JP2006299445A - 食事用エプロン - Google Patents

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Abstract

【課題】 腕との隙間から食べこぼし等が周囲に落ちるのを防止できる使い勝手の良い構成も簡単な食事用エプロンの提供。
【解決手段】 エプロン本体2の上部に二重に構成した襟部3を構成し、その両端部に面ファスナー3a、3bを取り付け、エプロン本体2の両側外方の下半分には各々ホック4a、4bを上下2対取り付け、袖部4、4を形作るための予定部を構成する。この食事用エプロン1は、予定部を裏面側に向けて丸めるように折り曲げ、ホック4a、4bの対向する相互を結合させて袖部4、4を形作った後、そのエプロン本体2を着用する者の身体前面に当てがいつつ、襟部3の面ファスナー3a、3bを首の後方で相互に圧接し合って結合固定し、更に袖部4、4に腕を通して着用することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、幼児や身体の動作が不自由な要介護者等が飲食等の際に使用する食事用エプロンに係り、特に、食べこぼし食品等が周囲に落下してこれらを汚してしまうのを防止できる使い勝手の良い食事用エプロンに関するものである。
飲食の際に使用する食事用エプロンは、食べこぼし等を確実に受け止められるように、従来から種々の改良案が提案されている。
例えば、特許文献1の幼児用エプロンは、エプロン本体に於ける襟元に沿って裏布の上辺を連結すると共に、この裏布の前記上辺に沿って絞込み可能に紐を挿通し、裏布をエプロン前面側に左右から二つ折りすることによって対向される裏布の他の周辺同士を接続手段で接続することで、この裏布を、紐が挿通された前記上辺を絞込み可能な開口とする袋状に変形可能に構成し、更にエプロン本体の上部両側に腕通し部を構成したものである。
この特許文献1の食事用エプロンによれば、着用されたエプロンは、エプロン本体で胸部を覆い、腕通し部で両腕を覆うことができるので、食事の際に、食べこぼし食品等によってこれらの部位を汚す虞がなくなる。また着用したエプロンは、紐を引いて襟元を絞り込むようになっているので、該襟元と首との間に隙間をなくし得、それらの間から食品の一部が進入する等の虞をなくしている。また前記裏布を構成してあるため、使用後の汚れている可能性のあるエプロン本体等をその中に入れて持ち運び可能になっている。
特許文献2の幼児用使い捨て紙エプロンは、その胸部包囲部を、表面が紙等の不織布で、裏面がポリエチレン製シート等であるラミネート素材で構成し、胸部包囲部以外の部分はポリエチレン製シートのみの単素材で構成したものであり、胸部包囲部及びその両側の袖部を備えた構成のものである。また該胸部包囲部の首回り及び袖部の開口部には伸縮性のあるギャザーを設け、背面両側の縁部には着用した場合に相互を着脱結合するための粘着テープを付設してあるものである。
この特許文献2の構成によれば、幼児に、衣服を着たまま、両袖部に腕を通して着用させることにより、食事等の際に、たとえ、水の飲みこぼしや食品の食べこぼし等が生じても、胸部包囲部表面を構成する不織布の吸湿性により水分等の垂流しを防ぐと共に、胸部包囲部裏面及びその他の部位のポリエチレン製シートの防水性により、それらの染み込みを防止して、衣服が汚れるのを回避することができるものである。
食事の際の食べこぼし等を全て着用しているエプロンで受け取ることができれば、衣服や床等の汚れを防ぐことができる。しかし異常の特許文献1及び2を含めて従来提案されているエプロンは、概ね着用している上着類の汚れまでは回避可能であるように構成されているが、食べこぼしを完全に受け止めることができないため、エプロン着用者の下肢や床その他の周囲の汚れまでは防ぎきれないのが普通である。
特開2004―162236号公報 実開平2―106419号公報
本発明は、以上の従来技術の問題点を解決し、これを着用することにより食べこぼし食品等を周囲に落すのを防止できる、使い勝手の良い、構成の簡単な食事用エプロンを提供することを解決の課題とするものである。
本発明の1は、着用する者の身体前部を覆うエプロン本体と、該エプロン本体の両側部の各々に配した袖部とで構成した食事用エプロンに於いて、
該エプロン本体の両側部と各々対応する袖部との間を連続するシート状の構成とした食事用エプロンである。
本発明の2は、本発明の1の食事用エプロンに於いて、前記エプロン本体を、四辺形のシート部材の両側部以外の部分で構成し、
前記両袖部を、該四辺形のシート部材の両側部を各々内側に折り返し、かつその各折り返し先端部を該シート部材の内側の部位に着脱自在に結合して構成し、
前記エプロン本体の両側部と各々対応する袖部との間の連続するシート状の構成を、該エプロン本体と該両袖部との間を連続するシート部材で構成したものである。
本発明の1の食事用エプロンによれば、幼児や身体動作の不自由な老人、或いは病人等がこれを着用して食事をした場合に、エプロン本体と両袖部の間が連続するシート状となっているため、食べこぼし食品等は、そのエプロン本体や両袖部との間のシート状の部位で受け止められることになり、その周囲、例えば、着用者の下肢や床上等に落ち難く、それらの場所等を汚してしまう虞が少ない。また構成が簡単であるから容易に製造可能であり、着脱も簡単で使い勝手の良いものである。
本発明の2の食事用エプロンによれば、四辺形のシート部材により簡単に構成することができる。
本発明の食事用エプロンは、着用する者の身体前部、即ち、胸や腹部を覆うシート状のエプロン本体と、該エプロン本体の両側に構成した袖部と、該各袖部と前記エプロン本体との間に空隙を形成しないように連続させたシート状の構成とからなるものである。
前記エプロン本体はシート状部材によって構成する。素材を特に限定する理由はなく、従来から用いられている種々の柔軟なシート状部材、例えば、布や紙、或いはビニール等を自由に採用することができる。形状は正面から見て基本的に矩形とし、縦横のサイズは着用者の体格等に合せて決定する。身体前部に装着する手段も、特に限定せず、例えば、エプロン本体の上縁部を首に巻き付け、該上縁部の相互に重なった部分に各種面ファスナー類やボタン又はホック等を配しておいて固定しても良いし、該エプロン本体の上部に開口部を設けて置き、この中に頭部を入れて着用するようにしても良い。前者の構成の場合は雌雄の面ファスナー類の重ね合せ位置を調整して、また後者の構成の場合は該開口部の周囲に紐やゴムを挿通しておき長さを調整することにより、該開口部の周囲を着用者の首に密着させるようにするのが適当である。
前記両袖部とエプロン本体との間を連続するシート状に構成し、その間に空隙が発生するのを排除する手段は、特定の構成に限定する理由はなく、自由な構成を採用することができる。
例えば、エプロン本体の両側部と該エプロン本体の肩部から両側下方に延びる両袖部との間の間隙を、該エプロン本体の両側から延びる同素材のシート部材で埋め、両者間を連続させる構成とすることができる。この構成は、具体的には、例えば、該エプロン本体を構成するシート部材として、その幅方向に必要なだけ寸法を拡大したそれを採用し、その中央部をエプロン本体に構成し、その両側の拡大した部分の一部を各々内側に折り返して袖部を構成し、シート部材の、該両袖部と該エプロン本体の両側部との間を埋めるように連続する部分を、両袖部とエプロン本体との間に空隙が発生するのを排除する手段として用いることとするのが適当である。これによって製造工数の低減や使い勝手の向上を図ることが出来る利点がある。
前記袖部は、一般に用いられる技法で構成することができるが、特定の構成に限定する理由はない。使用時にのみ一時的にそれを構成するような仕様でも良い。例えば、前記のように、一枚のシート部材を利用して、エプロン本体、両袖部及びその間を連続させるシート状部を一体に構成する場合は、該袖部は、使用時にのみ筒状に丸めてその先端側を基部側にホックや各種面ファスナー類等の種々の手段で固定しても良いし、縫製により予め固定的に構成しておくのでも良い。
前記袖部は、必ずしも、着用者の肩の直下から手首まで長袖状に構成する必要はない。もっとも食べこぼし食品等をこれで受け止め周囲に散らさないという観点からは、手首付近から身体前部下部付近までをほぼ完全にカバーする趣旨で、該袖部は、少なくとも、手首から肘付近までを被覆しうる程度には構成するのが適当であり、これによって、上記の趣旨を全うし得ることとなる。この場合は、手首から肘までの部分より上方で肩付近までの部位は腕を被覆する筒状部ではなく平面的に開いた状態になるが、エプロン本体から腕の裏側付近までシート部材が延長されていれば、上記のように、目的は達成可能である。
更に前記エプロン本体の上部には、その上端部を一定の幅だけ折返す構成を採用し、その両側部をそれぞれ後方に丸めた状態に回して相互を重ね合わせる上端部(上記折り返した部分)に、例えば、雌雄の面ファスナーのそれぞれを固設しておき、相互を結合できるようにすることができる。このとき、生じた上部の開口部が着用者の首部を入れるためのそれとなる訳である。この開口部には、周縁に沿って紐孔を構成し、これに紐等を挿通させておき、該開口部に頭部を通してこの食事用エプロンを着用した場合に、該紐を絞って該開口部の周縁を首の周囲に密着させるようにするのが好ましい。
この他、前記エプロン本体の上部中央には着用者の頭部を挿通可能な開口部を設け、かつ該開口部の中央部を後方に裁断し、これによって両側に分断された各側の中央縁部相互にホックや雌雄の面ファスナー類を取り付け、それらで該中央縁部相互を中央部で着脱自在結合できるように構成することもできる。
なお、前記各袖部の先端部には紐やゴムを挿通し締付可能にしたり、前記エプロン本体の下端部に紐やゴムを挿通して該エプロン本体をその前部下方が窪んだ容器状に形成し易く構成しても良い。
従って本発明の食事用エプロンは、以下のように装着して使用することができる。先ず両側の袖部を使用時に丸めて固定する構成の場合は、予め、前記のように、ホック又は面ファスナー類等を相互に結合させて袖部を構成する。次に前記エプロン本体を胸や腹部に当てつつその上縁部を首の両側から後方に回して重ね合せ、その部位に配してある面ファスナー類等で固定する。該エプロン本体の上部に頭部を挿入する開口部が構成してあるような場合は、該開口部に頭部を挿通させた後に、該開口部の周縁を紐等で絞り込み首に密着させる。
続いて、前記両袖部に腕を通せばこの食事用エプロンの着用は完了し、着用者の両腕の間には、着用中は、常時、エプロン本体が容器状をなしつつ抱え込まれた状態になる。
或いは、以上の頭部の開口部への挿通と両袖部への腕の挿入とは順序を変え、両袖部に腕を通した後に、頭部を前記開口部に挿通するような手順で着用することもできる。
なお該食事用エプロンは、当然、着用者が単独で着装することも可能であるが、幼児や身体の不自由な者の場合は、介助者が手伝って着用させるものとする。
以上のように、本発明の食事用エプロンによれば、着用者の胸や腹部の前方に配したシート状のエプロン本体と両側の袖部との間に全く空隙がなく、食べこぼし食品等がその周囲、例えば、着用者の下肢や床等に落下するのを大幅に低減することができる。また簡単な構成のため、上半身が不自由な使用者でも容易に着装でき、使い勝手の向上も図ることができる。また構成が簡単であるため製造も容易である。
この実施例の食事用エプロン1は、図1(a)、(b)及び図2(a)、(b)、(c)に示すように、大まかには、柔軟性シートによって構成したエプロン本体2をベースとして、該エプロン本体2の上縁部を所定幅だけ裏側に折り返して重ね合わせ、他の部位の二倍の厚みの襟部3を構成し、更に該エプロン本体2の裏側の両側部から両側外方に延長した部位の下半分の位置の各々に着用時にのみその形態を作り得る袖部4を構成する。
前記襟部3の両端部の一方には多数の小ループを植設した雌の面ファスナー3aを、他方には多数の小フックを植設した雄の面ファスナー3bを、それぞれ取り付け、着用する者の首に該襟部3を当てた状態で、それらの雌雄の面ファスナー3a、3b相互を対面圧接して結合できるように構成する。
前記エプロン本体2を着用者の身体前面に配し、前記襟部3を、前記のように、前からその首回りに当て、前記のように、面ファスナー3a、3bを対面圧接して結合すると、該襟部3を首に密着させて取り付けることができ、かつ該エプロン本体2を身体の前面、即ち、胸や腹部の前及び下肢の上に垂らした状態に配することができる。なお、前記襟部3を他の部位より2倍の厚さに構成してあるため、以上のような面ファスナー3a、3b相互の結合の際に、その結合操作がやり易くなっている。なおまた該エプロン本体2の素材である柔軟性シートとしては、この実施例では布を用い、基本的に、矩形で、縦横のサイズは使用者の体格等に合せて決定している。
前記エプロン本体2の裏側の両側延長方向下部の袖部4、4は、各々その部位の上下二カ所に雌雄のホック4a、4bを取り付けて構成する。
より具体的には、該エプロン本体2の裏側両側部から両側外方に延長した部位、即ち、図2(a)、(c)に示すように、線m、nより外側の下半分の位置に前記雌雄のホック4a、4bを設ける。その一方の一対のホック4a、4bは、上記下半分の位置の最上部の両側に配設し、他方の一対のホック4a、4bは最下部の両側に配設する。こうして、着用時には、袖部4、4の予定部位、即ち、図2(a)、(c)に示す線m、nよりも外側の部分を、図1(a)、(b)に示すように裏面側に丸める状態に折り曲げ、特に図1(b)に示すように、上下計2対のホック4a、4bの対向する相互を嵌合させて、腕の特に肘から下を通すこととなる袖部4、4を形成することができる。
一方、袖部4、4より上方の半分は、図1(b)中に破線で示すように、両側ともその下側は筒状に絞られるが、上側は次第に広がり、この部位は、図3(a)に示すように、着用時には、肩から上腕部までを覆うことができる肩カバー部5、5となる。なお、図示は省略するが、前記エプロン本体2の下縁部sにはゴムを挿通してあり、必要に応じてこの部位を絞ることができるようになっている。
従ってこの実施例1の食事用エプロン1によれば、以下のように着用して食べこぼし食品等をその周囲に散らしたり落としたりして汚す虞を最大限に減少させることができる。
先ず、予め両袖部4、4を形作っておく。これは、前記し、かつ図1(a)に示すように、各該当部位を後方に丸めて、相互に対向する位置に位置する各一対のホック4a、4bを結合させることにより実行し、こうして、図1(b)に示すように、前記エプロン本体2の両側方下部に袖部4、4を構成することができる。
次に、エプロン本体2を胸や腹部等の身体の前部に当てがいつつ、その上部の襟部3を首の両側から後方に回して重ね合せ、相互の端部に配してある雌雄の面ファスナー3a、3bを圧接して結合固定する。続いて、前記両側の袖部4、4に両側の腕を通せば装着は完了し、図3(a)、(b)に示すように、着用は完了である。なお以上の襟部3の面ファスナー3a、3bの結合と袖部4、4への腕通しは、以上と逆の順序で行っても問題がないのは云うまでもない。
以上のように、この実施例1の食事用エプロン1を着用すると、使用中は、着用者の両腕の間には、常時、前方が袋状に窪んだエプロン本体2が抱え込まれた状態になって位置することになる。
以上のように、この実施例1の食事用エプロン1によれば、首から垂らしたエプロン本体2と左右の袖部4、4との間に空隙がなく、該エプロン本体2は、前記のように、袋状に窪んだ状態で着用者の前方に位置することとなるため、食べこぼし食品等は、そのエプロン本体で受け取られ、床又は下肢上等に落下することは殆どなくなるものである。また襟部3が首に密着しているため、首と襟部3との隙間からそれらが流入することもない。更に、この食事用エプロン1は、簡単な一体構造のため、製造工数の低減は勿論、上半身が不自由な使用者でも容易に着用でき、使い勝手の向上を図ることもできる。
この実施例2の食事用エプロン6は、図4(a)、(b)に示すように、エプロン本体7の形状等は、基本的に、実施例1のそれと同様であるが、その両側部の側方への延長部分がエプロン本体7の両側部との境界線p、qに沿った位置まで折り返され、縫い付けられて袖部8、8が構成されている。また該エプロン本体7の上部から上方への延長部分は下方に折返され、その中央部には頭部を挿通可能なように開口部9が形成してある。折り返された部分の開口部9の両側の部分は、各々肩をカバーする肩カバー部10、10を構成する。また両肩カバー部10、10の中間部、即ち、前記開口部9の背後側中央から下方に直線状に延びる部位はその通りに切断し、この部位に沿って接離自在にファスナー11を取り付ける。
また前記開口部9の周囲には、図示しない紐を挿通し、該紐を絞って該開口部9のサイズを調整可能にしている。なお又前記方カバー部10、10は、前記袖部8、8とは異なり、その下部を開放されたままに構成し、この食事用エプロン6を着用する際には、着用者の肩をその下方から入れやすくしてある。更に又前記各袖部8、8の先端部r、tにはゴム紐を挿通してその手首側を締めることができ、加えて前記エプロン本体7の下縁sにもゴム紐を挿通して、該エプロン本体7の胸や腹部に当接する部位を前方に窪んだ袋状の形態にし易くしている。
従ってこの実施例2の食事用エプロン6によれば、以下のように着用して食べこぼし食品等をその周囲に散らしたり落としたりして汚す虞を最大限に減少させることができる。
予め前記エプロン本体7の上部の開口部9をファスナー11を操作して開いた状態にして置く。その後、該エプロン本体7を着用する者の胸や腹部に当てがいつつ、その開口部9縁を着用する者の首に当て、かつその両側を後方に巻き回した上で、該ファスナー11を操作して、図4(a)及び図5(a)に示すように、該部位を閉じ、これによって該開口部9を閉じる。このとき、前記紐を締めて開口部9を絞り、その縁部を着用者の首に密着させる。続いて、前記両側の袖部8、8に両腕をそれぞれ通せば装着は完了し、図5(a)、(b)に示すように、着用状態となる。
なおこの場合も、着用者の首の開口部9への挿入と袖部8、8への腕通しとは順序が逆になっても問題がないのは云うまでもない。
以上のように、この実施例2の食事用エプロン6によれば、実施例1のそれと同様に、首から垂らしたのエプロン本体7と左右の袖部8、8との間には空隙がなく、かつ着用者の両腕の間には、エプロン本体7が窪んだ状態となって位置しているため、食べこぼし食品等はその上に落ち、周囲への落下を大幅に低減することができる。更に袖部8、8は縫い付けられているため、着用の際の準備の手間が省け、使い勝手の向上を図ることもできる。また、袖部8、8の手首側にはゴムが挿通されていて絞られているため、着用すれば自ずと袖口を閉めることができる。
(a)は実施例1の食事用エプロンの背面側から見た概略斜視図。(b)は着用準備の完了した状態に於ける実施例1の食事用エプロンの背面側から見た概略斜視図。 (a)は実施例1の食事用エプロンの正面図、(b)はその平面図、(c)はその背面図。 (a)は実施例1の食事用エプロンを着用した状態の概略背面図、(b)はその概略正面図。 (a)は実施例2の食事用エプロンの背面図、(b)はその正面図。 (a)は実施例2の食事用エプロンを着用した状態の概略背面図、(b)はその概略正面図。
符号の説明
1 食事用エプロン
2 エプロン本体
3 襟部
3a 雌の面ファスナー
3b 雄の面ファスナー
4 袖部
4a、4b ホック
5 肩カバー部
6 食事用エプロン
7 エプロン本体
8 袖部
9 開口部
10 肩カバー部
11 ファスナー
m、n 線
p、q 境界線
s エプロン本体の下縁部
r、t 袖部の先端部

Claims (2)

  1. 着用する者の身体前部を覆うエプロン本体と、該エプロン本体の両側部の各々に配した袖部とで構成した食事用エプロンに於いて、
    該エプロン本体の両側部と各々対応する袖部との間を連続するシート状の構成とした食事用エプロン。
  2. 前記エプロン本体を、四辺形のシート部材の両側部以外の部分で構成し、
    前記両袖部を、該四辺形のシート部材の両側部を各々内側に折り返し、かつその各折り返し先端部を該シート部材の内側の部位に着脱自在に結合して構成し、
    前記エプロン本体の両側部と各々対応する袖部との間の連続するシート状の構成を、該エプロン本体と該両袖部との間を連続するシート部材で構成した請求項1の食事用エプロン。
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