JP2015089017A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パケット通信が可能なファクシミリ装置において、パケット通信ができない場合の設定項目の選択を容易に行うことが可能な構成を提供する。
【解決手段】ファクシミリ装置は、ファクシミリ通信部と、NICと、表示部と、制御部と、を備える。ファクシミリ通信部は、PSTNを通じてファクシミリ通信を行う。NICは、LAN又はIP網等を通じてパケット通信を行う。表示部は、少なくともパケット通信に関する設定項目を表示する。制御部は、パケット通信ができない場合は、パケット通信に関する所定の設定項目の表示態様を変更又は当該設定項目を非表示とし、当該設定項目を選択する指示を受け付けない制御を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、パケット通信が可能なファクシミリ装置に関する。
従来から、公衆電話回線網を利用したファクシミリ通信及びIP網等を利用したパケット通信の両方を実行可能なファクシミリ装置が知られている。この種のファクシミリ装置は、例えばNIC(Network Interface Card)を備え、当該NICを介して、パーソナルコンピュータ又はルータ等に接続される。
NICを用いてパケット通信を行うためには、当該NICに電力を供給する必要がある。なお、特許文献1では、NICに供給する電力の有無を切り替えることで節電を行うプリンタが開示されている。
また、ファクシミリ装置は、液晶ディスプレイ等で構成される表示部と、各種キーと、を備えている。ユーザは、表示部の表示に従って所定のキーを押すことで、ファクシミリ装置に関する設定を行うことができる。特許文献2では、スキャナ及びFAXサーバ等に接続される表示装置に各種の設定項目を表示する技術が開示されている。
特開2010−36407号公報 特許第4061181号公報
ファクシミリ装置は、特許文献1に示すようにNICへの電力の供給を停止することで節電を行う節電モードを有する。この節電モード中は、ファクシミリ装置はパケットを送信することができない。
従って、ユーザは、例えば電子メールの宛先及び内容等を入力して送信を指示したときに表示されるエラーを見て、初めて節電モード中であることに気付くことがあった。また、ユーザが節電モード中であることを認識している場合であっても、表示部に表示される多数の設定項目のうち、節電モード中に設定可能な項目と、設定できない(又は設定する意味がない)項目と、を判断しつつ、設定項目の選択を行う必要があったので、ユーザの負担が生じていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、パケット通信が可能なファクシミリ装置において、パケット通信ができない場合の設定項目の選択を容易に行うことが可能な構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成のファクシミリ装置が提供される。即ち、このファクシミリ装置は、ファクシミリ通信部と、パケット通信部と、表示部と、制御部と、を備える。前記ファクシミリ通信部は、公衆電話回線網を通じてファクシミリ通信を行う。前記パケット通信部は、パケット通信を行う。前記表示部は、少なくともパケット通信に関する設定項目を表示する。前記制御部は、パケット通信ができない場合は、パケット通信に関する所定の設定項目である通信連動設定項目の表示態様を変更又は当該通信連動設定項目を非表示とし、当該通信連動設定項目を選択する指示を受け付けない制御を行う。
これにより、ユーザは、実行可能な設定項目のみを直感的かつ容易に把握することができる。従って、設定項目を選択する際のユーザの負担を軽減しつつ、ユーザが無駄な操作を行うことを防止できる。
前記のファクシミリ装置においては、前記制御部は、パケット通信ができない場合であっても、パケット通信に関する設定項目のうち前記通信連動設定項目以外の設定項目である除外設定項目の表示態様又は表示の有無を変化させず、当該除外設定項目を選択する指示を受け付ける制御を行うことが好ましい。
これにより、設定項目の内容及びユーザの要望等に柔軟に対応して設定項目の表示態様又は表示の有無を変化させることができる。例えば、電子メールアドレスの登録等、即座にパケット通信が不要な設定については通常通り行うことができる。
前記のファクシミリ装置においては、前記通信連動設定項目とは、パケット通信に関する設定項目であって、設定を行う際又は設定を行うことでパケット通信が必要となる設定項目であることが好ましい。
これにより、パケット通信ができない場合に設定を行う必要性が低い設定項目について、表示態様を変更したり非表示としたりすることができる。
前記のファクシミリ装置においては、前記制御部は、パケット通信ができない場合に、前記通信連動設定項目以外の設定項目が1つである場合は、設定項目の選択画面を表示せずに当該1つの設定項目が選択されたとすることが好ましい。
これにより、実質的にユーザに選択させる必要がない操作を省略して、ユーザの手間を軽減することができる。
前記のファクシミリ装置においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記表示部は、ファクシミリ通信に関する設定項目を更に表示する。前記制御部は、パケット通信ができない場合であっても、ファクシミリ通信に関する設定項目の表示態様又は表示の有無を変化させず、当該設定項目を選択する指示を受け付ける制御を行う。
これにより、パケット通信ができない場合であってもファクシミリ通信が可能なので、ファクシミリ通信に関する設定項目は通常通り表示させることができる。
前記のファクシミリ装置においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、このファクシミリ装置は、ファクシミリの送信の中止を指示する送信中止キーを有する操作部を備える。前記制御部は、ファクシミリの送信中に前記送信中止キーが連続して押されたことを検出したときに、当該ファクシミリの送信を中止する。
これにより、同じキーを2回押すことでファクシミリの送信を中止できるので、ユーザは、簡単かつ素早く指示を行うことができる。また、連続して押された場合にのみファクシミリの送信を中止するため、誤操作による送信の中止を防止できる。
本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置の構成を示すブロック図。 操作パネルを示す図。 短縮送信の番号入力時に表示部に表示される内容を示す図。 送信確認証の設定を行う際に表示部に表示される内容を示す図。 電子メールアドレスの登録を行う際に表示部に表示される内容を示す図。 短縮送信の番号入力後に表示部に表示される内容を示す図。 ファクシミリの送信を中止する際に表示部に表示される内容を示す図。
次に発明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置1のブロック図である。本実施形態のファクシミリ装置1は、ファクシミリ機能に加え、コピー機能及びスキャナ機能を備える多機能周辺装置(Multi−Function Peripheral、MFP)として構成されている。
図1に示すように、ファクシミリ装置1は、基本的な通信及び制御を行う構成として、バス10と、制御部11と、ROM12と、RAM13と、フラッシュメモリ14と、を備える。
制御部11は、CPU等で構成されており、この制御部11によって装置全体の制御が行われている。ROM12には、装置の各部のハードウェアを制御するためのプログラム(ファームウェア等)が記憶されている。RAM13は、プログラムのロード及び実行に使用されるほか、一時的なデータの記憶メモリとして用いられる。フラッシュメモリ14は、ファクシミリ装置1の設定値、登録されたファクシミリ番号及び電子メールアドレス等を記憶することができる。
バス(伝送経路)10は、図1に示すように、ファクシミリ装置1の各部を結び、各部と制御部11との通信を可能にするものである。バス10は、例えばPCI(Peripheral Component Interconnect)の規格を用いることができる。
また、ファクシミリ装置1は、画像読取部21と、画像形成部22と、画像メモリ23と、ファクシミリ通信部24と、NIC(パケット通信部)25と、操作パネル30と、を備える。
画像読取部21は、スキャナ機能を実現するためのものである。本実施形態の画像読取部21は、CCDセンサ又は密着型イメージセンサ等の読取装置を備えており、この読取装置によって原稿を読み取り、当該原稿の画像データを取得する。
画像形成部22は、プリンタ機能を実現するためのものであり、画像データを紙等の記録媒体に記録するための出力装置を備える。例えば、出力装置としては、LED等の光源を用いて感光体にトナーを選択的に付着させて、熱と圧力によってそのトナーを記録媒体に転写する方式を採用することができる。
画像メモリ23は、画像読取部21で取得した画像データを保存し及び一時記憶するためのものである。
ファクシミリ通信部24は、電話回線を通じたファクシミリ機能を実現するためのものである。ファクシミリ通信部24は、ネットワークコントロールユニット(NCU)、FAXモデム及びコーデック部等で構成されている。ファクシミリ通信部24は、前記NCUを介して公衆電話回線網(PSTN)60に接続されており、変換復調装置としてのFAXモデムによって音声信号とデータ列とを相互変換する。コーデック部は、画像データを送信するためにMH、MR、MMR等の適宜の形式で圧縮を行う機能を有している。また、コーデック部は、受信した画像データを適宜の形式に展開する機能を有している。
NIC25は、ファクシミリ装置1がLAN等に接続するためのインタフェースであり、ファクシミリ装置1の各部(制御部11、フラッシュメモリ14等)と前記バス10を介して接続されている。NIC25は、例えばTCP/IPのプロトコルを用いたパケット通信を行うことができる。従って、ファクシミリ装置1は、電子メールを送信したり、他の機器からの指示を受けて画像データを印刷したりすることが可能である。
図1に示すように、NIC25はネットワーク50に接続されており、このネットワーク50には、ユーザが使用するパーソナルコンピュータ51が接続されている。
パーソナルコンピュータ51は、ディスプレイと、図略の入力装置(キーボード及びマウス等)と、を備える。ユーザは、この入力装置を操作することで、パーソナルコンピュータ51をファクシミリ装置1に接続することができる。これにより、ユーザは、パーソナルコンピュータ51を操作して、ファクシミリ装置1への指示又は設定の変更を行うことができる。
操作パネル30は、ファクシミリの送信、原稿の読取り、又はコピーの指示等をユーザが行うためのものである。操作パネル30は、図2に示すように、表示部31と、操作部32と、から構成される。
表示部31は、液晶ディスプレイ等で構成されており、制御部11の制御及びユーザの指示に応じて各種の情報を表示したりすることができる。なお、表示部31に表示される画像については後述する。
次に、操作部32が備えるキーの一部を説明する。操作部32は、方向キー33と、表示部連動キー34と、登録キー35と、スタートキー36と、ストップキー37と、送信中止キー38と、ワンタッチキー39と、を備える。
方向キー33は、上下左右の方向を指示するキーである。ユーザは、方向キー33を操作することで、表示部31に表示されるカーソル(図4等の太枠)を移動させることができる。
表示部連動キー34は、表示部31に表示される括弧内の文字に対応した事項を指示するキーである。本実施形態の操作パネル30は、3つの表示部連動キー34を備えている。例えば図4に示すようにカーソルが表示されているときは、対応する表示部連動キー34を押すことで、選択を確定したり選択画面を閉じたりすることができる。
また、表示部連動キー34は、設定の変更にも用いることができる。図2に示すように、設定項目が表示されているときは、対応する表示部連動キー34を押すことで、設定が順次変化する。例えば左の表示部連動キー34を押す度に、オンフックとオフフックが切り替わる。また、例えば中央の表示部連動キー34を押す度に、画質の設定が、超高画質、高画質、普通、低画質等の順で切り替わる。このように、設定の変更時に指示する選択肢は、2つであっても3つ以上であっても良い。
登録キー35は、ユーザが任意の機能を登録できるキーである。登録キー35の近傍には、LED等で構成される丸状のランプが設置されている。本実施形態の操作パネル30は、3つの登録キー35を備えており、それぞれの登録キー35の近傍にランプが設置されている。
例えば、登録キー35にオンフックが登録されている場合、登録キー35を押す度に、オンフックとオフフックが切り替わるとともに、対応するランプの点灯と消灯が切り替わる。また、例えば登録キー35に画質が登録されている場合、登録キー35を押すことで、表示部31に超高画質、高画質、普通、低画質等が表示される。その後、方向キー33及び表示部連動キー34を操作することで所望の画質を選択できる。このように、登録キー35は、設定の変更時に指示する選択肢が2つの場合と3つ以上の場合で、設定を変更する手順が異なる。
なお、画質等の設定には、一時設定と通常設定の2種類が存在する。一時設定は、次に実行する機能(ファクシミリ機能又はコピー機能等)についてのみ有効な設定である。通常設定は、次回以降に実行する全ての機能について有効な設定である。本実施形態では、一時設定が行われたこと(即ち、通常設定と異なる設定が適用されたこと)を明確にするために、一時設定が行われた場合は、表示部31に一時設定マーク31a(図2(b))を表示する。なお、一時設定が行われた場合に一時設定マーク31aを表示する機能は、事前の設定により、無効にすることもできる。
スタートキー36は、ファクシミリ又はコピー等の開始を指示するキーである。ストップキー37は、入力した内容の撤回等、各種操作を中止するキーである。
送信中止キー38は、ファクシミリの送信の開始後に当該ファクシミリの送信を中止するキーである。ワンタッチキー39は、1回の操作で、所定の送信先へのファクシミリ又は電子メールの送信を指示するキーである。
次に、宛先表について説明する。宛先表には、宛先の名称と、所定の番号と、ファクシミリ番号と、電子メールアドレスと、を登録することができる。所定の番号は、短縮送信を行う際に入力する番号である。
宛先表には、全てのユーザが利用可能な宛先表(共有の宛先表)と、予め登録したユーザのみが利用可能な宛先表(個人の宛先表)と、が存在する。個人の宛先表は、ユーザ毎に個別の宛先が登録されている。個人の宛先表は、ログインを行うことで利用可能となる。ユーザは、所定の操作を行ってIDの一覧を表示させ、自身のIDを選択し、予め設定したパスワードを入力することでログインを行うことができる。
次に、宛先表を利用する流れについて説明する。ユーザが操作部32の所定のキーを操作して短縮送信を指示することで、表示部31には、図3(a)の中央に示す画像が表示される。ユーザは、方向キー33及び表示部連動キー34を操作して、共有の宛先表を利用するか、個人の宛先表を利用するかを選択することができる。その後、ユーザは、選択した宛先表に登録されている所定の番号を入力することで、宛先を選択することができる。
また、ログインがされていないときは、当然、利用可能な個人の宛先表が存在しない。そのため、制御部11は、ユーザのログインがされていないと判断したときは、図3(b)に示すように、宛先表の選択画面を飛ばして、所定の番号の入力画面を表示部31に表示する。これにより、ユーザの手間を軽減することができる。
なお、上記の処理は、短縮送信時以外でも実行される。例えば、ログインがされていない場合は、宛先表の登録時に宛先表の選択画面を飛ばして、共有の宛先表の登録画面を表示する。
次に、LAN機能のON/OFF設定と、それに伴う表示部31の表示内容の変化について説明する。
ユーザは、操作部32又はパーソナルコンピュータ51を操作することで、LAN機能のON/OFFを切り替えることができる。LAN機能をOFFにした場合、NIC25に電力が供給されなくなるので、節電を行うことができる。また、制御部11は、LAN機能がOFFになった場合、より合理的かつユーザフレンドリーな操作感を実現するため、表示部31に表示する内容を変更する制御を行う。
具体的には、制御部11は、LAN機能がOFFになったときは、パケット通信に関する所定の設定項目である通信連動設定項目の表示態様を変化させたり、通信連動設定項目を非表示にしたりする。以下では、その一例として、送信確認証に関する設定(図4)、宛先表を登録又は変更する設定(図5)、及び短縮送信を行う際の設定(図6)について説明する。
初めに、送信確認証に関する設定について説明する。送信確認証とは、ファクシミリの送信が完了したときに、その旨及び関連情報(宛先、枚数等)を通知する機能である。通知の方法としては、印字(印刷)と、所定の電子メールアドレスへの電子メールの送信と、が存在する。
図4(a)に示すように、LAN機能がONの場合は、ユーザが送信確認証を選択して確定を指示した後に、「OFF」(通知を行わない)、「印字」、「電子メール」の3つの設定項目が表示される。ユーザは、所望の設定項目にカーソルを合わせて確定させることで、送信確認証に関する設定を行うことができる。
ここで、LAN機能がOFFの場合、パケット通信を行うことができないので、送信確認証を電子メールで送信することができない。従って、電子メールの設定項目を選択可能とした場合、ユーザを混乱させてしまう。
この点を考慮して制御部11は、LAN機能がOFFの場合、図4(b)に示すように電子メールの設定項目(通信連動設定項目)に網掛けを表示する。制御部11は、網掛けが表示された設定項目を選択して確定された場合でも、当該確定の指示を受け付けない。なお、制御部11は、網掛けが表示された設定項目にカーソルが合わないようにすることで、選択を受け付けないようにすることもできる。
これにより、ユーザを混乱させることを防止できる。また、ユーザは、送信確認証の選択として、実質的にOFFと印字の2種類しかないことが一見して把握できる。なお、図4(b)の上側に示すように、パケット通信ではなくファクシミリ通信に関連した設定項目(自動受信、メモリ送信、及びオンフック)には網掛けが表示されない。
次に、宛先表を登録又は変更する設定について説明する。ユーザは、宛先を登録する際は、図5(a)の上側の図に示すように、初めに所定の操作を行って各種設定に関する設定項目を表示させる。そして、ユーザは、宛先登録の設定項目にカーソルを合わせて確定を指示する。
これにより、図5(a)の中央の図に示すように、宛先の名称の一覧を選択する画面が表示される。ユーザは、変更を希望する宛先を選択し、確定を指示する。なお、新規に登録を行うときは、未登録と記載された欄を選択し、確定を指示する。
これにより、図5(a)の下側の図に示すように、「ファックス番号」、「電子メールアドレス」、及び「名称」が表示される。ユーザは、設定を変更したい事項を選択して確定させた後に、所定の値を入力することで、電子メールアドレス等を登録することができる。
ここで、電子メールアドレスの登録を行う際にはパケット通信は不要であり、電子メールアドレスの登録を行うことで、即座にパケット通信が必要な訳でもない。従って、LAN機能がOFFであっても電子メールアドレスの登録を行う要望はあると考えられる。
この点を考慮して制御部11は、LAN機能がOFFの場合であっても、図5(b)の下側の図に示すように、電子メールアドレスの設定項目(除外設定項目)に網掛けを表示しない。また、図5(b)の上側に示す「LAN設定」は、設定を行う際にパケット通信が必要な設定項目(通信連動設定項目)であるので、網掛けが表示されている。
LAN機能がOFFの場合に表示態様を変化させる又は非表示とする通信連動設定項目は、設定を行う際又は設定を行うことでパケット通信が必要となる設定項目であることが好ましい。この種の設定項目であれば、上記で説明した設定項目以外の設定項目にも、同様の制御を行うことができる。
なお、LAN機能がOFFの場合でも通常通り選択を受け付ける除外設定項目としては、電子メールアドレスの登録以外にも、例えば電子メールを送信する際の定型文の設定(件名又は時候の挨拶等)が存在する。
次に、短縮送信を行う際の設定について説明する。ユーザは、図2で説明したように宛先表の選択を行った後に所定の番号を入力して確定を指示する。なお、入力した宛先にファクシミリ番号と電子メールアドレスの両方が登録されている場合、図6(a)の上側の図に示すように、ファクシミリマークと電子メールマークが表示される。
これにより、「ファックス番号」、「電子メールアドレス」、「ファックス番号と電子メールアドレス」の設定項目が表示される。ユーザは、宛先に登録されているファックス番号を入力するか、電子メールアドレスを入力するか、その両方を入力するかを選択することができる。そして、確定を行ってスタートキー36を押すことで、ファクシミリ又は電子メール(或いはその両方)を送信することができる。
ここで、LAN機能がOFFの場合、パケット通信を行うことができないので、電子メールを送信することができない。従って、短縮送信の所定の番号が入力された場合、たとえ電子メールアドレスが登録されていたときであっても、図6(b)の上側の図に示すように、電子メールマークを表示せずにファクシミリマークのみを表示する。
また、LAN機能がOFFの場合は、電子メールを送信することができないので、送信方法を選択する際には、実質的にファックス番号しか選択の余地がない(通信連動設定項目以外の設定項目が1つである)。この点を考慮して制御部11は、LAN機能がOFFの場合に所定の番号が入力された場合は、図6(a)の中央の図に相当する画面を飛ばして(ファクシミリ番号が選択されたとして)、ファクシミリの送信待機画面を表示する。これにより、ユーザが行う操作のステップ数を減らすことができる。
なお、不要な選択画面を飛ばす処理は、他の状況においても実現される。例えばワンタッチキー39を押したとき又は宛先表から宛先を選択したときに、図6(a)の中央の図に相当する画面を飛ばすことができる。また、送信方法の選択だけでなく、初期設定等においても、LAN機能がOFFのときに選択できる設定項目が1つのときは、この設定項目が選択されたとして、選択画面を飛ばすことができる。
次に、ファクシミリの送信を指示した後に中止を指示する操作について説明する。
初めに、従来における中止を指示する手順について説明する。従来では、ユーザは、ファクシミリの送信中に送信中止キー38を押すことで、図7(a)の中央の図に示すように、送信の中止の確認画面が表示される。なお、ストップキー37を押しても送信の中止の確認画面は表示されない。この確認画面には、「閉じる」と「削除」が表示される。ユーザは、削除を指示することで、ファクシミリの送信を中止することができる。
従って、ユーザは、表示部の指示に従って異なるキーを順番に押さないとファクシミリの送信を中止することができない。しかし、ファクシミリの送信の中止は、送信が完了する前に指示する必要があるため、簡単かつ分かり易い操作であることが好ましい。
この点を考慮して、本実施形態の制御部11は、送信中止キー38が連続して押されたことを検出した場合に、ファクシミリの送信を中止する(図7(b)を参照)。なお、図7(b)の中央の図に示すように、送信中止キー38が押された場合に、もう一度送信中止キー38を押せば送信を中止できる旨を表示しても良い。
これにより、簡単な操作でファクシミリの送信を中止できる。また、1度の操作ではファクシミリの送信を中止せずに、連続して操作されたときにファクシミリの送信を中止するため、ユーザが意図せずに送信を中止してしまうことを防止できる。また、ユーザは、送信中止キー38を一度押して送信が中止されない場合、仮に本実施形態の仕様を知らない場合でも例えばタイミングが悪かった等と考え、送信中止キー38を再度押すと考えられる。従って、直感的に分かり易い操作感を実現できる。
なお、本実施形態では、ファクシミリの送信中にストップキー37が押された場合であっても、送信中止キー38が押された場合と同様の処理を行う。従って、ストップキー37、送信中止キー38の順で押された場合であってもファクシミリの送信を中止できる。ただし、送信中止キー38、ストップキー37の順で押された場合は、2度目のストップキー37がファックスの中止を撤回する操作とも考えられるので、ファクシミリの送信を中止しない。
なお、送信中止キー38が連続して押されたときにファクシミリの送信を中止する処理は、事前の設定により、無効にすることもできる。
以上に説明したように、本実施形態のファクシミリ装置1は、ファクシミリ通信部24と、NIC25と、表示部31と、制御部11と、を備える。ファクシミリ通信部24は、PSTN60を通じてファクシミリ通信を行う。NIC25は、LAN又はIP網等を通じてパケット通信を行う。表示部31は、少なくともパケット通信に関する設定項目を表示する。制御部11は、パケット通信ができない場合は、パケット通信に関する所定の設定項目である通信連動設定項目の表示態様を変更又は当該通信連動設定項目を非表示とし、当該通信連動設定項目を選択する指示を受け付けない制御を行う。
これにより、ユーザは、実行可能な設定項目のみを直感的かつ容易に把握することができる。従って、設定項目を選択する際のユーザの負担を軽減しつつ、ユーザが無駄な操作を行うことを防止できる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
通信連動設定項目の表示態様を変化させる方法は、網掛けに限られず、グレーアウトさせても良いし、非表示としても良い。
上記では節電のためにパケット通信ができない場合に通信連動設定項目の表示態様を変化させる制御等を行うが、通信が未設定の場合又は通信障害等によりパケット通信ができない場合にも同様の制御を行うことができる。
上記ではNIC25がパケット通信部として機能するが、パケット通信部の機能を制御部11に組み込んでも良い。
操作部32は、タッチパネルを含んで構成されていても良いし、タッチパネルのみから構成されていても良い。
本実施形態のファクシミリ装置1は、コピー機能及びプリント機能を有する複合機として構成されているが、コピー機能又はプリント機能を有していないファクシミリ装置にも本発明を適用できる。
1 ファクシミリ装置
11 制御部
21 画像読取部
22 画像形成部
23 画像メモリ
24 ファクシミリ通信部
25 NIC(パケット通信部)
30 操作パネル
31 表示部
32 操作部

Claims (6)

  1. 公衆電話回線網を通じてファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部と、
    パケット通信を行うパケット通信部と、
    少なくともパケット通信に関する設定項目を表示する表示部と、
    パケット通信ができない場合は、パケット通信に関する所定の設定項目である通信連動設定項目の表示態様を変更又は当該通信連動設定項目を非表示とし、当該通信連動設定項目を選択する指示を受け付けない制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 請求項1に記載のファクシミリ装置であって、
    前記制御部は、パケット通信ができない場合であっても、パケット通信に関する設定項目のうち前記通信連動設定項目以外の設定項目である除外設定項目の表示態様又は表示の有無を変化させず、当該除外設定項目を選択する指示を受け付ける制御を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のファクシミリ装置であって、
    前記通信連動設定項目とは、パケット通信に関する設定項目であって、設定を行う際又は設定を行うことでパケット通信が必要となる設定項目であることを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載のファクシミリ装置であって、
    前記制御部は、パケット通信ができない場合に、前記通信連動設定項目以外の設定項目が1つである場合は、設定項目の選択画面を表示せずに当該1つの設定項目が選択されたとすることを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載のファクシミリ装置であって、
    前記表示部は、ファクシミリ通信に関する設定項目を更に表示し、
    前記制御部は、パケット通信ができない場合であっても、ファクシミリ通信に関する設定項目の表示態様又は表示の有無を変化させず、当該設定項目を選択する指示を受け付ける制御を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載のファクシミリ装置であって、
    ファクシミリの送信の中止を指示する送信中止キーを有する操作部を備え、
    前記制御部は、ファクシミリの送信中に前記送信中止キーが連続して押されたことを検出した場合に、当該ファクシミリの送信を中止することを特徴とするファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018018420A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
CN115499553A (zh) * 2021-06-18 2022-12-20 夏普株式会社 图像处理装置及控制方法

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