JP4892519B2 - 積層型電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
電子写真装置では、以下のような電子写真プロセスを経て画像が形成される。
感光体としては、従来から、無機系光導電性材料を主成分とする感光層を備える電子写真感光体(以下「無機系感光体」ともいう)が広く用いられている。無機系感光体の代表的なものとしては、アモルファスセレン(a−Se)またはアモルファスセレン砒素(a−AsSe)などからなる層を感光層に用いたセレン系感光体;酸化亜鉛(ZnO)または硫化カドミウム(CdS)を色素などの増感剤とともに樹脂中に分散したものを感光層に用いた酸化亜鉛系感光体または硫化カドミウム系感光体;およびアモルファスシリコン(a−Si)からなる層を感光層に用いたアモルファスシリコン系感光体(a−Si感光体)などがある。
セレン系感光体および硫化カドミウム系感光体は、耐熱性および保存安定性に問題があり、またセレンおよびカドミウムが人体および環境に対する毒性を有するので、これらを用いた感光体は、使用後に回収し、適切に廃棄する必要がある。
酸化亜鉛系感光体は、感度および耐久性が低いという欠点があり、現在ではほとんど使用されていない。
また、a−Si感光体は、無公害性の無機系感光体として注目され、感度および耐久性が高いという長所を有する反面、プラズマ化学気相成長法を用いて製造されるので、感光層を均一に成膜することが難しく、画像欠陥が発生し易く、生産性が低く、製造原価が高いという短所を有する。
有機系感光体は、感度、耐久性および環境に対する安定性などに若干の問題を有するが、毒性、製造原価および材料設計の自由度などの点において、無機系感光体に比べて多くの利点を有している。例えば、有機系感光体は、感光層を浸漬塗布法に代表される容易かつ安価な方法で形成することができる。
露光用光源のレーザーとしては、低コストで消費エネルギーが少なく、軽量小型である半導体レーザーが実用化されており、発振波長や出力の安定性、寿命の点において800nm付近の近赤外領域に発振波長を有するレーザーが一般であった。これは短波長で発振するレーザーが技術的な問題から実用化には到っていなかったためである。
このことから、露光用光源としてレーザーを備えた画像形成装置に用いられる感光体の感光層を構成する電荷発生物質としては、長波長領域の光を吸収して感度を有する有機化合物、特にフタロシアニン顔料が開発されてきた。
この一方で近年、画像形成装置の出力画像の画質向上を図るために、画質の高解像度化が検討されている。記録密度の高い、高解像度の画質を達成するひとつの手段として、レーザービームのスポット径を絞り、書込み密度を高める、光学的な方法が挙げられる。そこで使用するレンズの焦点距離を短くすればよいが光学系の設計上の難しさに加え、800nm付近の近赤外域に発振波長を持つレーザーでは、光学系の操作でビーム径を細くしてもスポット輪郭の鮮明さが得られ難いという問題がある。その原因はレーザー光の回折限界にあり、これは避けることのできない現象である。
D=1.22λ/NA
この式によれば、スポット径Dはレーザー光の発振波長に比例するので、スポット径Dを小さくするには発振波長の短いレーザーを用いればよいことがわかる。
つまり、現在主流の近赤外半導体レーザーに代えて、青色半導体レーザーを用いれば、さらなる高解像度の画質が実現できることがわかる。
このような構成では、露光用光源からの光が表面側の電荷輸送層を通過(透過)して電荷発生層に届き、電荷発生層において電荷が生成される。一方の電荷は導電性支持体側に流れ、他方の電荷は、電界によって表面側に移動し、表面の帯電電荷を消去する。このため電荷輸送層は露光波長域で透明である、露光波長域の光を透過する必要がある。
有機系感光体の研究開発において、優れた電荷輸送能を有する正孔輸送物質の開発が先行したことから、負帯電方式の感光体が実用化されている。
また、画像形成装置では、感光体に対して上記の帯電、露光、現像、転写、クリーニングおよび除電の動作が種々の環境下で繰返し実行されるので、感光体には、感度が高いことおよび光応答性に優れることに加えて、環境安定性、電気的安定性および機械的外力に対する耐久性(耐刷性)が求められる。特に、感光体の表面層が、クリーニング部材などによる摺擦によって磨耗し難いことが求められる。
これは、電荷発生層上に積層された電荷輸送層、特に電荷輸送物質によって青色半導体レーザーの発振波長の光が吸収されて、電荷発生層まで到達できない事態を招かないようにする必要があるからである。
一般に、有機光導電性物質において電荷はπ電子のやりとりで運ばれ、有機光導電性物質のπ電子共役の広がりが大きいほど高い電荷移動度を示す。
一方、このπ電子共役の広がりは吸収スペクトルを長波長化することになる。
このため、高感度化のために必要な移動度の高い電荷輸送物質は、π電子共役の発達により青色半導体レーザーの発振波長域まで光吸収域が広がってしまい、光が電荷輸送層を透過できず十分な感度が実現できないことになってしまう。
例えば、中心骨格となるフェニル基に立体障害置換基を導入して、π電子共役を切断するような電荷輸送物質を用いれば、確かに吸収波長は短波長化し、十分な青色レーザー光の透過率が実現できるが、同時に電荷移動度が低下するので、所望の感度が得られず、使用できないものになる。
前記電荷輸送層が、前記電荷輸送物質として一般式(I):
で表されるアミン系化合物を含有し、
波長400〜450nmに感度を有することを特徴とする積層型電子写真感光体が提供される。
本発明において、「可干渉光」とは、2つの波が互いに干渉することができる性質、すなわち可干渉性の光を意味する。
すなわち、露光用光源の青色半導体レーザー光が電荷輸送層で吸収されることなく電荷発生層に到達して電荷を発生させ、発生した電荷が電荷輸送層に注入され、高移動度を有する電荷輸送物質によって表面まで輸送されて表面電荷を打ち消す結果、高感度を実現できる。
トリフェニルアミンを構成するフェニルアミンのメタ位における置換はπ電子共役をしないことで知られ、このため中心骨格のフェニル基同士をメタ位に結合させればπ電子の広がりによる吸収波長の長波長化を免れることができる。
一方、非特許文献1に記載されているように、フェニルアミンのメタ位の方がパラ位より移動度が高く、カチオンラジカル状態の電子密度の偏りが少ない分子ほど移動度が高いことが知られている。
このような2つの効果により、中心骨格のフェニル基同士をメタ位に結合することで、吸収波長を長波長化することなく、移動度を向上できるものと考えられる。
一般式(I)における置換基R1〜R9は、それぞれ同一または異なって、水素原子;ハロゲン原子;または置換基を有していてもよいアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基もしくはアルコキシ基であり、但しR2およびR3のいずれか一方は置換基−N(Ar1)(Ar2)である。
「置換基を有していてもよい」とは、例えば、これらの基がハロゲン原子、低級アルキル基などで置換されていてもよいことを意味する。
アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基などの炭素数1〜4のアルキル基が挙げられる。
シクロアルキル基としては、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロへキシル基などの炭素数3〜6のシクロアルキル基が挙げられる。
アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基などの炭素数1〜4のアルコキシ基が挙げられる。
「置換基を有していてもよい」とは、例えば、これらの基がハロゲン原子、低級アルキル基などで置換されていてもよいことを意味する。
縮合環を形成した例としては、後述する例示化合物No.1−8のカルバゾリル環が挙げられる。
置換基を有してもよい芳香族複素環基としては、例えば、ピロリル基、ピロリジル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ピリジル基、ベンズイミダゾリル基、ベンズチアゾリル基、ベンゾオキサゾリル基などが挙げられる。
図1〜4は、いずれも本発明の積層型感光体の要部の構成を示す模式断面図である。
図1の積層型感光体20aは、導電性支持体13a上に、電荷発生層11aと電荷輸送層12aとがこの順で形成されている。
図2の積層型感光体20bは、導電性支持体13b上に、中間層14bと電荷発生層11bと電荷輸送層12bとがこの順で形成されている。
図3の積層型感光体20cは、導電性支持体13c上に、電荷発生層11cと電荷輸送層12cと保護層15cとがこの順で形成されている。
図4の積層型感光体20dは、導電性支持体13d上に、中間層14dと電荷発生層11dと電荷輸送層12dと保護層15dとがこの順で形成されている。
これらの積層型感光体を帯電させ、波長400〜450nmの可干渉光で露光することにより、高解像度の静電潜像を形成することができる。
導電性支持体は、積層型感光体の電極としての機能と支持部材としての機能を有し、その構成材料は、当該分野で用いられる材料であれば特に限定されない。
具体的には、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステンレス鋼、チタンなどの金属材料:ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエステル、ポリオキシメチレン、ポリスチレンなどの高分子材料、硬質紙、ガラスなどからなる支持体表面に金属箔をラミネートしたもの、金属材料を蒸着したもの、導電性高分子、酸化スズ、酸化インジウムなどの導電性化合物の層を蒸着もしくは塗布したものなどが挙げられる。
導電性支持体の表面には、必要に応じて、画質に影響のない範囲内で、陽極酸化皮膜処理、薬品、熱水などによる表面処理、着色処理、表面を粗面化するなどの乱反射処理が施されていてもよい。
電荷発生層は、波長400〜450nmの光を吸収することによって電荷を発生する電荷発生物質を含有する。
増感染料の使用割合は、特に限定されないが、電荷発生物質100重量部に対して、10重量部以下の割合が好ましく、0.5〜2.0重量部の割合が特に好ましい。
バインダ樹脂としては、当該分野で用いられる結着性を有する樹脂を使用でき、電荷発生物質との相溶性に優れるものが好ましい。
具体的には、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、フェノキシ樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、これらの樹脂を構成する繰返し単位のうちの2つ以上を含む共重合体樹脂などが挙げられる。共重合体樹脂としては、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体樹脂およびアクリロニトリル−スチレン共重合体樹脂などの絶縁性樹脂などが挙げられる。バインダ樹脂はこれらに限定されるものではなく、この分野において一般に用いられる樹脂をバインダ樹脂として使用することができる。これらのバインダ樹脂は1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
バインダ樹脂の使用割合は、特に限定されないが、電荷発生物質100重量部に対して0.5〜2.0重量部程度である。
可塑剤としては、例えばフタル酸エステルなどの二塩基酸エステル、脂肪酸エステル、リン酸エステル、塩素化パラフィンおよびエポキシ型可塑剤などが挙げられる。
レベリング剤としては、例えばシリコーン系レベリング剤などが挙げられる。
乾式法としては、例えば、電荷発生物質を導電性支持体上に真空蒸着する方法が挙げられる。
湿式法としては、例えば、電荷発生物質および必要に応じてバインダ樹脂を適当な有機溶剤に溶解または分散して電荷発生層形成用塗布液を調製し、この塗布液を導電性支持体の表面に、または導電性支持体上に形成された中間層の表面に塗布し、次いで乾燥して有機溶剤を除去する方法が挙げられる。
電荷発生物質を溶剤中に溶解または分散させるために、ペイントシェーカ、ボールミルおよびサンドミルなどの分散機を用いることができる。このとき、容器および分散機を構成する部材から摩耗などによって不純物が発生し、塗布液中に混入しないように、分散条件を適宜設定するのが好ましい。
これらの塗布方法の中でも、浸漬塗布法は、塗布液を満たした塗工槽に基体を浸漬した後、一定速度または逐次変化する速度で引上げることによって基体の表面に層を形成する方法であり、比較的簡単で、生産性および原価の点で優れているので、感光体の製造に好適に用いることができる。浸漬塗布法に用いる装置には、塗布液の分散性を安定させるために、超音波発生装置に代表される塗布液分散装置が設けられていてもよい。
乾燥温度が50℃未満では、乾燥時間が長くなることがある。また、乾燥温度が140℃を超えると、感光体の繰返し使用時の電気的特性が悪化して、得られる画像が劣化するおそれがある。
このような感光層の製造における温度条件は、感光層のみならず後述する中間層などの層形成や他の処理においても共通する。
電荷発生層の膜厚が0.05μm未満では、光吸収の効率が低下し、感光体の感度が低下するおそれがある。また、電荷発生層の膜厚が5μmを超えると、電荷発生層内部での電荷移動が感光層表面の電荷を消去する過程の律速段階となり、感光体の感度が低下するおそれがある。
電荷輸送層12aは、電荷輸送物質として本発明のアミン系化合物とバインダ樹脂とを含有する。
アミン系化合物の含有量が5重量%未満のでは、電荷を輸送することができず感度が低下するおそれがある。また、アミン系化合物の含有量が70重量%を超えると、膜強度が低下するおそれがある。
バインダ樹脂としては、当該分野で用いられる結着性を有する樹脂の中で、波長400〜450nmの光を吸収しない透明な樹脂を使用でき、電荷発生層に含まれるものと同様の樹脂の1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
これらの中でも、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアリレートおよびポリフェニレンオキサイドは、体積抵抗値が1013Ω以上であって電気絶縁性に優れ、かつ成膜性、電位特性などにも優れるので好ましく、ポリカーボネートが特に好ましい。
バインダ樹脂の使用割合は、特に限定されないが、電荷輸送物質100重量部に対して
50〜300重量部程度である。
酸化防止剤としては、フェノール系化合物、ハイドロキノン系化合物、トコフェロール系化合物およびアミン系化合物などが挙げられ、これらの中でも、ヒンダードフェノール誘導体、ヒンダードアミン誘導体およびこれらの混合物が特に好ましい。
酸化防止剤の含有量が0.1重量部未満では、塗布液の安定性の向上および感光体の耐久性の向上に充分な効果を得ることができないおそれがある。また、酸化防止剤の含有量が50重量部を超えると、感光体特性に悪影響を及ぼすおそれがある。
電荷輸送層形成用塗布液の調製に使用する溶剤としては、電荷発生層形成用塗布液の調製に使用するものと同様の溶剤の1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
その他の工程やその条件は、電荷発生層の形成に準ずる。
電荷輸送層の膜厚が5μm未満では、感光体表面の帯電保持能が低下し、出力画像のコントラストが低下するおそれがある。また、電荷輸送層の膜厚が100μmを超えると、感光体の生産性が低下するおそれがある。
本発明の感光体は、図2および図4のように、導電性支持体と積層型感光層との間に中間層を有するのが好ましい。
また、導電性支持体の表面を被覆する中間層は、導電性支持体の表面の欠陥である凹凸の度合を軽減して表面を均一化し、積層型感光層の成膜性を高め、導電性支持体と積層型感光層との密着性を向上させることができる。
アルコール可溶性ナイロン樹脂としては、例えば6−ナイロン、6,6−ナイロン、6,10−ナイロン、11−ナイロン、2−ナイロンおよび12−ナイロンなどを共重合させた、いわゆる共重合ナイロン;N−アルコキシメチル変性ナイロンおよびN−アルコキシエチル変性ナイロンのように、ナイロンを化学的に変性させた樹脂などが挙げられる。
その他の工程およびその条件は、電荷発生層および電荷輸送層の形成に準ずる。
金属酸化物粒子は、中間層の体積抵抗値を容易に調節でき、積層型感光層への電荷の注入をさらに抑制できると共に、各種環境下において感光体の電気特性を維持できる。
金属酸化物粒子としては、例えば、酸化チタン、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、酸化スズなどが挙げられる。
また、樹脂材料の重量Eと金属酸化物粒子の重量Fとの比率(E/F)は、90/10〜1/99が好ましく、70/30〜5/95が特に好ましい。
中間層の膜厚が0.01μm未満では、中間層として実質的に機能しなくなり、導電性支持体の欠陥を被覆して均一な表面が得られないおそれがある。すなわち、導電性支持体からの積層型感光層への電荷の注入を防止することができなくなり、積層型感光層の帯電性の低下が生じる。また、中間層の膜厚が20μmを超えると、均一な中間層を形成し難く、また中間層上に均一な積層型感光層を形成し難くなり、感光体の感度が低下するおそれがある。
なお、導電性支持体の構成材料がアルミニウムの場合には、アルマイトを含む層(アルマイト層)を形成し、中間層とすることができる。
本発明の感光体は、図3および図4のように、積層型感光層上に保護層を有していてもよい。
保護層は、感光体の耐久性を向上させる機能を有し、バインダ樹脂からなり、電荷輸送層に含まれるものと同様の電荷輸送物質の1種または2種以上を含有していてもよい。
バインダ樹脂は、電荷発生層および電荷輸送層に含まれるものと同様のバインダが挙げられる。
その他の工程およびその条件は、電荷発生層および電荷輸送層の形成に準ずる。
保護層の膜厚が0.5μm未満では、感光体表面の耐擦過性が劣り、耐久性が不十分になるおそれがある。また、10μmを超えると、感光体の解像度が低下するおそれがある。
図面を用いて本発明の画像形成装置およびその動作について説明するが、以下の記載内容に限定されるものではない。
図5は、本発明の画像形成装置の構成を示す模式側面図である。
露光手段31は、青色半導体レーザーを光源として備え、光源から出力されるレーザービームの光を、帯電器32と現像器33との間の単層型感光体1の表面に照射することによって、帯電された単層型感光体1の外周面に対して画像情報に応じた露光を施す。光は、主走査方向である単層型感光体1の回転軸線44の延びる方向に繰返し走査され、これらが結像して感光体1の表面に静電潜像が順次形成される。すなわち、帯電器32により均一に帯電された感光体1の帯電量がレーザービームの照射および非照射によって差異が生じて静電潜像が形成される。
また、その青色半導体レーザーは、窒化ガリウム系材料を用いたものであるのが好ましい。
また、図番37は 転写紙と感光体を分離する分離手段、38は画像形成装置の各手段を収容するケーシングを示す。
まず、感光体1が駆動手段によって矢符41方向に回転駆動されると、露光手段31による光の結像点よりも感光体1の回転方向上流側に設けられる帯電器32によって、感光体1の表面が正の所定電位に均一に帯電される。
露光手段33による光の結像点よりも感光体1の回転方向下流側に設けられる現像器33から、静電潜像の形成された感光体1の表面にトナーが供給されて静電潜像が現像され、トナー像が形成される。
トナー像の転写された転写紙51は、搬送手段によって定着器35に搬送され、定着器35の加熱ローラ35aと加圧ローラ35bとの当接部を通過する際に加熱および加圧され、トナー像が転写紙51に定着されて堅牢な画像となる。このようにして画像が形成された転写紙51は、搬送手段によって電子写真装置100の外部へ排紙される。
なお、製造例で得られた化合物の化学構造、分子量および元素分析は、以下の装置および条件により測定した。
核磁気共鳴装置:NMR(ブルカーバイオスピン社製、型式:DPX−200)
サンプル調整 約4mg試料/0.4m(CDCl3)
測定モード 1H(通常)
分子量測定装置:LC−MS(サーモクエスト社製、
フィネガン LCQ Deca マススペクトロメーターシステム)
LCカラム GL-Sciences Inertsil ODS-3 2.1×100mm
カラム温度 40℃
溶離液 メタノール:水=90:10
サンプル注入量 5μl
検出器 UV254nmおよびMS ESI
元素分析装置:パーキン エールマー社製、Elemental Analysis 2400
サンプル量: 約2mgを精秤
ガス流量(ml/分):He=1.5、O2=1.1、N2=4.3
燃焼管温度設定:925℃
還元管温度設定:640℃
なお、元素分析は、差動熱伝導度法による炭素(C)、水素(H)および窒素(N)同時定量法により分析した。
次いで、得られたボロン酸化合物1.36gと3−ブロモフェニル−3’−メチルフェニル−フェニルアミン1.92gをテトラヒドロフラン−水2層系の溶媒中、炭酸カリウム1.24g、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)260mgの存在下、20時間還流することで例示化合物No.1−3を1.4g得た(収率60%)。
(化学構造)
1H−NMRスペクトルでは、δ(ppm)=2.2(s.6H)、6.4〜7.2(m.26H)を示した。
(分子量)
LC−MSでは、例示化合物No.1−3の分子量の計算値(516.67)にプロトンが付加した分子イオン[M+H]+に相当するピークが517.4に観測された。
(元素分析)
理論値 C:88.34%、H:6.24%、N:5.42%
実測値 C:88.16%、H:6.01%、N:5.18%
また、LC−MS測定時のHPLCの分析結果から、得られた例示化合物No.1−3の純度が98.7%であることがわかった。
(化学構造)
1H−NMRスペクトルでは、δ(ppm)=2.2(s.3H)、2.3(s.3H)、6.3〜7.6(m.26H)を示した。
(分子量)
LC−MSでは、例示化合物No.2−3の分子量の計算値(516.67)にプロトンが付加した分子イオン[M+H]+に相当するピークが517.7に観測された。
(元素分析)
理論値 C:88.34%、H:6.24%、N:5.42%
実測値 C:88.12%、H:6.05%、N:5.15%
また、LC−MS測定時のHPLCの分析結果から、得られた例示化合物No.2−3の純度は98.8%であることがわかった。
製造例1で製造した本発明によるアミン系化合物である例示化合物No.1−3を電荷輸送層に含有させた感光体を作製した。
導電性支持体には、直径30mm、長さ340mmのアルミニウム製円筒状導電性支持体を用いた。
得られた中間層用塗布液を、アプリケータ塗布法により、導電性支持体としてアルミニウムを蒸着したPETフィルム上に塗布し、膜厚1μmの中間層を形成した。
得られた電荷発生層形成用塗布液を、前記の中間層と同様の方法で、先に設けた中間層表面に塗布し自然乾燥して、膜厚0.4μmの電荷発生層を形成した。
得られた電荷輸送層形成用塗布液を、前記の中間層と同様の方法で、先に設けた電荷発生層表面に塗布し、110℃の熱風で60分間乾燥させて、膜厚20μmの電荷輸送層を形成した。
このようにして、図3に示される導電性支持体上に中間層、電荷発生層および電荷輸送層が順次積層された本発明の積層型感光体を作製した。
製造例1で製造した例示化合物No.1−3に代えて、製造例2で製造した例示化合物N0.2−3を用いたこと以外は実施例1と同様にして、本発明の積層型感光体を作製した。
また、実施例1と同様にして透過率測定用サンプルを作製した。
製造例1で製造した例示化合物No.1−3に代えて、下記構造を有する化合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして、積層型感光体を作製した。
また、実施例1と同様にして透過率測定用サンプルを作製した。
製造例1で製造した例示化合物No.1−3に代えて、下記構造を有する化合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして、積層型感光体を作製した。
また、実施例1と同様にして透過率測定用サンプルを作製した。
(1)静電紙試験装置(商品名:EPA−8200、株式会社川口電機製作所製)を用いて、実施例1〜2および比較例1〜2で作製した積層型感光体の電気特性(光感度)を評価した。
具体的には、積層型感光体の表面電位が600Vになるように正帯電させ、帯電された積層型感光体表面に対して、300Wのキセノンランプ光を干渉フィルターで分光し、波長400nm、NDフィルターで強度5μW/cm2に調整した光で露光し、感光体の表面電位を300Vまで半減させるのに要した露光量を半減露光量E1/2(μJ/cm2)として測定した。得られた結果を表1および表6に示す。
比較例2の積層型感光体は、実施例1〜2の積層型感光体と同等の透過率を有するが、低感度であった。これは、電荷輸送物質の置換基の立体障害により電荷移動度が低下したためと考えられる。
11a、11b、11c、11d 電荷発生層
12a、12b、12c、12d 電荷輸送層
13a、13b、13c、13d 導電性支持体
14b、14d 中間層(下引き層)
15c、15d 保護層
32 帯電手段(帯電器)
33 現像手段(現像器)
33a 現像ローラ
33b ケーシング
34 転写手段(転写帯電器)34
35 定着手段(定着器)
35a 加熱ローラ
35b 加圧ローラ
36 クリーニング手段(クリーナ)
36a クリーニングブレード
36b 回収用ケーシング
37 分離手段
38 ハウジング
41、42 矢符
44 回転軸線
51 転写紙
100 電子写真装置(レーザープリンタ)
Claims (3)
- 積層型電子写真感光体と、前記積層型電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、帯電された前記積層型電子写真感光体を波長400〜450nmの可干渉光で露光して静電潜像を形成する露光手段と、露光によって形成された静電潜像を現像して可視像化する現像手段と、現像によって可視像化された画像を記録媒体上に転写する転写手段とを備え、
前記積層型電子写真感光体が、波長400〜450nmの露光光源で露光される積層型電子写真感光体であり、導電性支持体上に、少なくとも電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とがこの順で積層された積層型感光層が積層され、前記導電性支持体と前記積層型感光層との間に中間層を有し、
前記電荷輸送層が、前記電荷輸送物質として一般式(I):
で表されるアミン系化合物を含有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記露光手段が、露光用光源として青色半導体レーザーを備える請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記青色半導体レーザーが、窒化ガリウム系材料により構成されてなる請求項2に記載の画像形成装置。
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