JP2009105535A - 画像処理装置 - Google Patents

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【課題】他のユーザのユーザ設定情報を容易に自身のユーザ設定情報として登録することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】パソコンからユーザ設定情報のコピー要求を受信すると、設定情報が登録されているユーザ名をパソコンに送信し、パソコンの操作者がユーザ名を選択すると、選択されたユーザの設定情報をパソコンに送信する(ステップ101〜103)。そして、パソコンの操作者が送信したユーザ設定情報の中から任意の設定情報を選択すると、コピー作成する場合には、選択された設定情報を操作者のユーザ設定情報として登録する(ステップ104〜106)。一方、エクスポート出力する場合には、選択された設定情報をパソコンに送信する(ステップ107〜108)。
【選択図】図3

Description

本発明は画像処理装置、特に、電話帳及び転送設定等のファックス設定、スキャン設定などをユーザ毎に機器設定として登録することができる画像処理装置に関する。
コピー機能、ファクシミリ機能、プリント機能、スキャナ機能等を有するデジタル複合機あるいはファクシミリ装置等の画像処理装置では、ユーザ毎の機器設定を登録することができる。すなわち、電話帳及び転送設定等のファックス設定、スキャン画像の変換フォーマット、保存先等のスキャン設定、あるいは、コピー設定等の種々の機器設定をユーザ毎に登録することができる。
一方、近時、オフィスなどにおいて、LANなどの通信ネットワークにより、ネットワーク複合機及び端末装置、いわゆるクライアントパソコンなどを接続してネットワークシステムを構成することが行われている。このようなネットワークシステムでは、ネットワーク複合機がファクシミリ受信したデータをクライアントパソコンに転送したり、あるいは、クライアントパソコンから受信したデータを指定された転送先に送信することができる。また、このクライアントパソコンから通信ネットワークを介してネットワーク複合機にファックス設定、スキャン設定、あるいは、コピー設定等のユーザ設定情報を登録することも可能である。
上記のように、従来の画像処理装置では、画像処理装置の操作部あるいはクライアントパソコンから通信ネットワークを介してファックス設定、スキャン設定、あるいは、コピー設定等のユーザ設定情報を画像処理装置に登録することができる。
しかしながら、画像処理装置には各ユーザが個別に設定した情報がユーザ毎に記憶されており、あるユーザの設定の利便性がよい場合、それを他のユーザが使用したいと思った場合には、同じ設定を1つ1つ行う必要がある。
また、複数のユーザの設定の中から利便性のよい設定を個々に利用したいと思った場合には、他のユーザが複数のユーザの設定を個々に参照しながら、1件、1件入力するという煩雑な作業が必要なため、手間がかかりユーザの負担が大きいという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、他のユーザのユーザ設定情報を容易に自身のユーザ設定情報として登録することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の画像処理装置は、複数のユーザのユーザ設定情報を記憶するユーザ設定情報記憶部と、上記ユーザ設定情報記憶部への各ユーザの設定情報の書込み及び読出しを制御する制御部とを備え、ユーザ設定情報のコピーが指示された場合、上記制御部が、上記ユーザ設定情報記憶部に記憶されているユーザの情報を抽出して表示し、上記表示された複数のユーザの中から任意のユーザが選択されると、上記制御部が、選択されたユーザの設定情報を抽出して表示し、上記表示された設定情報の中から任意の設定情報が選択されると、上記制御部が、選択された設定情報を上記ユーザ設定情報記憶部から抽出してコピー情報として出力することを特徴とする。
また、本発明の他の画像処理装置は、複数のユーザのユーザ設定情報を記憶するユーザ設定情報記憶部と、上記ユーザ設定情報記憶部への各ユーザの設定情報の書込み及び読出しを制御する制御部とを備え、ユーザ設定情報のコピーが指示された場合、上記制御部が、上記ユーザ設定情報記憶部に記憶されている設定項目名を抽出して表示し、上記表示された設定項目名から任意の設定項目が選択されると、上記制御部が、選択された設定項目の各ユーザの設定情報を抽出して表示し、上記表示された設定情報の中から任意の設定情報が選択されると、上記制御手段が、選択された情報を上記ユーザ設定情報記憶部から抽出してコピー情報として出力することを特徴とする。
さらに、本発明の他の画像処理装置は、上記のいずれかの画像処理装置において、上記ユーザ設定情報記憶部に記憶される設定情報は公開、非公開を設定できることを特徴とする。
また、本発明のさらに他の画像処理装置は、上記のいずれかの画像処理装置において、上記制御手段が、抽出されたコピー情報をユーザ設定情報として上記ユーザ設定情報記憶部に記憶するか、あるいは、エクスポート出力することを特徴とする。
本発明の画像処理装置によれば、ユーザ設定情報のコピーを指示した場合、選択したユーザの設定情報、あるいは、選択した設定項目の各ユーザの設定情報の中から任意の設定情報を選択することができる。したがって、この選択した設定情報をユーザ設定情報記憶部に記憶、あるいは、エクスポート出力することにより、他のユーザの機器設定を容易にコピーして自身のユーザ設定情報として登録することができる。
また、ユーザ設定情報記憶部に記憶されるユーザ設定情報の公開、非公開を設定できるようにしておけば、他のユーザの利用を防ぐことができ、ユーザ設定情報を保護することができる。
以下、本発明の画像処理装置をネットワーク複合機に適用した実施例について説明する。図1はネットワーク複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図であり、図2はネットワーク複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すネットワーク構成図において、1はネットワーク複合機、2、3、4・・・はパソコン、5は公衆交換電話網(PSTN)、6はLAN(Local Area Network)、7はインターネット網である。ネットワーク複合機1はコピーモード、プリンタモード、ファクスモードの各機能を備えるとともに、メール送信機能も備え、PSTN5及びLAN6に接続されており、このLAN6に端末装置として複数のパソコン2、3、4・・・が接続されている。また、このLAN6はインターネット網7にも接続されており、ネットワーク複合機1はこのインターネット網7を介してメールの送受信を行うことが可能である。
図2はネットワーク複合機1の制御系の構成を示す概略ブロック図であり、図に示すように、ネットワーク複合機1はCPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、表示・操作部14、読取部15、画像メモリ16、記録部17、コーデック18、モデム19、ネットワーク制御ユニットNCU20及びLANインターフェース(I/F)21から構成され、各部がバス22を介して接続されている。
CPU11はバス22を介してネットワーク複合機1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行する。ROM12はネットワーク複合機の動作に必要な種々のプログラム及び操作メッセージ等を予め記憶している。また、RAM13はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶するとともに、電話帳及び転送設定等のファックス設定、スキャン設定などのユーザ毎のユーザ設定情報を記憶するユーザ設定情報記憶領域23を備えている。
表示・操作部14は、ネットワーク複合機の動作状態を表示したり、あるいは、種々の機能の操作画面の表示を行う表示部と、ネットワーク複合機を操作するための複数のキーよりなる。読取部15はオートドキュメントフィーダー(ADF)あるいはフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台を備え、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、ドットイメージデータを出力する。
また、画像メモリ16は、DRAM等を用いて構成され、送信すべき画像データまたは受信した画像データあるいは読取部15で読み取った画像データを記憶する。記録部17は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、受信したデータ、コピー原稿データあるいは外部のパソコンから送信されたプリントデータをプリントアウトする。
コーデック18は所定のプロトコルに対応して符号化及び復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号する。また、このコーデック18は電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化及び復号する。
モデム19はバス22に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムとしての機能を有し、このモデム19は同様にバス22に接続されたNCU20と接続されている。NCU20はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム19をPSTN5に接続する。
また、LANインターフェース21はLAN6に接続され、インターネット網7からの信号を受信する一方、LAN6に対して信号やデータを送信するものであり、信号変換あるいはプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
ネットワーク複合機1は上記のような構成を備えており、ファクシミリ送信時には、原稿の画像データが読取部15で読み取られ、コーデック18で圧縮されて画像メモリ16に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ16から読み出されてモデム19で変調され、NCU20からPSTN5を通して通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信した画像データがモデム19で復調され、画像メモリ16に蓄積された後、コーデック18で復号されて記録部17により印刷される。
一方、このネットワークシステムでは、ユーザがパソコン2、3、4等から他のユーザの設定情報を利用してネットワーク複合機1に電話帳及び転送設定等のファックス設定、スキャン設定などのユーザ設定情報を登録することができる。
例えば、パソコン2の操作者がWWWブラウザを起動し、パソコン2のモニタ画面に表示されたWWWブラウザ画面において、ネットワーク複合機1のIPアドレスを指定してアクセスを行うと、パソコン2のモニタ画面にネットワーク複合機1の機能指定画面が表示される。
そして、操作者がこの機能指定画面でユーザ設定情報のコピーを選択して指示すると、この要求がLAN6を介してネットワーク複合機1に転送される。
以下、このユーザ設定情報のコピー要求を受信した場合のCPU11の作用を図3のフローチャートにより説明する。
パソコン2からのユーザ設定情報のコピー要求を受信すると、CPU11は、図3のフローチャートに示すプログラムを開始する。このプログラムを開始すると、CPU11は、まず、RAM13のユーザ設定情報記憶領域23から設定情報が登録されているユーザ名を読み出し、パソコン2に送信する(ステップ101)。
これにより、パソコン2のモニタ画面に図4に示すユーザ選択画面が表示される。
図に示すように、図4のユーザ選択画面にはユーザ設定情報が登録されているユーザの名前と「O.K」ボタン、「閉じる」ボタンが表示されている。そして、操作者が選択したいユーザ名のチェック欄にチェックを入れた後、「O.K.」ボタンをクリックすることにより、設定情報を得たいユーザの名前が一括してネットワーク複合機1に送信される。また、「閉じる」ボタンをクリックすることにより、ブラウザのウィンドを閉じることができる。
一方、CPU11は、設定情報が登録されているユーザ名をパソコン2に送信した後、パソコン2から操作者が選択したユーザ名が一括して送信されてきたか否かを判定することにより、ユーザの選択通知があったか否かを判定している(ステップ102)。
そして、ユーザの選択通知があったと判定した場合、例えば、操作者がユーザ2とユーザ10を選択していれば、CPU11は、ユーザ2とユーザ10の設定情報をRAM13のユーザ設定情報記憶領域23から読み出してパソコン2に送信する(ステップ103)。
図5、図6は、RAM13のユーザ設定情報記憶領域23に登録されているユーザの設定情報の1例を示すものである。図5に示すように、ユーザ2の設定情報としては、ファックス設定として電話帳2及び転送設定が登録されており、スキャナ設定として、スキャン画像の保存時の変換フォーマット及び保存先(FTPショートカット)等が登録されている。なお、これらの設定項目は登録時に公開、非公開を設定することができ、ユーザ設定情報記憶領域23の該当項目毎に公開のものには可が、非公開のものには不可の情報が記憶されている。
同様に、図6に示すように、ユーザ10の設定情報としては、ファックス設定として電話帳10及び転送設定が登録されており、スキャナ設定として、スキャン画像の保存時の変換フォーマット及び保存先(FTPショートカット)等が登録されている。
ネットワーク複合機1からパソコン2に、上記のユーザ2とユーザ10の設定情報が送信されると、パソコン2のモニタ画面に図7に示す設定情報選択画面が表示される。
図に示すように、この設定情報選択画面には、選択したユーザの設定情報と、「コピー作成」と「エクスポート出力」の選択欄及び「O.K」ボタン、「閉じる」ボタンが表示されている。なお、選択したユーザの設定情報の中で該当ユーザが非公開としている項目については「非公開」と表示され、公開とされている項目のみにチェック欄が表示されている。
また、「コピー作成」と「エクスポート出力」の選択欄はそれぞれのチェック欄にチェックを入れることにより、いずれか一方、あるいは、両方を選択することができる。「コピー作成」のチェック欄にチェックが入っている場合、操作者が選択した設定情報が操作者の設定情報としてユーザ設定情報記憶領域23に記憶される。また、「エクスポート出力」のチェック欄にチェックが入っている場合、操作者が選択した設定情報がネットワーク複合機1からパソコン2に送信される。
図7の設定情報選択画面で操作者が選択した情報、すなわち、操作者が選択したユーザの設定情報及び「コピー作成」と「エクスポート出力」の選択情報は、「O.K.」ボタンをクリックすることによりネットワーク複合機1に一括して送信することができる。また、「閉じる」ボタンをクリックすることにより、ブラウザのウィンドを閉じることができる。
CPU11は、選択されたユーザの設定情報をパソコン2に送信した後、パソコン2から図7の設定情報選択画面で操作者が選択した情報が一括して送信されてきたか否かを判定することにより、設定情報の選択通知があったか否かを判定している(ステップ104)。
そして、設定情報の選択通知があったと判定した場合、CPU11は、操作者が図7の設定情報選択画面で「コピー作成」を選択していたか否かを判定する(ステップ105)。
操作者が「コピー作成」を選択していたと判定した場合、CPU11は、操作者が選択した設定情報をユーザ設定情報記憶領域23から読み出し、操作者のユーザ設定情報としてユーザ設定情報記憶領域23に記憶する(ステップ106)。
例えば、操作者が図7に示すように設定情報を選択していた場合、ユーザ2の電話帳、ユーザ10の転送設定、変換フォーマット、FTPショートカットがネットワーク複合機1に転送される。これにより、操作者の設定情報として、図8に示すように、「電話帳2」、「転送設定:FAX222-222」、「変換フォーマット:TIFF」、FTPショートカット:ftp://YYY」等がユーザ設定情報記憶領域23に記憶される。
一方、ステップ105で操作者が「コピー作成」を選択していなかったと判定した場合、あるいは、ステップ106で設定情報を記憶した後、CPU11は、操作者が「エクスポート出力」を選択していたか否かを判定する(ステップ107)。操作者が「エクスポート出力」を選択していなかったと判定した場合、CPU11は、ユーザ設定情報のコピープログラムを終了する。
また、ステップ107で、操作者が「エクスポート出力」を選択していたと判定した場合、CPU11は、操作者が選択した設定情報をユーザ設定情報記憶領域23から読み出し、パソコン2に送信する(ステップ108)。そして、操作者が選択した設定情報が送られてくると、パソコン2は、モニタ画面に設定情報の「出力先」入力画面を表示し、指定されたフォルダに送信されてきた設定情報を保存する。
これにより、エクスポート出力された設定情報を他のネットワーク複合機やファクシミリ装置にインポートすることにより容易にユーザ設定情報を登録することができる。
以上のように、ユーザ設定情報のコピーを指示することにより、複数のユーザの設定情報を選択して自身のユーザ設定情報として記憶、あるいは、エクスポート出力することができるので、他のユーザの機器設定を容易に自身の設定として登録することができる。
上記の実施例では、複数のユーザの中から選択されたユーザの設定情報を選択することにより設定情報をコピーしたが、設定項目名から選択された設定項目の各ユーザの設定情報の中から任意の設定情報を選択してコピーすることもできる。
以下、設定項目名から選択された設定項目の各ユーザの設定情報の中から任意の設定情報を選択する場合の実施例について、図9のフローチャートにより説明する。
なお、ネットワーク複合機等の構成は実施例1と同じであるので、説明は省略する。
パソコン2からユーザ設定情報のコピー要求を受信すると、CPU11は、図9のフローチャートに示すプログラムを開始し、まず、RAM13のユーザ設定情報記憶領域23から登録されている設定項目名を読み出し、パソコン2に送信する(ステップ201)。
これにより、パソコン2のモニタ画面に図10に示す設定項目選択画面が表示される。
図10に示すように、設定項目選択画面にはユーザ設定情報として登録されている設定項目の名前と「O.K」ボタン、「閉じる」ボタンが表示されている。そして、操作者が設定したい設定項目名のチェック欄にチェックを入れた後、「O.K.」ボタンをクリックすることにより、設定情報を得たい設定項目名がネットワーク複合機1に送信される。また、「閉じる」ボタンをクリックすることにより、ブラウザのウィンドを閉じることができる。
一方、CPU11は、設定情報が登録されている設定項目名をパソコン2に送信した後、パソコン2から操作者が選択した設定項目名が送信されてきたか否かを判定することにより、設定項目の選択通知があったか否かを判定している(ステップ202)。
パソコン2から設定項目の選択通知があったと判定した場合、CPU11は、選択された設定項目の各ユーザの設定情報をパソコン2に送信する(ステップ203)。
例えば、図10に示すように、「電話帳」と「FTPショートカット」が選択されていた場合、CPU11は、「電話帳」と「FTPショートカット」の設定情報の中から公開とされている設定情報をRAM13のユーザ設定情報記憶領域23から読み出してパソコン2に送信する。
ネットワーク複合機1からパソコン2に、上記の例の「電話帳」と「FTPショートカット」の設定情報が送信されると、パソコン2のモニタ画面に図11に示す設定情報選択画面が表示される。
図に示すように、この設定情報選択画面には、「電話帳」と「FTPショートカット」の設定情報と、「コピー作成」と「エクスポート出力」の選択欄及び「O.K」ボタン、「閉じる」ボタンが表示されている。
実施例1と同様に、「コピー作成」と「エクスポート出力」の選択欄はそれぞれのチェック欄にチェックを入れることにより、いずれか一方、あるいは、両方を選択することができる。「コピー作成」のチェック欄にチェックが入っている場合、操作者が選択した設定情報が操作者の設定情報としてユーザ設定情報記憶領域23に記憶される。また、「エクスポート出力」のチェック欄にチェックが入っている場合、操作者が選択した設定情報がネットワーク複合機1からパソコン2に送信される。そして、同様に、図11の設定情報選択画面で操作者が選択した情報は、「O.K.」ボタンをクリックすることによりネットワーク複合機1に一括して送信することができ、「閉じる」ボタンをクリックすることにより、ブラウザのウィンドを閉じることができる。
CPU11は、選択された各項目の設定情報をパソコン2に送信した後、パソコン2から操作者が選択した設定情報が送信されてきたか否かを判定することにより、設定情報選択の通知があったか否かを判定している(ステップ204)。
設定情報選択の通知があったと判定した場合、CPU11は、操作者が図7の設定情報選択画面で「コピー作成」を選択していたか否かを判定する(ステップ205)。
操作者が「コピー作成」を選択していたと判定した場合、CPU11は、操作者が選択した設定情報をユーザ設定情報記憶領域23から読み出し、操作者のユーザ設定情報としてユーザ設定情報記憶領域23に記憶する(ステップ206)。これにより、例えば、操作者が図11に示すように設定情報を選択していた場合、図12に示すように、「電話帳3」、「FTPショートカット:ftp://ZZZ」が操作者のユーザ設定情報としてユーザ設定情報記憶領域23に記憶される。
一方、ステップ205で操作者が「コピー作成」を選択していなかったと判定した場合、あるいは、ステップ206で設定情報を記憶した後、CPU11は、操作者が「エクスポート出力」を選択していたか否かを判定する(ステップ207)。操作者が「エクスポート出力」を選択していなかったと判定した場合、CPU11は、ユーザ設定情報のコピープログラムを終了する。
また、ステップ207で、操作者が「エクスポート出力」を選択していたと判定した場合、CPU11は、操作者が選択した設定情報をユーザ設定情報記憶領域23から読み出し、パソコン2に送信する(ステップ208)。そして、操作者が選択した設定情報が送られてくると、パソコン2は、モニタ画面に設定情報の「出力先」入力画面を表示し、指定されたフォルダに送信されてきた設定情報を保存する。
これにより、同様に、エクスポート出力された設定情報を他のネットワーク複合機やファクシミリ装置にインポートすることにより容易にユーザ設定情報を登録することができる。
以上のように、ユーザ設定情報のコピーを指示した場合、選択された設定項目の各ユーザの設定情報の中から任意の設定情報を選択することにより、自身のユーザ設定情報とすることができるので、同様に他のユーザの機器設定を容易に自己の設定とすることができる。
なお、上記の実施例では、パソコンから通信ネットワークを介してネットワーク複合機に接続してユーザ設定情報をコピーする例について説明したが、ネットワーク複合機の操作画面でユーザや設定情報を選択することも可能である。
また、上記の実施例では、本発明の画像処理装置をネットワーク複合機に適用した例について説明したが、ネットワーク機能を持たない通常のファクシミリ装置等にも本発明を適用することが可能である。
ネットワーク複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図である。 ネットワーク複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 ユーザ設定情報のコピー要求を受信した場合のCPUの作用を示すフローチャートである。 ユーザ選択画面の一例である。 ユーザ設定情報記憶領域に登録されているユーザの設定情報の一例である。 ユーザ設定情報記憶領域に登録されているユーザの設定情報の他の例である。 設定情報選択画面の一例である。 操作者のコピーしたユーザ設定情報の一例である。 ユーザ設定情報のコピー要求を受信した場合のCPUの他の作用を示すフローチャートである。 設定項目選択画面の一例である。 設定情報選択画面の他の例である。 操作者のコピーしたユーザ設定情報の他の例である。
符号の説明
1 ネットワーク複合機
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示・操作部
15 読取部
16 画像メモリ
17 記録部
18 コーデック
19 モデム
20 NCU
21 LAN I/F
22 バス
23 ユーザ設定情報記憶領域

Claims (5)

  1. 複数のユーザのユーザ設定情報を記憶するユーザ設定情報記憶部と、上記ユーザ設定情報記憶部への各ユーザの設定情報の書込み及び読出しを制御する制御部とを備え、
    ユーザ設定情報のコピーが指示された場合、上記制御部が、上記ユーザ設定情報記憶部に記憶されているユーザの情報を抽出して表示し、上記表示された複数のユーザの中から任意のユーザが選択されると、上記制御部が、選択されたユーザの設定情報を抽出して表示し、上記表示された設定情報の中から任意の設定情報が選択されると、上記制御部が、選択された設定情報を上記ユーザ設定情報記憶部から抽出してコピー情報として出力することを特徴とする画像処理装置。
  2. 複数のユーザのユーザ設定情報を記憶するユーザ設定情報記憶部と、上記ユーザ設定情報記憶部への各ユーザの設定情報の書込み及び読出しを制御する制御部とを備え、
    ユーザ設定情報のコピーが指示された場合、上記制御部が、上記ユーザ設定情報記憶部に記憶されている設定項目名を抽出して表示し、上記表示された設定項目名から任意の設定項目が選択されると、上記制御部が、選択された設定項目の各ユーザの設定情報を抽出して表示し、上記表示された設定情報の中から任意の設定情報が選択されると、上記制御手段が、選択された情報を上記ユーザ設定情報記憶部から抽出してコピー情報として出力することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された画像処理装置において、
    上記ユーザ設定情報記憶部に記憶される設定情報は公開、非公開を設定できることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載された画像処理装置において、
    上記制御手段が、抽出されたコピー情報を上記ユーザ設定情報記憶部にユーザ設定情報として記憶することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載された画像処理装置において、
    上記制御手段が抽出されたコピー情報をエクスポート出力することを特徴とする画像処理装置。
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