JP3159442U - 介護服 - Google Patents
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Abstract
【課題】要介護者の着替えを容易化する介護服を提供する。【解決手段】袖部3を備えた前身頃1を後身頃に着脱自在に設けることによって、例えば先ず後身頃だけを要介護者の下に敷き、その後、前身頃1に設けた袖部3に腕を通させ、最後に前身頃1と後身頃を結着させる様にすることで、要介護者及び介護者の負担の軽減を図る。【選択図】図1
Description
本考案は、病人や老人等の介護を受ける者が着用する介護服に関する。
従来より、病院、老人ホーム等では、介護を受ける者(要介護者)が着用する介護服が使用されている。
介護服とは、要介護者の苦痛を和らげ、また介護を施す者(介護者)の作業負担を軽減するべく、要介護者が健常時に着用していた適切な寸法の衣服よりも、幾分大きくして、着脱(着替え)を容易化したものである。
又、着脱性の更なる向上を図るために、例えば、図5に示す様に、首部aの開口から肩部bを経て袖部cの先端までを裁断して、袖部cを筒状態から展開可能とすると共に、裁断端部に設けた継代部dにボタン、面ファスナー等の結着具eを設けることで、筒状に復元可能としたものが提供されている。
介護服とは、要介護者の苦痛を和らげ、また介護を施す者(介護者)の作業負担を軽減するべく、要介護者が健常時に着用していた適切な寸法の衣服よりも、幾分大きくして、着脱(着替え)を容易化したものである。
又、着脱性の更なる向上を図るために、例えば、図5に示す様に、首部aの開口から肩部bを経て袖部cの先端までを裁断して、袖部cを筒状態から展開可能とすると共に、裁断端部に設けた継代部dにボタン、面ファスナー等の結着具eを設けることで、筒状に復元可能としたものが提供されている。
ところが、上記従来の介護服は、例えば、寝たきりの要介護者の場合、先ず要介護者の向きを横向きにし、背中を側方に位置させ、上になった側の腕を一方の袖部cに通させ、後身頃を背中に当てつつ、要介護者を仰向けにし、その後、他方の袖部cと前身頃fの半面を要介護者の下から引きずり出し、かかる袖部cに反対側の腕を通させ、最後に介護服の前を合わせて結着する、との手順を踏まねばならず、袖部cが展開可能であっても、あまり役に立たず、要介護者に負担をかけるばかりか、介護者に高負荷労働を強いるものであった。
本考案は、袖部を備えた前身頃を後身頃に着脱自在に設けることによって、例えば、先ず後身頃だけを要介護者の下に敷き、その後、前身頃に設けた袖部に腕を通させ、最後に前身頃と後身頃を結着させることで、要介護者及び介護者の負担を軽減する様にして、上記課題を解決する。
要するに本考案は、前身頃と後身頃を分離し、袖部を前身頃側に設けたので、後身頃がシート状となり、例えば、寝たきりの要介護者の場合であっても、要介護者の下に後身頃を潜り込ませたり、要介護者を左右に順次少しだけ寝返りさせて、要介護者の下に後身頃を敷くことが容易となり、その後、両袖部に左右の腕を夫々通させると共に、胴体に前身頃を覆い被せ、最後に前身頃と後身頃を結着させれば、至極簡単に着せられ、また脱がせる場合も、上記手順を逆に行うだけで良く、要介護者及び介護者の双方にかかる負担の軽減を図ることが出来る。
袖部は、前身頃の側部に袖本体片を延設し、該袖本体片の上端に上片部を延設すると共に、袖本体片の下端に下片部を延設し、上片部の上端と下片部の下端を着脱自在に繋ぎ留める結着具を設けたので、結着具により上片部と下片部を繋ぎ留めることで、筒状の袖部となり、また筒状態から展開可能であり、例えば、前身頃と後身頃を結着させた後に展開状態の袖部を腕に巻き付け、最後に筒状に戻す様にしても良く、状況に応じて手順を選択させることで、更に着脱を容易にすることが出来る。
袖部先端にその開口を閉じる狭窄具を設けたので、例えば、肘の曲げ伸ばしが不自由な要介護者の場合、袖部を太く調製し、かかる袖部に曲げたままの状態の腕を通させる様にしても、袖部先端を狭窄することにより、袖部先端の開口を閉じて、介護服内外の空気流通を抑制し、介護服の保温性を通常の袖部の衣服と同等に保つことが出来る等その実用的効果甚だ大である。
以下、本考案の介護服につき詳細に説明する。
本考案の介護服は、図1及び2に示す様に、前身頃1と後身頃2が分離されており、袖部3は前身頃1に備えられている。
又、前身頃1の周端部に継代部4を設け、該継代部4に結着具5を設ける一方、後身頃2の周端部に結着具5を設けて、前身頃1を後身頃2に着脱自在と成している。
結着具5は、前身頃1と後身頃2を着脱自在に結着可能なものであれば特に限定せず、例えば、ボタン、ホック、ファスナー等の通常の衣服に使用されているもので良いが、安全性、使い易さの点からして面ファスナーが好適である。
本考案の介護服は、図1及び2に示す様に、前身頃1と後身頃2が分離されており、袖部3は前身頃1に備えられている。
又、前身頃1の周端部に継代部4を設け、該継代部4に結着具5を設ける一方、後身頃2の周端部に結着具5を設けて、前身頃1を後身頃2に着脱自在と成している。
結着具5は、前身頃1と後身頃2を着脱自在に結着可能なものであれば特に限定せず、例えば、ボタン、ホック、ファスナー等の通常の衣服に使用されているもので良いが、安全性、使い易さの点からして面ファスナーが好適である。
図3に介護服の他例を示す。
この介護服は、前身頃1の側部に袖本体片6を延設し、該袖本体片6の上端に上片部7を延設すると共に、袖本体片6の下端に下片部8を延設し、上片部7の上端と下片部8の下端を着脱自在に繋ぎ留める結着具9を設けて、袖部3としており、上片部7と下片部8を繋ぎ留めることで、筒状の袖部となり、また筒状態から展開可能である。
尚、結着具9についても、上記結着具5と同様である。
この介護服は、前身頃1の側部に袖本体片6を延設し、該袖本体片6の上端に上片部7を延設すると共に、袖本体片6の下端に下片部8を延設し、上片部7の上端と下片部8の下端を着脱自在に繋ぎ留める結着具9を設けて、袖部3としており、上片部7と下片部8を繋ぎ留めることで、筒状の袖部となり、また筒状態から展開可能である。
尚、結着具9についても、上記結着具5と同様である。
図4に示す介護服は、袖部3の先端に狭窄具10を設けており、該狭窄具10により、先端の開口を閉じられる様にしたものである。
狭窄具10は、袖部3の先端を絞っ後、その状態を保持可能であれば良く、例えば、スポーツウゥアのズボンの腰部の様に、開口端の内周に紐保持部を周設し、かかる紐保持部に通した紐を引き絞って縛り、狭窄させる様にしても良いし、図4に示す様に、袖部3の先端表面側にベルト保持用のループ11を適宜間隔毎に周設し、一方ベルト12の一端を袖部3の表面に固定し、かかるベルト12をループ11に通して、袖部3に巻き付け、ベルト12の先端に設けた面ファスナー13をベルト12の基端寄りに設けた面ファスナー14に結着させる様にしても良い。
狭窄具10は、袖部3の先端を絞っ後、その状態を保持可能であれば良く、例えば、スポーツウゥアのズボンの腰部の様に、開口端の内周に紐保持部を周設し、かかる紐保持部に通した紐を引き絞って縛り、狭窄させる様にしても良いし、図4に示す様に、袖部3の先端表面側にベルト保持用のループ11を適宜間隔毎に周設し、一方ベルト12の一端を袖部3の表面に固定し、かかるベルト12をループ11に通して、袖部3に巻き付け、ベルト12の先端に設けた面ファスナー13をベルト12の基端寄りに設けた面ファスナー14に結着させる様にしても良い。
1 前身頃
2 後身頃
3 袖部
4 継代部
5 結着具
6 袖本体片
7 上片部
8 下片部
9 結着具
10 狭窄具
11 ループ
12 ベルト
13 面ファスナー
14 面ファスナー
2 後身頃
3 袖部
4 継代部
5 結着具
6 袖本体片
7 上片部
8 下片部
9 結着具
10 狭窄具
11 ループ
12 ベルト
13 面ファスナー
14 面ファスナー
Claims (3)
- 袖部を備えた前身頃を後身頃に着脱自在に設けたことを特徴とする介護服。
- 袖部は、前身頃の側部に袖本体片を延設し、該袖本体片の上端に上片部を延設すると共に、袖本体片の下端に下片部を延設し、上片部の上端と下片部の下端を着脱自在に繋ぎ留める結着具を設けたことを特徴とする請求項1記載の介護服。
- 袖部先端にその開口を閉じる狭窄具を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の介護服。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010001291U JP3159442U (ja) | 2010-03-02 | 2010-03-02 | 介護服 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010001291U JP3159442U (ja) | 2010-03-02 | 2010-03-02 | 介護服 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3159442U true JP3159442U (ja) | 2010-05-20 |
Family
ID=54862714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010001291U Expired - Fee Related JP3159442U (ja) | 2010-03-02 | 2010-03-02 | 介護服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3159442U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012057287A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-03-22 | Matsui Hiromori | 介護用パジャマ |
-
2010
- 2010-03-02 JP JP2010001291U patent/JP3159442U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012057287A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-03-22 | Matsui Hiromori | 介護用パジャマ |
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