JP2017064285A - 携帯型トイレ - Google Patents

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奈良岡武義
Takeyoshi Naraoka
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Jack Brand Kk
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Abstract

【課題】羞恥心を感じることなく、しかも慌てることなく立った姿勢のままで排尿することが可能な男性用携帯型トイレを提供する。
【解決手段】上部に陰茎を挿入可能な開口部11aを有する不透水性の袋体11と、袋体11の上部に袋体11と一体的にフック部材12を設け、フック部材12の上部には、着用者の胴部に巻きつけたベルト部材に、予め携帯型トイレ10を装着可能なよう係止部を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯型トイレに関し、殊に、ゴルフやウォーキング、ドライブなどの長時間の外出時に、慌てることなく立った姿勢のままで排尿することが可能な男性用携帯型トイレに関する。
渋滞時における自動車内等で使用するための排尿用の携帯型トイレとしては、様々なものが提案されている。
特許文献1には、利用者の陰茎に常に装着する装着部と尿をためる蓄尿部とからなり、装着部と蓄尿部とが着脱可能に連結された排尿補助具が開示されている。
特許文献2には、吸収剤を内部に収容した袋体に腰紐を取付け、この腰紐で袋体を利用者に装着する排尿処理具が開示されている。
特開2009−72248号公報 実開平6−86695号公報
市販されている携帯型トイレの多くは、袋体の中に凝固材や吸水シートを入れただけのものであり、使用時に周囲に人がいると羞恥心から装着しづらいという難点がある。
また、使用時には袋体を手で押さえ続けておく必要が有り、周囲から見て立ち小便をしている様に見えるので、やはり使用者は羞恥心を感じることが多いという難点があった。
そこで本発明は上記のような羞恥心を感じることなく、しかも慌てることなく立った姿勢のままで排尿することが可能な男性用携帯型トイレを提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本考案の構成は以下の通りである。
(1) 請求項1に記載の発明は、上部に陰茎を挿入可能な開口部を有する不透水性の袋体と、袋体の上部に袋体と一体的に設けられると共に上部に係止部を備えるフック部材と、着用者の胴部に巻きつけ装着するためのベルト部材とにより構成した。
(2) 請求項2に記載の発明は、上部に陰茎を挿入可能な開口部を有すると共に、上部壁面にフック部材の下端部を係止可能な孔部を備えた不透水性の袋体と、上部及び下部に屈曲された係止部を備えるフック部材と、着用者の胴部に巻きつけ装着するためのベルト部材とにより構成した。
上記のように構成される本発明が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。
図1は請求項1に記載の携帯型トイレ10の正面図であり、袋体11の上部にフック部材12が設けられているものである。
図5に示すように、上記フック部材12を構成する係止部13を、着用者Aの腰周りに巻いたベルト部材30に係止し、且つ、陰茎Bを開口部11aから袋体11内に挿入する。かかる状態で下着及びズボンを着用すれば、予め携帯型トイレが着用されており、つまりは排尿時に装着する必要がなく、しかも陰茎は袋体11内に挿入されていることから袋体を手で押さえ続けておく必要もなく、使用者は羞恥心を感じることが無く、立ったままの姿勢で排尿することが可能となるのである。
図6乃至図8は、請求項2に記載の携帯型トイレ20を示すものである。携帯型トイレ20と請求項1に記載の携帯型トイレ10との違いは、フック部材が袋体と一体化されているか着脱自在かという点にあり、フック部材22を用いてベルト部材30に係止し着用し、陰茎を開口部21aから袋体21内に挿入した状態で使用するという点では請求項1に記載の携帯型トイレ10と異ならない。つまりは請求項2に記載の携帯型トイレ20も、使用者は羞恥心を感じることが無く、立ったままの姿勢で排尿することが可能となるのである。
請求項1記載の発明の正面図 同、背面図 同、左側面図 ベルト部材の斜視図 使用状態を示す説明図 請求項2記載の発明の正面図 同、背面図 同、左側面図

以下、好ましい発明の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属
する限り種々の形態を採りうる。
図1乃至図3は、請求項1に記載の携帯型トイレ10を示すものである。図示されるように携帯型トイレ10は、袋体11とフック部材12が一体的に設けられるものであり、両者は一体成型しても構わないし、別個に成形したうえで接着或いは溶着しても構わない。
袋体11は上部に、陰茎を挿入するのに十分な大きさに設けた開口部11aを有する中空の容器であり、不透水性の素材、好ましくは合成樹脂で形成されるものである。
フック部材12は袋体11の上部から上方に向かって延設される板状体であり、その上部は折り返され係止部13が形成される。
図4に示されるベルト部材30は、着用者の腰周りに巻回可能な長さを有するベルト体である。図示されていないが、腰周りに固定可能とするため両端には面状ファスナや、ボタン、バックル等の固定部材が設けてある。
図6乃至図8は、請求項2に記載の携帯型トイレ20を示すものである。図示されるように携帯型トイレ20は、袋体21とフック部材22が別個に設けられるものである。
袋体21は上部に、陰茎を挿入するのに十分な大きさに設けた開口部21aを有する中空の容器であり、不透水性の素材、好ましくは合成樹脂で形成されるものである。袋体21の上部壁面には、フック部材22の下端部を係止可能な孔部21bが設けてある。
フック部材22は上端及び下端がそれぞれ折り返された板状体であり、折り返された上端は係止部23が、折り返された下端は係止部24が形成される。
10・・携帯型トイレ 11・・袋体 11a・・開口部
12・・フック部材 13・・係止部
20・・携帯型トイレ 21・・袋体 21a・・開口部
21b・・孔部 22・・フック部材 23・・係止部
24・・係止部
30・・ベルト部材

Claims (2)

  1. 上部に陰茎を挿入可能な開口部(11a)を有する不透水性の袋体(11)と、
    袋体(11)の上部に袋体(11)と一体的に設けられると共に、上部に係止部(13)を備えるフック部材(12)と、
    着用者の胴部に巻きつけ装着するためのベルト部材(30)と、
    により成る携帯型トイレ(10)。
  2. 上部に陰茎を挿入可能な開口部(21a)を有すると共に、上部壁面にフック部材(22)の下端に設けた係止部(24)を係止可能な孔部(21b)を備えた不透水性の袋体(21)と、
    上部及び下部に屈曲された係止部(23,24)を備えるフック部材(22)と、
    着用者の胴部に巻きつけ装着するためのベルト部材と、
    により成る携帯型トイレ(20)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023143555A (ja) * 2022-03-23 2023-10-06 知恵 調子 着用中の服の裾上げ止め具。

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