JPH09317965A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH09317965A
JPH09317965A JP17533896A JP17533896A JPH09317965A JP H09317965 A JPH09317965 A JP H09317965A JP 17533896 A JP17533896 A JP 17533896A JP 17533896 A JP17533896 A JP 17533896A JP H09317965 A JPH09317965 A JP H09317965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
joint
fitting
split
joint body
Prior art date
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Pending
Application number
JP17533896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Shirai
康裕 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続する管の位置が固定されていても、またそ
の管端どうしの間隔が狭い場合であっても容易に接続す
ることができるようにする。 【解決手段】継手本体に分割面部20を設け、この分割
面部20の一方側の分割端面に膨大嵌止凸部16を備え
た凸条17を形成し、他方側の分割端面に前記凸条17
を水密状に嵌合させるための嵌合溝18を設ける。そし
て、管2と管3の接続に際し、管端2a,3aどうしの
間の間隔が狭い場合であっても、分割面部20を開いた
状態で両方の管の外周面上に継手本体を外嵌装着するこ
とができ、然る後に分割面部20に設けた凸条17を相
手方の嵌合溝18へ水密状に嵌合させることで配管継手
を構成することができる。しかも、全体の施工作業が極
めて簡単なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分割面部を備えた
継手本体を利用し、分割面部を開いた状態で配管どうし
の管端へ装着し、その後分割面部を閉塞して水密状に接
続するようにした管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、配管どうしを接続する方法として
は、図7に示す差し込み方法、図8に示す螺子込み方
法、図9に示すフランジ止めによる方法、図10に示す
フレキシブルジョイント方法等がある。図7に示す差し
込み方法は、継手本体1の両端面側に膨大径部1a及び
1bを形成し、該部分へそれぞれ配管2及び3の管端2
a,3aを差し込み、接着剤を介して又はロウ付け等に
より接続する方法である。図8に示す螺子込み方法は、
継手本体1の両端面の内周面側に雌螺子部1c及び1d
を刻設し、配管2及び3の管端外周面に雄螺子部2b及
び3bを刻設して螺子込みにより接続する方法である。
【0003】また図9に示すフランジ止めによる方法
は、継手本体をフランジ4を備えた二つの分割片5及び
6とし、管端2a及び3aを接着剤を介してそれぞれの
各分割片の膨大径部5a及び6aへ差し込んでフランジ
4,4どうしをボルト7及びナット8で締結するもので
ある。更に、図10に示すフレキシブルジョイント方法
は、継手本体9をフレキシブル管10とその両端側の軟
質管11a及び11bとで形成し、軟質管11a及び1
1bを配管2及び3の管端2a,3aへ外嵌装着した
後、締結用のバンド13で緊締するようにしたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
配管接続方法にあっては、次のような問題があった。す
なわち、図7に示す差し込み方法及び図8に示す螺子込
み方法の場合は、配管2及び3の位置が固定されている
と、実際の施工が困難であった。また配管2及び3の位
置が固定された上に、その管端2aと3aの間隔が狭い
場合は、これらの接続方法に加えて図9及び図10に示
すフランジ止めによる方法やフレキシブルジョイント方
法も施工ができなくなるという欠点があった。更に、図
9に示すフランジ止めによる方法の場合は、フランジ
4,4のボルト孔4a,4aどうしの位置合わせを行わ
なければならず、三次元的な位置合わせとなり、その作
業性が悪いという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、配管の位置
が固定されていても、またその管端どうしの間隔が狭い
場合であっても容易に接続することのできる管継手を提
供せんとするものである。
【0006】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、管の端部外周面に外嵌装
着されて配管どうしを接続する管継手において、継手本
体に管の長手方向に沿った分割面部を形成し、一方の分
割端面に膨大嵌止凸部を備えた凸条を形成し、他方の分
割端面に前記凸条を水密状に嵌合させるための嵌合溝を
設けたことを特徴とする管継手である。
【0007】また本発明が採用した請求項2の手段は、
分割端面の上下には、所定幅で所定肉厚の案内段部が形
成され、該案内段部には凸条と嵌合溝との嵌合を案内又
は離脱させるためのスライダーが装着されていることを
特徴とする前記請求項1に記載の管継手である。
【0008】更に、本発明が採用した請求項3の手段
は、管の端部外周面に外嵌装着された継手本体を、バン
ドにより緊締するようにしたことを特徴とする前記請求
項1又は2に記載の管継手である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。図
1及び図2は本発明の第1の実施の形態に係るものであ
り、図1は継手本体14を締結する直前の状態を示す斜
視図、図2は締結後の状態を示す継手部分の平面図であ
る。
【0010】同図に示す如く、この実施の形態の継手本
体14は、弾性を有するゴム製又は軟質性を有する合成
樹脂製のシートを筒状に形成した筒状成形体15であ
り、その全長に亘って分割された面部分(分割面部)2
0が形成されている。この筒状成形体15の一方側の分
割端面には膨大嵌止凸部16を備えた凸条17が形成さ
れており、また他方側の分割端面には前記凸条17を水
密状に嵌合させるための嵌合溝18が形成されている。
【0011】このように構成された継手本体14による
配管どうしの接続は、先ず、図1に示すように、筒状成
形体15の端面どうしの間隔を広げた状態でそのまま平
行移動させ、配管2及び3にそのまま被せ、これらの管
端2a及び3aの外周面上に外嵌装着する。そして、嵌
合溝18が形成された端面側を手で押さえておいて、膨
大嵌止凸部16を備えた凸条17を、一方の端部側から
順次嵌合溝18へ押込み、これに水密状に嵌合させる。
なお、このとき、必要であれば、嵌合溝18と凸条17
との間に、グリース等の潤滑を兼用するシーリング材
(図示せず)を塗布するようにすればよい。
【0012】最後に、図2に示すように、管2及び3の
存在する領域の継手本体14の外周面をバンド19,1
9で結束し、嵌合溝18から凸条17が離脱しないよう
にすればよい。このように第1の実施の形態にあって
は、管2及び3の管端2a及び3aどうしの間隔が狭い
場合であっても、分割面を利用して継手本体14を管端
2a及び3aの外周面上に外嵌装着することが容易であ
り、しかも、その施工は凸条17を嵌合溝18へ押し込
んで嵌め合わせるだけの簡単な作業であり、全体の配管
接続作業の作業性を大幅に改善することが可能である。
【0013】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
継手本体21を示す平面図である。同図に示す如く、こ
の継手本体21は、中央部にフレキシブル管22が配さ
れ、その両端側にそれぞれ分割面部20を備えた筒状成
形体15,15が形成されている。この筒状成形体1
5,15の構成は、前述した第1の実施の形態の継手本
体14の場合と同じであり、一方側の分割端面部には膨
大嵌止凸部16を備えた凸条17が形成され、他方側の
分割端面部には当該凸条17を水密状に嵌合させるため
の嵌合溝18が形成されている(なお、凸状17と嵌合
溝18については、図1を参照)。
【0014】この継手本体21の施工方法並びに基本的
な作用効果は、前述した第1の実施の形態の場合と同じ
である。なお、この継手本体21では、第1の実施の形
態の場合に加えて、管端2a及び3aどうしの間隔のバ
ラツキが大きいときにもフレキシブル管22によってこ
れに対応できるという利点がある。
【0015】図4は、本発明の第3の実施の形態に係る
継手本体23を示す斜視図である。この継手本体22
は、図3に示す継手本体21のフレキシブル管22を硬
質又は軟質管24に変えただけであり、接続する管端2
a及び3aどうしの間隔のバラツキに対応できないこと
を除けば、前述した第2の実施の形態の場合とその構成
並びに作用効果は同じである。
【0016】更にまた、図5及び図6は本発明の第4の
実施の形態に係る継手本体25を示すものである。この
継手本体25では、ゴム製又は軟質合成樹脂製のシート
を筒状に成形した筒状成形体15の分割端面の一方側に
膨大嵌止凸部16を備えた凸条17を形成し、他方側に
嵌合溝18を形成している。そして、双方の分割端面の
上下に、所定幅で所定肉厚の案内段部26,26を形成
している。この案内段部26,26は、凸条17と嵌合
溝18との嵌合を案内又は離脱させるためのスライダー
27を装着するためのものである。
【0017】前記スライダー27は、直線部27aとこ
れに連続してテーパー状に広がる拡開部27bとを有
し、拡開部27b側の端面に拡開用のシャンク28が設
けられている。スライダー27を図5の矢符方向へ移動
させた場合は、テーパー状の拡開部27bによって順次
狭められた分割端面の一方側の凸条17が他方側の嵌合
溝18へ強制的に押し込められ、直線部27aのところ
では完全に両者が水密状に嵌合した状態となる。またス
ライダー27を図5の矢符とは反対方向へ移動させた場
合には、拡開用のシャンク28によって凸条17が嵌合
溝18から強制的に引き離されて離脱する。
【0018】従って、このような継手本体25を、図1
〜図4に示す管2及び3の管端2a,3a間の接続に用
いた場合は、スライダー27を操作するだけでそれぞれ
の管端外周面へ外嵌装着することができる。なお、この
場合にあって、図5に示すように、凸条17の中心部に
は押込み方向の剛性を強くするための補強心材29が埋
め込まれており、また嵌合溝18の周囲にはばね材を釣
鐘状に折り曲げた弾性圧着材30が埋設されている。弾
性圧着材30は、嵌合溝18と凸条17との結合強度を
強くし、凸条17が容易に逸脱しないようにするための
ものである。その他の構成並びに作用効果は、前述した
各実施の形態の場合と同じである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
継手本体に設けた分割面部の一方側の分割端面に膨大嵌
止凸部を備えた凸条を形成し、他方側の分割端面に前記
凸条を水密状に嵌合させるための嵌合溝を設けたから、
管と管の接続に際し、管端どうしの間の間隔が狭い場合
であっても、分割面部を開いた状態で両方の管の外周面
上に継手本体を外嵌装着することができ、然る後に分割
面部に設けた凸条を相手方の嵌合溝へ水密状に嵌合させ
ることで配管継手を構成することができる。しかも、全
体の施工作業が極めて簡単なものとなるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る継手本体を用
いて管端どうしを接続する場合の締結前の状態を示す斜
視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る継手本体を用
いて管端どうしを接続する場合の締結後の状態を示す平
面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る継手本体を用
いて管端どうしを接続する場合の締結後の状態を示す平
面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る継手本体を示
す斜視図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る継手本体を示
す斜視図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る継手本体の一
部を示す縦断面正面図である。
【図7】従来の差し込み方法による継手構造を示す分解
した側面図である。
【図8】従来の螺子込み方法による継手構造を示す分解
した側面図である。
【図9】従来のフランジ止めによる継手構造を示す分解
した側面図である。
【図10】従来のフレキシブルジョントによる継手構造
を示す分解した側面図である。
【符号の説明】
2, 3…管 2a,3a…管端 14…継手本体 15…筒状成形体 16…膨大嵌止凸部 17…凸条 18…嵌合溝 19…バンド 20…分割面部 21…継手本体 23…継手本体 25…継手本体 26…案内段部 27…スライダー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管の端部外周面に外嵌装着されて配管どう
    しを接続する管継手において、継手本体に管の長手方向
    に沿った分割面部を形成し、一方の分割端面に膨大嵌止
    凸部を備えた凸条を形成し、他方の分割端面に前記凸条
    を水密状に嵌合させるための嵌合溝を設けたことを特徴
    とする管継手。
  2. 【請求項2】分割端面の上下には、所定幅で所定肉厚の
    案内段部が形成され、該案内段部には凸条と嵌合溝との
    嵌合を案内又は離脱させるためのスライダーが装着され
    ていることを特徴とする前記請求項1に記載の管継手。
  3. 【請求項3】管の端部外周面に外嵌装着された継手本体
    を、バンドにより緊締するようにしたことを特徴とする
    前記請求項1又は2に記載の管継手。
JP17533896A 1996-05-30 1996-05-30 管継手 Pending JPH09317965A (ja)

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