JPH09284423A - 電話機付きファクシミリ装置 - Google Patents

電話機付きファクシミリ装置

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JPH09284423A
JPH09284423A JP8120809A JP12080996A JPH09284423A JP H09284423 A JPH09284423 A JP H09284423A JP 8120809 A JP8120809 A JP 8120809A JP 12080996 A JP12080996 A JP 12080996A JP H09284423 A JPH09284423 A JP H09284423A
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facsimile
telephone
communication
waiting signal
call
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JP8120809A
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Shinji Okada
真二 岡田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話機通信中又はファクシミリ通信中に他のフ
ァクシミリ装置等から発呼を受ける場合があった。そこ
で、通信中であっても他の装置からの受信処理を行える
ようにする。 【解決手段】キャッチフォン信号検出部14がキャッチ
フォン信号を検出すると、接続切換部162は回線接続
を一時的にキャッチフォン信号の発生に係わる発信側装
置に切り換える。電話ファクシミリ切換部167はキャ
ッチフォン信号に係わる着呼が電話通信による場合は電
話機2を電話回線5に接続し、キャッチフォン信号に係
わる着呼がファクシミリ通信による場合はファクシミリ
接続して音声メッセージの録音及びファクシミリ受信を
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は留守番電話機能を
有する電話機を子機として接続した電話機付きファクシ
ミリ装置、特に子機として接続した電話機の接続の切り
換えに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置に子機として接続した
電話機で通話中又はファクシミリ装置でファクシミリ受
信中に他のファクシミリ装置からファクシミリ受信する
場合及び他の電話機から電話通信による受信をする場合
があった。これに対して、例えば実開平5-39072号公報
に掲載された電話機付きファクシミリ装置では子機とし
て接続した電話機で通話中に他のファクシミリ装置から
着呼すると、通話中に着呼したファクシミリ装置に電話
番号を問合せ、受信した電話番号を記憶することによ
り、通話が終了した後にファクシミリデータをポーリン
グ受信するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
話機付きファクシミリ装置ではファクシミリ受信中に電
話通信による受信があった場合には対応することができ
ない。
【0004】さらに、通話中に他のファクシミリ装置か
ら着呼した場合であっても、この他のファクシミリ装置
がTSI(送信端末識別信号)等を用いて電話番号を通
知する手段を有しない場合には、電話番号を問合せても
電話番号の通知を受けることができず電話番号を記憶す
ることができないため、通話が終了しても通話中に着呼
したファクシミリ装置をポーリングできない。
【0005】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、ファクシミリ通信中又は電話通信中
に他のファクシミリ又は電話機から着呼があった場合に
適切な切り換え行い、ファクシミリデータ及び音声メッ
セージの確実な受信を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電話機付
きファクシミリ装置は、留守番電話機能を有する電話機
を子機として接続し、キャッチフォン信号を検出すると
回線接続を一時的にキャッチフォン信号の発生に係わる
発信側装置に切り換え、キャッチフォン信号に係わる着
呼が電話通信によるものである場合は子機として接続し
た留守番機能を有する電話機を電話回線に接続してキャ
ッチフォン信号に係わる発信側装置からの音声メッセー
ジを録音し、キャッチフォン信号に係わる着呼がファク
シミリ通信によるものである場合は子機として接続した
留守番機能を有する電話機を電話回線から切り離しキャ
ッチフォン信号に係わる発信側装置からファクシミリ受
信して、発信側の音声メッセージ録音中にファクシミリ
通信又は電話通信による着呼があった場合に各発信側装
置からのファクシミリデータ及び音声メッセージを確実
に受信する。
【0007】さらに、上記電話機は発信側メッセージ録
音部が発信側装置の音声メッセージを録音しているとき
にキャッチフォン信号を検出すると、音声メッセージ録
音中の発信側装置に対してキャッチフォン信号が入った
ため処理を中断する旨の音声メッセージを送出して、メ
ッセージの録音を中断することを発信側に通知する。
【0008】また、ファクシミリ受信中にキャッチフォ
ン信号を検出すると、ファクシミリデータ送信中の発信
側装置にファクシミリ受信を一時的に保留する保留信号
を送出して、ファクシミリ送信中の送信側装置がキャッ
チフォン信号に係わる発信側装置との処理中にファクシ
ミリデータを送ることを防止する。
【0009】さらに、上記電話機は記憶した発信側装置
の音声メッセージを編集し、中断によって発生した無音
部分の音声メッセージデータを消去する。
【0010】さらに、ファクシミリ受信中に他の装置か
らのファクシミリ着信があった場合に各発信側装置の優
先順の判断を各発信側装置にかかる料金を基に行い、接
続切換部は各発信側装置の接続の切り換えを優先順の判
断結果に応じて行い、発信側の料金負担を少なくするよ
うにしても良い。
【0011】さらに、回線接続を一時的にキャッチフォ
ン信号に係わる発信側装置に切り換え、電話通信中また
はファクシミリ通信中であった装置の優先順がキャッチ
フォン信号に係わる発信側装置の優先順より高いと判断
し、キャッチフォン信号に係わる着呼がファクシミリ通
信によるものであると判断すると、キャッチフォン信号
に係わる発信側装置にファクシミリ通信を強制終了する
強制終了信号を送出して回線接続を元の発信側装置に切
り換え、基の発信側装置との通信を再開し、元の発信側
装置との通信が終了した後に、ファクシミリ通信を強制
終了した装置からファクシミリデータをポーリング受信
し、強制終了した発信側装置が再度発信することにより
料金負担がかさむことを防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の電話機付きファクシミ
リ装置は、留守番電話機能を備える電話機を子機として
接続した電話機付きファクシミリ装置であって、回線を
子機として接続した電話機に接続するか又はファクシミ
リ接続するかを切り換えて電話通信及びファクシミリ通
信を行うものである。
【0013】上記電話機は、例えば発信側メッセージ録
音部、発信側メッセージ記憶部、留守メッセージ記憶部
及び留守メッセージ送出部を備える。発信側メッセージ
録音部は留守番モードが設定されているときに受信した
発信側装置からの音声メッセージを発信側メッセージ記
憶部に記憶する。
【0014】留守メッセージ記憶部はキャッチフォン信
号を検出すると、音声メッセージの録音を中断する旨の
音声メッセージを記憶する。留守メッセージ送出部は発
信側メッセージ録音部が発信側装置からの音声メッセー
ジを発信側メッセージ記憶部に記憶しているときにキャ
ッチフォン信号検出部がキャッチフォン信号を検出する
と、キャッチフォン信号が入ったので中断する旨の音声
メッセージデータを留守メッセージ記憶部から読み出
し、音声メッセージを送信している発信側装置に対して
送出する。これにより、発信側装置のユーザが知らない
うちに接続が切り替わることを防止できる。
【0015】電話機付きファクシミリ装置は、例えば網
制御部(以後「NCU」という。)、スキャナ、プロッ
タ、操作表示部、画像データ記憶部、発信側番号記憶
部、キャッチフォン信号検出部及びコントローラを有す
る。NCUは、例えばリンギング検出回路、直流検出
部、整流器、トランスフォーマー、リレー及びフォトカ
プラを備える。リンギング検出回路は公衆回線からの着
信信号を検出する。直流検出部は回線上の電流を検出し
て、子機として接続した電話機が通話中か否かを検出す
る。トランスフォーマーは公衆回線とコントローラを絶
縁する。リレーは、例えば回線と留守番機能を備える上
記電話機とを接続したり切り離したりして電話接続とフ
ァクシミリ接続とを切り換える。フォトカプラは、整流
器とトランスフォーマーとの間に位置し、コントローラ
からの信号を基にダイヤルパルスの発信音及びキャッチ
フォン信号を受けた後の回線切り換えをする。
【0016】画像データ記憶部はスキャナが読み取った
画像データ及びファクシミリ受信した画像データを記憶
する。発信側番号記憶部はキャッチフォン信号の発生に
係わる発信側装置との通信を強制終了した場合にその発
信側装置の電話番号を記憶する。キャッチフォン信号検
出部は可聴音、特にキャッチフォン信号を検出する。
【0017】コントローラは、例えば保留信号送出部、
接続切換部、優先判断部、電話ファクシミリ判断部、電
話ファクシミリ切換部、終了信号送出部及び発信側装置
発呼部を有する。保留信号送出部はキャッチフォン信号
検出部がキャッチフォン信号を検出すると、ファクシミ
リデータ送信中の発信側装置にファクシミリ受信を一時
的に保留する保留信号を送出する。これにより、キャッ
チフォン信号に係わる発信側装置との処理中に送信側装
置がファクシミリデータを送ることを防止することがで
きる。
【0018】接続切換部はキャッチフォン信号検出部が
キャッチフォン信号を検出すると、回線接続を一時的に
キャッチフォン信号の発生に係わる発信側装置に切り換
える。これにより、キャッチフォン信号の発生に係わる
発信側装置からのファクシミリ画像又は音声メッセージ
を処理することができる。ここで、接続切換部は、例え
ばNCUのフォトカプラを用いて0.3秒から1.1秒くらい
のタイミングでオンフック信号を出力することにより接
続の切り換えをする。
【0019】優先判断部はキャッチフォン信号検出の際
に通信中であった発信側装置とキャッチフォン信号の発
生に係わる発信側装置との優先順を判断する。ここで、
優先判断部は各優先順の判断を両発信側装置の通信が、
例えば電話通信とファクシミリ通信の場合は予め設定し
た電話通信とファクシミリ通信の優先指定に応じて行
い、ファクシミリ通信とファクシミリ通信の場合は発信
側装置のファクシミリ原稿枚数及び発信側装置との距離
に応じて行う。例えば両発信側装置の通信がファクシミ
リ通信とファクシミリ通信の場合は通信費用が高い方を
先に処理するようにする。また、キャッチフォン信号の
発生に係わる発信側装置から送信しようとするファクシ
ミリ原稿枚数が多い場合及びファクシミリ送信中であっ
た発信側装置との距離が離れている場合はファクシミリ
送信中であった発信側装置を保留してキャッチフォン信
号の発生に係わる発信側装置からファクシミリ受信する
と、ファクシミリ送信中であった発信側装置の費用負担
が大きくなる。そこで、例えばキャッチフォン信号の発
生に係わる発信側装置から送信しようとするファクシミ
リ原稿少なく、かつ、ファクシミリ送信中であった発信
側装置との距離が近い場合にファクシミリ送信中であっ
た発信側装置を保留した後に接続を切り換えてキャッチ
フォン信号の発生に係わる発信側装置からファクシミリ
受信し、その後に保留を解除して中断したファクシミリ
受信を再開することにより発信側装置の費用負担を少な
くするようにしても良い。
【0020】電話ファクシミリ判断部はキャッチフォン
信号に係わる着呼が電話通信によるものかファクシミリ
通信によるものかを判断する。ここで、電話ファクシミ
リ判断部は、例えば発信側装置のトーンからCNGを検
出したか否かでファクシミリ通信による着呼か又は電話
通信による着呼かを判断する。電話ファクシミリ切換部
はキャッチフォン信号に係わる着呼がファクシミリ通信
によるものである場合はファクシミリ接続に切り変えて
キャッチフォン信号に係わる発信側装置からファクシミ
リ受信する。これにより、音声メッセージの録音中であ
っても他の装置からのファクシミリデータを受信するこ
とができる。また、電話ファクシミリ切換部はキャッチ
フォン信号に係わる着呼が電話通信によるものである場
合は上記子機として接続した電話機を接続する。ここ
で、電話ファクシミリ切換部は、例えばファクシミリ通
信を行う場合はNCUのリレーを切り換えて公衆回線と
上記子機として接続した電話機を切り離し、NCUのフ
ォトカプラをオンにしてファクシミリ接続し、電話通信
を行う場合はNCUのリレーを切り換えて公衆回線と上
記子機として接続した電話機を接続する。
【0021】終了信号送出部は優先判断部が音声メッセ
ージ送信中またはファクシミリ送信中の発信側装置の優
先順がキャッチフォン信号に係わる発信側装置の優先順
より高いと判断し、電話ファクシミリ判断部がキャッチ
フォン信号に係わる着呼がファクシミリ通信によるもの
であると判断した場合に、キャッチフォン信号に係わる
発信側装置にファクシミリ通信を強制終了する強制終了
信号を送出して、接続切換部は回線接続を元の発信側装
置に切り換える。
【0022】発信側装置発呼部は終了信号送出部がキャ
ッチフォン信号に係わる発信側装置にファクシミリ通信
を強制終了した場合に元の発信側装置との通信が終了し
た後に、通信を強制終了した装置をポーリングして、フ
ァクシミリデータをポーリング受信する。
【0023】上記電話機付きファクシミリ装置はキャッ
チフォン信号に係わる発信側装置からの音声メッセージ
を記憶した後又はファクシミリデータを受信した後に元
の発信側装置との接続に戻すので、電話機付きファクシ
ミリ装置は中断した処理を再開することができる。ここ
で、キャッチフォン信号に係わる発信側装置からの音声
メッセージの録音又はファクシミリデータの受信が終了
した後に接続を再び元の発信側装置に切り換えるには接
続切換部が再び0.3秒から1.1秒くらいのタイミングでオ
ンフック信号を出力することにより行う。
【0024】なお、音声メッセージ録音処理中にキャッ
チフォン信号に係わる発信側装置からの音声メッセージ
を記憶した場合、キャッチフォン信号により処理が中断
した発信側装置からの音声メッセージは中断により分か
れるが、上記子機として接続した電話機のメッセージ編
集部は発信側メッセージ記憶部に記憶した音声メッセー
ジを編集して、無音部分を消去したり、分かれている音
声メッセージをつなげるので、ユーザが通常の通りに音
声メッセージを再生することができる。
【0025】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のファクシミリ装
置1の構成図である。図に示すように、ファクシミリ装
置1は電話機2を子機として接続し、電話機3a〜3n
及びファクシミリ装置4a〜4nと公衆回線5を介して
通信を行うもので、スキャナ6、プロッタ7、操作表示
部8、画像データ記憶部9、発信側番号記憶部10、網
制御部(以後「NCU」という。)11、送信用フィル
タ12、受信用フィルタ13、キャッチフォン検出部1
4、モデム15及びコントローラ16を有する。スキャ
ナ6は原稿から画像を読み取る。プロッタ7はスキャナ
6が読み取った画像及び他のファクシミリ装置4a〜4
nから受信した画像を印刷する。操作表示部8はファク
シミリ送信指示、モード設定及び電話通信がファクシミ
リ通信より優先するか否か等を入力する。
【0026】画像データ記憶部9はスキャナが読み取っ
た画像データ及びファクシミリ装置4a〜4nから受信
したファクシミリデータを記憶する。発信側番号記憶部
10は通信を強制終了したファクシミリ装置4a〜4n
の電話番号を記憶する。
【0027】NCU11は、例えば図2に示すようにリ
ンギグング検出部111、直流検出部112、整流器1
13、トランスフォーマー114、リレー115及びフ
ォトカプラ116を備える。リンギング検出部111
は、公衆回線5に並列に接続し、着信信号を検出する。
直流検出部112は、公衆回線5上を電流が流れている
か否かを検出して、電話機2が通話中か否かを検出す
る。リレー115は、例えば回線5と留守番機能を備え
る電話機2とを接続したり切り離したりして電話接続と
ファクシミリ接続とを切り換える。フォトカプラ116
は公衆回線5の接続及び開放を行う。
【0028】送信用フィルタ12はファクシミリ送信信
号を透過するフィルタであり、受信用フィルタ13はフ
ァクシミリ受信信号を透過するフィルタである。キャッ
チフォン検出部14は可聴音、特にキャッチフォン信号
を検出する。
【0029】コントローラ16は保留信号送出部16
1、接続切換部162、優先判断部163、終了信号送
出部164、電話ファクシミリ判断部165、電話ファ
クシミリ切換部166及び発信側装置発呼部167を備
える。保留信号送出部161はファクシミリ受信中にキ
ャッチフォン信号検出部14がキャッチフォン信号を検
出すると、ファクシミリデータ送信中のファクシミリ装
置4a〜4nにファクシミリ受信を一時的に保留する保
留信号を送出する。接続切換部162は電話機2が発信
側装置3a〜3n,4a〜4nからの音声メッセージを
録音しているときにキャッチフォン信号検出部14がキ
ャッチフォン信号を検出すると、回線接続を一時的にキ
ャッチフォン信号の発生に係わる発信側装置3a〜3
n,4a〜4nに切り換える。ここで、接続切換部16
2は、例えばNCU11のフォトカプラ116を用い
て、例えば0.3秒から1.1秒くらいのタイミングでオンフ
ック信号を出力しキャッチフォン信号を受けた場合の接
続先の発信側装置3a〜3n,4a〜4nの切り換えを
する。
【0030】優先判断部163は通信中の発信側装置3
a〜3n,4a〜4nとキャッチフォン信号の発生に係
わる発信側装置3a〜3n,4a〜4nとの優先順を判
断する。例えば優先判断部163は、予め設定したファ
クシミリ通信と電話通信の優先順に応じて通信中の発信
側装置3a〜3n,4a〜4nとキャッチフォン信号の
発生に係わる発信側装置3a〜3n,4a〜4nとの優
先順を判断する。終了信号送出部164はファクシミリ
通信中又は電話通信中に発呼してきた装置3a〜3n,
4a〜4nに対して優先順に応じて通信を強制的に終了
する強制終了信号を送出する。電話ファクシミリ判断部
165はキャッチフォン信号検出部112がキャッチフ
ォン信号を検出した場合にキャッチフォン信号の発生に
係わる発信側装置3a〜3n,4a〜4nからの通信が
ファクシミリ通信によるものか又は電話通信によるもの
かを、例えば一定時間内にCNGを検出したか否かで判
断する。電話ファクシミリ切換部166はNCU11の
リレー115及びフォトカプラ116を切り換えてファ
クシミリ接続するか電話接続するかを切り換える。例え
ば、電話ファクシミリ切換部166はファクシミリ通信
を行う場合はリレー115を切り換えて公衆回線5と電
話機2を切り離し、フォトカプラ116をオンにして公
衆回線5とコントローラ16を接続する。発信側装置発
呼部167は発信側番号記憶部10に記憶したファクシ
ミリ装置4a〜4nの電話番号を読み出してファクシミ
リデータのポーリング受信をする。
【0031】電話機2は発信メッセージ録音部21、発
信側メッセージ記憶部22、留守メッセージ記憶部2
3、留守メッセージ送出部24及びメッセージ編集部2
5を備える。発信メッセージ録音部21は留守番電話モ
ードのときに電話通信による受呼があった場合に発信側
装置3a〜3n,4a〜4nからの音声メッセージを発
信側メッセージ記憶部21に記憶する。留守メッセージ
記憶部23は留守番電話モードのときに発信側装置3a
〜3n,4a〜4nに送信する音声メッセージを記憶す
る。ここで、留守メッセージ記憶部23に記憶した音声
メッセージとしては、例えば留守番電話モードのときに
電話通信により受呼した場合に発信側装置3a〜3n,
4a〜4nに送信する留守番モードであることを示す音
声メッセージ、及びキャッチフォン信号を検出したとき
に電話通信により通話中の発信側装置3a〜3n,4a
〜4nに送るキャッチフォン信号を受信したので一次通
話を中断する旨の音声メッセージ等がある。留守メッセ
ージ送出部24は留守メッセージ記憶部23に記憶した
音声メッセージを電話通信による発信側装置3a〜3
n,4a〜4nに送出する。メッセージ編集部25は発
信側メッセージ記憶部21に記憶した発信側装置3a〜
3n,4a〜4nからの音声メッセージを編集する。
【0032】上記のように構成したファクシミリ装置1
が、例えば電話機3aからの電話通信により音声メッセ
ージを受けている場合の動作について、図3のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0033】留守番モードが設定されているときに電話
機3aから電話通信による受呼があると、接続切換部1
62は公衆回線の接続を電話機2に切り換える。電話機
2の留守メッセージ送出部24は留守番モードが設定さ
れていること示す音声メッセージを電話機3aに送出す
る。発信側メッセージ録音部21は電話機3aからの音
声メッセージを発信側メッセージ記憶部22に記憶する
(ステップS1)。
【0034】電話機3aからの音声メッセージの録音を
完了する前にキャッチフォン信号検出部112が、例え
ばファクシミリ装置4aからの発呼によるキャッチフォ
ン信号を検出すると(ステップS2,S3)、メッセー
ジ送出部24は留守メッセージ記憶部23からキャッチ
フォン信号を受信したので一次通話を中断する旨の音声
メッセージを読み出し、電話機3aに対して送出する
(ステップS4)。これにより、電話機3aのユーザは
ファクシミリ装置1との通信がキャッチフォンにより一
時的に中断することを知ることができる。ここで、コン
トローラ16はNCU11の直流検出部112が直流電
流を検出したか否かを検出することにより、電話機2が
通話中か否かを判断する。
【0035】その後、接続切換部162は、例えばNC
U11のリレー115を用いて0.3秒から1.1秒くらいの
タイミングでオンフック信号を出力し、接続を電話機3
aからファクシミリ装置4aに切り換える(ステップS
5)。電話ファクシミリ判断部165はファクシミリ装
置4aからのトーンを基にファクシミリ装置4aが電話
通信を行うのかファクシミリ通信を行うのかを判断す
る。また、優先判断部163は電話通信がファクシミリ
通信より優先すると設定されているか否かを調べる。
【0036】電話通信がファクシミリ通信より優先する
と設定されている場合で(ステップS6)、且つ、キャ
ッチフォン信号の発生に係わるファクシミリ装置4aが
ファクシミリ通信をしようとしていると判断した場合は
(ステップS7)、終了信号送出部164はファクシミ
リ装置4aの電話番号を発信側番号記憶部10に記憶し
た後(ステップS8)、ファクシミリ装置4aに対して
強制終了信号を送り出し、ファクシミリ装置4aとの通
信を終了する(ステップS9)。接続切換部162は再
び0.3秒から1.1秒くらいのタイミングでオンフック信号
を出力し、接続を電話機3aに戻し(ステップS1
3)、発信側メッセージ録音部21は電話機3aからの
音声メッセージの録音を再開する(ステップS14)。
これにより、発信側装置3a〜3n,4a〜4nからの
音声メッセージの受信中にファクシミリ装置4a〜4n
からのファクシミリ受信により中断することを防止でき
る。発信側装置3a〜3n,4a〜4nからの音声メッ
セージ受信時間に比べファクシミリ受信時間は長いの
で、ファクシミリ通信による割り込みを認めると、音声
メッセージを送っていたユーザが長時間待たされる場合
があるが、上記の優先順を判断することによりそれを防
止できる。
【0037】キャッチフォン信号の発生に係わるファク
シミリ装置4aが電話通信をしようとしていると判断し
た場合は(ステップS6,S7,S10)、発信側メッ
セージ録音部21はファクシミリ装置4aからの音声メ
ッセージを発信側メッセージ記憶部22に記憶する(ス
テップS11)。ファクシミリ装置4aからの音声メッ
セージの記憶が終了し、例えば話中音を検出することに
より回線が閉結したことを検出すると、接続切換部16
2は再び0.3秒から1.1秒くらいのタイミングでオンフッ
ク信号を出力し、接続先の発信側装置を電話機3aに戻
し(ステップS13)、発信側メッセージ録音部21は
電話機3aからの音声メッセージの録音を再開する(ス
テップS14)。これにより、電話通信による音声メッ
セージ受信中に他の電話通信による音声メッセージの受
信をすることができる。
【0038】電話による通信がファクシミリ通信より優
先すると設定されていない場合で(ステップS6)、且
つ、ファクシミリ通信をしようとしていると判断した場
合は(ステップS10)、電話ファクシミリ切換部16
6は公衆回線2との接続をファクシミリ接続に切り換
え、ファクシミリ受信する(ステップS12)。ファク
シミリ装置4aからのファクシミリ受信が終了すると、
接続切換部162は上記のように接続を電話機3aに戻
し(ステップS13)、電話ファクシミリ切換部166
は電話機3aとの接続を電話2との接続に戻し、発信側
メッセージ録音部161は電話機3aからの音声メッセ
ージの録音を再開する(ステップS14)。これによ
り、電話通信による音声メッセージ受信中にファクシミ
リ受信を割り込んで行うことができ、重要なファクシミ
リデータの受信が遅れることを防止できる。
【0039】上記のように動作することにより発信側メ
ッセージ記憶部22に記憶した電話機3aからの音声メ
ッセージはファクシミリ装置4aからの音声メッセージ
を挟んで分かれるが、電話機2のメッセージ編集部25
は発信側メッセージ記憶部22に記憶した音声メッセー
ジを編集して、上記のように分かれた音声メッセージを
つなげるので、ファクシミリ装置1のユーザは通常と同
じように音声メッセージを再生することができる。ま
た、メッセージ編集部22は音声メッセージ録音の中断
により発生した無音部分のデータを消去する。
【0040】電話機3aからのメッセージ受信が終了す
ると、発信側装置発呼部167は、発信側番号記憶部1
0が強制終了した装置の電話番号を記憶しているか否か
を調べ(ステップS15)、記憶している場合はその電
話番号を基にポーリング受信をする(ステップS1
6)。これにより、強制終了したファクシミリ装置4a
がファクシミリデータを送信するために再発呼して強制
終了したファクシミリ装置4aの通信費用がかさむこと
を防止できる。ここで、発信側装置発呼部167はファ
クシミリ装置1の電話番号をTSIに入れて強制終了し
たファクシミリ装置4aに送り、強制終了したファクシ
ミリ装置4aはファクシミリ装置1から受信したTSI
からファクシミリ装置1の電話番号を読み出し、ファク
シミリ通信の強制終了の際に記憶した強制終了信号を送
出したファクシミリ装置1の電話番号と比較し、一致し
た場合にポーリング送信を行うようにしても良い。これ
により、他のファクシミリ装置が強制終了したファクシ
ミリ装置4aから強制終了したファクシミリ通信に係わ
るファクシミリデータをポーリング受信することを防止
できる。
【0041】次に、ファクシミリ装置1が、例えばファ
クシミリ装置4aからのファクシミリ通信によりファク
シミリデータを受けている場合の動作について、図4の
フローチャートを参照して説明する。
【0042】ファクシミリ装置4aからファクシミリ通
信による受呼があり、ファクシミリ装置4aがファクシ
ミリデータを送信しているときに(ステップS21)、
例えばファクシミリ装置4nからの発呼によるキャッチ
フォン信号を検出すると(ステップS22,S23)、
保留信号送出部161はファクシミリ受信中のファクシ
ミリ装置4aに対してファクシミリ受信を一時的に保留
する保留信号を送出する(ステップS24)。これによ
り、ファクシミリ装置4aはファクシミリデータの送信
を一時的に中断するので、ファクシミリ装置4aからの
ファクシミリデータが、ファクシミリ装置4nに対する
処理をしている間途切れることを防止できる。
【0043】その後、接続切換部162は0.3秒から1.1
秒くらいのタイミングでオンフック信号を出力し、接続
をファクシミリ装置4aからファクシミリ装置4nに切
り換える(ステップS25)。電話ファクシミリ判断部
165はファクシミリ装置4nからのトーンを基にファ
クシミリ装置4aが電話通信を行うのかファクシミリ通
信を行うのかを判断する。電話ファクシミリ判断部16
5が電話通信をしようとしていると判断した場合は(ス
テップS26)、電話ファクシミリ切換部166は公衆
回線5の接続を電話機2に切り換える。電話機2の留守
メッセージ送出部24は留守番モードが設定されている
こと示す音声メッセージを発信側の電話機3aに送出
し、発信側メッセージ録音部21はファクシミリ装置4
nからの音声メッセージを発信側メッセージ記憶部22
に記憶する(ステップS27)。ファクシミリ装置4n
からの音声メッセージの記憶が終了すると、接続切換部
162は0.3秒から1.1秒くらいのタイミングでオンフッ
ク信号を出力し、ファクシミリ装置4aに接続を戻し、
電話ファクシミリ切換部166はファクシミリ装置4a
の接続をファクシミリ接続に戻し(ステップS33)、
ファクシミリ装置4aからのファクシミリ受信を再開す
る(ステップS34)。これにより、ファクシミリ受信
中であっても他の電話通信による音声メッセージの受信
をすることができる。
【0044】電話ファクシミリ判断部165がファクシ
ミリ通信をしようとしていると判断した場合は(ステッ
プS26)、優先判断部163は両ファクシミリ装置4
a,4nの優先順を判断する(ステップS28)。例え
ば優先判断部163がファクシミリ装置4aの優先順が
ファクシミリ装置4nの優先順より高いと判断した場合
は(ステップS29)、キャッチフォン信号の発生に係
わるファクシミリ装置4nの電話番号を発信側番号記憶
部10に記憶した後(ステップS30)、終了信号送出
部164はファクシミリ装置4nに対して強制終了信号
を送り出し、ファクシミリ装置4nからの通信を終了す
る(ステップS31)。接続切換部162は回線接続を
ファクシミリ装置4aに戻し(ステップS33)、ファ
クシミリ装置4aからの音声メッセージの録音を再開す
る(ステップS34)。ここで、優先判断部163は両
ファクシミリ装置4a,4nの優先順を両ファクシミリ
装置4a,4bが送信しようとする原稿の枚数及び両フ
ァクシミリ装置4a,4bまでの距離に応じて選択し、
一方のファクシミリ装置4aの通信料金が大幅に高くな
ることを防止するようにしても良い。
【0045】優先判断部163がファクシミリ装置4n
の優先順がファクシミリ装置4aの優先順より高いと判
断した場合は(ステップS29)、ファクシミリ装置1
はファクシミリ装置4nからファクシミリ受信する(ス
テップS32)。ファクシミリ装置4nからのファクシ
ミリ受信が終了すると、接続切換部162は、接続をフ
ァクシミリ装置4aに戻し(ステップS33)、ファク
シミリ装置4aからのファクシミリ受信を再開する(ス
テップS34)。このように、ファクシミリ装置1はフ
ァクシミリ受信中に他のファクシミリ受信を処理するこ
とができる。
【0046】ファクシミリ装置4aからのファクシミリ
受信が終了すると、発信側装置発呼部167は、発信側
番号記憶部10が強制終了した装置の電話番号を記憶し
ているか否かを調べ(ステップS35)、記憶している
場合はその電話番号を基にポーリング受信をする(ステ
ップS36)。
【0047】なお、上記実施例では、電話機3a〜3n
又はファクシミリ装置4a〜4nから音声メッセージ又
はファクシミリデータを受信している最中にキャッチフ
ォン信号を検出した場合について説明したが、ファクシ
ミリ装置1から電話機3a〜3n又はファクシミリ装置
4a〜4nに対して音声メッセージ又はファクシミリデ
ータを送信している最中にキャッチフォン信号を検出し
た場合についても同様に動作するようにしても良い。
【0048】また、上記実施例ではダイヤル回線に接続
する電話機付きファクシミリ装置1について説明した
が、プッシュフォン回線に接続するファクシミリ装置で
あっても良い。
【0049】また、上記実施例ではキャッチフォン信号
検出部14のキャッチフォン検出結果を電話機2に入力
しているが、電話機2内にキャッチフォン検出部を設け
ても良い。
【0050】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、キャッ
チフォン信号を検出すると回線接続を一時的にキャッチ
フォン信号の発生に係わる発信側装置に切り換え、キャ
ッチフォン信号に係わる着呼が電話通信によるものであ
る場合は子機として接続した留守番機能を有する電話機
を電話回線に接続してキャッチフォン信号に係わる発信
側装置からの音声メッセージを録音し、キャッチフォン
信号に係わる着呼がファクシミリ通信によるものである
場合はファクシミリ接続に切り換えてキャッチフォン信
号に係わる発信側装置からファクシミリ受信するので、
発信側の音声メッセージ録音中にファクシミリ通信又は
電話通信による着呼があった場合に適切な切り換えをし
て、各発信側装置からのファクシミリデータ及び音声メ
ッセージを確実に受信することができる。
【0051】さらに、子機として接続した電話機は発信
側装置の音声メッセージを録音しているときにキャッチ
フォン信号を検出すると、音声メッセージ録音中の発信
側装置にキャッチフォン信号による割り込みがあり処理
を中断する旨の音声メッセージを送出するので、メッセ
ージ録音を中断することを発信側に通知するでき、発信
側のユーザが中断に気付かずにメッセージを入力するこ
とを防止する。
【0052】また、ファクシミリ受信中にキャッチフォ
ン信号を検出すると、ファクシミリデータ送信中の発信
側装置にファクシミリ受信を一時的に保留する保留信号
を送出するので、ファクシミリ送信中の発信側装置がキ
ャッチフォン信号に係わる発信側装置との処理中にファ
クシミリデータを送ることを防止するでき、ファクシミ
リデータが正常に受信されなくなることを防止する。
【0053】さらに、子機として接続した電話機はキャ
ッチフォン信号による割り込みで中断された発信側装置
の音声メッセージを編集し、中断によって発生した無音
部分の音声メッセージデータを消去するので、メッセー
ジ録音を中断した場合などであってもメッセージを正常
に再生することができる。
【0054】さらに、ファクシミリ受信中に他の装置か
らのファクシミリ着信があった場合に各発信側装置の優
先順の判断を各発信側装置にかかる料金を基に行い、各
発信側装置の接続の切り換えを優先順の判断結果に応じ
て行うので、発信側の料金負担を少なくすることができ
る。
【0055】さらに、キャッチフォン信号を検出し、回
線接続を一時的にキャッチフォン信号に係わる発信側装
置に切り換え、音声メッセージ送信中またはファクシミ
リ送信中であった発信側装置の優先順がキャッチフォン
信号に係わる発信側装置の優先順より高いと判断し、キ
ャッチフォン信号に係わる着呼がファクシミリ通信によ
るものである場合は、キャッチフォン信号に係わる発信
側装置にファクシミリ通信を強制終了する強制終了信号
を送出するので、キャッチフォン信号に係わる発信側装
置から確実にファクシミリデータを受信することができ
るとともに、処理が途中で中断することを防止できる。
【0056】さらに、回線接続を元の発信側装置に切り
換えて基の発信側装置との通信を再開し、元の発信側装
置との通信が終了した後に、通信を強制終了した装置か
らファクシミリデータをポーリング受信するので、強制
終了した発信側装置が再発呼することにより料金負担が
かさむことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】NCUの構成図である。
【図3】メッセージ録音中の動作を示すフローチャート
である。
【図4】ファクシミリ受信中の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 電話機 21 発信側メッセージ録音部 22 発信側メッセージ記憶部 23 留守メッセージ記憶部 24 留守メッセージ送出部 25 メッセージ編集部 3 電話機 4 ファクシミリ装置 5 公衆回線 9 画像データ記憶部 10 発信側番号記憶部 11 NCU 111 リンギグング検出部 115 リレー 116 フォトカプラ 14 キャッチフォン信号検出部 16 コントローラ 161 保留信号送出部 162 接続切換部 163 優先判断部 164 終了信号送出部 165 電話ファクシミリ判断部 166 電話ファクシミリ切換部 167 発信側装置発呼部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 留守番電話機能を備える電話機を子機と
    して接続した電話機付きファクシミリ装置において、キ
    ャッチフォン信号を検出すると回線接続を一時的にキャ
    ッチフォン信号の発生に係わる発信側装置に切り換え、
    キャッチフォン信号に係わる着呼が電話通信によるもの
    である場合は子機として接続した電話機を回線に接続し
    てキャッチフォン信号に係わる発信側装置からの音声メ
    ッセージを録音し、キャッチフォン信号に係わる着呼が
    ファクシミリ通信によるものである場合はファクシミリ
    接続をしてキャッチフォン信号に係わる発信側装置から
    ファクシミリ受信することを特徴とする電話機付きファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】 上記電話機は発信側装置の音声メッセー
    ジを録音しているときにキャッチフォン信号を検出する
    と、メッセージ録音中の発信側装置に対してキャッチフ
    ォン信号が入ったため処理を中断する旨の音声メッセー
    ジを送出する請求項1記載の電話機付きファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ受信中にキャッチフォン信
    号を検出すると、ファクシミリデータ送信中の発信側装
    置にファクシミリ受信を一時的に保留する保留信号を送
    出する請求項1又は2記載の電話機付きファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 上記電話機は録音した発信側装置の音声
    メッセージを編集する請求項3記載の電話機付きファク
    シミリ装置。
  5. 【請求項5】 ファクシミリ受信中に他の装置からのフ
    ァクシミリ着信があった場合に、各発信側装置の優先順
    の判断を各発信側装置にかかる料金を基に行い、各発信
    側装置の接続の切り換えを優先順の判断に応じて行う請
    求項3記載の電話機付きファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 回線接続を一時的にキャッチフォン信号
    に係わる発信側装置に切り換え、電話通信中またはファ
    クシミリ通信中であった装置の優先順がキャッチフォン
    信号に係わる発信側装置の優先順より高いと判断し、キ
    ャッチフォン信号に係わる着呼がファクシミリ通信によ
    るものであると判断すると、キャッチフォン信号に係わ
    る発信側装置にファクシミリ通信を強制終了する強制終
    了信号を送出して回線接続を元の発信側装置に切り換
    え、元の発信側装置との通信を再開し、元の発信側装置
    との通信が終了した後に、ファクシミリ通信を強制終了
    した装置からファクシミリデータをポーリング受信する
    請求項3記載の電話機付きファクシミリ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6603578B2 (en) 1997-09-12 2003-08-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communications terminal equipment
JP2010278657A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Kyocera Corp 電話装置および電話システム
JP2015005838A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 キヤノン株式会社 画像通信装置及びその制御方法、プログラム
US9257147B2 (en) 2013-11-25 2016-02-09 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus and image processing method, and recording medium storing image processing program

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