JPH11138904A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH11138904A
JPH11138904A JP9330866A JP33086697A JPH11138904A JP H11138904 A JPH11138904 A JP H11138904A JP 9330866 A JP9330866 A JP 9330866A JP 33086697 A JP33086697 A JP 33086697A JP H11138904 A JPH11138904 A JP H11138904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
exposure
forming apparatus
information
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9330866A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Sakai
宏明 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9330866A priority Critical patent/JPH11138904A/ja
Publication of JPH11138904A publication Critical patent/JPH11138904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 テキスト画像とグラフィック画像の混在した
書類をプリントする場合においても良好な画像を提供す
ることのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 一様帯電された像担持体を露光し、潜像
を形成する露光手段を備えた画像形成装置において、露
光手段は、第1及び第2露光手段L1、L2を有し、第
1の露光手段L1は、グラフィック画像部及びテキスト
画像部を有する画像情報に基づく潜像を形成するべく像
担持体を露光し、第2の露光手段L2は、第1の露光手
段L1よりも像担持体面上での単位面積当たりの露光強
度が小さく設定され、そしてグラフィック画像部のみを
弱露光することによりグラフィック画像部の暗電位がテ
キスト画像部及び非印字部の暗電位よりも低くなるよう
な潜像形成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に関し、
特に、潜像形成のための露光装置が複数の露光手段を備
えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置とし
て、例えばレーザビームプリンタが知られている。その
一例を図9に示す。
【0003】本例にて、レーザビームプリンタは、回転
自在に担持されたドラム状の電子写真感光体、即ち、感
光体ドラム1を有する。感光体ドラム1は、帯電ローラ
のような帯電装置6にて所定の電位に帯電され、露光装
置2により画像情報に応じたレーザ光をオン/オフさせ
て照射することにより、感光体ドラム面上に静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像剤(以後「トナー」
という。)を有する現像装置3により現像されトナー像
とされる。
【0004】つまり、現像装置3は、トナーを収容した
現像容器31と、現像容器31内のトナーを担持し搬送
する現像スリーブ32とを備えている。現像スリーブ3
2から静電潜像に応じてトナーが感光体ドラム1へと供
給され、上述のように、感光体ドラム1上にトナー像が
形成される。
【0005】感光体ドラム1上のトナー像は、給紙カセ
ット9から給紙ローラ8にて所定のタイミングにて供給
される転写材Pへと、転写ローラのような転写装置4に
より転写される。転写材P上に転写された未定着トナー
像は、定着装置7にて加熱加圧されて転写材Pに永久定
着され、その後、転写材Pは画像形成装置外へと排出さ
れる。
【0006】一方、転写時に感光体ドラム1上に残った
トナーや紙粉は、クリーニング装置5にて除去され、感
光体ドラム1は次の画像形成プロセスに供される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のレーザビームプ
リンタなどの画像形成装置における感光体ドラム1上の
暗電位(Vd)と、明電位(Vl=Vl1、Vl2、V
l3)と、現像時に現像スリーブに印加される現像電位
(Vdc)との関係を見ると、図10に示すとおりであ
る。つまり、レーザ露光により形成された感光体ドラム
1上の潜像の斜線部分、即ち、(Vl−Vdc)をトナ
ーで現像することによりトナー像が形成される。
【0008】このように、従来においては、1ドットの
潜像を形成する場合は、明電位と現像電位との差(Vl
−Vdc)が小さくなり、潜像を再現するのが困難とな
る。従って、階調再現性が要求されるグラフィック画像
のプリントにおいては、図11に示すように、感光ドラ
ムの暗電位(Vd’)と現像電位(Vdc)との関係を
設定し、明電位と現像電位との差(Vl−Vdc)を大
とすることが提案されている。
【0009】この方法により、1ドットの再現性は改善
されるが、感光ドラムの暗電位(Vd’)と現像電位
(Vdc)との関係を図11のように設定すると、暗電
位(Vdc’)と現像電位(Vdc)との差が小さくな
り、かぶりの問題が生じ、そのために、テキスト画像と
グラフィック画像が混在する画像をプリントする場合に
は、階調再現性とかぶりを高いレベルで両立させること
が困難であった。
【0010】従って、本発明の目的は、テキスト画像部
及び非印字部では現像電位と暗電位の差を大きく(バッ
クコントラストを大きく)設定してかぶりを良好に保つ
と共に、グラフィック画像部では現像電位と明電位の差
を大きく(現像コントラストを大きく)設定してドット
再現性及び階調再現性を向上させることができ、テキス
ト画像とグラフィック画像の混在した書類をプリントす
る場合においても良好な画像を提供することのできる画
像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明の第
1の態様によると、像担持体と、該像担持体を一様に帯
電する帯電手段と、前記一様帯電された像担持体を露光
し、潜像を形成する露光手段と、を備えた画像形成装置
において、前記露光手段は第1及び第2露光手段を有
し、前記第1の露光手段は、グラフィック画像部及びテ
キスト画像部を有する画像情報に基づく潜像を形成する
べく前記像担持体を露光し、前記第2の露光手段は、前
記第1の露光手段よりも前記像担持体面上での単位面積
当たりの露光強度が小さく設定され、そしてグラフィッ
ク画像部のみを弱露光することによりグラフィック画像
部の暗電位がテキスト画像部及び非印字部の暗電位より
も低くなるような潜像形成を行うことを特徴とする画像
形成装置が提供される。一実施態様によると、更に、ホ
ストコンピュータから送られてきた画像情報を記憶する
少なくとも2つの第1及び第2のメモリと、送られてき
た画像情報がテキスト情報か、グラフィック情報かを識
別する識別手段と、を有し、前記第1のメモリには、前
記画像情報をドット情報に変換して記憶すると共に、前
記第2のメモリには前記第1のメモリのドット情報がテ
キスト画像であるかグラフィック画像であるかを識別で
きる情報を記憶する構成とされ、又、前記第1の露光手
段は、第1のメモリに記憶された画像情報に基づき潜像
を形成すると共に、前記第2の露光手段は、前記第2の
メモリに記憶されたグラフィック画像部のみを弱露光す
る。
【0012】上記本発明にて、一実施態様によると、前
記第2の露光手段における前記像担持体面上での単位面
積当たりの露光強度を前記第1の露光手段の露光強度よ
りも小さくするために、前記第2の露光手段の発光強度
を前記第1の露光手段の発光強度よりも小さくなるよう
に設定するか、前記第2の露光手段の前記像担持体面上
でのスポット径を前記第1の露光手段のスポット径より
も大きくなるように設定するか、前記第2の露光手段に
対してフィルタを装着するか、或いは、前記第2の露光
手段を間引き点灯する。
【0013】本発明の第2の態様によると、像担持体
と、該像担持体を一様に帯電する帯電手段と、前記一様
帯電された像担持体を露光し、潜像を形成する露光手段
と、を備えた画像形成装置において、前記露光手段は、
第1及び第2の発光点を有し、前記第1の発光点は、グ
ラフィック画像部及びテキスト画像部を有する画像情報
に基づく潜像を形成するべく前記像担持体を露光し、前
記第2の発光点は、前記第1の発光点よりも前記像担持
体面上での単位面積当たりの露光強度が小さく設定さ
れ、そしてグラフィック画像部のみを弱露光することに
よりグラフィック画像部の暗電位がテキスト画像部及び
非印字部の暗電位よりも低くなるような潜像形成を行う
ことを特徴とする画像形成装置が提供される。一実施態
様によると、更に、ホストコンピュータから送られてき
た画像情報を記憶する少なくとも2つの第1及び第2の
メモリと、送られてきた画像情報がテキスト情報か、グ
ラフィック情報かを識別する識別手段と、を有し、前記
第1のメモリには前記画像情報をドット情報に変換して
記憶すると共に、前記第2のメモリには前記第1のメモ
リのドット情報がテキスト画像であるかグラフィック画
像であるかを識別できる情報を記憶する構成とされ、
又、前記第1の発光点は、第1のメモリに記憶された画
像情報に基づき潜像を形成すると共に、前記第2の発光
点は、前記第2のメモリに記憶されたグラフィック画像
部のみを弱露光する。
【0014】上記第2の本発明にて、一実施態様による
と、前記第2の発光点における前記像担持体面上での単
位面積当たりの露光強度を前記第1の発光点の露光強度
よりも小さくするために、前記第2の発光点の発光強度
を前記第1の発光点の発光強度よりも小さくなるように
設定するか、前記第2の発光点の前記像担持体面上での
スポット径を前記第1の発光点のスポット径よりも大き
くなるように設定するか、前記第2の発光点に対してフ
ィルタを装着するか、或いは、前記第2の発光点を間引
き点灯する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0016】実施例1 本発明の画像形成装置は、先に図9に関連して説明した
電子写真方式のレーザビームプリンタとすることができ
るので、レーザビームプリンタの全体構成の説明は省略
し、次に本発明の特徴部分を詳しく説明する。
【0017】図1を参照すると、本発明の画像形成装置
では、ホストコンピュータ100からの画像情報は、画
像形成装置内のフォーマッターボード200にて画像形
成装置が印字可能なビットマップ形式のドット情報に変
換される。
【0018】テキスト画像とグラフィック画像が混在し
た画像情報は、第1のメモリM1に格納される。このと
き、ホストコンピュータ100から送られてきた画像情
報は、識別手段(図示せず)にてテキスト画像なのかグ
ラフィック画像なのかを識別し、グラフィック画像であ
ればその印字領域がグラフィック画像であることを第2
のメモリM2に記録する。そして、第1のメモリM1に
記憶された画像情報は、第1のレーザL1により感光体
ドラム1上に照射され、潜像を形成し、特に、グラフィ
ック画像部は、第2のメモリM2に記憶されたグラフィ
ック画像部識別情報により、第2のレーザL2を用いて
弱露光する。
【0019】図2に、感光体ドラム1のレーザ露光量
(露光強度)に対する表面電位を示す。通常使用してい
るレーザの露光強度はα(μJ/cm2 )であり、第1
のレーザL1はこの露光強度α(μJ/cm2 )で駆動
され、第1のメモリM1に格納されているドット情報を
感光体ドラム1の表面に潜像として記録する。
【0020】図3に、テキスト画像部とグラフィック画
像部のレーザL1、L2の発振状態と、感光体ドラム面
上の潜像電位Vd(暗電位)、Vl(明電位)と、更に
は現像電位(Vdc)と、を示す。
【0021】本発明によれば、上述のように第2のレー
ザL2を設け、第2のメモリM2の情報を露光強度β
(μJ/cm2 )で連続的に点灯して(或いは後述する
ように間引き点灯して)露光する。第2のレーザL2に
よって露光された部分の感光電位(図1の第2のメモリ
M2の斜線部)は図11に示すようにVd’となる。
又、第2メモリM2の白地部は第2のレーザL2で露光
されないため通常の感光体ドラム電位(暗電位Vd)の
ままであり、かぶりのない画像を形成することができ
る。
【0022】図4に露光装置2の一実施例を示す。本実
施例にて、露光装置2は、互いに直交関係に配置された
第1及び第2のレーザ光源ユニット21、22、ハーフ
ミラー23、シリンドリカルレンズ24、回転多面鏡2
5、結像レンズ26等がハウジング27内に一体的に組
み込んで構成されている。
【0023】ここで、第1のレーザ光源ユニット21か
ら発生された平行光束のレーザ光L1は、ハーフミラー
23を通過し、シリンドリカルレンズ24によって回転
多面鏡25の反射面に線状に集光され、その反射光は結
像レンズ26を通過後、折り返しミラー28にて感光体
ドラム1方向へと折り返される。折り返しミラー28で
反射されたレーザ光Lは感光体ドラム1に結像し、回転
多面鏡25の回転による主走査と感光体ドラム1の回転
による副走査によって感光体ドラム1上に静電潜像を形
成する。
【0024】同様に、第2のレーザ光源ユニット22か
ら発生された平行光束L2は、ハーフミラー23により
回転多面鏡25へと直交方向に偏向され、第1のレーザ
光源ユニット21からのレーザ光L1と同じ経路を通り
感光体ドラム1に結像される。
【0025】本実施例によれば、感光体ドラム1上に
て、第1のレーザ光源ユニット21の露光強度はα(μ
J/cm2 )であり、第2のレーザ光源ユニット22の
露光強度はβ(μJ/cm2 )となるようにレーザの発
光強度が設定される。従って、この第2のレーザ光源ユ
ニット22を用いることによって、グラフィック画像部
の感光体ドラム1の暗電位を図11に示す値(Vd’)
にまで変更することができ、階調性に優れたグラフィク
画像を形成すると共に、テキスト画像部ではかぶりの少
ない画像を形成することが可能となる。
【0026】実施例2 実施例1では、第2のレーザ光源ユニット22における
感光体ドラム面上での単位面積当たりの露光強度を第1
のレーザ光源ユニット21の露光強度αよりも小さくす
るために、第2のレーザ光源ユニットの発振光量(発光
強度)を第1のレーザ光源ユニット21の発光強度より
も小さい露光強度βに設定するものとして説明した。し
かしながら、感光体ドラム面上の露光強度βが小さい場
合、つまり、グラフィック画像部の暗電位Vd’とテキ
スト画像部の暗電位Vdの差が50V以下となるまで感
光体ドラム面上の露光量を小さくすることが困難にな
る。
【0027】本実施例では、先の実施例1で使用した第
2のレーザ光L2のフォーカスをずらし、感光体ドラム
1上のスポット径が図5に示すように、即ち、第2のレ
ーザ光L2のスポット径が第1のレーザ光L1のスポッ
ト径より大となるようにする。通常、第2のレーザ光L
2のスポット径は、第1のレーザ光L1のスポット径よ
り2〜4倍程度大きくなるように設定される。このよう
に、第2のレーザ光L2のスポット径を大きくし、且つ
連続点灯することにより、感光体ドラム面上の光量を大
幅に低下させることができ、微妙な暗電位の設定も可能
となる。
【0028】実施例3 実施例1では第2のレーザ光源ユニット22の発振光量
(発光強度)を小さくし、又、実施例2では第2のレー
ザ光源ユニット22の発振光量は変えずに、レーザ光L
2のスポット径により感光体ドラム面上の露光強度を小
さくして、且つ連続点灯させることによりグラフィック
画像部の暗電位Vd’を設定するものとしたが、本実施
例では、図6に示すように、第2のレーザ光L2の点灯
を細かく間引き点灯することにより、浅い潜像を形成す
る構成とされる。この場合、通常の1ドットの発光時間
の1/4〜1/8程度のタイミングでON/OFFさせ
る必要がある。
【0029】又、実施例1及び実施例2のように、感光
体ドラム面上の光量を小さくしたレーザを用い、更に、
間引き点灯を行っても同様の効果を得ることができ、発
光時間とON/OFFのタイミングによりグラフィック
画像部の暗電位Vd’を任意に設定可能である。
【0030】実施例4 本実施例では、第2のレーザ光源の後にNDフィルタを
挿入することによって感光体ドラム面上の露光強度がβ
に設定される。
【0031】図7に示すように、本実施例では、第2の
レーザ光源ユニット22からのレーザ光L2は、ハーフ
ミラー23で反射される前にNDフィルタ29により所
定の光量に設定される。NDフィルタ29の透過率は任
意に設定できるため、グラフィック画像部の暗電位V
d’も所望の値を選択することが可能である。又、本実
施例によれば、同じ設定のレーザ光源ユニットを使用す
ることができ、組立性や光量の調整が簡単になるといっ
た利点がある。
【0032】本実施例においても、実施例3のように、
第2のレーザ光L2を間引き点灯することも可能であ
る。
【0033】実施例5 本実施例では、半導体レーザに2つの発光点を有する、
所謂マルチビームレーザが用いられる。図8において、
絞り20は、半導体レーザWの2つの発光点21、22
に対して所定角度θとなるように接着などで固定されて
いる。発光点21を通常の画像露光用、発光点22をグ
ラフィック画像の暗電位Vd’露光用に用い、発光点2
2の上にNDフィルタ29を設けることにより実施例4
と同様の効果が得られる。
【0034】又、第2の発光点21における感光体ドラ
ム1面上での単位面積当たりの露光強度を第1の発光点
22の露光強度よりも小さくするために、先に実施例
1、2、3にて説明したように、第2の発光点22の発
光強度を第1の発光点21の発光強度よりも小さくなる
ように設定するか、第2の発光点22の感光体ドラム面
上でのスポット径を第1の発光点21のスポット径より
も大きくなるように設定するか、或いは、第2の発光点
22を間引き点灯することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、像担持体と、像担持体を一様に帯電する帯電手
段と、一様帯電された像担持体を露光し、潜像を形成す
る露光手段と、を備えた画像形成装置において、露光手
段は、第1及び第2露光手段を有し、第1の露光手段
は、グラフィック画像部及びテキスト画像部を有する画
像情報に基づく潜像を形成するべく像担持体を露光し、
第2の露光手段は、第1の露光手段よりも像担持体面上
での単位面積当たりの露光強度が小さく設定され、そし
てグラフィック画像部のみを弱露光することによりグラ
フィック画像部の暗電位がテキスト画像部及び非印字部
の暗電位よりも低くなるような潜像形成を行う構成とす
るか、露光手段は、第1及び第2の発光点を有し、第1
の発光点は、グラフィック画像部及びテキスト画像部を
有する画像情報に基づく潜像を形成するべく像担持体を
露光し、第2の発光点は、前記第1の発光点よりも像担
持体面上での単位面積当たりの露光強度が小さく設定さ
れ、そしてグラフィック画像部のみを弱露光することに
よりグラフィック画像部の暗電位がテキスト画像部及び
非印字部の暗電位よりも低くなるような潜像形成を行う
構成とされるので、テキスト画像部及び非印字部では現
像電位と暗電位の差を大きく(バックコントラストを大
きく)設定してかぶりを良好に保つと共に、グラフィッ
ク画像部では現像電位と明電位の差を大きく(現像コン
トラストを大きく)設定してドット再現性及び階調再現
性の両方を向上させることができ、テキスト画像とグラ
フィック画像の混在した書類をプリントする場合におい
ても良好な画像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例であるレーザ
ビームプリンタにおけるメモリ部からレーザ部までの概
略構成図である。
【図2】レーザの露光量に対する感光体ドラムの表面電
位を示す図である。
【図3】本発明に従った潜像形成におけるテキスト画像
部とグラフィック画像部のレーザの発振状態と感光体ド
ラム面上の潜像電位との関係を示す図である。
【図4】本発明に従って構成される露光装置の一実施例
の概略構成図である。
【図5】レーザのスポット径とレーザの感光体ドラム面
における露光強度の関係を示す図である。
【図6】本発明に従った潜像形成におけるテキスト画像
部とグラフィック画像部のレーザの発振状態と感光体ド
ラム面上の潜像電位との関係を示す図である。
【図7】本発明に従って構成される露光装置の他の実施
例の概略構成図である。
【図8】マルチビームレーザの発光部を示す図である。
【図9】本発明の画像形成装置の一実施例であるレーザ
ビームプリンタの概略構成図である。
【図10】感光体ドラム上の潜像電位を示す図である。
【図11】暗電位が低い場合の感光体ドラム上の潜像電
位を示す図である。
【符号の説明】
1 像担持体(感光体ドラ
ム) 2 露光装置 3 現像装置 6 帯電装置 21 第1の露光手段(第1の
発光点) 22 第2の露光手段(第2の
発光点) 23 ハーフミラー 29 NDフィルタ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、該像担持体を一様に帯電す
    る帯電手段と、前記一様帯電された像担持体を露光し、
    潜像を形成する露光手段と、を備えた画像形成装置にお
    いて、 前記露光手段は、第1及び第2露光手段を有し、 前記第1の露光手段は、グラフィック画像部及びテキス
    ト画像部を有する画像情報に基づく潜像を形成するべく
    前記像担持体を露光し、 前記第2の露光手段は、前記第1の露光手段よりも前記
    像担持体面上での単位面積当たりの露光強度が小さく設
    定され、そしてグラフィック画像部のみを弱露光するこ
    とによりグラフィック画像部の暗電位がテキスト画像部
    及び非印字部の暗電位よりも低くなるような潜像形成を
    行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 更に、ホストコンピュータから送られて
    きた画像情報を記憶する少なくとも2つの第1及び第2
    のメモリと、送られてきた画像情報がテキスト情報か、
    グラフィック情報かを識別する識別手段と、を有し、前
    記第1のメモリには前記画像情報をドット情報に変換し
    て記憶すると共に、前記第2のメモリには前記第1のメ
    モリのドット情報がテキスト画像であるかグラフィック
    画像であるかを識別できる情報を記憶することを特徴と
    する請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の露光手段は、第1のメモリに
    記憶された画像情報に基づき潜像を形成すると共に、前
    記第2の露光手段は、前記第2のメモリに記憶されたグ
    ラフィック画像部のみを弱露光することを特徴とする請
    求項2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の露光手段における前記像担持
    体面上での単位面積当たりの露光強度を前記第1の露光
    手段の露光強度よりも小さくするために、前記第2の露
    光手段の発光強度を前記第1の露光手段の発光強度より
    も小さくなるように設定することを特徴とする請求項
    1、2又は3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の露光手段における前記像担持
    体面上での単位面積当たりの露光強度を前記第1の露光
    手段の露光強度よりも小さくするために、前記第2の露
    光手段の前記像担持体面上でのスポット径を前記第1の
    露光手段のスポット径よりも大きくなるように設定する
    ことを特徴とする請求項1、2又は3の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の露光手段における前記像担持
    体面上での単位面積当たりの露光強度を前記第1の露光
    手段の露光強度よりも小さくするために、前記第2の露
    光手段に対してフィルタを装着することを特徴とする請
    求項1、2又は3の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の露光手段における前記像担持
    体面上での単位面積当たりの露光強度を前記第1の露光
    手段の露光強度よりも小さくするために、前記第2の露
    光手段を間引き点灯することを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 像担持体と、該像担持体を一様に帯電す
    る帯電手段と、前記一様帯電された像担持体を露光し、
    潜像を形成する露光手段と、を備えた画像形成装置にお
    いて、 前記露光手段は、第1及び第2の発光点を有し、 前記第1の発光点は、グラフィック画像部及びテキスト
    画像部を有する画像情報に基づく潜像を形成するべく前
    記像担持体を露光し、 前記第2の発光点は、前記第1の発光点よりも前記像担
    持体の表面上での単位面積当たりの露光強度が小さく設
    定され、そしてグラフィック画像部のみを弱露光するこ
    とによりグラフィック画像部の暗電位がテキスト画像部
    及び非印字部の暗電位よりも低くなるような潜像形成を
    行うことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 更に、ホストコンピュータから送られて
    きた画像情報を記憶する少なくとも2つの第1及び第2
    のメモリと、送られてきた画像情報がテキスト情報か、
    グラフィック情報かを識別する識別手段と、を有し、前
    記第1のメモリには前記画像情報をドット情報に変換し
    て記憶すると共に、前記第2のメモリには前記第1のメ
    モリのドット情報がテキスト画像であるかグラフィック
    画像であるかを識別できる情報を記憶することを特徴と
    する請求項8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の発光点は、第1のメモリに
    記憶された画像情報に基づき潜像を形成すると共に、前
    記第2の発光点は、前記第2のメモリに記憶されたグラ
    フィック画像部のみを弱露光することを特徴とする請求
    項9の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の発光点における前記像担持
    体面上での単位面積当たりの露光強度を前記第1の発光
    点の露光強度よりも小さくするために、前記第2の発光
    点の発光強度を前記第1の発光点の発光強度よりも小さ
    くなるように設定することを特徴とする請求項8、9又
    は10の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の発光点における前記像担持
    体面上での単位面積当たりの露光強度を前記第1の発光
    点の露光強度よりも小さくするために、前記第2の発光
    点の前記像担持体面上でのスポット径を前記第1の発光
    点のスポット径よりも大きくなるように設定することを
    特徴とする請求項8、9又は10の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の発光点における前記像担持
    体面上での単位面積当たりの露光強度を前記第1の発光
    点の露光強度よりも小さくするために、前記第2の発光
    点に対してフィルタを装着することを特徴とする請求項
    8、9又は10の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の発光点における前記像担持
    体面上での単位面積当たりの露光強度を前記第1の発光
    点の露光強度よりも小さくするために、前記第2の発光
    点を間引き点灯することを特徴とする請求項8〜13の
    いずれかの項に記載の画像形成装置。
JP9330866A 1997-11-14 1997-11-14 画像形成装置 Pending JPH11138904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9330866A JPH11138904A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9330866A JPH11138904A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11138904A true JPH11138904A (ja) 1999-05-25

Family

ID=18237401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9330866A Pending JPH11138904A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11138904A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007188021A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Canon Inc 光ビーム走査装置、画像形成装置およびその制御方法
JP2013164517A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007188021A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Canon Inc 光ビーム走査装置、画像形成装置およびその制御方法
JP2013164517A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Canon Inc 画像形成装置
US9091956B2 (en) 2012-02-10 2015-07-28 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for performing exposure a plurality of times

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1075758A (en) Dual mode electrophotographic apparatus having dual function printing beam
JP4439994B2 (ja) 画像形成装置及びカートリッジ、カートリッジに搭載される記憶装置
EP1018834A3 (en) Electrophotographic apparatus and method
JPH11138904A (ja) 画像形成装置
JP2004013027A (ja) 画像形成装置
JPH02150869A (ja) 画像形成装置
JP2003320706A (ja) 細線走査記録方式
JP2006133580A (ja) 画像形成装置
JP2003251853A (ja) 電子写真装置
JP4398028B2 (ja) インターレーススキャンライン用のレーザダイオードラスター出力スキャナ
JP3401686B2 (ja) 画像形成装置
JP2000052590A (ja) 画像形成装置
JPS61138266A (ja) 画像形成方法
JPH1178123A (ja) デジタル画像形成方法、デジタル画像形成装置
JP2001180040A (ja) 画像記録装置
JP2987929B2 (ja) 画像形成装置
JP2000338827A (ja) デジタル画像形成装置
JP3632155B2 (ja) 画像形成装置
JPH01300275A (ja) 画像形成装置
JPH10157195A (ja) レーザ出力装置
JPH068512A (ja) 画像形成装置
JPH04371966A (ja) プロセスカートリッジ
JPH0422977A (ja) 画像形成装置における露光制御方法
JPS6014259A (ja) レ−ザ−ビ−ムプリンタ−の画像形成装置
JPH06208284A (ja) 電子写真式プリンタ