JP2006135643A - ネットワーク複合機 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器内部に保存された文書のダイレクトプリントの実行時に、実際にネットワーク複合機が実装している様々なプリント機能を利用することができるネットワーク複合機を提供する。
【解決手段】パソコンからHTTP POST Method&ダイレクトプリント指示を受信する(ステップ104)と、ネットワーク複合機の記録部に両面プリント機構が装着されているか、排出先ビンが装着されているか否かを判定する(ステップ105、106)。そして、両者が装着されていると、HTTPレスポンスとして、両面プリント選択、排出先ビン選択、Nin1プリント選択のコンテンツをパソコンに送信する(ステップ107)。これにより、パソコンのモニタ画面に実際にネットワーク複合機で使用可能な機能のみが選択情報として表示されるので、様々なプリント機能を簡単に利用することができる。
【選択図】図4

Description

本発明はパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)などの端末装置とLANなどの通信ネットワークを介して接続されるとともに、ウェブサーバ機能を備えたネットワーク複合機に関する。
近時、オフィスなどにおいて、ファクシミリスステムが普及してきており、データ通信上有益な役割を果たしている。このようなシステムは、例えば、LANなどの通信ネットワークにより、ネットワーク複合機や端末装置いわゆるクライアントパソコンなどを接続して構成されており、ネットワーク複合機は、ファクシミリ受信したデータをクライアントパソコンに転送したり、クライアントパソコンから転送先を指定したデータを受信すると、受信したデータを指定された転送先に送信するようになっている。
このようなネットワーク複合機は、通常、ウェブサーバ機能を有するネットワークボードを備え、複合機本体からの操作によりスキャンした場合に、スキャン文書をネットワークボード内部に保存するとともに、指定された端末装置にスキャン文書の保存を通知したり、あるいは、ファクス/メールを受信した場合に、ネットワーク複合機がネットワークボードの所定の格納場所に画像データを一時的に記憶し、ユーザがネットワークボードの格納場所にアクセスして画像データを取り込むようにした機能もあり、このような場合には、ネットワーク複合機からUDP/IPパケットで端末装置に各事象が発生した旨を通知するようにしている。
なお、UDPはIPの上位プロトコルで、トランスポート層に属し、TCPが持っているコネクション管理、応答確認、シーケンス、ウィンドウ制御、フロー制御といった機能を持っていないので、データが確実に相手に届くという保証がないが、負荷が少なく、動作が速い。
また、最近のネットワーク複合機は、受信したファクス文書やスキャンした紙文書などを回覧者指定で通知したり、このような文書をウェブブラウザからの操作で掲示板に掲載でき、だれでも閲覧することができるような機能も備えており、このような回覧や掲示板への文書掲示が発生した場合にも、ネットワーク複合機はUDP/IPパケットで端末装置に通知するようにしている。
さらに、「見積もり依頼のファクス文書を担当者に処理してもらう。」といった業務をペーパレスで実現するため、通知事務担当者が受信したファクス文書を見積担当者のボックスに格納したことをネットワーク複合機が見積担当者の端末装置にUDP/IPパケットで通知することも可能になっている。なお、この処理依頼機能により転送されたデータは、見積担当者が処理を完了するまで依頼者が処理状況を確認できるようになっている。
上記のようにしてネットワーク複合機本体に保存された文書の一覧リストをユーザが表示したい場合には、端末装置のウェブブラウザ画面から一覧リストの表示を指示することにより、図10に示すような、文書一覧リストを端末装置のモニタ画面に表示することができる。
図10に示すように、この文書一覧リスト画面の上部に、スキャン画像、送信文書、受信文書、共有受信文書、掲示板文書、回覧文書、処理依頼文書の切替タブと、「転送」、「送信」、「プリント」、「ダウンロード」、「削除」、「掲示板」、「回覧」等の機能選択ボタンが表示されている。また、文書一覧リスト画面の下部には、受信文書の場合、相手先名、文書分類、ページ数、受信日時等が表示される。
そして、ある文書をプリントしたい場合には、上記の文書一覧リスト画面において、プリントしたい文書をチェックして「プリント」ボタンをクリックすることにより、ダイレクトプリントを実行できるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−120088号公報
上記のように、従来のネットワーク複合機は、ウェブサーバ機能を有するネットワークボードを備え、端末装置のウェブブラウザ画面に保存文書の一覧リストを表示し、プリントしたい文書をチェックして「プリント」ボタンをクリックすることにより、ダイレクトプリントを実行できるようになっているが、このダイレクトプリントでは単に指定された文書をプリントする機能しか備えておらず、ネットワーク複合機が両面プリント機構を搭載していたとしても、片面プリントしかできなかった。
また、ネットワーク複合機でのプリント機能には、複数(2、4、8)枚の原稿をそれぞれ縮小し、1枚の用紙にまとめてプリントアウトする集約(Nin1)コピー機能を備えているものがあるが、このような集約コピー機能を備えていたとしても、従来のダイレクトプリントでは、この機能を利用することができなかった。
さらに、ネットワーク複合機には複数の排出ビンを装着することが可能になっているものもあるが、このような複数の排出ビン機構を備えていたとしても、従来のダイレクトプリントでは、プリント原稿をセンタートレイにしか排出できず、複数の排出ビンを有効に利用できなかった。
一方、ダイレクトプリント時にすべてのプリント機能の選択画面を端末装置のモニタ画面に表示することも考えられるが、その画面である機能を選択しても、その機能がネットワーク複合機に装備されていなければ、エラーとなり、実際に各機能を選択しなければその機能が動作するか不明であるので、各プリント機能を実行するのに時間がかかるという問題が生じる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、機器内部に保存された文書のダイレクトプリントの実行時に、実行可能なプリント機能を表示した選択画面を端末装置に表示することができ、ユーザが様々なプリント機能を容易に利用することができるネットワーク複合機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に係る発明の端末装置は、端末装置と通信ネットワークを介して接続され、プリント機能及びウェブサーバ機能を備えたネットワーク複合機であって、文書を保存する記憶手段と、上記ウェブサーバ機能を制御する制御手段を備え、上記端末装置のウェブブラウザ画面から上記記憶手段に保存された文書データのダイレクトプリント実行指示を受けたとき、上記制御手段がネットワーク複合機のプリント機能を判断し、実行可能なプリント機能の選択情報を上記端末装置に送信することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のネットワーク複合機は、請求項1に記載のネットワーク複合機において、上記プリント機能として、両面プリント機能を有することを特徴とし、請求項3に係る発明のネットワーク複合機は、請求項1に記載のネットワーク複合機において、上記プリント機能として、プリント原稿の排出先選択機能を有することを特徴とし、さらに、請求項4に係る発明のネットワーク複合機は、請求項1に記載のネットワーク複合機において、上記プリント機能として、Nin1機能を有することを特徴とする。
請求項1〜請求項4に係る発明のネットワーク複合機によれば、端末装置から保存された文書データのダイレクトプリント実行指示を受けたとき、機器の実装機能を判別することにより、両面プリント機能、Nin1プリント機能、プリント原稿の排出先の指定機能等の実行可否を判別し、実行可能なプリント機能を表示した選択画面を端末装置に表示するので、ユーザは実際にネットワーク複合機が実装している様々なプリント機能を簡単に有効利用することができる。
以下、本発明のネットワーク複合機の実施例について、図面を用いて説明する。図1はネットワーク複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図であり、図2はネットワーク複合機のハードウェア構成を示すブロック図、図3はネットワークボードの機能を示す機能ブロック図である。
図1に示すネットワーク構成図において、1はネットワーク複合機、2、3、4・・・はパソコン、5は公衆交換電話網(PSTN)、6はLAN(Local Area Network)、7はインターネット網である。ネットワーク複合機1はコピーモード、プリンタモード、ファクスモードの各機能を備えるとともに、メール送信機能も備え、PSTN5及びLAN6に接続されており、このLAN6に端末装置として複数のパソコン2、3、4・・・が接続されている。また、このLAN6はインターネット網7にも接続されており、ネットワーク複合機1はこのインターネット網7を介してメールの送受信を行うことが可能である。
図2はネットワーク複合機1の制御系の構成を示す概略ブロック図であり、図に示すように、ネットワーク複合機1はCPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、表示・操作部14、読取部15、画像メモリ16、記録部17、コーデック18、モデム19、ネットワーク制御ユニットNCU20、ネットワークボード21及びLANインターフェース(I/F)22から構成され、各部がバス23を介して接続されている。
CPU11はバス23を介してネットワーク複合機1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行し、ROM12はネットワーク複合機の動作に必要な種々のプログラムや操作メッセージ等を予め記憶している。また、RAM13はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
表示・操作部14は、ネットワーク複合機の動作状態を表示したり、種々の機能の操作画面の表示を行う表示部と、ネットワーク複合機を操作するための多数の操作キーとから構成されている。読取部15はオートドキュメントフィーダー(ADF)やフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台を備え、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力する。
また、画像メモリ16は、DRAM等を用いて構成され、送信すべきイメージデータまたは受信したイメージデータあるいは読取部15で読み取ったイメージデータを記憶し、記録部17は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、受信したデータ、コピー原稿データあるいは外部のパソコンから送信されたプリントデータをプリントアウトするものであり、複数の排出ビン機構を設けることも可能になっている。
コーデック18は所定のプロトコルに対応して符号化・復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号するとともに、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化、復号する。
モデム19はバス23に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムとしての機能を有し、このモデム19は同様にバス23に接続されたNCU20と接続されている。NCU20はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム19をPSTN5に接続する。
また、LANインターフェース22はLAN6に接続され、外部のパソコンからのデータあるいはインターネット網7からの信号をLAN6を介して受信する一方、LAN6に対して信号やデータを送信するものであり、信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
ネットワーク複合機1は上記のような構成を備えており、ファクシミリ送信時には、原稿の画像データが読取部15で読み取られ、コーデック18で圧縮されて画像メモリ16に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ16から読み出されてモデム19で変調され、NCU20からPSTN5を通して通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信した画像データがモデム19で復調され、画像メモリ16に蓄積された後、コーデック18で復号されて記録部17により印刷される。
一方、ネットワークボード21は図3の機能ブロック図に示すように、TCP/IPプロトコル制御部31、HTTPD制御部32、ホームページ管理部33、装置情報管理部34、文書管理部35からなり、これらの各部は、CPU、ROM、RAM等のメモリ、磁気ディスク(ハードディスク)記憶装置等により構成されている。
TCP/IPプロトコル制御部31はTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)を制御し、HTTPD制御部32は、TCP/IPプロトコル制御部31によるデータストリーム転送機能を用いてHTTPD(Hyper Text Transfer Protocol Deamon)機能に対する処理を実行し、パソコン2、3、4等のWWW(World Wide Web)ブラウザからの要求を処理する。
なお、HTTPDはHTTPサーバの機能を提供するデーモンで、UNIX(登録商標)オペレーティング・システム上でウェブサーバを運用する際に使われるものである。
また、ホームページ管理部33は、HTTPD制御部32からのホームページ要求に対応してホームページファイルをHTTPD制御部32に出力し、装置情報管理部34はネットワーク複合機1の装置情報、例えば、複数の排出ビン機構の装着情報、あるいは、両面プリント機能の有無等のプリント機能情報を記憶している。
さらに、文書管理部35はネットワーク複合機1本体からの操作によるスキャン文書、ファクス/メール受信の配信文書等の文書を記憶・保存するととともに、HTTPD制御部32からの要求に応じて保存文書の一覧情報をHTML(Hyper Text Markup Language)形式のファイルに変換してHTTPD制御部32に出力し、かつ、HTTPD制御部32から入力された情報を解析して、保存文書の転送、削除等の処理を行う。
次に、ユーザがパソコン2、3、4等から文書の一覧表示を要求し、一覧表示された文書のいずれかを指定してプリント指示を行う場合の作用について説明する。
ユーザがWWWブラウザを起動し、例えば、パソコン2の表示部(図示せず)に表示されたWWWブラウザ画面において、ネットワーク複合機1のIPアドレスを指定してアクセスを行うと、ネットワークボード21のHTTPD制御部32がこれを検知し、ホームページ管理部33からHTMLで記述されたホームページファイルを読み出し、TCP/IPプロトコル制御部31、LANインターフェース22、LAN6を介してパソコン2に転送する。
そして、ユーザがこのホームページから一覧表示を選択して指示すると、一覧表示指示情報がLAN6を介してネットワーク複合機1に転送されるので、ネットワークボード21のHTTPD制御部32がこれを検知し、文書管理部35が保存文書の一覧情報をHTML(Hyper Text Markup Language)形式のファイルに変換してパソコン2に転送する。
これにより、パソコン2のモニタ画面に図10に示す文書一覧リスト画面が表示され、ユーザがある文書を指定してプリントを指示すると、パソコン2よりHTTP POST Method&ダイレクトプリント指示がネットワーク複合機1に送信される。
一方、HTTPD制御部32は、常時、図4のフローチャートに示すプログラムを実行し、TCP/IPプロトコル制御部31を介してパソコン2、3、4等からパケットを受信したか否かを判定している(ステップ101)。そして、例えば、パソコン2からパケットを受信したと判定すると、HTTPD制御部32はHTTPのパケットか否かを判定し(ステップ102)、HTTPのパケットでない場合、HTTP以外のネットワーク処理を実行し(ステップ103)、HTTPのパケットであると判定した場合は、HTTPD制御部32はHTTP POST Method&ダイレクトプリント指示を受信したか否かを判定する(ステップ104)。
なお、HTTP POST MethodはHTMLのフォームに記述された内容をウェブサーバに送信する際のメソッドの一つで、<FORM>タグのMethod=“”属性に指定する。POSTを指定した場合、フォームに記述された内容はURLに直接現れないので、URL長の制限に収まらないような長いデータも送信でき、送信された内容がユーザの目に触れたり、履歴として残ったりすることがない。
ステップ104でHTTP POST Method&ダイレクトプリント指示であると判定した場合、HTTPD制御部32は装置情報管理部34に問合せることにより、ネットワーク複合機1の記録部17に両面プリント機構が装着されているか否かを判定する(ステップ105)。両面プリント機構が装着されていると判定した場合、HTTPD制御部32は装置情報管理部34に問合せることにより、ネットワーク複合機1の記録部17に排出先ビンが装着されているか否かを判定する(ステップ106)。
そして、ステップ106で排出先ビンが装着されていると判定した場合、HTTPD制御部32はホームページ管理部33にHTTPレスポンスとして、両面プリント選択、排出先ビン選択、Nin1プリント選択のコンテンツを作成させ、TCP/IPプロトコル制御部31を介してパソコン2に送信する(ステップ107)。
これにより、パソコン2のモニタ画面に図5に示すプリント設定画面が表示される。
ユーザは、上記のプリント設定画面で「両面プリント」、「排出先ビン指定」、「Nin1プリント」の表示の左側の□の選択欄をクリックすることにより、それぞれの機能を選択することができる。また、「排出先ビン指定」をチェックした場合は、その下の欄で排出先ビンを指定することができ、印刷部数の欄では印刷部数を(初期値は1)を指定することができる。
以上の選択を終了した後、ユーザが「OK」ボタンをクリックすると、これらの情報がネットワーク複合機1にHTTP POST Method&ダイレクトプリントの詳細プリント指示情報として送信される。
一方、HTTPD制御部32はHTTPレスポンスを送信した後、再びTCP/IPプロトコル制御部31を介してパソコン2、3、4等からパケットを受信したか否かを判定しており(ステップ101)、パケットを受信したと判定すると、CPU31はHTTPのパケットか否かを判定する(ステップ102)。HTTPのパケットであると判定した場合、HTTPD制御部32はHTTP POST Method&ダイレクトプリント指示を受信したか否かを判定し(ステップ104)、HTTP POST Method&ダイレクトプリント指示でないと判定した場合は、HTTPD制御部32はHTTP POST Method&ダイレクトプリントの詳細プリント指示情報を受信したか否かを判定する(ステップ108)。
ステップ108でHTTP POST Method&ダイレクトプリントの詳細プリント指示情報でないと判定した場合、HTTPD制御部32はHTTPのその他の処理を実行し(ステップ109)、HTTP POST Method&ダイレクトプリントの詳細プリント指示情報であると判定した場合は、文書管理部35から読み出したダイレクトプリント原稿情報とダイレクトプリントの詳細プリント指示情報をネットワーク複合機1のCPU11に転送した(ステップ110)後、ステップ101に戻り次のパケットを受信したか否かを判定する。
一方、ステップ106で記録部17に排出先ビンが装着されていないと判定した場合、HTTPD制御部32はホームページ管理部33にHTTPレスポンスとして、両面プリント選択、Nin1プリント選択のコンテンツを作成させTCP/IPプロトコル制御部31を介してパソコン2に送信する(ステップ111)。これにより、パソコン2のモニタ画面に図6に示すように、「両面プリント」、「Nin1プリント」、印刷部数を選択可能なプリント設定画面が表示される。
また、ステップ105で両面プリント機構が装着されていないと判定した場合、HTTPD制御部32はネットワーク複合機1の記録部17に排出先ビンが装着されているか否かを判定し(ステップ112)、排出先ビンが装着されていると判定した場合は、HTTPレスポンスとして、排出先ビン選択、Nin1プリント選択のコンテンツを作成させTCP/IPプロトコル制御部31を介してパソコン2に送信する(ステップ113)。これにより、パソコン2のモニタ画面に図7に示すように、「排出先ビン」、「Nin1プリント」、印刷部数を選択可能なプリント設定画面が表示される。
一方、ステップ112で排出先ビンが装着されていないと判定した場合、HTTPD制御部32はホームページ管理部33にHTTPレスポンスとして、Nin1プリント選択のコンテンツを作成させTCP/IPプロトコル制御部31を介してパソコン2に送信する(ステップ114)。これにより、パソコン2のモニタ画面に図8に示すように、「Nin1プリント」と印刷部数を選択可能なプリント設定画面が表示される。
なお、ステップ111、113、114以降の作用は、上記で説明した作用と同じであるので、説明を省略する。
次に、ネットワーク複合機1本体が、ネットワークボード21からダイレクトプリント原稿情報とダイレクトプリントの詳細プリント指示情報を受信した場合の作用を図9のフローチャートにより説明する。
CPU11は常時図9に示すフローチャートのプログラムを実行し、ネットワークボード21からダイレクトプリントの指示を受信したか否かを判定しており(ステップ201)、ネットワークボード21からダイレクトプリント指示を受信すると、ダイレクトプリントの詳細プリント指示情報をRAM13に記憶する(ステップ202)。
次に、CPU11はダイレクトプリント原稿情報を受信し、画像メモリ16に保存した(ステップ203)後、全てのダイレクトプリント原稿情報を受信したか否かを判定し(ステップ204)、全てのダイレクトプリント原稿情報を受信していないと判定した場合、ステップ203に戻って次のダイレクトプリント原稿情報を受信し、全てのダイレクトプリント原稿情報を受信したと判定した場合は、ダイレクトプリントの詳細プリント指示情報に従って、受信したダイレクトプリント原稿の内容をプリントする(ステップ205)。
すなわち、画像メモリ16に保存され原稿画像を読み出してコーデック18で復号した後、記録部17により印刷する。このとき、ダイレクトプリントの詳細プリント指示情報で両面プリントが指示されていた場合には、記録部17で両面プリントが実行され、Nin1プリントが指示されていた場合は、コーデック18が圧縮処理した後、圧縮画像を記録部17に送り、Nin1プリントが実行される。また、ダイレクトプリントの詳細プリント指示情報で排出先ビンが指定されていた場合は、記録部17がプリント原稿を指定された排出先ビンに排出する。
以上のように、本発明のネットワーク複合機によれば、パソコン等の端末装置から保存された文書データのダイレクトプリント実行指示を受けたとき、ネットワーク複合機の備えている機能を判断することにより、例えば、両面プリント、Nin1プリント、プリント原稿の排出先等の使用可能な機能のみが選択情報として端末装置に送信されるので、ユーザは実際にネットワーク複合機に装備されている様々なプリント機能を簡単に利用することが可能となる。
なお、上記の実施例では、プリント機能として両面プリント、Nin1プリント、プリント原稿の排出先選択等を例として説明したが、その他のプリント機能を含む選択情報を端末装置に送信することも可能であり、また、パケットとしてUDP/IPパケットやHTTP
POST Methodを使用したが、その他の同等の機能を有するパケットを採用することも可能である。
ネットワーク複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図である。 本発明のネットワーク複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明で使用するネットワークボードの機能ブロック図である。 プリント指示が行われた場合のネットワークボードの作用を示すフローチャートである。 本発明で表示されるプリント設定画面の一例を示す図である。 本発明で表示されるプリント設定画面の他の例を示す図である。 本発明で表示されるプリント設定画面のさらに他の例を示す図である。 本発明で表示されるプリント設定画面のさらに他の例を示す図である。 プリント指示が行われた場合のネットワーク複合機本体の作用を示すフローチャートである。 端末装置に表示される文書一覧リストの一例を示す図である。
符号の説明
1 ネットワーク複合機
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示・操作部
15 読取部
16 画像メモリ
17 記録部
18 コーデック
19 モデム
20 NCU
21 ネットワークボード
22 LAN I/F
23 バス
31 TCP/IPプロトコル制御部
32 HTTPD制御部
33 ホームページ管理部
34 装置情報管理部
35 文書管理部

Claims (4)

  1. 端末装置と通信ネットワークを介して接続され、プリント機能及びウェブサーバ機能を備えたネットワーク複合機であって、
    文書を保存する記憶手段と、上記ウェブサーバ機能を制御する制御手段を備え、上記端末装置のウェブブラウザ画面から上記記憶手段に保存された文書データのダイレクトプリント実行指示を受けたとき、上記制御手段がネットワーク複合機のプリント機能を判断し、実行可能なプリント機能の選択情報を上記端末装置に送信することを特徴とするネットワーク複合機。
  2. 請求項1に記載のネットワーク複合機において、
    上記プリント機能として、両面プリント機能を有することを特徴とするネットワーク複合機。
  3. 請求項1に記載のネットワーク複合機において、
    上記プリント機能として、プリント原稿の排出先選択機能を有することを特徴とするネットワーク複合機。
  4. 請求項1に記載のネットワーク複合機において、
    上記プリント機能として、Nin1機能を有することを特徴とするネットワーク複合機。
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JP2011201024A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Brother Industries Ltd プリンタ及び端末装置

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