JP4884229B2 - 乳幼児用抱っこ具 - Google Patents

乳幼児用抱っこ具 Download PDF

Info

Publication number
JP4884229B2
JP4884229B2 JP2006539154A JP2006539154A JP4884229B2 JP 4884229 B2 JP4884229 B2 JP 4884229B2 JP 2006539154 A JP2006539154 A JP 2006539154A JP 2006539154 A JP2006539154 A JP 2006539154A JP 4884229 B2 JP4884229 B2 JP 4884229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
cushion member
infant
infant holding
string
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006539154A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006038343A1 (ja
Inventor
正世 園田
Original Assignee
北極しろくま堂有限会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 北極しろくま堂有限会社 filed Critical 北極しろくま堂有限会社
Priority to JP2006539154A priority Critical patent/JP4884229B2/ja
Publication of JPWO2006038343A1 publication Critical patent/JPWO2006038343A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4884229B2 publication Critical patent/JP4884229B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D13/00Other nursery furniture
    • A47D13/02Baby-carriers; Carry-cots
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D15/00Accessories for children's furniture, e.g. safety belts or baby-bottle holders
    • A47D15/005Restraining devices, e.g. safety belts, contoured cushions or side bumpers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pediatric Medicine (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Buckles (AREA)

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は母親等が乳幼児を抱く際に使用される乳幼児用抱っこ具に係り、特に母親等が装着するのが容易な乳幼児用抱っこ具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された抱っこ具は、基本的な構成部材として支持本体、4本の帯、それぞれ4つの雄バックルと雌バックルを有している。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−102598公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記抱っこ具を母親等が装着する場合は、雄バックルと雌バックルとをいちいち嵌合させなければならず煩雑であり、さらに抱っこ具を外す場合にも雄バックルと雌バックルとの嵌合をいちいち解除しなければならない。また、乳幼児には、ホールドベルトを巻きやはり雄バックルと雌バックルとを嵌合させて、しかもホールドベルトの長さを調節する必要があり、これもかなり面倒である。
【0005】
また、従来の抱っこ具の帯は細いバンド状の部材によって構成されているため、帯が肩に食い込んでしまい肩こりの原因になるおそれがある。特に乳幼児が重かったり、抱っこ具を長時間使用する場合には、肩が痛くなってしまうおそれがある。そこで帯を幅広にすることも考えられるが、抱っこ具が嵩張ったものになり携帯に不便なものになってしまう。
【0006】
さらに、抱っこ具は子供が誕生したときの祝いの贈り物とすることも多く、従って、抱っこ具に子供の名前や生年月日を入れたいとの要望もかなりある。しかしながら、従来の抱っこ具では支持本体以外に子供の名前等を入れる適当な部分がなく、抱っこ具そのものを廃棄すると記念として何も残らなくなってしまう。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、母親等が体に装着したり、体から外したりするのに、複数の雄バックルと雌バックルをいちいち着脱する必要がなく、また長時間使用しても肩こりや肩が痛くなったりすることがなくて、且つコンパクトに畳むことが可能で、さらに本体が劣化して廃棄することになっても記念品として半永久的に残る部材を備えた抱っこ具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求の範囲第1項の発明は、本体と、前記本体の一端部と他端部とを連結して本体を環状とする連結具とを有し、前記環状にした本体を袈裟懸けにして、且つ本体に乳幼児を保持させて使用することを特徴とする乳幼児用抱っこ具において、前記本体の両側部にはクッション部材が備えられており、前記クッション部材は着脱自在でしかも長手方向の装着位置を変更することができることを特徴とする乳幼児用抱っこ具である。
【0008】
請求の範囲第2項の発明は、請求の範囲第1項に記載した乳幼児用抱っこ具において、クッション部材は本体の幅方向の両端部分を折り合わせ縫い合わせて形成された折り合わせ部の内部に入れられており、前記折り合わせ部の内部に連通する挿入穴を形成して、この挿入穴からクッション部材を出し入れすることにより本体に対し着脱することを特徴とする乳幼児用抱っこ具である。
【0009】
請求の範囲第3項の発明は、請求の範囲第2項に記載した乳幼児用抱っこ具において、クッション部材の先端部には輪状の紐が取り付けられており、本体の折り合わせ部には前記紐を引き出す紐挿通穴が形成されていることを特徴とする乳幼児用抱っこ具である。
【0010】
請求の範囲第4項の発明は、請求の範囲第3項に記載した乳幼児用抱っこ具において、紐挿通穴は複数形成されており、紐を通す紐挿通穴を変更することによりクッション部材の装着位置を調節することができることを特徴とする乳幼児用抱っこ具である。
【0011】
請求の範囲第5項の発明は、請求の範囲第1項に記載した乳幼児用抱っこ具において、クッション部材は本体の幅方向の両端部分を折り合わせ縫い合わせて形成された折り合わせ部の内部に入れられており、前記折り合わせ部の一部には、折り合わせ部の内部を露出できる開閉部が形成され、前記開閉部を開いてクッション部材を本体に対し着脱することを特徴とする乳幼児用抱っこ具である。
【0012】
請求の範囲第6項の発明は、請求の範囲第1項から第5項のいずれかに記載した乳幼児用抱っこ具において、クッション部材は本体を肩に掛けたときに肩に当たる肩当たり部にも備えられており、前記クッション部材は着脱自在であることを特徴とする乳幼児用抱っこ具である。
[0013]
請求の範囲第7項の発明は、請求の範囲第6項に記載した乳幼児用抱っこ具において、肩当たり部に設けられたクッション部材は、本体とは別個の部材である帯状体に固定され、前記帯状体には、帯状体を本体に装着するための装着手段を具備したことを特徴とする乳幼児用抱っこ具である。
【0014】
請求の範囲第8項の発明は、請求の範囲第6項または第7項に記載した乳幼児用抱っこ具において、本体を環状にして袈裟懸けにしたときに肩の辺りに位置する部分の両側を内側に向かって折り込み、且つ折り込んだ部分が開かないように固定したことを特徴とする乳幼児用抱っこ具である。
【0015】
請求の範囲第9項の発明は、請求の範囲第1項から第8項のいずれかに記載した乳幼児用抱っこ具において、連結具には人名、生年月日等の表示がされていることを特徴とする乳幼児用抱っこ具である。
【発明の効果】
[0017]
本発明の抱っこ具によれば、従来の抱っこ具のように体から着脱する際に、複数の雄バックルと雌バックルとを嵌合したり、嵌合を解除したりする操作を行う必要がなく、環状にした本体を首から通して袈裟懸けにするだけで容易に母親等が体に装着することができ、また体から外す場合も腕を環状にした本体から抜いて、次いで首から抜くだけなので、体からの着脱を極めて容易に行うことができる。
また肩に当たる部分にクッション部材が設けられているので、長時間使用しても肩こりや肩が痛くなったりすることがない。
さらに、クッション部材が本体に対し着脱自在なので、コンパクトに畳むことが可能で携帯に便利である。
また、リング状部材に人名、生年月日、模様等の表示がされているので、本体が劣化して廃棄することになっても記念の品として永く残すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施の形態1に係る抱っこ具を使用方法を説明するための図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る抱っこ具の正面図である。
【図3】図2の一端部分の左側面図である。
【図4】図3のA−A断面斜視図である。
【図5】図3のA−A断面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る抱っこ具のクッション帯の斜視図である。
【図7】図6のクッション帯の本体に対する取付部位を説明するための図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る抱っこ具の正面図である。
【図9】図8の部分拡大図である。
【図10】本発明の実施の形態4に係る抱っこ具の開閉部を開いた状態の正面図である。
【図11】本発明の実施の形態4に係る抱っこ具の開閉部を閉じた状態の正面図である。
【図12】本発明の実施の形態5に係る抱っこ具のリング状部材の正面図である。
【図13】本発明の実施の形態5に係る抱っこ具の部分正面図である。
【符号の説明】
【0019】
1、31、61、81 抱っこ具 3 本体
5、7、9 クッション部材 11、13、51、53 リング状部材
15 折り込み部 17 折り線 19 前側部 21 糸
23 表面部 25 開口 33 クッション帯 35 帯状体
37 クッション部材 39 面ファスナーの雄側部 40 面ファスナーの雌側部
41、63、83 本体 65 クッション部材 66 紐
67 挿入穴 64 折り合わせ部 69 折り合わせ部の内部
71、73、75 紐挿通穴 85 開閉部
87 面ファスナーの雄側 89 面ファスナーの雌側
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明の実施の形態1に係る抱っこ具1を図1から図5にしたがって説明する。
符号3は布製の本体を示し、この本体3は開くと長方形である。本体3の幅方向の両端部分を折り合わせ、この折り合わせ部分の端部を縫い合わせて折り合わせ部64が形成されている。本体3の幅方向の両端部分に形成された折り合わせ部64の内部69の長手方向のほぼ中央にクッション部材5が収容され、且つ本体3に縫い付けられている。また本体3の一端部分は幅方向に更に折り合わされており、この折り合わせ部分にクッション部材7が収容され、且つ本体3に縫い付けられている。
【0021】
また、本体3の一端部分は長手方向にも折り合わされており、この折り合わせ部分にクッション部材9が収容され、且つ本体3に縫い付けられている(図4参照)。
上記本体3の一端部が折り合わされた部分の折り返し部には連結具としての2つのリング状部材11、13が通されており、前記折り合わされた部分を縫い付けることによりリング状部材11、13が本体3に取り付けられている。
本体3の他端部は僅かな寸法だけ折り返されて縫い付けられて、解れが生じないようになっている。
【0022】
図3〜図5に示すように、本体3の一端部の両側は内側へ向かって折り込まれており、折り込み部15が形成されている。この折り込み部15の折り線17を境にして乳幼児が収容される側(以下、前側という。)の前側部19は、糸21によって最も前側にくる表面部23に縫い付けられている。
【0023】
次に、この抱っこ具1の使用方法について説明する。
本体3の他端部をリング状部材11、13に通した後、他端部を折り返してリング状部材11に挿入する。これにより本体3を環状にして、図1に示すように母親M等が首から通して抱っこ具1を袈裟懸けにて体に装着し、図2に示す開口25に乳幼児Bを収容する。
また、腕を環状にした本体3から抜き、次いで首から抜くだけで、抱っこ具1を体から外すことができる。
このように抱っこ具1は極めて容易に着脱することができる。
【0024】
上記のようにして、抱っこ具1を使用する際に本体3の一端部に設けた折り込み部15は肩の辺りに位置するが、本体3を袈裟懸けにしたときに図1、図4及び図5において一点鎖線で示すように開いてしまうのを防止することができる。折り込み部15が開くと、図1においてリング状部材13の上側の部位に左右方向へはみ出して見た目が悪く、だらしのない印象を与えてしまう。そこで、本発明の抱っこ具1では上記のように折り込み部15の前側部19を糸21によって縫い付けることにより、折り込み部15が開くのを防止している。
【0025】
本発明の実施の形態2に係る抱っこ具31を図6、図7にしたがって説明する。
抱っこ具31は実施の形態1に係る抱っこ具1と同様の構成部分を有するので、その相違点についてのみ説明し、同様の構成部分については実施の形態1で使用した符号を付し、或いは引用して説明を省略する。
抱っこ具31はクッション部材7、9を有しておらず、その代わりに図6に示す着脱式のクッション帯33を有している。クッション帯33は帯状体35と、この帯状体35の中央に固定されたクッション部材37及び装着手段としての面ファスナーとによって構成されている。面ファスナーの雄側部39は帯状体35の表面の一端部に固定され、面ファスナーの雌側部40は裏面の一端部に固定されている。
【0026】
この抱っこ具31では、クッション帯33を本体41に対し必要に応じて着脱する。即ち、抱っこ具31をバック等に入れて携帯する場合にはクッション帯33を外す。抱っこ具31は布によって構成されているので、クッション部材を有していないと極めてコンパクトに畳むことができ嵩張ることがない。
クッション部材33は必要な場合にのみ携帯する。例えば抱っこ具31の使用時間が短いと予想される場合や乳幼児が軽い場合には、クッション帯33を本体41に装着せず、また携帯しない。
【0027】
クッション帯33を本体41に装着する方法は、図7に示すようにクッション部材37が本体41の表面部23側に位置するように、本体41に対し帯状体35を巻き付ける。そして、面ファスナーの雄側部39と雌側部40とを合わせて連結し、クッション帯33を本体41に固定する。クッション部材37は本体41を袈裟懸けにしたときに肩に当たる肩当たり部に位置して、クッション部材37が肩に当接して圧力を和らげる。
【0028】
本発明の実施の形態3に係る抱っこ具61を図8、図9にしたがって説明する。
本実施の形態に係る抱っこ具61は、本体63の両側部に備えられるクッション部材65が着脱自在である点を除き実施の形態1に係る抱っこ具1と同様の構成部分を有するので、その相違点についてのみ説明し、同様の構成部分については実施の形態1、2で使用した符号を付し、或いは引用して説明を省略する。このことは後に説明する本発明の実施の形態4に係る抱っこ具81についても適用する。
【0029】
クッション部材65は比較的短い棒状で、先端部に輪状の紐66が取り付けられている。本体63の幅方向の両端部分を折り合わせ、この折り合わせ部分の端部を縫い合わせて折り合わせ部64が形成されている。本体63の両端部分に形成された折り合わせ部64の裏面に挿入穴67が形成されている。この挿入穴67はボタン穴のように縁が縢られている。挿入穴67は折り合わせ部64の内部69に連通している。そして、また本体63の折り合わせた部分には紐挿通穴71、73、75が設けられている。これら紐挿通穴71、73、75は本体63の長手方向に所定の間隔をおいて配置されている。
【0030】
この抱っこ具61では、クッション部材65を本体63に対し必要に応じて着脱する。即ち、抱っこ具61をバック等に入れて携帯する場合にはクッション部材65を外す。抱っこ具61は布によって構成されているので、クッション部材65を有していないと極めてコンパクトに畳むことができ嵩張ることがない。
また、例えば乳幼児がある程度の年齢に達して、クッション部材65が必要ない場合には外しておく。
【0031】
クッション部材65を本体63に装着する方法について説明する。
ゴム紐等を衣服のゴム紐収容部に通すのに用いる所謂ゴム通し具Gを紐66に引っかけて、ゴム通し具Gを挿入穴67から折り合わせ部64の内部69へ入れる。そして、ゴム通し具Gを外部から操作して、紐66、クッション部材65を内部69へ入れ、紐66を介してクッション部材65を引っ張るようにして折り合わせ部64の内部69を進行させる。次いで、ゴム通し具Gを紐挿通穴71から出し、さらに紐66を引き出してからゴム通し具Gを外す。紐66を紐挿通穴71から引き出すと、クッション部材65はそれ以上進行しない状態に固定される。
【0032】
図8において一転鎖線で示すように、紐66を通す紐挿通穴71、73、75を変更することによってクッション部材65の装着位置を調節することができる。
上記したように抱っこ具61ではクッション部材65を外すことができるので、抱っこ具61を実施の形態1において説明したように、本体63の他端部を一端部に取り付けられたリング状部材11、13に通して、本体63を環状にした場合のサイズを自由に変更することができる。即ち、実施の形態1に係る抱っこ具1のようにクッション部材5を本体3から外すことができない場合には、環状にした本体3の環を小さくできる範囲は、クッション部材5がリング状部材11、13に到達する前までであり、それ以上は本体3の環を小さく絞ることはできない。これに対し、抱っこ具61ではクッション部材65を外すことができるので、本体63の環のサイズを自由に絞ることが可能である。
また、上記したように抱っこ具61は、クッション部材65の本体63の長手方向の装着位置を変更することができるので、クッション部材65を本体63に装着したままでも所定の範囲で、環状にした本体63の環の大きさを調節することができる。
【0033】
クッション部材65を本体63から外す場合は、挿入穴67から指を入れて、クッション部材65を折り合わせ部64の内部69から引っ張りだせばよい。このときに、本体3の外側からクッション部材65を押し出すようにしてやれば、簡単に引っ張りだすことができる。
【0034】
本発明の実施の形態4に係る抱っこ具81を図10、図11にしたがって説明する。
本実施の形態に係る抱っこ具81は、図10に示すように本体83の幅方向の両端部に形成された折り合わせ部64の一部に開閉部85がそれぞれ設けられている。従って、折り合わせ部64の一部が開放でき、内部69を露出させることができるようになっている。
開閉部85の縁部分には面ファスナーの雄側部87が固定され、開閉部85を閉じたときに面ファスナーの雄側部87が対応する本体83の部分には面ファスナーの雌側部89が固定されている。
【0035】
この抱っこ具81では図10に示すように開閉部85を開いて、クッション部材65を所望の位置に置く。そして、開閉部85を閉じて、面ファスナーの雄側部87と雌側部89とを連結して、開閉部85を閉じた状態に固定し、クッション部材65を折り合わせ部64の内部69に収容する。従って、抱っこ具81はクッション部材65を所望の位置に、簡単に備えることができる。
また、クッション部材65を使用しない場合には開閉部85を開いて、クッション部材65を除き、開閉部85を閉じて、面ファスナーの雄側部87と雌側部89とを連結し、開閉部85を閉じた状態に固定する。従って、抱っこ具81はクッション部材65を簡単に本体83に対し着脱することができる。
【0036】
本発明の実施の形態5に係る抱っこ具を図12、図13にしたがって説明する。
本実施の形態に係る抱っこ具は、リング状部材51、53を除き実施の形態1、2、3及び4の本体3、41、63及び83のいずれにも適用されるので、リング状部材51、53についてのみ説明し、同様の構成部分については実施の形態1、2及び3で使用した符号を付し、或いは引用して説明を省略する。
【0037】
リング状部材51、53には人名55、生年月日56、模様57が記されている。この人名55は抱っこ具を贈る相手側に誕生した子供の名前であり、生年月日57はその子供のものである。また、模様57は好みや贈る相手側の誕生した子供の性別等によって変更する。さらに、リング状部材51、53は、好みに応じて着色されたものを用いる。
また、本実施の形態では、2つのリング状部材51、53の両方を模様57等を施したものにしたが、いずれか一方でもよい。
【0038】
この抱っこ具は、本体以外に子供の名前等を入れたリング状部材51、53を備えており、またリング状部材51、53はナイロン等のプラスチックによって構成されているので相当に長期間に渡り劣化することはない。従って、抱っこ具そのものを廃棄しても、リング状部材51、53を外して記念の品として永く残しておくことができる。
【0039】
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、実施の形態2では本体の肩当たり部に備えるクッション部材37を着脱自在とし、実施の形態3では本体の両側部に備えるクッション部材65を着脱自在としたが、1つの抱っこ具において肩当たり部に備えるクッション部材と本体の両側部に備えるクッション部材の両方を着脱自在とする構成としてもよい。このような構成の抱っこ具では、本体をクッション部材が備えられていない状態とすることが可能なので、極めてコンパクトに畳むことが可能となる。
また、実施の形態5において、リング状部材51、53に表示するものは、子供の名前等に限定されず、祝いの言葉等であってもよい。
実施の形態2において、帯状体35の両端部どうしを連結する装着手段として面ファスナーを用いたが、本発明はこれに限定されず、ボタンとボタン穴、ファスナー、その他のものよって装着手段を構成してもよい。
実施の形態4において、開閉部85を閉じた状態に固定するのに面ファスナーを用いたが、本発明はこれに限定されず、ボタンとボタン穴、ファスナー、その他のもの用いてもよい。

Claims (9)

  1. 本体と、前記本体の一端部と他端部とを連結して本体を環状とする連結具とを有し、前記環状にした本体を袈裟懸けにして、且つ本体に乳幼児を保持させて使用することを特徴とする乳幼児用抱っこ具において、前記本体の両側部にはクッション部材が備えられており、前記クッション部材は着脱自在でしかも長手方向の装着位置を変更することができることを特徴とする乳幼児用抱っこ具。
  2. 請求の範囲第1項に記載した乳幼児用抱っこ具において、クッション部材は本体の幅方向の両端部分を折り合わせ縫い合わせて形成された折り合わせ部の内部に入れられており、前記折り合わせ部の内部に連通する挿入穴を形成して、この挿入穴からクッション部材を出し入れすることにより本体に対し着脱することを特徴とする乳幼児用抱っこ具。
  3. 請求の範囲第2項に記載した乳幼児用抱っこ具において、クッション部材の先端部には輪状の紐が取り付けられており、本体の折り合わせ部には前記紐を引き出す紐挿通穴が形成されていることを特徴とする乳幼児用抱っこ具。
  4. 請求の範囲第3項に記載した乳幼児用抱っこ具において、紐挿通穴は複数形成されており、紐を通す紐挿通穴を変更することによりクッション部材の装着位置を調節することができることを特徴とする乳幼児用抱っこ具。
  5. 請求の範囲第1項に記載した乳幼児用抱っこ具において、クッション部材は本体の幅方向の両端部分を折り合わせ縫い合わせて形成された折り合わせ部の内部に入れられており、前記折り合わせ部の一部には、折り合わせ部の内部を露出できる開閉部が形成され、前記開閉部を開いてクッション部材を本体に対し着脱することを特徴とする乳幼児用抱っこ具。
  6. 請求の範囲第1項から第5項のいずれかに記載した乳幼児用抱っこ具において、クッション部材は本体を肩に掛けたときに肩に当たる肩当たり部にも備えられており、前記クッション部材は着脱自在であることを特徴とする乳幼児用抱っこ具。
  7. 請求の範囲第6項に記載した乳幼児用抱っこ具において、肩当たり部に設けられたクッション部材は、本体とは別個の部材である帯状体に固定され、前記帯状体には、帯状体を本体に装着するための装着手段を具備したことを特徴とする乳幼児用抱っこ具。
  8. 請求の範囲第6項または第7項に記載した乳幼児用抱っこ具において、本体を環状にして袈裟懸けにしたときに肩の辺りに位置する部分の両側を内側に向かって折り込み、且つ折り込んだ部分が開かないように固定したことを特徴とする乳幼児用抱っこ具。
  9. 請求の範囲第1項から第8項のいずれかに記載した乳幼児用抱っこ具において、連結具には人名、生年月日等の表示がされていることを特徴とする乳幼児用抱っこ具。
JP2006539154A 2004-10-05 2005-05-25 乳幼児用抱っこ具 Active JP4884229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006539154A JP4884229B2 (ja) 2004-10-05 2005-05-25 乳幼児用抱っこ具

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004292299 2004-10-05
JP2004292299 2004-10-05
PCT/JP2005/009516 WO2006038343A1 (ja) 2004-10-05 2005-05-25 乳幼児用抱っこ具
JP2006539154A JP4884229B2 (ja) 2004-10-05 2005-05-25 乳幼児用抱っこ具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006038343A1 JPWO2006038343A1 (ja) 2008-05-15
JP4884229B2 true JP4884229B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=36142431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006539154A Active JP4884229B2 (ja) 2004-10-05 2005-05-25 乳幼児用抱っこ具

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4884229B2 (ja)
KR (1) KR101167951B1 (ja)
WO (1) WO2006038343A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0347603U (ja) * 1989-09-19 1991-05-02
JPH0371665U (ja) * 1989-11-15 1991-07-19
JPH09140515A (ja) * 1995-11-22 1997-06-03 Masami Imada 乳幼児用サスペンダーの装飾品
JP2000296034A (ja) * 1999-04-15 2000-10-24 Lucky Kogyo Kk 足ぐりベルト付ベビーキャリア
JP2003047542A (ja) * 2001-08-07 2003-02-18 Saori Konakawa 乳幼児用スリング

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2568138Y2 (ja) * 1992-03-06 1998-04-08 珠枝 本部 抱っこ帯
JPH0714921U (ja) * 1993-08-23 1995-03-14 株式会社ティーレックス ベビーキャリア
JPH08322685A (ja) * 1995-06-06 1996-12-10 Lucky Kogyo Kk 子守帯
JP3047603U (ja) * 1997-09-30 1998-04-24 麗子 新納 乳児運搬具
JP4145982B2 (ja) * 1998-02-12 2008-09-03 コンビ株式会社 子守帯
JP3101075U (ja) * 2003-10-17 2004-06-03 昭代 磯貝 布の幅を広く取り肩への負担を軽減したポケット及び帽子兼用付きの乳幼児用スリング

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0347603U (ja) * 1989-09-19 1991-05-02
JPH0371665U (ja) * 1989-11-15 1991-07-19
JPH09140515A (ja) * 1995-11-22 1997-06-03 Masami Imada 乳幼児用サスペンダーの装飾品
JP2000296034A (ja) * 1999-04-15 2000-10-24 Lucky Kogyo Kk 足ぐりベルト付ベビーキャリア
JP2003047542A (ja) * 2001-08-07 2003-02-18 Saori Konakawa 乳幼児用スリング

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006038343A1 (ja) 2006-04-13
KR101167951B1 (ko) 2012-07-23
KR20070065321A (ko) 2007-06-22
JPWO2006038343A1 (ja) 2008-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5753712B2 (ja) ベビーキャリア
US20060168766A1 (en) Strap for attaching a pacifier, teething ring, toy or other child's implement to a garment of children's clothing
US20100082063A1 (en) Pacifier Tether
JP2006061382A (ja) フード付き抱っこ具
JP2008255533A (ja) 乳児包被具
JP4884229B2 (ja) 乳幼児用抱っこ具
JPH10201580A (ja) 子守り帯
JP5848990B2 (ja) ライフジャケット
JP4913922B1 (ja) 傘固定具
JP4188133B2 (ja) 鼻孔カニューラ装置
JP2007215551A (ja) ベビーキャリア
JP3111498U (ja) 防犯ブザー固定ベルト
JP6890915B1 (ja) 猫用装着具
JP2000070079A (ja) 子守帯
JP4004054B2 (ja) ベビーキャリア
JP2001063687A (ja) ダイビング用ジャケット
JP3143423U (ja) 祭典用股引
JP2007330776A (ja) スリング(子守帯)
JP4424722B2 (ja) 椅子用乳幼児支持具
JP6244514B1 (ja) 装着補助具
JP2001054529A (ja) 医療用保護装着具
JP4153847B2 (ja) 涎掛け
JP2007008199A (ja) ブランケット
JP6598861B2 (ja) チューブ支持体
JP2017064285A (ja) 携帯型トイレ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111128

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4884229

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250