JP6142754B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

ファクシミリデータを転送する技術に関する。
従来、ファクシミリデータの送信先の一覧を表示して送信先の選択を受け付け、選択された送信先にファクシミリデータを送信するファクシミリ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−312336号公報
しかしながら、上述した従来の技術はファクシミリデータに関する情報に関係なく送信先の一覧を表示させるので、送信先を選択する際のユーザの利便性を向上させる上で改良の余地があった。ところで、上述した従来の技術は送信先の選択を受け付けるものであるが、受信したファクシミリデータの転送先の一覧を表示して転送先の選択を受け付ける場合についても同様である。
本明細書では、複数の転送先の中から受信したファクシミリデータに関する情報に応じた転送先を選択する際のユーザの利便性が向上する技術を開示する。
本明細書によって開示されるファクシミリ装置は、データ受信部と、データ転送部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記データ受信部を用いて、外部のファクシミリ装置からファクシミリデータを受信するデータ受信処理と、前記データ受信処理で受信したファクシミリデータの転送先の選択を受け付ける選択画面であって、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が、前記情報に対応付けられていない転送先より優先して表示される選択画面を出力する出力処理と、前記データ転送部を用いて、前記選択画面で選択された転送先に前記ファクシミリデータを転送する転送処理と、を実行する。
上記ファクシミリ装置によると、受信したファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が、当該情報に対応付けられていない転送先より優先して表示されるので、ファクシミリデータに関する情報に関係なく転送先を表示する場合に比べ、複数の転送先の中から受信したファクシミリデータに関する情報に応じた転送先を選択する際のユーザの利便性が向上する。
本明細書によって開示されるファクシミリ装置は、データ受信部と、データ転送部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記データ受信部を用いて、外部のファクシミリ装置からファクシミリデータを受信するデータ受信処理と、前記データ受信処理で受信したファクシミリデータの転送先の選択を受け付ける選択画面であって、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先であるか否かが識別可能に表示される選択画面を出力する出力処理と、前記データ転送部を用いて、前記選択画面で選択された転送先に前記ファクシミリデータを転送する転送処理と、を実行する。
上記ファクシミリ装置によると、受信したファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先であるか否かが識別可能に表示されるので、ファクシミリデータに関する情報に関係なく転送先を表示する場合に比べ、複数の転送先の中から受信したファクシミリデータに関する情報に応じた転送先を選択する際のユーザの利便性が向上する。
また、前記ファクシミリデータに関する情報は、前記ファクシミリデータが表す画像に有彩色が含まれているか否かを示す情報であってもよい。
上記ファクシミリ装置によると、ファクシミリデータに関する情報が、有彩色が含まれていることを示す情報である場合は有彩色が含まれていることを示す情報に対応付けられている転送先が優先して表示されるので、有彩色が含まれていることを示す情報に応じた転送先を選択する際のユーザの利便性が向上する。また、上記ファクシミリ装置によると、ファクシミリデータに関する情報が、有彩色が含まれていないことを示す情報である場合は有彩色が含まれていないことを示す情報に対応付けられている転送先が優先して表示されるので、有彩色が含まれていないことを示す情報に応じた転送先を選択する際のユーザの利便性が向上する。
また、前記ファクシミリデータに関する情報は、前記ファクシミリデータが表す画像の画質を示す情報であってもよい。
上記ファクシミリ装置によると、ファクシミリデータが表す画像の画質を示す情報に対応付けられている転送先が優先して表示されるので、ファクシミリデータが表す画像の画質を示す情報に応じた転送先を選択する際のユーザの利便性が向上する。
また、前記制御部は、前記出力処理において、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が表示され、当該情報に対応付けられていない転送先は表示されない前記選択画面を出力してもよい。
上記ファクシミリ装置によると、受信したファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先を、当該情報に対応付けられていない転送先より優先して表示させることができる。
また、前記制御部は、前記出力処理において、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が、当該情報に対応付けられていない転送先より先に表示される前記選択画面を出力してもよい。
上記ファクシミリ装置によると、受信したファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先を、当該情報に対応付けられていない転送先より優先して表示させることができる。
また、上記ファクシミリ装置は、記憶部を備え、前記記憶部は、ファクシミリデータの転送先にサインインするためのサインイン情報を記憶し、前記制御部は、前記出力処理において、前記記憶部に前記サインイン情報が記憶されている転送先のうち少なくとも前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が表示され、前記サインイン情報が記憶されていない転送先は表示されない前記選択画面を出力してもよい。
サインイン情報が記憶されていない転送先にはファクシミリデータを転送できない。上記ファクシミリ装置によると、ファクシミリデータを転送できない転送先が選択画面に表示されてしまわないようにすることができる。
また、前記制御部は、ファクシミリデータを転送するか否かの設定を受け付ける設定処理を実行し、前記設定処理によってファクシミリデータを転送する設定がされている場合は前記出力処理を実行し、前記設定処理によってファクシミリデータを転送しない設定がされている場合は前記出力処理を実行しないようにしてもよい。
上記ファクシミリ装置によると、ファクシミリデータを転送しない設定がされている場合は選択画面を出力しないことにより、選択画面の不要な出力を抑制できる。
また、上記ファクシミリ装置は、表示部と、操作部と、を備え、前記制御部は、前記操作部を用いて、ファクシミリデータの受信指示を受け付ける受付処理を実行し、前記データ受信処理において、前記受付処理で前記受信指示を受け付けると外部のファクシミリ装置からファクシミリデータを受信し、前記出力処理において、前記受付処理で前記受信指示を受け付けた場合は前記選択画面を前記表示部に出力してもよい。
ファクシミリ装置が備える操作部でユーザがファクシミリデータの受信指示を行った場合は、ファクシミリ装置が受信指示を受け付けたとき、ユーザがファクシミリ装置の近くにいる可能性が高い。このため、操作部で受信指示を受け付けた場合はファクシミリ装置が備える表示部に選択画面を出力すると、受信指示を行ったユーザはその場で転送先を選択することができる。このため、ファクシミリ装置以外の装置に選択画面を出力する場合に比べ、受信指示を行ったユーザの利便性が向上する。
また、前記制御部は、前記データ受信処理の前に、自装置の能力をファクシミリデータの送信元に通知する能力通知処理と、前記能力通知処理の後、前記ファクシミリデータに関する情報を受信する関連情報受信処理と、を実行し、前記関連情報受信処理で受信した前記ファクシミリデータに関する情報に基づき前記出力処理を実行してもよい。
上記ファクシミリ装置によると、自装置の能力に応じたファクシミリデータに関する情報に基づいて選択画面を出力することができる。
また、上記ファクシミリ装置は、記憶部を備え、前記記憶部は、前記出力処理を実行するか否かをファクシミリデータの送信元に応じて判断するための判断情報を記憶し、前記制御部は、前記データ受信処理で受信したファクシミリデータの送信元が前記出力処理を実行する送信元であるか否かを前記判断情報に基づいて判断する判断処理を実行し、前記判断処理で前記出力処理を実行する送信元であると判断した場合に前記出力処理を実行してもよい。
上記ファクシミリ装置によると、選択画面を出力するか否かをファクシミリデータの送信元に応じて異ならせることができる。
また、上記ファクシミリ装置は、記憶部を備え、前記記憶部は、ファクシミリデータの送信元と転送先とを対応付けて記憶し、前記制御部は、前記ファクシミリデータの送信元に転送先が対応付けられていない場合に前記出力処理を実行してもよい。
ファクシミリデータの送信元に転送先が対応付けられている場合は対応付けられている転送先にファクシミリデータを転送すればよいので出力処理の実行は不要である。上記ファクシミリ装置によると、ファクシミリデータの送信元に転送先が対応付けられていない場合に出力処理を実行するので、ファクシミリデータの送信元に転送先が対応付けられている場合にも出力処理を実行する場合に比べ、出力処理の不要な実行を抑制できる。
また、前記制御部は、ファクシミリデータの送信元との通信を確立する際に、前記送信元を識別する識別情報を受信する識別受信処理を実行し、前記識別受信処理で受信した識別情報によって送信元を識別してもよい。
上記ファクシミリ装置によると、識別情報を受信することにより、ファクシミリデータの送信元を識別することができる。
なお、本明細書によって開示される技術は、ファクシミリシステム、ファクシミリ転送方法、ファクシミリ転送プログラム、ファクシミリ転送プログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
上記のファクシミリ装置によると、複数の転送先の中から受信したファクシミリデータに関する情報に応じた転送先を選択する際のユーザの利便性が向上する。
実施形態1に係るFAX受信・転送システムの全体構成を示す模式図。 FAX装置の電気的構成を簡略化して示すブロック図。 対応付けテーブルを示す模式図。 選択画面の模式図。 FAXデータを受信したときの処理のフローチャート。 選択・転送処理のフローチャート。 転送処理のフローチャート。 実施形態2に係るFAXデータを受信したときの処理のフローチャート。 実施形態3に係るFAXデータを受信したときの処理のフローチャート。 実施形態4に係る選択画面の模式図。 選択画面の模式図。 選択画面の模式図。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図7によって説明する。
(1)FAX受信・転送システムの全体構成
図1を参照して、実施形態1に係るFAX受信・転送システム1の全体構成について説明する。FAX受信・転送システム1は、FAX装置10、1以上の外部のFAX装置11(11A〜11N)、及び、1以上のクラウドサーバ12(12A〜12F)を備えて構成されている。FAXはファクシミリの略称である。FAX装置10はファクシミリ装置の一例である。また、クラウドサーバ12は転送先の一例である。
FAX装置10と外部のFAX装置11とは電話網13を介して通信可能に接続されている。また、FAX装置10とクラウドサーバ12とはLAN(Local Area Network)やインターネットなどの通信ネットワーク14を介して通信可能に接続されている。
FAX装置10は外部のFAX装置11との間でFAXデータを送受信する装置である。FAX装置10は外部のFAX装置11から受信したFAXデータを印刷することもできるし、受信したFAXデータをクラウドサーバ12に転送することもできる。
また、FAX装置10は電話機として用いることもできる。具体的には、FAX装置10には通話のための受話器が設けられており、ユーザは受話器を用いて通話することができる。また、FAX装置10には一般の電話機における所謂子機15(15A〜15C)が無線接続されており、ユーザは子機15を用いて通話することもできる。
クラウドサーバ12はデータを記憶するサービスを提供するサーバである。クラウドサーバ12は例えば外部のサービス提供業者によって管理されている。クラウドサーバ12にデータを記憶させたりクラウドサーバ12に記憶されているデータにアクセスしたりするためには予めクラウドサーバ12で実行されているサービスにユーザIDやパスワードなどのサインイン情報を送信してサインインする必要がある。
ここで、サービスはサーバで実行されている常駐プログラムであり、UNIX(登録商標)の場合はデーモンと呼ばれているものである。サインインは所謂ログインと同義であり、クラウドサーバ12で実行されているサービスにサインイン情報を送信してサービスの利用許諾状態になることをいう。
(2)FAX装置の電気的構成
次に、図2を参照して、FAX装置10の電気的構成について説明する。FAX装置10は、制御部21、表示部22、操作部23、回線通信部24、画像読取部25、印刷部26、ネットワーク通信部27、通話部28、子機通信部29を備えて構成されている。
制御部21はCPU21A、ROM21B、RAM21C、ASIC21D、EEPROM21Eなどを備えて構成されている。CPU21AはROM21Bに記憶されている制御プログラムを実行することによってFAX装置10の各部を制御する。ROM21BにはCPU21Aによって実行される制御プログラムや各種のデータなどが記憶されている。RAM21CはCPU21Aが各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。EEPROM21Eは各種のデータを記憶する不揮発性メモリである。EEPROM21Eには後述する対応付けテーブル40(図3参照)が記憶されている。EEPROM21Eは記憶部の一例である。
表示部22は液晶ディスプレイなどの表示装置、表示装置を駆動する駆動回路などを備えて構成されている。
操作部23は表示装置を覆うタッチパネル、その他各種の操作ボタンなどを備えている。ユーザは操作部23を操作することによって各種の指示や情報を入力することができる。
回線通信部24はNCU(Network Control Unit)、モデム、着信音を鳴らすためのスピーカ、これらを制御する制御回路などを備えており、外部のFAX装置11との間で電話網13を介してFAXデータを送受信する。また、回線通信部24は通話部28による通話にも用いられる。回線通信部24はデータ受信部の一例である。
画像読取部25は原稿を照射する光源、イメージセンサ、原稿によって反射された光をイメージセンサに結像する光学系などを備えており、原稿を読み取って画像データを生成する。生成された画像データは回線通信部24によって外部のFAX装置11に送信される。
印刷部26は回線通信部24によって受信したFAXデータが表す画像を印刷用紙などのシートに電子写真方式やインクジェット方式などで印刷する。
ネットワーク通信部27はFAX装置10を通信ネットワーク14に接続するためのハードウェアである。ネットワーク通信部27はデータ転送部の一例である。
通話部28は回線通信部24を介して外部の電話機と通話するためのものである。通話部28は受話器、オフフック検出部などを備えている。オフフック検出部は受話器を持ち上げて回線を閉結する所謂オフフック、及び、受話器を元の位置に置くことによって回線を切断する所謂オンフックを検出するための機械的にオン/オフされるスイッチである。
子機通信部29は子機15と無線通信するためのハードウェアである。子機15との無線通信は例えばDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)と呼ばれる通信規格に従って行われる。
(3)FAXデータの自動受信、及び、手動受信
FAX装置10は二つの方法でFAXデータを受信することができる。一つは自動受信であり、もう一つは手動受信である。
先ず、自動受信について説明する。FAX装置10に着信があったとき、FAX装置10は着信音を一定回数鳴らしても受話器又は子機15でオフフックが行われなかった場合は自動でオフフックする。そして、FAX装置10はその着信がFAX着信である場合はFAXデータを受信する。つまり、自動受信ではユーザが介在することなくFAXデータが受信される。
次に、手動受信について説明する。手動受信はユーザからFAXデータの受信指示を受け付けた場合にFAXデータを受信するものである。手動受信にはFAX着信があった場合に行われる手動受信と、外部のFAX装置11のユーザとの通話中に行われる手動受信とがある。
先ず、FAX着信があった場合に行われる手動受信について説明する。着信音が一定回数に達する前にユーザが受話器あるいは子機15でオフフックを行ったとき、「ポーポー」のようにFAX着信であることを示す音がしていたら、ユーザは操作部23あるいは子機15のFAXボタンを押下してFAXモードにし、FAX受信のスタートボタンを押下する。これにより、FAX装置10によってFAXデータの受信指示が受け付けられる。
次に、外部のFAX装置11のユーザとの通話中に行われる手動受信について説明する。外部のFAX装置11のユーザとの通話中に行われる手動受信は、外部のFAX装置11が電話機能付きのFAX装置であり、FAX装置10のユーザが受話器あるいは子機15を用いて外部のFAX装置11のユーザと通話しているときに行われる。
具体的には、FAX装置10のユーザは、外部のFAX装置11のユーザと通話しているとき、FAXモードに切り替えることを外部のFAX装置11のユーザに伝え、その後に操作部23あるいは子機15のFAXボタンを押下してFAXモードにし、FAX受信のスタートボタンを押下する。これにより、FAX装置10によってFAXデータの受信指示が受け付けられる。
FAX装置10は受信指示を受け付けると外部のFAX装置11にFAXデータの送信を要求し、当該外部のFAX装置11からFAXデータを受信する。FAX装置10が受信指示を受け付ける処理は受付処理の一例である。
(4)転送設定
転送設定とは、外部のFAX装置11から受信したFAXデータをクラウドサーバ12に転送するか否かの設定である。FAX装置10のユーザは、外部のFAX装置11から受信したFAXデータがクラウドサーバ12に転送されるようにしたい場合は予め操作部23を操作して転送設定をオンにしておく。逆に、転送されないようにしたい場合は、ユーザは転送設定をオフにしておく。CPU21Aがユーザから転送設定を受け付ける処理は設定処理の一例である。
FAX装置10は、FAXデータを受信したとき、転送設定がオンである場合は、後述する選択画面50(図4参照)をFAX装置10の表示部22あるいは子機15が備える表示部に表示してユーザから転送先のクラウドサーバ12の選択を受け付ける。そして、FAX装置10はユーザによって選択されたクラウドサーバ12にそのFAXデータを転送する。
一方、転送設定がオフである場合は、FAX装置10は、FAXデータを受信したとき、選択画面を表示せず、受信したFAXデータをRAM21Cに記憶する。RAM21Cに記憶されたFAXデータはその後にユーザによって印刷が指示されたときに印刷部26によって印刷される。
ただし、本実施形態では、FAX装置10は、自動受信によってFAXデータを受信した場合は、転送設定がオンであってもFAXデータを転送しない。この理由については後述する。FAX装置10は、FAXデータを転送しない場合はそのFAXデータをRAM21Cに記憶する。
(5)転送先のクラウドサーバの選択
前述したように、FAX装置10は、手動受信によってFAXデータを受信したとき、転送設定がオンである場合は、FAX装置10の表示部22あるいは子機15が備える表示部に選択画面50(図4参照)を表示して転送先のクラウドサーバ12の選択を受け付ける。この表示において、FAX装置10は、受信したFAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12が、その情報に対応付けられていないクラウドサーバ12より優先して表示される選択画面50を表示する。以下、具体的に説明する。
(5−1)FAXデータに関する情報
先ず、FAXデータに関する情報について説明する。FAXデータに関する情報とは、具体的にはFAXデータの属性を示す情報、FAXデータの転送元を示す情報などである。FAXデータの属性とは、カラー/モノクロ属性、高画質/低画質属性などである。
カラー/モノクロ属性は、FAXデータがカラーの画像を表すものであるかモノクロの画像を表すものであるかを示す情報である。ここでモノクロとは、白、黒、及び、グレーのみからなること、すなわち無彩色のみからなることをいう。また、カラーとは、無彩色以外の色を含むこと、すなわち有彩色を含むことをいう。カラー/モノクロ属性はFAXデータが表す画像に有彩色が含まれているか否かを示す情報の一例である。
カラー/モノクロ属性は外部のFAX装置11から送信される。具体的には、FAX装置10は外部のFAX装置11からFAXデータを受信するとき、外部のFAX装置11との間でネゴシエーションを行う。このネゴシエーションにおいて、FAX装置10は外部のFAX装置11に自装置の能力を送信し、外部のFAX装置11は受信した能力に応じてFAX装置10にカラー/モノクロ属性を送信する。
例えば、外部のFAX装置11は、送信対象のFAXデータがカラーである場合は、FAX装置10がカラーに対応しているか否かを上述した能力から判断し、カラーに対応している場合はカラー/モノクロ属性としてカラーを示す情報を送信する。
高画質/低画質属性は、FAXデータが高画質の画像を表すものであるか低画質の画像を表すものであるかを示す情報である。高画質/低画質属性はFAXデータが表す画像の画質を示す情報の一例である。高画質/低画質属性も上述したネゴシエーションにおいて外部のFAX装置11から送信される。高画質/低画質属性を送信する場合も、外部のFAX装置11はFAX装置10の能力に応じてFAX装置10に高画質/低画質属性を送信する。
FAX装置10が外部のFAX装置11に自装置の能力を送信する処理は能力通知処理の一例である。FAX装置10が外部のFAX装置11からFAXデータに関する情報を受信する処理は関連情報受信処理の一例である。
FAXデータの転送元を示す情報は、FAX装置10にFAXデータを送信した外部のFAX装置11の電話番号のことである。外部のFAX装置11の電話番号は外部のFAX装置11からFAX装置10に送信される。外部のFAX装置11の電話番号は送信元を識別する識別情報の一例である。また、FAX装置10が外部のFAX装置11から電話番号を受信する処理は識別受信処理の一例である。
(5−2)FAXデータに関する情報とクラウドサーバとの対応付け
次に、FAXデータに関する情報とクラウドサーバとの対応付けについて説明する。クラウドサーバ12が複数ある場合、ユーザは受信したFAXデータに関する情報に応じて転送先のクラウドサーバ12を選択したい場合がある。例えば、ユーザはFAXデータがカラーであればクラウドサーバ12Aに転送し、モノクロであればクラウドサーバ12Bに転送したい場合がある。あるいは、ユーザはFAXデータの送信元がX社であればクラウドサーバ12Bに転送し、転送元がY社であればクラウドサーバ12Dに転送したい場合がある。
そこで、本実施形態では、FAXデータに関する情報とクラウドサーバ12との対応関係を予め図3に示す対応付けテーブル40に登録しておくことができる。対応付けテーブル40はFAX装置10のEEPROM21Eに記憶されている。この対応付けはユーザが操作部23を操作することによって行うことができる。
図3に示す例では、例えば受信したFAXデータのカラー/モノクロ属性がカラーであり、高画質/低画質属性が高画質であり、そのFAXデータの送信元がA社である場合は、転送先としてクラウドサーバ12A、12C、及び、12Fが対応付けられている。
また、例えば受信したFAXデータのカラー/モノクロ属性がカラーであり、高画質/低画質属性が高画質であり、そのFAXデータの送信元がA社、B社、及び、C社以外である場合は、転送先としてクラウドサーバ12Dが対応付けられている。
(5−3)選択画面
次に、図4を参照して、選択画面50について説明する。選択画面50には、FAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12が表示される一方、FAXデータに関する情報に対応付けられていないクラウドサーバ12は表示されない。選択画面50は、受信したFAXデータに関する情報に対応付けられている転送先が、その情報に対応付けられていない転送先より優先して表示される選択画面の一例である。
例えば、受信したFAXデータのカラー/モノクロ属性がカラーであり、高画質/低画質属性が高画質であり、送信元の電話番号がA社の電話番号であるとする。この場合、図3に示す対応付けテーブル40によれば、FAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12はクラウドサーバ12A、12C、及び、12Fであり、FAXデータに関する情報に対応付けられていないクラウドサーバ12はクラウドサーバ12B、12D、及び、12Eである。
この場合、FAX装置10は、図4に示すように、クラウドサーバ12A、12C、及び、12Fを選択画面50に表示する一方、クラウドサーバ12B、12D、及び、12Eは選択画面50に表示しない。
(5−4)サインイン情報
前述したようにクラウドサーバ12にデータを記憶させたりクラウドサーバ12に記憶されているデータにアクセスしたりするためにはクラウドサーバ12にサインインする必要がある。そのため、EEPROM21Eにはクラウドサーバ12のサインイン情報が記憶されている。しかしながら、EEPROM21Eには必ずしも対応付けテーブル40に登録されている全てのクラウドサーバ12についてサインイン情報が記憶されているとは限らない。
サインイン情報が記憶されていないクラウドサーバ12にはFAXデータを転送できないので、そのようなクラウドサーバ12まで選択画面50に表示させるとユーザが混乱する虞がある。そこで、FAX装置10は、FAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12であっても、EEPROM21Eにサインイン情報が記憶されていないクラウドサーバ12については選択画面50に表示しない。
図4に示す選択画面50ではクラウドサーバ12A、12C、及び、12Fが表示されているが、例えばクラウドサーバ12FについてはEEPROM21Eにサインイン情報が記憶されていなかったとすると、クラウドサーバ12Fは選択画面50に表示されないことになる。
なお、クラウドサーバ12によってはサインインが不要な場合も考えられる。そのようなクラウドサーバ12の場合はEEPROM21Eにサインイン情報が記憶されていなくても選択画面50に表示されるものとする。
(6)FAXデータの転送の例外
前述したように、FAX装置10は、自動受信によってFAXデータを受信した場合は、転送設定がオンであってもFAXデータを転送せずにRAM21Cに記憶する。以下、その理由について説明する。
自動受信の場合はFAXデータを転送しない理由は、自動受信の場合は、FAX装置10がFAXデータを受信したとき、ユーザが操作部23あるいは子機15を操作しているとは限らないからである。ユーザがFAX装置10や子機15を操作していない場合は選択画面50を表示しても転送先が選択されないので、FAX装置10は受信したFAXデータを転送せずにRAM21Cに記憶する。
これに対し、手動受信の場合はFAXデータを転送する理由は、手動受信の場合は、FAXデータを受信したとき、ユーザが操作部23あるいは子機15を操作しているので、ユーザに転送先のクラウドサーバ12を選択させることができるからである。
(7)FAXデータを受信したときの処理
次に、図5を参照して、FAXデータを受信したときの処理について説明する。本処理はFAXデータを受信すると開始される。ここで、前述したようにFAXデータを受信する場合としては、自動受信によって受信する場合、FAX着信があった場合に行われる手動受信によって受信する場合、外部のFAX装置11のユーザとの通話中に行われる手動受信によって受信する場合がある。本処理はどの場合であっても実行される。
S101では、CPU21Aは自動受信による受信であるか否かを判断し、自動受信による受信である場合(S101:Yes)はS102に進み、自動受信以外による受信である場合(S101:No)はS103に進む。
S102では、CPU21Aは受信したFAXデータをRAM21Cに記憶する。
S103では、CPU21Aは転送設定がオンであるか否かを判断し、オンである場合(S103:Yes)はS104に進み、オンではない場合、すなわちオフである場合(S103:No)はS102に進む。
S104では、CPU21Aは選択・転送処理を実行する。選択・転送処理は選択画面50を表示してユーザから転送先のクラウドサーバ12の選択を受け付け、選択されたクラウドサーバ12にFAXデータを転送する処理である。選択・転送処理の詳細については後述する。
(7−1)選択・転送処理
次に、図6を参照して、S104で実行される選択・転送処理について説明する。
S201では、CPU21Aは対応付けテーブル40に登録されているクラウドサーバ12の中からEEPROM21Eにサインイン情報が記憶されているクラウドサーバ12を抽出する。
S202では、CPU21Aは受信したFAXデータのカラー/モノクロ属性がカラーであるかモノクロであるかを判断し、カラーである場合(S202:Yes)はS203に進み、モノクロである場合(S202:No)はS206に進む。
S203では、CPU21Aは受信したFAXデータの高画質/低画質属性が高画質であるか低画質であるかを判断し、高画質である場合(S203:Yes)はS204に進み、低画質である場合(S203:No)はS205に進む。
S204では、CPU21Aは選択画面50を表示させる。より具体的には、CPU21Aは、操作部23で受信指示を受け付けた場合はFAX装置10の表示部22に選択画面50を表示させ、子機15から受信指示を受け付けた場合は子機15が備える表示部22に選択画面50を表示させる。そして、CPU21Aは、S201で抽出したクラウドサーバ12のうち、カラー、高画質、及び、受信したFAXデータの送信元に対応付けられているクラウドサーバ12を選択画面50に表示させる。S204は出力処理の一例である。
S205では、CPU21AはS204と同様に選択画面50を表示させる。そして、CPU21Aは、S201で抽出したクラウドサーバ12のうち、カラー、低画質、及び、受信したFAXデータの送信元に対応付けられているクラウドサーバ12を選択画面50に表示させる。S205は出力処理の一例である。
S206では、CPU21AはS204と同様に選択画面50を表示させる。そして、CPU21Aは、S201で抽出したクラウドサーバ12のうち、モノクロ、及び、受信したFAXデータの送信元に対応付けられているクラウドサーバ12を選択画面50に表示させる。S206は出力処理の一例である。
S207では、CPU21Aは転送処理を実行する。転送処理は選択されたクラウドサーバ12にFAXデータを転送する処理である。転送処理の詳細については後述する。
(7−2)転送処理
次に、図7を参照して、S207で実行される転送処理について説明する。
S301では、CPU21Aは選択画面50を表示してから一定時間が経過したか否かを判断し、経過した場合(S301:Yes)はS302に進み、経過していない場合(S301:No)はS303に進む。
S302では、CPU21Aは予め設定されているクラウドサーバ12にFAXデータを転送する。予め設定されているクラウドサーバ12はユーザが操作部23を操作して設定したものである。
S303では、CPU21Aは選択画面50でユーザによってクラウドサーバ12が選択されたか否かを判断し、選択された場合(S303:Yes)はS304に進み、選択されていない場合(S303:No)はS301に戻って処理を繰り返す。
S304では、CPU21Aはネットワーク通信部27を用いて、選択されたクラウドサーバ12にサインイン情報を送信する。
S305では、CPU21Aは選択されたクラウドサーバ12へのサインインが成功した後に、ネットワーク通信部27を用いて、受信したFAXデータを当該クラウドサーバ12に転送する。S305は転送処理の一例である。
(8)実施形態の効果
以上説明したFAX装置10によると、受信したFAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12が、当該情報に対応付けられていないクラウドサーバ12より優先して表示される選択画面50を表示させる。このためFAX装置10によると、FAXデータに関する情報に関係なく全てのクラウドサーバ12を表示する場合に比べ、複数のクラウドサーバ12の中から受信したFAXデータに関する情報に応じたクラウドサーバ12を選択する際のユーザの利便性が向上する。
更に、FAX装置10によると、カラー/モノクロ属性がカラーを示す情報である場合はカラーを示す情報に対応付けられているクラウドサーバ12が優先して表示されるので、カラーを示す情報に応じたクラウドサーバ12を選択する際のユーザの利便性が向上する。また、FAX装置10によると、カラー/モノクロ属性がモノクロを示す情報である場合はモノクロを示す情報に対応付けられているクラウドサーバ12が優先して表示されるので、モノクロを示す情報に応じたクラウドサーバ12を選択する際のユーザの利便性が向上する。
更に、FAX装置10によると、高画質/低画質属性が高画質を示す情報である場合は高画質を示す情報に対応付けられているクラウドサーバ12が優先して表示されるので、高画質を示す情報に応じたクラウドサーバ12を選択する際のユーザの利便性が向上する。また、FAX装置10によると、高画質/低画質属性が低画質を示す情報である場合は低画質を示す情報に対応付けられているクラウドサーバ12が優先して表示されるので、低画質を示す情報に応じたクラウドサーバ12を選択する際のユーザの利便性が向上する。
更に、FAX装置10によると、FAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12を表示する一方、当該情報に対応付けられていないクラウドサーバ12は表示しないことにより、受信したFAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12を、当該情報に対応付けられていないクラウドサーバ12より優先して表示させることができる。
更に、FAX装置10によると、EEPROM21Eにサインイン情報が記憶されていないクラウドサーバ12は選択画面50に表示されないので、FAXデータを転送できないクラウドサーバ12が選択画面50に表示されてしまわないようにすることができる。
更に、FAX装置10によると、転送設定がオフの場合は選択画面50を出力しないことにより、選択画面50の不要な出力を抑制できる。
更に、FAX装置10によると、操作部23で手動受信の受信指示を受け付けた場合はFAX装置10が備える表示部22に選択画面50を出力する。FAX装置10が備える操作部23でユーザが受信指示を行った場合は、FAX装置10が受信指示を受け付けたとき、ユーザがFAX装置10の近くにいる可能性が高い。このため、操作部23で受信指示を受け付けた場合はFAX装置10が備える表示部22に選択画面50を出力すると、受信指示を行ったユーザはその場でクラウドサーバ12を選択することができる。このため、FAX装置10以外の装置に選択画面50を出力する場合に比べ、受信指示を行ったユーザの利便性が向上する。
更に、FAX装置10によると、外部のFAX装置11とのネゴシエーションにおいて自装置の能力をFAXデータの送信元に通知し、外部のFAX装置11からFAXデータに関する情報を受信することにより、自装置の能力に応じたファクシミリデータに関する情報に基づいて選択画面を表示することができる。
更に、FAX装置10によると、外部のFAX装置11から電話番号を受信することにより、FAXデータの送信元を識別することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図8によって説明する。
前述した実施形態1では、手動受信によってFAXデータを受信したとき、転送設定がオンである場合は、転送先のクラウドサーバ12を選択するための選択画面50を表示する場合を例に説明した。これに対し、実施形態2に係るFAX装置10には予めEEPROM21Eに電話番号が記憶されている。実施形態2に係るFAX装置10は、受信したFAXデータの送信元の電話番号がEEPROM21Eに記憶されている場合は選択画面50を表示する一方、記憶されていない場合は選択画面50を表示せず、予め設定されているクラウドサーバ12に転送する。
EEPROM21Eに電話番号が記憶されている送信元は、出力処理を実行する送信元の一例である。また、EEPROM21Eに記憶されている電話番号は判断情報の一例である。
図8を参照して、実施形態2に係るFAXデータを受信したときの処理について説明する。ここでは実施形態1と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
S401では、CPU21Aは受信したFAXデータの送信元の電話番号がEEPROM21Eに記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合(401:No)はS402に進み、記憶されている場合(401:Yes)はS104に進む。S401は判断処理の一例である。
S402では、CPU21Aは予め設定されているクラウドサーバ12にFAXデータを転送する。
以上説明したFAX装置10によると、選択画面50を出力するか否かをFAXデータの送信元に応じて異ならせることができる。例えば、日頃からFAXデータの送受信を行っている特定の送信元の場合は選択画面50を表示させてユーザに転送先を選択させ、それ以外の送信元の場合は予め設定されているクラウドサーバ12に転送させたい場合もある。
実施形態2に係るFAX装置10によると、特定の送信元の電話番号をEEPROM21Eに記憶させておくことにより、FAXデータの送信元が当該特定の送信元である場合のみ選択画面50を表示させてユーザに転送先を選択させることができる。これにより、FAXデータの送信元が特定の送信元である場合のみ転送先を選択したいユーザの利便性が向上する。
<実施形態3>
次に、実施形態3を図9によって説明する。
前述した実施形態1では、手動受信によってFAXデータを受信したとき、転送設定がオンである場合は、転送先のクラウドサーバ12を選択するための選択画面50を表示する場合を例に説明した。これに対し、実施形態3に係るFAX装置10には予めEEPROM21Eに電話番号と転送先とが対応付けられて記憶されている。実施形態3に係るFAX装置10は、受信したFAXデータの送信元の電話番号がEEPROM21Eに記憶されている場合は選択画面50を表示せずにその電話番号に対応付けられている転送先にFAXデータを転送する一方、受信したFAXデータの送信元の電話番号がEEPROM21Eに記憶されていない場合は選択画面50を表示する。
図9を参照して、実施形態3に係るFAXデータを受信したときの処理について説明する。ここでは実施形態1と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
S501では、CPU21AはFAXデータの送信元に転送先が対応付けられているか否かを判断する。具体的には、CPU21AはFAXデータの送信元の電話番号がEEPROM21Eに記憶されているか否かを判断する。CPU21Aは、対応付けられている場合(501:Yes)はS502に進み、対応付けられていない場合(501:No)はS104に進む。
S502では、CPU21Aは送信元に対応付けられているクラウドサーバ12にFAXデータを転送する。
以上説明したFAX装置10によると、FAXデータの送信元に転送先のクラウドサーバ12が対応付けられている場合は選択画面50を表示しない。FAXデータの送信元にクラウドサーバ12が対応付けられている場合は対応付けられているクラウドサーバ12にFAXデータを転送すればよいので選択画面50の表示は不要である。FAX装置10によると、FAXデータの送信元にクラウドサーバ12が対応付けられている場合は選択画面50を表示しないので、FAXデータの送信元にクラウドサーバ12が対応付けられている場合にも選択画面50を表示する場合に比べ、選択画面50の不要な表示を抑制できる。
<実施形態4>
次に、実施形態4を図10Aないし図10Cによって説明する。
実施形態4では、選択画面の他の例についてまとめて説明する。
図10Aに示す選択画面51は、FAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12が、当該情報に対応付けられていないクラウドサーバ12より左側に表示される選択画面である。選択画面51は、FAXデータに関する情報に対応付けられている転送先が、その情報に対応付けられていない転送先より優先して表示される選択画面の一例である。
選択画面51の表示直後は図10Aに示すようにクラウドサーバ12の表示順で最も先に表示されるクラウドサーバ12が表示領域の左端に表示される。クラウドサーバ12の数が多くて全てのクラウドサーバ12を一度に表示しきれない場合は、左にスクロールさせることによって右側にある非表示のクラウドサーバ12を表示させることができる。図10Aでは非表示のクラウドサーバ12を点線で示している。
左側にあるクラウドサーバ12は右側にあるクラウドサーバ12に比べてスクロールせずに表示される可能性が高いので、あるいは少ないスクロール操作で表示される可能性が高いので、左側に表示した方が、受信したFAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12を選択する際のユーザのスクロール操作の負担が小さい。このため選択画面51によると、FAXデータに関する情報に関係なくクラウドサーバ12を表示する場合に比べ、複数のクラウドサーバ12の中から受信したFAXデータに関する情報に応じたクラウドサーバ12を選択する際のユーザの利便性が向上する。
図10Bに示す選択画面52は、FAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12が通常表示される一方、FAXデータに関する情報に対応付けられていないクラウドサーバ12はグレーアウトで表示される選択画面である。通常表示されているクラウドサーバ12は選択できる一方、グレーアウトされているクラウドサーバ12は選択することができない。選択画面52は、FAXデータに関する情報に対応付けられている転送先であるか否かが識別可能に表示される選択画面の一例である。
図10Cに示す選択画面53は、FAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12の上にその旨を示すマーク53Aが表示される一方、FAXデータに関する情報に対応付けられていないクラウドサーバ12にはマーク53Aが表示されない選択画面である。選択画面53は、FAXデータに関する情報に対応付けられている転送先であるか否かが識別可能に表示される選択画面の一例である。
なお、FAXデータに関する情報に対応付けられていないクラウドサーバ12の上にその旨を示すマークを表示し、FAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12にはそのマークを表示しないようにしてもよい。
あるいは、FAXデータに関する情報に対応付けられていないクラウドサーバ12の上にはその旨を示すマークを表示し、FAXデータに関する情報に対応付けられていないクラウドサーバ12の上にはその旨を示す別のマークを表示してもよい。
あるいは、FAXデータに関する情報に対応付けられているクラウドサーバ12は赤色で表示し、FAXデータに関する情報に対応付けられていないクラウドサーバ12は黒色で表示してもよい。
選択画面52及び53によると、FAXデータに関する情報に関係なくクラウドサーバ12を表示する場合に比べ、複数のクラウドサーバ12の中から受信したFAXデータに関する情報に応じたクラウドサーバ12を選択する際のユーザの利便性が向上する。
<他の実施形態>
上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では回線通信部24を用いてFAXデータを受信する場合を例に説明した。これに対し、通信ネットワーク14に接続されている外部のFAX装置からネットワーク通信部27を用いてFAXデータを受信してもよい。この場合はネットワーク通信部27がデータ受信部とデータ転送部とを兼ねることになる。
(2)上記実施形態ではFAXデータに関する情報としてFAXデータの属性を示す情報とFAXデータの転送元を示す情報とを例に説明した。しかしながら、FAXデータに関する情報はこれらに限られるものではない。例えばFAXデータの属性を示す情報はFAXデータのデータサイズを示す情報を含んでもよい。また、FAXデータに関する情報はFAXデータの属性を示す情報のみであってもよいし、送信元のみであってもよい。
(3)上記実施形態では自動受信の場合は選択画面50を表示しない場合を例に説明した。これに対し、自動受信の場合も選択画面50を表示してもよい。例えば自動受信したFAXデータをRAM21Cに蓄積し、所定のLEDを点灯させるなどによってRAM21CにFAXデータが蓄積されていることをユーザに通知してもよい。そして、RAM21CにFAXデータが蓄積されていることに気付いたユーザが操作部23を操作して転送を指示した場合に選択画面50を表示してもよい。
(4)上記実施形態では、選択画面50をFAX装置10の表示部22あるいは子機15が備える表示部に表示してユーザから転送先のクラウドサーバ12の選択を受け付ける例に説明した。これに対し、通信ネットワーク14を介して接続される、PCやスマートフォンの表示部に選択画面50を表示させて、ユーザからの選択を受け付けるようにしてもよい。
(5)上記実施形態2では受信したFAXデータの送信元の電話番号がEEPROM21Eに記憶されている場合に選択画面を表示する場合を例に説明した。これに対し、受信したFAXデータの送信元の電話番号がEEPROM21Eに記憶されている場合は選択画面を表示しない一方、記憶されていない場合は選択画面を表示するようにしてもよい。つまり、特定の送信元の場合は選択画面50を表示させたくない場合に、当該特定の送信元の電話番号をEEPROM21Eに記憶させるようにしてもよい。
(6)上記実施形態2では、S401でFAXデータの送信元の電話番号がEEPROM21Eに記憶されていないと判断した場合はS402に進んでFAXデータを予め設定されている転送先に転送する場合を例に説明した。これに対し、FAXデータの送信元の電話番号がEEPROM21Eに記憶されていない場合はFAXデータを転送せずにRAM21Cに記憶させるようにしてもよい。
(7)上記実施形態2及び3ではS103で転送設定がオンであるか否かを判断する場合を例に説明した。これに対し、S103を実行しないようにしてもよい。つまり、S101で手動受信と判断された場合はS401あるいはS501に進んでもよい。
(8)上記実施形態では転送先としてクラウドサーバ12を例に説明した。しかしながら、転送先はクラウドサーバ12に限定されるものではない。例えば、転送先はFAXデータの送信元のFAX装置とは別のFAX装置であってもよい。その場合は回線通信部24がデータ転送部の一例である。また、転送先はFAX装置10を所有する組織内の通信ネットワーク14に接続されているファイルサーバなどであってもよい。
(9)また、上記実施形態では図7に示すS301で一定時間が経過したと判断した場合はS302でFAXデータを予め設定されているクラウドサーバ12に転送する場合を例に説明した。これに対し、クラウドサーバ12に転送せずにRAM21Cに記憶してもよい。そして、ユーザがFAX装置10を操作している際に、選択画面50等を表示させ、選択されたクラウドサーバ12に転送させてもよい。
(10)上記実施形態ではファクシミリ装置としてFAX装置10を例に説明した。これに対し、ファクシミリ装置は印刷機能、画像読取機能、コピー機能、FAX機能などを備える所謂複合機であってもよい。
(11)上記実施形態ではCPU21Aによって各処理が実行される場合を例に説明した。これに対し、これらの処理の一部はASIC21Dによって実行されてもよい。また、制御部21はASIC21Dを備えていなくてもよい。また、制御部21は複数のCPUを備え、上述した処理を複数のCPUによって分担して実行してもよい。
1・・・FAX受信・転送システム、10・・・FAX装置、11・・・外部のFAX装置、12・・・クラウドサーバ、15・・・子機、21・・・制御部、22・・・表示部、23・・・操作部、24・・・回線通信部、27・・・ネットワーク通信部、29・・・子機通信部、50、51、52、53・・・選択画面

Claims (12)

  1. データ受信部と、
    データ転送部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記データ受信部を用いて、外部のファクシミリ装置からファクシミリデータを受信するデータ受信処理と、
    前記データ受信処理で受信したファクシミリデータの転送先の選択を受け付ける選択画面であって、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が、前記情報に対応付けられていない転送先より優先して表示される選択画面を出力する出力処理と、
    前記データ転送部を用いて、前記選択画面で選択された転送先に前記ファクシミリデータを転送する転送処理と、
    を実行し、
    更に、
    記憶部を備え、
    前記記憶部は、ファクシミリデータの転送先にサインインするためのサインイン情報を記憶し、
    前記制御部は、前記出力処理において、前記記憶部に前記サインイン情報が記憶されている転送先のうち少なくとも前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が表示され、前記サインイン情報が記憶されていない転送先は表示されない前記選択画面を出力する、ファクシミリ装置。
  2. データ受信部と、
    データ転送部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記データ受信部を用いて、外部のファクシミリ装置からファクシミリデータを受信するデータ受信処理と、
    前記データ受信処理で受信したファクシミリデータの転送先の選択を受け付ける選択画面であって、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先であるか否かが識別可能に表示される選択画面を出力する出力処理と、
    前記データ転送部を用いて、前記選択画面で選択された転送先に前記ファクシミリデータを転送する転送処理と、
    を実行し、
    更に、
    記憶部を備え、
    前記記憶部は、ファクシミリデータの転送先にサインインするためのサインイン情報を記憶し、
    前記制御部は、前記出力処理において、前記記憶部に前記サインイン情報が記憶されている転送先のうち少なくとも前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が表示され、前記サインイン情報が記憶されていない転送先は表示されない前記選択画面を出力する、ファクシミリ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のファクシミリ装置であって、
    前記ファクシミリデータに関する情報は、前記ファクシミリデータが表す画像に有彩色が含まれているか否かを示す情報である、ファクシミリ装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のファクシミリ装置であって、
    前記ファクシミリデータに関する情報は、前記ファクシミリデータが表す画像の画質を示す情報である、ファクシミリ装置。
  5. 請求項1に記載のファクシミリ装置であって、
    前記制御部は、前記出力処理において、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が表示され、当該情報に対応付けられていない転送先は表示されない前記選択画面を出力する、ファクシミリ装置。
  6. 請求項1に記載のファクシミリ装置であって、
    前記制御部は、前記出力処理において、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が、当該情報に対応付けられていない転送先より先に表示される前記選択画面を出力する、ファクシミリ装置。
  7. 請求項1乃至請のいずれか一項に記載のファクシミリ装置であって、
    前記制御部は、
    ファクシミリデータを転送するか否かの設定を受け付ける設定処理を実行し、
    前記設定処理によってファクシミリデータを転送する設定がされている場合は前記出力処理を実行し、
    前記設定処理によってファクシミリデータを転送しない設定がされている場合は前記出力処理を実行しない、ファクシミリ装置。
  8. データ受信部と、
    データ転送部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記データ受信部を用いて、外部のファクシミリ装置からファクシミリデータを受信するデータ受信処理と、
    前記データ受信処理で受信したファクシミリデータの転送先の選択を受け付ける選択画面であって、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が、前記情報に対応付けられていない転送先より優先して表示される選択画面を出力する出力処理と、
    前記データ転送部を用いて、前記選択画面で選択された転送先に前記ファクシミリデータを転送する転送処理と、
    を実行し、
    更に、
    表示部と、
    操作部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記操作部を用いて、ファクシミリデータの受信指示を受け付ける受付処理を実行し、
    前記データ受信処理において、前記受付処理で前記受信指示を受け付けると外部のファクシミリ装置からファクシミリデータを受信し、
    前記出力処理において、前記受付処理で前記受信指示を受け付けた場合は前記選択画面を前記表示部に出力する、ファクシミリ装置。
  9. データ受信部と、
    データ転送部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記データ受信部を用いて、外部のファクシミリ装置からファクシミリデータを受信するデータ受信処理と、
    前記データ受信処理で受信したファクシミリデータの転送先の選択を受け付ける選択画面であって、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が、前記情報に対応付けられていない転送先より優先して表示される選択画面を出力する出力処理と、
    前記データ転送部を用いて、前記選択画面で選択された転送先に前記ファクシミリデータを転送する転送処理と、
    を実行し、
    更に、
    前記制御部は、
    前記データ受信処理の前に、自装置の能力をファクシミリデータの送信元に通知する能力通知処理と、
    前記能力通知処理の後、前記ファクシミリデータに関する情報を受信する関連情報受信処理と、
    を実行し、
    前記関連情報受信処理で受信した前記ファクシミリデータに関する情報に基づき前記出力処理を実行する、ファクシミリ装置。
  10. データ受信部と、
    データ転送部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記データ受信部を用いて、外部のファクシミリ装置からファクシミリデータを受信するデータ受信処理と、
    前記データ受信処理で受信したファクシミリデータの転送先の選択を受け付ける選択画面であって、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が、前記情報に対応付けられていない転送先より優先して表示される選択画面を出力する出力処理と、
    前記データ転送部を用いて、前記選択画面で選択された転送先に前記ファクシミリデータを転送する転送処理と、
    を実行し、
    更に、
    記憶部を備え、
    前記記憶部は、前記出力処理を実行するか否かをファクシミリデータの送信元に応じて判断するための判断情報を記憶し、
    前記制御部は、
    前記データ受信処理で受信したファクシミリデータの送信元が前記出力処理を実行する送信元であるか否かを前記判断情報に基づいて判断する判断処理を実行し、
    前記判断処理で前記出力処理を実行する送信元であると判断した場合に前記出力処理を実行する、ファクシミリ装置。
  11. データ受信部と、
    データ転送部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記データ受信部を用いて、外部のファクシミリ装置からファクシミリデータを受信するデータ受信処理と、
    前記データ受信処理で受信したファクシミリデータの転送先の選択を受け付ける選択画面であって、前記ファクシミリデータに関する情報に対応付けられている転送先が、前記情報に対応付けられていない転送先より優先して表示される選択画面を出力する出力処理と、
    前記データ転送部を用いて、前記選択画面で選択された転送先に前記ファクシミリデータを転送する転送処理と、
    を実行し、
    更に、
    記憶部を備え、
    前記記憶部は、ファクシミリデータの送信元と転送先とを対応付けて記憶し、
    前記制御部は、前記ファクシミリデータの送信元に転送先が対応付けられていない場合に前記出力処理を実行する、ファクシミリ装置。
  12. 請求項10又は請求項11に記載のファクシミリ装置であって、
    前記制御部は、ファクシミリデータの送信元との通信を確立する際に、前記送信元を識別する識別情報を受信する識別受信処理を実行し、
    前記識別受信処理で受信した識別情報によって送信元を識別する、ファクシミリ装置
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