JP3148444U - ベビーキャリア - Google Patents

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八木澤 誠
誠 八木澤
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Abstract

【課題】一人の幼児の前後単独の保持機能に加えて、二人の幼児をおんぶと前抱っこで身体の前後に一緒に保持することができる双子や年子のキャリアとして有効なベビーキャリアを提供する。【解決手段】一人目の幼児を使用者の後側で保持する後側キャリア体1と、二人目の幼児を使用者の前側で保持する前側キャリア体2とから分離可能に構成されている。そして、後側キャリア体1は、一人目の幼児を保持する後側キャリア部1aと、後側キャリア部1aの上端側に一端側が取り付けられ、他端側が後側キャリア部1aの下端側に係脱自在に連結される左右の肩掛けベルト1bを備えている。前側キャリア体2は、幼児を保持する前側キャリア部2aと、前側キャリア部2aの上端側に取り付けられて、左右の肩掛けベルト1bに係脱可能に連結される左右の連結ベルト2bと、前側キャリア部1aの下端側に取り付けられて身体の腰に装着される腰ベルト2cとを備えている。【選択図】図1

Description

本考案は、双子や年子の二人の幼児を身体の前後でそれぞれ一緒に保持するために使用されるベビーキャリアに関する。
一人の幼児をおんぶの保持形態や前側抱っこ(前向き抱っこや対面抱っこ)の保持形態で身体の前後でそれぞれ別々に保持(キャリア)することができるように形成されているベビーキャリアは、種々の形態が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
この特許文献1および特許文献2に記載されているベビーキャリアは、背当布の上端に背当紐を設け、この背当紐の両端に肩紐を縫着するとともに、この肩紐の上面に取り付けたベルトの下端を背当布に設けた帯紐へ係脱自在に連結し、さらに、前記肩紐ベルトの上端をカバー部材の補強紐の連結ベルトに伸縮自在に連結し、前記背当紐に、前記カバー部材と背当板とを着脱自在に組み付けた構成としている。
特開平6−253959号公報(段落番号0005〜0007、及び図1、図8参照)
ところで、前記した特許文献1に記載のベビーキャリアは、一人の幼児を、おんぶと抱っこでそれぞれ別々に保持することができることから、一人の幼児を持つ親にとっては大変便利である。
しかしながら、双子の幼児やキャリアを必要とする年子の幼児を持つ親が、二人を身体の前後で一緒(同時)に保持することができないために、従来では、一人目の幼児をベビーキャリアに用いて背中におんぶし、二人目の幼児は片手か両手を使って抱っこする保持状態で移動しなければならない。
そのために、二人の幼児を持つ親がスーパーなどに買い物などに出かけるなどのときには、開いている片手で陳列棚などから商品を取り出さなければならず不便であり、特に、買い物袋を両手で持つことができないために、片手で持てる分の商品量しか買い求めることができないばかりか、親に対しても大きな負担になっていた。
そこで、本考案は、前記課題を解消するために創案されたものであり、一人の幼児をおんぶと前抱っことの双方の状態でそれぞれ単独に保持することができる前後単独の保持機能に、二人の幼児をおんぶと前抱っこで身体の前後で一緒(同時)に保持することができる前後同時の保持機能をさらに加えた双子や年子のキャリアとして有効なベビーキャリアを提供することにある。
前記課題を解決するために、本考案は、二人の幼児を身体の前後でそれぞれ一緒に保持するためのベビーキャリアであって、
幼児を身体の後側で保持する後側キャリア体と、幼児を身体の前側で保持する前側キャリア体と、から分離可能に構成してなり、前記後側キャリア体は、少なくとも幼児の尻から背中に掛けて包み込むように保持する後側キャリア部と、この後側キャリア部の上端側に一端側が取り付けられ、他端側が前記後側キャリア体の下端側に係脱自在に連結される左右の肩掛けベルトとを備え、前記前側キャリア体は、少なくとも幼児の尻から背中に掛けて包み込むように保持する前側キャリア部と、この前側キャリア部の上端側に取り付けられて身体の腰に装着される腰ベルトを備えていることを特徴とする。
ここで、前記連結部材は、雄雌一対からなるバックルであることが好適なものとなる。これにより、前記前側キャリア体の前記前側キャリア部の上端側を、前記後側キャリア体の前記左右の肩掛けベルトに連結させるとき、そして、前記腰ベルトを身体の腰に巻き付けるときなどの着脱性が簡便とする。
また、前記前側キャリア体は、前記後側キャリア体から分離されて単独で使用されるときに、前記左右の連結ベルトに両端側が着脱可能に連結される肩掛けベルトおよび/または前記前側キャリア体は、単独で使用されるときに、前記左右の連結ベルトに、前記左右の肩掛けベルトに替えて分離可能に連結される肩掛けベルトを、または、前記左右の連結ベルトに一端側が着脱可能に連結されるとともに、他端側が前記腰ベルトの他端側に着脱自在に連結される左右の肩掛けベルトをさらに備えていることを特徴とする。
さらに、前記前側キャリア体は、前記前側キャリア部の上端側に下端側が逢着され、上端側が前記前側キャリア体の前記左右の肩掛けベルト、または、前記後側キャリア体の前記左右の肩掛けベルトに連結部材を介して係脱自在に保持されるヘッドサポートを備え、かつ、前記ヘッドサポートが不使用のときに収納する収納部を前記前側キャリア部に備えていることが好適なものとなる。
このような構成によれば、前側キャリア部の上端側を左右の連結ベルトによって後側キャリア体の左右の肩掛けベルトにそれぞれ連結し、前側キャリア体の腰ベルトを身体の腰に巻き付け、後側キャリア体は左右の肩掛けベルトによる一般的な装着形態で身体の背中に装着する。
これにより、後側キャリア部によって一人目の幼児をおんぶし、二人目の幼児を前側キャリア部によって抱っこ(前向き抱っこ、対面抱っこ)する保持形態で双子や年子の二人の幼児を身体の前後に一緒に保持することができる。
そして、例えば、お父さんとお母さんとで双子や年子の幼児をそれぞれ個々に保持するときには、後側キャリア体の左右の肩掛けベルトに対する左右の連結ベルトによる前側キャリア部の連結状態を解除して、前側キャリア体を後側キャリア体から分離する。つぎに、前側キャリアの左右の連結ベルトに付属の肩掛けベルトの両端側をそれぞれ連結させて付属の肩掛けベルトを取り付け、この肩掛けベルトを片方の肩から背中へとタスキ状に掛け、そして腰ベルトを腰に巻き付けることで、前側キャリア体単独で幼児を抱っこの保持形態で保持することができる。
また、前側キャリアの左右の連結ベルトに付属の左右の肩掛けベルトの上端側をそれぞれ連結させ、下端側を腰ベルトの他端側に連結させて付属の左右の肩掛けベルトを取り付け、この左右の肩掛けベルトを両肩に背中へと掛ける一般的な装着形態(やり方)で、前側キャリア体を身体の背中または前側に装着することで、前側キャリア体単独で幼児をおんぶや抱っこの保持形態で保持することができる。
一方、後側キャリア体は、左右の肩掛けベルトによる一般的な装着形態で身体の背中または前側に装着することができる。
これにより、双子や年子の二人の幼児をお父さんとお母さんとでそれぞれ別々に保持することができる。
本考案によれば、双子やキャリアを必要とする年子の二人の幼児をおんぶと抱っこの保持形態で身体の前後で一緒(同時)に保持することができる。
また、前側キャリア体を後側キャリア体から分離し、前側キャリア部に付属の肩掛けベルト(タスキ掛けベルト)または左右の肩掛けベルトを取り付けることで、例えば、お父さんとお母さんとで、二人の幼児をそれぞれ別々におんぶや抱っこ(前向き抱っこや対面抱っこ)の保持形態で保持することができる。つまり、一人用のベビーキャリアとして後側キャリア体と前側キャリア体をそれぞれ別々に使用することができる。
以下、本考案の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るベビーキャリアの後側キャリア体と前側キャリア体とを合体させた状態を示す斜視図である。
≪ベビーキャリアの構成≫
ベビーキャリアAは、図1に示すように、後側キャリア体1と前側キャリア体2とから合体・分離可能に構成されている。
≪後側キャリア体の構成≫
図2は、後側キャリア体を単体で示す展開図であり、図3は、同後側キャリアの斜視図である。ここでは、図1を適宜参照しながら説明する。
後側キャリア体1は、幼児bの尻から背中に掛けて幼児bを包み込むように保持する後側キャリア部1aと、この後側キャリア部1aの上端両側に一端側が縫着によって取り付けられるとともに、他端側が後側キャリア部1aの下端両側に係脱自在に連結される左右の肩掛けベルト1bとを備えて構成されている。
後側キャリア部1aは、通気性に優れ、柔らかなディンプル生地などから内張り素材の表面側に撥水性に優れた外張り素材が宛がわれている適宜の厚さを有するシート地材を用いて形成されている。
この後側キャリア部1aは、図2および後記の図10に示すように、幼児bの尻を受ける尻受け部1a−1と、この尻受け部1a−1に逢着されて幼児bの両脇を含めた背中全体をすっぽりと包み込むように形成されている背当て部1a−2とから側面視で略L字形状を保つように縫製されている。
また、後側キャリア部1aは、図2および図3に示すように、背当て部1a−2の上端部から延設させたヘッドサポート1a−3を備えている。このヘッドサポート1a−3の両側には左右の肩掛けベルト1bに連結させるサポートベルト3が備えられている。このサポートベルト3は、ベルト長さを任意に調節するための調節具を備えている。
これにより、後記の10図および図11に示すように、幼児bをおんぶの状態、および、前抱っこの状態で保持したときに、幼児bの尻から両脇を含めた背中全体をすっぽり包み込むように保持するとともに、幼児bの頭を保持するようにしている。
そして、このように形成されている後側キャリア部1aの尻受け部1a−1の両側には雄雌一対からなるバックルのいずれか一方、図示例では雌側バックル4が取り付けられており、左右の肩掛けベルト1bの後記する連結部1b−2に取り付けられている雄側バックル5によって、後側キャリア部1aの下端両側に左右の肩掛けベルト1bの他端側が係脱自在に連結されるようにしている。
また、後側キャリア部1には、図2に示すように、雄雌一対のバックル6,7によって係脱自在に連結される補助ベルト8が縫着されて取り付けられている。
補助ベルト8は、幼児bの上半身に巻き付けるように装着されるもので、幼児bをより安全にサポートすることができるようにしている。
なお、この補助ベルト8は、一方のベルトの長さ方向の中間部に取り付けられているバックルによってベルト長さが任意に調節されるようになっている。これにより、幼児bの体格に合せてベルト長さを自在に調節し得る。
左右の肩掛けベルト1bは、後側キャリア部1aの背当て部1a−2の上端両側に縫着によって一端側が取り付けられる肩掛け部1b−1と、この肩掛け部1b−1の他端側に縫着によって一端側が取り付けられるとともに、尻受け部1a−1の雌側バックル4に係脱自在に連結させる雌側バックル4を備える連結部1b−2とから所定の長さに形成されている。
肩掛け部1b−1は、後側キャリア部と同じシート地材などを用いて幅広で所望の厚さと長さを有する帯状に形成されている。
これにより、後記の図10および図11に示すように、幼児bをおんぶで保持したときには使用者Bの背中から胸元にわたり掛けわたされるように、そして幼児bを前抱っこで保持するときには使用者Bの胸元から背中にわたり掛けわたされるようになっている。
連結部1b−2は、合成繊維などの丈夫な素材を用いて肩掛け部1b−1の幅よりも幅狭で厚さが薄い帯状に編み込み形成されているベルトからなり、その一端側が肩掛け部1b−1の他端側に縫着によって取り付けられる。そして、この連結部1b−2には尻受け部1a−1の雄側バックル4に抜き差し係脱自在に連結させる雌側バックル5がベルト方向に移動可能で、かつ、係止可能に備えられている。
これにより、連結部1b−2に対する雄側バックル5の係止位置を変えることで、左右の肩掛けベルト1bの長さを使用者Bの体格に合わせて自在に調整することができるようにしている。
また、図1および図2に示すように、左右の肩掛けベルト1bにわたり、雄雌一対のバックル9,10によって係脱自在に連結されるブリッチベルト11を備えている。
そして、使用しているときに、雄雌一対のバックル9,10から幼児bを保護するための保護カバー12を備えている。この保護カバー12は、バックル9,10を連結させた状態で、ブリッチベルト11を含めて略筒状に包み込むことができる大きさ(長さ、広さ)に形成されており、雄雌一対のベルベットファスナ13a,13bが備えられている。
これにより、図10および図11に示すように、おんぶや前抱っこで使用しているときに、使用者Bの両肩から肩掛けベルト1bがずり落ちないように、そして、合成樹脂材料などから形成されている雄雌一対のバックル9,10によって幼児bに違和感などを与えないようにしている。
また、左右の肩掛けベルト1bの肩掛け部1b−1には、前側キャリア体2と合体させるときに使用するベルト通し環14を備えているとともに、前側キャリア体2の後記するヘッドサポート23を係脱自在に連結させる雄雌一対のバックル15,16のうち、雌側バックル15側を備えている。
ベルト通し環14は、前側キャリア体2の後記する左右の連結ベルト2bのベルト幅に相当する円形形状や台形形状に形成されて、左右の肩掛けベルト1bの肩掛け部1b−1に取り付けられる。
≪前側キャリア体の構成≫
図4は、前側キャリア体の展開図であり、図5は、前側キャリア部の収納部を開いた状態と、収納部内にヘッドサポートを収納させた状態を示す同展開図である。ここでは、図1を適宜参照しながら説明する。
前側キャリア体2は、図4および後記の図10に示すように、幼児bの尻から背中に掛けて幼児bを包み込むように保持する前側キャリア部2aと、この前側キャリア部2aの上端両側に一端側が縫着によってそれぞれ取り付けられる左右の連結ベルト2bと、前側キャリア部2aの下端両側に一端側が縫着によって取り付けられる腰ベルト2cとを備えて構成されている。
前側キャリア部2aは、後側キャリア部1aと同様に、通気性に優れ、柔らかなディンプル生地などから内張り素材の表面側に撥水性に優れた外張り素材が宛がわれているシート地材を用いて形成されている。
この前側キャリア部2aは、図4および後記の10に示すように、幼児bの尻を受ける尻受け部2a−1と、この尻受け部2a−1から延設されて幼児bの背中の略全体をすっぽりと包み込むように形成されている背当て部2a−2とから、上端側を広く、下端側に至るにしたがって狭くなる縦長で逆向きの略台形形状に形成されている。さらに、尻受け部2a−1には使用者Bの下腹部または腰に宛がわれるウエストパッド2a−3が縫着などによって備えられている。
そして、このように形成されている前側キャリア部2aの上端両側には、図4に示すように、左右の連結ベルト2bの一端側の折返し部が縫着されてそれぞれ取り付けられているとともに、左右の連結ベルト2bに備えられる雄雌一対のバックル17,18から幼児bを保護するための保護カバー19をそれぞれ備えている。
左右の保護カバー19は、雄雌一対のバックル17,18を連結させた状態で、左右それぞれの連結ベルト2bの一部を含めて略筒状に包み込むことができる大きさ(長さ、広さ)で前側キャリア部2aの上端両側から延設されて備えられる。そして、この左右の保護カバー19には雄雌一対のベルベットファスナ20a,20bがそれぞれ備えられている。
これにより、図10および後記の図12の(b)に示すように、幼児bを対面抱っこ(前抱っこ)しているときに、幼児bの脇の下などに位置する合成樹脂材料などから形成されている雄雌一対のバックル17,18によって幼児bに違和感などを与えないようにしている。
左右の連結ベルト2bは、前記左右の肩掛けベルト1bの連結部1b−2と同じく合成繊維などの丈夫な素材を用いて編み込み形成されている。そして、前側キャリア部2a−2の上端両側に縫着されて取り付けられる一端側に雄雌一対の雌側バックル17が取り付けられ、他端側に雄型バックル18が、ベルト長さを任意に調節することができるように取り付けられている。
このように、雄雌一対のバックル17,18を備えて前側キャリア部2a−2の上端両側に縫着されて取り付けられる左右の連結ベルト2bは、図1および後記の図10に示すように、後側キャリア体1の左右の肩掛けベルト1bにそれぞれ備えられているベルト通し環14に雄側バックル18が備えられているベルト側を通して雄側バックル18を雌側バックル17に挿し込み連結させることで、図1に示すように、前側キャリア体2を後側キャリア体1に合体させるものである。
尻受け部2a−1は、幼児bの尻を受ける程度の大きさに形成されている。この尻受け部2a−1に縫着などによって取り付けられるウエストパッド2a−3は、内側に所望な材料か板状に形成され、適宜の可撓性を有する芯材(図示省略)が内在されている。
これにより、腰ベルト2cを使用者Bの腰に巻き付け装着したときに、後記の図10に示すように、ウエストパッド2a−3が使用者Bの下腹部に密着して幼児bの尻を安定よく保持することができるようになっている。
ウエストパット2a−3の両側に取り付けられる腰ベルト2cは、左右の肩掛けベルト1bの連結部1b−2や左右の連結ベルト2bと同じ素材等によって適宜の長さと幅を有する帯状(ループ状)に形成されている。この腰ベルト2cは、一端側が尻受け部2a−1の両側に縫着により夫々取り付けられるとともに、他端側に至るベルト途中には雄雌一対のバックル21,22をそれぞれ備えている。
これにより、使用者Bの腰に巻き付けるように腰ベルト2cを装着することにより、尻受け部2a−1を使用者Bの下腹部または腰で支えるようにしている。また、ベルト長さを使用者Bの体格に合わせて任意に調節できるようにしている。
また、図4、図5、および後記の図10に示すように、前側キャリア体2の前側キャリア部2aの上端側に、幼児bの頭を後方から支持するためのヘッドサポート23が縫着によって取り付けられている。
ヘッドサポート21は、幼児bの頭に優しく通気性に優れたメッシュなどからなる内側素材と適宜の保形性と撥水性に優れたナイロンなどからなる外側素材との重ね合せ生地を用いて、幼児bの頭を包み込む程度の大きさを有する適宜の形状に縫着によって形成されている。
そして、このように形成されているヘッドサポート23の下端側は、図4および図5に示すように、前側キャリア部2aに形成されている収納部24の開口部内に縫着により取り付けられるとともに、上端両側には後側キャリア体1の左右の肩掛けベルト1bに備えられている雌側バックル15に係脱自在に連結させる雄側バックル16を備えているサポートベルト25が縫着により取り付けられている。
これにより、後記の10図に示すように、前側キャリア体2によって対面抱っこで保持される幼児bの頭を支えるようにヘッドサポート23が定形保持されるようになっている。
ヘッドサポート23が不使用のときに収納される収納部24は、前側キャリア部2aがシート地材を用いて縫着されるときに、背当て部2a−2の上縁側を除いて縫着することによって、背当て部2a−2の表面側に上部開口の袋状に形成されるものである。
そして、この収納部24の開口部内における背当て部2a−21の外張り素材の裏側(収納部24内側)と内張り素材の裏側に雄雌一対からなるベルベットファスナ26a,26bが備えられており、図5の(b)に示すように、収納されたヘッドサポート23が不用意に飛び出したりしないように収納部24の開口部を閉じることができるようにしている。
また、図4および図5に示すように、ヘッドサポート24の下端両側を除くその中央部位を適宜の形状にて上向きに抉る。例えば、適宜大きさの略半円状等に抉るように開口せしめることによって、ヘッドサポート23を収納部24から取り出して上端両側を左右の肩掛けベルト1bに連結したときに幼児bの肩から首筋などが露出するようにしている。
このように、ヘッドサポート21の下端縁に開口部27を設けることによって、通気性を良好となし、蒸れたりすることがない快適な状態で幼児bを前向き抱っこすることが可能になる。加えて、ヘッドサポート23は、通気性に優れたメッシュなどからなる内張り素材と適宜の保形性と撥水性に優れたナイロン等からなる外張り素材との合わせ生地からなることで、汚れが落ち易く、洗濯などによるお手入れも簡単にできる。
また、本実施形態では、前側キャリア体2を後側キャリア体1から分離させて単独で使用するときに、前側キャリア体2に装着されて使用されるタスキ掛けベルト28と、両肩掛けベルト29とをそれぞれ備えている。
これにより、後記の図12に示すように、前側キャリア体2単独で、幼児bを前側抱っこ(前向き抱っこや対面抱っこ)で保持できるようにしている。
≪タスキ掛けベルトの構成≫
図6は、タスキ掛けベルトを示す平面図であり、図7は、同タスキ掛けベルトを前側キャリア体に装着した状態を示す斜視図である。
タスキ掛けベルト28は、後側キャリア体1の左右の肩掛けベルト1bを構成する肩掛け部1b−1と同じく、後側キャリア部1aと同じシート地材などを用いて幅広で所望の厚さと長さを有する帯状に形成されている。
そして、図6に示すように、タスキ掛けベルト28の両端側には、後側キャリア体1の左右の肩掛けベルト1bに備えられているベルト通し環14と同じ形状・構造を呈しているベルト通し環14−1がそれぞれ備えられている。
これにより、前側キャリア体2の左右の連結ベルトをタスキ掛けベルト28のベルト通し環14−1に通してタスキ掛けベルト28を前側キャリア体2に装着することにより、前側キャリア体2を、後記の図12の(a)に示すように、タスキ状態で使用者Bの前側に単独で保持できるようにしている。
≪両肩掛けベルトの構成≫
図8は、両肩掛けベルトを示す背面図であり、図9は、同両肩掛けベルトを前側キャリア体に装着した状態を示す正面図である。
両肩掛けベルト29は、タスキ掛けベルト28と同じく幅広で所望の厚さと長さを有する帯状に形成されている一対のベルト部材29a,29bを、図に示すように、一端側において交差させた状態で縫着している。そして、交差させたベルト部材29a,29bの一端側に、前側キャリア体2の腰ベルト2cに備えられている雄雌一対のバックル21,22に対し、それぞれ係脱自在に連結させる雄側バックル21−1と雌側バックル22−1をそれぞれ備えている。
そして、図8に示すように、一対のベルト部材29a,29bの他端側には、後側キャリア体1の左右の肩掛けベルト1bに備えられているベルト通し環14と同じ形状・構造を呈しているベルト通し環14−2と、雌側バックル15−1がそれぞれ備えられている。
これにより、前側キャリア体2の左右の連結ベルト2bを両肩掛けベルト26のベルト通し環14−2に通して両肩掛けベルト26を前側キャリア体2に装着することにより、前側キャリア体2を、後記の図12の(b)に示すように、両肩掛け状態で使用者Bの前側に単独で保持できるようにしている。
[作用説明]
つぎに、以上のように後側キャリア体1と前側キャリア体2とから合体・分離可能に構成されている本実施形に係るベビーキャリアAの使用について簡単に説明する。
図10は、後側キャリア体と前側キャリア体とを合体させて二人の幼児をおんぶと対面抱っこ一緒に保持しているときの状態をから見たときの斜視図であり、図11は、分離された後側キャリア体で一人の幼児を、おんぶと対面抱っこでそれぞれ保持している状態を、使用者の側面と斜め前側から見たときの側面図および斜視図であり、図12は、分離された前側キャリア体で一人の幼児を対面抱っこで保持している状態を、使用者の前側から見たときのそれぞれの正面図である。ここでは、図2を適宜参照しながら説明する。
まず初めに、後側キャリア体1と前側キャリア体2とを合体させて、二人の幼児bをおんぶと対面抱っこで同時に使用するときについて説明する。
この合体使用では、後側キャリア体1の左右の肩掛けベルト1bに備えられている左右のベルト通し環14の一方側に、前側キャリア体2の左右の連結ベルト2bの一方側を通して後側キャリア体1と前側キャリア体2とを仮合体させる。この仮合体状態で後側キャリア体1の後側キャリア部1aに一人目の幼児を保持させておんぶする単独使用と同じ周知の取り扱い方で後側キャリア部1aを使用者Bに背中に装着する。
つぎに、一方の連結ベルト2bのみで仮合体状態にある前側キャリア体2の腰ベルト2cを使用者Bに腰に装着し、二人目の幼児bを前側キャリア部2aで包み込むように前抱っこ状態を保った状態で、もう一方の連結ベルト1bを後側キャリア体1のもう一方の肩掛けベルト2bのベルト通し環14に通して前側キャリア体2を後側キャリア体1に完全合体させることで、図10に示すように、使用者の前後で二人の幼児をおんぶと対面抱っこで同時に保持することができる。
そして、対面抱っこされた幼児がヘッドサポート23を必要とする場合には、前側キャリア部2aの収納部24に収納されているヘッドサポート23を取り出し、ヘッドサポート23の左右のサポートベルト25の雄側バックル16を、後側キャリア体1の左右の肩掛けベルト1bに備えられている雌側バックル15に挿し込み連結させることで、対面抱っこの幼児の頭を保持させることができる。この場合、幼児bの大きさに合わせて雄側バックル16に対してサポートベルト25の長さを調節することで、幼児bの頭を最適な状態で案体よく保持させることができる。
つぎに、後側キャリア体1と前側キャリア体2とを分離させて、それぞれ単独で使用するときについて説明する。
この単独使用では、後側キャリア体1の場合、周知の取り扱い方で、図の(a)(b)にそれぞれ示すように、一人の幼児bをおんぶ、そして対面抱っこすることができる。
前側キャリア体2の単独使用の場合では、図の(a)に示すように、付属のタスキ掛けベルト20の両側に備えられているベルト通し環14−1に、前側キャリア体2の左右の連結ベルト2bをそれぞれ通して前側キャリア体2にタスキ掛けベルト28を装着する。つぎに、腰ベルト2cを使用者Bの腰に装着した後に、幼児を前側キャリア部2aで包み込むように前抱っこ状態を保った状態で、タスキ掛けベルト28を片方の肩に掛けることで、図に示すように、幼児を対面抱っこで保持することができる。
また、タスキ掛けベルト28に変えて、両肩掛けベルト29を使って幼児bを対面抱っこする場合には、両肩掛けベルト29に備えられている左右のベルト通し環14−2に、前側キャリア体2の左右の連結ベルト2bをそれぞれ通して前側キャリア体2に両肩掛けベルト29を装着する。
つぎに、周知の取り扱い方で、幼児を前側キャリア部2で包み込むように対面抱っこ状態を保ちながら両肩掛けベルト29を両肩に掛けて背中にわたし、両肩掛けベルト29に備えられている雄側バックル21−1を、腰バンド2cの雌側バックル22に、そして雌側バックル22−1と腰ベルト2cの雄側バックル21にそれぞれ連結させることで、図の(b)に示すように、幼児を対面抱っこで保持することができる。この場合、前記したように、ヘッドサポート23を必要とする幼児bにはヘッドサポート23で頭を最適な状態で案体よく保持させることができる。
なお、前記した後側キャリア体1と前側キャリア体2とを合体させて使用する場合の身体の装着手順、そして、特に、前側キャリア体2を単独で使用する場合の身体への装着手順などは一例であって、特に限定されるものではない。
このように本実施形態に係るベビーキャリアAによれば、一人の幼児bをおんぶと対面抱っことの双方の状態でそれぞれ単独に保持することができ、しかも、二人の幼児bをおんぶと対面抱っこで一緒(同時)に保持することができるものである。
本実施形態に係るベビーキャリアを構成する後側キャリア体と前側キャリア体とを合体させた状態を示し、(a)は、同合体状態の斜視図であり、(b)は、後側キャリア体と前側キャリア体と合体部(連結部)を示す要部の縦断側面図であり、(c)は、同横断平面図である。 後側キャリア体の単体で示す展開図である。 同後側キャリア体の斜視図である。 前側キャリア体の単体で示す展開図である。 尻受け部側を省略して示す同展開図で、(a)は、前側キャリア部の収納部の開口部を開いた状態を示し、(b)は、収納部内にヘッドサポートを収納させた状態を示す。 タスキ掛けベルトを示す平面図である。 同タスキ掛けベルトを前側キャリア体に装着した状態を示す斜視図である。 両肩掛けベルトを示す平面図である 同両肩掛けベルトを前側キャリア体に装着した状態を示す斜視図である。 後側キャリア体と前側キャリア体とを合体させて二人の幼児をおんぶと前側抱っこで一緒に保持しているときの使用状態を、使用者の斜め前側から見たときの斜視図である。 分離された後側キャリア体で一人の幼児を、おんぶと対面抱っこでそれぞれ保持している状態を示し、(a)は、おんぶの状態を、使用者の側面から見たときの側面図であり、(b)は、対面抱っこの状態を、使用者の斜め前側から見たときの斜視図である。 分離された前側キャリア体で一人の幼児を対面抱っこでそれぞれ保持している状態を示し(a)は、タスキ掛けベルトを使用して幼児を対面抱っこで保持している状態を、使用者の前側から見たときの正面図であり、(b)は、両肩掛けベルトを使用して幼児を対面抱っこで保持している状態を、使用者の前側から見たときの正面図である。
符号の説明
A ベビーキャリア
1 後側キャリア体
1a 後側キャリア部
1a−1 尻受け部
1a−2 背当て部
1b 肩掛けベルト
2 前側キャリア体
2a 前側キャリア部
2b 連結ベルト
2c 腰ベルト
23 ヘッドサポート(前側キャリア体)
24 収納部
28 タスキ掛けベルト
29 両肩掛けベルト

Claims (4)

  1. 二人の幼児を身体の前後で一緒に保持するベビーキャリアであって、
    身体の後側で幼児を保持する後側キャリア体と、身体の前側で幼児を保持する前側キャリア体と、から合体・分離可能に構成され、
    前記後側キャリア体は、少なくとも幼児の尻から背中に掛けて包み込むように保持する後側キャリア部と、
    この後側キャリア部の上端側に一端側が取り付けられ、他端側が前記後側キャリア部の下端側に係脱自在に連結される左右の肩掛けベルトと、を備え、
    前記前側キャリア体は、少なくとも幼児の尻から背中に掛けて包み込むように保持する前側キャリア部と、
    この前側キャリア部の上端側に取り付けられて、前記後側キャリア体の前記左右の肩掛けベルトに着脱可能に連結される左右の連結ベルトと、
    前記前側キャリア部の下端側に取り付けられて、身体の腰に装着される腰ベルトと、を備えていることを特徴とするベビーキャリア。
  2. 前記前側キャリア体は、前記後側キャリア体から分離されて単独で使用されるときに、前記左右の連結ベルトに両端側が着脱可能に連結されるタスキ掛けベルトを、さらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のベビーキャリア。
  3. 前記前側キャリア体は、前記後側キャリア体から分離されて単独で使用されるときに、前記左右の連結ベルトに一端側がそれぞれ着脱可能に連結されるとともに、他端側が前記腰ベルトに着脱自在に連結される両肩掛けベルトを、さらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のベビーキャリア。
  4. 前記前側キャリア体は、前記前側キャリア部の上端側に下端側が取り付けられ、上端側が前記前側キャリア体の前記両肩掛けベルト、または、前記後側キャリア体の前記左右の肩掛けベルトに係脱自在に連結されるヘッドサポートを備え、かつ、前記ヘッドサポートが不使用のときに収納する収納部を前記前側キャリア部に備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のベビーキャリア。
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