JP2005176008A - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】読み取った原稿の画像データと、LANに接続された端末装置内の共有ファイルのデータの画像データとを結合してファクシミリ送信することができる。
【解決手段】ディジタル複合装置20は原稿の画像を読み取って画像データに変換する画像読取部2を備え、LAN70に接続されたクライアントパーソナルコンピュータ30と、ディジタル複合装置20のうちの少なくとも1つに格納された共有ファイルのデータのうち、そのデータの拡張子に基づいてファクシミリ送信可能な画像データのみを表示部4に表示し、ユーザにそのうちファクシミリ送信すべき少なくとも1つの共有ファイルのデータを選択入力させ(図5のステップS4)、次いで、選択されたデータを読み出した後、上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信する(ステップS7−S8)。
【選択図】図5
【解決手段】ディジタル複合装置20は原稿の画像を読み取って画像データに変換する画像読取部2を備え、LAN70に接続されたクライアントパーソナルコンピュータ30と、ディジタル複合装置20のうちの少なくとも1つに格納された共有ファイルのデータのうち、そのデータの拡張子に基づいてファクシミリ送信可能な画像データのみを表示部4に表示し、ユーザにそのうちファクシミリ送信すべき少なくとも1つの共有ファイルのデータを選択入力させ(図5のステップS4)、次いで、選択されたデータを読み出した後、上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信する(ステップS7−S8)。
【選択図】図5
Description
本発明は、少なくとも1台の端末装置が接続されたネットワークに接続されたディジタル複合装置などのファクシミリ装置に関する。
コピー、プリンタ及びスキャナ機能付きファクシミリ装置であるディジタル複合装置と、パーソナルコンピュータなどの複数のクライアント装置とがローカルエリアネットワーク(以下、LANという。)を介して接続してなるLANシステムが実用化されている。この従来技術のLANシステムにおいて、ディジタル複合装置内のスキャナは、原稿画像を読み取り画像データに変換した後、各クライアント装置に対応する画像メモリ内のメモリボックスに格納し、各クライアント装置からの転送指示要求信号に応答して画像メモリ内のメモリボックスから画像データを読み出して対応するクライアント装置に対してLANを介して転送を行う。
また、例えば、特許文献1において、ネットワーク上に接続されているコンピュータに保持されている文書をファクシミリ装置で送信するための処理を実行することができる画像形成装置が提案されている。具体的には、当該画像形成装置は、文書送信処理を実行する。この文書送信処理では、各コンピュータに保持された文書ファイルの識別情報をネットワークを介して取り込み、その識別情報に基づき所望の文書ファイルを選択するための文書ファイル選択処理と、選択した文書ファイルを各コンピュータからLANを介して取り込むための文書ファイル転送処理と、取り込まれた文書ファイルをLANを介してファクシミリ装置に送出し、その送出した文書ファイルをファクシミリ装置から公衆回線を介して所望の宛先に送信させるための文書ファイル送信処理とを行う。
しかしながら、従来技術のディジタル複合装置においては、イメージリーダで読み取った原稿の画像データと、LANに接続された端末装置内の共有ファイルの画像データとのいずれかをファクシミリ送信することができるが、これら2種類の画像データを結合してファクシミリ送信することができないという問題点があった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、読み取った原稿の画像データと、LANに接続された端末装置内の共有ファイルのデータの画像データとを結合してファクシミリ送信することができるファクシミリ装置を提供することにある。
本発明に係るファクシミリ装置は、少なくとも1台の端末装置が接続されたネットワークに接続されたファクシミリ装置において、
原稿の画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段と、
上記端末装置と、上記ファクシミリ装置のうちの少なくとも1つに格納された共有ファイルのデータを検索して選択し、選択されたデータを読み出す検索手段と、
上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
原稿の画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段と、
上記端末装置と、上記ファクシミリ装置のうちの少なくとも1つに格納された共有ファイルのデータを検索して選択し、選択されたデータを読み出す検索手段と、
上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
上記ファクシミリ装置において、上記共有ファイルのデータを所定の形式の画像データにラスタライズする変換手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、上記ファクシミリ装置において、上記結合画像データは複数ページを有し、各ページの画像データの結合順序を変更して設定する変更手段をさらに備えたことを特徴とする。
さらに、上記ファクシミリ装置において、上記結合画像データは複数ページを有し、各ページの画像データに対して通しページ番号を挿入付与する挿入手段をさらに備えたことを特徴とする。
またさらに、上記ファクシミリ装置において、上記検索手段は、上記共有ファイルのデータのうち、ファクシミリ送信可能な画像データのみを表示して選択することを特徴とする。ここで、上記検索手段は、上記共有ファイルのデータの拡張子に基づいて、ファクシミリ送信可能な画像データのみを表示して選択することを特徴とする。
さらに、上記ファクシミリ装置において、上記送信手段は、上記画像読取手段において読み取りすべき画像の原稿があるか否かを検出し、画像の原稿が無いときは、上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信することを中止することを特徴とする。
従って、本発明に係るファクシミリ装置によれば、端末装置と、ファクシミリ装置のうちの少なくとも1つに格納された共有ファイルのデータを検索して選択し、選択されたデータを読み出す検索手段と、上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信する送信手段とを備える。これにより、読み取った原稿の画像データと、ネットワークに接続された端末装置内の共有ファイルのデータの画像データとを結合してファクシミリ送信することができる。また、読み取りすべき画像の原稿があるか否かを検出し、画像の原稿が無いときは、上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信することを中止する。これにより、例えば、上記読み取って変換された画像データを送付状として用いるときに、送付状のハードコピーが画像読取手段において無いときに、当該画像データの結合処理及びファクシミリ送信処理を中止することができ、ネットワーク上の共有ファイルのデータを添付して送信することを防止でき、添付ファイルを正しく添付できる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
<実施形態>
図1は、本発明に係る実施形態である、コピー、プリンタ及びスキャナ機能付きのファクシミリ装置であるディジタル複合装置20を備えたLANシステムの構成を示すブロック図である。
図1は、本発明に係る実施形態である、コピー、プリンタ及びスキャナ機能付きのファクシミリ装置であるディジタル複合装置20を備えたLANシステムの構成を示すブロック図である。
この実施形態に係るLANシステムは、複数N台のクライアントパーソナルコンピュータ30−1乃至30−N(以下、総称して符号30を付す。)と、公衆電話回線Lを介して公衆電話網80に接続されたディジタル複合装置20と、インターネット90に接続されたルータ装置60とがLAN70を介して接続されて構成されてなる。各クライアントパーソナルコンピュータ30からルータ装置60やメールサーバ装置(図示せず。)を介してインターネット90に接続することにより、ホームページの閲覧や電子メールの送受信を行うことができ、また、各クライアントパーソナルコンピュータ30は、ディジタル複合装置20に対してアクセスすることにより、当該装置20が有するコピー、プリンタ、スキャナ及びファクシミリの各機能を共通に利用することができるように構成されている。
この実施形態に係るディジタル複合装置20は、図3に示すように、原稿の画像を読み取って画像データに変換する画像読取部2を備え、LAN70に接続されたクライアントパーソナルコンピュータ30と、ディジタル複合装置20のうちの少なくとも1つに格納された共有ファイル(ここで、共有ファイルとは、LAN70に接続された装置30,20,70などの記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ108,9など)において他の装置からアクセス可能に設定された共有フォルダ内のファイルのデータをいう。)のデータのうち、そのデータの拡張子に基づいてファクシミリ送信可能な画像データのみを表示部4に表示し、ユーザにそのうちファクシミリ送信すべき少なくとも1つの共有ファイルのデータを選択入力させ(図5のステップS4)、次いで、選択されたデータを読み出した後、上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信する(ステップS7−S8)ことを特徴としている。なお、共有ファイルのデータが画像データではない場合は、上記共有ファイルのデータを例えばTIFFなどの所定の形式の画像データにラスタライズする(ステップS7)。また、上記結合画像データは複数ページを有し、各ページの画像データの結合順序を変更して設定する(ステップS7)。さらに、上記結合画像データは複数ページを有し、各ページの画像データに対して通しページ番号を挿入付与する(ステップS7)。またさらに、画像読取部2において読み取りすべき画像の原稿があるか否かを検出し(ステップS6)、画像の原稿が無いときは、上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信することを中止する(ステップS6でNOからステップS10)。
図2は、図1のクライアントパーソナルコンピュータ30の構成を示すブロック図である。
図2において、クライアントパーソナルコンピュータ30は、公知のパーソナルコンピュータである外部端末装置であって、画像データや文字データの生成や記録、格納などの処理を実行する。本実施形態においては、クライアントパーソナルコンピュータ30は、一例として、スキャナにより走査された画像データを受信する外部端末装置や、クライアントパーソナルコンピュータ30で生成された原稿画像の画像データ(例えば、ワードプロセッサのソフトウェアで作成された原稿の画像データをいう。)を、ディジタル複合装置20を介して相手先のファクシミリ装置又はディジタル複合装置などの受信側通信端末装置にファクシミリ送信する情報処理装置として用いられる。
主制御部101は具体的にはCPUで構成されており、バス113を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。このクライアントパーソナルコンピュータ30において、画像読取部及び画像記録部(図示せず。)はオプションで設けられる。表示部104は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該クライアントパーソナルコンピュータ30の動作状態を表示したり、送信すべき原稿の画像データ、及び受信した画像データの表示を行う。操作部105は、例えばキーボードであり、文字データや指示コマンドを入力するためのものである。
ROM106は、当該クライアントパーソナルコンピュータ30の動作に必要であって主制御部101によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。また、RAM107は、SRAM、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部101のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。さらに、ハードディスクドライブ108は、記録媒体を内蔵する記憶装置であり、以下のテーブル又は領域を含む。
(a)プログラムメモリ領域108a:実行するアプリケーションプログラムや画像データを格納するメモリ領域である。
(b)画像データメモリ領域108b:画像データを格納するメモリ領域である。
(a)プログラムメモリ領域108a:実行するアプリケーションプログラムや画像データを格納するメモリ領域である。
(b)画像データメモリ領域108b:画像データを格納するメモリ領域である。
以上のように構成されたクライアントパーソナルコンピュータ30において、クライアントパーソナルコンピュータ30の主制御部101は、ディジタル複合装置20の画像読取部2により走査されて変換された後メモリボックス領域8a内の対応するメモリボックスに格納された画像データを自身の装置内に転送するとき、対応するメモリボックスを指示する指示データを含む転送指示要求信号をLANインターフェース112及びLAN70を介してディジタル複合装置20内の主制御部1に対して送信し、これに応答して、ディジタル複合装置20からLAN70を介して送信されてくる画像データを受信してハードディスクドライブ9に格納する。
図3は、図1のディジタル複合装置20の構成を示すブロック図である。
図3において、ディジタル複合装置20は、従来のG3方式等のファクシミリ通信機能に加えて、コピー、プリンタ、及びスキャナの各機能を備えている。主制御部1は具体的にはCPUで構成されており、バス13を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。画像読取部2は、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドット画像データを出力する。画像記録部3は例えば電子写真方式等のプリンタ装置であり、画像読取部2により走査されて変換された画像データや他のファクシミリ装置からファクシミリ通信により受信した画像データをハードコピーとしてプリントアウトして記録したり、文字データを記録する。
表示部4は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該ディジタル複合装置20の動作状態を表示したり、送信すべき原稿の画像データ、及び受信した画像データの表示を行う。操作部5は、当該ディジタル複合装置20を操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよい。
図4はこれら表示部4及び操作部5の実施例を示す正面図である。図4において、操作部4のパネルの中央部に表示部4の液晶ディスプレイが配置され、その左側に、ディジタル複合装置20の3つの機能であるコピー、ファクシミリ、スキャナのそれぞれを指定するコピーキー201、ファクシミリキー202、スキャナキー203が設けられている。一方、表示部4の右上側にテンキー204が設けられ、その下側にスタートキー205及びストップキー206が設けられている。
ROM6は、当該ディジタル複合装置20の動作に必要であって主制御部1によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納し、本実施形態では、少なくとも、図5のファクシミリ送信処理のプログラムを含む。RAM7は、SRAM、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部1のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われない。ここで、RAM7は、以下のテーブルを格納する。
(a)通信管理記録テーブル7a:ファクシミリ通信での通信の日時、相手先のファクシミリ番号、送信又は受信ページ数、通信結果、PJLのコメントデータにて取得した送信画像データの出力者名(送信側のユーザの送信者名)、メモリボックス番号、及びドキュメント名(文書名)を格納する。
(b)メモリボックス管理テーブル7b:画像メモリ8内のメモリボックス領域8aを管理するためのテーブルであって、LAN70に接続されたクライアントパーソナルコンピュータ30又はそのユーザに対応して付与されるメモリボックス番号と、そのユーザの受信者名と、画像メモリ8における画像データの格納アドレスと、クライアントパーソナルコンピュータ30又はそのユーザの電子メールアドレス(ファクシミリ受信の通知など、必要があるとき)とを格納する。
(a)通信管理記録テーブル7a:ファクシミリ通信での通信の日時、相手先のファクシミリ番号、送信又は受信ページ数、通信結果、PJLのコメントデータにて取得した送信画像データの出力者名(送信側のユーザの送信者名)、メモリボックス番号、及びドキュメント名(文書名)を格納する。
(b)メモリボックス管理テーブル7b:画像メモリ8内のメモリボックス領域8aを管理するためのテーブルであって、LAN70に接続されたクライアントパーソナルコンピュータ30又はそのユーザに対応して付与されるメモリボックス番号と、そのユーザの受信者名と、画像メモリ8における画像データの格納アドレスと、クライアントパーソナルコンピュータ30又はそのユーザの電子メールアドレス(ファクシミリ受信の通知など、必要があるとき)とを格納する。
画像メモリ8はDRAM等で構成され、送信すべき画像データ又は受信した画像データ、もしくは走査されて変換された画像データを記憶する。ここで、画像メモリ8は、複数のクライアントパーソナルコンピュータ30又はそのユーザに対応した複数のメモリボックスに区分されたメモリボックス領域8aを備える。各クライアントパーソナルコンピュータ30は対応するメモリボックスに、ファクシミリ機能により送受信される画像データ、もしくは、スキャナ機能又はコピー機能により走査されて変換された画像データ、プリンタ機能を用いるときの画像データを転送して一時的に格納し、当該メモリボックスから読み出すときは、転送指示要求信号を送信することにより対応するメモリボックスから読み出して転送させる。さらに、ハードディスクドライブ9は、記録媒体を内蔵する記憶装置であり、種々のデータやプログラムを格納する。
ファックスモデム10は、公衆電話回線Lに接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモデムの機能を有するモデムである。NCU(ネットワーク制御回路:Network Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じてファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにおけるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービスにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信することができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のディジタル回線(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよい。
さらに、LANインターフェース12は、LAN70に接続され、LAN70からの信号やデータを受信する一方、LAN70に対して信号やデータを送信して信号変換やプロトコル変換などのLAN通信に係るインターフェース処理を実行する。
以上のように構成されたディジタル複合装置20のファクシミリ通信機能において、各クライアントパーソナルコンピュータ30−1乃至30−Nから転送されたドット画像データ、又は画像読取部2により読み取られたドット画像データはファクシミリ通信の規格で定められているMH,MR,MMR等の符号化方式に従ってソフトウェアにより符号化された後、相手先のファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファクシミリ装置から受信した符号化データもソフトウェアにより画像データに復号化された後、画像メモリ8に格納され、必要に応じて画像記録部3でプリントされる。
図5は、図1のディジタル複合装置20の主制御部1によって実行されるファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。
図5において、まず、ステップS1において、操作部5のファクシミリキー202をオンしたか否かが判断され、YESとなるまでステップS1の処理を繰り返し、YESとなったときに、ステップS2において、テンキー204を用いて宛先の電話番号を入力し又は宛先を選択する。次いで、ステップS3において、表示部4のタッチパネルにおいて表示されるファクシミリのファイル添付キーをオンしたか否かが判断され、YESのときはステップS4に進む一方、NOのときはステップS5に進む。ステップS4では、LAN70内でのファイル選択のために、ファクシミリ送信処理で送信可能な共有ファイルのデータ(例えば、TIFF又はPDFの画像データに加えて、ラスタライズして画像データに変換可能な文書ファイル、表計算ファイルなどを含む。)を表示部4に表示し、ユーザはファクシミリ送信すべきデータを選択し、ディジタル複合装置20の主制御部1は選択されたファイルのデータを読み出す。
次いで、ステップS5において、スタートキー205をオンしたか否かが判断され、YESとなれば、ステップS6において画像読取部2の原稿台においてハードコピーの原稿があるか否かが判断され、YESのときはステップS7に進む一方、NOのときはステップS10に進む。ステップS7では、原稿台上の原稿の画像を読み取って画像データに変換し、変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データ(データが画像データでないときは、ラスタライズして画像データに変換する。)とを結合画像データに結合して送信すべき画像データを生成する。なお、必要に応じて、結合画像データ内のページの結合順序を変更する。また、各ページの画像データに対して通しページ番号を挿入付与する。そして、ステップS8において、ファクシミリ送信処理を実行し、ステップS9において回線開放して当該ファクシミリ送信処理を終了する。一方、ステップS6でNOであるときは、ステップS10で原稿台において、ハードコピーの原稿が無いことを表示部4に表示し、当該ファクシミリ送信処理を終了する。なお、ステップS6のNOからステップS10への処理については、例えば、上記読み取って変換された画像データを送付状として用いるときに、送付状のハードコピーが画像読取部4において無いときに、当該画像データの結合処理及びファクシミリ送信処理を中止することができ、ネットワーク上の共有ファイルのデータを添付して送信することを防止でき、添付ファイルを正しく添付できる。
図6乃至図10は図1のディジタル複合装置20によって図5のファクシミリ送信処理を実行したときに表示部4に表示される各画像の一例を示す正面図である。以下、図6乃至図10を参照して、図5のファクシミリ送信処理の実施例について説明する。
図4の操作部5において、ファクシミリキー202をオンしたとき、図6(a)のファクシミリのメニュー画面になる。ここで、当該画面の右側のリストキーをオンしたとき、図6(b)のファクシミリのファイル添付リストの画面になり、当該ディジタル複合装置20内でファクシミリ送信可能なファイルのリストが表示される。一方、図6(a)の画面において、ファクシミリのファイル添付キーをオンしたとき、図6(c)のファクシミリのファイル添付リストの画面になる。当該画面では、LAN70上の装置での共有フォルダへのショートカットが表示されている。ここで、ホスト名キーをオンしたとき、図7(a)の画面になる。
図7(a)のネットワークフォルダの画面では、ホスト名、フォルダパス、ユーザ名、パスワードなどの必要なデータを図7(b)のキーボード画面において入力操作を行ってOKをオンしたとき、図7(a)で各データが入力済み画面となったとき、サーチキーをオンすれば、図7(c)のフォルダサーチの画面になる。ここで、図8(a)のように、ホストサーバ名2をタッチして選択し、図8(a)の画面において下向きキーをオンしたとき、当該フォルダでのファイルをサーチして図8(b)のごとく表示する。次いで、図8(b)において、図9(a)のようにユーザ3をタッチして選択したとき、図9(b)のユーザログイン画面が重ねて表示され、ユーザ名とパスワードを入力してOKをオンすれば、図9(c)のフォルダサーチの画面になる。
さらに、図9(c)のフォルダサーチの画面において、共有フォルダ2をタッチして選択してOKをオンすれば、図10(a)のフォルダサーチの画面になり、共有フォルダ2内のファイルのデータが表示される。ここで、ファクシミリ送信すべきデータをタッチして選択してOKキーをオンすれば、図10(b)の画面になり、ファクシミリ送信処理において添付すべきデータを指定したことになる。なお、図6(c)においてアーカイブSをオンしたときも図10(a)に移動可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、ディジタル複合装置20は、LAN70に接続されたクライアントパーソナルコンピュータ30と、ディジタル複合装置20のうちの少なくとも1つに格納された共有ファイルのデータのうち、そのデータの拡張子に基づいてファクシミリ送信可能な画像データのみを表示部4に表示し、ユーザにそのうちファクシミリ送信すべき少なくとも1つの共有ファイルのデータを選択入力させ(図5のステップS4)、次いで、選択されたデータを読み出した後、上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信する(ステップS7−S8)。これにより、読み取った原稿の画像データと、ネットワークに接続された端末装置内の共有ファイルのデータの画像データとを結合してファクシミリ送信することができる。
また、画像読取部2において読み取りすべき画像の原稿があるか否かを検出し(ステップS6)、画像の原稿が無いときは、上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信することを中止する(ステップS6でNOからステップS10)。これにより、例えば、上記読み取って変換された画像データを送付状として用いるときに、送付状のハードコピーが画像読取手段において無いときに、当該画像データの結合処理及びファクシミリ送信処理を中止することができ、ネットワーク上の共有ファイルのデータを添付して送信することを防止でき、添付ファイルを正しく添付できる。
<変形例>
以上の実施形態においては、ディジタル複合装置20の例について述べているが、本発明はこれに限らず、ファクシミリ機能を有するファクシミリ装置やファクシミリサーバ装置などに広く適用することができる。
以上の実施形態においては、ディジタル複合装置20の例について述べているが、本発明はこれに限らず、ファクシミリ機能を有するファクシミリ装置やファクシミリサーバ装置などに広く適用することができる。
1…主制御部、
2…画像読取部、
3…画像記録部、
4…表示部、
5…操作部、
6…ROM、
7…RAM、
7a…通信管理記録テーブル、
7b…メモリボックス管理テーブル、
8…画像メモリ、
8a…メモリボックス領域、
9…ハードディスクドライブ、
10…ファックスモデム、
11…NCU、
12…LANインターフェース、
13…バス、
20…ディジタル複合装置、
30,30−1乃至30−N…クライアントパーソナルコンピュータ、
60…ルータ装置、
70…ローカルエリアネットワーク(LAN)、
80…公衆電話網、
90…インターネット、
101…主制御部、
104…表示部、
105…操作部、
106…ROM、
107…RAM、
108…ハードディスクドライブ、
108a…プログラムメモリ領域、
108b…画像データメモリ領域、
112…LANインターフェース、
113…バス。
2…画像読取部、
3…画像記録部、
4…表示部、
5…操作部、
6…ROM、
7…RAM、
7a…通信管理記録テーブル、
7b…メモリボックス管理テーブル、
8…画像メモリ、
8a…メモリボックス領域、
9…ハードディスクドライブ、
10…ファックスモデム、
11…NCU、
12…LANインターフェース、
13…バス、
20…ディジタル複合装置、
30,30−1乃至30−N…クライアントパーソナルコンピュータ、
60…ルータ装置、
70…ローカルエリアネットワーク(LAN)、
80…公衆電話網、
90…インターネット、
101…主制御部、
104…表示部、
105…操作部、
106…ROM、
107…RAM、
108…ハードディスクドライブ、
108a…プログラムメモリ領域、
108b…画像データメモリ領域、
112…LANインターフェース、
113…バス。
Claims (7)
- 少なくとも1台の端末装置が接続されたネットワークに接続されたファクシミリ装置において、
原稿の画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段と、
上記端末装置と、上記ファクシミリ装置のうちの少なくとも1つに格納された共有ファイルのデータを検索して選択し、選択されたデータを読み出す検索手段と、
上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信する送信手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。 - 上記共有ファイルのデータを所定の形式の画像データにラスタライズする変換手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
- 上記結合画像データは複数ページを有し、各ページの画像データの結合順序を変更して設定する変更手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のファクシミリ装置。
- 上記結合画像データは複数ページを有し、各ページの画像データに対して通しページ番号を挿入付与する挿入手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載のファクシミリ装置。
- 上記検索手段は、上記共有ファイルのデータのうち、ファクシミリ送信可能な画像データのみを表示して選択することを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載のファクシミリ装置。
- 上記検索手段は、上記共有ファイルのデータの拡張子に基づいて、ファクシミリ送信可能な画像データのみを表示して選択することを特徴とする請求項5記載のファクシミリ装置。
- 上記送信手段は、上記画像読取手段において読み取りすべき画像の原稿があるか否かを検出し、画像の原稿が無いときは、上記変換された画像データと、上記選択されたデータの画像データとを1つの結合画像データに結合してファクシミリ送信することを中止することを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載のファクシミリ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2003414429A JP2005176008A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | ファクシミリ装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8120807B2 (en) | 2007-11-13 | 2012-02-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, information processing method, program, and recording medium |
US20210294920A1 (en) * | 2018-07-10 | 2021-09-23 | Netmaster Solutions Ltd | A method and system for managing digital evidence using a blockchain |
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-
2003
- 2003-12-12 JP JP2003414429A patent/JP2005176008A/ja active Pending
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