JPH11122790A - ケーブルベア - Google Patents

ケーブルベア

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Publication number
JPH11122790A
JPH11122790A JP27681197A JP27681197A JPH11122790A JP H11122790 A JPH11122790 A JP H11122790A JP 27681197 A JP27681197 A JP 27681197A JP 27681197 A JP27681197 A JP 27681197A JP H11122790 A JPH11122790 A JP H11122790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
joint
bear
curvature
carrier
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27681197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Yuya
幸則 油谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP27681197A priority Critical patent/JPH11122790A/ja
Publication of JPH11122790A publication Critical patent/JPH11122790A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Insulating Bodies (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの耐久性が低下したり、断線したり
することがなく、信頼性に優れたケーブルベアを得る。 【解決手段】 内部にケーブル収納部21が形成された
複数のケーブルベアユニット11を関節軸22A,22
Bを中心に揺動自在に連結し、連通されるケーブル収納
部21にケーブル4f,4g等を束ねて収納するケーブ
ルベアにおいて、関節軸22A,22を、ケーブル収納
部21の底面21aと面一に設け、ケーブルベアの一部
が曲率半径を有するように、前記ケーブルベアを曲げて
使用する場合において、ケーブル収納部21の底面21
aが曲率半径の内側となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内部にケーブル
収納部が形成された複数のケーブルベアユニットを関節
軸を中心に揺動自在に連結し、連通される前記ケーブル
収納部にケーブルやエアチューブ等を束ねて収納するケ
ーブルベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のケーブルベアユニットを示
す正面図、図4は図3のX−X線断面図、図5はケーブ
ルベアを半円状に曲げて使用する状態を示す正面図であ
る。ケーブルベアユニット1は、図3に示されるよう
に、前後両端部1a,1bが半円形状に形成され、それ
らの半径中心部に関節軸20A,20Bを有する関節部
2A,2Bが形成されている。これら関節部2A,2B
は複数のケーブルベアユニット1を揺動自在に連結する
ためのものである。関節部2Aは、ケーブルベアユニッ
ト1の一端(前)側に形成された円形突起からなり、関
節部2Bは円形穴からなる。なお、ケーブルベアユニッ
ト1の前端部の円形突起(関節部2A)の周囲は滑らか
に凹部が形成されており、前側のケーブルベアユニット
(図示しない)の後端部に形成された関節部に揺動自在
に係合可能となっている。
【0003】また、ケーブルベアユニット1は、内部に
ケーブル収納部3を有する。図4に示されるX−X線断
面図において、このケーブル収納部3は高さと幅を有す
る略長方形状をなし、関節部2A,2B(関節軸20
A,20B)はこのケーブル収納部3の両端部外側面に
おける、ケーブル収納部3の高さ方向、略中央位置に設
けられている。そして、ケーブルベア1A(図5または
図6)は、複数のケーブルベアユニット1を関節部2
A,2Bにより連結したときに連通されるケーブル収納
部3にケーブル4f,4g(あるいはエアチューブ)等
を収納し、これらケーブルの端部等を移動しつつ使用す
る場合にケーブルへの外的負荷や損傷からケーブルを保
護する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したケーブルベア
を、図5に示すように、ある曲率を持たせて(曲げて)
使用する場合においては、その半径方向の外側と内側で
は連通されたケーブル収納部の長さが異なり、半径方向
の内側における連通されたケーブル収納部の長さは、関
節軸20A,20B(揺動中心)の位置(ケーブル収納
部3の半径方向中央位置)を結んで形成される長さより
短くなる。例えば、図4に示すケーブル収納部3の半径
方向内側に設けられるケーブル4fと、半径方向外側に
設けられるケーブル4gに対する、ケーブル収納部の長
さとなるf線とg線の長さは、図5に示されるように、
6つのケーブルベアユニットで半円を描いたときには、
f線で213.8ミリ、g線では266ミリの長さとな
る。これに対して、関節軸20A,20Bの位置を結ん
だ線の長さは240ミリとなり、f線の長さは関節軸位
置を結んだ長さよりも短くなっている。
【0005】従って、半円部(曲率部)でケーブルが関
節軸位置における曲率半径の内側(f線)に位置する場
合は、ケーブルベアが真っ直になるとき関節軸位置の長
さより短い分だけ伸ばされる必要があり、このため、こ
のケーブルには真っ直になるときに張力が生じることと
なる。
【0006】図6は、この状態を説明するための動作図
である。図6(a)〜(c)に示されるようにケーブル
ベアは通常、その両端A,Bにおいてケーブル収納部を
通されたケーブルが他のケーブルに接続され、その内の
一端Aが固定され、他端Bが一端Aに対して上下等に移
動する。図6(a)に示されるように、曲率部(一点鎖
線で示される曲げ部)イに位置するケーブルは、ケーブ
ル自体の重さでケーブルベアの関節部2A、2Bの部分
より曲率半径内側に位置する傾向がある。そのため、図
6(b)に示すように、曲率部イを形成した後、真っ直
になるとき上記曲率半径内側に位置したケーブルには伸
ばされる力が働き易くなる。一方、曲率半径外側に位置
したケーブルは、そのとき関節点を繋いだ長さより長く
なっているので張力は働かない。
【0007】また、ケーブルは(c)に示されるよう
に、真っ直になっているとき、ケーブルの自重により下
方向に引っ張られているため、曲がり始めると関節点の
内側による傾向が増長される。以上のように従来のケー
ブルベアにおいては、そのケーブル収納部に通されたケ
ーブルが曲率部を形成した後、そのケーブルに張力が働
くよう動作するため、その繰り返しによるケーブルの耐
久性が低下したり、断線する恐れがあるという問題点が
ある。
【0008】そこで、この発明は、上述した従来の問題
点を解決するために成されたものであり、ケーブルの耐
久性が低下したり、ケーブルが断線する恐れを解消し、
もって、信頼性の高いケーブルベアを得ることを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明は、内部にケーブル収納部が形成された
複数のケーブルベアユニットを関節軸を中心に揺動自在
に連結し、連通される前記ケーブル収納部にケーブルや
エアチューブ等を束ねて収納するケーブルベアにおい
て、前記関節軸を、前記ケーブルベアの一部が曲率半径
を有するように、前記ケーブルベアを曲げて使用する場
合における前記ケーブル収納部の曲率半径内側寄りの位
置に形成したものである。
【0010】このような構成によれば、ケーブルの通る
位置が、形成される曲率半径上における関節軸の位置よ
りも必ず外側となるため、曲率部を有するよう曲げられ
た後において、ケーブルが張力を受けることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。図1はケーブルベアユニットを示
す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のB方向
矢視図、(c)は(a)のC方向矢視図、(d)は
(a)のD方向矢視図、(e)は(a)のE方向矢視図
である。
【0012】ケーブルベアユニット11は、その前後の
底面14近傍に関節部12A,12Bを有する。関節部
12Aは凹部15に設けられた穴16の周囲を円環状に
突出させてなる環状突起17で構成され、関節部12B
は穴18からなる。関節部12Bはケーブルベアユニッ
ト11の後部の下部を後方に突出させてなる関節部形成
片19に穿設される。図2に示されるようなケーブルベ
ア11Aは、複数のケーブルベアユニット11を連結し
たものであり、上述したケーブルベアユニット11の後
側の関節部12Bの穴18に、後側となるケーブルベア
ユニットの前側の関節部12Aの環状突起17を関節部
形成片19の内側より順次挿入して係合させていくこと
により構成される。
【0013】関節部12Aが設けられるケーブルベアユ
ニット11の凹部15の先端下部には、前側のケーブル
ベアユニットの関節部形成片19の先端基部24に当接
して、最小曲げ半径(曲率半径)を定めるためのストッ
パ用切欠部25が設けられている。ケーブル収納部21
はB方向視、長方形状をなし、その底面21aが関節部
12A,12Bの中心となる関節軸22A,22Bと略
面一となっている。
【0014】従って、これら関節部の関節軸22A,2
2Bの位置は、図2に示されるように、ケーブルベアの
一部が曲率半径を有するように、ケーブルベアを曲げて
使用する場合における前記ケーブル収納部21の曲率半
径内側寄りの位置となっている。
【0015】このような構成によれば、図1(c)より
明らかなように、ケーブル収納部に収納されたケーブル
4f,4gの位置が関節部より曲率半径内側に位置する
ことがなく、ケーブルベアが曲率部を形成した後に直線
となっても、ケーブルが張力を受けることがない。
【0016】なお、図2において、関節点が形成する半
円上の距離は図5と同じ40×6の240ミリである
が、f線の半円上の距離は249.9ミリ、g線の半円
上の距離は272.7ミリとなり、共に関節軸を結んで
形成される半円上の距離よりも短くなることを示してい
る。
【0017】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、この発
明によれば、ケーブルベアの曲げ使用において、そのケ
ーブル収納部に収納されたケーブル位置の曲率部の長さ
(距離)が、関節点位置における曲率部の長さより短く
なることがなく、従って、ケーブルベアを曲げ使用して
も、ケーブルに張力が働くことがなく、もって、ケーブ
ルの耐久性が低下したり、断線したりすることがなく、
信頼性に優れたケーブルベアを得ることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るケーブルベアユニ
ットを示す図である。
【図2】この発明の実施の形態に係るケーブルベアの使
用状態を示す図である。
【図3】従来のケーブルベアユニットを示す正面図であ
る。
【図4】図3のX−X線断面図である。
【図5】ケーブルベアを半円状に曲げて使用する状態を
示す正面図である。
【図6】ケーブルベアの動作説明図である。
【符号の説明】
11 ケーブルベアユニット 12A,12B 関節部 16、18 穴 17 環状突起 21 ケーブル収納部 22A,22B 関節軸 21a ケーブル収納部底面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にケーブル収納部が形成された複数
    のケーブルベアユニットを関節軸を中心に揺動自在に連
    結し、連通される前記ケーブル収納部にケーブルやエア
    チューブ等を束ねて収納するようにしたケーブルベアに
    おいて、 前記関節軸を、前記ケーブルベアの一部が曲率半径を有
    するように、前記ケーブルベアを曲げて使用する場合に
    おける前記ケーブル収納部の曲率半径内側寄りの位置に
    設けたことを特徴とするケーブルベア。
JP27681197A 1997-10-09 1997-10-09 ケーブルベア Withdrawn JPH11122790A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27681197A JPH11122790A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 ケーブルベア

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JP27681197A JPH11122790A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 ケーブルベア

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007536480A (ja) * 2004-05-05 2007-12-13 カーベルシュレップ ゲーエムベーハー 伝動チェーン用チェーンリンク、及び拡大有効断面を有する伝動チェーン
CN108838690A (zh) * 2018-09-14 2018-11-20 北京百慕合金有限责任公司 一种型壳切割设备
CN109065230A (zh) * 2018-08-09 2018-12-21 安徽华上电缆科技有限公司 一种耐弯曲拖链电缆

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