JP2007110475A - 文書管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリント終了またはプリント中止されるまで、あるいは送信終了または送信中止されるまで文書削除を禁止することができる文書管理装置を提供する。
【解決手段】ユーザによるデジタル複合機へのアクセス中、デジタル複合機はユーザの指示が、文書一覧取得指示か表示指示か送信指示かプリント指示かを判定し、それぞれの指示を受けた場合には、表示、送信等の処理を実行する(ステップ101〜115)。一方、ユーザから文書の削除指示を受けた場合には、該当文書が送信中であるか、あるいは、プリント中であるか否かを判定し、送信中またはプリント中であった場合、削除を行わず、送信中でもプリント中でもないときのみ、当該文書を削除する(ステップ116〜119)。
【選択図】図4
【解決手段】ユーザによるデジタル複合機へのアクセス中、デジタル複合機はユーザの指示が、文書一覧取得指示か表示指示か送信指示かプリント指示かを判定し、それぞれの指示を受けた場合には、表示、送信等の処理を実行する(ステップ101〜115)。一方、ユーザから文書の削除指示を受けた場合には、該当文書が送信中であるか、あるいは、プリント中であるか否かを判定し、送信中またはプリント中であった場合、削除を行わず、送信中でもプリント中でもないときのみ、当該文書を削除する(ステップ116〜119)。
【選択図】図4
Description
本発明は文書管理装置、特に、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)などの端末装置とLANなどの通信ネットワークを介して接続され、端末装置からの指示により文書の印刷処理、削除処理等を実行する文書管理装置に関する。
近時、オフィスなどにおいて、ファクシミリスステムが普及してきており、データ通信上有益な役割を果たしている。このようなシステムは、例えば、LANなどの通信ネットワークにより、デジタル複合機や端末装置いわゆるクライアントパソコンなどを接続して構成されており、デジタル複合機は、ファクシミリ受信したデータをクライアントパソコンに転送したり、クライアントパソコンから転送先を指定したデータを受信すると、受信したデータを指定された転送先に送信するようになっている。
このようなデジタル複合機は、複合機本体からの操作によりスキャンした場合に、スキャン文書を機器内部に保存するとともに、指定された端末装置にスキャン文書の保存を通知したり、あるいはファクス/メールを受信した場合に、デジタル複合機が所定の格納場所に画像データを一時的に記憶し、ユーザがデジタル複合機の格納場所にアクセスして画像データを取り込むことができる機能を備えている。
また、最近のデジタル複合機は、受信したファクス文書やスキャンした紙文書などを回覧者指定で通知したり、このような文書をウェブブラウザからの操作で掲示板に掲載でき、だれでも閲覧することができるような機能も備えている。さらに、「見積もり依頼のファクス文書を担当者に処理してもらう。」といった業務をペーパレスで実現するため、通知事務担当者が受信したファクス文書を見積担当者のボックスに格納することもできるようになっている。
上記のようにしてデジタル複合機本体に保存された文書の一覧リストをユーザが表示したい場合には、端末装置のウェブブラウザ画面から一覧リストの表示を指示することにより、文書一覧リストを取得することができる。
また、文書一覧リスト表示画面で、スキャン文書、受信原稿文書、送信文書等の各種文書リストを表示し、プリントや送信したい文書にチェックを入れて「プリント」ボタンや「送信」ボタンをクリックした場合、デジタル複合機の記憶部に格納されている文書画像をイメージに変換して、プリンタで印刷したり、ファクス送信できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−120088号公報
また、文書一覧リスト表示画面で、スキャン文書、受信原稿文書、送信文書等の各種文書リストを表示し、プリントや送信したい文書にチェックを入れて「プリント」ボタンや「送信」ボタンをクリックした場合、デジタル複合機の記憶部に格納されている文書画像をイメージに変換して、プリンタで印刷したり、ファクス送信できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
上記のように、従来の文書管理装置では、ウェブ画面で文書を指定してプリント処理や送信処理を実行することができるが、同様に、削除したい文書にチェックを入れて「削除」ボタンをクリックすることにより、任意の文書を削除することができる。
しかしながら、プリント処理や送信処理を指示した直後に、同じ文書の削除処理を指示すると、文書が削除されてしまい、プリント処理や送信処理ができなくなってしまうという、問題が生じていた。
しかしながら、プリント処理や送信処理を指示した直後に、同じ文書の削除処理を指示すると、文書が削除されてしまい、プリント処理や送信処理ができなくなってしまうという、問題が生じていた。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、プリント終了またはプリント中止されるまで、あるいは送信終了または送信中止されるまで文書削除を禁止することができる文書管理装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に係る発明の文書管理装置は、複数の文書を管理し、指示に応じて文書の印刷処理等を実行する制御手段を備えた文書管理装置であって、文書の削除指示を受けたとき、上記制御手段が、当該文書が印刷処理中か否かを判定し、印刷処理中の場合、当該文書の削除を禁止することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の文書管理装置は、複数の文書を管理し、指示に応じて文書の送信処理等を実行する制御手段を備えた文書管理装置であって、文書の削除指示を受けたとき、上記制御手段が、当該文書が送信処理中か否かを判定し、送信処理中の場合、当該文書の削除を禁止することを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明の文書管理装置は、請求項1または請求項2に記載された文書管理装置において、各文書が送信中または印刷中であることを記憶する文書管理手段を備えたことを特徴とする。
請求項1〜請求項3に係る発明の文書管理装置によれば、文書の削除指示を行った場合、当該文書が印刷処理中か、あるいは、送信処理中か否かが判定され、印刷処理中または送信処理中の場合には、当該文書の削除が禁止されるので、印刷処理や送信処理を指示した直後に同じ文書を削除指示した場合に、印刷処理や送信処理に不具合が発生することを防止することができる。
以下、本発明の文書管理装置をデジタル複合機に適用した実施例について説明する。図1はデジタル複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図であり、図2はデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すネットワーク構成図において、1はデジタル複合機、2、3、4・・・はパソコン、5は公衆交換電話網(PSTN)、6はLAN(Local Area Network)、7はインターネット網である。デジタル複合機1はコピーモード、プリンタモード、ファクスモードの各機能を備えるとともに、メール送信機能も備え、PSTN5及びLAN6に接続されており、このLAN6に端末装置として複数のパソコン2、3、4・・・が接続されている。また、このLAN6はインターネット網7にも接続されており、デジタル複合機1はこのインターネット網7を介してメールの送受信を行うことが可能である。
図2はデジタル複合機1の制御系の構成を示す概略ブロック図であり、図に示すように、デジタル複合機1はCPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、表示・操作部14、読取部15、画像メモリ16、記録部17、コーデック18、モデム19、ネットワーク制御ユニットNCU20、ネットワークボード21及びLANインターフェース(I/F)22から構成され、各部がバス23を介して接続されている。
CPU11はバス23を介してデジタル複合機1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行し、ROM12はデジタル複合機の動作に必要な種々のプログラムや操作メッセージ等を予め記憶している。また、RAM13はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
表示・操作部14は、デジタル複合機の動作状態を表示したり、種々の機能の操作画面の表示を行う表示部と、デジタル複合機を操作するための複数のキーよりなり、読取部15はオートドキュメントフィーダー(ADF)やフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台を備え、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、ドットイメージデータを出力する。
また、画像メモリ16は、DRAM等を用いて構成され、送信すべき画像データまたは受信した画像データあるいは読取部15で読み取った画像データを記憶し、記録部17は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、受信したデータ、コピー原稿データあるいは外部のパソコンから送信されたプリントデータをプリントアウトする。
コーデック18は所定のプロトコルに対応して符号化・復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号するとともに、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化、復号する。
モデム19はバス23に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムとしての機能を有し、このモデム19は同様にバス23に接続されたNCU20と接続されている。NCU20はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム19をPSTN5に接続する。
ネットワークボード21は、デジタル複合機1本体からの操作によるファクス送信画像、スキャン画像、ファクス/メール受信の配信画像等の画像を記憶・管理し、パソコン2、3、4等からユーザによる印刷等の指示を受けた場合、その指示を実行する。
また、LANインターフェース22はLAN6に接続され、インターネット網7からの信号を受信する一方、LAN6に対して信号やデータを送信するものであり、信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
また、LANインターフェース22はLAN6に接続され、インターネット網7からの信号を受信する一方、LAN6に対して信号やデータを送信するものであり、信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
デジタル複合機1は上記のような構成を備えており、ファクシミリ送信時には、原稿の画像データが読取部15で読み取られ、コーデック18で圧縮されて画像メモリ16に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ16から読み出されてモデム19で変調され、NCU20からPSTN5を通して通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信した画像データがモデム19で復調され、画像メモリ16に蓄積された後、コーデック18で復号されて記録部17により印刷される。
一方、ネットワークボード21は図3の機能ブロック図に示すように、TCP/IPプロトコル制御部31、HTTPD制御部32、ホームページ管理部33、文書保存部34、文書管理部35からなり、これらの各部は、CPU、ROM、RAM等のメモリ、磁気ディスク(ハードディスク)記憶装置等により構成されている。
TCP/IPプロトコル制御部31はTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)を制御し、HTTPD制御部32は、TCP/IPプロトコル制御部31によるデータストリーム転送機能を用いてHTTPD(Hyper Text Transfer Protocol Deamon)機能に対する処理を実行し、パソコン2、3、4等のWWW(World Wide Web)ブラウザからの要求を処理する。
なお、HTTPDはHTTPサーバの機能を提供するデーモンで、UNIX(登録商標)オペレーティング・システム上でウェブサーバを運用する際に使われるものである。
なお、HTTPDはHTTPサーバの機能を提供するデーモンで、UNIX(登録商標)オペレーティング・システム上でウェブサーバを運用する際に使われるものである。
また、ホームページ管理部33は、HTTPD制御部32からのホームページ要求に対応してホームページファイルをHTTPD制御部32に出力し、文書保存部34はデジタル複合機1本体からの操作によるファクス送信文書、スキャン文書、ファクス/メール受信の配信文書等の文書を記憶・保存する。
さらに、文書管理部35は、文書保存部34に記憶されている各文書の情報を記憶するとともに、文書毎に印刷中や送信中等の状態を記憶するフラグの記憶領域を備えている。この文書管理部35は、HTTPD制御部32からの要求に応じて保存文書の一覧情報をHTML(Hyper Text Markup Language)形式のファイルに変換してHTTPD制御部32に出力し、かつ、HTTPD制御部32から入力された情報を解析して、保存文書の転送、削除等の処理を行う。
このネットワークシステムでは、ユーザがパソコン2、3、4等からデジタル複合機1のネットワークボード21にアクセスして保存文書の印刷、送信等を行うことができる。
すなわち、ユーザがWWWブラウザを起動し、パソコンのモニタ画面に表示されたWWWブラウザ画面において、デジタル複合機1のIPアドレスを指定してアクセスを行うと、ネットワークボード21のHTTPD制御部32がこれを検知し、ホームページ管理部33からHTMLで記述されたホームページファイルを読み出し、TCP/IPプロトコル制御部31、LANインターフェース22、LAN6を介してパソコン2に転送する。
すなわち、ユーザがWWWブラウザを起動し、パソコンのモニタ画面に表示されたWWWブラウザ画面において、デジタル複合機1のIPアドレスを指定してアクセスを行うと、ネットワークボード21のHTTPD制御部32がこれを検知し、ホームページ管理部33からHTMLで記述されたホームページファイルを読み出し、TCP/IPプロトコル制御部31、LANインターフェース22、LAN6を介してパソコン2に転送する。
以下、ユーザがデジタル複合機のネットワークボード21にアクセスしている状態におけるネットワークボード21の作用を図4のフローチャートより説明する。
ユーザによるデジタル複合機1へのアクセス中、ネットワークボード21のHTTPD制御部32は図4のフローチャートに示すプログラムを常時実行し、LANインターフェース22を介してパソコン2、3、4等からパケットを受信したか否かを判定している(ステップ101)。そして、例えば、パソコン2からパケットを受信したと判定すると、HTTPD制御部32は、HTTPのパケットか否かを判定し(ステップ102)、HTTPのパケットでないと判定した場合、HTTP以外のネットワーク処理を実行し(ステップ103)、HTTPのパケットであると判定した場合、HTTPD制御部32はHTTP POST Methodを受信したか否かを判定する(ステップ104)。
ユーザによるデジタル複合機1へのアクセス中、ネットワークボード21のHTTPD制御部32は図4のフローチャートに示すプログラムを常時実行し、LANインターフェース22を介してパソコン2、3、4等からパケットを受信したか否かを判定している(ステップ101)。そして、例えば、パソコン2からパケットを受信したと判定すると、HTTPD制御部32は、HTTPのパケットか否かを判定し(ステップ102)、HTTPのパケットでないと判定した場合、HTTP以外のネットワーク処理を実行し(ステップ103)、HTTPのパケットであると判定した場合、HTTPD制御部32はHTTP POST Methodを受信したか否かを判定する(ステップ104)。
なお、HTTP POST MethodはHTMLのフォームに記述された内容をウェブサーバに送信する際のメソッドの一つで、<FORM>タグのMethod=“”属性に指定する。POSTを指定した場合、フォームに記述された内容はURLに直接現れないので、URL長の制限に収まらないような長いデータも送信でき、送信された内容がユーザの目に触れたり、履歴として残ったりすることがない。
HTTP POST Methodでないと判定した場合、HTTPD制御部32はHTTPのその他の処理を実行し(ステップ105)、HTTP POST Methodであると判定した場合は、文書一覧情報の取得指示か否かを判定する(ステップ106)。文書一覧情報の取得指示であると判定した場合、HTTPD制御部32は、文書管理部35に文書保存部34に記憶された文書の文書一覧情報をHTML形式で作成させ、HTTPレスポンスとしてパソコン2に送信する(ステップ107)。
これにより、図5に示すような、文書一覧リストがパソコン2のモニタ画面に表示される。
これにより、図5に示すような、文書一覧リストがパソコン2のモニタ画面に表示される。
図5に示すように、この文書一覧リスト画面の上部には、スキャン画像、送信文書、受信文書、共有受信文書、掲示板文書、回覧文書、処理依頼文書の切替タブと、「転送」、「送信」、「プリント」、「ダウンロード」、「削除」、「掲示板」、「回覧」、「処理依頼」等の機能選択ボタンが表示されている。
また、文書一覧リスト画面の下部には、送信文書の場合、相手先名、文書分類、ページ数、送信日時等が表示される。
また、文書一覧リスト画面の下部には、送信文書の場合、相手先名、文書分類、ページ数、送信日時等が表示される。
そして、この文書一覧リスト画面において、例えば、プリントしたい文書の左端のチェック欄にチェックして「プリント」ボタンをクリックすると、図6に示すように、プリント確認画面が表示され、この確認画面でOKボタンをクリックすることによってプリント指示がデジタル複合機1に送信される。そして、デジタル複合機1でのプリント実行中、図7に示すように、パソコン2の文書一覧表示画面に「プリント中」との表示がなされる。
一方、ステップ106で文書一覧情報の取得指示でないと判定した場合、HTTPD制御部32は文書画像表示指示か否かを判定し(ステップ108)、文書画像表示指示であると判定した場合、文書保存部34に保存された指定文書画像をTIFF形式で作成し、HTTPレスポンスとしてパソコン2に送信する(ステップ109)。
また、ステップ108で文書画像表示指示でないと判定した場合、HTTPD制御部32は文書画像送信指示か否かを判定し(ステップ110)、文書画像送信指示であると判定した場合、文書管理部35の当該文書の送信フラグを1にした(ステップ111)後、指定文書をファクス送信する(ステップ112)。
すなわち、HTTPD制御部32は指定された画像データを文書保存部34から読み出してデジタル複合機1本体に転送し、CPU11が、転送された画像データをモデム19で変調し、NCU20からPSTN5を通して相手先に送信する。
そして、送信が完了した時または送信がキャンセルされた時、HTTPD制御部32は、上記の文書管理部35の当該文書の送信フラグを0にリセットする(ステップ113)。
すなわち、HTTPD制御部32は指定された画像データを文書保存部34から読み出してデジタル複合機1本体に転送し、CPU11が、転送された画像データをモデム19で変調し、NCU20からPSTN5を通して相手先に送信する。
そして、送信が完了した時または送信がキャンセルされた時、HTTPD制御部32は、上記の文書管理部35の当該文書の送信フラグを0にリセットする(ステップ113)。
さらに、ステップ110で文書画像送信指示でないと判定した場合、HTTPD制御部32は文書画像プリント指示か否かを判定し(ステップ114)、文書画像プリント指示であると判定した場合、文書管理部35の当該文書の印刷フラグを1にした(ステップ115)後、指定文書をプリントする(ステップ116)。
すなわち、HTTPD制御部32は指定された画像データを文書保存部34から読み出してデジタル複合機1本体に転送し、CPU11が、転送された画像データをコーデック18で復号して記録部17によりプリントする。
そして、上記と同様に、プリントが完了した時またはプリントがキャンセルされた時、HTTPD制御部32は、上記の文書管理部35の当該文書の印刷フラグを0にリセットする(ステップ117)。
すなわち、HTTPD制御部32は指定された画像データを文書保存部34から読み出してデジタル複合機1本体に転送し、CPU11が、転送された画像データをコーデック18で復号して記録部17によりプリントする。
そして、上記と同様に、プリントが完了した時またはプリントがキャンセルされた時、HTTPD制御部32は、上記の文書管理部35の当該文書の印刷フラグを0にリセットする(ステップ117)。
また、ステップ114で文書画像プリント指示でないと判定した場合、HTTPD制御部32は文書画像削除指示か否かを判定し(ステップ118)、文書画像削除指示であると判定した場合、文書管理部35の当該文書の送信フラグが1か否かを判定することにより、当該文書が送信中か否かを判定する(ステップ119)。
当該文書が送信中であると判定した場合、HTTPD制御部32はプログラムを終了し、当該文書が送信中でないと判定した場合、文書管理部35の当該文書の印刷フラグが1か否かを判定することにより、当該文書がプリント中か否かを判定する(ステップ120)。
そして、当該文書がプリント中であると判定した場合、HTTPD制御部32はプログラムを終了し、当該文書がプリント中でないと判定した場合、文書保存部34に保存された当該文書を削除する(ステップ121)。
また、ステップ118で文書画像削除指示でないと判定した場合、CPU11はその他のHTTP処理を実行した(ステップ122)後、プログラムを終了するので、再び、プログラムが実行され、次のパケットを受信したか否かが判定される。
そして、当該文書がプリント中であると判定した場合、HTTPD制御部32はプログラムを終了し、当該文書がプリント中でないと判定した場合、文書保存部34に保存された当該文書を削除する(ステップ121)。
また、ステップ118で文書画像削除指示でないと判定した場合、CPU11はその他のHTTP処理を実行した(ステップ122)後、プログラムを終了するので、再び、プログラムが実行され、次のパケットを受信したか否かが判定される。
以上のように、ユーザがパソコン等から文書の削除指示を行った場合、文書管理部35の当該文書の送信フラグや印刷フラグに基づいて当該文書が送信処理中か、あるいは、プリント処理中か否かが判定され、送信処理中またはプリント処理中の場合には、当該文書の削除が禁止されるので、送信処理やプリント処理を指示した直後に同じ文書を削除指示しても、印刷処理や送信処理に不具合が発生することを防止することができる。
なお、上記の実施例では、文書画像表示に指定文書をTIFF形式で作成して送信したが、その他の様々なファイル形式を使用することも可能であり、また、パケットとしてHTTP POST Methodを使用したが、その他の同等の機能を有するパケット信号を採用することも可能である。
また、上記の実施例では、本発明の文書管理装置をデジタル複合機に適用した例について説明したが、メール機能を持たない通常のファクシミリ装置や画像管理のみを行うファクシミリサーバ等にも本発明を適用することが可能である。
また、上記の実施例では、本発明の文書管理装置をデジタル複合機に適用した例について説明したが、メール機能を持たない通常のファクシミリ装置や画像管理のみを行うファクシミリサーバ等にも本発明を適用することが可能である。
1 デジタル複合機
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示・操作部
15 読取部
16 画像メモリ
17 記録部
18 コーデック
19 モデム
20 NCU
21 ネットワークボード
22 LAN I/F
23 バス
31 TCP/IPプロトコル制御部
32 HTTPD制御部
33 ホームページ管理部
34 文書保存部
35 文書管理部
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示・操作部
15 読取部
16 画像メモリ
17 記録部
18 コーデック
19 モデム
20 NCU
21 ネットワークボード
22 LAN I/F
23 バス
31 TCP/IPプロトコル制御部
32 HTTPD制御部
33 ホームページ管理部
34 文書保存部
35 文書管理部
Claims (3)
- 複数の文書を管理し、指示に応じて文書の印刷処理等を実行する制御手段を備えた文書管理装置であって、
文書の削除指示を受けたとき、上記制御手段が、当該文書が印刷処理中か否かを判定し、印刷処理中の場合、当該文書の削除を禁止することを特徴とする文書管理装置。 - 複数の文書を管理し、指示に応じて文書の送信処理等を実行する制御手段を備えた文書管理装置であって、
文書の削除指示を受けたとき、上記制御手段が、当該文書が送信処理中か否かを判定し、送信処理中の場合、当該文書の削除を禁止することを特徴とする文書管理装置。 - 請求項1または請求項2に記載された文書管理装置において、
各文書が送信中または印刷中であることを記憶する文書管理手段を備えたことを特徴とする文書管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005299749A JP2007110475A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 文書管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005299749A JP2007110475A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 文書管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007110475A true JP2007110475A (ja) | 2007-04-26 |
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ID=38035963
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005299749A Pending JP2007110475A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 文書管理装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007110475A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015223838A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-14 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、その制御方法およびコンピュータプログラム |
-
2005
- 2005-10-14 JP JP2005299749A patent/JP2007110475A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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