JP2008255533A - 乳児包被具 - Google Patents

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Yasuhiko Sakanishi
泰彦 坂西
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Abstract

【課題】本発明は、乳児が安心感を保ちつつ、おむつ交換をはじめとして、シートベルトの着脱といった行為をスムーズに行うことができる乳児包被具の提供することを目的とする。
【解決手段】乳児の体を包み込んで保護する乳児包被具10であって、乳児の上半身側部分を包み込むシート状の上側包被シート状部12と、下半身側部分を収容する開口部を備えた袋状の下側収容袋状部13とで形成し、上記上側包被シート状部13を、背部を包む背面シート部14と、該背面シート部14の側方から乳児を包み込み可能にフラップ状に突き出した側方シート部15(16,17)とで形成し、上記開口部Aの縁部25に、上記下側収容袋状部13の内部が露出可能に上記開口部Aを拡開させる拡開手段27を備えた乳児包被具10。
【選択図】図1

Description

この発明は、乳児を包み込んで保護することのできる柔軟なシート状部材で形成した乳児包被具に関する。
上記乳児包被具の中には、例えば、乳児の足部から首部までの頭部を除く体全体を包み込んで保護することのできる「スワドルブランケット」とよばれる乳児包被具が存在し、下記特許文献1において開示されている。
具体的に、上記「スワドルブランケット」は、乳児の頭部を除く全体を背面側から包む背面布(100)を備え、該背面布(100)における下部には、乳児の脚部を収容可能な脚部収容袋(110)が形成されている。
上記「スワドルブランケット」は、上記背面布(100)の左右方向における右側から長片状突出し部(135)が突き出しているとともに、左側から短片状突出し部(130)が突き出している。
しかし、上記「スワドルブランケット」は、乳児の頭部を除く体全体をしっかりと保護した状態で包被することができる反面、保護者が例えば、乳児のおむつの状態をチェックしたり、おむつ交換したりする場合に、非常に手間を要するという難点を有する。
具体的に、おむつ交換の際には、まず、乳児を包んだ状態の長片状突出し部(135)と短片状突出し部(130)とを一枚ずつ展開する。そして、乳児を背面布(100)に仰向け状態から抱きかかえるなどして脚部を脚収容袋部(110)から取り出すといった手順を経る必要がある。
このようにおむつ交換やチェックの度に、上述した一連の手順を経る必要があるため、保護者にとって労力がかかるという難点がある。そして、乳児を上述したようにしっかりと包被した状態から全体を開放した状態にする必要があるため、乳児がぐずつく要因となり、折角、安心感を維持した状態であっても、おむつを交換する度に乳児に不快感を与えることになるといった難点もある。
その他、おむつを交換をする際には、乳児の体全体は包被されていない状態となるため、乳児が暴れるなどして、おむつ交換に労力を要してしまうといった難点も生じる。
国際公開第2004/014163号パンフレット
そこでこの発明は、乳児が安心感を保ちつつ、保護者がおむつ交換をはじめとして、シートベルトの着脱といった行為をスムーズに行うことができる乳児包被具の提供することを目的とする。
本発明の乳児包被具は、乳児の体を包み込んで保護する乳児包被具であって、乳児の上半身側部分を包み込むシート状の上側包被シート状部と、下半身側部分を収容する開口部を備えた袋状の下側収容袋状部とで形成し、上記上側包被シート状部を、背部を包む背面シート部と、該背面シート部の側方から乳児を包み込み可能にフラップ状に突き出した側方シート部とで形成し、上記開口部の縁部に、上記下側収容袋状部の内部が露出可能に上記開口部を拡開させる拡開手段を備えたことを特徴とする。
上側包被シート状部が乳児の上半身部分を包被し、且つ、下側収容袋状部に拡開手段を備えることにより、乳児は、上半身部分を包被された状態であっても、下側収容袋状部の開口部を拡開させて下半身部分のみを露出させることができる。
このため、おむつ交換の度に包み込んだ全体を外す労力を要することもない。さらに、上半身部分は、包被された状態が維持されるため、乳児に安定感を与えた状態でおむつ交換を行うことができる。
上記拡開手段は、例えば、上記開口部の縁部を伸縮自在なゴム紐を配した蛇腹状に形成するなど拡開可能な形態で形成であればよいが、上記開口部の縁部を捲り上げが可能に弛緩した弛緩部で形成することが好ましい。
上記構成により、簡素な構成で上記開口部を拡開可能な構成を実施することができる。
本発明の乳児包被具は、上記側方シート部を、長片状の主側方シート部と短片状の補助側方シート部で形成し、上記主側方シート部と上記補助側方シート部とを、乳児の上半身を包被した状態で互いに重合可能に上記背面シート部の左右各側にそれぞれ一方ずつ形成し、上記主側方シート部と上記補助側方シート部とが互いに重合した状態に固定する固定手段を、上記側方シート部に形成することが好ましい。
上記固定手段により、上記主側方シート部と上記補助側方シート部とを互いに重合させた状態で固定することができるため、不用意に上記側方シート部が開放(展開)されることがなく、しっかりと乳児を包被しておくことができる。
上記固定手段とは、例えば、面ファスナ、ホック、スライドファスナ、ボタン、係止部材(バックル)、紐、或いは、これらを組み合わせたもので形成することができる。
殊に、固定手段を面ファスナで形成した場合、一対の面ファスナどうしを重合させる位置に応じて乳児を包被する強さを調節することができる。
本発明の乳児包被具は、上記開口部の拡開を阻止する拡開阻止手段を、上記上側包被シート状部、又は/及び、上記下側収容袋状部に形成することを特徴とする。
これにより、下側収容袋状部の開口部の縁部が拡開し、これにより、開口部が不用意に開口して乳児の下半身が外部に露出してしまうことを阻止することができる。
本発明の乳児包被具は、シートベルトを連通させるベルト連通孔を、上記下側収容袋状部に形成することができる。
上記構成により、乳児包被具で包被した状態であっても、下半身部分のみを外部に露出させるだけで乳児を、シートベルトを装着した状態でベルト連通孔にシートベルトを連通させてシートベルトの取り付けを容易に行うことができる。
本発明の乳児包被具は、乳児が安心感を保ちつつ、おむつ交換をはじめとして、シートベルトに対する着脱といった行為をスムーズに行うことができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
本実施形態における乳児包被具10は、図1から図4に示すような外観形状により構成している。
図1、図2、図3、図4、及び、図5(a),(b)は、それぞれ本実施形態における乳児包被具10の正面図、背面図、図1におけるA−A端面図、B−B断面矢視図、C−C拡大端面図、D−D拡大端面図を示し、いずれの図もわかり易さを優先して乳児包被具10の構成を模式的に示している。
本実施形態における乳児包被具10は、乳児の頭部を除く足部から首部までの略全体を包み込み可能な柔軟な包込み本体シート11を備えている。
上記包込み本体シート11は、2枚の面布11A,11Bを外側(背面側)と内側(正面側)とを互いに重合させて柔軟に形成している。
上記外側の面布(外面布11A)は、綿製であり、内側の面布(内面布11B)は、綿を毛羽立たせた起毛状に形成している。
乳児包被具10は、上記包込み本体シート11の上側部分を下側部分よりも幅大に形成している。上記包込み本体シート11の上側部分は、乳児の頭部を除く上半身部分を包み込みが可能とする上側包被シート状部12で形成している。
一方、上記包込み本体シート11の下側部分には、乳児の少なくとも脚部全体の下半身部分を収容する袋状の下側収容袋状部13で形成している。
具体的に、上記上側包被シート状部12は、仰臥した状態の乳児の背部が当接される背面シート部14と、該背面シート部14の左右各側方から乳児を包み込み可能にフラップ状に突き出した側方シート部16,17とで一体に形成している。
さらに、乳児包被具10を、図1に示した状態で正面視したとき上記背面シート部14の左側の上記側方シート部16(主側方シート部16)は、長片状に形成し、上記背面シート部14の右側の上記側方シート部17(補助側方シート部17)は、短片状に形成している。なお、主側方シート部16は、補助側方シート部17よりも2倍以上の長さで背面シート部14から突き出して形成している。
これにより、乳児包被具10は、上記主側方シート部16と補助側方シート部17とで乳児の上半身を包被したとき、互いに重合可能に形成している。
また、上記上側包被シート状部12の外周部は、縁取り部18(ステッチ)が形成されている。
上記背面シート部14の上端部は、該上端部を絞った状態で縫着した複数の縫着部19を所定間隔ごとに備えることにより、図3に示すように、該上端部が緩やかに湾曲した立体形状に形成し、仰臥した状態の乳児の背部にフィットするよう形成している。
また、上記上側包被シート状部12には、図1、及び、図2に示すように、上記主側方シート部16と補助側方シート部17とが互いに重合した状態で固定する一対のシート固定用面ファスナ22,23を備えている。
具体的に、上記一対のシート固定用面ファスナ22,23における一方の側は、図1、及び、図5(a)に示すように、シート固定用係止型面ファスナ22で形成し、図2、及び、図5(a)に示すように、上記一対のシート固定用面ファスナ22,23における他方の側は、シート固定用被係止型面ファスナ23(23A,23B)で形成している。
上記シート固定用係止型面ファスナ22は、上記補助側方シート部17の先端部からフラップ状に突き出した2つの突片部24における各側の一方の側の面に縫着している(図1、及び、図5(a)参照)。
なお、上記突片部24は、外形がキャラクタ形状で形成している。
一方、シート固定用被係止型面ファスナ23は、シート固定用被係止型第一面ファスナ23Aとシート固定用被係止型第二面ファスナ23Bとの2つの面ファスナから構成し、いずれも、乳児が接触しても痛くないよう表面全体を剪毛(シャリング)させた雌型の面ファスナで柔軟に形成している。
上記シート固定用被係止型第一面ファスナ23Aは、上記主側方シート部16の基部側における外面布11A側に上記シート固定用係止型面ファスナ22と係止可能に縫着している(図2参照)。これに対して、シート固定用被係止型第二面ファスナ23Bは、上記補助側方シート部17の先端部における内面側に形成している(図1、及び、図5(a)参照)。
続いて上記下側収容袋状部13の構成について説明する。上記下側収容袋状部13は、図3、及び、図4に示すように、その上端部に少なくとも脚部を差し込み可能とする開口部Aを備えている。
具体的に、上記下側収容袋状部13は、包込み本体シート11の下側部分にシート状の袋構成用シート26を対向させ、包込み本体シート11の下側部分に上端部を除いた周縁部を縫着することにより開口部Aを備えた袋状に構成している。
なお、上記袋構成用シート26は、上記包込み本体シート11と同様に外面布11Aと内面布11Bとを互いに重合させて形成している。
さらに、開口部Aの縁部25においては、包込み本体シート11の下側部分の幅よりも袋構成用シート26の上端部の幅を幅大に形成している(図4参照)。このため、開口部Aの縁部25における袋構成用シート26に相当する部分には、弛緩した部分(弛緩部27)が形成されることになる。上記弛緩部27により、上記下側収容袋状部13は、袋構成用シート26を下方へずらす、或いは、捲くりあげるなどして内部を露出可能に形成している。
また、包込み本体シート11の下側部分における中央部には、図2、及び、図3の要部拡大図に示すように、その幅方向に細長形状に形成したシートベルトBを挿通可能なベルト挿通用孔31を形成している。
さらにまた、乳児包被具10は、図1、図3、及び、図4に示すように、上記開口部Aが拡開することを阻止する一対の拡開阻止用面ファスナ33,34を備えている。
具体的に、上記一対の拡開阻止用面ファスナ33,34における一方の側は、拡開阻止用係止型面ファスナ33で形成し、上記一対のシート固定用面ファスナ33,34における他方の側は、拡開阻止用被係止型面ファスナ34(34A,34B)で形成している。
さらに、拡開阻止用被係止型面ファスナ34は、拡開阻止用被係止型第一面ファスナ34Aと拡開阻止用被係止型第二面ファスナ34Bとの2つの面ファスナから構成し、いずれも、乳児が接触しても痛くないよう表面全体を剪毛(シャリング)させた雌型の面ファスナで柔軟に形成している。
上記拡開阻止用係止型面ファスナ33は、上記主側方シート部16の基部側の下端部であって内面布11B側に縫着している(図1、及び、図5(b)参照)。一方、拡開阻止用被係止型第一面ファスナ34Aは、袋構成用シート26の上部における外面布11A側に縫着している(図1、図3、及び、図4の要部拡大図参照)。さらに、拡開阻止用被係止型第二面ファスナ34Bは、上記拡開阻止用係止型面ファスナ33の上方において連設したフラップ状の耳部35に縫着している(図1、及び、図5(b)参照)。
なお、上記耳部35は、その長さ方向の略中間部分で折り曲げて拡開阻止用被係止型第二面ファスナ34Bと拡開阻止用係止型面ファスナ33とを互いに重合可能に形成している。
次に、乳児を保護者が上述した構成の乳児包被具10に包被する手順について図6(a),(b)を用いて説明する。
まず、保護者は、図6(a)に示すように、乳児の脚部を下側収容袋状部13に収容した状態で、乳児を上記包込み本体シート11上に仰臥させる。そして、保護者は、図6(b)に示すように、まず乳児の上半身部分を主側方シート部16で包み込む。さらに、主側方シート部16と補助側方シート部17とが互いに重合するよう主側方シート部16の上側から乳児の上半身部分を補助側方シート部17で包み、上記一対のシート固定用面ファスナ22,23Aとを重合させて固定する。
最後に、保護者は、拡開阻止用係止型面ファスナ33と拡開阻止用被係止型第一面ファスナ34Aとを互いに重合させて、上側包被シート状部12と下側収容袋状部13とを互いに固定する。
以上により、図7に示すように、乳児の上半身部分は、上側包被シート状部12で包被した状態とすることができ、さらに下半身部分は、下側収容袋状部13で収容した状態とすることができる。
よって、本実施形態における乳児包被具10は、図8に示すように乳児の身体を、首部を除いた体全体を包み込むことができ、乳児を安心した状態で睡眠させることができるとともに、乳児が寝返りしてうつ伏せになる危険性も回避することができる。
さらに、主側方シート部16と補助側方シート部17とは、上記一対のシート固定用面ファスナ22,23Aを互いに重合させる位置に応じて、包み込む強さを適切に調節した状態で固定することができる。
さらにまた、乳児包被具10は、図8の要部拡大図に示すように、一対の拡開阻止用面ファスナ33,34Aを互いに重合させることにより、下側収容袋状部13の開口部Aの縁部25が不用意に捲りあがることがないようしっかりと下側収容袋状部13を上側包被シート状部12へと固定しておくことができる。
続いて乳児包被具10の一実施例として、保護者が乳児のおむつを上述した乳児包被具10で包被した状態から交換する実施例について図9(a),(b)を用いて説明する。
なお、図9(a),(b)は、おむつ交換をする際に乳児包被具10が奏する作用説明図を示す。
まず、保護者は、図9(a)に示すように、上側包被シート状部12の下部を下側収容袋状部13に対して持ち上げるなどして一対の面ファスナ33,34Aどうしを離間させる。
そして下側収容袋状部13の開口部Aの縁部25には、弛緩部27を形成しているため、図9(b)に示すように、保護者は、該開口部Aの縁部25が緊張した状態になるまで下側収容袋状部13を下降させたり、捲りあげたりすることにより、下側収容袋状部13の内部に収容した脚部を露出させることができる。
よって、乳児は、頭部を除く上半身部分が上側包被シート状部12に包被した状態に維持され、下半身部分のみが開放した状態となる。
従って、保護者は、図10に示すように、このような状態で乳児のおむつ交換することができるため、おむつ交換の度に上記上側包被シート状部12を含めた全体を開放(展開)させる手間を要することがない。
なお、図10は、おむつ交換している様子を示す説明図である。
さらに、おむつ交換の際中においても、乳児の上半身部分は、包被した状態を維持することができるため、おむつ交換の際中、乳児に安心感を与え続けることができるとともに、乳児が不用意に動くことを回避して安定した状態でおむつ交換することができる。
さらに、下側収容袋状部13の開口部Aの縁部25が緊張した状態になるまで開口部Aを開口させることで内部に収容した脚部を外側へ露出させることができ、該下側収容袋状部13を乳児の下側に位置した状態とすることができる。よって、おむつ交換の際に該下側収容袋状部13が邪魔になることや排泄物で汚れてしまうことがなく保護者は、スムーズにおむつ交換することができる。
勿論、本実施形態の乳児包被具10は、おむつ交換に限らず、他の用途によっても用いることができる。
例えば、他の実施例として本実施形態の乳児包被具10に包被された乳児を座席に備えられたシートベルトBで固定した状態で座席に着席させる実施例について以下で説明する。
なお、シートベルトBを備えた座席Sとしては、具体的にベビーカー(乳母車)、チャイルドシート、或いは、ベビー用チェアなどの座席Sを挙げることができる。
まず、保護者は、乳児包被具10に包被された乳児を座席に着席させる。そして、上述したように下側収容袋状部13のみの包被を開放して脚部のみを露出させた状態とする。
これにより、保護者は、座席Sの座部に備え付けられたシートベルトBを包込み本体シート11の下部に形成した上記ベルト連通孔31に連通させ、さらに、乳児の股間部分前方でバックルの係合を行うことでシートベルトBを装着することができる。
そして再度、脚部を下側収容袋状部13に収容することで、図11、図12に示すように、乳児をシートベルトBに装着しつつ、頭部を除いた体全体を包被した状態で座席Sに着席させることができる。
なお、図示しないが、シートベルトBを取り外す場合も上述した手順と逆の手順により乳児の下半身部分のみを露出させて行うことができる。
従って、本実施形態の乳児包被具10は、このように下半身部分のみの包み込みを開放するだけでよいため、乳児が睡眠中であっても目を覚してしまうことがなく、乳児を包被した状態からでもシートベルトBの着脱を容易に行うことができる。
また、本実施形態の乳児包被具10は、シート固定用係止型面ファスナ22をシート固定用被係止型第一面ファスナ23Aに重合させないときには、シート固定用係止型面ファスナ22をシート固定用被係止型第二面ファスナ23Bに重合させておくことができる。
さらに、拡開阻止用被係止型第一面ファスナ33を拡開阻止用被係止型第二面ファスナ34Aに重合させない状態においては、拡開阻止用係止型面ファスナ33を拡開阻止用被係止型第二面ファスナ34Bに重合させておくことができる。
これにより、本実施形態の乳児包被具10を、例えば、上側包被シート状部12も含めて全体を展開した状態において、シート固定用係止型面ファスナ22や拡開阻止用係止型面ファスナ33に乳児が接触して苦痛を感じたり、ケガをしたりしてしまうことを回避することができる。
なお、本実施形態においては、本実施形態の乳児包被具10についておむつ交換とシートベルトを着脱する実施例について説明したが、本発明の乳児包被具は、これら実施例に限定せず、その他にも様々な実施例で用いることができる。
また、上述した実施形態と、この発明の構成との対応において、この実施形態の一対のシート固定用面ファスナ22,23は、この発明の固定手段に対応し、以下同様に、
一対の拡開阻止用面ファスナ33,34は、拡開阻止手段に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
本実施形態における乳児包被具の正面図。 本実施形態における乳児包被具の背面図。 図1におけるA−A端面図。 図1におけるB−B矢視断面図。 図1におけるC−C端面図(a),D−D端面図(b)。 本実施形態における乳児包被具の作用説明図。 本実施形態における乳児包被具の使用状態を示す外観図。 本実施形態における乳児包被具の使用状態を断面で示した説明図。 本実施形態における乳児包被具の作用説明図。 本実施形態における乳児包被具の作用を説明する外観図。 本実施形態における乳児包被具の作用説明図。 本実施形態における乳児包被具の作用を説明する外観図。
符号の説明
10…乳児包被具
12…上側包被シート状部
13…下側収容袋状部
15…背面シート部
14…側方シート部
16…主側方シート部
17…補助側方シート部
14…背面シート部
22,23…一対のシート固定用面ファスナ
23A…シート固定用被係止型第一面ファスナ
23B…シート固定用被係止型第二面ファスナ
25…開口部の縁部
27…弛緩部
31…ベルト挿通用孔
33,34…一対の拡開阻止用面ファスナ
33A…拡開阻止用被係止型第一面ファスナ
34B…拡開阻止用被係止型第二面ファスナ

Claims (5)

  1. 乳児の体を包み込んで保護する乳児包被具であって、
    乳児の上半身側部分を包み込むシート状の上側包被シート状部と、下半身側部分を収容する開口部を備えた袋状の下側収容袋状部とで形成し、
    上記上側包被シート状部を、背部を包む背面シート部と、該背面シート部の側方から乳児を包み込み可能にフラップ状に突き出した側方シート部とで形成し、
    上記開口部の縁部に、上記下側収容袋状部の内部が露出可能に上記開口部を拡開させる拡開手段を備えた
    乳児包被具。
  2. 上記拡開手段を、上記開口部の縁部を捲り上げが可能に弛緩した弛緩部で形成した
    請求項1に記載の乳児包被具。
  3. 上記側方シート部を、長片状の主側方シート部と短片状の補助側方シート部で形成し、
    上記主側方シート部と上記補助側方シート部とを、乳児の上半身を包被した状態で互いに重合可能に上記背面シート部の左右各側にそれぞれ一方ずつ形成し、
    上記主側方シート部と上記補助側方シート部とが互いに重合した状態に固定する固定手段を、上記側方シート部に形成した
    請求項1、又は、請求項2に記載の乳児包被具。
  4. 上記開口部の拡開を阻止する拡開阻止手段を、上記上側包被シート状部、又は/及び、上記下側収容袋状部に形成した
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の乳児包被具。
  5. シートベルトを連通させるベルト連通孔を、上記下側収容袋状部に形成した
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の乳児包被具。
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