JP3025450U - チューブガイド - Google Patents

チューブガイド

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JP3025450U
JP3025450U JP1995012852U JP1285295U JP3025450U JP 3025450 U JP3025450 U JP 3025450U JP 1995012852 U JP1995012852 U JP 1995012852U JP 1285295 U JP1285295 U JP 1285295U JP 3025450 U JP3025450 U JP 3025450U
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JP
Japan
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tube
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pair
engaging
tube guide
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JP1995012852U
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富夫 濱
清康 山崎
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Nihon Pisco Co Ltd
Original Assignee
Nihon Pisco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、チューブを極めて小さく曲げ
る際に、その変形を極力抑えることができ、チューブ内
の流通性を向上できるようにする。 【解決手段】 挿入されたチューブが途中で曲がるよう
にガイドすると共に、チューブの曲部の断面形状が偏平
にならないようにチューブを外周から押圧するチューブ
ガイドであって、合わされた際には長手方向の中途部に
曲部を備える管を形成するよう半割りに形成された一対
の半割り部材10からなり、合わされて管状に形成され
た際には前記チューブの外径に相当する内径を全長に亘
って備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はチューブガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】
樹脂製のチューブは、柔軟性があるため、チューブを配管する空間が充分にあ れば、好適に引き回すことができる。但し、チューブを小さな曲げ半径で曲げる と図5に示すように変形してしまい、チューブ内の流体等の流通性が悪化してし まう。このため、JIS B 8381の「附属書 管継手用ポリアミド管」に はチューブの最小曲げ半径が規定されている。最小曲げ半径は、管の変形率が2 5%以内である曲げ半径を基準にして規定されている。この最小曲げ半径は、空 気圧用で使用圧力の低いチューブでも管の外径の3〜4倍程度になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、チューブが配設される場所によっては、極めて小さな曲げが要 求され、その場合には、チューブの偏平が大きくなったり、時には折れて曲がっ てしまうという課題があった。 なお、極めて小さな曲げが必要な場合は、図6に示すように管継手を用いて管 路を確保することがあるが、管継手とチューブとの接続部は段差が発生し、滑ら かな内壁面を得ることができない。また、管継手は構造が複雑であってコストが 高くなってしまうという課題もある。
【0004】 そこで、本考案の目的は、構造が簡単で、チューブを極めて小さく曲げる際に 、その変形を極力抑えることができ、チューブ内の流通性を向上できるチューブ ガイドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するに次の構成を備える。 すなわち、本考案は、挿入されたチューブが途中で曲がるようにガイドすると 共に、チューブの曲部の断面形状が偏平にならないようにチューブを外周から押 圧するチューブガイドであって、合わされた際には長手方向の中途部に曲部を備 える管を形成するよう半割りに形成された一対の半割り部材からなり、合わされ て管状に形成された際には前記チューブの外径に相当する内径を全長に亘って備 える。
【0006】 また、前記一対の半割り部材同士が対向する一縁部でヒンジによって連結され たことによって、一対の半割り部材が一体化された状態で取り扱えるため、使用 する際の作業性を向上できる。
【0007】 また、一方の前記半割り部材に設けられた係合孔に、該係合孔に対応して他方 の前記半割り部材に設けられた係合片が係合することで、一対の半割り部材同士 によって管が形成されることで、チューブの曲部にチューブガイドを容易に装着 できる。
【0008】 また、一方の前記半割り部材に係合孔と係合片が設けられ、他方の前記半割り 部材に、一方の前記半割り部材の係合孔と対応する位置に係合片が、一方の前記 半割り部材の係合片に対応する位置に係合孔が設けられていることで、チューブ の曲部にチューブガイドをバランス良く装着することができる。
【0009】 また、前記一対の半割り部材が同一形状に設けられたことで、一形状の半割り 部材を相互に逆さまに用いることで、一対の半割り部材のそれぞれとして共用で きる。従って、一形状の半割り部材を成形すれば良いから、成形型を簡略化でき 、その製品管理も容易化できる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案にかかる好適な実施例を添付図面と共に詳細に説明する。 図1は本考案によるチューブガイドの一実施例を示す斜視図である。 10は一対の半割り部材であり、一方の半割り部材10aおよび他方の半割り 部材10bによって構成されている。この一対の半割り部材10は、合わされた 際には長手方向の中途部に曲部を備える管を形成するよう半割りに形成されてい る。また、合わされて管状に形成された際には、挿入されるチューブの外径に相 当する内径を全長に亘って備えるように形成されている。
【0011】 なお、この一対の半割り部材10は、半割りに形成されているため、単純な上 下型からなる金型によって成形することができ、製造コストを低減できる。また 、材質は、使用するチューブより硬い樹脂または金属が用いられる。例えば、使 用されるチューブの材質がウレタンの場合は、ウレタンより硬くて成形性のよい ポリプロピレンを用いることができる。
【0012】 また、この一対の半割り部材10(10a、10b)同士は、対向する一縁部 でヒンジ12によって連結されている。一対の半割り部材10が樹脂で成形され ている場合には、図1に示すようにヒンジ12も一体的に形成できる。これによ れば、一対の半割り部材を一体化された状態で取り扱えるため、使用する際の作 業性を向上できる。上記のポリプロピレンは、ヒンジ特性も良好であり、適して いる。
【0013】 14は係合孔であり、一方の半割り部材10aの縁部に設けられた突起部に貫 通して設けられている。16は係合片であり、係合孔14に対応して他方の半割 り部材10bの縁部に設けられた突起部に設けられている。この係合片16が、 係合孔14に係合し、一対の半割り部材同士が合わされることによってL字状の 管が形成される。 なお、一方の半割り部材10aと、他方の半割り部材10bとを合わせて管状 に固定する方法としては、本実施例のような係合孔14と係合片16によること に限らず、他の係合手段或いはバンド等の締め付け手段を用いることができる。
【0014】 以上の一対の半割り部材10からなるチューブガイドによれば、図2のように 用いれば、挿入されたチューブ20を途中で曲がるようにガイドすると共に、チ ューブ20の曲部の断面形状が偏平にならないようにチューブ20を外周から押 圧し、チューブ20の断面形状の変形を極力抑制することができる。 このようにして、チューブ20を極めて小さい曲げ半径で曲げた際にも、チュ ーブ20の断面形状を矯正できると共にチューブ20の曲がりを滑らかに確保で き、チューブ20内の流体等の流通性を好適に維持できる。また、これにより、 光ファイバーケーブル等の情報伝達用配線を、圧縮空気の作用でチューブ20内 へ送り込んで配線をするという技術も好適に実現できる。なお、このチューブガ イドは、チューブ20を保護する保護部材の役割をするのは勿論である。
【0015】 一対の半割り部材から形成される管の形状は、図2のようなチューブ20をL 字状に曲げるものに限らず、図3に示すように一対の半割り部材をU字状に形成 すれば、チューブ30を極めて小さな曲げ半径でU字状に曲げることができる。 さらに、一対の半割り部材からなるチューブガイドを、任意の形状に曲がった 状態に設ければ、その形状に沿った状態で好適な流路を確保できるよう、チュー ブ20を強制的に保持ことも可能である。
【0016】 次に図4に基づいて他の実施例について説明する。 図4の実施例は、一方の半割り部材30aと他方の半割り部材30bとが別体 に設けられたもので、使用方法およびその効果は図1の実施例と同一である。 構成上の特徴は、一方の半割り部材30aに係合孔34と係合片36が設けら れ、他方の半割り部材30bに、一方の半割り部材30aの係合孔34と対応す る位置に係合片36が、一方の半割り部材30aの係合片36に対応する位置に 係合孔34が設けられている。そして、本実施例は、一対の半割り部材30(3 0a、30b)が同一形状に設けられている。すなわち、一形状の半割り部材3 0aを相互に逆さまに用いることで、一対の半割り部材30のそれぞれ(30a 、30b)として用いることができる。このような関係になるには、半割り部材 (30aまたは30b)が、その中心について両端側に係合孔34および係合片 36が対称位置(線対称)に配され、一端側に形成された係合孔34に対して他 端側の対称位置には係合片36が設けられ、一端側に形成された係合片36に対 して他端側の対称位置には係合孔34が設けられていればよい。 これによれば、一形状の半割り部材を成形すれば良いから、成形型を簡略化で き、その製品管理も容易化できる。また、対称的に形成されているため、チュー ブ20の曲部にチューブガイドをバランス良く装着することができる。
【0017】 以上の実施例では空気圧用のチューブについて説明してきたが、本考案はこれ に限らず、液体用のチューブガイドとして利用できるのは勿論である。 以上、本考案につき好適な実施例を挙げて種々説明してきたが、本考案はこの 実施例に限定されるものではなく、考案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変 を施し得るのは勿論のことである。
【0018】
【考案の効果】
本考案にかかるチューブガイドによれば、一対の半割り部材が合わされて管状 に形成された際にはチューブの外径に相当する内径を全長に亘って備えるため、 チューブの曲部に嵌められた際には、曲部の断面形状が偏平にならないようにチ ーュブを外周から押圧できる共に、構造が簡単で容易に形成できるという著効を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例の使用状態を説明する側面図であ
る。
【図3】他の実施例の使用状態を説明する側面図であ
る。
【図4】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】従来の技術を説明する説明図である。
【図6】背景技術を説明する側面図である。
【符号の説明】
10 一対の半割り部材 10a、10b 半割り部材 12 ヒンジ 14 係合孔 16 係止片 20 チューブ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入されたチューブが途中で曲がるよう
    にガイドすると共に、チューブの曲部の断面形状が偏平
    にならないようにチューブを外周から押圧するチューブ
    ガイドであって、 合わされた際には長手方向の中途部に曲部を備える管を
    形成するよう半割りに形成された一対の半割り部材から
    なり、合わされて管状に形成された際には前記チューブ
    の外径に相当する内径を全長に亘って備えることを特徴
    とするチューブガイド。
  2. 【請求項2】 前記一対の半割り部材同士が対向する一
    縁部でヒンジによって連結されたことを特徴とする請求
    項1記載のチューブガイド。
  3. 【請求項3】 一方の前記半割り部材に設けられた係合
    孔に、該係合孔に対応して他方の前記半割り部材に設け
    られた係合片が係合することで、一対の半割り部材同士
    によって管が形成されることを特徴とする請求項1また
    は2記載のチューブガイド。
  4. 【請求項4】 一方の前記半割り部材に係合孔と係合片
    が設けられ、他方の前記半割り部材に、一方の前記半割
    り部材の係合孔と対応する位置に係合片が、一方の前記
    半割り部材の係合片に対応する位置に係合孔が設けられ
    ている請求項1または2記載のチューブガイド。
  5. 【請求項5】 前記一対の半割り部材が同一形状に設け
    られたことを特徴とする請求項4記載のチューブガイ
    ド。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632488A (ja) * 1992-07-13 1994-02-08 Mita Ind Co Ltd 給紙部構造
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JP2017089758A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 未来工業株式会社 屈曲部保護カバー、及びその単位体
JP2018507359A (ja) * 2014-12-19 2018-03-15 アルフィニティ, エルエルシーAlphinity, Llc 加圧流体プロセス用の封入システム
JP2018194065A (ja) * 2017-05-16 2018-12-06 三和技研株式会社 ホース用補助具

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