JP2003163752A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2003163752A
JP2003163752A JP2001361106A JP2001361106A JP2003163752A JP 2003163752 A JP2003163752 A JP 2003163752A JP 2001361106 A JP2001361106 A JP 2001361106A JP 2001361106 A JP2001361106 A JP 2001361106A JP 2003163752 A JP2003163752 A JP 2003163752A
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JP2001361106A
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Masayuki Matsumoto
正幸 松本
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信元または転送先の状況に基づいて転送モ
−ドを選択し、通話中転送の利用形態を拡張できる構成
とした通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 発信元の通信端末装置1または1aから
ISDN回線で送信された通話を交換機2、タ−ミナル
アダプタ6を通して通信端末装置3が受信し、通信端末
装置3は転送元となって、着信した通話を転送先4、5
の通信端末装置に通話中転送で転送する。通信端末装置
3は、転送先の応答前転送のモ−ドか、または転送先の
応答後転送モ−ドのいずれの転送モ−ドかを選択して設
定し、発信元から着信した通話を選択された転送モ−ド
で転送先に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、発信元または転送
先の状況に基づいて転送モ−ドを選択し、通話中転送の
利用形態を拡張できる構成とした通信端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コピ−機能を併せ持つ複合機として構成
されているファクシミリ装置等の通信端末装置において
は、通話機能を有するものや、発信元から送信される画
像を受信して、受信した画像を予め設定されている転送
先に転送する機能(FAX転送機能)を有するものが知
られている。また、通話機能を有する通信端末装置にお
いては、回線業者がサ−ビスする通話転送機能を用い
て、発信元から着信した通話を転送先に転送する構成と
することができる。
【0003】このように、FAX転送機能と通話転送機
能を有する通信端末装置は、転送元となって発信元から
送信される画像の転送や発信元から着信した通話の転送
を行なえる。このため多様なサ−ビスに対応でき、通信
端末装置の利用価値が高められている。
【0004】ところで、最近のISDN(Integr
ated Service Digital Netw
ork)回線の普及に伴い、ISDN回線に対応した種
々のサ−ビスが回線業者から提供されている。このよう
なサ−ビスの一例として、通話中転送が提供されてい
る。
【0005】通話中転送は、通信端末装置にかけられて
きた発信元からの通話を一旦保留にしておき、通信端末
装置から転送先にダイヤル送出して、発信元からの通話
を転送するものである。この通話中転送は、転送先が通
信端末装置からのダイヤル送出に応答する前に転送する
方式(応答前転送モ−ド)、および、転送先が通信端末
装置からのダイヤル送出に応答した後に転送する方式
(応答後転送モ−ド)が利用されている。
【0006】このように、通話中転送には応答前転送モ
−ドと応答後転送モ−ドがあり、通信端末装置において
はいずれかの転送モ−ドで通話中転送を設定している。
通話中転送モ−ドは、前記のように応答前転送モ−ドと
応答後転送モ−ドのいずれかに固定されているが、通信
端末装置においては、発信元および転送先との関係で、
応答前転送モ−ドを選択したい場合と応答後転送モ−ド
を選択したい場合が生ずる。
【0007】例えば、発信元が遠隔地の場合には、通話
料金を軽減するために応答前転送モ−ドを選択した方が
有利である。また、夜間などある時間帯では転送先が不
在の可能性がある場合には、転送先からの応答を確認し
てから転送する応答後転送モ−ドを選択する方が確実に
通話転送を行なえる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信端末装置は、一度通話中転送モ−ドを応答前転送モ
−ドまたは応答後転送モ−ドのいずれかに選択すると、
発信元または転送先の状況に基づいた設定の変更が行な
えず、通話中転送の利用形態が制約されるという問題が
あった。
【0009】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、発信元または転送先の状況に基づいて転送モ
−ドを選択し、通話中転送の利用形態を拡張できる構成
とした通信端末装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において、通信端末装置を、発信元および転送
先とタ−ミナルアダプタを介してISDN回線に接続さ
れ、発信元から着信した通話を通話中転送で転送先に転
送する通信端末装置であって、転送先の応答前転送のモ
−ドか、または転送先の応答後転送モ−ドのいずれの転
送モ−ドかを選択して設定する手段と、当該選択された
転送モ−ドを記憶する手段と、前記いずれの転送モ−ド
が選択されたかを判定する手段を備え、発信元から着信
した通話を選択された転送モ−ドで転送先に転送する構
成とすることによって達成することができる。
【0011】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の通信端末装置において、前記転送モ−ドを、発信
元に基づいて選択することを特徴としている。
【0012】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
記載の通信端末装置において、前記転送モ−ドを、時間
帯に基づいて選択することを特徴としている。
【0013】請求項1に係る発明によれば、転送先の応
答前転送のモ−ドか、または転送先の応答後転送モ−ド
のいずれの転送モ−ドかを選択可能としている。このた
め、通話中転送を行なう際に、通信端末装置は種々の状
況に応じて好適な転送モ−ドを選択することができ、通
話中転送の利用形態を拡張することが可能となる。
【0014】請求項2に係る発明によれば、発信元の地
理的条件などの事情に基づいて転送モ−ドを選択するの
で、実情に適合した通話中転送の利用が行なえる。
【0015】請求項3に係る発明によれば、転送先が不
在の可能性のある時間帯には転送先の確認後に転送する
ので、無駄な通話転送を避けることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、画像および通話の
転送機能を有する通信端末装置を配置した例を示すブロ
ック図である。図1において、1、1aは発信元の通信
端末装置、2は交換機、3は転送元の通信端末装置、
4、5は転送先の通信端末装置、6はタ−ミナルアダプ
タである。これらの通信端末装置は、それぞれISDN
回線で接続されているが、転送先の通信端末装置4、5
は携帯電話でも良い。
【0017】通信端末装置3は通話機能を備えており、
回線業者がサ−ビスする前記通話中転送を用いて、通信
端末装置3で着信した発信元の通信端末装置1、1aか
らの通話を、転送先の通信端末装置4、5に転送する。
また、発信元の通信端末装置1、1aから送信された画
像を通信端末装置3が受信して画像メモリに記憶し、通
信端末装置3が転送元となって、受信した画像を転送先
4、5の通信端末装置に転送することもできる。
【0018】このような通話中転送を行なう場合には、
転送元の通信端末装置3は一旦発信元からの通話に応答
してから転送先に転送する。この際に、転送元である通
信端末装置3で通話中にフッキング信号を送出すると、
タ−ミナルアダプタ6より第2発信音(SDT)が送出
される。この第2発信音は、タ−ミナルアダプタ6の機
種により、周波数やオン、オフの時間が適宜定められて
いる。
【0019】図2は、本発明の通信端末装置の制御装置
を示す概略のブロック図である。次にこのブロック図に
ついて説明する。図2において、通信端末装置の制御装
置11は、各種信号やデ−タを処理するための制御部1
2を有している。この制御部12は、例えばCPU(中
央演算処理装置)により構成されている。
【0020】制御部12には、回線制御部(NCU)1
4、モデム15、画像メモリ16、RAM17、ROM
18、表示部19、操作部20、読取部21、記録部2
2、音声処理部23、画像コ−デック26、ブザ−27
が接続されている。回線制御部14は、タ−ミナルアダ
プタ6を介してISDN回線13と接続され、相手先の
ダイヤル番号に対応したダイヤルパルスの送出、及び着
信を検出する。
【0021】回線制御部14には、2台の電話機24、
25が切り替えて接続可能となっている。電話機24は
留守番電話機能を内蔵させることができ、例えばハンド
セット(補助電話機)として使用することができる。ま
た、電話機25は、外付けの留守番電話機として使用す
ることができる。
【0022】画像メモリ16は、前記回線制御部14と
モデム15からなる通信部により送受信される画像や読
み取り画像を格納する。RAM17は予約送信またはメ
モリ受信における管理デ−タが格納される。また、転送
先の電話番号を予め設定しておく転送テ−ブルが格納さ
れる。さらに、後述するような発信元毎の転送モ−ド選
択のテ−ブルや、転送先の時間帯設定のテ−ブルを記憶
する。ROM18には通信端末装置の各種動作に必要な
デ−タやプログラムが格納される。
【0023】液晶表示器(LCD)を用いた表示部19
には、通信端末装置の動作に必要な各種メッセ−ジが表
示される。また、FAX(画像)待機、TEL(通話)
待機等の待機モ−ドを文字およびアイコン(模様)で表
示する。更に、回線業者がサ−ビスするナンバ−デスプ
レイ(ND)機能を使用している場合には、通信端末装
置が着呼したときに通話に先立って相手先の電話番号を
表示部19に表示する。さらに、後述するような転送モ
−ド選択の画面を表示する。
【0024】キ−ボ−ドやマウス等からなる操作部20
は、通信端末装置の各種動作、停止を指示する。また、
原稿の画像の拡大倍率を設定する。さらに、操作部20
には各種キ−が設けられている。例えば、コピ−・ファ
クシミリ複合機をコピ−モ−ドとファクシミリ通信モ−
ドとのいずれの機能を選択するかのコピ−/通信キ−、
原稿が文字等のイメ−ジ情報か写真情報かに応じてコピ
−の読み取りモ−ド(解像度)を設定する読み取りモ−
ドキ−、自動縮小、自動記録紙選択モ−ドを設定するキ
−等の各種動作モ−ドを設定するキ−が設けられてい
る。
【0025】なお、操作部20はFAX待機モ−ド、T
EL待機モ−ド、FAX/TEL待機モ−ド、TEL/
FAX待機モ−ドを設定する。さらに、FAX転送や回
線業者がサ−ビスする通話転送のVW(ボイスワ−プ)
を設定する。読取部21は、原稿の画像を読み取る。両
面原稿を読み取る場合は、表面の画像の読み取りと、裏
面の画像の読み取りを行なう。記録部22は画像を記録
紙に記録する。画像の記録は、記録紙の両面に行なう場
合と記録紙の片面に行なう場合がある。
【0026】前記記録部22には電子写真方式のプリン
タを設け、受信画像や光学読取系で読み取られた画像
を、図示しない給紙カセットから供給される定形サイズ
の記録紙上にコピ−する。なお、プリンタでは各種デ−
タを記録紙に記録することができる。音声処理部23に
は、録音した通話の内容を記憶する音声圧縮メモリと、
デジタル音声信号を符号化・復合化処理する音声コ−デ
ックが設けられている。この音声圧縮メモリには、各種
の音声のメッセ−ジを記憶させておくことができる。
【0027】制御部12は画像メモリ16に格納されて
いる画像を読み出し、当該画像を所定の転送先に転送す
る。また、録音された通話の内容を音声処理部23から
読み出して所定の転送先に転送したり、録音されたメッ
セ−ジを音声処理部23から読み出して発信元に送信す
ることができる。なお、時計部を設けて現在時刻をカウ
ントし、その出力を用いて受信した原稿にその時点の時
刻を印字することも可能である。
【0028】電話機24として留守番電話機能を内蔵し
たハンドセットを使用した場合には、ハンドセットは通
信端末装置の通話用補助電話機を構成する。外付け電話
機25は、送信元の通信端末装置から着信した通話の留
守録音を行なう留守番電話機として機能する。
【0029】画像コ−デック26は、読み取り画像を送
信相手先装置の復号能力に合わせて符号化(エンコ−
ド)する。また、受信画像を復号(デコ−ド)し、最も
圧縮率の高いMMR方式またはJBIG方式で再符号化
して、画像メモリに格納する。ブザ−27は、呼び出し
アラ−ムを鳴動する。
【0030】通信端末装置からは、通話時に「後程おか
けなおし下さい」等の音声ガイダンスをISDN回線1
3に送出する。このような音声ガイダンスは、製造時に
予めROM18に格納しておくことができる。また、ユ
−ザが電話機24からメッセ−ジを吹き込み、音声処理
部23の音声圧縮メモリに登録しても良い。
【0031】図3は、図2に示した回線制御部14の例
を部分的に示すブロック図である。図3において、回線
制御部14は、第1のスイッチSaと第2のスイッチS
bが設けられている。また、着信検出部14a、直流電
圧およびベル信号発生部14b、オフフック検出部14
cが設けられている。第3のスイッチScは接点c側で
電話機24を接続し、接点d側で留守番電話機として使
用する外付け電話機25を接続する。
【0032】オフフック検出部14cは、電話機24、
25に流れる電流を検出する。NCU14から通常の信
号線で電話機24または外付け電話機25を接続して、
音声信号を外部回線13に送出する構成としている。
【0033】通信端末装置は、着信を通話(TEL)優
先とするか、または画像(FAX)優先とするかを設定
する。TEL優先の場合には、第2のスイッチSbはb
接点と接続されており、交換機から呼び出し信号が到来
すると電話機24、または25のベルが鳴動すると共
に、着信検出部14aで呼び出し信号を検出する。所定
回呼び出し信号を検出してもオフフックを検出しない場
合には、第1のスイッチSaをオンしてモデム15を回
線に接続し、ファクシミリ信号を検出する。
【0034】FAX優先の設定の場合には、第2のスイ
ッチSbはa接点と接続されており、着信検出時にベル
は鳴動しない。着信を着信検出部14aで検出すると第
1のスイッチSaがオンとなる。次にCNG(呼出音、
すなわちファクス起動信号)を検出するとモデム15で
画像を受信し、画像メモリに格納してファクシミリ通信
処理を行なう。CNGが受信されない場合にはアラ−ム
を鳴動する。
【0035】通話中転送有の設定をしている場合には、
通話中にフッキング信号をタ−ミナルアダプタ6に送出
すると、タ−ミナルアダプタ6より第2発信音(第2ダ
イヤルト−ン、SDT)が通信端末装置に送出され、交
換機が転送先番号を待ち受けていることを報知する。
【0036】図4〜図11は、本発明の処理手順を示す
フロ−チャ−トである。次に、このフロ−チャ−トにつ
いて説明する。
【0037】(1)ステップS1で処理プログラムを開
始し、ステップS2で着信有りかどうかを判定する。こ
の判定結果がNO(以下、Nと略記する)であれば、着
信するまで待機状態となる。ステップS2の判定結果が
YES(以下、Nと略記する)となれば、ステップS3
の処理に移行して、FAX待機モ−ドかどうかを判定す
る。
【0038】(2)ステップS3の判定結果がYの場合
には、次にステップS7の処理でFAX通信処理のサブ
ル−チン処理を行う。FAX通信処理の後に、ステップ
S37の処理で回線断として、ステップS38で処理プ
ログラムを終了する。ステップS3の判定結果がNであ
れば、ステップS4の処理でFAX/TEL、またはT
EL/FAX待機モ−ドのいずれかが設定されているか
どうかを判定する。
【0039】ここで、FAX/TEL待機モ−ドは、画
像(FAX)受信が通話(TEL)着信よりも優先する
待機モ−ドである。また、TEL/FAX待機モ−ド
は、通話(TEL)着信が画像(FAX)受信よりも優
先する待機モ−ドである。
【0040】FAX/TEL待機モ−ドを設定している
ときには、FAX優先となっているのでベルを鳴らさず
に着信し、FAXであればFAXを受信し、FAXでな
いときにブザ−を鳴らす。なお、通話転送の場合にはブ
ザ−は鳴らさない。また、TEL/FAX待機モ−ドを
設定しているときには、TEL優先となっているのでベ
ルを所定回鳴らしてから着信する。
【0041】(3)ステップS4の判定結果がNであれ
ば、次にステップS8の処理で留守番電話処理のサブル
−チン処理を行なう。留守番電話処理の後に、ステップ
S37の処理で回線断として、ステップS38で処理プ
ログラムを終了する。ステップS4の判定結果がYであ
れば、ステップS5の処理に移行して、回線業者がサ−
ビスする通話中転送の自動転送設定かどうかを判定す
る。
【0042】(4)ステップS5の判定結果がNであれ
ば、ステップS9の処理でFAX/TEL、またはTE
L/FAX通信処理のサブル−チン処理を行なう。この
処理の後に、ステップS37の処理で回線断として、ス
テップS38で処理プログラムを終了する。ステップS
5の判定結果がYのときには、続いてステップS6の処
理で「そのまましばらくお待ち下さい」の第1の音声メ
ッセ−ジを発信元に送出する。
【0043】(5)続いて、ステップS10の処理で、
タイマ−により第1の設定時間4秒のタイムアップをセ
ットする。第1の設定時間は、発信元が処理を行なうた
めの猶予時間としてセットされる。ステップS10の処
理は、図2のCPU12に設定されているプログラムタ
イマ−を用いることができる。次にステップS11の処
理で、ファクス起動の呼び出し音(CNG)検出かどう
かを判定する。
【0044】(6)ステップS11の判定結果がYであ
れば、次にステップS16の処理でFAX受信処理のサ
ブル−チン処理を行なう。FAX受信処理の後に、ステ
ップS37の処理で回線断として、ステップS38で処
理プログラムを終了する。ステップS11の判定結果が
Nであれば、次にステップS12の処理で電話回線の極
性反転を検出したかどうかを判定する。ステップS12
の判定結果がYであれば、ステップS37の処理で回線
断として、ステップS38で処理プログラムを終了す
る。
【0045】(7)ステップS12の判定結果がNであ
れば、次にステップS13の処理で断続音(ビジ−)検
出かどうかを判定する。ステップS13の判定結果がY
であれば、ステップS37の処理で回線断として、ステ
ップS38で処理プログラムを終了する。
【0046】このように、ステップS12およびステッ
プS13の判定結果がYの場合には、発信元が転送不要
と判断してなされた処理であるので回線断としている。
ステップS13の判定結果がNであれば、次にステップ
S14の処理で第1の設定時間4秒がタイムアップした
かどうかを判定する。この判定結果がNであればステッ
プS10の処理に戻り、ステップS10〜ステップS1
4のル−プ処理を繰り返す。
【0047】(8)第1の設定時間4秒がタイムアップ
となり、ステップS14の判定結果がYになるとこのル
−プ処理を抜けて、ステップS15の処理に移行する。
ステップS15の処理では、「ただいまより電話を転送
します」の第2の音声メッセ−ジを発信元に送出する。
【0048】このように、ステップS6〜ステップS1
5の処理では、着信後第1の音声メッセ−ジを発信元に
送出してから第1の設定時間内にファクス起動の信号を
受信するとファクシミリ通信を行う。第1の設定時間を
経過すると第2の音声メッセ−ジを発信元に送出して、
通話中転送を報知している。このため、発信元では音声
ガイダンスにより処理の状況を確認することができ、通
話中転送機能を利用する発信元への対応が親切になる。
【0049】(9)ステップS15の処理に続いてステ
ップS17の処理では、第2の設定時間2秒のタイムア
ップをタイマ−にセットする。第2の設定時間は、発信
元が音声メセ−ジを受信した後に通話の転送を行なうか
どうかを再考するためにセットされる。次にステップS
18の処理でファクス起動のCNG信号検出かどうかを
判定する。
【0050】(10)ステップS18の判定結果がYで
あれば、次にステップS22のサブル−チン処理でFA
X通信処理を行ない、ステップS37の処理で回線断と
して、ステップS38で処理プログラムを終了する。こ
のように、通信端末装置は第2の設定時間内にファクス
起動のCNG信号を検出すると画像受信の処理を行なう
ので、発信元でファクス送信キ−の操作が遅れた場合で
も画像受信が可能となる。したがって、利用者の操作を
考慮した円滑な画像受信処理が行なえる。
【0051】(11)ステップS18の判定結果がNの
ときには、続いてステップS19の処理で電話回線の極
性反転を検出したかどうかを判定する。この判定結果が
Nであれば、次にステップS20の処理で断続音(ビジ
−)検出かどうかを判定する。ステップS19とステッ
プS20の判定結果がYとなるのは発信元が通話中転送
不要のため受話器を置く場合、すなわち、発信元が転送
不要と判断している場合であるので、ステップS37で
回線を断としてステップS38で処理プログラムを終了
する。
【0052】このように、発信元は通信端末装置からの
通話転送の音声メッセ−ジを受信してから、第2の設定
時間内に再考して通話転送不要を通知するので、通信端
末装置は無駄な通話転送を避けることができる。また、
発信元が回線断としているのに通話転送を行い、転送先
にビジ−信号が送出されることがなくなる。
【0053】(12)ステップS20の判定結果がNで
あれば、次にステップS21の処理で第2の設定時間2
秒がタイムアップしたかどうかを判定する。この判定結
果がNであればステップS17の処理に戻り、ステップ
S17〜ステップS21のル−プ処理を繰り返す。第2
の設定時間がタイムアップとなり、ステップS21の判
定結果がYになるとこのル−プ処理を抜けて、ステップ
S23の処理に移行する。
【0054】(13)ステップS23の処理では、回線
を一時的に開放してフッキング信号を送出する。次にス
テップS24の処理で転送先ダイヤルデ−タ有かどうか
を判定する。ステップS24の処理は、発信元から着信
した通話を転送する宛先が、転送テ−ブルに登録されて
いる転送先に指定されているかどうかを判定するもので
ある。
【0055】(14)ステップS24の判定結果がNで
あれば、後述するステップS35のフッキング信号送出
の処理に移行する。ステップS24の判定結果がYであ
れば、次にステップS25の処理で第3の設定時間、例
えば4秒をセットする。第3の設定時間は、タ−ミナル
アダプタから第2ダイヤルト−ンを送出するための処理
に要する時間を設定するものである。
【0056】(15)次にステップS26の処理で第3
の設定時間がタイムアップしたかどうかを判定する。こ
の判定結果がNのときには、タイムアップするまで待機
状態となる。第3の設定時間がタイムアップしてステッ
プS26の判定結果がYになると、ステップS27の処
理で転送先へダイヤル送出する。
【0057】(16)次に、ステップS28の処理で応
答後転送モ−ドの設定かどうかを判定する。この判定結
果がNであれば、応答前転送モ−ド(即時転送)の設定
であるから、ステップS37で回線を断としてステップ
S38で処理プログラムを終了する。ステップS28の
判定結果がYであれば、次にステップS29の処理でタ
イマ−により第4の設定時間、例えば20秒をセットす
る。第4の設定時間は、転送先が通話呼出しのベル鳴動
に対応するまでに必要な時間をセットするものである。
【0058】(17)続いてステップS30の処理で、
転送先に対して「ただいまより電話を転送いたします。
よろしければ♯キ−を押して下さい」という第3の音声
メッセ−ジを送出する。第3の音声メッセ−ジに、発信
元はどこであるかの情報、例えば発信元の電話番号を含
めても良い。次に、ステップS31の処理で第4の設定
時間がタイムアップしたかどうかを判定する。
【0059】(18)この判定結果がYであれば、ステ
ップS34の処理に移行して、指定した回数、例えば3
回以上タイムアップしたかどうかを判定する。この判定
結果がNであれば、ステップS29の処理に戻り、ステ
ップS29〜ステップS34のル−プ処理を繰り返す。
ステップS34の判定結果がYであれば、ステップS3
5の処理に移行してフッキング信号を送出する。
【0060】このように、ステップS29〜ステップS
34の処理では、転送先が前記音声メッセ−ジに基づい
て対応を考慮するに十分な時間を設定している。このた
め、通話転送の際に転送先は状況に応じた処理をするこ
とができる。また、転送先が携帯電話であって留守録音
を設定している場合には、携帯電話からの録音を促す応
答メッセ−ジと通信端末装置からの音声メッセ−ジがぶ
つかり、携帯電話に音声メッセ−ジが録音されない場合
があり、無音の録音状態となる問題がある。このため、
所定回以上タイムアップの比較的長い時間をとって、繰
り返しステップS30の音声メッセ−ジを送出し、転送
先が対応できるようにしている。
【0061】(19)ステップS31の処理で、第4の
設定時間がタイムアップしないため判定結果がNであれ
ば、次にステップS32の処理でビジ−信号を検出した
かどうかを判定する。この判定結果がYであれば、ステ
ップS35の処理に移行してフッキング信号を送出す
る。ステップS32の判定結果がYになるのは、転送先
が受話器を置いたとき、すなわち、転送先が受話器を置
いたことを交換機が検出して、転送元である通信端末装
置の回線にビジ−信号(通信端末装置に対する転送拒否
信号)を送出した場合である。
【0062】(20)ステップS32の判定結果がNで
あれば、次にステップS33の処理で、前記ステップS
30の処理で転送先に対して報知した、#キ−操作に対
応するダイヤルト−ンマルチフレケンシ−(DTMF)
の「♯」ト−ンを検出したかどうかを判定する。この判
定結果がNであれば、ステップS31の処理に戻る。ス
テップS32の判定結果がYであれば、ステップS37
で回線を断としてステップS38で処理プログラムを終
了する。
【0063】(21)次に、ステップS35の処理でフ
ッキング信号を送出してから、ステップS36の処理で
「呼出しましたが応答がありません。恐れ入りますが、
後ほどおかけ直し下さい。」という第4の音声メッセ−
ジを発信元に送出する。次に、ステップS37で回線を
断としてステップS38で処理プログラムを終了する。
【0064】図10は、本発明の異なる実施形態に係る
処理手順を示すフロ−チャ−トである。図7とはステッ
プS28aの処理が異なっている。ステップS28aに
おいては、時間帯により応答後転送モ−ドを選択して設
定されたかどうかを判定する。このように、時間帯によ
り応答後転送モ−ドを選択すると、例えば転送先が不在
の可能性がある夜間には、転送先が通話可能であること
を確認してから転送するので、無駄なく通話転送を行な
うことができる。
【0065】図11は、本発明のさらに異なる実施形態
に係る処理手順を示すフロ−チャ−トである。図7とは
ステップS28bの処理が異なっている。ステップS2
8bにおいては、発信元に対して応答後転送モ−ドを選
択して設定されたかどうかを判定する。このように、発
信元の地理的条件などの状況に基づいて応答後転送モ−
ドの選択、または、応答前転送モ−ドの選択をすること
ができる。このため、例えば遠隔地の発信元からの通話
は応答前転送モ−ドを選択して即時転送することによ
り、転送先が応答するまでの待ち時間が不要となるの
で、通話料金を節約することができる。
【0066】前記のような発信元に基づいた転送モ−ド
の選択は、例えば次のようにして行なう。図2のブロッ
ク図において、表示部19に転送モ−ド選択の画面を表
示し、操作部からの入力で発信元の電話番号に対応させ
て応答後転送モ−ド、または応答前転送モ−ドを選択す
る。このようにして作成された発信元毎の転送モ−ド選
択のテ−ブルをRAM17に格納する。
【0067】前記図11のステップS28aの処理にお
いては、例えば回線業者が提供するナンバ−ディスプレ
イ(ND)の機能を用いて発信元の電話番号を表示部に
表示して、応答後転送モ−ド、または応答前転送モ−ド
のいずれの転送モ−ドの選択であるかをCPU12の処
理で判定する。発信元が移転して転送先との距離が短縮
された場合などのように、状況が変化した場合には、応
答前転送モ−ドの選択から応答後転送モ−ドの選択に転
送モ−ドの選択を変更することができる。
【0068】また、図10の時間帯による転送モ−ドの
選択も、図11の場合と同様に、CPU12、RAM1
7、表示部19、操作部20により行なうことができ
る。この場合には、転送先毎に応答前転送モ−ドまたは
応答後転送モ−ドの時間帯を設定したテ−ブルをRAM
17に格納する。この時間帯は、午前9時〜午後1時、
午後5時〜翌日午前8時のように任意に設定することが
できる。また、転送先の勤務時間の変更などのように状
況が変化した場合は、時間帯を変更することができる。
【0069】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にお
いては、発信元または転送先の状況に基づいて応答後転
送モ−ド、または応答前転送モ−ドを選択するので、通
話中転送の利用形態を拡張することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る通信端末装置を配置し
た例を示すブロック図である。
【図2】通信端末装置の制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】通話転送を行なう通信端末装置の制御装置の構
成を部分的に示すブロック図である。
【図4】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図5】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図6】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図7】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図8】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図9】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図10】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図11】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【符号の説明】
1、1a 発信元 2 交換機 3 通信端末装置(転送元) 4、5 転送先 6 タ−ミナルアダプタ(TA) 11 制御装置 12 中央演算処理装置(CPU) 14 回線制御部(NCU) 15 モデム 16 画像メモリ 19 表示部 20 操作部 23 音声処理部 24 電話機 25 外付け電話機 26 画像コ−デック 27 ブザ−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信元および転送先とタ−ミナルアダプ
    タを介してISDN回線に接続され、発信元から着信し
    た通話を通話中転送で転送先に転送する通信端末装置で
    あって、転送先の応答前転送のモ−ドか、または転送先
    の応答後転送モ−ドのいずれの転送モ−ドかを選択して
    設定する手段と、当該選択された転送モ−ドを記憶する
    手段と、前記いずれの転送モ−ドが選択されたかを判定
    する手段を備え、発信元から着信した通話を選択された
    転送モ−ドで転送先に転送することを特徴とする、通信
    端末装置。
  2. 【請求項2】 前記転送モ−ドを、発信元に基づいて選
    択することを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記転送モ−ドを、時間帯に基づいて選
    択することを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装
    置。
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