JP2000048581A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2000048581A
JP2000048581A JP21260598A JP21260598A JP2000048581A JP 2000048581 A JP2000048581 A JP 2000048581A JP 21260598 A JP21260598 A JP 21260598A JP 21260598 A JP21260598 A JP 21260598A JP 2000048581 A JP2000048581 A JP 2000048581A
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Hiromi Nobukata
浩美 信方
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラム電圧によるディスターブを改善でき
ることはもとより、パス電圧によるディスターブをも改
善できる不揮発性半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】書き込みをすべきメモリトランジスタが接
続された選択ワード線(WL4)にプログラム電圧Vp
gm(たとえば20V)を印加し、選択ワード線に隣接
する非選択ワード線(WL3,WL5)に接地電圧GN
Dを印加し、さらにこれら非選択ワード線に隣接する非
選択ワード線(WL2,WL6)にパス電圧Vpass
(たとえば10V)を印加する、すなわち選択ワード線
にプログラム電圧Vpgmを印加し、この選択ワード線
を中心にして各非選択ワード線に、接地電圧GNDとパ
ス電圧Vpassを交互に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低電圧での単一電
源動作に適したNAND型フラッシュメモリ等の不揮発
性半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数個のメモリトランジスタを直列接続
してNAND列を構成し、2個のNAND列で1個のビ
ットコンタクトおよびソース線を共有するこにより、高
集積化を実現したNAND型フラッシュメモリが提案さ
れている。
【0003】かかるNAND型フラッシュメモリにおい
ては、データのプログラムおよび消去ともFN(Fowler
Nordheim) トンネル電流により行うため、動作電流をチ
ップ内昇圧回路から供給することが比較的容易であり、
単一電源で動作させ易いという利点がある。さらには、
ページ単位で、つまり選択するワード線に接続されたメ
モリトランジスタ一括にデータプログラムが行われるた
め、当然の結果として、プログラム速度の点で優位であ
る。
【0004】ところで、NAND型フラッシュメモリの
データプログラム動作は、ページ単位で行われるため、
プログラムを禁止すべきメモリトランジスタが接続され
たすべてのビット線に対しては中間電圧(たとえば10
V)を印加する必要がある。ページ単位でのビット線本
数は、通常512バイト、つまりおよそ4000本にも
なるため、上記中間電圧を発生する昇圧回路の負荷が大
きい。また上記のデータプログラム動作は、プログラム
メモリトランジスタのしきい値電圧を制御する必要か
ら、複数回のプログラム/ベリファイ動作を繰り返し行
うため、各プログラム毎に、上記プログラム禁止ビット
線を中間電圧に充電する必要がある。
【0005】このため、プログラム/ベリファイ回数が
多くなると、実質的なプログラム時間より、むしろプロ
グラム/ベリファイ動作におけるビット線電圧の切り替
えに要する時間が支配的となり、プログラム速度が律速
され、高速プログラムが困難となる。さらには、各ビッ
ト線毎に設けられページデータをラッチするためのデー
タラッチ回路は、中間電圧を扱うため高耐圧仕様とする
必要があり、必然的にサイズが大きくなり、したがって
各ビット線毎のデータラッチ回路のレイアウトが困難と
なる。
【0006】上述した問題点を解決して、低電圧での単
一電源動作に適し、高速プログラムが可能で、しかも各
ビット線毎のデータラッチ回路のレイアウトが容易なN
AND型フラッシュメモリの新しいプログラム方式が、
以下の文献に開示されている。 文献:IEEE JOURNAL OF SOLID-
STATE CIRCUITS,VOL.30,NO.
11,NOVEMBER 1995 p1152〜p1
153における記述、およびFig5〜Fig6。
【0007】上述した文献に開示されたデータプログラ
ム動作は、プログラムを禁止すべきメモリトランジスタ
が接続されたNANDストリングをフローティング状態
として、当該NAND列のチャンネル部電圧を、主とし
て非選択ワード線に印加されるパス電圧(たとえば10
V)との容量カップリングにより、自動的に昇圧する。
この自動昇圧動作は、セルフブースト動作と呼ばれる。
【0008】図5は、上述したセルフブースト動作によ
りNAND型フラッシュメモリのデータプログラムを行
う場合の動作を説明するための図である。
【0009】図5のNAND型フラッシュメモリは、便
宜上、2本のビット線に接続されたNANDストリング
1本に8個のメモリトランジスタが直列接続された場合
のメモリアレイを示す図であるが、実際のメモリアレイ
においては、1本のNANDストリング列直列接続され
るメモリトランジスタの個数は〜16個程度が一般的で
ある。図5において、BLa、BLbはビット線を示
し、ビット線BLaには2個の選択トランジスタST0
a,ST1a、および8個のメモリトランジスタM0a
〜M7aが直列接続されたNANDストリングSTRG
0が接続されている。また、ビット線BLbには2個の
選択トランジスタST0b,ST1b、および8個のメ
モリトランジスタM0b〜M7bが直列接続されたNA
NDストリングSTRG1が接続されている。選択トラ
ンジスタST0aおよびST0bのゲート電極は選択ゲ
ート線DSGに接続され、選択トランジスタST1aお
よびST1bのゲート電極は選択ゲート線SSGに接続
される。また、メモリトランジスタM0a〜M7aおよ
びM0b〜M7bのコントロールゲート電極はそれぞれ
ワード線WL0〜WL7に接続されている。
【0010】次に、図5のNAND型フラッシュメモリ
において、ワード線WL4が書き込みページとして選択
されていて、メモリトランジスタM4aに「0」、メモ
リトランジスタM4bに「1」を書き込む場合について
説明する。
【0011】まず、選択ゲート線DSGに電源電圧VC
C(3.3V)、選択ゲート線SSGに接地電圧GND
(0V)が印加され、データ「0」をプログラムすべき
メモリトランジスタM4aが接続されたビット線BLa
に接地電圧GND(0V)、データ「1」をプログラム
すべきメモリトランジスタM4bが接続されたビット線
BLbに電源電圧VCC(3.3V)が印加される。次
に、選択ワード線WL4にプログラム電圧Vpgm(た
とえば20V)が、非選択ワード線WL0〜WL3、W
L5〜WL7にパス電圧Vpass(たとえば10V)
が印加される。
【0012】データ「0」をプログラムすべきメモリト
ランジスタM4aが接続されたNANDストリングST
RG0のチャンネル部の電位は、選択ゲートST0aが
導通状態にあることから接地電圧GND(0V)に設定
され、選択ワード線WL4に印加されたプログラム電圧
Vpgmとの電位差により、メモリトランジスタM4a
へのデータプログラムがなされ、しきい値電圧は正方向
にシフトして、たとえば消去状態の−3Vから2V程度
になる。一方、データ「1」をプログラムすべきメモリ
トランジスタM4bが接続されたNANDストリングS
TRG1のチャンネル部はフローティング状態となり、
当該チャンネル部の電位は主として非選択ワード線(図
5においては7本であるが、一般的には15本である)
に印加されるパス電圧Vpassとのキャパシタカップ
リングにより、ブーストされプログラム禁止電圧(約8
V)まで上昇して、メモリトランジスタM4bへのデー
タプログラムが禁止される。
【0013】図6(a),(b)は、上述したセルフブ
ースト動作を説明するための図であり、図6(a)はセ
ルフブースト動作時におけるプログラム禁止NANDス
トリング内の1個のメモリトランジスタを図示したもの
であり、図6(b)はその等価回路図である。
【0014】図6(a)において、VCはワード線WL
(コントロールゲートCG)に印加する電圧、VFはフ
ローティングゲートFGの電位、Vchはブーストされ
たNANDストリングチャンネル電位、C- onoはコ
ントロールゲート/フローティングゲート間の3層絶縁
膜で構成される層間容量、C- toxはトンネル酸化膜
容量、C- chはソース/ドレイン拡散層領域を含むメ
モリトランジスタのチャンネル部容量である。また、L
- depはソース/ドレイン拡散層における空乏層広が
り長である。また、図6(b)において、C- insは
層間容量C- onoとトンネル酸化膜容量C- toxの
直列接続による合成容量である。
【0015】図6(b)の等価回路により、セルフブー
スト動作時のNANDストリングチャンネル電位Vch
は(1)式で表わされる。
【0016】
【数1】 Vch=Br*VC …(1) ここで、Brは下記(2)式で表わされるセルフブース
ト効率であり、デバイス構造の最適設計により通常〜
0.8程度に設定する。
【0017】
【数2】 Br=C- ins/(C- ins+C- ch) …(2)
【0018】ところで、プログラム時のセルフブースト
動作においては、(1)式のVCはすべてのワード線印
加電圧の加重平均となるが、一般的なNAND型フラッ
シュメモリにおいてはNANDストリングを構成するワ
ード線本数は16本程度であるため、非選択ワード線に
印加するパス電圧が支配的となる。よって、(1)式は
(3)式のように表わされる。
【0019】
【数3】 Vch=Br*Vpass …(3)
【0020】したがって、Br≒0.8、Vpass=
10Vとすれば、Vch≒8Vとなり、充分プログラム
禁止電圧となりうる。
【0021】上述したセルフブースト動作によるNAN
D型フラッシュメモリのデータプログラム動作は、非選
択ビット線に高電圧の中間電圧を印加する必要がないた
め、低電圧での単一電源動作に適し、高速プログラムが
可能で、しかも各ビット線毎のデータラッチ回路のレイ
アウトが容易である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記セルフブ
ースト動作を実現するためには、セルフブースト効率B
rを最低限でも0.6〜0.8と大きくする必要があ
る。セルフブースト効率Brが充分にとれない場合は、
NANDストリングのチャンネル電位Vchが充分に上
昇しないため、図5の例では、メモリトランジスタM4
bに対して誤プログラム(プログラム電圧によるディタ
ーブ)が行われる可能性がある。また、パス電圧Vpa
ssを高くすることによりチャンネル電位Vchをもち
上げようとすると、図5の例では、非選択メモリトラン
ジスタM0a〜M3a、M5a〜M7aに対して誤プロ
グラム(パス電圧によるディスターブ)が行われる可能
性がある。
【0023】そこで、このセルフブーストのプログラム
電圧によるディターブを改善するローカルセルフブース
トという方式が提案されている。このローカルセルフブ
ースト方式では、図7に示すように、選択ワード線WL
4の両側に隣接したワード線WL3およびWL5にパス
電圧Vpassより低い電圧、たとえば0Vが印加され
る。このとき、書き込みデータが「1」のNANDスト
リングSTRG1のチャネルでは、ビット線から充電さ
れた電圧をワード線電圧VpgmまたはVpassで容
量結合によりブーストするが、選択メモリトランジスタ
M4bの両側のメモリトランジスタM3bおよびM5b
のゲート電圧は0Vであることから、ブースト途中で書
き込み対象のメモリトランジスタM4bの両側のメモリ
トランジスタM3b、M5bがカットオフし、メモリト
ランジスタM4bのドレイン/ソース/チャネルはスト
リングから切り離され、その後は選択メモリトランジス
タM4bのチャネルの電位は、プログラム電圧Vpgm
での容量結合によりブーストされる。この結果、メモリ
トランジスタM4bのチャネル電圧はセルフブーストの
場合より高くなり、トンネル酸化膜にかかる電界は低く
なって、プログラム電圧Vpgmによるディスターブは
改善される。
【0024】しかし、このローカルセルフブースト方式
においても、パス電圧Vpassによるディスターブは
改善されていない。
【0025】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、プログラム電圧によるディスタ
ーブを改善できることはもとより、パス電圧によるディ
スターブをも改善できる不揮発性半導体記憶装置を提供
することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電気的にデータの書き込みおよび消去が
行われるメモリトランジスタが複数個接続され、その一
端および他端がゲート電圧に応じて導通状態が制御され
る選択トランジスタを介してビット線およびソース線に
接続されたメモリストリングがマトリクス状に配置さ
れ、同一行のメモリトランジスタの制御ゲートが共通の
ワード線に接続された不揮発性半導体記憶装置であっ
て、データ書き込み動作時、ビット線に接続された選択
トランジスタを導通状態に保持し、選択されたメモリト
ランジスタの制御ゲートに接続された選択ワード線にプ
ログラム電圧を印加し、選択たれたメモリトランジスタ
に隣接するメモリトランジスタの制御ゲートに接続され
た非選択ワード線に当該メモリトランジスタを非導通化
する非導通化電圧を印加し、かつ、残りの非選択ワード
線の少なくとも一つに上記プログラム電圧と上記非導通
化電圧との中間のパス電圧を印加し、さらに残りの非選
択ワード線に上記非導通化電圧を印加するデコード手段
を有する。
【0027】また、本発明では、上記デコード手段は、
選択ワード線を中心にして各非選択ワード線に、非導通
化電圧とパス電圧を交互に印加する。
【0028】また、本発明では、上記デコード手段は、
選択ワード線が偶数のワード線の場合には、奇数の非選
択ワード線に非導通化電圧を印加し、偶数の非選択ワー
ド線にパス電圧を印加し、選択ワード線が奇数のワード
線の場合には、偶数の非選択ワード線に非導通化電圧を
印加し、奇数の非選択ワード線にパス電圧を印加する。
【0029】また、本発明では、上記メモリストリング
は、複数のメモリトランジスタが直列接続されたNAN
D列構成を有する。
【0030】本発明の不揮発性半導体記憶装置によれ
ば、データ書き込み動作時、ビット線に接続された選択
トランジスタが導通状態に保持される。そして、選択ワ
ード線にプログラム電圧を印加され、選択たれたメモリ
トランジスタに隣接するメモリトランジスタの制御ゲー
トに接続された非選択ワード線に非導通化電圧が印加さ
れ、残りの非選択ワード線の少なくとも一つに中間のパ
ス電圧が印加され、残りの非選択ワード線に非導通化電
圧が印加される。したがって、書き込みが行われるスト
リングにおいて、従来のローカルセルフブースト方式に
比べて非導通化されるメモリトランジスタが増えること
から、パス電圧によるディスターブ耐性を向上させるこ
とができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るNAND型
不揮発性半導体記憶装置の一実施形態を示す回路図であ
る。
【0032】図1のNAND型不揮発性半導体記憶装置
10は、メモリアレイ11、メインローデコーダ12、
転送ゲート群13、サブデコーダ14−0〜14−7,
SGデコーダ14−8、およびインバータINV11〜
INV13により構成されている。
【0033】メモリアレイ11は、ビット線BLaに2
個の選択トランジスタST0a,ST1a、および8個
のメモリトランジスタM0a〜M7aが直列接続された
NANDストリングSTRG0が接続されている。ま
た、ビット線BLbには2個の選択トランジスタST0
b,ST1b、および8個のメモリトランジスタM0b
〜M7bが直列接続されたNANDストリングSTRG
1が接続されている。
【0034】具体的には、メモリストリングSTRG0
のメモリトランジスタM0aのドレインに接続された選
択トランジスタST7aがビット線BL0aに接続さ
れ、NANDストリングSTRG1のメモリトランジス
タM7bのドレインに接続された選択トランジスタST
0bがビット線BLbに接続されている。また、各メモ
リストリングSTRG0,STRG1のメモリトランジ
スタM0a,M0bが接続された選択トランジスタST
1a,ST1bが共通のソース線SLに接続されてい
る。
【0035】また、同一行に配置されたメモリストリン
グSTRG0,STRG1のメモリトランジスタのコン
トロールゲート電極が共通のワード線WL0〜WL7に
接続され、選択トランジスタST0a,SRT0bのゲ
ート電極が共通の選択ゲート線DSGに接続され、選択
トランジスタST1a,ST1bのゲート電極が共通の
選択ゲート線SSGに接続されている。
【0036】メインローデコーダ12は、読み出し時に
は電圧レベルが(P5V+α)の信号BSELを転送ゲ
ート群13の各転送ゲートのゲート電極に供給する。ま
た、書き込み時には、電圧レベルが(20V+α)の信
号BSELを転送ゲート群13の各転送ゲートのゲート
電極に供給する。
【0037】図2は、メインローデコーダ12の具体的
な構成例を示す回路図である。メインローデコーダ12
は、図2に示すように、3入力NAND回路NA12
1、インバータINV121、2入力NAND回路NA
122、デプレッション型nチャネルMOS(NMO
S)トランジスタNT121、エンハンスメント型トラ
ンジスタNT122(低しきい値電圧),NT123、
およびMOSのソース・ドレインを結合してなるキャパ
シタC121により構成されている。
【0038】NAND回路NA121の3入力端子はア
ドレスデコード信号X1,X2,X3の入力ラインにそ
れぞれ接続され、出力端子はインバータINV121の
入力端子に接続されている。インバータINV121の
出力端子はNAND回路NA122の一方の入力端子に
接続されているとともに、ゲートが制御信号の供給端子
SEPに接続されたNMOSトランジスタNT121を
介してNMOSトランジスタNT122のソースおよび
NMOSトランジスタNT123のゲート電極に接続さ
れている。NAND回路NA122の他方の入力端子は
クロック信号CLKの入力ラインに接続され、出力端子
はキャパシタC121の一方の電極に接続されている。
キャパシタC121の他方の電極はNMOSトランジス
タNT122のドレインおよびゲート電極に接続され、
このドレインとゲート電極との接続点はNMOSトラン
ジスタNT123を介してプログラム電圧供給線Vpp
lに接続されている。なお、プログラム電圧供給線Vp
plには、読み出し時にはP5Vが供給され、書き込み
時にはたとえば20Vが供給される。
【0039】転送ゲート群13は、転送ゲートTW0〜
TW7,TD0,並びにTS0により構成されている。
具体的には、各転送ゲートTW0〜TW7は、それぞれ
メインローデコーダ12の出力信号BSELに応じてワ
ード線WL0〜WL7と駆動電圧VCG0〜VCG7の
供給線VCG0L〜VCG7Lとを作動的に接続し、転
送ゲートTD0,TS0は同じくメインローデコーダ1
2の出力信号BSELに応じて選択ゲート線DSG,S
SGと駆動電圧VDSG,VSSGの供給線VDSG
L,VSSGLとを作動的に接続する。
【0040】サブデコーダ14−0は、アドレス信号A
8,A9,A10用の3入力端子A8B/N、A9B/
N、A10B/Nを有し、入力端子A8B/Nがインバ
ータINV11を介して信号A8の入力端子TA8に接
続され、入力端子A9B/NがインバータINV12を
介して信号A9の入力端子TA9に接続され、入力端子
A10B/NがインバータINV13を介して信号A1
0の入力端子TA10に接続されている。そして、入力
されたアドレス信号を受けて、書き込み時に、ワード線
WL0が選択された場合には、電圧VCG0をプログラ
ム電圧Vpgm(たとえば20V)に設定して供給線V
CG0Lに印加し、ワード線WL0が非選択の場合に
は、選択ワード線が偶数のワード線WL2,WL4,W
L6ならば電圧VCG0をパス電圧Vpass(たとえ
ば10V)に設定して供給線VCG0Lに印加し、選択
ワード線が奇数のワード線WL1,WL3,WL5,W
L7ならば電圧VCG0を非導通化電圧である接地電圧
GND(0V)に設定して供給線VCG0Lに印加す
る。また、読み出し時に、ワード線WL0が選択された
場合には、電圧VCG0をたとえば0Vに設定して供給
線VCG0Lに印加し、ワード線WL0が非選択の場合
には電圧VCG0をP5V(たとえば4.5V)に設定
して供給線VCG0Lに印加する。
【0041】サブデコーダ14−1は、アドレス信号A
8,A9,A10用の3入力端子A8B/N、A9B/
N、A10B/Nを有し、入力端子A8B/Nが信号A
8の入力端子TA8に接続され、入力端子A9B/Nが
インバータINV12を介して信号A9の入力端子TA
9に接続され、入力端子A10B/NがインバータIN
V13を介して信号A10の入力端子TA10に接続さ
れている。そして、入力されたアドレス信号を受けて、
書き込み時に、ワード線WL1が選択された場合には、
電圧VCG1をプログラム電圧Vpgmに設定して供給
線VCG1Lに印加し、ワード線WL1が非選択の場合
には、選択ワード線が偶数のワード線WL0,WL2,
WL4,WL6ならば電圧VCG1を接地電圧GND
(0V)に設定して供給線VCG1Lに印加し、選択ワ
ード線が奇数のワード線WL3,WL5,WL7ならば
電圧VCG1をパス電圧Vpassに設定して供給線V
CG1Lに印加する。また、読み出し時に、ワード線W
L1が選択された場合には、電圧VCG1をたとえば0
Vに設定して供給線VCG1Lに印加し、ワード線WL
1が非選択の場合には電圧VCG1をP5Vに設定して
供給線VCG1Lに印加する。
【0042】サブデコーダ14−2は、アドレス信号A
8,A9,A10用の3入力端子A8B/N、A9B/
N、A10B/Nを有し、入力端子A8B/Nがインバ
ータINV11を介して信号A8の入力端子TA8に接
続され、入力端子A9B/Nが信号A9の入力端子TA
9に接続され、入力端子A10B/NがインバータIN
V13を介して信号A10の入力端子TA10に接続さ
れている。そして、入力されたアドレス信号を受けて、
書き込み時に、ワード線WL2が選択された場合には、
電圧VCG2をプログラム電圧Vpgmに設定して供給
線VCG2Lに印加し、ワード線WL2が非選択の場合
には、選択ワード線が偶数のワード線WL0,WL4,
WL6ならば電圧VCG2をパス電圧Vpassに設定
して供給線VCG2Lに印加し、選択ワード線が奇数の
ワード線WL1,WL3,WL5,WL7ならば電圧V
CG2を接地電圧GND(0V)に設定して供給線VC
G2Lに印加する。また、読み出し時に、ワード線WL
2が選択された場合には、電圧VCG2をたとえば0V
に設定して供給線VCG2Lに印加し、ワード線WL2
が非選択の場合には電圧VCG2をP5Vに設定して供
給線VCG2Lに印加する。
【0043】サブデコーダ14−3は、アドレス信号A
8,A9,A10用の3入力端子A8B/N、A9B/
N、A10B/Nを有し、入力端子A8B/Nが信号A
8の入力端子TA8に接続され、入力端子A9B/Nが
信号A9の入力端子TA9に接続され、入力端子A10
B/NがインバータINV13を介して信号A10の入
力端子TA10に接続されている。そして、入力された
アドレス信号を受けて、書き込み時に、ワード線WL3
が選択された場合には、電圧VCG3をプログラム電圧
Vpgmに設定して供給線VCG3Lに印加し、ワード
線WL3が非選択の場合には、選択ワード線が偶数のワ
ード線WL0,WL2,WL4,WL6ならば電圧VC
G3を接地電圧GND(0V)に設定して供給線VCG
3Lに印加し、選択ワード線が奇数のワード線WL1,
WL5,WL7ならば電圧VCG3をパス電圧Vpas
sに設定して供給線VCG3Lに印加する。また、読み
出し時に、ワード線WL3が選択された場合には、電圧
VCG3をたとえば0Vに設定して供給線VCG3Lに
印加し、ワード線WL3が非選択の場合には電圧VCG
3をP5Vに設定して供給線VCG3Lに印加する。
【0044】サブデコーダ14−4は、アドレス信号A
8,A9,A10用の3入力端子A8B/N、A9B/
N、A10B/Nを有し、入力端子A8B/Nがインバ
ータINV11を介して信号A8の入力端子TA8に接
続され、入力端子A9B/NがインバータINV12を
介して信号A9の入力端子TA9に接続され、入力端子
A10B/Nが信号A10の入力端子TA10に接続さ
れている。そして、入力されたアドレス信号を受けて、
書き込み時に、ワード線WL4が選択された場合には、
電圧VCG4をプログラム電圧Vpgmに設定して供給
線VCG4Lに印加し、ワード線WL4が非選択の場合
には、選択ワード線が偶数のワード線WL0,WL2,
WL6ならば電圧VCG4をパス電圧Vpassに設定
して供給線VCG4Lに印加し、選択ワード線が奇数の
ワード線WL1,WL3,WL5,WL7ならば電圧V
CG4を接地電圧GND(0V)に設定して供給線VC
G4Lに印加する。また、読み出し時に、ワード線WL
4が選択された場合には、電圧VCG4をたとえば0V
に設定して供給線VCG4Lに印加し、ワード線WL4
が非選択の場合には電圧VCG4をP5Vに設定して供
給線VCG4Lに印加する。
【0045】サブデコーダ14−5は、アドレス信号A
8,A9,A10用の3入力端子A8B/N、A9B/
N、A10B/Nを有し、入力端子A8B/Nが信号A
8の入力端子TA8に接続され、入力端子A9B/Nが
インバータINV12を介して信号A9の入力端子TA
9に接続され、入力端子A10B/Nが信号A10の入
力端子TA10に接続されている。そして、入力された
アドレス信号を受けて、書き込み時に、ワード線WL5
が選択された場合には、電圧VCG5をプログラム電圧
Vpgmに設定して供給線VCG5Lに印加し、ワード
線WL5が非選択の場合には、選択ワード線が偶数のワ
ード線WL0,WL2,WL4,WL6ならば電圧VC
G5を接地電圧GND(0V)に設定して供給線VCG
5Lに印加し、選択ワード線が奇数のワード線WL1,
WL3,WL7ならば電圧VCG5をパス電圧Vpas
sに設定して供給線VCG5Lに印加する。また、読み
出し時に、ワード線WL5が選択された場合には、電圧
VCG5をたとえば0Vに設定して供給線VCG5Lに
印加し、ワード線WL5が非選択の場合には電圧VCG
5をP5Vに設定して供給線VCG5Lに印加する。
【0046】サブデコーダ14−6は、アドレス信号A
8,A9,A10用の3入力端子A8B/N、A9B/
N、A10B/Nを有し、入力端子A8B/Nがインバ
ータINV11を介して信号A8の入力端子TA8に接
続され、入力端子A9B/Nが信号A9の入力端子TA
9に接続され、入力端子A10B/Nが信号A10の入
力端子TA10に接続されている。そして、入力された
アドレス信号を受けて、書き込み時に、ワード線WL6
が選択された場合には、電圧VCG6をプログラム電圧
Vpgmに設定して供給線VCG6Lに印加し、ワード
線WL6が非選択の場合には、選択ワード線が偶数のワ
ード線WL0,WL2,WL4ならば電圧VCG6をパ
ス電圧Vpassに設定して供給線VCG6Lに印加
し、選択ワード線が奇数のワード線WL1,WL3,W
L5,WL7ならば電圧VCG6を接地電圧GND(0
V)に設定して供給線VCG6Lに印加する。また、読
み出し時に、ワード線WL6が選択された場合には、電
圧VCG6をたとえば0Vに設定して供給線VCG6L
に印加し、ワード線WL6が非選択の場合には電圧VC
G6をP5Vに設定して供給線VCG6Lに印加する。
【0047】サブデコーダ14−7は、アドレス信号A
8,A9,A10用の3入力端子A8B/N、A9B/
N、A10B/Nを有し、入力端子A8B/Nが信号A
8の入力端子TA8に接続され、入力端子A9B/Nが
信号A9の入力端子TA9に接続され、入力端子A10
B/Nが信号A10の入力端子TA10に接続されてい
る。そして、入力されたアドレス信号を受けて、書き込
み時に、ワード線WL7が選択された場合には、電圧V
CG7をプログラム電圧Vpgmに設定して供給線VC
G7Lに印加し、ワード線WL7が非選択の場合には、
選択ワード線が偶数のワード線WL0,WL2,WL
4,WL6ならば電圧VCG7を接地電圧GND(0
V)に設定して供給線VCG7Lに印加し、選択ワード
線が奇数のワード線WL1,WL3,WL5ならば電圧
VCG7をパス電圧Vpassに設定して供給線VCG
7Lに印加する。また、読み出し時に、ワード線WL7
が選択された場合には、電圧VCG7をたとえば0Vに
設定して供給線VCG7Lに印加し、ワード線WL7が
非選択の場合には電圧VCG7をP5Vに設定して供給
線VCG7Lに印加する。
【0048】SGデコーダ14−8は、書き込み時に
は、電圧VDSGを電源電圧VCC(たとえば3.3V)
に設定して供給線VDSGLに供給し、電圧VSSGを
接地電圧GND(0V)に設定して供給線VSSGLに
供給する。また、読み出し時には、電圧VDSG,VS
SGをP5Vに設定し、供給線VDSGL,VSSGL
にそれぞれ供給する。
【0049】図3は、サブデコーダ14(−0〜−7)
の具体的な構成例を示す回路図である。サブデコーダ1
4は、3入力NAND回路NA141,NA142、2
入力NAND回路NA143〜NA149、2入力NO
R回路NR141〜NR144、インバータINV14
1〜INV146、高耐圧のNMOSトランジスタNT
141〜NT159、およびNMOSのソース・ドレイ
ンを結合してなるキャパシタC141〜144により構
成されている。そして、NAND回路NA144、イン
バータINV145、NMOSトランジスタNT142
〜NT144およびキャパシタC141によりチャージ
ポンプ回路CP141が構成され、NAND回路NA1
45、インバータINV146、NMOSトランジスタ
NT145〜NT148およびキャパシタC142によ
りチャージポンプ回路CP142が構成され、NAND
回路NA148、NOR回路143、NMOSトランジ
スタNT150〜NT154およびキャパシタC143
によりチャージポンプ回路CP143が構成され、NA
ND回路NA149、NOR回路144、NMOSトラ
ンジスタNT155〜NT159およびキャパシタC1
44によりチャージポンプ回路CP144が構成されて
いる。なお、NMOSトランジスタNT141,NT1
45,NT150,NT151、NT155,NT15
6はデプレッション型トランジスタであり、残りのNM
OSトランジスタはエンハンスメント型トランジスタで
ある。また、NMOSトランジスタNT142,NT1
46,NT152,NT157は通常のNMOトランジ
スタより低しきい値電圧化されたトランジスタである。
【0050】NAND回路141の3入力端子はそれぞ
れアドレス信号の入力端子A8B/N,A9B/N,A
10B/Nに接続され、出力端子がインバータINV1
41の入力端子、NOR回路NR142,NR143の
一方の入力端子、NAND回路NA149の一方の入力
端子、並びにNMOSトランジスタNT150のゲート
電極に接続されている。インバータINV141の出力
端子はNOR回路NR141,NR144の一方の入力
端子、NAND回路NA148の一方の入力端子、並び
にNMOSトランジスタNT155のゲート電極に接続
されている。インバータINV142の入力端子が信号
RDVFの入力端子に接続され、出力端子がNOR回路
NR141,NR142の他方の入力端子に接続されて
いる。インバータINV143の入力端子がアドレス信
号の入力端子A8B/Nに接続され、出力端子がNAN
D回路NA143の一方の入力端子に接続されている。
NAND回路NA143の他方の入力端子がプログラム
信号PGMの入力端子に接続され、インバータINV1
44の入力端子が消去信号ERSの入力端子に接続され
ている。そして、NAND回路NA142の3入力端子
はそれぞれNAND回路NA143の出力端子、チップ
イネーブル信号CEの入力端子、およびインバータIN
V144の出力端子に接続され、出力端子が出力ノード
NDOUT と接地ラインとの間に接続されたNMOSトラ
ンジスタNT149のゲート電極に接続されている。
【0051】NOR回路NR141の出力端子がインバ
ータINV145の入力端子およびNAND回路NA1
44の一方の入力端子に接続されているとともに、ゲー
ト電極がインバータINV145の出力端子に接続され
たNMOSトランジスタNT141を介してNMOSト
ランジスタNT142のソースおよびNMOSトランジ
スタNT143,NT144のゲート電極に接続されて
いる。NAND回路NA144の他方の入力端子は読み
出し用クロック信号CLKRVの入力ラインに接続さ
れ、出力端子はキャパシタC141の一方の電極に接続
されている。キャパシタC141の他方の電極はNMO
SトランジスタNT142のドレインおよびゲート電極
に接続され、このドレインとゲート電極との接続点はN
MOSトランジスタNT143を介して電圧P5Vの供
給端子に接続されている。また、NMOSトランジスタ
NT144が電圧P5Vの供給端子と出力ノードNDOU
T との間に接続されている。
【0052】NOR回路NR142の出力端子がインバ
ータINV146の入力端子およびNAND回路NA1
45の一方の入力端子に接続されているとともに、ゲー
ト電極がインバータINV146の出力端子に接続され
たNMOSトランジスタNT145を介してNMOSト
ランジスタNT146のソースおよびNMOSトランジ
スタNT147,NT148のゲート電極に接続されて
いる。NAND回路NA145の他方の入力端子は読み
出し用クロック信号CLKRVの入力ラインに接続さ
れ、出力端子はキャパシタC142の一方の電極に接続
されている。キャパシタC142の他方の電極はNMO
SトランジスタNT146のドレインおよびゲート電極
に接続され、このドレインとゲート電極との接続点はN
MOSトランジスタNT147を介して電圧VTHの供
給端子に接続されている。また、NMOSトランジスタ
NT148が電圧VTHの供給端子と出力ノードNDOU
T との間に接続されている。
【0053】NAND回路NA146,NA147の一
方の入力端子がアドレス信号の入力端子A8B/Nに接
続され、NAND回路NA146の他方の入力端子が書
き込み用クロック信号CLKWの入力端子に接続され、
NAND回路NA147の他方の入力端子がプログラム
信号PGMの入力端子に接続されている。そして、NA
ND回路NA146の出力端子がNAND回路NA14
8およびNA149の他方の入力端子に接続されてい
る。NAND回路NA147の出力端子がNOR回路N
R143およびNR144の他方の入力端子に接続され
ている。
【0054】NOR回路NR143の出力端子がNMO
SトランジスタNT150およびゲート電極が電源電圧
CCの供給源に接続されたNMOSトランジスタNT1
51を介してNMOSトランジスタNT152のソース
およびNMOSトランジスタNT153,NT154の
ゲート電極に接続されている。NAND回路NA148
の出力端子はキャパシタC143の一方の電極に接続さ
れている。キャパシタC143の他方の電極はNMOS
トランジスタNT152のドレインおよびゲート電極に
接続され、このドレインとゲート電極との接続点はNM
OSトランジスタNT153を介してプログラム電圧V
pgmの供給端子に接続されている。また、NMOSト
ランジスタNT154がプログラム電圧Vpgmの供給
端子と出力ノードNDOUT との間に接続されている。
【0055】NOR回路NR144の出力端子がNMO
SトランジスタNT155およびゲート電極が電源電圧
CCの供給源に接続されたNMOSトランジスタNT1
56を介してNMOSトランジスタNT157のソース
およびNMOSトランジスタNT158,NT159の
ゲート電極に接続されている。NAND回路NA149
の出力端子はキャパシタC144の一方の電極に接続さ
れている。キャパシタC144の他方の電極はNMOS
トランジスタNT157のドレインおよびゲート電極に
接続され、このドレインとゲート電極との接続点はNM
OSトランジスタNT158を介してパス電圧Vpas
sの供給端子に接続されている。また、NMOSトラン
ジスタNT159がパス電圧Vpassの供給端子と出
力ノードNDOUT との間に接続されている。
【0056】次に、メモリストリングSTRG0,ST
RG1のメモリトランジスタM4(a,b)へのデータ
の書き込み、およびデータの読み出しの動作について説
明する。
【0057】書き込み時には、SGデコーダ14−8に
おいて電圧VDSGが電源電圧VCC(たとえば3.3
V)に設定され供給線VDSGLに供給され、電圧VS
SGが接地電圧GND(0V)に設定されて供給線VS
SGLに供給される。
【0058】このとき、メインローデコーダ12のプロ
グラム電圧供給線Vpplにたとえば20Vが供給され
る。そして、メインローデコーダ12にアクティブのア
ドレス信号X1,X2,X3が入力されて、メインロー
デコーダ12の出力信号BSELが20V+αのレベル
で出力される。これにより、転送ゲート群13の転送ゲ
ートTW0〜TW7,TD0およびTS0が導通状態と
なる。その結果、図4に示すように、選択ゲート線DS
Gに電源電圧VCC(たとえば3.3V)が印加され、選
択ゲート線SSGに接地電圧GND(0V)が印加され
る。また、たとえばメモリトランジスタM4aに
「0」、メモリトランジスタM4bに「1」を書き込む
場合に、データ「0」をプログラムすべきメモリトラン
ジスタM4aが接続されたビット線BLaに接地電圧G
ND(0V)、データ「1」をプログラムすべきメモリ
トランジスタMTbが接続されたビット線BLbに電源
電圧VCC(3.3V)が印加される。
【0059】また、書き込み時には、プログラム信号P
GMがハイレベルで各サブデコーダ14−0〜14−7
に入力される。そして、書き込み対象がメモリトランジ
スタM4(a,b)であることから、アドレス信号A1
0,A9,A8は(1,0,0)に設定されてワード線
WL4が選択される。アドレス信号A10はハイレベル
のまま、アドレス信号A9,A8はインバータINV1
2,INV11で反転されハイレベルで、ワード線WL
4への印加電圧VCG4を設定するサブデコーダ14−
4の入力端子A10B/N,A9B/N,A8B/Nに
入力される。また、他の偶数のワード線WL0,WL
2,WL6への印加電圧を設定するサブデコーダ14−
0,14−2,14−6の入力端子A8B/Nにハイレ
ベルの信号が入力される。そして、サブデコーダ14−
0の入力端子A9B/Nにはハイレベル、入力端子A1
0B/Nにはローレベルの信号が入力され、サブデコー
ダ14−2の入力端子A9B/Nにはローレベル、入力
端子A10B/Nにはローレベルの信号が入力され、サ
ブデコーダ14−6の入力端子A9B/Nにはローレベ
ル、入力端子A10B/Nにはハイレベルの信号が入力
される。
【0060】さらに、奇数のワード線WL1,WL3,
WL5,WL7への印加電圧を設定するサブデコーダ1
4−1,14−3,14−5,14−7の入力端子A8
B/Nにローレベルの信号が入力される。そして、サブ
デコーダ14−1の入力端子A9B/Nにはハイレベ
ル、入力端子A10B/Nにはローレベルの信号が入力
され、サブデコーダ14−3の入力端子A9B/Nには
ローレベル、入力端子A10B/Nにはローレベルの信
号が入力され、サブデコーダ14−5の入力端子A9B
/Nにはハイレベル、入力端子A10B/Nにはハイレ
ベルの信号が入力され、サブデコーダ14−7の入力端
子A9B/Nにはローレベル、入力端子A10B/Nに
はハイレベルの信号が入力される。
【0061】偶数のワード線電圧を設定するサブデコー
ダ14ー0,14−2,14−4,14−6では、入力
端子A8B/Nへの入力信号がハイレベルであることか
ら、インバータINV143の出力がローレベルとな
る。書き込み時には上述したようにプログラム信号PG
Mがハイレベルに設定されていることから、NAND回
路NA143の出力はハイレベルとなる。また、チップ
イネーブル信号がハイレベルに設定されており、消去信
号ERSはローレベルであることから、インバータIN
V144の出力はハイレベルとなる。その結果、NAN
D回路142の出力はローレベルとなり、出力ノードN
DOUT と接地との間に接続されたNMOSトランジスタ
NT149は非導通状態に保持される。このとき、入力
端子A8B/Nへの入力信号がハイレベルであることか
ら、NAND回路NA146,NA147はインバータ
と等価となる。その結果、書き込み用クロック信号CL
KWの反転信号がチャージポンプ回路CP143,CP
14のNAND回路NA148,NA149の一方の入
力端子に入力され、プログラム信号PGMの反転信号が
NOR回路NR143,NR144の一方の入力端子に
供給される。
【0062】そして、選択されたワード線WL4の電圧
を設定するサブデコーダ14−4においては、入力端子
A8B/N,A9B/N,A10B/Nへの入力信号は
全てハイレベルであることから、NAND回路NA14
1の出力はローレベルとなり、信号WLDSELとして
チャージポンプ回路CP143のNOR回路NR143
およびチャージポンプ回路CP144のNAND回路N
A149に供給される。また、インバータINV141
の出力はハイレベルとなり、信号WLSELとしてチャ
ージポンプ回路CP144のNOR回路NR144およ
びチャージポンプ回路CP143のNAND回路NA1
48に供給される。その結果、チャージポンプ回路CP
143のNAND回路NA148の出力はクロック動作
し、NOR回路NR143の出力はハイレベルとなり、
チャージポンプ回路CP143が動作し、NMOSトラ
ンジスタNT154が導通状態となり、出力ノードND
OUT にプログラム電圧Vpgm(たとえば20V)が供
給される。そして、この出力ノードNDOUT のプログラ
ム電圧Vpgmが電圧供給線VCG4Lに印加される。
【0063】一方、非選択の偶数ワード線WL0,WL
2,WL6の電圧を設定するサブデコーダ14−0,1
4−2,14−6においては、入力端子A8B/Nへの
信号はハイレベルであるが、入力端子A9B/N,A1
0B/Nへの入力信号は両者またはいずれかがローレベ
ルであることから、NAND回路NA141の出力はハ
イレベルとなり、信号WLDSELとしてチャージポン
プ回路CP143のNOR回路NR143およびチャー
ジポンプ回路CP144のNAND回路NA149に供
給される。また、インバータINV141の出力はロー
レベルとなり、信号WLSELとしてチャージポンプ回
路CP144のNOR回路NR144およびチャージポ
ンプ回路CP143のNAND回路NA148に供給さ
れる。その結果、チャージポンプ回路CP144のNA
ND回路NA149の出力はクロック動作し、NOR回
路NR144の出力はハイレベルとり、チャージポンプ
回路CP144が動作し、NMOSトランジスタNT1
59が導通状態となり、出力ノードNDOUT にパス電圧
Vpass(たとえば10V)が供給される。そして、
この出力ノードNDOUT のパス電圧Vpassが電圧供
給線VCG0L、VCG2L、VCG6Lに印加され
る。
【0064】また、奇数のワード線電圧を設定するサブ
デコーダ14ー1,14−3,14−5,14−7で
は、入力端子A8B/Nへの入力信号がローレベルであ
ることから、インバータINV143の出力がハイレベ
ルとなる。書き込み時にはプログラム信号PGMがハイ
レベルに設定されていることから、NAND回路NA1
43に出力はローレベルとなる。また、チップイネーブ
ル信号がハイレベルに設定されており、消去信号ERS
はローレベルであることから、インバータINV144
の出力はハイレベルとなる。その結果、NAND回路1
42の出力はハイレベルとなり、出力ノードNDOUT と
接地との間に接続されたNMOSトランジスタNT14
9は導通状態に保持される。また、入力端子A8B/N
への入力信号がローレベルであることから、NAND回
路NA141の出力はハイレベルとなり、信号WLDS
ELとしてチャージポンプ回路CP143のNOR回路
NR143およびチャージポンプ回路CP144のNA
ND回路NA149に供給される。また、インバータI
NV141の出力はローレベルとなり、信号WLSEL
としてチャージポンプ回路CP144のNOR回路NR
144およびチャージポンプ回路CP143のNAND
回路NA148に供給される。
【0065】すなわち、チャージポンプ回路CP144
のNOR回路144、NAND回路NA149の一方の
入力が各々のローレベルとハイレベルであるが、入力端
子A8B/Nへの信号はローレベルであることから、N
AND回路149の他方の入力端子にはクロック信号C
LKWが伝わらず、チャージポンプ回路CP144のN
MOSトランジスタNT159のゲート側ノードCPS
EL2が接地レベル(0V)に固定され、NMOSトラ
ンジスタNT159が非導通状態に保持される。その結
果、出力ノードNDOUT はNMOSトランジスタNT1
49を介して接地レベルに引き込まれる。そして、この
出力ノードNDOUT の接地電圧GND(0V)が電圧供
給線VCG1L、VCG1L、VCG5L、VCG7L
に印加される。
【0066】このとき、上述したように、転送ゲート群
13の転送ゲートTW0〜TW7,TD0およびTS0
が導通状態となっている。その結果、図4に示すよう
に、選択ワード線WL4にプログラム電圧Vpgm(た
とえば20V)が、非選択の偶数ワード線WL0,WL
2,WL6にパス電圧(中間電圧)Vpass(たとえ
ば10V)が印加され、非選択の奇数ワード線WL1,
WL3,WL5,WL7に非導通化電圧としての接地電
圧GND(0V)が印加される。
【0067】ワード線電圧の立ち上げ前は書き込みデー
タが「1」のストリングSTRG1のチャネル電圧はビ
ット電圧によってドレイン側選択ゲートST0bのゲー
ト電圧VCCからしきい値電圧Vthだけ降下した電圧に
充電されている。この状態で、選択ワード線WL4がプ
ログラム電圧Vpgm、残りの偶数の非選択ワード線W
L0,WL2,WL6にパス電圧Vpassが印加さ
れ、奇数の非選択ワード線WL1,WL3,WL5,W
L7は0Vに保持される。
【0068】この場合、偶数の非選択ワード線WL0,
WL2,WL6の電圧上昇に伴って、チャネル電圧は上
昇するが、チャネル電圧が、奇数の非選択ワード線WL
1,WL3,WL5,WL7に接続された奇数のメモリ
トランジスタM1b,M3b,M5b,M7bのしきい
値電圧を越えた段階で奇数のメモリトランジスタはカッ
トオフし、偶数のメモリトランジスタM0b,M2b,
M4b,M6bのチャネル電圧はワード線電圧により容
量結合比(Cch/(Cins+Cch))に従ってブ
ーストされる。これにより、書き込みデータが「1」の
メモリトランジスタM4bのチャネル電圧はセルフブー
ストのときより高い電圧にブーストされる。したがっ
て、セルフブーストの場合よりプログラム電圧によるデ
ィスターブ耐性が向上する。
【0069】一方、書き込みデータが「0」のストリン
グSTRG0では、少なくとも書き込対象のメモリトラ
ンジスタM4aまでは消去状態(しきい値電圧Vthが
−3V程度)であることから、書き込み対象のメモリト
ランジスタM4aのチャネル電圧は0Vとなりメモリト
ランジスタM4aへの書き込みが実行される。このと
き、奇数のワード線WL1,WL3,WL5,WL7に
ゲートが接続されているメモリトランジスタM1a,M
3a,M5a,M7aでは、ゲート電圧が0Vであるこ
とから、パス電圧Vpassによるディスターブはかか
らない。
【0070】以上により、従来、パス電圧Vpassに
よるディスターブが最悪である、書き込みデータがスト
リング中すべて「0」であるメモリトランジスタのディ
スターブ回数は、メモリトランジスタが8個直列に接続
された8NANDストリングの場合、セルフブースト方
式で7回、ローカルセルフブースト方式で5回であるの
に対し、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の場
合は3回であり、パス電圧Vpassによるディスター
ブもローカルセルフブーストの場合に比べて3/5に改
善される。メモリトランジスタが16個直列に接続され
た16NANDストリングの場合は、セルフブーストの
場合で15回、ローカルセルフブーストの場合で13回
であるのに対して、本実施形態に係る不揮発性半導体記
憶装置の場合は7回で7/13となり、1ストリング中
に直列に接続されるメモリトランジスタの数が多いほ
ど、パス電圧Vpassによるディスターブ軽減の効果
は大きい。
【0071】読み出し時には、サブデコーダ14−4に
より駆動電圧供給線VCG4Lに接地電圧GND(0
V)が供給され、駆動電圧供給線VCG0L〜VCG3
L,VCG5L〜VCG7Lおよび駆動電圧供給線VD
SGL,VSSGLにP5V(たとえば4.5V)が供
給され、プログラム電圧供給線VpplにP5Vが供給
され、ソース線SLに接地電圧0Vが供給される。ま
た、メインローデコーダ12にアクティブのアドレス信
号X1,X2,X3が入力されて、メインローデコーダ
120の出力信号BSELがP5V+αのレベルで出力
される。これにより、転送ゲート群13の転送ゲートT
W0〜TW7,TD0およびTS0が導通状態となる。
その結果、メモリストリングSTRG0,STRG1の
選択トランジスタST0a,ST0bが導通状態にな
り、ビット線BLa,BLbにデータが読み出される。
【0072】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、書き込みをすべきメモリトランジスタが接続された
選択ワード線(図4では偶数のWL4)にプログラム電
圧Vpgm(たとえば20V)を印加し、選択ワード線
に隣接する非選択ワード線(図4では奇数のWL3,W
L5)に接地電圧GNDを印加し、さらにこれら非選択
ワード線に隣接する非選択ワード線(図4では偶数のW
L2,WL6)にパス電圧Vpass(たとえば10
V)を印加する、すなわち選択ワード線にプログラム電
圧Vpgmを印加し、この選択ワード線を中心にして各
非選択ワード線に、非導通化電圧としての接地電圧GN
Dと中間のパス電圧Vpassを交互に印加するように
したので、パス電圧Vpassが印加されるワード線数
が従来のローカルセルフブースト方式に比べて半分程度
に減ることから、パス電圧によるディスターブを改善で
きる利点がある。
【0073】なお、本実施形態では、選択ワード線を中
心にして各非選択ワード線に、接地電圧GNDとパス電
圧Vpassを一つずつ交互に印加するようにしたが、
これに限定されるものではない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プログラム電圧によるディスターブを改善できることは
もとより、パス電圧によるディスターブをも改善できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るNAND型不揮発性半導体記憶装
置の一実施形態を示す回路図である。
【図2】図1のメインローデコーダの具体的な構成例を
示す回路図である。
【図3】図1のサブデコーダの具体的な構成例を示す回
路図である。
【図4】図1の動作を説明するための図である。
【図5】セルフブースト動作を説明するための図であ。
【図6】(a)はセルフブースト動作時におけるプログ
ラム禁止NANDストリング内の1個のメモリトランジ
スタを図示したものであり、(b)はその等価回路図で
ある。
【図7】ローカルセルフブースト動作を説明するための
図であ。
【符号の説明】
11…メモリアレイ、12…メインローデコーダ、13
…転送ゲート群、14−0〜14−7…サブデコーダ、
14−8…SGデコーダ、INV11〜INV13…イ
ンバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/788 29/792

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的にデータの書き込みおよび消去が
    行われるメモリトランジスタが複数個接続され、その一
    端および他端がゲート電圧に応じて導通状態が制御され
    る選択トランジスタを介してビット線およびソース線に
    接続されたメモリストリングがマトリクス状に配置さ
    れ、同一行のメモリトランジスタの制御ゲートが共通の
    ワード線に接続された不揮発性半導体記憶装置であっ
    て、 データ書き込み動作時、ビット線に接続された選択トラ
    ンジスタを導通状態に保持し、選択されたメモリトラン
    ジスタの制御ゲートに接続された選択ワード線にプログ
    ラム電圧を印加し、選択されたメモリトランジスタに隣
    接するメモリトランジスタの制御ゲートに接続された非
    選択ワード線に当該メモリトランジスタを非導通化する
    非導通化電圧を印加し、かつ、残りの非選択ワード線の
    少なくとも一つに上記プログラム電圧と上記非導通化電
    圧との中間のパス電圧を印加し、さらに残りの非選択ワ
    ード線に上記非導通化電圧を印加するデコード手段を有
    する不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記デコード手段は、選択ワード線を中
    心にして各非選択ワード線に、非導通化電圧とパス電圧
    を交互に印加する請求項1記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 上記デコード手段は、選択ワード線が偶
    数のワード線の場合には、奇数の非選択ワード線に非導
    通化電圧を印加し、偶数の非選択ワード線にパス電圧を
    印加し、選択ワード線が奇数のワード線の場合には、偶
    数の非選択ワード線に非導通化電圧を印加し、奇数の非
    選択ワード線にパス電圧を印加する請求項1記載の不揮
    発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記メモリストリングは、複数のメモリ
    トランジスタが直列接続されたNAND列構成を有する
    請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 上記メモリストリングは、複数のメモリ
    トランジスタが直列接続されたNAND列構成を有する
    請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 上記メモリストリングは、複数のメモリ
    トランジスタが直列接続されたNAND列構成を有する
    請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置。
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