JP4881012B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタあるいは複写機などの電子写真プロセスを用いた画像形成装置に関する。
レーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置において、その印刷動作は、露光、現像、転写、定着というプロセスを経て行われる。具体的には、まず、光源(例えば、半導体レーザなど)から出射された光ビーム(例えば、レーザビーム)は、画素単位の画像データ(画像信号)に基づいて変調される。次に、変調された光ビームが多面鏡(例えば、ポリゴンミラーなどの回転多面鏡。偏光器とも称する。)によって、感光体ドラム表面上にラスタースキャンすることにより、印刷する画像の静電潜像が形成され、静電潜像は、現像装置によってトナー像として現像される。次に、トナー像は、転写ローラによって転写材(記録紙)に転写された後、定着装置によって定着熱により、転写材上のトナー像が定着されることで、転写材に画像が形成される。
しかし、加熱によりトナー像の定着を行う際に、転写紙に含まれていた水分の一部が定着時の熱により蒸発するため、定着後は転写材は収縮して寸法変化を生じる。この収縮率は、転写紙の種類や厚みによって異なり、長さにして0.1〜0.5%程度である。定着により収縮した転写紙は、その後、再度水分を吸収して伸長し原寸に戻るが、原寸に戻るためには15〜20分程度の時間を要する。このような転写紙の定着時における収縮とその後の伸長によって転写紙上に形成された画像も同様の寸法変化を起こす。
従って、転写紙の両面に画像形成を行う両面印刷モードにおいては、表面(第1面)に像を転写して定着したのち、転写紙が0.1〜0.5%程度収縮した状態で裏面(第2面)に画像形成を行うことになる。このため、裏面の画像形成後に、転写紙が再度水分を吸収して伸長して原寸に戻ったときには画像が拡大してしまい、表面と裏面の画像サイズが異なり、表面と裏面の見当(表裏レジスト)がずれてしまうという不具合が生じる。
そこで、両面印刷モードにおける上記の問題を解決するために、両面印刷時の出力画像に対する表裏の画像サイズの整合をとり高精度レジストを実現する手段を有する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
この画像形成装置の場合、画素長は基本クロックから基本クロックの整数倍の高周波クロックを発生する高周波クロック発生装置の高周波クロック複数個分で構成する。そして、両面印刷モードにおける表面作像時と裏面作像時での主走査方向の収縮に対しては、画素幅を収縮する画素に対して、構成する高周波クロック数を減らすことにより調整を行なっている。また、副走査方向の収縮に対しては、偏光器の回転数を表面画像形成時に対して増速することにより調整を行っている。
特開2004−25841号公報
しかしながら、上記説明したような偏光器の回転数を変更して両面印刷における副走査方向の収縮を調整する方法では、印刷時間を短縮して高生産性を達成しようとする場合に、以下の問題があった。
すなわち、両面印刷時に、第2面目(裏面)の副走査倍率を合わせるために偏光器の回転数を変更する場合には、第1面目(表面)の書き込み終了後に偏光器の回転数変更を行うことになる。しかし、偏光器は回転数を変更してから所定の制定時間が経過しないと回転数が安定しないため第2面目の書き出しタイミングは偏光器の制定時間経過後(偏光器の回転数が安定した時間後)に設定しなければならない。このため1面目と2面目の紙間を詰めることにより印刷時間を短縮して印刷の高生産性を達成しようとする場合には、上記制定時間より短く紙間を設定することができないため、印刷の高生産性を達成するための障害となっていた。
本発明は、上記説明した従来技術の問題点を解決することを出発点としてなされたものである。本発明の目的は、例えば、両面印刷時などにおいても高画質な画像を形成しながら印刷時間を短縮して高生産性を達成することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、以下の構成を有する。すなわち、同一の感光体に対応して設けられ、第1速度で回転する第1多面鏡及び前記第1速度と異なる第2速度で回転する第2多面鏡を備え、前記第1多面鏡及び前記第2多面鏡のいずれか一方で偏向された光ビームが照射されることによって前記感光体上に形成される潜像をトナー像として現像し、転写部において前記感光体上に形成されたトナー像を記録媒体に転写し、前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体上に加熱定着することによって、前記記録媒体上にトナー像を形成する像形成手段と、前記像形成手段が前記記録媒体の表面にトナー像を形成した後に当該記録媒体の裏面にトナー像が形成されるように、前記表面と前記裏面とを反転させた当該記録媒体を前記転写部に搬送する搬送手段と、前記第1多面鏡で偏向された光ビームによって、前記記録媒体の表面に形成するトナー像に対応する潜像が前記感光体上に形成され、前記第2多面鏡で偏向された光ビームによって、前記搬送手段によって反転され前記表面にトナー像が形成された記録媒体の裏面に形成するトナー像に対応する潜像が前記感光体上に形成されるように、前記感光体上に潜像を形成する際に前記光ビームを偏向させる多面鏡として前記第1多面鏡及び前記第2多面鏡のいずれか一方を選択する制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、両面印刷時などにおいて高画質な画像を形成しながら印刷時間を短縮して高生産性を達成することができる画像形成装置を提供することができる。
<第1の実施形態>
以下、図面に基づき本実施形態の画像形成装置について説明する。
[特徴]
本実施形態の画像形成装置では、2つの異なる速度で互いに逆方向に回転する2つの多面鏡(ポリゴンミラーなどの回転多面鏡)を有するレーザスキャナ(光ビーム走査装置)を用いて記録媒体の両面印刷を行うことを特徴とする。このため、両面印刷の第1面の印刷時には第1速度で回転する第1多面鏡を用い、第2面(裏面)の印刷時には記録媒体の収縮を調整するために第2速度で回転する第2多面鏡を用いて光ビームの進行方向を偏向させて走査光とすることができる。その結果、従来の1つの多面鏡を用いる場合のように第1面印刷後に多面鏡の回転速度が安定するまで待機する時間が不要になるので、高品質を維持しながら印刷時間を短縮することができる。
[画像形成装置:図1]
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成を模式的に示す縦断面図である。本画像形成装置は、画像形成部であるプリンタ部1と画像読取部であるリーダ部2とを備える。
まず、リーダ部2の構成を説明する。3は原稿を積載する原稿台ガラス、4は原稿面に対して光を照射するランプである。6、7、8はミラー、9はレンズ、10はCCDユニットであり、ランプ4とミラー6が移動して原稿台ガラス3上の画像を走査する。すると、原稿からの反射光はミラー6、7、8によりレンズ9へと導かれ、レンズ9によりCCDユニット10に集光し、CCDユニットが画像情報を読み取る。また、11はコントローラ部であり、CCDユニット10から送られてきた画像信号を処理し、プリンタ部1の露光部12へと送る。
次に、プリンタ部1の説明をする。12a、bは露光部であるレーザスキャナ、13は感光体ドラム、14は現像器、15は転写・分離帯電器、16は定着器、17は反転排紙部、21はカセット、Pは用紙(記録媒体)である。
まず、レーザスキャナ12a、bは、コントローラ部11から送られてきた画像信号(画素単位の画像データ)を元にレーザ光を出射し、このレーザ光で感光体ドラム13上を露光走査する。このレーザ光の露光走査により感光体ドラム13上にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光体ドラム13上に形成された潜像は、現像器14によりトナーを供給されることで感光体ドラム13上にトナー像として可視像化(現像)される。また、用紙Pは上記潜像とタイミングを合わせてカセット21a、b、c、dから送り出され、レジストローラー20でレジを補正後、転写・分離帯電器15に送られる。そして転写・分離帯電器15では、用紙Pに対しトナー像を転写すると共に、感光体ドラム13上に静電吸着している用紙Pを引き剥がし、搬送部によって定着器16へと搬送していく。定着器16では、用紙P上のトナー像が熱圧されて用紙P上に定着される。
反転排紙部17は、本画像形成装置を用いる片面印刷時においては、用紙Pを搬送するための2つのパスを持つ。第1のパスは、定着器16を通過した用紙Pを、直接パス17aから17fに通して機外に排出するストレート排紙パスである。第2のパスは、定着器16を通過した用紙Pを一度、パス17a→17b→17d→17cへと送り込み、ここでスイッチバックしてパス17c→17d→17eへと送り込んで機外に排出する反転排紙パスである。上記一連の工程を繰り返すことにより複数枚の片面印刷による画像形成が可能となる。
また、本画像形成装置を用いる両面印刷時においては、1面目が定着器16を通過後、パス17a→17b→17d→17cへと送り込む。このとき、用紙Pの後端は反転ローラー18に狭持されるまで送り込まれ、その後、反転ローラー18がスイッチバックして用紙Pを反転経路19へと導いていく。反転経路19へと搬送された用紙Pは、再びレジストローラー20でレジを補正後、転写・分離帯電器15に送られて2面目の画像を形成し、ストレート排紙パスを通って機外に排出される。上記一連の工程を繰り返すことにより複数枚の両面印刷による画像形成が可能となる。
[レーザスキャナの構成:図2A]
図2Aは、画像形成装置における露光部であるレーザスキャナ12a、bの例示的な上視図である。
本実施形態のレーザスキャナ12a、bは、図に示すように第1のレーザスキャナ12aと第2のレーザスキャナ12bが感光体ドラム13を介して対称に配置されており、ドラム面に対し同方向から走査を行っている。そのため第2のレーザスキャナ12bの多面鏡31は第1のレーザスキャナ12aの多面鏡31(反時計回りに等角速度Vaで回転)とは逆方向に第1のレーザスキャナ12aとは異なる速度で回転(時計回りに等角速度Vbで回転)を行っている。
以下の説明では、レーザスキャナ12aの構成についてのみ説明するが、レーザスキャナ12bの構成はレーザスキャナ12aと同様である。
31aは多面鏡(ポリゴンミラーなどの回転多面鏡)、32aはレーザ駆動部、33aは半導体レーザである。半導体レーザ33aの内部にはレーザ光の一部を検出するPD(photodiode)センサー(不図示)が設けられ、PDセンサーの検出信号を用いてレーザダイオードのAPC(auto power control)制御を行う。
半導体レーザ33aから出射されたレーザビームはコリメータレンズ34a及び絞り35aによりほぼ平行光となり、所定のビーム径で偏光器31aに入射する。多面鏡31aは矢印の方向(反時計回り)に等角速度Vaの回転を行っており、この回転に伴って、多面鏡31に入射した光ビームが連続的に角度を変える偏向ビームとなって反射される。
偏向ビームとなった光は、第1のf−θレンズ37a、折り返しミラー38a、第2のf−θレンズ39aにより集光作用を受ける。一方、f−θレンズは同時に走査の時間的な直線性を保証するような歪曲収差の補正を行う為に、光ビームは、像担持体としての感光ドラム13上に図の矢印の方向に等速で結像するように走査される。なお、36aは偏光器31aからの反射光を検出するビームディテクト(以下、BD と呼ぶ)センサであり、BDセンサ36aの検出信号は多面鏡31aの回転とデータの書き込みの同期をとるための同期信号として用いられる。
なお、APC制御とは、1走査中のレーザ光の光量を一定に保持するために、1走査中の光検出区間でレーザ光の出力を検出して半導体レーザの駆動電流を1走査の間保持する制御である。半導体レーザは温度特性を持っており、温度が高くなるほど一定の光量を得るための電流量は増加する。また、レーザは自己発熱するため、一定の電流を供給するだけでは一定の光量を得ることができず、これらは画像形成に重大な影響を及ぼす。そこで、1走査毎に上記APC制御を用いて、各走査毎の発光特性が一定になるように、各走査毎に一定に流す電流量を制御する。こうして一定光量制御されたレーザ光を画像処理回路(不図示)で変調された画像データでOFF/ONすることで感光体ドラム上に潜像を形成することができる。
このように本実施形態の画像形成装置は、2つの等角速度の異なるレーザスキャナ12a、bを有しているので、このレーザスキャナ12a、bを使用用途に応じて切り替えて書き込みを行うことができる。例えば、両面印字の場合、第1面をレーザスキャナ12aを用いて書き込み、第2面をレーザスキャナ12bを用いて書き込むことができる。その結果、本画像形成装置では、従来の画像形成装置(レーザスキャナが1つ)のように多面鏡の回転数を変更してから回転数が安定するまでの所定の制定時間を待たなくても2面目の走査が開始できるので、両面印字時の生産性をより向上することができる。
なお、本実施形態では、図2Aに示すようにレーザ走査位置をずらしているため、第2のレーザスキャナ12bの書き込み開始タイミングを感光体ドラム面上のずれ分Aだけ遅らせている。しかし、より高生産性を達成するために、例えば、レーザ走査位置を同一位置で走査するように変更してもよい。
[レーザスキャナの別の構成の一部:図2B]
なお、上記説明した2つのレーザスキャナa、b(2つのレーザ駆動部)を使用する例は一例であり、例えば、図2Bに示すように、2つの多面鏡31a、多面鏡31b、回転する偏向鏡50およびレーザ駆動部32aを図のように配置してもよい。この場合には、1つのレーザ駆動部32aからのレーザ光を偏向鏡50が回転することにより多面鏡31aまたは多面鏡31bに出社することができる。その結果、上記説明した2つのレーザ駆動部を用いる場合と同様に、2つの多面鏡31aと多面鏡31bとから2つの異なる走査光を発生することができる。なお、この場合には、レーザ駆動部32aを駆動する画像データとして、図2Aで説明した画像データaと画像データbとを用いればよい。
[両面印字時のレーザスキャナ切替動作:図3]
上記説明した本画像形成装置において、両面印字時の第1面印字(表面)と第2面印字(裏面)における2つのレーザスキャナの切替動作について図3を用いて説明する。
300は両面印字時における1面目を、320は両面印字時における2面目(収縮補正有り)を示している。なお、310は本画像形成装置の特徴を説明するために比較として使用するものであり、両面印字時における2面目(収縮補正無し)を示している。
前述したとおり、本実施形態の構成では2つのレーザスキャナ12a、12bを有しており、両面印字時には、第1面目を第1のレーザスキャナ12a、第2面目を第2のレーザスキャナ12bで走査するように切り替えて使用する。
通常、両面印字時の第1面の印字時には、定着器の熱により用紙中の水分が蒸発し、定着後の紙が収縮(例えば、0.1〜0.5%)する。そのために、第1面の印字時にこの収縮を見込んだ補正をしない場合の書き込まれる画像サイズSa、Taは、300と310に示すように第1面目と第2面目で等しい。
このため、310で書き込み開始位置(x1、y1)の反対側に位置する主走査余白部Xaと副走査余白部Yaは、310に示す第2面目では、定着後の紙の収縮によりXb、Ybと少なくなり、表裏の画像位置がずれてしまう。
そのため、本実施形態では、第2のレーザスキャナ12bの速度を第1のレーザスキャナ12aとは異なる速度にするために、例えば、操作部(不図示)から用紙種別を設定(例えば、紙種A、B、C、DからAを設定)する。本画像形成装置では、予め用紙の伸縮に応じた伸長画素テーブルと基準周期テーブルおよび伸長画素テーブルと基準周期テーブルに対応するクロック数と多面鏡31の回転数が記憶部に記憶されている。そこで、設定された紙種に対応するクロック数と多面鏡31の回転数が伸長画素テーブルと基準周期テーブルに基づいて記憶部から読み出されることにより設定される。その結果、320に示すように第2面目の画像(潜像)を走査する場合は、画像サイズSb、Tbは用紙の収縮の分だけ縮小された画像(潜像)を走査することができる。
また、本画像形成装置では、設定された紙種に対して320に示すように、2面目の書き込み開始位置(x'1,y'1)も、用紙の収縮を考慮して1面目と余白が同じになる位置から走査開始できるように設定されている。その結果、2面目の余白Xc、Ycは1面目の画像が縮んでできた余白と等しくなり、表裏のレジストを高精度に合わせこむことができる。
[主走査方向の収縮調整]
次に、上記説明した本画像形成装置を用いて両面印字を行う場合の主走査方向、副走査方向の収縮を調整する方法について説明する。
最初に主走査方向の収縮を調整する方法について説明する。本画像形成装置では、両面印刷における主走査方向の収縮に調整に対しては、特開2004−25841号公報に記載された方法に準じて行うのでその詳細は省略し、その概要を以下簡単に説明する。
両面印刷における第2面(裏面)の潜像形成時における主走査方向の収縮を調整するために、画素幅を収縮する画素に対して構成する高周波クロック数を減らすことによる調整を行う。具体的には、図5に示すように紙種ごとに予め設定された伸長画素テーブルが記憶部に記憶されている。そこで、紙種Aが操作部(不図示)から選択されると、用紙の第1面(表面)への画像形成を行う場合には伸長画素数データとして2が設定されているので、2だけ画素数を伸長する。一方、用紙の第2面(裏面)への画像形成を行う場合には伸長画素数データとして0が設定されているので、画素数を伸長しない。次に、上記設定に基づいて、画素幅を収縮する画素に対して、構成する高周波クロック数を減らす。その結果、両面印刷における第2面(裏面)の潜像形成時における主走査方向の収縮を調整することができる。
[副走査方向の収縮調整(多面鏡の制御):図4]
次に、上記説明した2つのレーザスキャナ12a、bを有する本画像形成装置を用いて両面印字を行う場合に異なる回転速度の多面鏡31a、bを用いて副走査方向の収縮を調整する方法について図4を用いて説明する。なお、以下の説明では、多面鏡31aの動作を説明するが、多面鏡31bの動作も基本的には多面鏡31aの動作と同様である。
多面鏡31aはスキャナモータ40aによって所定回転(Va)で回転(反時計回り)する。このスキャナモータ40aの動作としては、スキャナモータ制御部50にてBDセンサ36aで1ライン毎に検出されるBD信号の周期を周期比較部52に入力する。一方、操作部から選択された紙種Aが基準周期発生部51に入力されると、紙種Aに対応するBD信号基準周期が周期比較部52に入力される。周期比較部52では、入力されたBD信号の周期と基準周期発生部51で生成された基準周期と比較し、比較結果を演算部53に出力する。すると、演算部53では、BD信号の周期が目標周期になるように加減速信号aをスキャナモータ40aに出力する。そこで、スキャナモータ40aは、加減速信号aに基づいて多面鏡31aが安定に回転するように制御する。このようにして、レーザスキャナ12aでは、多面鏡31aが常に設定された回転速度(Va)で安定して回転(反時計回り)するように制御される。同様にして、レーザスキャナ12bでも多面鏡31bは常に設定された回転速度(Vb)で安定して回転(時計回り)するように制御される。
基準周期発生部51には、図5に一例を示す基準周期テーブルが格納されている。ここで、例えば、トナー画像を定着した後に収縮しない紙種に画像形成するためのBD信号基準周期を100.00%とし、操作部により紙種Aが選択されているとする。
このときの用紙(紙種A)の表面(第1面)に画像形成する際には、図5の基準周期テーブルにおける紙種AのBD信号基準周期(表面)を参照し、BD信号基準周期を100.03%とする。
続いて、用紙の裏面に画像形成する際には、図5のテーブルにおける紙種AのテーブルのBD信号基準周期(裏面)を参照し、BD信号基準周期を100.00%として、スキャナモータの制御を行い画像を形成させる。つまり、BD信号に対する目標周期を短くし回転多面体の回転速度が速くなるようにスキャナモータを制御することで、画像の副走査方向への伸長を行うことができる。
上記説明では、用紙の収縮(縮み)分は予め基準周期テーブルとして格納されている例を用いて説明した。しかし、用紙の収縮分は予め設定するのではなく、図1に示すように、反転経路19内に1面目の定着終了後の用紙サイズを検知するCCDセンサやCISセンサ、反射型センサなどの検知センサ22を配置して測定してもよい。この場合には、センサ22の検出結果である用紙の縮み量の測定結果に応じて第2のレーザスキャナ12bのクロック数と回転数とを決定する構成とすることができる。
また、本実施形態では第1面目の走査倍率を画像データと等倍で走査し、第2面目で調整を行っている。しかし、第1面目の画像Sa、Taの縮みを考慮して第1面目を予め少し拡大して走査し、定着後に等倍になるようにしてもよい。この場合には、2面目を画像データと等倍で走査でき、レジスト精度だけでなく用紙縮みによる倍率の変動も補正することができる。
[画像形成処理:図6]
上記説明した本画像形成装置を用いて両面印刷する場合の画像形成処理について、図6を用いて説明する。図6の処理は、本画像形成装置のCPU(不図示)がROM(不図示)に格納された制御プログラムに基づいて、各部を制御しながらRAM(不図示)を作業領域として用いて実行するものである。
まず、ステップS601において、印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブが両面印刷か片面印刷かを判別し、両面印刷の場合にはステップS602に進む。
ステップS602では、記録媒体の第1面(表面)の印刷を上記説明した第1のレーザスキャナ12aを用いて行うように制御する。すなわち、多面鏡31aを用いて感光体ドラム上に潜像を形成後、潜像を現像して記録媒体上にトナー像を転写し、定着することにより画像を形成するように制御する。
行う。次に、ステップS603に進み、記録媒体の第2面(裏面)の印刷を上記説明した第2のレーザスキャナ12bを用いて行うように制御する。すなわち、多面鏡31bを用いて感光体ドラム上に潜像を形成後、潜像を現像して記録媒体上にトナー像を転写し、定着することにより画像を形成するように制御する。
次に、ステップS604に進み、全ての印刷が終了したか否かを判別し、全ての印刷が終了していない場合にはステップS602に戻って、上記説明した処理を継続する。一方、ステップS604で、全ての印刷が終了した場合には、一連の作業を終了する。
一方、ステップS601において、印刷ジョブが片面印刷の場合にはステップS605に進む。ステップS605では、記録媒体の第1面(表面)の印刷を上記説明した第1のレーザスキャナ12aを用いて行うように制御する。すなわち、多面鏡31aを用いて感光体ドラム上に潜像を形成後、潜像を現像して記録媒体上にトナー像を転写し、定着することにより画像を形成するように制御する。
次に、ステップS606に進み、全ての印刷が終了したか否かを判別し、全ての印刷が終了していない場合にはステップS605に戻って、上記説明した処理を継続し、ステップS606で、全ての印刷が終了した場合には、一連の作業を終了する。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態の画像形成装置について説明する。なお、以下の説明では、第1の実施形態と共通する部分の説明は重複するのでその説明を省略し、異なる部分の説明についてのみ説明する。
[特徴]
本実施形態の画像形成装置が第1の実施形態の画像形成装置と異なる点は、多面鏡(回転多面鏡)の回転方向を同一とした構成および両面印刷時に用紙の表裏をねじり反転しながら搬送する構成である。このため、第1の実施形態と同様に、両面印刷の際には、第1面を第1速度で回転する第1多面鏡を用い、第2表面を記録媒体の収縮を調整するために第2速度で回転する第2多面鏡を用いて光ビームの進行方向を偏向させて走査光とすることができる。さらに、回転方向を同一とした2つの多面鏡により、図9Bに示すように感光体ドラム上に走査方向が逆の書き込みを行うことができる。その結果、従来の1つの多面鏡を用いる場合における第1面印刷後に多面鏡の回転速度が安定するまでの待機する時間が不要になる。また、用紙の表裏のねじり反転によりレーザの書き込み基準位置が1面目と2面目とで用紙の反対側にすることができるので、用紙自体のサイズばらつきによる書き込み基準のばらつきを防止することもできる。従って、高品質を維持しながら印刷時間を短縮することができる。
[画像形成装置:図7]
図7は、本実施形態の画像形成装置の構成を模式的に示す縦断面図である。本画像形成装置は、画像形成部であるプリンタ部1と画像読取部であるリーダ部2とを備える。
本実施形態の画像形成装置において、リーダ部2、レーザスキャナ12a、b、感光体ドラム13、現像器14、転写・分離帯電器15、定着器16、カセット21a、b、c、d、用紙Pは、上記説明した第1の実施形態の画像形成装置と同一構成である。従って、それらの説明は省略する。
本実施形態と第1の実施形態の画像形成装置の構成の違いは、反転排紙部17から反転経路19までの構成である。すなわち、反転排紙部17においては、第1の実施形態と同様に、片面印刷時においては、用紙Pを搬送するための2つのパスを持つ。第1のパスは、定着器16を通過した用紙Pを、直接パス17aから17fを通して機外に排出するストレート排紙パスである。第2のパスは、定着器16を通過した用紙Pを一度、パス17a→17b→17d→17cへと送り込み、ここでスイッチバックして17c→17d→17eへと送り込んで機外に排出する反転排紙パスとの2つのパスを持つ。上記一連の工程を繰り返すことにより複数枚の片面印刷による画像形成が可能となる。
また、本画像形成装置を用いる両面印刷時においては、1面目が定着器16を通過後、パス17a→17b→17dへと送り込み、そのまま用紙Pを反転経路19へと導いていく。反転経路19は、特開2002−20000号公報で開示されている、4つの変更ガイドローラと2本のベルトによって用紙搬送方向と直行する方向に用紙をねじりながら搬送する、ねじり反転機構を有している。そのため、反転経路19内で用紙の表裏を反転し、再びレジストローラー20でレジを補正後、転写・分離帯電器15に送られて2面目の画像を形成し、ストレート排紙パスを通って機外に排出される。
また、レジストローラー20で用紙の位置を補正する際には、用紙先端側の傾きをレジストローラー20で補正後、不図示の横レジ検知センサによって用紙横位置を検知する。そして、検知された用紙横位置を用いて、レジストローラー20を図9Bに記載の用紙基準位置まで横移動することにより、各用紙の用紙位置をあわせる。上記一連の工程を繰り返すことにより複数枚の両面印刷による画像形成が可能となる。
[レーザスキャナの構成:図8]
次に、図8、図9を参照して本実施形態におけるレーザスキャナ12a、bの構成および両面時の書き込み開始位置について説明する。
図8は、レーザスキャナ12a、bの例示的な上視図である。また図9A、9Bは、従来のレーザスキャナ1つの場合(図9A)と本実施形態の2つのレーザスキャナ12a、bを使用する場合(図9B)の第1面目の書き込み開始位置と第2面の書き込み開始位置を比較した図である。
図8に示すように、本実施形態のレーザスキャナ12aは、第1の実施形態のレーザスキャナ12aと同一構成である。本実施形態のレーザスキャナ12bは、レーザスキャナ12aの構成を、感光体ドラム13を介して向かい合うように配置したものであり、感光体ドラム13面に対し逆方向から走査を行うように構成されている。そのため第2のレーザスキャナ12bの偏光器31bは第1のレーザスキャナ12aの偏光器31aと同方向に回転を行うように構成されている。この構成により、第1の実施形態と同様に、1面目が定着を通過した後の用紙の伸縮を合わせ込む動作を行うことができる。また、この構成により、図9に示すように、ねじり反転によりレーザの書き込み基準位置が1面目と2面目で用紙の反対側になるため、用紙自体のサイズばらつきにより書き込み基準がばらつくのを防止することができる。
このように、本画像形成装置では、2種類の異なる回転速度を有するレーザスキャナ12a、bで感光体ドラム13に対し逆に書き込みを行うことで、第1の実施形態と同様の両面印字時における生産性を向上(印刷時間の短縮)することができる。さらに、ねじり反転時に用紙のサイズばらつきの影響を受けないよう、1面目の書き込み基準と2面目の書き込み基準を用紙の同一端部に合わせ込む効果も得られる。
また、片面時においても、書き込み基準が用紙の手前または奥が選択でき、ユーザーが揃えたい端部を任意に選択することができる。
また、本実施形態においても、レーザ走査位置をずらして第2のレーザスキャナ12bの書き込み開始タイミングをドラム面上のずれ分Aだけ遅らせているが、より高生産性を達成するために、同一位置で走査してもよい。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態の画像形成装置について説明する。なお、本実施形態の画像形成装置は、図1及び図2で説明した第1の実施形態の画像形成装置と同じ構成であるので、共通する部分の説明は重複するのでその説明を省略し、以下の説明では、異なる部分についてのみ説明する。
[特徴]
本実施形態の画像形成装置では、2つの異なる速度で互いに逆方向に回転する多面鏡(回転多面鏡)を有するレーザスキャナを用いて、解像度の異なる画像を形成することを特徴とする。例えば、文字領域と画像領域とからなる画像データを用いて画像を形成する場合、文字領域は高解像度(第1レーザスキャナ)で印刷し、文字ほどの高解像度が要求されない画像領域は低解像度(第2レーザスキャナ)で印刷する。この結果、高品質でかつ高生産性な画像を形成することができる
[文字領域と画像領域でのレーザスキャナ切替動作:図10]
図10は、片面印刷時において、文字領域(文字用のデータ群Ai)と画像領域(画像用のデータBi)を有する画像データから2つのレーザスキャナを用いて画像形成する動作を説明する概念図である。
本実施形態の構成では、第1のレーザスキャナ12aを文字領域専用として高解像度レーザスキャナとして使用し、第2のレーザスキャナ12bを画像専用として第1のレーザスキャナ12aより低解像度のレーザスキャナとして同時に使用する。すなわち、第1のレーザスキャナ12aの多面鏡31aの回転速度(Va)を第2のレーザスキャナ12bの多面鏡31bの回転速度(Vb)より早くする。
コントローラ部11では、入力された画像データから文字領域(文字用のデータ群Ai)と画像領域(画像用のデータ群Bi)の識別を行い、それぞれの画像データ(文字用のデータ群Aiと画像用のデータ群Bi)をレーザスキャナ12へ送る。次に、レーザスキャナ12a、bではそれぞれ送られた画像データに基づき、同一ページに対して文字領域を第1のレーザスキャナ12aで走査し、画像領域を第2のレーザスキャナ12bで同時に走査して感光体ドラム13上に潜像を形成する。
上記動作を行うことで、文字領域では高解像度の書き込みにより文字の高品質化を実現すると共に画像領域では低解像度の書き込みを行うことができるので、コントローラ部11での画像処理負荷を軽減することができる。その結果、コントローラ部での処理待ち時間の影響を受けることなく高品質かつ高生産性を達成することができる。
尚、本実施形態では、レーザ走査位置をずらしている(図2A)ので、第2のレーザスキャナ12bの書き込み開始タイミングを感光体ドラム13面上のずれ分Aだけ遅らせることになるが、より、同一位置で走査すれば制御が簡単になる。
[画像形成処理:図11]
上記説明した本画像形成装置を用いて文字領域と画像領域とを含む画像データから文字領域は高解像度で画像領域は低解像度で片面印刷する場合の画像形成処理について、図11を用いて説明する。
図11の処理は、本画像形成装置のCPU(不図示)がROM(不図示)に格納された制御プログラムに基づいて、各部を制御しながらRAM(不図示)を作業領域として用いて実行するものである。
まず、ステップS701において、画像データを受信すると、ステップS702に進み、画像データの中に文字領域、すなわち、高解像度で印刷するための文字用のデータ群Aiがあるか否かを判別する。文字領域のデータがある場合には、ステップS703に進み、画像データから文字用のデータ群Aiを識別し、識別したデータAiをレーザスキャナ1に送信してからステップS704に進む。一方、ステップS702において、文字領域のデータが無い場合には、何もしないで、ステップS704に進む。
次に、ステップS704では、画像データの中に画像領域、すなわち、低解像度で印刷するための画像用のデータ群Biがあるか否かを判別する。画像領域のデータがある場合には、ステップS705に進み、画像データから画像用のデータ群Biを識別し、識別したデータBiをレーザスキャナ2に送信してからステップS706に進む。一方、ステップS704において、文字領域のデータが無い場合には、何もしないで、ステップS704に進む。
次に、ステップS706では、レーザスキャナ12a(多面鏡31a)を用いて高解像度で文字領域の印刷を行い、レーザスキャナ12b(多面鏡31b)を用いて低解像度で画像領域を同時に走査して感光体ドラム上に潜像を形成する。その後、潜像を現像して記録媒体上にトナー像を転写し、定着することにより画像を形成してから一連の作業を終了する。
[他の実施の形態]
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給してもよい。その場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RWを用いることができる。また、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される。しかし、それ以外にも、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現される。これ以外にも、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
第1の実施形態の画像形成装置の構成を模式的に示す縦断面図である。 第1の実施形態の露光部であるレーザスキャナの構成を示す図である。 レーザスキャナの別の構成の一部を示す図である。 第1の実施形態において両面印刷時の第1面と第2面の画像サイズと書き込み位置を説明する図である。 第1の実施形態のスキャナモータ制御部による多面鏡の制御を説明する図である。 伸長画素テーブルおよび基準周期テーブルの一例を説明する図である。 第1の実施形態の両面印刷時の印刷処理を説明するフローチャートである。 第2の実施形態の画像形成装置の構成を模式的に示す縦断面図である。 第2の実施形態の露光部であるレーザスキャナの構成を示す図である。 レーザスキャナを1つを使用する場合の第1面目の書き込み開始位置と第2面の書き込み開始位置を説明する図である。 レーザスキャナを2つを使用する場合の第1面目の書き込み開始位置と第2面の書き込み開始位置を説明する図である。 第3の実施形態の画像形成装置での片面印刷時において、2つのレーザスキャナを用いて文字領域と画像領域の潜像を形成する動作を説明する概念図である。 第3の実施形態の文字領域を高解像度で画像領域を低解像度で画像形成する処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタ部
2 リーダ部
3 原稿台ガラス
4 ランプ
10 CCDユニット
11 コントローラ部
12 レーザスキャナ
13 ドラム
14 現像器
15 転写・分離帯電器
16 定着器
17 反転排紙部
21 カセット

Claims (4)

  1. 同一の感光体に対応して設けられ、第1速度で回転する第1多面鏡及び前記第1速度と異なる第2速度で回転する第2多面鏡を備え、前記第1多面鏡及び前記第2多面鏡のいずれか一方で偏向された光ビームが照射されることによって前記感光体上に形成される潜像をトナー像として現像し、転写部において前記感光体上に形成されたトナー像を記録媒体に転写し、前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体上に加熱定着することによって、前記記録媒体上にトナー像を形成する像形成手段と、
    前記像形成手段が前記記録媒体の表面にトナー像を形成した後に当該記録媒体の裏面にトナー像が形成されるように、前記表面と前記裏面とを反転させた当該記録媒体を前記転写部に搬送する搬送手段と、
    前記第1多面鏡で偏向された光ビームによって、前記記録媒体の表面に形成するトナー像に対応する潜像が前記感光体上に形成され、前記第2多面鏡で偏向された光ビームによって、前記搬送手段によって反転され前記表面にトナー像が形成された記録媒体の裏面に形成するトナー像に対応する潜像が前記感光体上に形成されるように、前記感光体上に潜像を形成する際に前記光ビームを偏向させる多面鏡として前記第1多面鏡及び前記第2多面鏡のいずれか一方を選択する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2速は、前記第1速度より速いことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1多面鏡と前記第2多面鏡とは、同一方向に回転することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1多面鏡によって偏向される光ビームを出射する第1の光源と前記第2多面鏡によって偏向される光ビームを出射する第2の光源とを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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