JPH09311288A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH09311288A
JPH09311288A JP8144870A JP14487096A JPH09311288A JP H09311288 A JPH09311288 A JP H09311288A JP 8144870 A JP8144870 A JP 8144870A JP 14487096 A JP14487096 A JP 14487096A JP H09311288 A JPH09311288 A JP H09311288A
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JP
Japan
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scanning
optical scanning
deflecting
scanning device
optical
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JP8144870A
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Tomohiro Nakajima
智宏 中島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の小型化を図ると共に,複雑な調整
を行う必要なく,各走査線を高精度に配置できるように
する。 【解決手段】 光ビームを出射する複数のレーザ光源1
01,111と,対応するレーザ光源101,111か
ら出射された光ビームを偏向して感光体上を走査する複
数の偏向・走査手段としてのポリゴンミラー103,1
13とを備えた光走査装置100において,ポリゴンミ
ラー103,113のビーム走査方向を主走査面内にて
略90度変更するビーム走査方向変更手段としてのミラ
ー106を備え,ポリゴンミラー103,113をそれ
ぞれのビーム走査方向が感光体送り方向と略直交する方
向となるように配置し,レーザ光源101,111から
出射された光ビームを,ポリゴンミラー103,113
で偏向および走査し,さらにミラー106でビーム走査
方向を変更し,感光体上に導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,デジタル複写機,
レーザプリンタ等の光書き込み系に用いられる光走査装
置に関し,より詳細には,複数の光ビームにより感光体
上に各々静電潜像を形成し,その像の重ね合わせによ
り,多色(カラー)画像を得るための光走査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年,デジタル複写機,レーザプリンタ
等の画像形成装置として,感光体ドラム上の少なくとも
異なる2ヶ所を光ビームで同時に露光し,その各々の露
光領域を異なる色の現像器で現像し,重ね合わせ,1回
の転写で2色画像を出力紙に形成する装置や,4つの感
光体ドラムを出力紙の搬送方向に配列させ,各感光体ド
ラムに対応した光ビームで同時に露光し,各々異なる色
(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)の現像器で
現像した画像を順次転写し,重ね合わせてカラー画像を
形成する装置が実用化されている。
【0003】このような画像形成装置において,同時に
複数の光走査を行うために複数の走査手段が用いられて
いるが,複数の走査手段を配置するために大きなスペー
スが必要となり,装置全体が大型化するという不都合が
あった。
【0004】このためこれを解決するものとして,特開
平2−250020号公報『光走査装置』や,特開平4
−127174号公報『画像形成装置』に開示されるよ
うに,複数の光ビームを単一の偏向器に入射して走査す
る方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の技術によれば,複数の光ビームを単一の偏向器に入
射して走査する方法では,偏向器は1つで済むものの,
各光ビームの偏向点から感光体までの光路長を一致させ
る必要があるため,以下の問題点があった。
【0006】第1に,各光ビームの偏向点から感光体ま
での光路長を一致させるために,複数の折り返しミラー
を駆使して光路の設定(配回)を行うため,結局,空間
的に無駄なスペースが多くなり,装置全体の小型化に限
度があるという問題点があった。
【0007】第2に,複数回の折り返しによって光路を
設定するため,走査線間の配置誤差が大きくなってしま
い,複雑な調整を余儀なくされているという問題点もあ
った。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,装置全体の小型化を図ると共に,複雑な調整を行う
必要なく,各走査線を高精度に配置できるようにするこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る光走査装置は,光ビームを出射す
る複数のレーザ光源と,前記複数のレーザ光源に対応し
て配置され,かつ,対応するレーザ光源から出射された
光ビームを偏向して感光体上を走査する複数の偏向・走
査手段とを備えた光走査装置において,前記偏向・走査
手段のビーム走査方向を主走査面内にて略90度変更す
るビーム走査方向変更手段を備え,前記複数の偏向・走
査手段を,それぞれのビーム走査方向が感光体送り方向
と略直交する方向となるように配置し,前記レーザ光源
から出射された光ビームを,前記偏向・走査手段で偏向
および走査し,さらに前記ビーム走査方向変更手段でビ
ーム走査方向を変更し,感光体上に導くものである。
【0010】また,請求項2に係る光走査装置は,請求
項1記載の光走査装置において,前記複数の偏向・走査
手段が,2つの偏向・走査手段を一対として各々画像中
心を挟んで対向する方向に配置されているものである。
【0011】また,請求項3に係る光走査装置は,請求
項2記載の光走査装置において,前記2つの偏向・走査
手段が,それぞれ相反する方向に光ビームを偏向および
走査し,前記ビーム走査方向変更手段が,前記2つの偏
向・走査手段のそれぞれのビーム走査方向を変更して,
感光体上で前記2つの偏向・走査手段のビーム走査方向
を同一のビーム走査方向とするものである。
【0012】また,請求項4に係る光走査装置は,請求
項1記載の光走査装置において,前記複数のレーザ光
源,複数の偏向・走査手段およびビーム走査方向変更手
段が,同一ベース上に一体的に支持されているものであ
る。
【0013】また,請求項5に係る光走査装置は,請求
項4記載の光走査装置において,前記同一ベース上に一
体的に支持されている前記複数のレーザ光源,複数の偏
向・走査手段およびビーム走査方向変更手段を1つの光
走査ユニット単位とした場合に,前記光走査ユニットを
複数積み重ねて位置決めするための位置決め手段を備え
たものである。
【0014】また,請求項6に係る光走査装置は,請求
項1記載の光走査装置において,前記ビーム走査方向変
更手段が,平行平板のミラーから構成され,かつ,1つ
の平行平板のミラーを用いて前記複数の偏向・走査手段
のそれぞれのビーム走査方向の変更を行うものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下,本発明の光走査装置につい
て,〔実施の形態1〕,〔実施の形態2〕,〔実施の形
態3〕の順で,図面を参照して詳細に説明する。
【0016】〔実施の形態1〕図1は,実施の形態1の
光走査装置の要部概略図である。光走査装置100は,
半導体レーザおよび画像情報に基づいて半導体レーザよ
り射出された光ビームを平行光束とするコリメートレン
ズとからなるレーザ光源101,111と,副走査方向
にのみ屈折力を有するシリンダレンズ102,112
と,偏向・走査手段としてのポリゴンミラー103,1
13と,2枚構成のfθレンズ104,114と,ポリ
ゴンミラー103,113のビーム走査方向を主走査面
内にて略90度変更するビーム走査方向変更手段として
のミラー106と,ミラー106で反射された光ビーム
を感光体(図示せず)の方向に導光する折り返しミラー
105,115と,を備えている。
【0017】なお,ポリゴンミラー103,113は,
それぞれモータ(図示せず)によって回転駆動されて,
図中の矢印方向に所定の速度で回転している。
【0018】また,fθレンズ104,114は,それ
ぞれポリゴンミラー103,113で反射偏向された各
々の光ビームを,被走査面としての異なった2つの感光
体(または同一感光体面上の異なった位置)にそれぞれ
結像させる。
【0019】また,ミラー106は,平行平板の両面を
反射面として形成したものであり,それぞれの面で,光
ビームは折り返しミラー105または折り返しミラー1
15の方向に反射させる。
【0020】さらに,実施の形態1では,図示の如く,
ポリゴンミラー103,113およびfθレンズ10
4,114が,各々画像中心線(走査中心)を挟んで対
向する方向に配置されている。この対向する方向に配置
されたポリゴンミラー103,113で光ビームを偏向
および走査し,平行平板の両面を反射面として形成した
ミラー106により,それぞれの光ビームを略90度の
方向に偏向し,折り返しミラー105,115を介して
感光体上へ導光する。
【0021】このように構成された光走査装置100の
各部は,図中に破線で示す同一ベース上に一体的に支持
されており,画像中心線と偏向点との距離H1,H2を
各光ビームの結像位置と被走査位置とが一致するように
個別に設定することで,光走査装置と被走査面との間を
短縮し,折り返しミラー105,115にて反射された
光ビームが直接被走査面を走査するように構成されてい
る。換言すれば,距離H1と距離H2を個別に設定する
ことにより,光路長の差を吸収して,光路を簡素化して
いる。
【0022】前述したように実施の形態1では,複数の
偏向・走査手段(ポリゴンミラー103,113)によ
り感光体の送り方向と略直交する方向から光ビーム走査
を行うので,複数の偏向・走査手段の配置で光路長を加
減できる。したがって,光走査装置100から感光体ま
での光路が簡素化され,装置全体の小型化を図ることが
できる。また,光走査装置から感光体までの光路長の設
定の自由度が高いので画像形成装置内におけるレイアウ
トの自由度が高まり,レイアウトの最適化を図ることが
できる。
【0023】また,2つの偏向・走査手段(ポリゴンミ
ラー103,113)を画像中心を挟んで対向する方向
から光ビーム走査を行うことにより,1つの偏向・走査
手段(ポリゴンミラー)を有した光走査装置と同じスペ
ースに,2つの偏向・走査手段をコンパクトに収納する
ことができ,装置全体が偏平化されて,小型化を図るこ
とができる。
【0024】さらに,装置各部(特に,ポリゴンミラー
103,113)を同一ベース上に一体支持するので,
装置各部の位置決めが容易となり,特にポリゴンミラー
103,113の相対的位置関係が常に維持されるの
で,複雑な調整を行う必要なく,各走査線を高精度に配
置でき,経時的にも安定した画像出力を得ることができ
る。
【0025】また,ビーム走査方向偏向手段として同一
部材よりなるミラー106により,2つの偏向・走査手
段(ポリゴンミラー103,113)の走査方向の偏向
を行ったので,上記ビーム走査方向偏向手段を個別に設
ける場合と比較して,各走査線の平行度が維持され,被
走査面上での走査位置ずれが生じにくくなり,安定した
画像出力が得られると共に,部品点数も削除され,組立
効率も向上する。
【0026】また,各偏向・走査手段(ポリゴンミラー
103,113)の走査方向が被走査面(感光体面)上
で一致するように,各偏向・走査手段(ポリゴンミラー
103,113)での走査方向を設定したので,書込開
始のタイミングをとる同期検知回路を一方に配備するこ
とができ,コストの低減を図れる。また,波動変動等に
より走査倍率変化が生じても,各偏向・走査手段(ポリ
ゴンミラー103,113)で書込開始位置を合わせる
ことができ,経時的にも安定した画像出力を得ることが
できる。
【0027】図2は,実施の形態1の光走査装置100
を1つの感光体ドラムを有する画像形成装置に適用した
例を示す説明図である。この画像形成装置は,感光体ド
ラム401の1回転で2色画像を形成するタイプであ
る。
【0028】光走査装置100は,1つの感光体ドラム
401の異なる位置を走査するように配置されており,
各光ビームで露光された潜像は各々異なる色の現像器
(図示せず)により顕像化され,出力紙に同時に転写さ
れる。
【0029】この場合,各光ビームの光路長L1,L2
がレイアウト上最適となるように,前述した距離H1,
H2を設定することにより,装置全体の小型化を図るこ
とができる。なお,図において,402は折り返しミラ
ーを示す。このように必要に応じて折り返しミラーを追
加する。
【0030】〔実施の形態2〕実施の形態2は,実施の
形態1の光走査装置100を2段に積み重ねて4本の光
ビームを同時に走査するようにしたものである。なお,
光走査装置100の構成は実施の形態1と同様に付き,
ここでは異なる部分のみを説明する。
【0031】図3は,実施の形態2の2段の光走査装置
100を4つの感光体ドラムを有する画像形成装置に適
用した例を示す説明図である。この画像形成装置は,図
示の如く,4つの感光体ドラム301,302,30
3,304を直列に配置し,出力紙に各色を順次転写し
てカラー画像を形成するものである。2段の光走査装置
100は,それぞれ前述した距離H1,H2および距離
L1,L2を違えて設定されており,4本の光ビームを
同時に走査するようにしている。
【0032】なお,図4に示すように,2段の光走査装
置100のベース501,502は,画像中央部付近に
設けられた位置決めピン503a,503bを係合さ
せ,書込中心を合わせると共に,高さ方向の基準面50
4a〜504dをベース502の下側に当接してネジ固
定され,一体的に支持される。ここでは,光走査装置1
00を2段積み重ねた例を示すが,当然,2段以上積み
重ねることも可能である。
【0033】前述した構成によって,実施の形態2で
は,実施の形態1と同様の効果に加えて,光走査装置1
00を2段積み重ねたため,4つの感光体ドラムを有す
る画像形成装置において,顕著に小型化を図ることがで
きると共に,取扱い性・組立効率の向上を図ることがで
きる。
【0034】また,光走査装置100を1つのユニット
として,該ユニットを複数個積み重ねて支持する位置決
め手段を設けたので,多ビーム走査が可能な光走査装置
を容易に構成できる。さらに,各々の位置決め基準面を
直接突き当てて支持することにより,各走査線の平行度
が維持され,被走査面上での走査位置ずれが生じにくく
なり,安定した画像出力を得ることできる。
【0035】〔実施の形態3〕図5は,実施の形態3の
光走査装置200の要部概略図である。実施の形態3の
光走査装置200は,レーザ光源201,211と,シ
リンダレンズ202,212と,偏向・走査手段として
のポリゴンミラー203,213と,fθレンズ20
4,214と,ビーム走査方向偏向手段としてのミラー
206と,折り返しミラー205,215とを備えてい
る。
【0036】実施の形態3の光走査装置200では,図
示の如く,レーザ光源201,シリンダレンズ202,
ポリゴンミラー203,fθレンズ204および折り返
しミラー205を同一の面(第1配置面と記載する)に
配置し,レーザ光源211,シリンダレンズ212,ポ
リゴンミラー213,fθレンズ214および折り返し
ミラー215を同一の面(第2配置面と記載する)に配
置し,第1配置面と第2配置面とを異なる高さに設けた
ものである。
【0037】また,ポリゴンミラー203,213から
の走査ビームが,ミラー206に対して同一方向から出
射される構成であり,ミラー206によって走査方向が
略90度偏向され,折り返しミラー205,215によ
り各々被走査位置に導光される。
【0038】さらに,画像中心線と偏向点との距離H
1,H2を各光ビームの結像位置と被走査位置とが一致
するように個別に設定することで,光走査装置200と
被走査面との間を短縮し,折り返しミラー205,21
5によって反射された光ビームが直接被走査面を走査す
るように構成されている。
【0039】前述した構成によって,実施の形態3で
は,実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
【0040】また,実施の形態3の光走査装置200を
用いて,実施の形態2で示したように2段または多段積
み重ねて光走査装置を構成することも可能である。さら
に,実施の形態1の光走査装置100と実施の形態3の
光走査装置200を組み合わせて,2段または多段積み
重ねて光走査装置を構成することも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の光走査装
置(請求項1)は,光ビームを出射する複数のレーザ光
源と,前記複数のレーザ光源に対応して配置され,か
つ,対応するレーザ光源から出射された光ビームを偏向
して感光体上を走査する複数の偏向・走査手段とを備え
た光走査装置において,前記偏向・走査手段のビーム走
査方向を主走査面内にて略90度変更するビーム走査方
向変更手段を備え,前記複数の偏向・走査手段を,それ
ぞれのビーム走査方向が感光体送り方向と略直交する方
向となるように配置し,前記レーザ光源から出射された
光ビームを,前記偏向・走査手段で偏向および走査し,
さらに前記ビーム走査方向変更手段でビーム走査方向を
変更し,感光体上に導くため,装置全体の小型化を図る
と共に,複雑な調整を行う必要なく,各走査線を高精度
に配置することができる。
【0042】また,本発明の光走査装置(請求項2)
は,請求項1記載の光走査装置において,前記複数の偏
向・走査手段が,2つの偏向・走査手段を一対として各
々画像中心を挟んで対向する方向に配置されているた
め,装置全体が偏平化され,さらに小型化を図ることが
できる。
【0043】また,本発明の光走査装置(請求項3)請
求項2記載の光走査装置において,前記2つの偏向・走
査手段が,それぞれ相反する方向に光ビームを偏向およ
び走査し,前記ビーム走査方向変更手段が,前記2つの
偏向・走査手段のそれぞれのビーム走査方向を変更し
て,感光体上で前記2つの偏向・走査手段のビーム走査
方向を同一のビーム走査方向とするため,書込開始のタ
イミングをとる同期検知回路を一方に配備することがで
き,コストの低減を図れる。また,波動変動等により走
査倍率変化が生じても,各偏向・走査手段で書込開始位
置を合わせることができ,経時的にも安定した画像出力
を得ることができる。
【0044】また,本発明の光走査装置(請求項4)
は,請求項1記載の光走査装置において,前記複数のレ
ーザ光源,複数の偏向・走査手段およびビーム走査方向
変更手段が,同一ベース上に一体的に支持されているた
め,装置各部の位置決めが容易で,相対的位置関係も常
に維持されるので,複雑な調整を行う必要なく,各走査
線を高精度に配置でき,経時的にも安定した画像出力を
得ることができる。
【0045】また,本発明の光走査装置(請求項5)
は,請求項4記載の光走査装置において,前記同一ベー
ス上に一体的に支持されている前記複数のレーザ光源,
複数の偏向・走査手段およびビーム走査方向変更手段を
1つの光走査ユニット単位とした場合に,前記光走査ユ
ニットを複数積み重ねて位置決めするための位置決め手
段を備えたため,多ビーム走査が可能な光走査装置を容
易に構成できる。さらに,各走査線の平行度が維持さ
れ,被走査面上での走査位置ずれが生じにくくなり,安
定した画像出力を得ることできる。
【0046】また,本発明の光走査装置(請求項6)
は,請求項1記載の光走査装置において,前記ビーム走
査方向変更手段が,平行平板のミラーから構成され,か
つ,1つの平行平板のミラーを用いて前記複数の偏向・
走査手段のそれぞれのビーム走査方向の変更を行うた
め,ビーム走査方向偏向手段を個別に設ける場合と比較
して,各走査線の平行度が維持され,被走査面上での走
査位置ずれが生じにくくなり,安定した画像出力が得ら
れると共に,部品点数も削除され,組立効率も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の光走査装置の要部概略図であ
る。
【図2】実施の形態1の光走査装置を1つの感光体ドラ
ムを有する画像形成装置に適用した例を示す説明図であ
る。
【図3】実施の形態2の2段の光走査装置を4つの感光
体ドラムを有する画像形成装置に適用した例を示す説明
図である。
【図4】実施の形態2の2段の光走査装置を積み重ねる
構造例を示す説明図である。
【図5】実施の形態3の光走査装置の要部概略図であ
る。
【符号の説明】
101,111 レーザ光源 102,112 シリンダレンズ 103,113 ポリゴンミラー 104,114 fθレンズ 105,115 折り返しミラー 106 ミラー 201,211 レーザ光源 202,212 シリンダレンズ 203,213 ポリゴンミラー 204,214 fθレンズ 205,215 折り返しミラー 206 ミラー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを出射する複数のレーザ光源
    と,前記複数のレーザ光源に対応して配置され,かつ,
    対応するレーザ光源から出射された光ビームを偏向して
    感光体上を走査する複数の偏向・走査手段とを備えた光
    走査装置において,前記偏向・走査手段のビーム走査方
    向を主走査面内にて略90度変更するビーム走査方向変
    更手段を備え,前記複数の偏向・走査手段を,それぞれ
    のビーム走査方向が感光体送り方向と略直交する方向と
    なるように配置し,前記レーザ光源から出射された光ビ
    ームを,前記偏向・走査手段で偏向および走査し,さら
    に前記ビーム走査方向変更手段でビーム走査方向を変更
    し,感光体上に導くことを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光走査装置において,前
    記複数の偏向・走査手段が,2つの偏向・走査手段を一
    対として各々画像中心を挟んで対向する方向に配置され
    ていることを特徴とする光走査装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光走査装置において,前
    記2つの偏向・走査手段が,それぞれ相反する方向に光
    ビームを偏向および走査し,前記ビーム走査方向変更手
    段が,前記2つの偏向・走査手段のそれぞれのビーム走
    査方向を変更して,感光体上で前記2つの偏向・走査手
    段のビーム走査方向を同一のビーム走査方向とすること
    を特徴とする光走査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光走査装置において,前
    記複数のレーザ光源,複数の偏向・走査手段およびビー
    ム走査方向変更手段が,同一ベース上に一体的に支持さ
    れていることを特徴とする光走査装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光走査装置において,前
    記同一ベース上に一体的に支持されている前記複数のレ
    ーザ光源,複数の偏向・走査手段およびビーム走査方向
    変更手段を1つの光走査ユニット単位とした場合に,前
    記光走査ユニットを複数積み重ねて位置決めするための
    位置決め手段を備えたことを特徴とする光走査装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の光走査装置において,前
    記ビーム走査方向変更手段が,平行平板のミラーから構
    成され,かつ,1つの平行平板のミラーを用いて前記複
    数の偏向・走査手段のそれぞれのビーム走査方向の変更
    を行うことを特徴とする光走査装置。
JP8144870A 1996-05-16 1996-05-16 光走査装置 Pending JPH09311288A (ja)

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JP (1) JPH09311288A (ja)

Cited By (4)

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