JP2017089758A - 屈曲部保護カバー、及びその単位体 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一形状の4以上の偶数個の単位体を係合のみによって組み付けることで、屈曲筒状に形成した屈曲部保護カバーを提供する。
【解決手段】屈曲筒状体を横断面視で二分割した半割屈曲筒状の同一形状の単位体が一対一組として互いに嵌合組付けされることで屈曲筒状をした複数の組付分割体Bを備え、組付分割体Bの配管方向に沿った両端部には、別の組付分割体Bとの係合連結を可能とする半円弧状の係合突片及び係合溝(係合連結部)が形成され、複数の組付分割体Bの割面を合致させた状態で、複数の組付分割体Bの両端部を互いに係合連結させることで、内部に配線・配管材の配設経路が形成される構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、配線・配管材の屈曲部を部分的に覆うための屈曲筒状をした屈曲部保護カバーに関し、更に詳しくは、半割屈曲筒状をした同一形状の4以上の偶数個の単位体を組み付けることで、横断面視及び縦断面視の双方において分割された構成の屈曲部保護カバー、及びその単位体に関するものである。
エアコンの冷媒管は、筒状をした保護カバー内に配管されて保護され、建物内から外部に排水を排出させる排水管に関しても、露出配管であると建物壁との色合いがマッチせずに美観が害されるのを防止するために、保護カバー内に収容されることがあり、冷媒管又は排水管の屈曲部においては、屈曲筒状をした専用の屈曲部保護カバーが使用される。
屈曲配管に関しては、45°又は90°の場合が殆どであって、従来の屈曲部保護カバーは、割面が側面に現れるように、配管方向と直交する横断面視でのみ二分割されて、分割された二つの分割部材を組み付ける構成であった。よって、この構成の屈曲部保護カバーは、屈曲部の内側と外側に二分割されるために、分割された二つの部材の立体形状が著しく異なるため、分割部材の保管時又は運搬時において、嵩張るという問題があった。
一方、特許文献1には、配管方向と直交する横断面視、及び配管方向に沿った縦断面視の双方において二分割されることで、計4つの分割体を組み付ける構成であって、しかも屈曲角度を調整可能な屈曲部保護カバーが開示されている。しかし、この屈曲部保護カバーは、計4つの分割体の形状が全て異なり、横断面視で二分割された各分割体は、一方の分割体に設けられたビス挿通孔に挿通された2本のビスを介して一体に連結されると共に、縦断面視で二分割された各分割体は、屈曲部の内側においてヒンジ連結される構成であり、各分割体の構造が複雑であり、しかも現場において、各分割体を即座に連結することはできないため、配管の作業能率も悪くなるという問題があった。
特開2010−144863号公報
本発明は、同一形状の4以上の偶数個の単位体を係合のみによって組み付けることで、屈曲筒状に形成した屈曲部保護カバーの提供を課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、配線・配管材の屈曲部を部分的に覆うための屈曲筒状をした屈曲部保護カバーであって、
半割屈曲筒状をした同一形状の単位体が一対一組として互いに嵌合組付けされる屈曲筒状をした複数の組付分割体を備え、
前記組付分割体の配管方向に沿った両端部には、別の組付分割体との係合連結を可能とする係合連結部が形成され、
複数組の組付分割体の割面を合致させた状態で、当該複数の組付分割体の連結側の端部どうしを互いに係合連結させることで、内部に前記配線・配管材の配設経路が形成されることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、単位体は、屈曲筒状体を横断面視で二分割することで、同一形状の半割屈曲筒状をした一対の単位体が得られ、当該単位体の分割端面には、当該一対の単位体を組付け可能とする係合部が形成されている。一対の単位体を、分割端面に形成された係合部を介して一体に組み付けると、屈曲筒状をした組付分割体となり、当該組付分割体の軸心は、屈曲又はわん曲されているため、当該組付分割体の両端面における軸心は、所定の屈曲角度(θ)を有している。組付分割体の両端面の部分には、2つの組付分割体を配線・配管材の配設方向に沿って連結するための係合連結部が形成され、複数組の組付分割体を前記係合連結部を介して前記配設方向に沿って連結すると、屈曲筒状をした屈曲部保護カバーとなる。屈曲部保護カバーの軸心の屈曲角度は、1つの組付分割体の屈曲角度(θ)に組付分割体の連結数(N)を乗じた値(N×θ)となる。
このように、請求項1の発明に係る屈曲部保護カバーは、半割屈曲筒状をした一対の単位体を組み付けて屈曲筒状の組付分割体とし、複数組の組付分割体を配線・配管材の配設方向に沿って係合連結することで、1つの組付分割体の屈曲角度(θ)に組付分割体の連結数(N)を乗じた屈曲角度(N×θ)を有していて、組付分割体の割面は、屈曲方向に対して内外に存在する屈曲部保護カバーが、同一形状の4以上の偶数個の単位体の組み付けのみによって得られる。このように、請求項1の発明に係る屈曲部保護カバーは、連結具であるビス類を一切使用することなく、半割屈曲筒状をした同一形状の単位体の周方向、及び軸心方向の各の両端部に形成された嵌合組付部、及び係合連結部を利用した組付け、又は連結のみにより、形成されるので、組付け時において、必要に応じて、同一の単位体の反転配置を行うのみで、異なる部材の選択の必要がなくなるため、組み付けを誤りなく迅速に行える。また、多数の単位体の保管・運搬時には、半割屈曲筒状をした多数の単位体を積み重ねることで、嵩張ることなく箱類に収容できるため、多数の単位体の保管・運搬が容易となる。また、単位体の組付け時においては、積み重ねられた多数の単位体を取り出しながら、必要に応じて反転させることで、4以上の偶数個の単位体を一層迅速に組み付けて、屈曲筒状をした屈曲部保護カバーにすることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、複数の組付分割体が互いに連結された状態において、その配管方向に沿った両端部には、直状の配線・配管材保護カバーの端部が内挿されて接続される接続口がそれぞれ設けられていることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、配線・配管材の直状部を保護する直状保護カバーの端部を、配線・配管材の屈曲部を保護している屈曲部保護カバーの両端部の接続口に内挿することで、屈曲部保護カバーと直状保護カバーとが接続される。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、各組付分割体の配管方向に沿った両端部には、それぞれ接続口が形成されていることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、各組付分割体には、その両端部に個々に接続口が形成されているので、組付分割体の連結数とは無関係に、複数の組付分割体を連結した屈曲部保護カバーには、その両端に常に接続口が形成されて、屈曲配管を行う配線・配管材の屈曲部の保護を支障なく行える。
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、各組付分割体の接続口の内周面は、直状の配線・配管材保護カバーの端部を内挿可能とすべく、軸心が直線状の直筒体の外周面に相当するように、縦断面視で直線状に形成されていることを特徴としている。
請求項4の発明によれば、各組付分割体の接続口の内周面は、軸心が直線状の直筒体の内周面のように形成されているため、直状の配線・配管材保護カバーの端部を内挿できて、保護カバーによる配線・配管材の保護作業を支障なく行える。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明において、前記係合連結部は、前記単位体の配線・配管材の配設方向に沿った一方の端面に、外部に突設された円弧状の係合突片と、前記単位体の他方の端面の内周面における前記係合突片の形成位置に対して斜め方向に対向する位置に、別の単位体の前記係合突片が係合可能な円弧状の係合溝とで形成されることを特徴としている。
請求項5の発明によれば、一対の単位体を組み付けて組付分割体とした状態において、当該組付分割体の両端面に形成される各係合突片、及び各係合溝は、周方向に沿った位相が180°異なる位置に相対向して配置され、複数の組付分割体を連結する際には、互いに連結される2つの組付分割体のうち、一方の係合突片と他方の係合溝とが、周方向に沿って同一位置に配置されるため、組付分割体の係合連結が確実になると共に、係合連結のための連結作業も容易となる。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの発明において、前記一対一組の単位体を組み付けて形成される組付分割体の割面は、直線状であって、他の組付分割体と係合連結させた状態において、各組付分割体の各割面は、連続した直線状となることを特徴としている。
組付分割体の割面は、屈曲方向の内外に配置されるため、側面からは視認できず、請求項6の発明は、当該割面は、直線状であって、しかも互いに連結される各組付分割体の各割面は、連続した直線状となっているため、屈曲方向の外側に配置される割面のみが視認されるが、互いに連結される各組付分割体の各割面は、直線状となって連続しているため、見栄えがよい。
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかの発明において、前記単位体の周方向の両端部には、互いに嵌合組付が可能な嵌合組付凸部、及び嵌合組付凹部が、嵌合組付部全体の全長、及び幅の双方の中点に対して点対称に配置されていることを特徴としている。
請求項7の発明によれば、前記単位体の周方向の両端部には、互いに嵌合組付が可能な嵌合組付凸部、及び嵌合組付凹部は、嵌合組付部全体の全長、及び幅の双方の中点に対して点対称に配置されているため、一対の単位体を組み付けて組付分割体を形成するには、同一配置された一対の単位体の一方を180°反転させた配置状態で組み付けるため、一対の単位体の一方の嵌合組付凸部が、他方の嵌合組付凹部に嵌合する関係となって、一対の半割屈曲筒状をした単位体の周方向の両端部が互いに嵌合されて、屈曲筒状の組付分割体に組み付けられる。また、半割屈曲筒状の多数の単位体は、その保管・運搬時において多少変形されたとしても、上記のようにして一対の単位体を屈曲筒状に組み付けることで、本来の必要な形状に復元される利点もある。
請求項8の発明は、内部に90°又は45°に屈曲する配線・配管材の配設経路が形成されて、両端に直状の配線・配管材保護カバーが接続される接続口を有する屈曲部保護カバーであって、
半割屈曲筒状をした同一形状の単位体が一対一組として互いに組付けられることで屈曲筒状の組付分割体が形成され、
前記屈曲部保護カバーは、前記組付分割体の屈曲角度に連結数を乗じることで90°又は45°となるように、当該連結数で複数の当該組付分割体を連結することで形成されることを特徴としている。
請求項8の発明によれば、組付分割体の連結数に屈曲角度を乗じた角度が90°又は45°になるように、当該組付分割体の屈曲角度が定められる。よって、組付分割体の屈曲角度の適例としては、22.5°又は15°が挙げられる。
請求項9の発明は、配線・配管材の屈曲部を部分的に覆うための屈曲筒状をした屈曲部保護カバーを構成する単位体であって、
前記単位体は、半割屈曲筒状であって、一対一組の同一形状の単位体が屈曲筒状に嵌合組付けされて組付分割体が形成され、複数の組付分割体が配線・配管材の配設方向に沿って係合連結されることで、屈曲筒状をした屈曲部保護カバーが形成され、
前記単位体は、周方向の両端部に、一対一組の単位体の嵌合組付により組付分割体となる嵌合組付部がそれぞれ形成されていると共に、前記配設方向の両端部に、当該配設方向に沿って配置される別の組付分割体の単位体と係合連結される係合連結部がそれぞれ形成されていることを特徴としている。
請求項9の発明は、配線・配管材の屈曲部を部分的に覆うための屈曲筒状をした屈曲部保護カバーを構成する単位体を定義したものであって、一対の単位体の周方向の両端部に形成された嵌合組付部により組み付けることで、屈曲筒状の組付分割体が形成され、複数の組付分割体を係合連結部を介して配線・配管材の配設方向に沿って連結することで、組付分割体の屈曲角度に連結数を乗じた屈曲角度を有する屈曲筒状の屈曲部保護カバーが形成される。
本発明によれば、半割屈曲筒状をした一対の単位体を組み付けて屈曲筒状の組付分割体とし、複数組の組付分割体を配線・配管材の配設方向に沿って係合連結することで、1つの組付分割体の屈曲角度(θ)に組付分割体の連結数(N)を乗じた屈曲角度(N×θ)を有していて、組付分割体の割面は、屈曲方向に対して内外に存在する屈曲部保護カバーが、同一形状の4以上の偶数個の単位体の組み付けのみによって得られる。このため、4以上の偶数個の単位体の組付け時には、特定の単位体の反転配置を行って、係合構造を利用して、一対の単位体の周方向の組付け、及び複数の組付分割体の配線・配管材の配設方向に沿った連結を行うのみで、目的の屈曲部保護カバーが形成できるので、迅速、かつ誤りなく、4以上の偶数個の単位体の組み付けが可能となる。
また、多数の単位体の保管・運搬時には、半割屈曲筒状をした多数の単位体を積み重ねることが可能となるので、嵩張ることなく箱類に収容でき、多数の単位体の保管・運搬が容易となる。
冷媒管Pの45°の屈曲部を本発明に係る屈曲部保護カバーC1 で覆った状態の正面図である。 同じく斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ冷媒管Pの屈曲部を覆って保護する屈曲部保護カバーC1 を構成する計4個の単位体A1a, A1b, A2a, A2bの分解状態、及び組付状態の斜視図である。 (a),(b)は、屈曲部保護カバーC1 を構成する単位体A1a(A1b, A2a, A2b)を異なる方向から見た斜視図である。 単位体A1a(A1b, A2a, A2b)の周方向に沿った一方の端部に形成された嵌合組付凸部2a,2bと嵌合組付凹部3a,3bとの配置関係を説明するために、当該端部を内側から見た部分展開図である。 複数の組付分割体Bを冷媒管Pの配設方向に沿って連結するために、当該組付分割体Bを構成する単位体A1b, A2b(A1a, A2a) の配設方向に沿った両端部に形成された半円弧状の係合突片21と係合溝22との係合構造を説明するための模式的部分展開図である。 半割屈曲円筒状をした同一形状の一対の単位体A1a,A1bの組付けにより屈曲円筒状の組付分割体Bが形成されることを示す図であって、(a)は、一対の単位体A1a,A1bを同一の向きで配置した斜視図であり、(b)は、組付けのために、一方の単位体A1aを180°反転させて対向配置した斜視図であり、(c)は、一対の単位体A1a,A1bが組み付けられた組付分割体Bの斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ一対の単位体A1a,A1bの周方向の端部の係合構造を主体に示す組付け前後の斜視図である。 2つの組付分割体Bの係合連結部の構造を主体に示す連結前の分離状態の斜視図である。 同じく連結されて屈曲部保護カバーC1 となった状態の斜視図である。 屈曲部保護カバーC1 の側面図である。 (a),(b)は、それぞれ係合部を除く部分を省略した図11のX1 −X1 線、及びX2 −X2 線の部分拡大断面図である。 (a),(b)は、それぞれ図11のY1 −Y1 線、及びY2 −Y2 線の部分拡大断面図である。 冷媒管Pの90°の屈曲部を本発明に係る屈曲部保護カバーC2 で覆った状態の正面図である。 多数個の単位体Aを重ね合わせた状態の斜視図である。
以下、最良の実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明する。
図1ないし図3に示される屈曲部保護カバーC1 は、配線・配管材である冷媒管Pの屈曲部を覆って保護するカバーであって、屈曲円筒状をした2個の組付分割体Bを前記冷媒管Pの配設方向に沿って連結して形成され、当該組付分割体Bは、半割屈曲円筒状をした一対一組の単位体A1a, A1bを屈曲円筒状に組み付けて形成される。この結果、屈曲部保護カバーC1 は、最小単位部材である半割屈曲円筒状をした単位体Aを、自身の周方向、及び軸心方向の双方に沿って組み付けたり、或いは連結することで形成されるため、当該単位体Aが基本部材となる。
最初に、屈曲部保護カバーC1 を形成する最小単位部材である単位体Aの構成について説明し、その後に、一対一組の当該単位体A1a,A1b(A2a,A2b)を周方向に沿って組み付けることで形成される組付分割体B、及び2個の当該組付分割体Bを屈曲軸心J0 (図11参照)の方向に沿って連結することで形成される屈曲部保護カバーC1 について説明する。ここで、単位体の符号に関しては、当該単位体の「嵌合組付」又は「係合連結」を考慮しないで、或いは配置位置を特定しないで、一般的な説明を行う場合には、「A」の基本符号を使用し、当該単位体どうしの配置位置を考慮して、当該単位体の「嵌合組付」又は「係合連結」を含めて説明する場合には、その配置位置を特定するために、「A1a,A1b, A2a, A2b」の配置位置を含めた符号を使用する。また、本明細書における「屈曲」とは、文字通り「折れ曲がった形状」のみならず、「わん曲された形状」を含む概念として用いている。
単位体Aは、樹脂の射出成形品であって、図3ないし図7に示されるように、屈曲角度(θ)の屈曲円筒体の内外の各屈曲部が対称に二分割されるように、屈曲軸心J0 を含む平面で当該屈曲円筒体を二分割した形状であって、半割屈曲円筒状の単位体本体1の周方向の両端部に、一対一組の単位体A1a,A1b(A2a, A2b)を屈曲円筒状に組み付けるための嵌合組付凸部2a,2b(4a,4b)と、嵌合組付凹部3a,3b(5a,5b)とが屈曲軸心J0 の方向に沿って交互に形成されている。単位体Aは、樹脂の射出成形品であるため、周方向の両端部で形成される開口の間隔(幅)が僅かに変化するように、弾性変形可能である。単位体本体1の肉厚をほぼ二分した場合において、前記した嵌合組付凸部2a,2b(4a,4b)と、嵌合組付凹部3a,3b(5a,5b)は、内側の肉厚が半分の部分に全て成形され、外側の肉厚が半分の部分は、それぞれ屈曲軸心J0 の方向に沿って連続した端面6a,6bとなっている。即ち、図4、図5、図11及び図12に示されるように、半割屈曲円筒状の単位体本体1の外側の屈曲部である周方向の一端部には、一般部のほぼ半分の肉厚を有する端面6aに対して周方向に突出した2個の嵌合組付凸部2a,2bと、同じく周方向に入り込んだ2個の嵌合組付凹部3a,3bとが、屈曲軸心J0 の方向に沿って交互であって、しかも以下の「反転条件」を満たすように形成されている。単位体本体1の内側の屈曲部である周方向の他端部においても、嵌合組付凸部4a,4bと、嵌合組付凹部5a,5b(図3参照)とが、同様にして交互に配置されている。なお、図8(b)において、曲線X1 ,X2 は、図11におけるX1 −X1 線、及びX2 −X2 線の破断位置を示す。
ここで、上記「反転条件」とは、図7に示されるように、同一形状の2個の単位体Aを同一配置した状態〔図7(a)〕において、その一方の単位体A1bのみを180°反転させる〔図7(b)〕ことで、各単位体A1a,A1bの単位体本体1の周方向の一端部の嵌合組付凸部2a(2b)と嵌合組付凹部3a(3b)とが互いに嵌合すると共に、その他端部の嵌合組付凸部4a(4b)と嵌合組付凹部5a(5b)とが互いに嵌合することで、一対の単位体A1a,A1bの組み付けが可能となる〔図7(c)〕条件であって、図5に示されるように、単位体Aの周方向の両端部には、互いに嵌合組付が可能な嵌合組付凸部2a,2b(4a,4b)と嵌合組付凹部3a,3b(5a,5b)とは、嵌合組付部全体の全長L及び幅Wの双方の中点Kに対して点対称に配置されており、この関係を、「嵌合組付凸部と嵌合組付凹部の配置の点対称性」と称する。
図11及び図12に示されるように、単位体本体1の周方向の両端部に交互に形成された板状の嵌合組付凸部2a,2b(4a,4b)の肉厚、及び中空板状の嵌合組付凹部3a,3b(5a,5b)の深さは、いずれも単位体本体1の肉厚のほぼ半分となっていて、互いに嵌合することで、一般部と同一の肉厚が確保される構成になっている。なお、図12において、DFは、二分割構造の組付分割体B又は屈曲部保護カバーC1 の割面を示す。また、一対の単位体A1a,A1b(A2a, A2b)の各単位体本体1の周方向の両端部に交互に形成された嵌合組付凸部2a,2b(4a,4b)及び嵌合組付凹部3a,3b(5a,5b)の嵌合により、当該一対の単位体A1a,A1b(A2a, A2b)を屈曲円筒状に組み付けて組付分割体Bとした状態で、前記嵌合を確実にして各単位体A1a,A1b(A2a, A2b)の分離を防止するために、嵌合組付凸部2a(4a)の先端部の内面には、抜止突条7(8)が形成されていると共に、嵌合組付凹部3a(5a)の奥側には、前記抜止突条9(11)が形成され、一対の単位体A1a,A1b(A2a, A2b)の組付け状態において、両抜止突条7,8(9,11)が互いに係合することで、前記一対の単位体A1a,A1b(A2a, A2b)の周方向の両端部の嵌合が容易に解除されない構造になっている。なお、上記した嵌合組付時において、一対の単位体A1a,A1b(A2a, A2b)における周方向の両端部の抜止突条7,8(9,11)の部分は、それぞれ内外に僅かに弾性変形されて嵌合組付される。
この結果、上記した嵌合構造によって、半割屈曲円筒状の一対の単位体A1a,A1b(A2a, A2b)の周方向の両端部が嵌合によって、当該一対の単位体A1a,A1b(A2a, A2b)が屈曲円筒状の組付分割体Bとして組み付けられると、図8及び図12に示されるように、肉厚を二分した内側の部分において、一方の単位体A1aの嵌合組付凸部2a,2b(4a,4b)が、他方の単位体A1bの嵌合組付凹部3a,3b(5a,5b)に交互に入り込んで嵌合されることで、組付分割体Bの外周面においては、割面DFが割線DLとなって表れるのみである。
半割屈曲円筒状の一対の単位体A1a,A1b(A2a, A2b)を屈曲円筒状に組み付けることで組付分割体Bが形成される。複数個の組付分割体Bを屈曲軸心J0 の方向に沿って連結するために、図4、図11及び図13に示されるように、単位体Aの屈曲軸心J0 の方向に沿った一方の半円弧状の端部には、肉厚をほぼ二分した場合において内側となる部分が当該屈曲軸心J0 の方向に突設されて半円弧状の係合突片21が形成されていると共に、他方の半円弧状の端部には、肉厚を二分した場合において内側の肉部を欠落させることで、別の単位体Aの係合突片21を抜け出ないように嵌合可能とする半円弧状の係合溝22が形成されている。半円弧状の係合突片21及び係合溝22は、いずれも周方向に沿って単位体Aの周方向の両端面6a,6bとの干渉を回避するために、その手前側の部分まで形成されている。
従って、図7ないし図9に示されるように、同一配置された同一形状の一対の単位体Aの一方を180°反転させて、一対の単位体Aの周方向の両端部である屈曲部の外側どうし、及び内側どうしを上記した嵌合により屈曲円筒状に組み付けて、組付分割体Bを形成すると、当該組付分割体Bの屈曲軸心J0 の方向に沿った両端面には、位相が180°ずれた状態で、半円弧状の係合突片21及び係合溝22がそれぞれ配置される。
図9ないし図11に示されるように、屈曲角度(θ)の2個の組付分割体Bを係合連結させると、屈曲角度(2θ)の屈曲部保護カバーC1 となる。なお、図1及び図11において、J1 〜J3 は、それぞれ2個の組付分割体Bを係合連結させた屈曲部保護カバーC1 の一方の端面、2個の組付分割体Bの連結面、及び屈曲部保護カバーC1 の他方の端面における屈曲軸心J0 に対する接線を示す。屈曲角度(θ)の2個の組付分割体Bの連結側の各端面部には、位相が180°ずれた状態で、半円弧状の係合突片21及び係合溝22がそれぞれ形成されているため、各組付分割体Bの割線DLを合致させた状態で、各組付分割体Bの連結端部を互いに押し付けると、各組付分割体Bの半円弧状の係合突片21は、それぞれ他方の組付分割体Bの半円弧状の係合溝22に挿入係合されることで、全周に亘って係合された状態で、2個の組付分割体Bが係合連結される。2個の組付分割体Bの係合連結が容易に解除されるのを防止するため、半円弧状の係合突片21の周方向の両端部の外面であって、幅方向に沿って端面の側には、所定長の抜止突条23が周方向に形成され、半円弧状の係合溝22の周方向の両端部の内面であって、幅方向に沿って端面の側には、半円弧状の係合突片21の抜止突条23に対して屈曲方向J0 に沿って係合する所定長の抜止突条24が周方向に形成されている。なお、各組付分割体Bの連結端部を互いに押し付けると、半円弧状の係合突片21及び係合溝22における抜止突条23,24の部分がそれぞれ内外に僅かに弾性変形することで、各組付分割体Bの半円弧状の係合突片21は、それぞれ他方の組付分割体Bの半円弧状の係合溝22に挿入係合される。
そして、半割屈曲筒状の同一形状の4個の単位体Aを組み付けて、屈曲筒状の屈曲部保護カバーC1 とするには、図7に示されるように、同一配置の2個の単位体Aの一方を180°反転させ、この状態で、一方の単位体Aの周方向の一端部に形成された嵌合組付凸部2a,2b(4a,4b)を、他方の単位体Aの一端部に形成された嵌合組付凹部3a,3b(5a,5b)にそれぞれ嵌合させて組み付けることで、屈曲筒状をした屈曲角度(θ)の組付分割体Bが形成される。組付分割体Bの状態では、全ての嵌合組付凸部2a,2b(4a,4b)は内側(内周面)に配置されて、組付分割体Bの外周面には、その屈曲部の外側及び内側に、割面DFを形成する割線DLが表れるのみである。組付分割体Bの両端面には、それぞれ周方向に沿った半分に、それぞれ半円弧状の係合突片21と係合溝22が形成され、組付分割体Bの両端面における半円弧状の係合突片21及び係合溝22の配置は、180°ずれている。
単位体Aは、半割円筒状をしているために、その保管・運搬時に外力を受けて変形されることがあるが、一対の単位体Aを屈曲円筒状に組み付けることで、個々の単位体Aは、必然的に原形状に復元された状態で、組み付けられる。
図9に示されるように、割線DLを合致させて2個の組付分割体Bの対向端面部を互いに押し付けると、180°位相が異なる位置に配置された各組付分割体Bの半円弧状の係合突片21が、それぞれ他方の組付分割体Bの半円弧状の係合溝22に挿入係合されると共に、各組付分割体Bの半円弧状の係合突片21の周方向の両端部に形成された抜止突条23と、他方の組付分割体Bの半円弧状の係合溝22の周方向の両端部に形成された抜止突条24とが、屈曲軸心J0 の方向に沿って引っ掛かった状態で係合することで、2個の組付分割体Bは、容易に外れない状態で係合連結されて、屈曲角度(2θ)の屈曲部保護カバーC1 が形成される。屈曲部保護カバーC1 の両端の開口は、直状の保護カバーC0 が接続される接続口31(図3参照)になると共に、内部空間は、前後の直状の保護カバーC0 の配設経路と接続した冷媒管Pの配設経路(図3参照)となる。図示例では、θ=22.5°であるので、屈曲部保護カバーC1 の屈曲角度は、45°となる。
図1及び図2に示される冷媒管Pの配管例は、建物壁面の障害物41を避けて、近接した2箇所において、冷媒管Pを逆方向に45°ずつ屈曲させて配管する場合において、当該冷媒管Pの2箇所の屈曲部を、本発明に係る屈曲部保護カバーC1 で覆って保護するものである。2つの屈曲部保護カバーC1 の間、及び上方の屈曲部保護カバーC1 と壁内に一部が差し込まれる90°エルボ42との間には、それぞれ短管直状の保護カバーC0 が配設され、斜下方の屈曲部保護カバーC1 の下端の接続口31は、通常の直状の保護カバーC0 が接続される。直状の保護カバーC0 の端部は、屈曲部保護カバーC1 の接続口31の内側に部分的に差し込まれて接続される。
また、本発明によれば、特定の屈曲角度(θ=22.5°)を有する組付分割体Bを接続数によって、屈曲部保護カバーの屈曲角度を変更することができ、例えば、図14において、屈曲角度(θ=22.5°)の組付分割体Bを4個接続することで、即ち、同一形状の単位体Aを特定数(8個)だけ使用することで、屈曲角度が90°の屈曲部保護カバーC2 が形成される。なお図14において,、A3a, A4aは、屈曲方向の下方から起算して、第3番目及び第4番目に連結された組付分割体Bを構成する単位体を示す。
本発明に係る屈曲部保護カバーC1 ,C2 の両端部には、直状保護カバーC0 の端部を内挿可能な接続口31が形成されており、屈曲部保護カバーC1 ,C2 の屈曲軸心J0 のうち、当該接続口31の所定長の屈曲軸心J0 を直線状に形成することで、即ち、屈曲部保護カバーC1 ,C2 の両端接続口31の部分を、所定長だけ直円筒体(軸心が直線状の円筒体)の内周面のように、縦断面視で直線状の内周面に形成することで、屈曲部保護カバーC1 ,C2 の両端接続口31に対する直状保護カバーC0 の内挿が容易であって、しかも内挿後においては、屈曲部保護カバーC1 ,C2 と直状保護カバーC0 との接続が安定する。
本発明に係る屈曲部保護カバーC1 ,C2 は、同一形状の4以上の偶数個の半割屈曲半円筒状をした単位体Aを屈曲円筒状に組み付けて形成されているので、同一形状をした多数の単位体Aは、図15に示されるように、重ね合わせた状態で、梱包箱に収容できる。このため、多数の単位体Aの保管・運搬時において、嵩張ることなく、最少スペースに収容できる。特に、一対一組の単位体Aを最少重合単位として、互いに密着状態で重ね合わせ、各組の一対の単位体Aは、少し空間を有して収容しておくと、一対一組の単位体Aを即座に取り出して、その一方を反転させて、屈曲円筒状に組み付けることで、組付分割体Bを即座に組み付けることができる。
上記実施例では、単位体Aは、半割屈曲円筒状であって、一対の単位体Aを組み付けた組付分割体Bは、屈曲円筒状をなしているが、単位体の形状は、半割屈曲円筒状に限られず、例えば、半割屈曲角筒状であって、一対の単位体を組み付けた組付分割体は、屈曲角筒状をなしていてもよい。
一対一組の単位体Aの周方向の両端部に屈曲軸心の方向に沿って交互に形成される嵌合組付凸部2a,2b(4a,4b)及び嵌合組付凹部3a,3b(5a,5b)の形状に介しては、段落「0033」で定義した「嵌合組付凸部と嵌合組付凹部の配置の点対称性」を備えている限り、嵌合組付凸部2a,2b(4a,4b)及び嵌合組付凹部3a,3b(5a,5b)の各個数、及び屈曲軸心の方向に沿った長さは、自由に定められる。
上記実施例の一対一組の単位体Aを組み付けて形成された組付分割体Bの屈曲軸心は、円弧状であるが、配線・配管材の屈曲部を収容して保護できる限り、多少屈曲していてもよい。
本発明に係る屈曲部保護カバーの上記用途は、エアコン用の冷媒管の屈曲部を収容して保護するものであるが、建物の外壁面に配置される排水管等の屈曲部を構成する屈曲継ぎ手を収容して覆うことも可能である。
A:配置位置が不特定の単位体
1a,A1b,A2a, A2b,A3a,A4a:配置位置が特定された単位体
B:組付分割体
0 :直状保護カバー
1 ,C2 :屈曲部保護カバー
DF:割面
DL:割線
0 :屈曲軸心
K:点対称の中心
L:嵌合組付部全体の全長
P:冷媒管(配線・配管材)
W:嵌合組付部の幅
θ:組付分割体の屈曲角度
1:単位体本体
2a,2b:外側の屈曲部の嵌合組付凸部(嵌合組付部)
3a,3b:外側の屈曲部の嵌合組付凹部(嵌合組付部)
4a,4b:内側の屈曲部の嵌合組付凸部(嵌合組付部)
5a,5b:内側の屈曲部の嵌合組付凹部(嵌合組付部)
6a:単位体の外側の屈曲部の端面
6b:単位体の内側の屈曲部の端面
7:単位体の外側の屈曲部の嵌合組付凸部の抜止突条
8:単位体の外側の屈曲部の嵌合組付凹部の抜止突条
9:単位体の内側の屈曲部の嵌合組付凸部の抜止突条
11:単位体の内側の屈曲部の嵌合組付凹部の抜止突条
21:半円弧状の係合突片
22:半円弧状の係合溝
23:係合突片に設けられた抜止突条
24:係合溝に設けられた抜止突条
31:接続口

Claims (9)

  1. 配線・配管材の屈曲部を部分的に覆うための屈曲筒状をした屈曲部保護カバーであって、
    半割屈曲筒状をした同一形状の単位体が一対一組として互いに嵌合組付けされる屈曲筒状をした複数の組付分割体を備え、
    前記組付分割体の配管方向に沿った両端部には、別の組付分割体との係合連結を可能とする係合連結部が形成され、
    複数の組付分割体の割面を合致させた状態で、当該複数の組付分割体の連結側の端部どうしを互いに係合連結させることで、内部に前記配線・配管材の配設経路が形成されることを特徴とする屈曲部保護カバー。
  2. 複数の組付分割体が互いに連結された状態において、その配管方向に沿った両端部には、直状の配線・配管材保護カバーの端部が内挿されて接続される接続口がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の屈曲部保護カバー。
  3. 各組付分割体の配管方向に沿った両端部には、それぞれ接続口が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の屈曲部保護カバー。
  4. 各組付分割体の接続口の内周面は、直状の配線・配管材保護カバーの端部を内挿可能とすべく、軸心が直線状の直筒体の外周面に相当するように、縦断面視で直線状に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の屈曲部保護カバー。
  5. 前記係合連結部は、前記単位体の配線・配管材の配設方向に沿った一方の端面に、外部に突設された円弧状の係合突片と、前記単位体の他方の端面の内周面における前記係合突片の形成位置に対して斜め方向に対向する位置に、別の単位体の前記係合突片が係合可能な円弧状の係合溝とで形成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の屈曲部保護カバー。
  6. 前記一対一組の単位体を組み付けて形成される組付分割体の割面は、直線状であって、他の組付分割体と係合連結させた状態において、各組付分割体の各割面は、連続した直線状となることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の屈曲部保護カバー。
  7. 前記単位体の周方向の両端部には、互いに嵌合組み付けが可能な嵌合組付凸部、及び嵌合組付凹部が、嵌合組付部全体の全長、及び幅の双方の中点に対して点対称に配置されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の屈曲部保護カバー。
  8. 内部に90°又は45°に屈曲する配線・配管材の配設経路が形成されて、両端に直状の配線・配管材保護カバーが接続される接続口を有する屈曲部保護カバーであって、
    半割屈曲筒状をした同一形状の単位体が一対一組として互いに組付けられることで屈曲筒状の組付分割体が形成され、
    前記屈曲部保護カバーは、前記組付分割体の屈曲角度に連結数を乗じることで90°又は45°となるように、当該連結数で複数の当該組付分割体を連結することで形成されることを特徴とする屈曲部保護カバー。
  9. 配線・配管材の屈曲部を部分的に覆うための屈曲筒状をした屈曲部保護カバーを構成する単位体であって、
    前記単位体は、半割屈曲筒状であって、一対一組の同一形状の単位体が屈曲筒状に嵌合組付けされて組付分割体が形成され、複数の組付分割体が配線・配管材の配設方向に沿って係合連結されることで、屈曲筒状をした屈曲部保護カバーが形成され、
    前記単位体は、周方向の両端部に、一対一組の単位体の嵌合組付により組付分割体となる嵌合組付部がそれぞれ形成されていると共に、前記配設方向の両端部に、当該配設方向に沿って配置される別の組付分割体の単位体と係合連結される係合連結部がそれぞれ形成されていることを特徴とする屈曲部保護カバーの単位体。
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