JP4891580B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)に係り、特にNAND型フラッシュメモリのデータ書き込み方法に関する。
EEPROMの一つとして、NAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリは、複数のメモリセルが隣接するもの同士でソース/ドレイン拡散層を共有して直接接続されて、NANDセルユニットを構成する。従って、NOR型に比べて単位セル面積が小さく、大容量化が容易である。また、書き込みにはFNトンネル電流を利用するために消費電流が少なく、従って同時書き込みのメモリセル数を多くすることができ、実質高速の書き込みが可能であるという利点を有する。
NAND型フラッシュメモリにおいては、“1”書き込み時にNANDセルチャネルを効率的にブーストさせて、“1”書き込みセル(書き込み禁止セル)その他の非選択セルで電子注入が生じないように制御するセルフブースト方式が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたセルフブースト方式では、書き込み電圧Vpgmが印加されるメモリセルのソース線側に隣接する非選択メモリセルにチャネル分離のための電圧0Vを印加し、残りの非選択セルには書き込み中間電圧Vm(<Vpgm)を印加する。これにより、“1”データ書き込み時、選択セル及びそれよりビット線側にある非選択セルのチャネルを、ソース線側にある非選択セルのチャネルとは分離して十分に昇圧することができる。
但し書き込み電圧Vpgmが印加された選択セルのすぐ隣の非選択セルのワード線に0Vを与えると、その0Vが与えられた非選択セルのドレイン端でバンド間トンネル電流によるリークが発生して誤書き込みを生じる可能性がある。この点を考慮して、書き込み電圧Vpgmが印加される選択セルとチャネル分離用電圧0Vが印加される非選択セルの間に、0Vより少し高い電圧が印加される2,3の非選択セルを挟むようにした改良型セルフブースト方式も提案されている。
具体的には例えば、選択セルから数えて2個目の非選択セルに0Vを与え、1個目の非選択セルには、Va(>0V)を与える。これにより、選択セルから0Vが与えられる非選択セルまでの間でチャネル領域の電位が段階的に低下して、0Vが与えられた非選択セルのドレイン端に、Vpgmにより昇圧された選択セルのチャネル電位が直接印加される事態が避けられ、バンド間トンネル電流に起因する誤書き込みを抑制することができる。
しかし従来提案されているセルフブースト書き込み方式では、未だ非選択セルでの書き込みディスターブ(誤書き込み)の危険性が残されている。
特開平10−283788号公報
この発明は、非選択セルでの誤書き込みを防止することができる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的としている。
この発明の一態様による不揮発性半導体記憶装置は、電気的書き換え可能な複数の不揮発性メモリセルが直列接続されてNANDセルユニットを構成し、NANDセルユニットの一端がソース線に、他端がビット線に接続されたメモリセルアレイを有する不揮発性半導体記憶装置であって、
NANDセルユニット内の選択メモリセルに書き込み電圧Vpgmが、前記選択メモリセルよりソース線側にある非選択メモリセルに所定個数おきにチャネル分離用電圧Vbが、残りの非選択メモリセルに書き込み中間電圧Vm(Vb<Vm<Vpgm)が与えられるデータ書き込みモードを有する。
この発明によると、非選択セルでの誤書き込みを防止することができる不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
実施の形態の説明に先立って、この発明において解決しようとしている課題を具体的に説明する。解決課題は、選択セルがNANDセルユニット内のビット線コンタクトに近い位置である場合(言い換えれば、ソース線側の既書き込みの非選択セルが多い場合)に、それらの既書き込みセル領域端部の非選択セルで誤書き込みが生じる可能性があるということである。この様な誤書き込みは特に、デザインルールが90nmから70nmと小さくなると顕著になることが確認されている。
図1は、NAND型フラッシュメモリの書き込みパルス印加動作波形の一例を示す。選択ワード線をWLnとすると、WLnには、書き込み電圧Vpgm(約20V)が所定のタイミングで印加される。選択ワード線が含まれるNANDストリング(NANDセルユニット)内の他の非選択ワード線には、選択ワード線WLnを基準として次のようなルールに従って電圧が印加される。
すなわち、NANDセルユニットのソース線側の一本隣の非選択ワード線WLn−1には、電圧Va(約3V)、同じくソース線側の2本隣の非選択ワード線WLn−2にはチャネル分離用の0Vが印加され、これらの非選択ワード線WLn−1,WLn−2を除く非選択ワード線には、書き込み中間電圧Vm(約8V)が印加される。
書き込み電圧Vpgmが印加されるワード線のすぐ隣のワード線にチャネル分離用の0Vを印加せず、0Vが印加される非選択セルと選択セルの間に0<Va<Vpgmなる電圧Vaが印加される非選択セル(非選択ワード線)を挟むようにしているのは、これらのワード線下のセルチャネル内の電界分布を緩和する趣旨である。
図2は、そのような書き込みパルスが印加されている状況を、NANDセルユニットの断面を用いて示している。ここでは、NANDセルユニットの直列接続されるメモリセルが、MC0−MC15の16個の場合を示している。各メモリセルは、チャネル領域上に積層されたフローティングゲートFGと制御ゲートCGを有する。このメモリセルは、フローティングゲートFG中の電荷量により決まるしきい値電圧をデータとして不揮発性に記憶する。
消去動作は、セルアレイ領域のN型ウェル及びその中に形成されたP型ウェルに約20Vの消去電圧を、選択ブロックの全ワード線には0Vを印加して、フローティングゲートFGから電子を放出させる。これにより、選択ブロック内のメモリセルは、しきい値が低い、通常負のしきい値の消去状態となる。
書き込み動作は、書き込みデータによって、しきい値をシフトさせる場合とシフトさせない場合がある。しきい値シフトさせる“0”書き込みセルにおいては、ビット線を通してチャネルに0Vが与えられた状態で、選択セルのワード線に約20Vの書き込み電圧Vpgmを印加する。これにより、選択セルではFNトンネル電流によりフローティングゲートに電子が注入され、しきい値が高くなる。
しきい値をシフトさせない“1”書き込みセルにおいては、チャネルがVdd−Vtのフローティング状態に設定された状態で選択セルのワード線に約20Vの書き込み電圧Vpgmを印加する。ソース線側の2本の非選択ワード線を除く非選択ワード線には、約8Vの中間電圧を印加する。このとき、チャネルは制御ゲートからの容量結合により電位上昇して、フローティングゲートへの電子注入即ちしきい値シフト(“0”書き込み)が防止される。
図2は、メモリセルMC5が選択された“0”書き込み状態を示している。メモリセルMC3のしきい値電圧が0V以上である場合、メモリセルMC0−MC2のワード線がVmに立ち上がると、これらのメモリセルMC0−MC3のチャネル及び拡散層はワード線とのカップリングで上昇することができる。例えば、Vm=8Vの場合、チャネル領域の電圧が4V程度まで上昇できると仮定する。
この時、メモリセルMC3よりビット線側は、ビット線BLに与えられた“0”書き込みデータ(Vss=0V)によってメモリセルのソース/ドレイン拡散層が0Vにバイアスされているため、メモリセルMC0−MC2のチャネル領域の電荷は、メモリセルMC3を介してビット線方向にリークして抜ける。メモリセルMC0−MC2のチャネル領域の容量Cch1に蓄えられる電荷がその放電電流源となる。
図3では、図2に比べてよりビット線コンタクトに近いメモリセルMC14が選択された場合を示している。このとき選択メモリセルMC14のワード線に書き込み電圧Vpgmが印加され、そのソース線CELSRC側の隣のメモリセルMC13のワード線に電圧Vaが、更にそのソース線側の隣のメモリセルMC12のワード線に、チャネル分離用の0Vが印加される。
メモリセルMC12のしきい値電圧が0V以上(すなわち、書き込み状態)であるとする。この場合、図2の例と同様、メモリセルMC0−MC11のワード線がVmに上昇すると、容量カップリングによりそれらの直下のチャネルおよび拡散層領域が0.5×Vm程度に上昇しうる状態になる。
このとき、図2の状態では見られなかった誤書き込みが生じる可能性が大きい。すなわち、書込みの対象はメモリセルMC14であるが、ワード線に0Vが印加されたメモリセルMC12のソース線CELSRC側隣のメモリセルMC11において大きな書き込みディスターブが発生する。
その理由は、次のように説明できる。図3の例の場合、図2の例と比べて、0Vが印加される非選択メモリセルよりソース線CELSRC側の非選択メモリセルの数が多い。言い換えれば、選択ワード線よりソース線側にある非選択ワード線によりブーストされるべきチャネル領域の容量Cch1が、図2の場合より大きい。
ここで例えば、メモリセルMC12が、図5に示す4値記憶動作のデータ状態“10”のような、比較的しきい値の低い書き込み状態にあるとする。その場合、メモリセルMC12のソース端子側(セルソース線CELSRC側)はブーストされた高電位状態にあり、ドレイン端子側(ビット線BL側)は0Vであるため、チャネル容量Cch1の電荷がメモリセルMC12をリークしてビット線BL側に放電される。
図2と比べてチャネル容量Cch1が大きく、従ってその電荷量も大きいため、その放電電流も図2の場合に比べて大きい。その結果、メモリセルMC12を抜ける際に多くのホットエレクトロンが生成され、これがVmが印加されている隣接メモリセルMC11のフローティングゲートに注入されるという、書き込みディスターブが発生する。
以上のように、選択ワード線(選択セル)位置がビット線BLコンタクトに近くなる程、チャネル分離用0Vが印加されるメモリセルMC12のソース線CELSRCコンタクト側のブーストされるセルチャネル領域の容量Cch1が大きくなり、メモリセルMC12の隣のメモリセルMC11において誤書込みを起こすホットキャリア注入効率が高くなると考えられる。
このような書き込みディスターブ(誤書込み)現象は、Vmが高い程起こりやすい。したがって、この現象によって、図1の書き込みパルス印加動作を行う際のVmの適用範囲を狭めてしまうことが懸念される。更にこの誤書き込み現象は、デザインルール70nm世代で初めて見出されたものである。
以下の実施の形態では、上述のようなホットエレクトロン注入による非選択セルでの誤書込みを抑制するためのセルフブースト方式の書き込みパルス印加動作を提案する。
[実施の形態1]
図4は、実施の形態によるNAND型フラッシュメモリの全体構成の概略図を示す。NAND型フラッシュメモリの基本単位であるNANDセルユニット(NANDストリング)100は、直列接続された複数のメモリセルMC0−MC31とその両端に配置された二つの選択トランジスタSG1とSG2により構成されている。即ちNANDセルユニット100は、その一端が選択トランジスタSG1を介してビット線BLに接続され、他端が選択トランジスタSG2を介して、メモリアレイ102内で共通のソース線CELSRCに接続されている。
1つのメモリセルは、周知のように、シリコン基板のP型ウェルに形成されたN型ソース/ドレイン拡散層を有し、電荷蓄積層としてのフローティングゲートとコントロールゲートの積層ゲート構造を有する。このフローティングゲートに保持する電荷量を書き込み動作、消去動作で変化させることにより、メモリセルのしきい値を変化させて、1ビットのデータ、あるいは多ビットのデータを記憶させる。
NANDセルユニット100内の各メモリセルのコントロールゲートは別々のワード線WL0−WL31に接続され、選択ゲートトランジスタSG1,SG2のゲートはそれぞれ選択ゲート線SGD,SGSに接続される。
ワード線WL0−WL31及び選択ゲート線SGD,SGSを共有するNANDセルユニットの集合は、データ一括消去の単位となるブロック101を構成する。通常図示のように、ビット線の方向に複数のブロック101が配列される。
NAND型フラッシュメモリは、種々の動作をコマンド入力を伴って実現している。たとえば、書き込み動作においては、データロードコマンドを入出力回路1からコマンドレジスタ2にラッチし、書き込み先アドレスを入出力回路1を介してアドレスレジスタ3にラッチし、続いて、書き込みデータを入出力回路1を介してセンスアンプ回路(兼書き込み回路)30にロードする。この後、書き込み実行コマンドを入出力回路1を介してコマンドレジスタ2にラッチすると、内部で自動的に書き込み動作が開始される。
即ち書き込み実行コマンドが入力されると、シーケンス制御回路4が動作を開始する。シーケンス制御回路4は、書き込み動作においては、書き込み動作に必要な電圧の制御や、書き込みパルス印加動作やベリファイ読み出し動作のタイミング制御、所望の書き込み動作が終了するまで書き込みパルス印加動作とベリファイ読み出し動作を繰り返す制御など行う。
高電圧発生回路5は、シーケンス制御回路4に制御されて、書き込み電圧Vpgm、書き込み中間電圧Vmその他、ロウ系の信号駆動回路20やページバッファ制御回路6に必要な高電圧(昇圧電圧)を発生する。
ロウ系の信号駆動回路20は、ワード線電圧を制御する、NANDセルユニット内のワード線数に等しい数のCGデコーダ・ドライバ24と、ドレイン側選択ゲート線SGDを制御するSGDドライバ22と、ソース側選択ゲート線SGSを制御するSGSドライバ23と、ブロックデコーダ用の昇圧電源電圧VRDECを出力するためのVRDECドライバ21とを有する。これらのドライバ21−24は、複数のブロックで共有されている。
NAND型フラッシュメモリでは、選択されたNANDセルユニットの複数のワード線に対して複数の電圧を用いて動作させることが必要であるため、ロウアドレスの中で、NANDセルユニット内のワード線を選択するページアドレスが、CGデコーダ24のそれぞれに入力されている。
メモリセルアレイ102の各ブロック101のワード線端部には、ブロック選択機能を持つ狭義のロウデコーダ10が配置されている。ロウデコーダ10は、アドレスレジスタ3からブロックアドレスを受けてこれをデコードするブロックデコーダ11と、このブロックデコーダ11の出力により共通に制御されて書き込みや読み出しに必要な電圧を選択ブロック内のワード線や選択ゲート線に伝達するための転送トランジスタ12とを有する。ブロックデコーダ11には、転送トランジスタ12の共通ゲートTGの電圧を所望の値に調整するためのレベルシフト回路が含まれる。
転送トランジスタ12の各一端は、ドライバ21−24の出力に接続され、他端はセルアレイ内のワード線及び選択ゲート線に接続されている。例えば、書き込みパルス印加動作においては、選択ワード線に書き込み電圧Vpgm(20V程度)を印加する必要がある。このとき転送トランジスタ12の共通ゲートTGには、VRDECドライバ21から供給されるVpgm+Vt(Vtは転送トランジスタ12のしきい値相当の電圧)が印加される。
NAND型フラッシュメモリは、書き込みと消去にFNトンネル電流を用いる。特に書き込み動作においては、NOR型メモリセルと異なり、1つのメモリセルのしきい値シフトに必要な電流が微小であるため同時に多数のメモリセルを書き込むことができる。したがって、書き込み、読み出しの一括処理単位のページ長を、2kByteや4kByteと大きくすることができる。ページバッファを構成するセンスアンプ回路30内のセンスユニット31も、ページ長と同数含まれている。
カラムデコーダ7は、例えば書き込みデータをロードする場合には、アドレスレジスタ3から送られるカラムアドレスをデコードして、入出力回路1と選択されたセンスユニット31を接続して、カラムアドレス毎の書き込みデータをセンスアンプ回路30にセットする。読み出し動作においては、その逆であり、一括してページバッファ30に読み出したデータを、カラムアドレスに従って選択されたセンスユニット31から入出力回路1に出力する。
図4では省略しているが、実際には入出力回路1とページバッファ30の間には、所定のサイクルでデータの入出力を実現するための回路が組み込まれている。
図5は、4値データ記憶方式を適用した場合のメモリセルのしきい値状態とデータの関係を示す。この例では、一つのメモリセルに記憶する2ビットデータを、二つのロウアドレスに割り付けている。すなわち、下位ビット(Lower Bit)は、下位ページが選択された場合に読み出しされるデータである。上位ビット(Upper Bit)は、上位ページが選択された場合に読み出されるデータである。
しきい値が負の消去状態がデータ“11”であり、正のしきい値の書き込み状態であるデータ“10”,“00”,“01”がしきい値の順に定義される。
このようなデータの割付法における書込み方法の一例を図6と図7に示す。図6は、下位ページデータ書き込み法を示す。データ“11”の消去状態にあるメモリセルに対して、選択的に“0”書き込みを行うことにより、データ“10”のしきい値分布を得る。このとき“1”書き込みセルは、しきい値がシフトせず、データ“11”状態を保持する。
図7は、上位ページ書き込みの様子を示す。上位ページデータが、データ“11”のセルに対する“0”書き込みである場合には、データ“11”からデータ“01”までしきい値をシフトさせる。上位ページデータが、データ“10”のセルに対する“0”書き込みである場合、データ“10”からデータ“00”までしきい値をシフトさせる。“1”書き込みデータの場合には、それぞれのデータ“11”及び“10”のしきい値分布を維持する。
この4値データ記憶方式では、下位ページ書き込みを上位ページ書き込みに先行させることが必要となる。
4値記憶書き込みでは、図7に示すように、3つの書き込みしきい値状態を作る必要があり、2値記憶方式に比べて高いしきい値状態への書き込みが必要である。したがって、しきい値をシフトさせない“1”書き込み状態での誤書込みを十分に抑制することが要求される。
この実施の形態では、図1から図3を用いて説明した、選択セルより共通ソース線CELSRC側の非選択セル(既書き込みの非選択セル)の数が多い場合のその既書き込み非選択セル端部での誤書き込みを防止するようにしたセルフブースト書き込み方式を用いる。
図8及び図9は、それぞれ図1及び図3に対応して、この実施の形態での書き込みパルス印加動作を示している。NANDセルユニットのメモリセル数は、16個あるいは32であるが、ここでは説明の簡略化のため、図2や図3と同様、16個の場合を示す。NANDセルユニット内のメモリセルMC0−MC15は、ソース線CELSRCに近いセルから順に選択され、書き込まれるものとする。
図9では、最もビット線BLに近いメモリセルMC15が“0”書き込みされる場合を示している。従ってメモリセルMC15に接続されるワード線WL15(図8ではワード線WLn)に、所定のタイミングT3で書き込み電圧Vpgmが印加される。
このとき、隣のセルMC14のワード線WL14(図8ではWLn−1)には、書き込み電圧Vpgm印加に先立つタイミングT2で電圧Va(3V程度)が印加される。更にその隣のメモリセルMC13のワード線WL13(図8では、WLiso1)に、未書き込みセル領域と既書き込みセル領域のチャネルを分離するための電圧Vc(=0V)が印加される。
従来の図2,図3では、その他の非選択ワード線には全て、タイミングT2で立ち上がる書き込み中間電圧Vmが印加されていた。これに対し、この実施の形態においては、選択セルよりソース線CELSRC側の非選択セル群(既書き込みの非選択セル群)の適当な位置に更に、チャネル分離用の電圧Vbを印加する。
具体的に図9の例では、未書き込みセルと既書き込みセルのチャネル分離を行うメモリセルMC13からソース線CELSRC側に個おきのメモリセルMC8及びMC3につながる非ワード線WL8及びWL3(図8のWLiso2)に、チャネル分離用電圧Vbを与えている。
電圧Vbは、0V乃至3V程度の範囲の電圧である。この電圧Vbの上限値は、これがゲートに印加されるメモリセルが転送可能なソース又はドレインの電圧を3V程度に抑えるように選択される。電圧Vbが与えられたセルのソース,ドレイン間で電圧転送が生じ、これが無用なホットキャリア生成の原因となる可能性を排除するためである。
例えば、電圧Vbが印加されるメモリセルがしきい値電圧−1Vの消去状態にあるとする。このとき、ゲートにVbが印加されると、ソース電圧がVb+1[V]になるまでメモリセルはオンする。よって、Vb+1[V]までこのメモリセルは電圧を転送できるから、これを3Vに抑えるとすれば、Vbは2V以下となる。
一方、Vbがあまり低いと、隣接する非選択セルには中間電圧Vmが与えられているために、Vbが与えられたセルのソース/ドレイン端でバンド間トンネリングが生じるおそれがある。これを抑制する観点からは、電圧Vbは高い方がよい。以上を考慮して、Vb≧Vcの範囲で最適の電圧Vbが用いられる。
図9は、チャネル分離用のVc=0Vが印加されるメモリセルMC13を基準にして、所定個数ずつ離れたソース線コンタクト側の非選択メモリセルMC8,MC3にチャネル分離用電圧Vbを与えている。結果として、既書き込み非選択セル側には、電圧Vbが印加されるメモリセルを境にして、中間電圧Vmが印加される3つのメモリセルグループが作られる。
このようにすると、図8に示すようにタイミングT2で書き込み中間電圧Vmが印加されたとき、それぞれのメモリセルグループのチャネルおよび拡散層領域が電気的に分離されやすい状態となる。言い換えれば、3つのメモリセルグループのチャネル容量Cch1,Cch2,Cch3が実質的に互いに独立した状態と等価になる。
従って、既書き込みの非選択セルが多い場合でも、その既書き込み非選択セルのチャネル電荷のビット線側への放電電流が、図3で説明した従来例と比べて小さく抑えられる。即ち、0Vが与えられたメモリセルMC13のチャネルを通して放電される電流は、メモリセルMC9−MC12のチャネル領域の容量Cch3の電荷によるものであって、図3の従来例での放電電流の1/3程度に抑えられる。結果として、メモリセルMC12への誤書き込みが防止される。
具体的な数値例を挙げたいくつかのケースを検証する。
(ケース1)
チャネル分離用電圧VbをVb=0Vとし、Vb=Vc=0Vが与えられるメモリセルMC3,MC8及びMC13のしきい値Vtがそれぞれ、2V,2V及び0.5Vであるとする。このとき、メモリセルMC3,MC8及びMC13は、理想的にはカットオフ状態である。
メモリセルMC13は、しきい値がやや低めの正の電圧であり、従って既書き込みセル側のチャネルが書き込み中間電圧Vmによりブーストされたとき、これを通してビット線側に放電電流が流れる。
しかし、既書き込みセル側でメモリセルMC8がオフしている。このため、書き込み時メモリセルMC12のホットキャリア注入の原因となる、既書き込み非選択セル側の電流源となるチャネル容量は、全既書き込みセルのチャネル容量ではなく、メモリセルNC9−MC12の直下の容量Cch3に制限される。これにより、メモリセルMC12での書き込みディスターブが抑制される。
(ケース2)
チャネル分離用電圧VbをVb=0Vとし、Vb=Vc=0Vが与えられるメモリセルMC3,MC8及びMC13のしきい値Vtがそれぞれ、2V,0.5V及び−1Vであるとする。このとき、メモリセルMC3及びMC8は、理想的にはカットオフ状態であり、メモリセルMC13はオン状態である。
メモリセルMC8は、しきい値がやや低めの正の電圧であり、チャネル昇圧時このメモリセルMC8を通るビット線側への放電電流が大きいと、メモリセルMC7でホットキャリア注入を生じる可能性がある。
しかし、その放電電流源となる、メモリセルMC8のソース側で書き込み中間電圧Vmによるカップリングで昇圧されるチャネルおよび拡散層領域の容量は、メモリセルMC3がオフであるために、メモリセルMC4−MC7の直下の容量Cch2に制限される。従って、メモリセルMC7での書き込みディスターブは抑制される。
(ケース3)
Vb=0Vとし、0Vが与えられるメモリセルMC3,MC8及びMC13のしきい値Vtがそれぞれ、−2V,−2V及び0.5Vであるとする。このとき、メモリセルMC13はカットオフ状態であり、Vmが印加されたとき、既書き込み非選択セル側のチャネル領域および拡散層の容量Cch1,Cch2及びCch3はそれぞれブーストされた電位になる。
メモリセルMC13は、しきい値がやや低めの正の電圧であるため前述のようにリークを考慮すると、最終的には容量Cch1,Cch2,Cch3の電荷がメモリセルMC13を介して放電されることになる。
しかし、メモリセルMC3やMC8が転送できる電圧は、それらのしきい値をVtとして、Vb−Vt=0−(−2)[V]=2V程度であり、メモリセルMC13のリーク電流がホットエレクトロンになり得るか否かは、容量Cch3の値により決まる。容量Cch1,Cch2,Cch3のチャネルおよび拡散層電圧が2V程度であれば、それらのチャネルおよび拡散層は電気的に接続されて同電位となり得るが、メモリセルMC13のソース・ドレイン間電圧が小さいので、ホットエレクトロンがメモリセルMC1の2フローティングゲートに注入されるには至らない。
即ち容量Cch3の大きさを、メモリセルMC12へのホットエレクトロン注入が無視できる程度に制限しておけば、ホットエレクトロンによる書き込みディスターブを制限することができる。
(ケース4)
Vb=0Vとし、メモリセルMC3,MC8及びMC13のしきい値が全てVt=−2Vであるとする。この場合には、メモリセルMC3,MC8及びMC13はカットオフしないので、非選択ワード線に電圧Vmを印加しても既書き込み非選択セル側のチャネル領域および拡散層はブーストされることなく、未書き込みセル側(ビット線側)と同じ0Vに保持される。従って、書き込みディスターブは生じない。
以上のようにこの実施の形態によれば、選択セルの位置がビット線に近い程ホットエレクトロン注入による誤書き込みが生じやいというセルフブースト方式の問題を解決することができる。なお上の例では、チャネル分離用電圧0Vが与えられる非選択セルから個おきの非選択セルに対して、チャネル分離用電圧Vbを与えているが、このチャネル分離用電圧Vbを与えるセル間隔は、セルサイズやNANDセルユニットの規模に応じて適宜選択される。最小限2個おきにチャネル分離用電圧Vbを与えるようにすればよい。
図10は、“0”書き込み選択セルがMC12である場合に、図9の例と同じルールを適用したときの書き込みパルス印加状態を示す。この実施の形態では、チャネル分離用電圧Vbを印加する非選択メモリセルは、選択セルよりソース側に二つ離れたチャネル分離用電圧0Vが印加される非選択メモリセルを基準にして、それから5個ずつ離れたセルとする。従って図10では、メモリセルMC0とMC5にチャネル分離用電圧Vbを印加している。
この場合、既書き込み非選択セル領域のVmが印加されるセルグループは二つになる。即ち器書き込みセル側のチャネル及び拡散層領域は、MC1−MC4の直下の容量Cch1と、MC6−MC9の直下の容量Cch2とに分離されてブーストされる。
図11は、図10と同じ選択セルMC12が“1”書き込みである場合について、書込み時の電圧印加関係を示す。この場合には、NANDセルユニットのチャネルおよび拡散層領域内は、ビット線BLに与えられる“1”書き込み電圧Vddにより、ドレイン側選択ゲートトランジスタSGDがカットオフするまで、即ちVdd−Vtまで充電されて、フローティングになる。
従って、タイミングT2で非選択ワード線に書き込み中間電圧Vmを印加すると、ワード線からの容量結合によって、チャネルおよび拡散層はブーストされる。
“1”書込みにおいては、この実施の形態の書込み方式では、選択セルが含まれるチャネルおよび拡散層(容量Cch3)を、選択セル自身が書込みディスターブに耐えるように十分にブーストする必要があり、そのためには、メモリセルMC6−MC9のチャネルおよび拡散層領域(容量Cch2)を一定のブースト電圧とする必要がある。
すなわち、選択セルが含まれるメモリセルMC11−MC15のチャネルおよび拡散層電圧がメモリセルMC6−MC9側へリークしないように、言い換えれば0Vが与えられたメモリセルMC12がたとえ負のしきい値電圧(例えば−2V)であってもこれが十分にカットオフするように、MC6−MC9のチャネルおよび拡散層がブーストされることが必要である。
この実施の形態では、チャネル分離用電圧Vc=0Vが印加されるセル(図11ではMC10)からソース線側に一定個数ずつ離れたセルにチャネル分離用電圧Vb(例えば0V)を与えるようにしているから、選択セルがNANDセルユニット内のどの位置にあっても極端に特性が変わることがなく、書き込みディスターブを防止することができる。
[実施の形態2]
実施の形態1においては、チャネル分離用電圧Vc=0Vが印加されたメモリセルを基点として、相対的にチャネル分離用電圧Vbを印加する位置を決定していた。これに対して、図12及び図13に示す実施の形態2では、NANDセルユニット内をいくつかにグループ分けして、それぞれのグループ内の少なくとも一つのメモリセル(ワード線)にチャネル分離用電圧Vbを固定的に印加する。
ただし、選択セルが含まれるグループのセルソース線CELSRC側の隣のグループに関しては、選択セル位置によってはそのグループ内に或いは少なくともその近くにチャネル分離用電圧Vc=0Vが与えられるセルが存在するために、電圧Vbを印加しない。
図12及び図13の例では、NANDセルユニットのセル数が16であり、これを4グループGroup1−4に分けている。図12及び図13は、選択セルがグループGroup4に含まれる場合を示している。この場合、グループGroup1,2内で例えばビット線に最も近いセルMC3,MC7に電圧Vbを印加する。グループGroup3は、選択セルを含むグループGroup4に隣接しているため、電圧Vbを印加しない。
この方法のメリットは、チャネル分離用電圧Vbを印加するワード線が固定されるので、全てのワード線ドライバに電圧Vbを出力する回路を備える必要がないことである。即ちワード線ドライブ回路を簡単化して、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
昇圧チャネルを分離する機能を有するセルフブースト書き込み方式での電圧印加動作を示す図である。 “0”書き込みセルがMC5の場合のNANDセルユニット内の電圧印加状態を示す図である。 “0”書き込みセルがMC14の場合のNANDセルユニット内の電圧印加状態を示す図である。 実施の形態のNAND型フラッシュメモリの構成を示す図である。 同NAND型フラッシュメモリの4値データ割り付け例を示す図である。 同4値データの下位ページ書き込み法を示す図である。 同4値データの上位ページ書き込み法を示す図である。 同実施の形態のNAND型フラッシュメモリの改良型セルフブースト書き込み方式での電圧印加動作を示す図である。 選択セルMC15が“0”書き込みの場合のNANDセルユニット内の電圧印加状態を示す図である。 選択セルMC12が“0”書き込みの場合のNANDセルユニット内の電圧印加状態を示す図である。 選択セルMC12が“1”書き込みの場合のNANDセルユニット内の電圧印加状態を示す図である。 他の実施の形態による改良型セルフブースト方式で選択セルMC15が“0”書き込みの場合のNANDセルユニット内の電圧印加状態を示す図である。 同実施の形態において選択セルMC12が“0”書き込みの場合のNANDセルユニット内の電圧印加状態を示す図である。
符号の説明
1…入出力回路、2…コマンドレジスタ、3…アドレスレジスタ、4…シーケンス制御回路、5…高電圧発生回路、6…ページバッファドライバ、7…カラムデコーダ、10…ロウデコーダ、11…ブロックデコーダ、12…転送トランジスタ、20…ロウ系信号駆動回路、21…VRDECドライバ、22…SGDドライバ、23…SGSドライバ、24…CGデコーダ・ドライバ、30…センスアンプ回路、31…センスユニット、100…NANDセルユニット、101…ブロック、102…メモリセルアレイ。

Claims (3)

  1. 電気的書き換え可能な複数の不揮発性メモリセルが直列接続されてNANDセルユニットを構成し、NANDセルユニットの一端がソース線に、他端がビット線に接続されたメモリセルアレイを有する不揮発性半導体記憶装置であって、
    NANDセルユニット内の選択メモリセルに書き込み電圧Vpgmが、前記選択メモリセルのソース線側二つ隣りの非選択メモリセルに、第1のチャネル分離用電圧Vcが、前記選択メモリセルのソース線側一つ隣りの非選択メモリセルに、電圧Va(Vc<Va<Vpgm)が、前記第1のチャネル分離用電圧Vcが与えられた非選択メモリセルからソース線側に複数個おきに配置された非選択メモリセルに、第2のチャネル分離用電圧Vb(Vb≧Vc)が、前記第2のチャネル分離用電圧Vbが印加される非選択メモリセル間に配置された複数の互いに隣接する非選択メモリセルに書き込み中間電圧Vm(Vb<Vm<Vpgm)が与えられるデータ書き込みモードを有する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 電気的書き換え可能な複数の不揮発性メモリセルが直列接続されてNANDセルユニットを構成し、NANDセルユニットの一端がソース線に、他端がビット線に接続されたメモリセルアレイを有する不揮発性半導体記憶装置のデータ書き込み方法であって、
    データ書き込み時、NANDセルユニット内の選択メモリセルのチャネル電圧をビット線に与えた書き込みデータに応じて制御し、前記選択メモリセルに書き込み電圧Vpgmを、前記選択メモリセルのソース線側二つ隣りの非選択メモリセルに、第1のチャネル分離用電圧Vcを、前記選択メモリセルのソース線側一つ隣りの非選択メモリセルに、電圧Va(Vc<Va<Vpgm)を、前記第1のチャネル分離用電圧Vcが与えられた非選択メモリセルからソース線側に複数個おきに配置された非選択メモリセルに、第2のチャネル分離用電圧Vb(Vb≧Vc)を、前記第2のチャネル分離用電圧Vbが印加される非選択メモリセル間に配置された複数の互いに隣接する非選択メモリセルに書き込み中間電圧Vm(Vb<Vm<Vpgm)を与える
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置のデータ書き込み方法。
  3. NANDセルユニット内のメモリセルが同数ずつの複数グループに分けられ、データ書き込み時、選択メモリセルを含むグループのソース線側に隣接するグループを除いて、各グループ内の固定位置の非選択メモリセルに第2のチャネル分離用電圧Vbを与える
    ことを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置のデータ書き込み方法。
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