信するとともに、受信手
段より受信する受信データに読取条件に関する情報が含
まれている場合に当該情報を記憶手段に記憶させるよう
に構成されているため、記憶手段に記憶されている読取
条件に関する情報を読み出して、読取手段に与えること
により、容易にユーザの所望する読取条件を設定するこ
とが可能になる。特に、電子メールにより上記画像デー
タを受け取ったユーザは、当該電子メールを返信するだ
けの簡単な操作で、当該画像データの読取条件を画像読
取装置において再現することができる。
【0106】請求項2及び9に記載の発明によれば、読
取条件に関する情報が読取手段の読取解像度を含むた
め、ユーザは容易に所望する読取解像度を設定すること
ができる。
【0107】請求項3及び10に記載の発明によれば、
読取条件に関する情報が原稿のサイズを含むため、ユー
ザは容易に所望する原稿のサイズを設定することができ
る。
【0108】請求項4及び11に記載の発明によれば、
読取情報に関する情報と対応づけて、受信データの発信
元を特定する情報を記憶手段に記憶するため、記憶手段
に記憶される読取情報に関する情報のうちからユーザが
所望するものを容易に特定することができる。
【0109】請求項5及び12に記載の発明によれば、
記憶手段に記憶された読取条件に関する情報を呼び出し
て、当該情報に基づいて読取手段の読取条件を設定する
ため、ユーザは所望する読取条件を容易に読取手段に設
定することができる。
【0110】請求項6及び13に記載の発明によれば、
記憶手段から呼び出した読取条件に関する情報に対する
ユーザによる修正を受け付け、修正された読取条件に関
する情報に基づいて読取手段の読取条件を設定するた
め、ユーザは読取条件を読取手段に設定する際に、読取
条件を所望する内容に修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における画像読取装置の
一例を示す外観図である。
【図2】電子メール機能を利用して画像読取装置がデー
タの送受信を行うためのシステム構成を示す図である。
【図3】画像読取装置の詳細な機能構成を示すブロック
図である。
【図4】ディスプレイに表示される表示画面の一例を示
す図である。
【図5】画像読取装置が送信する電子メールデータの一
例を示す図である。
【図6】画像読取装置におけるデータ送信時の処理動作
を示すフローチャートである。
【図7】画像読取装置におけるデータ受信時の処理動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像読取装置 5 ネットワーク 9 記録媒体 10 オペレーションパネル 12 ディスプレイ 13 スキャナ部(読取手段) 16a データ送受信部(送信手段、受信手段) 23 記憶部(記憶手段) 30 CPU 31 制御部(制御手段、設定手段) 32 送信データ生成部(送信データ生成手段) 40 プログラム 312 表示制御部(表示制御手段) 313 読取条件登録部(読取条件登録手段) 322 読取条件情報付加部(読取条件情報付加手段)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取装置であって、 原稿の画像を、設定される読取条件に基づいて読み取る
    ことにより画像データを生成する読取手段と、 前記画像データと、前記画像データを生成した際の前記
    読取条件に関する情報とを付加した、電子メールによる
    送信データを生成する送信データ生成手段と、 前記送信データを送信する送信手段と、 電子メールによる受信データを受信する受信手段と、 前記読取条件に関する情報を記憶する記憶手段と、 前記受信データに前記読取条件に関する情報が含まれて
    いる場合に、当該情報を前記記憶手段に記憶させる制御
    手段と、を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像読取装置におい
    て、 前記読取条件に関する情報は、前記読取手段の読取解像
    度を含むことを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像読取装置に
    おいて、 前記読取条件に関する情報は、前記原稿のサイズを含む
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の画像
    読取装置において、 前記制御手段は、前記読取情報に関する情報と対応づけ
    て、前記受信データの発信元を特定する情報を前記記憶
    手段に記憶させることを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の画像
    読取装置において、 前記記憶手段に記憶された前記読取条件に関する情報を
    呼び出して、当該情報に基づいて前記読取手段の読取条
    件を設定する設定手段、をさらに備えることを特徴とす
    る画像読取装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像読取装置におい
    て、 前記設定手段は、前記記憶手段から呼び出した前記読取
    条件に関する情報に対するユーザによる修正を受け付
    け、修正された前記読取条件に関する情報に基づいて前
    記読取手段の読取条件を設定することを特徴とする画像
    読取装置。
  7. 【請求項7】 画像を読み取って送信する方法であっ
    て、 原稿の画像を、設定される読取条件に基づいて読み取る
    ことにより画像データを生成する工程と、 前記画像データと、前記画像データを生成した際の前記
    読取条件に関する情報とを付加した、電子メールによる
    送信データを生成する工程と、 前記送信データを送信する工程と、 電子メールによる受信データを受信する工程と、 前記受信データに前記読取条件に関する情報が含まれて
    いる場合に、当該情報を所定の記憶手段に記憶させる工
    程と、を備えることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータを、 設定される読取条件に基づいて所定の読取手段が原稿の
    画像を読み取ることにより生成する画像データと、前記
    画像データを生成する際の前記読取条件に関する情報
    と、を付加した、電子メールによる送信データを生成す
    る送信データ生成手段、 前記送信データを送信する送信手段、 電子メールによる受信データを受信する受信手段、 前記受信データに前記読取条件に関する情報が含まれて
    いる場合に、当該情報を所定の記憶手段に記憶させる制
    御手段、として機能させることを特徴とするプログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のプログラムにおいて、 前記読取条件に関する情報は、前記読取手段の読取解像
    度を含むことを特徴とするプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載のプログラムに
    おいて、 前記読取条件に関する情報は、前記原稿のサイズを含む
    ことを特徴とするプログラム。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10のいずれかに記載の
    プログラムにおいて、 前記読取情報に関する情報と対応づけて、前記受信デー
    タの発信元を特定する情報を前記記憶手段に記憶させる
    ように、前記制御手段を機能させることを特徴とするプ
    ログラム。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至11のいずれかに記載の
    プログラムにおいて、前記コンピュータを、 前記記憶手段に記憶された前記読取条件に関する情報を
    呼び出して、当該情報に基づいて前記読取手段の読取条
    件を設定する設定手段、としてさらに機能させることを
    特徴とするプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のプログラムにおい
    て、 前記設定手段は、前記記憶手段から呼び出した前記読取
    条件に関する情報に対するユーザからの修正を受け付
    け、修正された前記読取条件に関する情報に基づいて前
    記読取手段の読取条件を設定するように、前記設定手段
    を機能させることを特徴とするプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至13のいずれかに記載の
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
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