JP2001309084A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001309084A
JP2001309084A JP2000127258A JP2000127258A JP2001309084A JP 2001309084 A JP2001309084 A JP 2001309084A JP 2000127258 A JP2000127258 A JP 2000127258A JP 2000127258 A JP2000127258 A JP 2000127258A JP 2001309084 A JP2001309084 A JP 2001309084A
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JP2000127258A
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Nichishiyutsuze Nakanishi
日出是 仲西
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話または画像を通信情報として転送する際
の利便性を高めると共に、転送を迅速に行なえる通信端
末装置を提供すること。 【解決手段】 通信端末装置で着信した画像を転送する
ための転送テ−ブルの(a)欄には発信者の電話番号、
(b)欄には転送受付開始時刻、(c)欄には転送開始
時刻、(d)欄には転送終了時刻、(e)欄には転送先
電話番号、またはメ−ルアドレス、(f)欄には画像の
プリントオン、オフ、をそれぞれ設定する。また、通話
転送のテ−ブルにも、発信者の電話番号に転送開始時
刻、転送終了時刻、転送先電話番号をそれぞれ対応させ
て設定する。発信元から送信される通話または画像の通
信情報を受信したときに検出した発信者情報(番号)に
基づいて、転送先番号を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通話または画像を通信
情報として転送する際の利便性を高めると共に、転送を
迅速に行なえる通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、コピ−機
能を併せ持つ複合機として構成されるものが知られてい
る。このような複合機は、一般にオ−トドキュメントフ
ィ−ダ(ADF)や、フラットベッドスキャナ(FB
S)として機能するフラットベッド型の読み取り用原稿
載置台が備え付けられている。
【0003】複合機で原稿をコピ−する際には、コピ−
部数や原稿の種類(通常の文字や図形のイメ−ジ情報か
写真か)に応じた読み取りモ−ド(解像度)を指定して
から、スタ−トボタンを押して原稿の読み取りを開始
し、指定した部数の記録紙にコピ−プリントしている。
【0004】前記複合機等の通信端末装置においては、
通話機能を有するものや、発信元から送信される画像を
受信して、受信した画像を予め設定されている転送先に
転送する機能を有するものが知られている。
【0005】図10は、前記のような画像の転送機能を
有する通信端末装置を配置した例を示すブロック図であ
る。図10において、1、1aは発信元、2は交換機、
3は通信端末装置、4、5は転送先である。発信元1ま
たは1aから送信された画像を交換機2を通して通信端
末装置3が受信して画像メモリに記憶する。通信端末装
置3は転送元となって、受信した画像を必要に応じて交
換機2を通して転送先4、5に転送する。
【0006】通信端末装置3から画像を転送先4、5に
転送する際には、転送受付時間帯を定めて、該時間帯内
に受信して画像メモリに記憶している画像を読み出して
転送するようにしている。この時間帯は、業務内容等を
考慮してユ−ザが適宜の時間を設定している。なお、図
10では転送先は2個所設定されているが、転送先はユ
−ザが所定数設定できるものである。
【0007】また、通話機能を有する通信端末装置にお
いては、回線業者がサ−ビスする転送機能を用いて、通
信端末装置3で着信した発信元1、1aからの通話を、
転送先4、5に転送する構成とすることができる。通信
端末装置3は、異なる時間に着信した通話をそれぞれ指
定された転送先に順次転送する。このように、通信端末
装置に通話機能を設けることにより、画像または通話の
通信情報を転送することができる。
【0008】通信端末装置においては、画像または通話
のいずれの通信情報を受信したのかに応じて、予め設定
されているそれぞれの転送先に通信情報を転送してい
る。ところで、通信端末装置のユ−ザが不在時に、発信
元から受信した通信情報を転送先に転送する場合があ
る。ファクス通信の呼出音(CNG)を検出した場合や
無音の場合には、通信情報は画像であるものとして画像
を受信して転送先に転送し、CNGの検出がなく無音で
もない場合には、通信情報は通話であるものとして通話
を転送先に転送している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信情報の転送
においては、転送先の電話番号は予め通信端末装置に登
録されているが、発信元と転送先との対応関係について
は設定されていない。このため、発信元が取引関係者の
ような特定の担当者に通信情報を転送したいという要請
があった場合に、このような要請には対応できず、通信
端末装置の利便性に欠けるという問題があった。
【0010】また、ファクス通信の呼出音(CNG)ま
たは無音の検出のみに応じて、画像の転送か、または通
話の転送かを判断するのでは、判断に時間がかかり通信
情報の転送を迅速に行なえないという問題があった。
【0011】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、通話または画像を通信情報として転送する際
の利便性を高めると共に、転送を迅速に行なえる通信端
末装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において、通信端末装置を、発信元およびメモ
リに転送先番号が記憶されている転送先と交換機を介し
て接続され、発信元から送信される通話または画像の通
信情報を受信して、前記転送先に通信情報を転送する通
信端末装置であって、通信情報を受信しようとする際に
検出した発信者情報に基づいて転送先番号を選択する構
成とすることによって達成することができる。
【0013】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の通信端末装置において、前記メモリには、発信者
情報に対応して画像または通話の転送先番号がそれぞれ
記憶されており、前記通信情報を受信しようとする際に
検出した発信者情報に基づいて、通信情報が通話か画像
かを判断して転送先番号を選択することを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の通信端末装置において、前記メモ
リには、複数の発信元ごとにそれぞれ前記通信情報の転
送先への転送時間帯を登録することを特徴としている。
【0015】請求項1に係る発明によれば、通信情報を
受信しようとする際に検出した発信者情報に基づいて転
送先番号を選択している。このため、発信者が特に通信
情報の転送を要求する特定の担当者を転送先として設定
している場合に、通信情報の転送が円滑に行なえ、利便
性を高めることができる。
【0016】請求項2に係る発明によれば、通信情報を
受信しようとする際に検出した発信者情報に基づいて、
通信情報が通話か画像かを判断して転送先番号を選択し
ている。このため、通信情報の転送を迅速に行なえる。
また、メモリには、発信者情報に対応して画像または通
話の転送先番号がそれぞれ記憶されるので、発信元の画
像のみ、または通話のみを転送先に転送したいという発
信元の要請にも対応できる。
【0017】請求項3に係る発明によれば、複数の発信
元ごとにそれぞれ前記通信情報の転送先への転送時間帯
を登録している。このため、転送先の担当者が出先に出
向いている時間等転送先の業務内容に応じて、発信者か
ら転送先の担当者に確実に通信情報を転送することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図3は本発明の通信端末装
置の制御装置を示す概略のブロック図である。次にこの
ブロック図について説明する。図3において、通信端末
装置の制御装置11は、各種信号やデ−タを処理するた
めの制御部12を有している。この制御部12は、例え
ばCPU(中央処理装置)により構成されている。
【0019】制御部12には、回線制御部(NCU)1
4、SVFモデム15、画像メモリ16、RAM17、
ROM18、表示部19、操作部20、読取部21、記
録部22、音声圧縮メモリ23、音声コ−デック26、
フックスイッチ27、画像コ−デック28、ブザ−29
が接続されている。
【0020】回線制御部14は図示を省略している交換
機を介して外部回線13と接続され、相手先のダイヤル
番号に対応したダイヤルパルスの送出、及び着信を検出
する。SVFモデム15は、ITU(国際通信連合)の
T.svf(音声ファクシミリ同時通信端末)勧告に基
づいて構成されており、画像と音声の通信を可能として
いる。
【0021】画像メモリ16は、前記回線制御部14と
SVFモデム15からなる通信部により送受信される画
像を格納する。RAM17は予約送信またはメモリ受信
における管理デ−タが格納される。また、後述するよう
に、転送先の電話番号を予め設定しておく転送テ−ブル
が格納される。ROM18には通信端末装置の各種動作
に必要なデ−タやプログラムが格納される。
【0022】陰極線管(CRT)や液晶表示器(LC
D)を用いた表示部19には、通信端末装置の動作に必
要な各種メッセ−ジが表示される。キ−ボ−ドやマウス
等からなる操作部20は通信端末装置の各種動作、停止
を指示する。また、原稿の画像の拡大倍率を設定する。
【0023】読取部21は、送信側から送信されてきた
原稿の画像を読み取る。両面原稿を読み取る場合は、表
面の画像の読み取りと、裏面の画像の読み取りを行な
う。記録部22は送信側から送信されてきた画像を記録
紙に記録する。画像の記録は、記録紙の両面に行なう場
合と記録紙の片面に行なう場合がある。
【0024】前記記録部22には電子写真方式のプリン
タを設け、受信画像や光学読取系で読み取られた画像
を、図示しない給紙カセットから供給される定形サイズ
の記録紙上にコピ−する。なお、プリンタでは各種デ−
タを記録紙に記録することができる。音声圧縮メモリ2
3には、録音した通話の内容が記憶される。
【0025】また、操作部20には各種キ−が設けられ
ている。例えば、コピ−・ファクシミリ複合機をコピ−
モ−ドとファクシミリ通信モ−ドとのいずれの機能を選
択するかのコピ−/通信キ−、原稿が文字等のイメ−ジ
情報か写真情報かに応じてコピ−の読み取りモ−ド(解
像度)を設定する読み取りモ−ドキ−、自動縮小、自動
記録紙選択モ−ドを設定するキ−等の各種動作モ−ドを
設定するキ−が設けられている。
【0026】制御部12は画像メモリ16に格納されて
いる画像を読み出し、当該画像を所定の転送先に転送す
る。また、録音された通話の内容は、音声圧縮メモリか
ら読み出されて所定の転送先に転送される。なお、時計
部を設けてで現在時刻をカウントし、その出力を用いて
受信した原稿にその時点の時刻を印字することも可能で
ある。
【0027】ハンドセット24は、通信端末装置の通話
用補助電話器を構成し、A/D、D/A変換部25を介
して、デジタル音声信号を符号化・復合化処理する音声
コ−デック26に接続される。フックスイッチ27は、
ハンドセット24のオンフック、オフフックを検出す
る。
【0028】なお、図3の例では、フックスイッチ27
を外部回線13に接続して、外部回線13の電圧を用い
てハンドセット24のオンフック、オフフックを検出し
ているが、ハンドセット24自体を検出する機械式スイ
ッチによってもハンドセット24のオンフック、オフフ
ックを検出することができる。
【0029】また、図3の例では、ハンドセット24を
A/D、D/A変換部25を介して、音声コ−デック2
6に接続しているが、NCU14から通常の信号線でハ
ンドセット24を接続して、音声信号を外部回線13に
送出する構成としてもよい。
【0030】画像コ−デック28は、読み取り画像を送
信相手先装置の復号能力に合わせて符号化(エンコ−
ド)する。また、受信画像を復合(デコ−ド)し、最も
圧縮率の高いMMR方式またはJBIG方式で再符号化
して画像メモリに格納する。ブザ−29は、呼び出しア
ラ−ムを鳴動する。
【0031】通信端末装置からは、通話時に「ただ今不
在です。おかけなおし下さい」等の音声ガイダンスを外
部回線13に送出する。このような音声ガイダンスは、
製造時に予めROM18に格納しておくことができる。
また、ユ−ザがハンドセット24からメッセ−ジを吹き
込み、音声圧縮メモリ23に登録しても良い。
【0032】1つの転送先に対して、画像と音声の双方
がメモリに格納されている場合であって、転送先が画像
と音声を同時並行して受信可能な場合には、通信端末装
置はSVFモデム15により当該転送先に画像と音声を
同時に転送しても良い。転送先で画像と音声を同時に受
信できないときには、先に画像を送信し、その後音声を
送信する。
【0033】本発明においては、RAM17に画像転送
テ−ブルと通話転送テ−ブルとを格納し、これらの転送
テ−ブルには、発信者の電話番号と転送開始時刻、転送
終了時刻、転送先電話番号を対応させて設定する。通信
端末装置が、通話または画像の通信情報を発信元から受
信したときに、回線業者がサ−ビスしているナンバ−デ
ィスプレイの機能で発信者番号を検出し、前記各転送テ
−ブルを参照することにより自動的に画像の転送か通話
の転送かを判断して、制御部12で所定の転送先番号を
選択するものである。
【0034】図1は、通信端末装置で着信した画像を転
送するための転送テ−ブルの一例を示す説明図である。
この転送テ−ブルは、ユ−ザが作成してRAM17に格
納する。図1において、このテ−ブルの(a)欄には発
信者の電話番号、(b)欄には転送受付開始時刻、
(c)欄には転送開始時刻、(d)欄には転送終了時
刻、(e)欄には転送先電話番号、またはメ−ルアドレ
ス、(f)欄には画像のプリントオン、オフ、をそれぞ
れ設定する。ここで、転送開始時刻から転送終了時刻ま
での時間を転送時間帯というものとする。
【0035】図1の(イ)の例では、発信者の電話番号
Aaに対して、画像の転送受付開始時刻を13:00、
転送開始時刻を18:00、転送終了時刻を22:0
0、転送先電話番号をBa、画像のプリントをオンの設
定としている。転送先電話番号に代えて転送先のメ−ル
アドレスを設定することもできる。
【0036】また、(ロ)の例では、発信者の電話番号
Abに対して、画像の転送受付開始時刻を10:00、
転送開始時刻を15:00、転送終了時刻を18:0
0、転送先電話番号をBb、画像のプリントをオフの設
定としている。この場合にも、転送先電話番号に代えて
転送先のメ−ルアドレスを設定することもできる。
【0037】このように、図1の転送テ−ブルは、発信
者に応じて特定の転送先の電話番号またはメ−ルアドレ
スの転送先番号を設定している。また、転送先の業務内
容に応じて転送時間帯を設定しているので、転送先の担
当者が出先に出向いている時間等であっても、発信者か
ら転送先の担当者に確実に画像を転送することができ
る。なお、転送先が海外の場合でも、時差を考慮して転
送時間帯を設定することができる。
【0038】図2は、通信端末装置の通話転送テ−ブル
の一例を示す説明図である。図2において、(a)欄に
は発信者の電話番号、(b)欄には転送開始時刻、
(c)欄には転送終了時刻、(d)欄には転送先電話番
号をそれぞれ設定する。通話転送の場合には、着信した
通話をリアルタイムで転送先に転送している。
【0039】図2の(イ)の例では、発信者の電話番号
Acに対して、転送開始時刻を9:00、転送終了時刻
を17:00、転送先電話番号をBcの設定としてい
る。また、(ロ)の例では、発信者の電話番号Adに対
して、転送開始時刻を13:00、転送終了時刻を2
0:00、転送先電話番号をBdの設定としている。
【0040】図2の通話転送テ−ブルも、発信者に応じ
て特定の転送先の電話番号(転送先番号)を設定してい
る。また、転送先の業務内容に応じて転送時間帯を設定
しているので、この場合にも発信者から転送先の担当者
に確実に通話を転送することができる。
【0041】図4、図5は、前記図1、図2の転送テ−
ブルへの登録処理の手順を示すフロ−チャ−トである。
次に、このフロ−チャ−トについて説明する。
【0042】(1)ステップS1で転送登録の処理プロ
グラムを開始し、ステップS2で発信者番号を登録す
る。次に、ステップS3でファクス(画像)転送かどう
かを判定する。ステップS3の判定結果がNO(以下、
Nと略記する)であれば通話転送の登録となり、ステッ
プS7の処理で転送開始時刻を登録し、次にステップS
8の処理で転送終了時刻を登録する。
【0043】(2)ステップS3の判定結果がYES
(以下、Yと略記する)であれば、ファクス(画像)転
送の登録となり、ステップS4の処理に移行し転送受付
開始時刻を登録する。続いて、ステップS5の処理で転
送開始時刻を登録する。
【0044】(3)続いて、ステップS6の処理で転送
受付開始時刻は、転送開始時刻の前かどうかを判定す
る。この判定結果がYであればステップS9で転送終了
時刻を登録する。ステップS6の判定結果がNであれ
ば、ステップS4の処理に戻り転送受付開始時刻を再登
録する。以下、ステップS4〜ステップS6のル−プ処
理を繰り返す。
【0045】(4)ステップS10の処理では、プリン
ト設定オン、オフの登録を行ない、次にステップS11
の処理で転送先電話番号またはメ−ルアドレスの転送先
番号を登録する。その後、ステップS12の処理で転送
登録の処理プログラムを終了する。また、ステップS8
の処理で転送終了時刻を登録した後には、ステップS1
3の処理で転送先電話番号を登録する。
【0046】図6〜図9は、通話または画像の通信情報
の転送処理の手順を示すフロ−チャ−トである。次に、
このフロ−チャ−トについて説明する。
【0047】(1)ステップS20で処理プログラムを
開始し、ステップS21の処理で呼出信号検出かどうか
を判定する。この判定結果がYであれば、次にステップ
S22の処理で発信者番号を検出する。続いて、ステッ
プS23の処理で回線を閉結する。
【0048】(2)ステップS21の判定結果がNであ
れば、次にステップS24の処理で、転送待ち画像は有
かどうかを判定する。この判定結果がNであれば、ステ
ップS21の呼出信号検出かどうかを判定する処理の待
機状態となる。ステップS24の判定結果がYであれ
ば、続いてステップS25の処理に移行して現在はファ
クス転送時間帯かどうかを判定する。この判定結果がN
であれば、ステップS21の処理に戻る。ステップS2
5の判定結果がYであれば、ステップS33の処理で転
送先に発呼する。
【0049】(3)ステップS23の処理で外部回線を
閉結すると、次にステップS26の処理で、発信者番号
は検出されたかどうかを判定する。発信者番号は、回線
業者がサ−ビスしているナンバ−ディスプレイ(ND)
情報に基づいて検出することができる。この判定結果が
Yであれば、ステップS27の処理に移行し、テ−ブル
を参照してファクス(Y)か電話(N)かを検出する。
この処理は、検出した発信者番号と、図1、図2で説明
した画像転送テ−ブルまたは通話転送テ−ブルを対比し
て、受信しようとする通信情報がファクス(画像)か電
話(通話)かを検出するものである。
【0050】(4)ステップS27の判定結果がYであ
れば、次にステップS28の処理に移行し、ス−パ−G
3モ−ドの通信プロトコルのANSam、またはデジタ
ル識別信号(DIS)を検出する。次に、ステップS2
9の処理で、ス−パ−G3モ−ドの通信プロトコルのC
M、またはデジタル命令信号(DCS)を検出したかど
うかを判定する。
【0051】(5)ステップS29の判定結果がYであ
れば、次にステップS30の処理で画像を受信し、画像
メモリに格納する。その後発信元との回線を切断する。
ステップS29の判定結果がNであれば、通信プロトコ
ルが確立されていないことになるので、ステップS31
の処理で、”番号xx設定確認して下さい”のメッセ−
ジをプリントして、ステップS21の処理に戻る。
【0052】(6)前記ステップS30の処理に続いて
ステップS32の処理で、ファクス転送時間帯かどうか
を判定する。この判定結果がYであれば、次にステップ
S33の処理で転送先に発呼し、続いてステップS36
の処理で画像メモリ内の画像を送出する。なお、ステッ
プS33、ステップS36の処理は、転送テ−ブルから
転送先のメ−ルアドレスを選択して画像を送出してもよ
い。そして、ステップS37の処理で画像をプリントす
る設定であるかどうかを判定する。
【0053】(7)ステップS37の判定結果がNであ
れば、ステップS39の処理で送出した画像を消去す
る。ステップS37の判定結果がYのときには、次にス
テップS38の処理で画像メモリ内の画像をプリントし
てから、ステップS39の処理で送出した画像を消去す
る。
【0054】(8)前記ステップS32の判定結果がN
でファクス転送時間帯ではないときには、ステップS3
4の処理に移行して、ファクス転送受付時間帯かどうか
を判定する。この判定結果がNであれば、ステップS2
1の処理に戻り呼出信号検出かどうかを判定する処理の
待機状態となる。
【0055】(9)ステップS34の判定結果がYであ
れば、ステップS35の処理に移行して画像メモリ内の
画像をプリントしてから、ステップS39の処理で送出
した画像を消去する。
【0056】(10)前記ステップS26の処理で、発
信者番号は検出されたかどうかの判定結果がNのときに
は、ステップS40の処理でCNG検出(Y)かまたは
無音(N)かを判定する。この判定結果がYであれば、
ステップS28の処理でス−パ−G3モ−ドの通信プロ
トコルのANSam、またはデジタル識別信号(DI
S)を検出する。
【0057】(11)ステップS40の判定結果がNの
場合には、ステップS41の処理に移行し、現在時刻は
音声転送時間帯かどうかを判定する。この判定結果がY
であれば、ステップS42の処理で回線を所定時間開放
によりフッキングする。次にステップS43の処理で転
送先電話番号を回線に送出する。この処理はダイヤルパ
ルスを回線に送出するものである。
【0058】(12)前記ステップS41の処理におい
て、判定結果がNであればステップS44の処理に移行
して、”ただ今不在です。おかけ直し下さい”の音声メ
ッセ−ジを回線に送出して発信元に連絡してから、ステ
ップS45の処理で回線を開放する。すなわち、転送は
不可となる。なお、ステップS41の判定結果がNのと
きに、ブザ−を鳴動してオペレ−タを呼び出し、受話器
が上がれば通話状態とし、所定時間呼び出しても受話器
が上がらない場合にはステップS44の処理に移行する
ようにしても良い。
【0059】(13)前記ステップS43の処理に続い
て、ステップS46の処理では相手先の応答有かどうか
を判定する。この判定結果がYであれば回線を開放して
転送を完了する。ステップS46の判定結果がNであれ
ばステップS49の処理でフッキングして、前記ステッ
プS44の処理に移行する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、通信情報を受信しようとする際に検出した
発信者情報に基づいて転送先番号を選択している。この
ため、発信者が特に通信情報の転送を要求する特定の担
当者を転送先として設定している場合に、通信情報の転
送が円滑に行なえ、利便性を高めることができる。
【0061】請求項2に係る発明によれば、通信情報を
受信しようとする際に検出した発信者情報に基づいて、
通信情報が通話か画像かを判断して転送先番号を選択し
ている。このため、通信情報の転送を迅速に行なえる。
また、メモリには、発信者情報に対応して画像または通
話の転送先番号がそれぞれ記憶されるので、発信元の画
像のみ、または通話のみを転送先に転送したいという発
信元の要請にも対応できる。
【0062】請求項3に係る発明によれば、複数の発信
元ごとにそれぞれ前記通信情報の転送先への転送時間帯
を登録している。このため、転送先の担当者が出先に出
向いている時間等転送先の業務内容に応じて、発信者か
ら転送先の担当者に確実に通信情報を転送することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像転送テ−ブルの一例を示す説
明図である。
【図2】通話転送テ−ブルの一例を示す説明図である。
【図3】通信端末装置に用いられる制御装置のブロック
図である。
【図4】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図5】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図6】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図7】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図8】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図9】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図10】通話または画像転送の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
11 制御装置 12 中央演算制御部(CPU) 13 外部回線 14 回線制御部(NCU) 15 SVFモデム 16 画像メモリ 19 表示部 20 操作部 21 読取部 22 記録部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月23日(2001.3.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
発明の属する技術分野】本発明は、通話または画像を
通信情報として転送する際の利便性を高めると共に、転
送を迅速に行なえる通信端末装置に関する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信元およびメモリに転送先番号が記憶
    されている転送先と交換機を介して接続され、発信元か
    ら送信される通話または画像の通信情報を受信して、前
    記転送先に通信情報を転送する通信端末装置であって、
    通信情報を受信しようとする際に検出した発信者情報に
    基づいて転送先番号を選択することを特徴とする通信端
    末装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリには、発信者情報に対応して
    画像または通話の転送先番号がそれぞれ記憶されてお
    り、前記通信情報を受信しようとする際に検出した発信
    者情報に基づいて、通信情報が通話か画像かを判断して
    転送先番号を選択することを特徴とする、請求項1に記
    載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリには、複数の発信元ごとにそ
    れぞれ前記通信情報の転送先への転送時間帯を登録する
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の通
    信端末装置。
JP2000127258A 2000-04-27 2000-04-27 通信端末装置 Pending JP2001309084A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7417760B2 (en) 2004-09-29 2008-08-26 Sharp Kabushiki Kaisha Facsimile system
JP2015070392A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 ブラザー工業株式会社 ファクシミリ装置

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US7417760B2 (en) 2004-09-29 2008-08-26 Sharp Kabushiki Kaisha Facsimile system
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