JP3148666U - 外出着でも使える介護着 - Google Patents

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Abstract

【課題】迅速にその部位だけを着衣から露出したりして、治療や介護の手当を受けた後、着衣を簡単かつ迅速に整えることができる介護着を提供する。【解決手段】上半身を治療や介護を必要とする人が手当を必要な部位を着衣から、簡単に露出したり、着衣に収めたりするため、前開けの衣類1の首周りから袖の4分の3位までにかけて切開し、切開した部分に自由に開閉できる結合具2,3を取り付ける。袖の4分の3位までに切開しているので、腕を簡単に袖から抜け出すことができる。前開けのボタン等の結合具4をはずせば、胸部や背部も簡単に衣類から露出する。また、手に障害や怪我をしている方には手や腕を簡単に袖から抜けられるように、前開け衣類1の首周りから袖口まで切開し、切開した部分に自由に開閉できる結合具を取り付ける。【選択図】図1

Description

本考案は、日常生活の中でよく行われている腋の下の検温、血圧の測定、腕の注射、点滴など身体の露出の少ない治療行為から身体を大きく衣類から露出しなければならない介護や治療行為まで、美観を損なわず且つプライベートが守られながら、簡単に必要な身体の部位を衣類から露出しやすい服だけではなく、一方素早く露出した身体を着衣の中に収める外出着でも使える介護着に関するものである。
厚着をしている冬の季節に腋の下の検温、血圧の測定、腕の注射、点滴などを受けるため、着衣の袖を一つ一つ捲り上げなければならない。また、胸部や背部の手当てを受けるため衣類の着脱することは介護側や被介護側にとっては、もっともストレスを感じる行為である。
考案の解決しようとする課題
胸部や背部の治療または介護を受けるとき、前開けの衣類を着用すれば、胸部の露出はしやすいが、背部の首から脇辺りまでの露出は難しい。特に、手や腕に麻痺等の障害や怪我をしている方にとって、腕を袖から抜き出すことも非常に難しい。冬の季節に重ね着をしているので、腋下の検温、血圧の測定、上腕部の注射、点滴などを受けるため、着衣の袖を一つ一つ捲くりあげることはとても大変なことです。冬着の素材は厚い素材でできているものが多いので、複数枚の袖を捲り上げると、血管を圧迫して、血圧を正確に測れないものです。治療や介護を終わった後、再び服を着るときも大変面倒なことで、素肌の露出する部分が大きいほど、体温を冷気に奪われ、風邪を引き起こすこともあります。
本考案は上半身を治療や介護を必要とする人のためだけではなく、手や腕に麻痺等の障害や怪我をしている方にも、上半身のどんな部分にもかかわらず、介護や治療の必要な部分があれば、迅速にその部位だけを着衣から露出したりして、治療や介護の手当を受けた後、着衣を簡単かつ迅速に整えるようにするものである。
課題を解決するための手段
本考案は上半身を治療や介護を必要とする人にその手当を必要な部位を着衣から、簡単に露出したり、着衣に収めたりするため、前開けの衣類の首周りから袖の4分の3位までにかけて切開し、切開した部分に自由に開閉できる結合具を取り付ける。袖の4分の3位までに切開しているので、腕を簡単に袖から抜け出すことができる。前開けのボタン等の結合具をはずせば、胸部や背部も簡単に衣類から露出できる。
手に障害や怪我をしている方には手や腕を簡単に袖から抜き出すように、前開け衣類の首周りから袖口まで切開し、切開した部分に自由に開閉できる結合具を取り付ける。
考案の効果
上述のように首周りから袖にかけて切開して、切開した部分をファスナーや面ファスナーやボタンやホック等の結合具で結合するようにしてあるので、結合具の開け閉めによって、上半身の治療や介護の必要な部分だけを簡単且つ迅速に出すことができる。また、素早く露出した部分を服の中に収めることもできます。プライバシーも守られるし、治療や介護の必要な部分だけを露出するだけで、素肌の露出を最小限にとどまり、冬の季節に風邪を引くことも防げる。また、ファスナーやボタンの取り付け位置は身体の外側にあるので、身体にあたることなく、快適に着用することができる。一方、一般的な介護着のように身頃の両脇や袖の脇側を切開してないので、美観が損なわれない。外出着としても、着用することができます。
図1乃至図4は本考案の実施の一つの形態を示すもので、以下の構造とする。
図1に示したように、市販の前開け衣類1の右側の首周りから右の袖口にかけて、スライダー2個2a、2bがある、両端オープンのファスナー2をつける。衣類1の左側の首周りから左の袖口にかけて、同じようにスライダー2個3a、3bがある、両端オープンのファスナー3をつける。右腋の検温、右上腕部の注射を受ける時、上のスライダー2aを肘あたりから首辺りまで移動すれば、図2の右袖に示したように、肘辺りから首辺りまで素早く露出することができる。よって、右脇の検温、右上腕部の注射などを受けることができる。その時、右肘辺りから右の手首までは下のスライダー2bの移動していないので、右肘辺りから右手首までは着衣から、露出していません。
また、左腕を血圧の測定や点滴など受ける時、上のスライダー3aは左肘から左肩辺りまで移動し、同時に下のスライダー3bは左肘から左手首辺りまで、移動し、図2の左袖に示したように、左上腕部から左手首まで、直ちに露出します。血圧の測定、点滴などを容易に受けることができる。
手に麻痺の障害や怪我をしている方の左胸部から左背部にかけての患部の介護や治療を受ける時、筒状の左袖から、腕を引き出すことが難しいので、左袖のオープンファスナー3を完全に分離し、図3に示したように、筒状の左袖を平面状にする。左腕が左袖から完全に露出します。衣類1の前の結合具4をはずせば、左胸部が露出します。左腕と左胸部の着衣を完全に取り払ったため、体を右側に寝返りを打てば、左背部も完璧に露出することができます。同じ要領で右腕や右胸部や右背部も完全に衣類1から露出することができます。よって、左胸部から左背部にかけての患部、または、右胸部から右背部にかけての患部の介護や治療の手当が簡単に受けられる。
胸部の介護や治療を受ける時、衣類1の前の結合具4をはずせば、胸部を簡単に露出し、胸部の介護や治療が容易に受けられる。後ろ首から両肩にかけて、介護や治療を受ける時、スライダー2b、3bを肘辺りまで、移動する。スライダー2a、3aを首周りまで、移動してから、図4に示したように、オープンファスナー2、3を分離させる。従って、後身頃は簡単に腰まで折曲げられ、後ろの首から両肩にかけての部分を簡単に露出します。よって、後ろ首から両肩にかけての介護や治療が容易に受けられる。
上記に述べたように、たとえ手に麻痺の障害や怪我を持っている方にも上半身のどんな部分にもかかわらず介護や治療を必要な部分があれば、簡単に患部を出し、容易に介護や治療をうけることができます。また、介護や治療後、素早く着衣を整えることもできる。
図5は手に麻痺障害や怪我をしていない方のために他の形態を示すもので、右肩の首周りから右袖の4分の3までにかけて切開する。切開した部分に一端オープンのファスナー5をつける。この一端オープンのファスナー5はスライダーが2個5a、5bがある。ファスナーのオープンできる一端は右首周りにつける。左肩の首周りから左袖の4分の3までにかけて切開する。切開した部分に一端オープンのファスナー6をつける。この一端オープンのファスナー6はスライダーが2個6a、6bがある、ファスナーのオープンできる一端は左首周りにつける。
上腕部の注射や脇下の検温、また血圧の測定や点滴等を受ける時、スライダー5a、6aは肩の方向へ、または、5b、6bを手首の方向へ移動すれば、手当の必要な部分を簡単に露出するだけではなく、露出した部分を簡単に着衣に収めることできる。
前胸部の手当を受ける時、衣類1の結合具を外せば、前胸部を簡単に露出し、手当を受けることができる。背部の手当を受ける時、スライダー5b、6bを肘あたりまで、移動する。スライダー5a、6aを首周りまで移動してから、それぞれのオープンファスナーを分離させる。よって、後身頃を腰まで折り曲げ、後ろの首から両肩にかけての部分を簡単に露出します。従って、図4に示したように、後ろ首から両肩にかけての介護や治療を容易に受けられる。
左胸部から左背部にかけての患部を介護や治療を受ける時、左袖に取り付けている一端オープンのファスナー6を分離し、図5に示したように、左腕が左袖から完全に露出します。衣類1の前の結合具4をはずせば、左胸部を露出します。左腕と左胸部の着衣を完全に取っ払ったため、体を右側に寝返りを打てば、左背部も完璧に露出することができます。同じ要領で右腕や右胸部や右背部も完全に衣類1から出することができます。よって、左胸部から左背部にかけての患部、または、右胸部から右背部にかけての患部の介護や治療の手当を簡単にうけられる。
上記に述べたように、一端オープンファスナーのファスナーを両袖につければ、上半身のどんな部分にもかかわらず介護や治療を必要な部分があれば、簡単に患部を出し、容易に介護や治療をうけることができます。また、介護や治療後、素早く着衣を整えることもできる。
図で示したのは一例であって、袖を切開して、ファスナーをつける位置は身体に触れないところなら、どこでも良い。また、結合具として、ファスナーで説明しているが、面ファスナーやボタンやホック等でも良い。
両袖に両端オープンのファスナーをつけた衣類の正面図 スライダーを移動して、腕を露出した衣類の正面図 袖が平面になった衣類の正面図 後身頃を腰まで折り曲げた衣類の背面図 両袖に一端オープンのファスナーをつけた衣類の正面図
符号の説明
1 衣類
2 右袖につける両端オープンのファスナー(結合具)
2a 右袖につける両端オープンのファスナーの肩方向のスライダー(結合具)
2b 右袖につける両端オープンのファスナーの袖口方向のスライダー(結合具)
3 左袖につける両端オープンのファスナー(結合具)
3a 左袖につける両端オープンのファスナーの肩方向のスライダー(結合具)
3b 左袖につける両端オープンのファスナーの袖口方向のスライダー(結合具)
4 衣類の前の結合具
5 右袖につける一端オープンのファスナー(結合具)
5a 右袖につける一端オープンのファスナーの肩方向のスライダー(結合具)
5b 右袖につける一端オープンのファスナーの袖口方向のスライダー(結合具)
6 左袖につける一端オープンのファスナー(結合具)
6a 左袖につける一端オープンのファスナーの肩方向のスライダー(結合具)
6b 左袖につける一端オープンのファスナーの袖口方向のスライダー

Claims (2)

  1. 前開けの衣類の首周りから袖の4分の3位までにかけて切開し、切開した部分に自由に開閉できる結合具を取り付ける外出でも使える介護着。
  2. 前開け衣類の首周りから袖口まで切開し、切開した部分に自由に開閉できる結合具を取り付ける外出でも使える介護着。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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