JP2002209624A - 携帯電話機落下防止用フック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ズボンのポケットに収納する携帯電話機の着脱
容易な落下防止具を提供する。 【解決手段】本体（１）の上部には腰ベルト用フック部
（２）を設け、その下部にストラップ用フック部（３）
を設ける。更に背面部にはズレ防止部（４）を設けるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機の落
下防止具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、クリップをベルトに挟む落下防止
具やベルトに通した接続具を用いて、携帯電話機と連結
して使用するものがあったが、電話機使用時には、何れ
も一旦クリップ等を外すか接続具の解除をしないと使用
できなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする問題】これは次のような欠点
があった。 イ．使用時においては、腰ベルトに着けたクリップまた
は接続具等を一旦外す必要があった。 ロ．ストラップがついていないため、使用時落下の危険
があった。 ハ．着脱に時間がかかった。 本発明は、これらの欠点を解決するために発明されたも
のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】縦長長尺よりなる本体
（１）の上部に断面をＵ字状に曲げた腰ベルト用フック
部（２）を設け、本体の下部に断面をＵ字状に曲げたス
トラップ用フック部（３）を設け、本体背面部にズレ防
止部（４）を設ける。以上の構成よりなる携帯電話機落
下防止具である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明品の実施の形態につ
いて説明する。金属または成型樹脂で作られた縦長長尺
よりなる本体（１）の上部に断面をＵ字状に曲げた腰ベ
ルト用フック部（２）を設ける。このフック部には、腰
ベルト（５）から本体がずれにくいように働く腰ベルト
用バネ部（６）を設ける。つぎに、本体（１）の下部に
断面をＵ字状に曲げたストラップ用フック部（３）を設
ける。本体とストラップ用フック（３）の間は、通常ス
トラップが外れないようにフックのバネ力により軽く閉
じている。さらに、本体（１）の背面部には本体の装着
位置がずれないように、凹凸状を形成したビニール製の
ズレ防止部（４）を設ける。本発明は以上のような構造
で、これを使用するときは腰ベルト用フック部（１）を
上方向に、ストラップ用フック部（３）を下方向にし
て、ズボンのポケット位置近くの腰ベルト内側を、上方
から下方に向け通し固定させる。次に、携帯電話機に装
着されたストラップのループ状の一端をストラップ用フ
ック部（３）に引っ掛ける。

【０００６】

【発明の効果】（イ）ズボンのポケットから携帯電話機
が落下してもフックにストラップが引っ掛っているた
め、ストラップの長さ以上には落下しない。 （ロ）使用時は携帯電話機をポケットから取り出し、上
方に持ち上げるだけでストラップがフックから外れ使用
が可能となる。 （ハ）携帯電話機装着のストラップがそのまま使えるの
で、従来どおり手に通して使えば使用時の落下が防げ
る。 （ニ）本体の着脱が容易ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１． 本体 ２． 腰ベルト用フック部 ３． ストラップ用フック部 ４． ズレ防止部 ５． 腰ベルト ６． 腰ベルト用バネ部 ７． ストラップ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】縦長長尺よりなる本体（１）の上部に断面
   をＵ字状に曲げた腰ベルト用フック部（２）を設け、本
   体の下部に断面をＵ字状に曲げたストラップ用フック部
   （３）を設け、本体背面部にズレ防止部（４）を設けた
   携帯電話機落下防止具。