JP4885125B2 - 伝動チェーン用チェーンリンク、及び拡大有効断面を有する伝動チェーン - Google Patents

伝動チェーン用チェーンリンク、及び拡大有効断面を有する伝動チェーン Download PDF

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Description

本発明の主題は、伝動チェーン用チェーンリンク、及び電線、管などを案内する伝動チェーンに関する。
伝動チェーンは、移動可能な部品、特に所定の経路において基本的に移動する部品に、例えば電力、水、圧縮空気、電流を使用する手段等が供給されなければならないときに主に使用される。この場合には、電線が損傷されることなく所定の経路において部品が移動することが可能なように、電線は固定箇所から部品に案内される必要がある。
伝動チェーンは、関節式に互いに接続されるチェーンリンクを備え、伝動チェーンは所定の経路に沿って移動される。この場合、電線は所定の仕方により伝動チェーン内で案内されて、電線はごく微小な磨耗のみにさらされるか、または磨耗されないこともある。
チェーンリンクは二つの側部プレートを有し、チェーンリンクの側方の境界には少なくとも一つの横ウエブがチェーンリンクの上部及び/又は下部の境界を形成している。この場合、チェーンリンクは、一つのチェーンリンクが少なくとも一つの隣接するチェーンリンク及び/又は少なくとも一つの端部領域に連結可能なように設計されており、それにより伝動チェーンを構成することができる。この連結は対応する連結手段により行われ、連結手段は隣接するチェーン側部プレートに対応して形成される。
チェーン側部プレート及び横ウエブは一つの部品として形成することができ、例えば、特に射出成形されたプラスチックから形成されることができるが、チェーン側部プレート及び横ウエブが互いから解放可能なように連結されるのが通例である。チェーン側部プレートを少なくとも一つの横ウエブに解放可能に連結することは、チェーンリンクに形成されたチャネルへのアクセスが簡単であるという利点がある。このため、伝動チェーン内へ電線を置くこと又は取り外すこと、及びメンテナンスのために電線にアクセスすることは、容易に可能となる。
特許文献1は、例えば、ケーブル、管等を収容するための伝動チェーンを開示している。その伝動チェーンは、関節式に互いに連結された複数のチェーンリンクを有し、チェーンリンクは互いに平行している側部プレート及び側部プレートを連結する横ウエブにより形成される。各側部プレートは側方ラッチ突起部を有しており、側方ラッチ突起部はチェーンの内側に向いており、対応するように設計されている横ウエブを解放可能に係止して係合する。伝動チェーンの有効断面を規格化して拡大するには、特許文献1では少なくともいくつかの横ウエブがクリップとして設計されており、少なくとも片側では、側部プレートの平行する上部端及び下部端により結合されるようにチェーン断面を拡大する。クリップの端部には締結領域があり、この締結領域は横ウエブの締結領域に対応するように設計されており、このため、横ウエブの代わりにクリップがラッチ突起部に配置されることができる。
独国特許19715532C1
前述を出発点として、本発明は、拡大有効断面を有して安定に設計されているチェーンリンク及び伝動チェーンを示す目的に基づいている。
本発明の目的は、請求項1に記載の特徴を有するチェーンリンクにより本発明に基づいて達成される。チェーンリンクの有利な進歩及び改善は、独立項の主題となる。
本発明による電線、管等を案内する伝動装置のチェーンリンクは少なくとも一つの横ウエブにより連結されている二つの側部プレートを有している。各側部プレートは別の側部プレートへの関節式連結のための端部領域を有している。本発明によるチェーンリンクでは、前記側部プレートの長手方向の各縁から関節部の軸までの各距離が異なる。
関節部の軸が側部プレートの実質的に半ばにあるような前述のチェーン側部プレートの構成とは異なり、本発明のチェーンリンクの場合には、各側部プレートの長手方向の各縁から関節部の軸までの各距離が異なるようにすることが提案されている。この方法では、従来のように同じピッチのチェーンリンクの場合より、同じピッチを有しながらも、大きい有効な断面を有するチェーンリンクを提供することができる。また、側部プレートがチェーンリンクの安定性にかなり寄与するため、チェーンリンクは比較的に安定して形成される。
本発明によるチェーンリンクの構成は、チェーンリンクが伝動チェーンを構成するために使用できるという利点を提供しており、この伝動チェーンは、設置比率が予め決まっており、ピッチの曲率半径が従来の伝動チェーンと対応しているが有効断面が増加されている場合には、使用することができる。
チェーンリンクの好適な構成では、チェーンリンクは、短い方の距離と長い方の距離との比は0.9より小さく、好ましくは0.7より小さいように設計されていることが提案されている。これにより、チェーンリンクが傾く危険性を回避することが保証される。比率が小さい場合には、状況によっては、本発明によるチェーンリンクに構成された伝動チェーンをガイド管に案内することが適当である。
チェーンリンクの有利な構成では、前記側部プレートは実質的に台形であることが提案されている。台形とは数学的な観念で厳格に理解する必要はない。側部プレートは、例えば、実質的に長方形な部分とその上に台形が配置されるように形成することができる。側部プレートの実質的に台形の構成は、回動する範囲、従ってチェーンリンクの曲率半径が適当に選択されることを保証する。
隣接するチェーンリンクが互いに関節式に接続されたときに隣接するチェーンリンクの屈曲を限定するために、チェーンリンクの別の有利な構成にでは、止め部が少なくとも一つ設けられていることが提案されている。
二つのチェーンリンクの連結部は関節式に形成されている。このため、側部プレートの一方の前記端部領域は関節式本体を有し、他方の前記端部領域は関節式取付台を有している。関節式取付台は関節式本体に対応するように設計されている。このようにすることは絶対に必要ではない。また、端部領域が関節式取付台だけを有して、別な部分を形成している関節式本体が関節式連結に使用されることも可能である。
チェーンリンクの更に別の有利な構成によると、関節式本体は実質的円筒状であり、関節式取付台は実質的に楕円形の断面を有している。または、前記関節式本体は実質的に楕円形の断面を有して、前記関節式取付台は円形の断面を有しても良い。
このようなチェーンリンクの構成は、伝動チェーンの長手方向に対して実質的に横方向に屈曲することができる伝動チェーンを提供することを可能にする。
関節式本体又は関節式取付台は、好ましくは断面が実質的に楕円形の設計である。楕円形の断面とはトラックの形状という意味でも理解される。互いに実施的に平行するトラック形状の部分の間の距離は、実質的に関節式本体の輪郭に対応しており、そのため関節式本体はその長手方向の軸の周りを回動できる。関節式取付台が実質的に楕円形の断面を有するため、関節式本体及び関節式取付台の間に遊びが生じて、関節式本体の長手方向の軸及び伝動チェーンの長手方向に対して実質的に垂直な軸の周りに屈曲があることが可能となる。
チェーン側部プレート及び/又は少なくとも一つの横ウエブは、好ましくは一つのプラスチックから少なくとも部分的に、形成されている。チェーンリンクは実質的にU字型の設計である。チェーン側部プレートは閉じるクリップ又は閉じるカバーを形成する横ウエブと共に設計することができ、従って伝動チェーンのチャネルへのアクセスを可能にする。そのため、前にチャネルに電線を置いて又はチャネルから個別に電線を取り外すこともできる。伝動チェーン内の個別の電線を伝動チェーンから取り外すことなく検査できる。
チェーンリンクは好ましくは少なくとも一つのプラスチックにより少なくとも部分的に構成される。また、チェーンリンクの構成を形成するために異なる組合せのプラスチックを使用することもできる。この場合には、例えば、チェーン側部プレートは比較的に硬いプラスチックから形成することもできて、横ウエブは、例えば、低い強度の2つ目のプラスチックから構成される。しかし、このことは絶対に必要ではない。
本発明の目的は、請求項9の特徴を有する電線、管等を案内する本発明の伝動チェーンにより達成できる。本発明による伝動チェーンの有利な進歩及び構成は独立項の主題である。
本発明による位置が固定された可動連結部の間に電線、管等を案内する伝動チェーンであって、前記伝動チェーンは、関節式に互いに連結されている。チェーンリンクは伝動チェーンの方向に延出するチャネル部分を限定し、各チェーンリンクは少なくとも一つの横ウエブにより連結されている二つの側部プレートを有する。各側部プレートは別のチェーンリンクの側部プレートへの関節式連結のための端部領域を有する。本発明の前記伝動チェーンは、チェーンリンクを少なくとも一つ備え、前記チェーンリンクの前記側部プレートは、前記側部プレートの長手方向の各縁から関節部の前記軸までの各距離が異なることを特徴とする。
短い方の距離と長い方の距離との比は0.9より小さく、好ましくは0.7より小さい。特に、少なくとも一つの前記チェーンリンクの前記側部プレートは実質的に台形であることが提案されている。
伝動チェーンの有利な構成では、二つの隣接するチェーンリンクの部分的に重なっている前記側部プレートの間に隙間が設けられて、前記関節式本体は径方向において対向する二つの外側ケーシング領域を有し、前記関節式取付台は径方向において対向する二つの内側ケーシング領域を有し、前記外側ケーシング領域と内側ケーシング領域とのみが互いに当たることが提案されている。この構成により、チェーンリンクが伝動チェーンの長手方向に対して実質的に横方向の軸の周りに動くことができることを保証する。互いに対して個別のチェーンリンクが回動可能であることは、外側ケーシング領域及び内側ケーシング領域のみが互いを支えあっていることで達成される。関節式本体及び関節式取付台のケーシング領域の間に遊びがあり、伝動チェーンの長手方向に対して実質的に横方向に屈曲することを許容している。
特に、前記外側ケーシング領域と内側ケーシング領域との法線が、前記伝動チェーンの長手方向と実質的に垂直であることが提案されている。前記関節式本体は実質的に円形状であり、前記関節式取付台は実質的に台形な断面を有している。この逆の構成も可能である。前記関節式本体は実質的に楕円形の断面を有しており、関節式本体は円形の断面を有している。
本発明の伝動チェーンの更に有利な構成では、二つの隣接するチェーンリンクは約45°の角度の範囲まで相対的に回動できることが提案されている。
本発明の伝動チェーンの更に有利な構成では、前記関節式本体は、溝穴により互いから分離させられている関節式本体部位から形成されていることが提案されている。特に、前記関節式本体はその自由端部の部分に外向きのつばを有することを特徴とする伝動チェーン。このような関節式本体の構成の場合、関節式本体を関節式取付台に通すときに関節式本体又はその関節式本体部位は圧縮されて、関節式本体又は関節式本体部位は、通された後には、その開始位置に戻り、その結果つばが関節式取付台の縁の周りに係合する。上記により、係止によりチェーンリンクの間に解放可能な連結が作られる。つばは、チェーンリンクの改良された支持を可能にするため、確実な安全機能を有する。伝動チェーンの動作中につばが引っ張る(carry along)作用を起こさないことを保証するために、前記つばが遊びを介して係合する凹部が、関節式取付台と同心に設けられていることが提案されている。特に、つばがチェーン側部プレートから横方向に突出しないように凹部が形成されている。チェーン側部プレートの側面が物体を引きずった場合にも、つばはチェーン側部プレート内に配置されているため摩耗しない。この配置により、チェーン側部プレートから突出するつばに比べて、危害を及ぼす危険性を回避する。
本発明の伝動チェーンの更に有利な構成では、少なくとも一つの横ウエブは、一端が側部プレートに解放可能に接続されることができ、他の前記側部プレートにフィルムヒンジにより接続されることが提案されている。チェーン側部プレート、フィルムヒンジ、及び横ウエブは好ましくはプラスチックから一つの部品として形成される。
特に、前記フィルムヒンジの領域において、前記横ウエブは少なくとも一つの突起部を有し、前記横ウエブが閉じている状態では、前記突起部は前記側部プレートの縁に係止されるように接続されることが提案されている。これにより、横ウエブが閉じた位置にありチャネル部分の方向への力が横ウエブに作用した場合、フィルムヒンジを負荷から軽減する。この力は突出部により吸収されて、フィルムヒンジには実質的に負荷が係らないようになっている。更に別の有利な構成によって、前記横ウエブはカバーとなることが提案されている。
伝動チェーンの長手方向に対して実質的に横方向の軸の周りで隣接しているチェーン側部プレートの回動角度を制限するには、少なくとも一つの前記側部プレートは、一端に止め部部材を有し、他端に止め面を有し、前記止め面は前記側部プレートの中央面と実質的に平行に形成されることが提案されている。側部プレートのこの構成は、隣接するチェーン側部が横方向に回動する間に、止め部や止め面のためにチェーンリンク又は側部プレートの歪みが生じないという効果がある。
このような伝動チェーンのチェーンリンクまたは伝動チェーンは好ましくはプラスチックから形成される。特に、このプラスチックはガラスファイバー強化プラスチックでも良い。チェーンリンク及び/またはその部品は注型成形又は射出成形できる。また、チェーンリンクは、二部品(two-component)射出成形方法により成形される可能性もある。
本発明の伝動チェーンは、車両、特に自動車、の引戸システムに使用するのに特に適している。自動車とは、輸送車又は乗用車でもよく、それらはワゴン車、ミニバン、又はマイクロバンとも呼ばれる。この種の車両は、車両の長手方向に実質的に移動可能に配置された少なくとも一つの引戸を有している。車両の本体は、この為の適切なガイド部分を有している。この部分は、引戸に接続されているアームに配置されているローラーがはまるローラーガイドでも良い。特に自動車の引戸のローラーガイドは、例えば、独国特許番号197、23、837A1に開示されている。
引戸の電気を消費するものの電源は問題となっている。電気を消費するものとは、例えば、スピーカー、電気式窓押し上げ部材、又は電気式ロックシステム等である。
車両、特に自動車の引戸システム、は閉じた状態と開いた状態とに移動可能な引戸を少なくとも一つ有している。システムは伝動チェーンを少なくとも一つ有し、伝動チェーンはその一端が引戸に接続されて、他端が車両本体に接続されることができる。伝動チェーンには複数の異なる電線、特に電力線、を設けることができ、例えば、引戸に配置された電気を消費するものが伝動チェーンに案内されている電力線を介して車両の電気システムに接続される。伝動チェーンには端部の間に少なくとも一つの曲線の領域がある。引戸システムは、少なくとも一つのチェーンリンクを有している伝動チェーンが少なくとも一つ設けられて、チェーンリンクの側部プレートは側部プレートの長手方向の各縁から関節部の軸までの各距離が異なるように設計されていることが、特に、優れている。伝動チェーンの有利な構成は従属項に示されている。
伝動チェーンは、伝動チェーンのピッチ及び/又は曲率半径を変更することなく、その中に複数の電線を配置することを可能にする。
チェーンリンク及び伝動チェーンの更なる利点及び詳細は、図面に例示されている例示的な実施形態を参照しながら説明されるが、本発明の主題は特定の例示的な実施形態に制限されることはない。
本開示に関する前記及び他の特徴は、下記の説明及び添付の図面から明らかになるだろう。
図1から図4は電線を案内するための伝動チェーンのチェーンリンクの例示的な実施例を示している。チェーンリンクは二つのチェーン側部プレート1、2を有しており、チェーン側部プレート1、2は互いに離間して、互いに対向して配置されて、伝動チェーンの長手方向に延びている。
チェーン側部プレート1、2は横ウエブ3、4により互いに連結されることができる。図示されている例示的な実施形態では、下方横ウエブ4は側部プレート1、2と一体に形成されているため、側部プレート1、2及び下方横ウエブ4によりU字状の部品が形成されている。側部プレート1、2はそれぞれ端部領域を有しており、端部領域は別の側部プレートとの関節式連結のためのものである。
図2では、一方の端部領域は関節式本体5を有し、他方の端部領域は関節式取付台6を有していることを示している。関節部の軸7、8は、側部プレートの長手方向の各縁と実質的に平行な想像線9上にある。符号Aは側部プレートの長手方向の下方縁から関節部の軸までの距離を示し、符号Bは側部プレートの長手方向の上方縁から関節部の軸までの距離を示している。側部プレート1の長手方向の各縁から関節部の軸7、8までの距離A、Bは異なる。短い方の距離Aと長い方の距離Bとの比は好ましくは0.9より小さく、また好ましくは0.7より小さい。
図2から明らかなように、チェーンリンクの側部プレート1及び、これと対応するように、側部プレート2は部分的に台形の形状を有する。側縁10、11は互いに対して傾斜している。側縁10、11の傾斜の角度は、関節式に互いに連結されている二つの隣接するチェーンリンクの回動角度に依存する。
図示されている例示的な実施形態では、関節式取付台6は断面が実質的に楕円形の設計である。関節式本体5は実質的に円形の断面を有する。二つの隣接するチェーンリンクの間の関節式連結は、関節式取付台6と係合する関節式本体5を介して行われる。関節式本体5は関節式本体部分13から形成されており、関節式本体部分13は溝穴12により互いから離されている。関節式本体5は、その自由端部領域に、半径方向外向きのつば14を有している。つば14も溝穴12により分けられている。図2に図示する例示的な実施形態では、溝穴12は互いから120°ずれるように設計されている。
関節式取付台6は、環状の凹部15を有している。凹部15は、関節式取付台6に対して実質的に同軸に形成されている。関節式取付台の深さ及び幅は、つば14の断面形状と実質的に対応している。
関節式本体は、中実体(solid body)として設計されても良い。その一例は図6に例示されている。図5及び図6は、二つの隣接するチェーンリンクの関節式連結を示している。
各々の関節式本体5は実質的に円筒状の設計である。関節式取付台6は実質的に楕円形の断面を有する。関節式本体5及び関節式取付台7はそれぞれ共通の連結領域16を形成するケーシング部分を有している。連結領域16はチェーン側部プレート1の長手方向に実質的に延びている。径方向において対向する連結領域16の間には、関節式取付台5の外側ケーシング領域17及び内側ケーシング領域18の間にギャップ19が形成されている。関節式連結は実質的に径方向において対向する二つのギャップ19を有し、図示する例示的な実施形態では鎌形に設計されている。ギャップ19は、関節式本体5の周方向に見ると、連結領域16から反対側の連結領域16まで延びている。関節式本体5及び関節式取付台6の間のギャップ19により、隣接しているチェーンリンクが回動することが可能となる。チェーンリンクは回動軸20の周りを回動することができ、回動軸20は関節部の軸7又は8に対して実質的に垂直である。
隣接するチェーンリンクのチェーン側部プレートが重なる端部領域の間に各々のすきま21が形成されている。このすきまにより、隣接しているチェーンリンクが回動軸20の周りを回動できる。
伝動チェーンの各チェーンリンクは関節部の軸7又は8及び回動軸20の周りで屈曲でき、その結果伝動チェーンの隣接するチェーンリンクが限定された空間で、つまり3次元空間において、屈曲できる。伝動チェーンは上記のように設計されたチェーンリンクにより全部又は一部が形成されることができる。
隣接するチェーンリンクの、関節部の軸7又は8の周りに回動する機能を限定するために、止め部22が設けられている。チェーンリンクの側部プレートの正反対の端部領域には止め部22に対応する止め面を有している。止め部及び止め面の構成によって、伝動チェーンにプレストレスを加えることもできる。
図1及び図2から明らかなように、横ウエブ3は側部プレート2に連結されている。この連結は関節式に設計されている。横ウエブ3は、その側部プレート1に対向する端部にて、側部プレート1に解放可能に連結されることができる。横ウエブ3と側部プレート2との連結はフィルムヒンジ23により形成される。フィルムヒンジ23は側部プレート2と一体に形成される。フィルムヒンジ23の両側にはギャップが設けられている。フィルムヒンジは、一端が側部プレート2に接続されて他端が横ウエブ3に接続されているフィルムウエブ24により形成されている。フィルムウエブ24の厚さは側部プレート2の厚さより実質的に薄い。フィルムウエブ24を形成するために、図7に示すように、溝25、26が側部プレート2の縁部分に横方向及び長手方向に設けられている。
フィルムヒンジ23の領域において、横ウエブ3は横ウエブの長手方向に対して横方向に延びている突出部27を有する。チェーンリンクが閉じた状態では、突出部27は溝26の縁28に置かれている。この結果、横ウエブ3から横ウエブ4に向かう方向に横ウエブ3に力が加わった場合には、フィルムヒンジ24はその負荷が軽減されることとなる。
横ウエブ3はその自由端部にブロッキング部品29を有している。ブロッキング部品29は、側部プレート1の縁部分の起伏に形成されている接合フック31と相互作用するフック30により形成されている。突起部32はフック30から距離を置いて離れて設けられており、突起部32とフック30とは接合フック31が係合する空間33を限定している。図8から明らかなように、突起部32の一端面が側部プレート1の内側面に当たっている。横ウエブ3がその長手方向に移動することが防止されるため、突起部32は完全に可動性を防止するか、少なくとも可動性を軽減し、従ってフィルムヒンジへの応力も完全に防止されるか少なくとも軽減される。
位置が固定された可動連結部の間に電線、管等を案内する本発明の伝動チェーンは、関節式に連結された複数のチェーンリンクを有する。チェーンリンクは、例えば図1から図8に例示されているチェーンリンクのように設計することができる。伝動チェーンはこの種類のチェーンリンクのみから構成される必要はない。例えば、いくつかのチェーンリンクが本発明に従って設計される可能性はある。従って、使用する目的により、伝動チェーンは、例えば、図1から図8に例示されているチェーンリンクにより形成して、一つ置きのチェーンリンクを標準のチェーンリンクにすることができる。本発明の伝動チェーンは、好ましくは車両用の、引戸システムに使用することが特に適切である。なぜならば、伝動チェーンの高い安定性により、その中に複数の電線を案内することができる。
図9は、位置が固定された可動連結部の間に電線、管等を案内する伝動チェーンの断面を示している。伝動チェーンは、関節式に連結されたチェーンリンク33により形成される。チェーンリンク33は図1から図8に例示されているチェーンリンクの構成に実質的に相当する。伝動チェーンが開いた状態では、電線、管等を伝動チェーン内に置いたり又は取り外したりすることができる。チェーンリンクが閉じた状態では、横ウエブ3は各側部プレート1に接続される。
図9及び図10は、伝動チェーンが引き伸ばされた状態の断面を示している。伝動チェーンの使用中には、後者は、曲線の領域で互いに連結されている上方ストランドと下方ストランドとを有する。伝動チェーンでは、横ウエブ3が内側に配置されて、横ウエブ4が外側に配置されることが提案されている。横ウエブ4が実質的に板状の形状である事実に注目すると、伝動チェーンは動作中には外部から実質的に閉じられることができ、その結果、物体が例えばチェーン内部へ通ることはできない。
図1は、チェーンリンクの正面図である。 図2は、図1に示すチェーンリンクの側面図である。 図3は、図1に示すチェーンリンクの平面図である。 図4は、図1に示すチェーンリンクの下面図である。 図5は、隣接するチェーンリンクの間の関節式連結を拡大して示す図である。 図6は、図5に示す関節式連結を断面で示す平面図である。 図7は、チェーンリンクの開放されている状態の断面を示す正面図である。 図8は、図7に示すチェーンリンクが閉じられている状態を示している。 図9は、開放されているチェーンリンクを有する伝動チェーンの断面を示している。 図10は、閉じられているチェーンリンクを有する伝動チェーンの断面を示している。
符号の説明
1 側部プレート 2 側部プレート
3 横ウエブ 4 横ウエブ
5 関節式本体 6 関節式取付台
7、8 関節部の軸 9 線
10 側縁 11 側縁
12 溝穴 13 関節式本体部分
14 つば 15 凹部
16 連結領域 17 外側ケーシング領域
18 内側ケーシング領域 19 ギャップ
20 回動軸 21 すきま
22 止め部 23 フィルムヒンジ
24 フィルムウエブ 25 溝
26 溝 27 突出部
28 縁 29 ブロッキング部品
30 フック 31 接合フック
32 突起部 33 チェーンリンク

Claims (22)

  1. 電線、管等を案内する伝動装置のチェーンリンクであって、
    前記チェーンリンクは少なくとも一つの横ウエブ(3、4)により連結されている二つの側部プレート(1、2)を有し、各側部プレート(1、2)は別の側部プレート(1、2)への関節式連結のための端部領域を有し、
    前記側部プレート(1、2)の長手方向の各縁から関節部の軸(7、8)までの各距離(A、B)が異なり、
    少なくとも一つの前記横ウエブ(3)は、一端が側部プレート(1)に解放可能に接続されることができ、他の前記側部プレート(2)にフィルムヒンジ(23)により接続され、
    前記側部プレート(1、2)は実質的に台形であり、側縁が互いに対して傾斜していることを特徴とするチェーンリンク。
  2. 請求項1に記載のチェーンリンクであって、
    短い方の前記距離(A)と長い方の前記距離(B)との比は0.9より小さく、好ましくは0.7より小さいことを特徴とするチェーンリンク。
  3. 請求項1又は2に記載のチェーンリンクであって、
    屈曲を限定するために止め部(22)が少なくとも一つ設けられていることを特徴とするチェーンリンク。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載のチェーンリンクであって、
    一方の前記端部領域は関節式本体(5)を有し、他方の前記端部領域は関節式取付台(6)を有していることを特徴とするチェーンリンク。
  5. 請求項4に記載のチェーンリンクであって、
    前記関節式本体(5)は実質的に円筒状であり、前記関節式取付台(6)は実質的に楕円形の断面を有することを特徴とするチェーンリンク。
  6. 請求項5に記載のチェーンリンクであって、
    前記関節式本体(5)は実質的に楕円形の断面を有しており、前記関節式取付台(6)は円形の断面を有していることを特徴とするチェーンリンク。
  7. 請求項1から6の一つ以上に記載のチェーンリンクであって、
    少なくとも一つのプラスチックから少なくとも部分的に、形成されていることを特徴とするチェーンリンク。
  8. 位置が固定された可動連結部の間に電線、管等を案内する伝動チェーンであって、
    前記伝動チェーンは、関節式に互いに連結されて、伝動チェーンの方向に延出するチャネル部分を限定するチェーンリンク(33)を有し、
    各チェーンリンクは少なくとも一つの横ウエブにより連結されている二つの側部プレート(1、2)を有し、各側部プレート(1、2)は別のチェーンリンクの側部プレートへの関節式連結のための端部領域を有し、
    前記伝動チェーンは、前記チェーンリンク(33)を少なくとも一つ備え、
    前記チェーンリンクの前記側部プレートは、前記側部プレート(1、2)の長手方向の各縁から関節部の前記軸(7、8)までの各距離(A、B)が異なり、
    少なくとも一つの前記横ウエブ(3)は、一端が側部プレート(1)に解放可能に接続されることができ、他の前記側部プレート(2)にフィルムヒンジ(23)により接続され、
    前記側部プレート(1、2)は実質的に台形であり、側縁が互いに対して傾斜していることを特徴とする伝動チェーン。
  9. 請求項8に記載の伝動チェーンであって、
    短い方の前記距離(A)と長い方の前記距離(B)との比は0.9より小さく、好ましくは0.7より小さいことを特徴とする伝動チェーン。
  10. 請求項8又は9に記載の伝動チェーンであって、
    少なくとも一つの前記チェーンリンクには、屈曲を限定する止め部(22)が少なくとも一つ設けられていることを特徴とする伝動チェーン。
  11. 請求項8から10のいずれか一つに記載の伝動チェーンであって、
    一方の前記端部領域は関節式本体(5)を有し他方の前記端部領域は関節式取付台(6)を有する前記チェーンリンク(33)が少なくとも二つ設けられていることを特徴とする伝動チェーン。
  12. 請求項8から11の一つ以上に記載の伝動チェーンであって、
    二つの隣接する前記チェーンリンク(33)の部分的に重なっている前記側部プレート(1、2)の間に隙間(17)が設けられて、
    前記関節式本体(5)は径方向において対向する二つの外側ケーシング領域(18)を有し、
    前記関節式取付台(6)は径方向において対向する二つの内側ケーシング領域(17)を有し、
    前記外側ケーシング領域(18)と内側ケーシング領域(17)とのみが互いに当たることを特徴とする伝動チェーン。
  13. 請求項12に記載の伝動チェーンであって、
    前記外側ケーシング領域(18)と内側ケーシング領域(17)との法線が、前記伝動チェーンの長手方向と実質的に垂直であることを特徴とする伝動チェーン。
  14. 請求項8から13のいずれか一つに記載の伝動チェーンであって、
    前記関節式本体(5)は実質的に円形状であり、前記関節式取付台(6)は実質的に台形な断面を有していることを特徴とする伝動チェーン。
  15. 請求項8から14の一つ以上に記載の伝動チェーンであって、
    前記関節式本体(6)は実質的に楕円形の断面を有しており、前記関節式本体(5)は円形の断面を有していることを特徴とする伝動チェーン。
  16. 請求項8から15のいずれか一つに記載の伝動チェーンであって、
    二つの隣接する前記チェーンリンク(33)は約45°の角度の範囲まで相対的に回動できることを特徴とする伝動チェーン。
  17. 請求項8から16のいずれか一つに記載の伝動チェーンであって、
    前記関節式本体(6)は、溝穴(12)により互いから分離させられている関節式本体部位(13)から形成されていることを特徴とする伝動チェーン。
  18. 請求項8から17のいずれか一つに記載の伝動チェーンであって、
    前記関節式本体(6)はその自由端部の部分に外向きのつばを有することを特徴とする伝動チェーン。
  19. 請求項18に記載の伝動チェーンであって、
    前記つば(14)が遊びを介して係合する凹部(15)が、関節式取付台(5)と同心に設けられていることを特徴とする伝動チェーン。
  20. 請求項8から19のいずれか一つに記載の伝動チェーンであって、
    前記フィルムヒンジ(23)の領域において、前記横ウエブ(3)は少なくとも一つの突起部(27)を有し、前記横ウエブが閉じている状態では、前記突起部(27)は前記側部プレート(1)の縁(28)に係止されるように接続されることを特徴とする伝動チェーン。
  21. 請求項8から20の一つ以上に記載の伝動チェーンであって、
    前記横ウエブ(3、4)はカバーとなることを特徴とする伝動チェーン。
  22. 請求項8から21の一つに記載の伝動チェーンであって、
    少なくとも一つの前記側部プレートは、一端に止め部部材を有し、他端に止め面を有し、前記止め面は前記側部プレートの中央面と実質的に平行に形成されることを特徴とする伝動チェーン。
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