JP5753712B2 - ベビーキャリア - Google Patents
ベビーキャリア Download PDFInfo
- Publication number
- JP5753712B2 JP5753712B2 JP2011055552A JP2011055552A JP5753712B2 JP 5753712 B2 JP5753712 B2 JP 5753712B2 JP 2011055552 A JP2011055552 A JP 2011055552A JP 2011055552 A JP2011055552 A JP 2011055552A JP 5753712 B2 JP5753712 B2 JP 5753712B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- infant
- cloth part
- abdominal
- parent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 656
- 230000003187 abdominal effect Effects 0.000 claims description 145
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 claims description 58
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 claims description 48
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 50
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 21
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 21
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 12
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 10
- 238000013461 design Methods 0.000 description 10
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 4
- 238000011161 development Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 4
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 210000004013 groin Anatomy 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47D—FURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
- A47D13/00—Other nursery furniture
- A47D13/02—Baby-carriers; Carry-cots
- A47D13/025—Baby-carriers; Carry-cots for carrying children in seated position
Landscapes
- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
Description
抱っこのときは、下部規制帯を肩ベルトの下部領域の上方にスライドさせ、本体部を使用者の胸側に装着すると、前記下部規制帯は使用者の背中に位置することとなり、左右の肩ベルトの間隔を規制し、肩ベルトの肩落ちを防止できる。また、おんぶのときは、下部規制帯を下方にスライドしておけば邪魔にならず、支障なくおんぶすることができる。また、前記下部規制帯をスライドさせるという、簡単な操作で抱持方法に適した状態にすることができる。
なお、左右の肩ベルトは常に平行であり分離可能とする必要がなく、肩ベルトの両端を本体部に固着できる。
即ち、特許文献1の図1に示すように、背当て部は臀部表面を覆うため広い寸法となっており、股当て部は開脚が自然なように狭い寸法となっている。
そのため、ベビーキャリアには乳幼児をおんぶしたり、抱っこしたりするときの方向性が決まっていた。しかし、種々のベビーキャリアが市場にでてきてから、乳幼児をおんぶしたり、抱っこしたりする乳幼児の方向性も多様化してほしいというニーズがあった。
ここで、上記背腹共通布部は、乳幼児の身体の背側にあてがわれるときには背側布部となり、広い面積で臀部を覆うものである。また、前記乳幼児の身体の腹側にあてがわれるときには、腹側布部によって前記背側布部の横幅よりも幅狭に変化し、その幅狭状態を調節保持部によって維持する。
また、上記一対の肩ベルト部は、前記背腹共通布部の上部に一部が固着され、親側の肩に回して他部を前記背腹共通布部の側部に固着されるものである。ここで、前記背腹共通布部の側部とは、上部から下部までのいずれの位置でもよい。
そして、上記腰ベルト部は、前記背腹共通布部の下部を一体化し、前記背腹共通布部の下部と共に一体化した親の腰回りに配設するベルトであり、乳幼児の体重を支えるものである。
更に、前記背腹共通布部を幅狭に調節するとき、その調節した調節布を収容する格納部を補助布部または腰ベルト部に設けたものである。
ここで、調節布は、折り畳みでもよいし、切り離しでもよい。それらの調節布が収納部に収納できるものであればよい。
ここで、上記背腹共通布部は、乳幼児の身体の背側にあてがわれるときには背側布部となり、広い面積で臀部を覆うものである。また、前記乳幼児の身体の腹側にあてがわれるときには、腹側布部によって前記背側布部の横幅よりも幅狭に変化し、その幅狭状態を調節保持部によって維持する。
また、上記一対の肩ベルト部は、前記背腹共通布部の上部に一端が固着され、親側の肩に回すだけの距離長とし、他端を前記背腹共通布部の下部側に固着してなるものである。
そして、上記補助布部は、前記背腹共通布部の下部と共に一体化してベビーキャリア全体の機械的強度を増加させ、かつ、肩ベルト部に加わる力を分散をするもので、乳幼児の体重をバランスよく受けるものである。また、上記補助布部を介して前記肩ベルト部の他端に連結したとき、前記背腹共通布部との接続強度が安定化されるものである。
更に、前記背腹共通布部を幅狭に調節するとき、その調節した調節布を収容する格納部を補助布部または腰ベルト部に設けたものである。
ここで、調節布は、折り畳みでもよいし、切り離しでもよい。それらの調節布が収納部に収納できるものであればよい。
したがって、乳幼児を抱いたり、おんぶしたりする際に、その親と乳幼児の向きの関係は、常に乳幼児の前側に背腹共通布部の腹側布部が、乳幼児の後側に背腹共通布部の背側布部が位置し、通常、水平方向に幅狭に形成されている腹側布部から、ベビーキャリアから乳幼児の脚を容易に出すことができるので、乳幼児の体形に合った抱っこやおんぶの補助ができ、親が気付き難い乳幼児にかかる負担を軽減できる。また、特に、親側の肩に回して固着される一対の肩ベルト部及び親側の腰回りに配設する腰ベルト部によって、一対の肩ベルト部と腰ベルト部によって乳幼児の体重をかけることができ、乳幼児の体重を肩ベルト部と腰ベルト部に分散でき、親の肩に加わる負担を軽減できる。
更に、前記背腹共通布部を幅狭に調節するとき、その調節した調節布を収容する格納部を設けたものであるから、使用しない背腹共通布部の背側布部は格納部を設けることにより、デザイン性及び乳幼児の安全性を高めることができる。
したがって、乳幼児を抱いたり、おんぶしたりする際に、その親と乳幼児の向きの関係は、常に乳幼児の前側に背腹共通布部の腹側布部が、乳幼児の後側に背腹共通布部の背側布部が位置し、水平方向に幅狭に形成されている腹側布部から乳幼児の脚がベビーキャリアから容易に出すことができるので、乳幼児の体形に合った抱っこやおんぶの補助ができ、親が気付き難い乳幼児にかかる負担を軽減できる。
また、前記背腹共通布部と共に一体化された補助布部を設けているから、その補助布部を介して前記肩ベルト部の他端に連結することができる。このように、補助布部を介して前記肩ベルト部の他端に連結したとき、前記背腹共通布部の接続強度が安定化される。また、一対の肩ベルト部を堅固に取付けることができ、また、肩ベルト部に加わる力の分散ができるから、乳幼児の体重をバランスよく受けることができる。
更に、前記背腹共通布部を幅狭に調節するとき、その調節した調節布を収容する格納部を設けたものであるから、使用しない背腹共通布部の背側布部は格納部を設けることにより、デザイン性及び乳幼児の安全性を高めることができる。
図1乃至図5に示すように、本実施の形態1にかかるベビーキャリアにおいて、乳幼児Bを抱っこしたり、おんぶしたりしたとき、乳幼児Bの身体に対し親M側の反対側、即ち、乳幼児Bの腹側にあてがわれるベビーキャリアの腹側布部10は、乳幼児Bの身体の反親M側にあてがわれるものであり、図示しない公知の芯材の周囲に緩衝材及び弾性材を配設し、その表面をデザイン的に処理してなるものである。その表生地と裏生地との間または乳幼児B側または全体を特定の厚みの空気層を形成してなる立体編物(ダブルラッシェル)とすることもできる。なお、図中の白抜き矢印は、乳幼児の向きを示す。
ここで、上記乳幼児Bの身体にあてがわれる腹側布部10及び背側布部30は、乳幼児Bの後頭部から背中、臀部までを支持する適当な弾性及び可撓性を有する材料からなる乳幼児Bを保護する部材である。
したがって、格納部40の厚みが若干厚くなるが、本実施の形態1にかかるベビーキャリアとしては、背側布部30のないものとなり、スッキリしたデザインとなる。
まず、腹側布部10に帯状体11を介して配設されているバックルの連結受具12と、背側布部30に帯状体31を介して配設されているバックルの連結差込具32との一対の係合を解き、背側布部30の上部を開放自在とする。この状態で背側布部30を上から順次折り畳み、または巻き込み、最後に、それを格納部40の開口から挿入し、その開口をボタン、ファスナー、接着布で止める。なお、ボタン、ファスナー、接着布は背側布部30の根元につけられることになる。これによって、背側布部30の存在が第三者に分からなくすることができる。
左右の肩ベルト部50は、左肩に掛ける左肩ベルト部51とその端部に連結差込具53を取付けた調節ベルト55と、右肩に掛ける右肩ベルト部52と端部に連結差込具54を取付けた調節ベルト56とからなる。連結差込具53は腹側布部10側に取付けた図示しない連結受具に接続され、連結差込具54は腹側布部10側に取付けた図示しない連結受具に接続されている。また、調節ベルト55及び調節ベルト56は、その長さを調節できる図示しないアジャスタが配設されている。
したがって、各左肩ベルト部51と右肩ベルト部52を肩に掛けた状態で、連結差込具63と連結受具64が接続されると、左肩ベルト調整部61と右肩ベルト調整部62との長さによって、左肩ベルト部51または右肩ベルト部52が掛けた肩から外れることがなくなる。
なお、腹側布部10の上部は左右の肩ベルト部50の取付け個所であり、乳幼児Bの体重の何割かを負担することから、それに十分耐えるように、機械的強度を持たせてある。
腰ベルト部20のベルト23を親Mの腰に配置させて、連結差込具21及び連結受具22を連結係合させる。ここで、左右の肩ベルト部50の何れか一方を肩にかけ、その状態で乳幼児Bを親M側を正面として腹側布部10の脚案内口15に脚をおいて座らせ、乳幼児Bの位置決めをしたところで、左右の肩ベルト部50の他方を肩にかけ、乳幼児Bを相向き会いに抱くことができる。
腰ベルト部20のベルト23を親Mの腰に配置させて連結差込具21及び連結受具22を連結係合させる。ここで、左右の肩ベルト部50の何れか一方を肩にかけ、その状態で乳幼児Bを親M側を背面として腹側布部10の脚案内口15に脚をおいて座らせ、位置決めしたところで、左右の肩ベルト部50の他方を肩にかけ、乳幼児Bを親Mと同一方向を向くように抱くことができる。
次に、図6乃至図8を用いて、本発明の参考例1について説明する。
実施の形態1との相違点は、実施の形態1の背側布部30の取付けがバックルであったのに対して、本参考例1では、背側布部30と腹側布部10との接合をファスナーとしたものである。また、本実施の形態1にかかるベビーキャリアにおいては、背側布部30の上部側から折り畳んで、それを上部から挿入自在のポケット状の格納部40を設けていたが、本参考例1では、格納部40を設けていない。
そして、腰ベルト部20を親Mの腰に配置させて連結差込具21及び連結受具22を連結係合させる。ここで、左右の肩ベルト部50の何れか一方を肩にかけ、その状態で乳幼児Bの親M側を背面として腹側布部10の脚案内口15に脚をおいて座らせ、位置決めしたところで、左右の肩ベルト部50の他方を肩にかけ、乳幼児Bを親Mと同一方向を向くように抱くことができる。
したがって、保持部90は、背側布部30の下部及び腹側布部10の下部または腹側布部10の下部と共に一体化する肩ベルト部50の他端に連結されるベルト23に設けた接着布76と、背側布部30の下部に配設した接着布75によって構成されている。
上記参考例1のベビーキャリアは、その左右両側から乳幼児Bの脚を出し、図示しない乳幼児Bの固定ベルトを配設すると、乳幼児Bの胴体を保持することによって乳幼児Bが倒れ難くすることができ、安定した抱っこやおんぶができる。
実施の形態1及び参考例1は、腰ベルト部20を具備するものであるが、図9に示すように、腰ベルト部20を有しないベビーキャリアに対しても適用できる。但し、図9(a)は本発明の実施の形態2のベビーキャリア、図9(b)は本発明の参考例1の変形例のベビーキャリアである。
即ち、乳幼児Bにあてがわれる腹側布部10の上部から下部に左右の肩ベルト部50相互間の距離を調整する肩ベルト調整部60を具備し、腰ベルト部20を省略することもできる。この種の実施の形態では、左右の肩ベルト部50のみで乳幼児Bを抱いたり、おんぶしたりすることができる。
左右の肩ベルト部50は、左肩に掛ける左肩ベルト部51とその端部に連結具58を取付けた調節ベルト55と、右肩に掛ける右肩ベルト部52と端部に連結具59を取付けた調節ベルト56とからなる。調節ベルト55及び調節ベルト56の他端は、腹側布部10の下部中央に縫い付けられている。連結具58は左肩ベルト部51と調節ベルト55を接続または分離するもので、連結具59は右肩ベルト部52と調節ベルト56を接続または分離するものである。また、調節ベルト55及び調節ベルト56には、その長さを調節できる図示しないアジャスタが配設されている。
したがって、各左肩ベルト部51と右肩ベルト部52を肩に掛けた状態で、連結差込具63と連結受具64が接続されると、左肩ベルト調整部61と右肩ベルト調整部62との長さによって、左肩ベルト部51または右肩ベルト部52が掛けた肩から外れることがない。
本発明を実施する場合には、一対の左右の肩ベルト部50はその上端を腹側布部10の上部に、その下端を腹側布部10の下部に縫製等によって固着するものであればよい。しかし、背側布部30の下部及び腹側布部10の下部を一体化、または背側布部30の下部を分離自在とし、腹側布部10の下部と共に一体化する補助布部80を設けると、その補助布部80を介して一対の左右の肩ベルト部50の他端に連結したとき、背側布部30及び腹側布部10または腹側布部10との接続強度が安定化される。また、一対の左右の肩ベルト部50を堅固に取付けることができ、また、左右の肩ベルト部50に加わる力の分散ができるから、乳幼児の体重をバランスよく受けることができる。
参考例においても、実施の形態1及び参考例1と同様の作用効果を奏することができ、かつ、乳幼児Bの身体の反親M側にあてがわれる腹側布部10の上部から下部に左右の肩ベルト部50相互間の距離を調整する肩ベルト調整部60を具備するものであるから、左右の肩ベルト部50のみで乳幼児Bを抱いたり、おんぶしたりすることができる。
また、上記実施の形態2のベビーキャリアは、本発明を実施する場合には、その左右両側の脚案内口15から乳幼児Bの脚を出し、図示しない乳幼児Bを固定ベルトを配設し、乳幼児Bの胴体を保持することによって、乳幼児Bが倒れ難くすることができ、安定した抱っこやおんぶができる。
また、腹側布部10の内面に立体編物を配設したものでは、乳幼児Bの身体の全周が異常に保温されることがなくなる。
実施の形態1、実施の形態2、参考例1は、腹側布部10と背側布部30を別々に設けたものであるが、腹側布部10と背側布部30を一体にした背腹共通布部100とすることができる。それが参考例2である。
図10乃至図12を用いて参考例2について説明する。
図10乃至図12に示すように、参考例2にかかるベビーキャリアにおいて、乳幼児Bを抱っこしたり、おんぶしたりしたとき、乳幼児Bの身体に対し親M側の対向側、即ち、乳幼児Bの腹側にあてがわれるベビーキャリアの腹側布部10は、乳幼児Bの身体の反親M側にあてがわれるものであり、図示しない公知の芯材の周囲に緩衝材及び弾性材を配設し、その表面をデザイン的に処理してなるものである。その表生地と裏生地との間または乳幼児B側または全体を特定の厚みの空気層を形成してなる立体編物とすることもできる。なお、図12中の白抜き矢印は、乳幼児Bの向きを示す。
ここで、上記乳幼児Bの身体にあてがわれる腹側布部10及び背側布部30は、乳幼児Bの後頭部から背中、臀部までを支持する適当な弾性及び可撓性を有する材料からなる乳幼児Bを保護する部材である。
したがって、上記実施の形態1及び参考例1と同様に使用できる。
また、乳幼児Bは親M側に向かって抱かれるとき、乳幼児Bの臀部の背後全体を背側布部30で覆うことができ、外気温によって乳幼児Bの抱き方を変更することによって、暖かい抱き方、涼しい抱き方の選択ができる。
図13乃至図15は実施の形態3で、特に、参考例2との相違点は、背腹共通布部100の背側布部30には、図10乃至図12に示すように、腹側布部10に対して調整布101が付加された形態になっている。調整布101は腹側布部10の下部にファスナー101Aが配設されていて、腹側布部10と調整布101との接続はファスナー101Aによって行っている。調整布101の下端は、腰ベルト部20に一体に縫製されており、調整布101は下端に折れ曲がるようになっている。調整布101の上部は、紐リング101Dによってボタン101Bに引っ掛けられており、腹側布部10と調整布101によって背側布部30を形成している。
また、背腹共通布部100と共に一体化された補助布部80を設けているから、その補助布部80を介して肩ベルト部50の他端に連結することができる。このように、補助布部80を介して肩ベルト部50の他端に連結したとき、背腹共通布部100の接続強度が安定化される。また、一対の肩ベルト部50を堅固に取付けることができ、また、肩ベルト部50に加わる力の分散ができるから、乳幼児Bの体重をバランスよく受けることができる。
なお、脚案内口15を塞ぐ一対の調整布101は、ボタン101B、紐リング101D、ファスナー101A、スナップボタン101b、弾性端部101cの何れを選択して使用してもよい。なお、実施の形態3のファスナー101Aは、片側1本で湾曲する形態とすることができる。
したがって、格納部40の厚みが若干厚くなるが、本実施の形態1にかかるベビーキャリアとしては、背側布部30のないものとなり、スッキリしたデザインとなる。
上記実施の形態1のベビーキャリアは、乳幼児Bの身体の腹側にあてがわれる腹側布部10と、腹側布部10の上部に一端が固着され、親M側の肩に回して他端を腹側布部10の側部に固着される一対の肩ベルト部50と、腹側布部10の上部または下部を一体に固着し、反対側の下部または上部の一方を分離自在とし、腹側布部10に対して重ね合わせ及び分離自在とし、乳幼児Bの身体の背側にあてがわれる腹側布部10の距離L1よりも横幅の広い距離L2の背側布部30と、背側布部30の下部及び腹側布部10の下部を一体化、または背側布部30の下部を分離自在とし、腹側布部10の下部と共に一体化した親M側の腰回りに配設する腰ベルト部20を具備するものである。
また、本実施の形態1のベビーキャリアは、腹側布部10側のバックルの連結受具12と、背側布部30側のバックルの連結差込具32との一対の係合を解き、背側布部30の上部を開放し、上から順次折り畳みまたは巻き込み、それを格納部40に格納することによって、背側布部30の存在が第三者に分からなくすることができ、デザイン的な見栄えを低下させない。また、背側布部30の解放端を下にしたとしても、格納部40を腹側布部10の上側に形成すれば、同様の効果がある。
そして、ベビーキャリアの腹側布部10、腹側布部10及び背側布部30側に乳幼児Bが配置されて、そこで位置決めされることから、ベビーキャリアの使用が腹側布部10、腹側布部10及び背側布部30側の使用となり、乳幼児Bと一体感があるから抱っこやおんぶの際の取り扱いが熟練者でなくとも容易になる。
また、背側布部30の下部及び腹側布部10の下部を一体化、または背側布部30の下部を分離自在とし、腹側布部10の下部と共に一体化した親M側の腰回りに配設する腰ベルト部20についても、腰ベルト部20を省略する形態とすることもできる。例えば、格納部40、保持部90は腰ベルト部20に配設することも、補助布部80に配設することもできる。
M 親
10 腹側布部
20 腰ベルト部
30 背側布部
40 格納部
50 肩ベルト部
60 肩ベルト調整部
80 補助布部
90 保持部
100 背腹共通布部
101 調整布
120 調節保持部
Claims (2)
- 乳幼児の身体の背側にあてがわれるときには背側布部になり、また、前記乳幼児の身体の腹側にあてがわれるときには、前記背側布部の横幅よりも幅狭に調節して、その調節状態を調節保持部によって維持する腹側布部になる背腹共通布部と、
前記背腹共通布部の上部に一端が固着され、親側の肩に回すだけの距離に他端を前記背腹共通布部の側部に固着してなる一対の肩ベルト部と、
前記背腹共通布部の下部と一体化し、少なくとも前記一体化した布部の下部と共に親側の腰回りに配設する腰ベルト部と、
前記背腹共通布部を幅狭に調節するとき、その調節した調節布を収容するために設けた格納部と
を具備することを特徴とするベビーキャリア。 - 乳幼児の身体の背側にあてがわれるとき背側布部になり、前記乳幼児の身体の腹側にあてがわれるとき、その一部を左右から調節して、その調節保持部によって調節状態を維持し、前記背側布部の横幅よりも幅狭にする腹側布部になる背腹共通布部と、
前記背腹共通布部の上部に一端が固着され、親側の肩に回すだけの距離に他端を前記背腹共通布部の下部側に固着してなる一対の肩ベルト部と、
前記背腹共通布部の下部と一体化し、前記肩ベルト部の他端に連結される補助布部と、
前記背腹共通布部を幅狭に調節するとき、その調節した調節布を収容するために設けた格納部と
を具備することを特徴とするベビーキャリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011055552A JP5753712B2 (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | ベビーキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011055552A JP5753712B2 (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | ベビーキャリア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012187352A JP2012187352A (ja) | 2012-10-04 |
JP5753712B2 true JP5753712B2 (ja) | 2015-07-22 |
Family
ID=47081161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011055552A Expired - Fee Related JP5753712B2 (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | ベビーキャリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5753712B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7322498B2 (en) | 2003-09-10 | 2008-01-29 | The Ergo Baby Carrier, Inc. | Baby carrier |
SE533819C2 (sv) * | 2009-04-24 | 2011-01-25 | Babybjoern Ab | Barnbärsele vars sittstöds bredd kan ändras. |
KR101834054B1 (ko) | 2013-03-13 | 2018-03-02 | 더 에르고 베이비 캐리어 아이엔씨 | 어린아이용 캐리어 |
JP6271137B2 (ja) * | 2013-03-14 | 2018-01-31 | コンビ株式会社 | 子守帯 |
DE202013010298U1 (de) | 2013-11-15 | 2013-12-16 | Lewon Schaarschmidt | Kleinkind- und Babytrage und Verlängerungselement zur Verwendung als Bestandteil einer Kleinkind- und Babytrage |
DE202014002721U1 (de) | 2014-03-28 | 2014-06-23 | Lewon Schaarschmidt | Baby- und Kleinkindtrage |
JP5902265B1 (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-13 | 株式会社千趣会 | 子守帯 |
JP6871247B2 (ja) | 2015-10-30 | 2021-05-12 | ザ エルゴ ベビー キャリア, インコーポレイテッド | 調節可能チャイルドキャリア |
CN105795787A (zh) * | 2016-05-04 | 2016-07-27 | 夏桔红 | 一种婴幼儿背带椅 |
KR102479617B1 (ko) | 2016-10-28 | 2022-12-20 | 더 에르고 베이비 캐리어 아이엔씨 | 다중 운반 배향을 갖는 조정 가능한 아동용 캐리어 |
DE102017120964A1 (de) | 2017-09-11 | 2019-03-14 | Schachtner Vermögensverwaltungs Gmbh & Co. Kg | Tragevorrichtung für Babys oder Kleinkinder |
JP6933954B2 (ja) * | 2017-10-26 | 2021-09-08 | ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 | 子守帯 |
CN110384365A (zh) * | 2018-04-19 | 2019-10-29 | 明门瑞士股份有限公司 | 抱婴带 |
CA3115420C (en) | 2018-04-19 | 2023-11-07 | Wonderland Switzerland Ag | Child carrier |
KR20210095661A (ko) | 2018-11-26 | 2021-08-02 | 더 에르고 베이비 캐리어 아이엔씨 | 움직임의 자유가 강화된 조정 가능한 아동용 캐리어 |
JP2022001255A (ja) | 2020-06-19 | 2022-01-06 | ザ エルゴ ベビー キャリア, インコーポレイテッド | 複数の担持向きを有する調節可能チャイルドキャリア |
USD1024541S1 (en) | 2020-06-19 | 2024-04-30 | The Ergo Baby Carrier, Inc. | Child carrier |
USD1010305S1 (en) | 2020-12-18 | 2024-01-09 | The Ergo Baby Carrier, Inc. | Child carrier |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001070107A (ja) * | 1999-09-01 | 2001-03-21 | Lucky Kogyo Kk | パッド付ベビーキャリア |
SE533819C2 (sv) * | 2009-04-24 | 2011-01-25 | Babybjoern Ab | Barnbärsele vars sittstöds bredd kan ändras. |
US7766199B1 (en) * | 2009-07-24 | 2010-08-03 | Gabriela Caperon | Baby carrier |
-
2011
- 2011-03-14 JP JP2011055552A patent/JP5753712B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012187352A (ja) | 2012-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5753712B2 (ja) | ベビーキャリア | |
US9949575B2 (en) | Child carrier | |
US4149687A (en) | Baby pouch | |
KR101426751B1 (ko) | 유아용 포대기 | |
US20110062195A1 (en) | Child carrier with removable liner | |
US20110240693A1 (en) | Baby carrier with tie straps | |
US20140166705A1 (en) | Infant carrier | |
JP6718167B2 (ja) | 子守帯 | |
KR101521766B1 (ko) | 후방아기띠와 전방아기띠를 구비한 아기띠장치 | |
KR200477837Y1 (ko) | 힙시트 캐리어 세트 | |
JP2007111481A (ja) | スリング式子守帯 | |
KR101359888B1 (ko) | 힙시트캐리어 | |
EP2462844A1 (en) | Child carrier | |
US20040244097A1 (en) | Adult garment, child garment, and parent and child garment | |
KR200473475Y1 (ko) | 아기띠 힙시트 | |
TWI555488B (zh) | 幼兒背帶 | |
EP3644796B1 (en) | Multi-adjustable child carrier system | |
JP2017086740A (ja) | ベビーキャリア | |
KR20100044985A (ko) | 아기띠 | |
JP3148444U (ja) | ベビーキャリア | |
JP3131283U (ja) | ベビーキャリア | |
JP2007111483A (ja) | スリング式子守帯 | |
US20230190008A1 (en) | Baby carrier | |
JP2016016171A (ja) | ベビーキャリア | |
TWM517571U (zh) | 雙肩背嬰幼兒揹巾 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141210 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150512 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150525 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5753712 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |