JP5902265B1 - 子守帯 - Google Patents

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文武 東野
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Abstract

【課題】人手を借りずに使用者単独で子守帯を簡単に装着することができかつ乳幼児を安全に保護することができるようにすることである。【解決手段】子守帯10は、ほぼ長方形状縦長のベースシート11と、その下端縁に沿って固着された腰ベルト21と、前記ベースシート11の両側上端部に一端が固着された肩ベルト31、31と、肩ベルト31、31の他端に連続して延び前記ベースシート11の側縁中途部分にそれぞれ接続される脇ベルト32、32と、前記ベースシート11の下端縁に一端が固着され他端両側は前記肩ベルト31、31の接続部に着脱自在に接続された伸縮性シート状補助ホルダ41より成り、この補助ホルダ41は、ベースシート11に重なり合って両端部以外はベースシート11から遊離していることを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は、新生児から幼児にいたる比較的長い期間にわたって横抱きや縦抱きなどの様々な態様で安全に使用できる子守帯に関する。
この種の子守帯によって、特に首や腰の座りが不安定な新生児、乳幼児を安全に子守りできるものが望まれている。例えば、特許文献1には、背中部保持部材とその上端部に設けた頭部保護パッド(図8、図9)によって、幼児の保護を企図する子守帯が開示されている。しかしながら、乳幼児を仰臥させる背中部保持部材は平坦な板状部材より成るため、絶えず移動して位置が定まらない乳幼児を背中部保持部材に載置し、さらに腹部保持部材で拘束したとしても、側面の大部分が開放されているので、乳幼児の身体を安定して保持するのが非常に難しく、さらに乳幼児を子守帯に保持して抱き上げ、使用者が装着するまでの作業を単独で行なうことは非常に困難であって、人手を借りなければ出来ないことは、しばしば経験されているところである。
特許文献2にも同様の子守帯が開示され、この横抱き用シート(段落0054〜0059、図22、23、24)も上記と同様の問題点を有する。
特開2004−181268号公報 特開2007−268074号公報 特開2013−85567号公報
そこで、この発明の課題は、人手を借りずに使用者単独で子守帯を簡単に装着することができ、かつ乳幼児を安全に保護することができるようにすることである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、ほぼ縦長長方形状のベースシートと、その一端縁に沿って固着された腰ベルトと、前記ベースシートの他端両側部に一端が固着された一対の肩ベルトと、肩ベルトの他端から延びて前記ベースシートの側縁中途部分にそれぞれ着脱自在に接続された脇ベルトと、前記ベースシートの一端縁に一端が固着され他端両側は前記肩ベルトの一端部近辺に着脱自在に接続された補助ホルダとによって子守帯を構成し、この補助ホルダは少なくともその両側部が伸縮性を有する柔軟なシートによって形成され、前記ベースシートに対して補助ホルダの両端部以外は遊離して重なり合うようにし、かつ幅方向に折り曲げられて係止具によって長さが縮小した状態を保持し、係止具の解除によって縮小した状態から解放され、前記腰ベルトからほぼ直交して延びる一対の補助バンドと前記補助ホルダの他端両側とを接続できるようにしたのである。
前記一対の肩ベルトの一方から他方に両者の間隔を制限するバンドを掛け渡し、このバンドの中途部分にバンドを連続または不連続にする係脱可能の係止具を設け、前記バンドの長さを調整可能かつ肩ベルトの長さ方向に対する位置を調整可能にしておくのがよい。前記脇ベルトも長さを調整できるようにしておくのが好ましい。また、前記ベースシートの一端は比較的短い長さで幅方向に折り曲げて係止具により係止可能になっており、他端は両側から長さ方向に折り曲げてそれぞれ係止具により係止し幅を狭くできるようになっている。このベースシートは通気性シートを取り囲む枠体によって形成するのが好ましい
この発明の子守帯を新生児に適用する場合には、ほぼ縦長長方形状のベースシートと、その一端縁に沿って固着された腰ベルトと、前記ベースシートの他端両側部に一端が固着された一対の肩ベルトと、肩ベルトの他端から延びて前記ベースシートの側縁中途部分にそれぞれ着脱自在に接続された脇ベルトと、前記ベースシートの一端縁に一端が固着され他端の両側突出部が前記肩ベルトの一端部近辺に着脱自在に接続されたシート状補助ホルダと、前記腰ベルトから補助ホルダの方向に延びる一対の補助バンドと、ボックス体とによって子守帯を構成し、このボックス体を、ほぼ長方形状のベースパネルと、その両側縁に屈曲自在に接続された側面パネルと、前記ベースパネルの一端縁に屈曲自在に接続されたボトムパッドと、このボトムパッドから延びる腹当てシートと、前記ベースパネルの他端縁から延びるフードシートと、前記側面パネルを起立させたときに両側面パネルの間隔を保持するために両側面パネルを繋ぐバンドと、前記それぞれの側面パネルの外面の両端部近辺に設けられた一対のループとによって形成し、前記フードシートは両側面パネルの一端部上面に折り返して両側面シートの一端部上面を覆うように係止可能とし、前記腹当てシートは両側面シートの他端部上面に折り返して両側面シートの他端部上面を覆うように係止可能とし、前記ベースシートに重ね合せられた補助ホルダの前記他端の両側突出部を一方の側面パネルの前記一対のループにそれぞれ挿通して前記肩ベルトの一端部近辺に係止し、他方の側面パネルの前記一対のループに脇ベルトをそれぞれ挿通して前記補助バンドとそれぞれ係止し、前記ボックス体を補助ホルダの横方向に装着可能とした子守帯が用いられる。
さらに、他の適用例として、ほぼ縦長長方形状のベースシートと、その一端縁に沿って固着された腰ベルトと、前記ベースシートの他端両側部に一端が固着された一対の肩ベルトと、肩ベルトの他端から延びて前記ベースシートの側縁中途部分にそれぞれ着脱自在に接続された脇ベルトと、前記ベースシートの一端縁に一端が固着され他端の両側突出部が前記肩ベルトの一端部近辺に着脱自在に接続されたシート状補助ホルダと、ボックス体とによって子守帯を構成し、このボックス体を、ほぼ長方形状のベースパネルと、その両側縁に屈曲自在に接続された側面パネルと、前記ベースパネルの一端縁に屈曲自在に接続されたボトムパッドと、このボトムパッドから延びる腹当てシートと、前記側面パネルを起立させたときに両側面パネルの間隔を保持するために両側面パネルを繋ぐバンドと、前記それぞれの側面パネルの外面に一端が固着され他端が着脱自在のループとによって形成し、それぞれのループを前記肩ベルトの一端近辺に巻回して前記ボックス体を補助ホルダに縦方向に装着可能とした子守帯が用いられる。
この発明によれば、以上のように、補助ホルダが設けられているので、予め幼児を子守帯に保持することができ、人手を借りずに使用者単独で簡単に幼児と共に子守帯を装着することができ、装着後も安全に幼児を保護することができる。さらに、新生児を包囲するボックス体を使用すると、首や腰の不安定な新生児も安全に子守することができる。
子守帯の実施形態を示す正面図、 子守帯の部分拡大正面図、 (A)は補助ホルダを展延した状態を示す縦断面図、(B)は縮小した状態を示す縦断面図、 ベースシートの裏面図、 (A)は雄雌バックルを示す平面図、(B)は雄雌バックルを係止した状態を示す平面図、 (A)はスライドバックルとバンドとの接続状態を示す断面図、(B)は雄雌バックルのバンドとの接続状態を示す断面図、 (A)は他のスライドバックルの例を示す平面図、(B)は同上の横断面図、 背おい抱きの準備手順を示す子守帯の正面図、 同上の幼児を保持した状態を示す正面図、 背おい抱きにおける子守帯の装着状態を示す斜視図、 対面抱きの準備手順を示す子守帯の正面図、 対面抱きの使用者の準備手順を示す斜視図、 同上の次の準備手順を示す斜視図、 幼児を抱き上げた状態を示す斜視図、 同上の最終手順を示す背面図、 対面抱きにおける子守帯の装着状態を示す斜視図、 前面抱きの準備手順を示す子守帯の正面図、 前面抱きの使用者の準備手順を示す斜視図、 前面抱きにおける子守帯の装着状態を示す斜視図、 座り抱きの準備手順を示す正面図、 座り抱きにおける子守帯の装着状態を示す斜視図、 ボックス体の展開外面図、 ボックス体の展開内面図、 ボックス体の平面図、 ボックス体の側面図、 ボックス体を子守帯に横方向に装着する手順を示す部分拡大斜視図、 同上のさらなる手順を示す正面図、 ボックス体を横方向に備えた子守帯を装着した状態を示す斜視図、 新生児をボックス体内に保持した状態を示す正面図、 同上のボックス体を縦方向に子守帯に装着する手順を示す正面図、 同上の子守帯を使用者が装着する手順を示す斜視図、 ボックス体を縦方向に備えた子守帯を装着した状態を示す斜視図である。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように、子守帯10は、略縦長長方形状のバックシート11と、このバックシート11の下端縁に沿って固着された腰ベルト21と、バックシート11の上端コーナ部に固着された一対の肩ベルト31、31を備えている。前記バックシート11は、メッシュ地などから成る通気性シート12の周囲を伸縮性の少ない厚手の織布などで形成された枠13で取り囲み、上端部に雄スナップボタン列14aと雌スナップボタン列14b(裏面に)が設けられ、これらを係合することによって二つ折りできるようにしてある。この折り曲げ長さは1.5cm〜4cm程度の比較的短い長さでよい。またシート11の下端コーナ部には、一対の舌片15、15が形成され、この舌片15、15の先端部には、スナップボタン15a、15aがそれぞれ取り付けられ、腰ベルト21に設けられたスナップボタン(後述)に係合している。この腰ベルト21は、可撓性はあるが伸縮性の小さい材料を芯材としてクッション性の高い発泡合成樹脂シートが積層され、一端には、長さ調整可能なバンド22を介して雄バックル22aが取り付けられ、他端の外面には、雌バックル22bが取り付けられて、前記雄バックル22aを雌バックル22bに挿入することにより係合可能になっている。また、腰ベルト21の内面中央部にはポケット23が設けられ、このポケット23の開口部上方に、前記バックシート11の舌片15、15に固着されたスナップボタン15a、15aが係合する一対のスナップボタン25b、25bが設けられている。
前記一対の肩ベルト31、31の先端には、雌バックル31bがそれぞれ固着され、この雌バックル31bと、脇ベルト32、32の中途部分にそれぞれスライド可能に取り付けられた雄バックル32aとが着脱自在に連結されている。この脇ベルト32の一端には、雌バックル32bが固着され、前記バックシート11の側縁上半部に固着された雄バックル16aと着脱可能に係合し、肩ベルト31と脇ベルト32によって肩掛け手段33が形成されている。そして脇ベルト32の他端は、図示のように雄バックル32aからフリーに垂れ下り、この自由端32cを引張りまたは緩めることによって、前記肩掛け手段33のループの大きさを調整できるようになっている。なお、前記雄バックル16aと雌バックル32bの係合部を被う袋状カバー16を設けておくのが好ましい。
前記肩ベルト31、31の外面には、その長さ方向に沿ってガイドバンド34、34が取り付けられている。このガイドバンド34は、両端が肩バンド31に固着され、それ以外の部分は肩バンド31から遊離しており、この遊離部分にスライドバックル34aが取り付けられ、ガイドバンド34に沿ってスライド可能になっている。そして一方のスライドバックル34aには、前記肩ベルト31、31の間隔を制限するバンド35の一端が固着され、他方のスライドバックル34aにはバンド36の一端が固着されている。一方のバンド35には、雄バックル35aがスライド可能に取り付けられ、バンド35の他端はフリーになっている。他方のバンド36の他端には雌バックル36bが固着されており、この雌バックル36bは前記スライド雄バックル35aと係脱可能になっている。即ち雄バックル35aと雌バックル36bを係合することによってバンド35と36は連結され、肩ベルト31、31の間隔を制限して、肩ベルト31、31が身体の肩部から外れるのを防止する。また、スライド雄バックル35aを移動させて間隔を調整することができ、スライドバックル34a、34aをガイドバンド34、34に沿って移動させることによって、間隔制限バンド35、36の位置を調整することができる。
図2に示すように、前記バックシート11の内面には、略Y字状のシート状補助ホルダ41が張設されている。この補助ホルダ41の下縁はバックシート11の下縁に沿って固着され、他はバックシート11から遊離している。このY字状補助ホルダ41上端の一対の突出部42、42には、雌バックル42b、42bが取り付けられている。一方肩ベルト31、31とバックシート11との接続部近辺に一対の雄バックル37a、37aが固着され、前記雌バックル42b、42bとそれぞれ係脱可能になっている。これらのバックル42b、42bと37a、37aを係合することによって、補助ホルダ41は、バックシート11内面に重ね合わされた状態でバックシート11に保持される。なお、前記雄雌バックル37a、42bの係合部を伸縮性のあるカバー37で被っておくのが好ましい。硬質のバックルが幼児に直接当たるのを防止するためである。
図3に示すように、前記補助ホルダ41の中途部分には、スライドファスナの雄部材43aと雌部材43bが横断方向に間隔をあけて固着されている。この雄部材43aと雌部材43bをスライダ(図示せず)によって係合すると、図3(B)に示すように、補助ホルダ41の縦方向長さが縮小し、係合を解くと図3(A)のように展延する。図2はスライドファスナを係合して補助ホルダ41を縮小した状態を示し、この状態で補助ホルダ41は、後述するように幼児の下腹部から胸部を被覆するのに適した大きさに形成されている。なお、補助ホルダ41の両側縁に中空ギャザ45、45を設けてゴム紐を挿入し、ホルダ41の少なくとも上半部を伸縮自在にしておく。また、前記スライドファスナの部材43a、43bを被うカバー44を設け、幼児に直接当たるのを防止しておく。このカバー44は、スナップボタン44aの係止によって、被覆状態が保持される。
前記腰ベルト21の内面中央部に設けられたポケット23には、一対の補助バンド46、46が収納されている。図2はこれらの補助バンド46、46をポケットから引き出しベースシート11の方向に延ばした状態を示す。それぞれの補助バンド46の一端は腰ベルト21に固着され、他端には雄バックル46aがスライド可能に取り付けられている。それぞれのバックル46aは、前記補助ホルダ41のY字状突出部42に固着された雌バックル42bと係脱可能になっている。
図4に示すように、前記バックシート11の裏面には、図1において説明したスナップボタン列14aに係合するスナップボタン列14bが設けられ、バックシート11の上端部を裏面側に折り曲げてスナップボタン列14aと14bを係合することにより、上端部を短くすることができるようになっている。また、バックシート11の中央部全面に設けた通気性シート12の領域とほぼ同じ領域を占めるように、通気性の少ない遮蔽シート17を裏面から重ね合わせ、その3辺にスライドファスナ17aを取り付けてシート17を開閉できるようにしてある。これによって、通気性シート12の通気性を遮断または開放することができる。なお、遮蔽シート17を全面開放したとき、シート17を丸めてスナップボタン15b、15bに係止することができるように、シート17にスナップボタン(図4、点線)を設けておくことができる。さらに、図1で説明した舌片15、15を裏面に折り返して、その先端に設けたスナップボタン15aを、バックシート11の裏面に設けたスナップボタン15b、15bに係合すると、バックシート11の下端部分の幅を狭くできるようになっている。
図2に示すように、前記バックシート11の上端に、幼児の頭部に装着するフード51を取り付けることができる。このフード51は、柔軟で通気性の良好な布地で球面状に形成されたキャップ部材52と、キャップ部材52の前面両側に一端が固着された引張りバンド53、53から成り、キャップ部材52の後面下端縁に沿ってスナップボタン列52bが設けられ、このボタン列52bとベースシート11の上端に設けられたスナップボタン列14aとが係合可能になっており、この係合によってフード51をベースシート11に取り付けることができる。前記引張りバンド53、53は、このようにして取り付けたフード51が幼児の頭部に適合するよう調整する手段であって、各バンド53の他端には、抜け止め用ストッパ53bが設けられ、バンド53を肩ベルト31の外面に設けられたD環38に挿通した後、D環38に引掛かるようになっている。また、バンド53には、所定間隔で複数個のスナップボタン53aが固着され、肩ベルト31の前記ループ38近辺に固着されたスナップボタン38bと係合可能になっている。即ち、バンド53のスナップボタン53aのうちの一個と肩ベルト31のスナップボタン38bを係合することによって、フード51の前面と肩ベルト31の距離が一定に保たれ、フード51の後面はスナップボタン列52aとバックシート11のスナップボタン列14aとの係合によって位置が固定されているので、フード51の位置が保持される。勿論この位置は、フード51のスナップボタン53aの選択によって変更調整可能である。なお、キャップ部材52の両側縁全長にわたって中空ギャザ54、54を形成し、その内部にゴム紐を挿入して伸縮自在にしておくのがよい。
次に係脱可能の雄雌バックルの構造を説明する。図5に示すように、雄バックル1は、基部1aにバンドTを接続する挿通孔1b、1cとバー1iを有し、この基部1aからガイドロッド1dを中央にして係止ロッド1e、1fがほぼ平行に延びている。これらの係止ロッド1e、1fは弾性を有し、先端部1g、1h(ドットで示す)は膨出しておりかつ段差が設けられている(図6参照)。一方、雌バックル2は、基部2aにバンド接続孔2b、2cとバー2iを有し、基部2aから中空受口2dが一体に形成され、その両側に中空受口2dと連通する開口2e、2fが設けられている。これらの開口2e、2fの先端(図の左方)には、中空受口2dの厚み方向内側に突出する突起2g、2hが形成されている(図6(B)参照)。そして、図5(B)のように、雄バックル1のロッド1d、1e、1fを雌バックル2の受口2dに挿し込むと、係止ロッド1e、1fの先端部1g、1hに設けられた段差が前記開口2e、2fの先端の突起2g、2hに係合し、ロッド1e、1fの弾性によって抜け止めされる。また、図示のように、雌バックル2の両側の開口2e、2fから係止ロッドの先端部1g、1hが露出しているので、この部分を図5(B)の矢印方向に手指で押し込むと、前記突起2g、2hと先端部1g、1hの段差との係合が外れ、ロッド1d、1e、1fを中空受口2dから引き抜くことができる。
上記のようなバックルをバンドに取り付ける際に、図6(A)のように位置を移動できるように取り付けるか、或は図6(B)のように固定位置に取り付けるかは、用途に応じて選択可能である。図6(A)に示すように、バンドTの一端にストッパSを設け、バンドTを接続孔1bと1cの両方を挿通するように通過させると、バンドTの一端を矢印方向に引張るか或は緩めることによって雄バックル1をバンドTに沿ってスライドさせることができる。また、スライドした位置において、バックル1に負荷が加わるとバンドTが断面3角形状のバー1iに引掛かり(図6(A))、バックル1はその位置で停止する。なお、バンドTはできるだけ摩擦力の大きい織物類を用いるのが好ましい。バックル1を定位置に保持するときは、図6(B)に示すように、バンドTをいずれかの接続孔1bまたは1cに通して一端を縫目Lにより固着すればよい。
上記のような雄バックル1と雌バックルの構造及びバンドとの接続態様は、図1及び図2について説明した全ての雄バックル16a、22a、32a、35a、37a、46a及び雌バックル22b、31b、32b、36b、42bについて実質的に共通している。また、図1について説明した肩ベルト31のスライドバックル34aは、図7に示すような構造である。即ち、挿通孔34b、34cを有する本体の両端にそれぞれスリットを有する接続部34d、35eが設けられている。このスライドバックル34aの挿通孔34b、34cにガイドバンド34を図7(B)のように通し、このガイドバンド34と交差するように、バンド35を接続部34dのスリットからガイドバックル34aの下面を通過しさらに接続部34eのスリットを通して上面に引き出すと、接続バンド35の図の上下方向位置をガイドバンド34に沿って変更することができる。
次に、子守帯の使用方法について以下に述べる。まず基本的な背おい抱き、所謂「おんぶ」について説明する。図8に示すように、肩ベルト31、31から延びる脇ベルト32、32のバックル32b、32bをバックシート11のバックル16a、16aに係止した状態で、補助ホルダ41のバックル42b、42bを肩ベルト31、31のバックル37a、37aから取り外し、ベースシート11の対向側(図の下方)に拡げる。また、肩ベルト31、31の間隔を制限するバンド35、36のバックル35a、36bの係合も外しておき、腰ベルト21のバックル22aと22bの係合も解除しベルト21を拡げておく。この準備作業は、例えばベッドや椅子などの適当な高さと広さを有する台板上で行なうのがよい。そして幼児Bをバックシート11の上に寝かせ、図9に示すように、補助ホルダ41を幼児Bの腹部から胸部に被せてホルダ41のバックル42b、42bを肩ベルト31、31のバックル37a、37aに係合し、バックシート11とホルダ41との間に幼児Bを保持する。この状態で図10に示すように、肩ベルト31、31を使用者Mの両肩に掛け脇ベルト32、32を使用者Mの脇下に通して幼児Bを背負う。さらに肩ベルト31、31の間隔を制限するバンド35、36の雄雌バックル35aと36bを係合し、肩ベルト31、31の間隔が必要以上に拡がらないよう、バンド35の自由端を引張り、または緩めて調整する。そして腰ベルト21を腰廻りに巻回し、そのバックル22a、22bを係合し、確実に腰廻りに保持されるようバンド22の自由端によって調整する。なお、脇ベルト32の自由端32cは、子守帯10を装着した使用者Mの前面両側に垂れ下るような長さに予め設定してあるので、子守帯10を装着後にそれぞれ手で引張りまたは緩めることによって、肩ベルト31と脇ベルト32による肩掛け手段33のループの大きさを調整することができる。また、図2で説明したフード52を取り付けておくと、幼児Bの睡眠時などに引張りバンド53、53をD環38から前方に引張ることによって、フード51が幼児Bの頭部を定位置に持ち上げ、スナップボタン53aをスナップボタン38bに係止することにより、球面状キャップ部52が幼児Bの頭部とその位置を保持するので、幼児Bの頭部が身体から極端に傾いたり、揺らぐのを防止することができる。
次に幼児と使用者が対面する、対面抱きについて説明する。まず、図11に示すように、肩ベルト31と脇ベルト32による肩掛け手段33のループを維持したままで、補助ホルダ41のバックル42b、42bを肩ベルト31、31の基部に設けたバックル37a、37aに係合してバックシート11に補助ホルダ41を重ね合せる。また、腰ベルト21のバックル22aと22bの係合は外しておく。この状態で、使用者Mは、図12のように腰ベルト21に向き合って腰ベルト21の両端を腰部の後方に廻し、背骨の下端部付近でバックル22aと22bを係合する。これによって、バックシート11と補助ホルダ41及び両肩掛け手段33、33は使用者Mの前方大腿部上に拡げられた状態になる。そこで、図13に示すように、使用者Mはベッドや椅子などの適当な台座に坐って、抱えた幼児Bをバックシート11の上に載せ、図14のように、使用者Mの前面から肩ベルト31、31を肩に掛けてバックシート11と共に幼児Bを抱き上げ、図15に示すように、使用者Mの背面でバンド35のバックル35aとバンド36のバックル36bを係合し、肩ベルト31、31の間隔を保持する。さらに、図16に示すように、脇ベルト32の自由端32cを引張り、或は緩めて、肩ベルト31と脇ベルト32で形成される肩掛け手段33のループ(図1)のフィット程度を調整する。
幼児Bが使用者Mの前方を向くように抱く前面抱きの場合は、以下の通りである。図17に示すように、準備作業として、バックシート11に補助ホルダ41を重ね合せた状態で、バックシート11上端のスナップボタン列14aの部分を後面へ折り返し、スナップボタン列14aと14bを係合し、バックシート11の上端を二つ折りにして低くしておく。さらに、バックシート11の下端両側に設けた舌片15、15を後面に折り返してそのスナップボタン15a、15aをスナップボタン15b、15bに係合し、バックシート11の下端部の幅を狭くしておく。この状態で図12と同様に使用者Mは腰ベルト21を腰部に巻回し、バックル22a、22bを背面で止着してバックシート11及び肩ベルト31、31を使用者Mの前面に展開する。そして、図18のように、使用者Mは、例えば椅子などに座り、幼児Bを抱き上げて、展開したバックシート11(補助ホルダ41はその上に重なり合っている)の上に載せ、バックシート11を幼児Bの前面に当てがいながら肩ベルト31、31を取り上げて肩に掛け、図15と同様に背面で間隔制限バンド35、36のバックル35a、36bを係止する。これによって、図19に示すように、幼児Bは、使用者Mの前面において、前方を向いた状態で抱持されるが、このとき、バックシート11上端のスナップボタン列14a、14bによって二つ折りにされているので、幼児Bの顔がバックシート11によって隠れることがなく、また、バックシート11の下端部は、舌片15を折り畳むことによって幅が狭くなり、幼児Bの股下にフィットしている。なお、以上の対面抱き及び前面抱きにおいて、補助ホルダ41はベースシート11に重ねた状態で使用したが、勿論補助ホルダ41とベースシート11の間に幼児を保持するようにしてもよい。補助ホルダ41の使用方法は、背おい抱きの場合と同様である。
次に、使用者Mが椅子などに座ったままで幼児を抱く方法について説明する。まず、補助ホルダ41の上端両側のバックル42b、42bと肩ベルト31、31のバックル37a、37aとの係合を外して、バックシート11と補助ホルダ41との重ね合せ状態を自由にする。即ち補助ホルダ41は、その下端縁のみバックシート11に固着され、残余はバックシート11から遊離している。このとき補助ホルダ41の中途部分に設けたスライドファスナ43a、43bは係合されているので、この係合を解いて、図3(A)のように補助ホルダ41を展延する。そして、図12において説明したように、腰ベルト21を腰廻りに巻回しバックル22aと22bを背面で係合してバックシート11、補助ホルダ41、肩ベルト31、31を前方に展開する。また、腰ベルト21に設けたポケット23から、一対の補助バンド46、46を取り出しておく(図2参照)。ここで図20に示すように、使用者Mは椅子などに座り、補助ホルダ41の上に幼児Bを載せ、補助ホルダ41を両脚の間から前面に当てがい突出部42、42を脇の下から後方へ通して、先に取り出しておいた補助バンド46、46のスライド雄バックル46a、46aと、補助ホルダ41の突出部42、42の雌バックル42b、42bを係合する。このとき、幼児Bの脚まわりにベルト46、46がしっかりフィットするようにバックル46a、46aを調節する。このようにすると、図21のように、補助ホルダ41と補助ベルト46、46によって幼児Bの下半身は確実に保持され、補助ホルダ41の一端縁はバックシート11に固着されているので、幼児Bは手足及び上半身を自由に動かせることができると同時に、椅子などから落下することはなく、食事や団らん時などの使用に便利である。なお、バックシート11を椅子などの座部に載せ、腰ベルト21を椅子の背凭れに巻回して固定すると、補助ホルダ41によって、幼児B単独で椅子に座らせることができる。
上述したバックシート11と補助ホルダ41を用いた幼児の抱持方法は、特に首や腰の安定しない新生児のような乳幼児については適用し難い。そこで、新生児を包囲して安全に保護することができる用具について説明する。図22、図23は、このようなボックス体61の展開図である。図示のように、長方形状のベースパネル62の両側には、側面パネル63、63が折り目を介して屈曲自在に設けられ、上端には台形状フードシート64、下端にはボトムパッド65が折り目を介して屈曲自在に接続され、このボトムパッド65の外端にはさらにY字状の腹当てシート66が接続されている。前記ベースパネル62の上部3分の2程度は、半硬質または硬質板状体と発泡樹脂等の弾性体を積層し外面全面を織布で被覆したもの、下部62aは弾性体を織布で被覆したものより成り、両側面パネル63、63は弾性体を織布で被覆したもの、ボトムパッド65は半硬質板状体に比較的厚い弾性体を積層し、織布で被覆したもの、腹当てシート66は綿などの吸水性、通気性のある材料を織布外被内に充填したもの、フードシート64は柔軟な織布より成る。
前記側面パネル63、63の一方の外側縁中間部分に、側面パネル63、63を起立した状態に保持するための間隔保持バンド67の一端が固着され、このバンド67にスライドバックル67cが取り付けられている。このバックル67cから延びるバンド67の他端近辺にスナップボタン67aが固着され、バンド67の一端の固着位置に対応して、他方の側面パネル63の外側縁近辺に、前記スナップボタン67aと係合可能のスナップボタン67bが取り付けられている。また、両側面パネル63、63には、フードシート64の上端部両側に設けられたスナップボタン64a、64aと係合するスナップボタン64b、64bが上端部外面に取り付けられ、腹当てシート66の突出部66c、66cに設けられたスナップボタン66a、66aに係合するスナップボタン66b、66bが下端部外面に取り付けられている。
前記バックシート11にボックス体61を取り付けるために、前記側面パネル63、63の一方に、一対のループ68、68がパネルの長さ方向に設けられ、他方にも一対のループ69、69が長さ方向に設けられている。これらのループ68、69は、いずれも、柔軟な紐部材の両端を側面パネル63に固着し、中間部分をパネル63から遊離させた構造になっており、ボックス体61をほぼ水平方向に装着するためのループである。また、側面パネル63、63の長さ方向中間部分に、前記肩ベルト31、31にボックス体61をほぼ垂直方向に装着するために用いるループ70、70が取り付けられている。このループ70は、それぞれ柔軟な紐部材より成り、その一端は側面パネル63に固着され、他端にはスナップボタン70aが設けられて、側面パネル63に取り付けられたスナップボタン70bと係脱可能になっている。なお、ループ70、70の紐部材は、図22の上方に向って互に近づくように傾斜させて取り付けるのが好ましい。
上記ボックス体61を組立てるには、図24、図25に示すように、両側面パネル63、63をベースパネル62に対して所定角度で起立させ、間隔保持バンド67の端部に設けたスナップボタン67aをスナップボタン67bに係合し、側面パネル63、63の起立状態を保持する。このとき、スライドバックル67cを移動させて、側面パネル63、63のベースパネル62に対する起立角度を調整することができる。次いで、ボトムパッド65をベースパネル62とほぼ直角に起立させ、このボトムパッド65から延びる腹当てシート66をさらに、ベースパネル62の上に被せるようにボトムパッド65とほぼ直角に折り曲げ、その突出部66c、66c先端の雄バックル66a、66aを、側面パネル63、63の雌バックル66b、66bに係止する。そして、フードシート64を起立した両側面パネル63、63の上端縁を被い覆せるように折り返して、そのスナップボタン64a、64aを、両側面パネル63、63のスナップボタン64b、64bに係止する。
上記のようなボックス体61の使用法について説明する。なお、ここでは、先に幼児をボックス体61に収容した後に子守帯10に装着するものと考えて説明するが、勿論子守帯10に装着した後に、幼児をボックス体61に収容してもよい。図24及び図25について説明したように、ボックス体61を組立てた後、図26に示すように、使用者Mは腰ベルト21を後(うしろ)巻き(背後でバックル22aと22bを止着する)にし、バックシート11を膝の上に拡げた状態で椅子などに座り、ボックス体61をその上に横方向に載せる。幼児Bはボックス体61内において、ボトムパッド65を幼児Bのクロッチ部に当てがわれ、腹当てシート66の両側縁と側面パネル63、63の端縁によって形成される開口66d、66d(図24、図25参照)から両脚が突出している。そこで、バックシート11に重なり合っている補助ホルダ41の突出部42、42を、ボックス体61の外方側面パネル63に設けられたループ69、69に通し、先端のバックル42b、42bと肩ベルト31、31の基部に設けられたバックル37a、37aに係止する(図2参照)。さらに、図27に示すように、腰ベルト21のポケット23内から補助バンド46、46を取り出して、ボックス体61の内側(使用者Mに近い側)の側面パネル63のループ68、68に挿し通し、それらの先端のバックル46a、46aと肩ベルト31、31の先端から延びる脇ベルト32、32の先端に設けられたバックル32b、32bとを係合する。こうしてボックス体61は、バックシート11の上面に安定して装着され、肩ベルト31、31はボックス体61の上面にまたがっているので、図28に示すように、これらのベルト31、31を使用者Mの肩に掛け、間隔保持バンド35のバックル35aとバンド36のバックル36bを肩の背後で係止して肩ベルト31、31が肩から滑り落ちるのを防止する。
通常、新生児は、上述のような横抱きが安全であるが、多少首や腰のすわりが安定してきた乳幼児に前記ボックス体61を用いて縦抱きすることができる。図29に示すように、幼児Bの股下にボトムパッドを当てがってY字状腹当てシート66の突出部66c、66cを側面パネル63、63に係止する(図22参照)。また、間隔保持バンド67によって側面パネル63、63の起立状態を維持する。幼児Bは、ベースシート62に背中を支持され側面パネル63、63によって頭部から下半身の側面が保護され、胸部はバンド67によって前方に倒れるのを阻止され、腹部は腹当てシート66に被われ、両脚部は腹当てシート66の両側縁から突出した状態でボックス体61に収容される。なお、この場合は、フードシート64は用いなくてもよい。一方、図30に示すように、子守帯10の肩ベルト31、31と脇ベルト32、32は、ベースシート11の側縁に設けたバックル16a、16aとの係合によって通常の肩掛け手段33、33を形成し、補助ホルダ41もベースシート11に重なり合った状態にしておく。このベースシート11上に幼児Bを収容したボックス体61を縦に載置し、ボックス体61の側面パネル63、63に設けられたループ70、70を前記肩ベルト31、31の基部周囲に巻き付け、スナップボタン70a、70aを係止することによって、ボックス体61を肩ベルト31、31に取り付ける。この状態で使用者Mは、腰ベルト21を腰の背後に回してバックル22aと22bを係止し、図31に示すように、使用者Mは肩ベルト31、31を肩に掛け、間隔保持バンド35、36のバックル35aと36bを背後で係止する。最後に、図32のように調整バンド32を引張り、または緩めて肩ベルト31、31の締まり程度を調整する。この調整によって、同時に使用者Mと幼児Bとの対面距離、即ちボックス体61の縦方向の傾斜を適度に保持することができる。
上述のボックス体61の使用法は、使用者が単独で操作できることに主眼をおいて説明したが、勿論操作は説明した手順に限定されない。例えば、先にボックス体61を子守帯10に装着した後に幼児をボックス体61に収容してもよい。当然ながら、操作の手順は、ボックス体61を用いない場合にも、任意に変更することができる。
この発明の構成についても、種々の変更、追加が可能である。例えば図5、6、7に示すバックル類の構造は図示のものに限定されず、雄雌両部材が確実に係合可能で簡単な操作で係合を解くことができる係合手段であれば、種々選択可能である。同様に、スナップボタンやスライドファスナに代えて、フック・アイ(eye)、ボタン・アイ、面ファスナなどの係合具を用いることができる。そのほか、ベースシート11に通気性シート12を貼り付けたが無くてもよい。また、フード51(図2)やフードシート64(図22)のほか、保冷剤などの物品を収納するポケットを適当な個所に設けておくことができる。さらに、子守帯10を折り畳み、その状態を保持するために巻き付ける係止具付きバンドを設けることができる。
1 雄バックル
1a 基部
1b、1c 挿通孔
1d ガイドロッド
1e、1f 係止ロッド
1g、1h 先端部
1i バー
2 雌バックル
2a 基部
2b、2c バンド接続孔
2d 中空受口
2e、2f 開口
2g、2h 突起
2i バー
10 子守帯
11 ベースシート
12 通気性シート
13 枠
14a、14b スナップボタン列
15 舌片
15a、15b スナップボタン
16 カバー
16a バックル
17 遮蔽シート
17a スライドファスナ
21 腰ベルト
22 バンド
22a 雄バックル
22b 雌バックル
23 ポケット
25b スナップボタン
31 肩ベルト
31b バックル
32 脇ベルト
32a バックル
32b バックル
33 肩掛け手段
34 ガイドバンド
34a スライドバックル
34b、34c 挿通孔
34d、34e 接続部
35、36 間隔保持バンド
35a バックル
36a バックル
37 カバー
37a バックル
38 D環
38b スナップボタン
41 補助ホルダ
42 突出部
42b バックル
43a、43b スライドファスナ
44 カバー
44a、44b スナップボタン
45 ギャザ
46 補助バンド
46a バックル
51 フード
52 キャップ部材
52b スナップボタン列
53 引張りバンド
53a スナップボタン
53b ストッパ
54 ギャザ
61 ボックス体
62 ベースパネル
62a ベースパネルの下部
63 側面パネル
64 フードシート
64a、64b スナップボタン
65 ボトムパッド
66 腹当てシート
66a、66b バックル
66c 突出部
66d 開口
67 間隔保持バンド
67a、67b スナップボタン
67c スライドバックル
68、69 ループ
70 ループ
70a スナップボタン
B 幼児
L 縫目
M 使用者
T バンド
S ストッパ

Claims (7)

  1. ほぼ縦長長方形状のベースシートと、その一端縁に沿って固着された腰ベルトと、前記ベースシートの他端両側部に一端が固着された一対の肩ベルトと、肩ベルトの他端から延びて前記ベースシートの側縁中途部分にそれぞれ着脱自在に接続された脇ベルトと、前記ベースシートの一端縁に一端が固着され他端両側は前記肩ベルトの一端部近辺に着脱自在に接続された補助ホルダより成り、この補助ホルダは少なくともその両側部が伸縮性を有する柔軟なシートによって形成され、前記ベースシートに対して補助ホルダの両端部以外は遊離して重なり合うようにし、かつ前記補助ホルダは幅方向に折り曲げられて係止具により長さが縮小した状態を保持し、この係止具の解除によって縮小した状態から解放され、前記腰ベルトからほぼ直交して延びる一対の補助バンドと補助ホルダの他端両側を接続可能とした子守帯。
  2. 前記一対の肩ベルトの一方から他方に両者の間隔を制限するバンドを掛け渡し、このバンドの中途部分にバンドを連続または不連続にする係脱可能の係止具を設け、前記バンドの長さを調整可能かつ肩ベルトの長さ方向に対する位置を調整可能にした請求項1に記載の子守帯。
  3. 前記脇ベルトが長さ調整可能である請求項1または2に記載の子守帯。
  4. 前記ベースシートの一端は比較的短い長さで幅方向に折り曲げて係止具により係止可能になっており、他端は両側から長さ方向に折り曲げてそれぞれ係止具により係止し幅を狭くできるようになっている請求項1〜3のいずれかに記載の子守帯。
  5. 前記ベースシートは通気性シートを取り囲む枠体より成る請求項1〜4のいずれかに記載の子守帯。
  6. ほぼ縦長長方形状のベースシートと、その一端縁に沿って固着された腰ベルトと、前記ベースシートの他端両側部に一端が固着された一対の肩ベルトと、肩ベルトの他端から延びて前記ベースシートの側縁中途部分にそれぞれ着脱自在に接続された脇ベルトと、前記ベースシートの一端縁に一端が固着され他端の両側突出部が前記肩ベルトの一端部近辺に着脱自在に接続されたシート状補助ホルダと、前記腰ベルトから補助ホルダの方向に延びる一対の補助バンドと、ボックス体より成る子守帯であって、このボックス体はほぼ長方形状のベースパネルと、その両側縁に屈曲自在に接続された側面パネルと、前記ベースパネルの一端縁に屈曲自在に接続されたボトムパッドと、このボトムパッドから延びる腹当てシートと、前記ベースパネルの他端縁から延びるフードシートと、前記側面パネルを起立させたときに両側面パネルの間隔を保持するために両側面パネルを繋ぐバンドと、前記それぞれの側面パネルの外面の両端部近辺に一対のループとを備え、前記フードシートは両側面パネルの一端部上面に折り返して両側面シートの一端部上面を覆うように係止可能とし、前記腹当てシートは両側面シートの他端部上面に折り返して両側面シートの他端部上面を覆うように係止可能とし、前記ベースシートに重ね合せられた補助ホルダの前記他端の両側突出部が一方の側面パネルの前記一対のループにそれぞれ挿通されて前記肩ベルトの一端部近辺に係止され、他方の側面パネルの前記一対のループに脇ベルトがそれぞれ挿通されて前記補助バンドとそれぞれ係止して、前記ボックス体を補助ホルダの横方向に装着可能とした子守帯。
  7. ほぼ縦長長方形状のベースシートと、その一端縁に沿って固着された腰ベルトと、前記ベースシートの他端両側部に一端が固着された一対の肩ベルトと、肩ベルトの他端から延びて前記ベースシートの側縁中途部分にそれぞれ着脱自在に接続された脇ベルトと、前記ベースシートの一端縁に一端が固着され他端の両側突出部が前記肩ベルトの一端部近辺に着脱自在に接続されたシート状補助ホルダと、ボックス体より成る子守帯であって、このボックス体はほぼ長方形状のベースパネルと、その両側縁に屈曲自在に接続された側面パネルと、前記ベースパネルの一端縁に屈曲自在に接続されたボトムパッドと、このボトムパッドから延びる腹当てシートと、前記側面パネルを起立させたときに両側面パネルの間隔を保持するために両側面パネルを繋ぐバンドと、前記それぞれの側面パネルの外面に一端が固着され他端が着脱自在のループとを備え、それぞれのループを前記肩ベルトの一端近辺に巻回して前記ボックス体を補助ホルダに縦方向に装着可能とした子守帯。
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