JPS6014259A - レ−ザ−ビ−ムプリンタ−の画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は電子複写機なみの階ｖ４ｔ−有するソリッド濃
度の再現が得られるように、光強度の異なるレーザービ
ームを同一光軸上に形成し感材上に形成されるドツトの
周辺に光強度の弱いビームが生じるようにしたレーザー
ビームプリンターの画像形成装置に関する。

〔従来技術〕

従来のレーザービームプリンターとして、例えば、第１
図に示すものがある。このレーザービームプリンターは
、光ビームを感知することによシ靜電潜像を形成する感
光体ドラム１と、感光体ドラム１０表面の感光体を一様
に帯電し感光性を与える帯電器２と、所定の波長のレー
ザー光を発するレーザー３と、レーザー光を書き込み情
報Ｗｓに基づいて光変調する光変調器４と、光変調器４
の出力光を感光体ドラム１上に偏光する回転多面鏡５と
、回転多面鏡５を介して照射された光によ多形成された
静電潜像をトナーによって現像する現像器６と、現像器
６によって付着されたドラム面のトナーを記録紙１０に
転写する転写器７と、転写された記録紙面上のトナーを
定着させる定着器８と、転写の済んだ感光体ドラム１上
に残留するトナーを除去するクリーナ９とをもって構成
される。

以上の構成において、プリントの開始とともに感光体ド
ラム１が回転を始めると、帯電器２よシトラム表面が例
えば、正電位に帯電される。

一方、レーザー３も発光を開始しコピー内容に応じた書
き込み情報Ｗｓによって光変調器４によシ順次光変調が
行なわれ、回転多面鏡５によって偏光された光ドットが
感光体ドラム１上に投射され、該ドラム上の正電位の帯
電レベルが低下して静電潜像が形成される。この静電潜
像が形成されたドラム面が現像器６に到達すると、静電
潜像形成面にのみ正電位に帯電したトナーが付着する。

さらに、感光体ドラム１の回転が進み転写器７に到達す
ると、この到達にタイミングを合せて記録紙１０が転写
器７に到達し、記録紙１０に転写が行なわれる。転写の
済んだ記録紙１０は定着器８によりて加熱定着される。

一方、転写の済んだ感光体ドラム１は回転を続行し、ク
リーナ９によって未転写によシ残留しているトナーを除
去し、次の記録に備える。

しかし、従来のレーザービームプリンターの画像形成装
置にあっては、レーザー発光部からのビームによシドッ
トを描いて文字を形成するものであるため、例えば、第
２図（イ）に示すようなドツトパターンＤを感光体面上
に投影したとき、感光体面上に生じる表面電位（図示の
中心線Ｐ上の電位）は、第２図（ロ）の如く、ドツトパ
ターンＤの間に十分にレベル低下しない部分ｇを有する
ことになってドツト間の空間が白く表われて電子被写機
と同等のソリッド像を再現することが困難になる。この
ため、ベタ黒の再現はドツトの集合体として視認される
ことがあシ、ベタ黒の再現性の悪いものとなっている。

〔発明の目的および構成〕

本発明は、上記に鑑みてなされ友ものであシ、電子複写
機と同等のソリッド像再現を得るため、２系統のレーザ
ービームを同一光軸を介して感光体上に投影し、一方の
ビームによって予め定め九径のドツトで露光すると共に
、他方のビームによって前記ビームよりも光強度が弱く
且つ径の大金なドツトで露光するようにしたレーザービ
ームプリンタの画像形成装置を提供するものである。

以下、本発明によるレーザービームプリンターの画像形
成装置を詳細に説明する。

〔実施例〕

第３図は本発明の一実施例を示すもので、第１図と同一
であるものには同一の引用数字を用いたので重複する説
明は省略するが、所定の波長のレーザー光を発するレー
ザーダイオード２１と、レーザーダイオード２１をプリ
ント情報に応じて変調しながら励起するレーザー駆動部
２２と、レーザーダイオード２１よりの成る放射角をも
って広がる光を平行ビームに修正するコリメーションレ
ンズ２３と、コリメーションレンズ２３よシの光を集光
するレンズ２４と、所定の波長のレーザー光を発するレ
ーザーダイオード２５と、レーザーダイオード２５をプ
リント情報に応じて変調しながら励起するレーザー駆動
部２６と、レーザーダイオード２５よ如の成る放射角を
もって広がる光を平行ビームに修正するコリメーション
レンズ２７と、コリメーションレンズ２３よりの光を集
光するレンズ２８と、レンズ２８よりの光およびレンズ
２４よりの光を一方向に導びくミラー２９と、ミラー２
９よシの光を回転多面鏡２５に投射するレンズ３０とを
設けた構成を有する。

レーザーダイオード２１および２５は、通常１００ｍＡ
程度の直流で発光するが、発光々量は周囲温度等によシ
大きく変化するために、常時光量をモニターしながら発
光量を制御する回路がレーザー駆動部２２および２６に
組込まれている。

各レーザー発光部からの変調光はミラー２９、しｙズ３
０および回転多面鏡５を介して感光体ドラム１上に投影
されるが、この同一光軸を経て形成されるドツトは、第
４図の如くにレーザーダイオード２１によるものは直径
ａのドツト３１として露光され、レーザーダイオード２
５によるものは直径すのドツト３２として露光される。

ドツト３１が、例えば直径１００μｍとするとドツト３
２は直径１２０〜２００μｍ程度に選定される。ドツト
３２０大きさはドツト３１の露光間隔、露光する画像の
種類等によって決められる。また、ドツト３１と３２の
光の強さは異なり、ドラ）３１は強い光で露光され、ド
ツト３２は弱い光で露光されるようにレーザーダイオー
ド２１および２５の発光量が選定される。

以上の構成において、プリント情報に基づいてレーザー
駆動部２２はレーザーダイオード２１（Ｈ発光し、この
レーザー光はコリメーションレンズ２３で楕円光が円形
光に修正され、ミラー２９を通過し、更にレンズ３０に
よって集光されながら回転多面鏡５で感光体ドラム１の
軸方向にスキャンされてドラム表面に第４図のドツト３
１を形成する。

一方、レーザーダイオード２５はレーザー駆動部２６（
プリント情報に基づいて発光を制御）によりて発光し、
このレーザー光はコリメータ１ンズ２７で楕円光を円形
光に修正したのち、レンズ２８を介しミラー２９でレン
ズ２４よシのビーム光と同軸になるように反射されたの
ちレンズ３０を介し、更に回転多面鏡５でスキャンされ
て感光体ドラム１面上のドツト３１と同一中心のドツト
３２を形成する。ドツト３２の露光レベルは前述のよう
に、ドツト３１に対し弱い光で露光される。

この結果、第２図０）のようになドウドパターンを形成
した場合の表面電位は第５図の如く平坦なものとなり、
ドツト３１と３２の表面電位のレベル差は５対１程度の
割合いとなる。このような平坦な表面電位特性が得られ
ることによって、ベタ黒等のプリントに際しては一様な
黒が得られ、ドツト間の隙間が白抜きになることはなく
、電子複写機に近いプリント画像を得ることができる。

なお、通常の文字のプリントを行なう場合には、ドツト
３２は不要であるため、レーザーダイオード２５は発光
させない、また、ドツト３１と３２の光の強さは感光体
上で比較するものであるから、各レーザーダイオードの
光出力は、ミラー、レンズによる光の損失を考慮して選
定されねばならない。

以上の説明では、ミラー２９を透過するレーザー光によ
ってドツト３１を露光するものとしたが、逆に、ミラー
２９を反射するレーザー光によってドツト３１を露光す
るものとしてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明した通シ、本発明のレーザービームプリンター
の画像形成装置によれば、２系統のレーザー発光部によ
って同一円心上に光度およびサイズの異なる２つのドツ
トを露光するようにしたため、電子複写機によって得ら
れるプリント像に近似したレベルの像を形成することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のレーザービー４プリンターの一例を示す
構成図、第２図（イ）（ロ）はドツトパターンの露光例
を示す投影図および中心線上の表面のパターンの表面電
位図。 符号の説明 １・・・感光体ドラム、５・・・回転多面鏡、２１゜２
５・・・レーザーダイオード、　２２．２６・・・レー
ザー駆動部、　２３．２７・・・コリメーションレンズ
、２４．２８．３０・・・レンズ、２９・・・ミラー。 第１図 ρ ｓ 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 プリント情報に応じて光変調したレーザービームを感光
   体面に投射して該感光体面に静電潜像を形成し、該潜像
   を現像ののち記録紙に転写ならびに定着を行なってプリ
   ントするレーザープリンターにおいて、 レーザービームを２系統よシ同−光軸上に導びき、前記
   感光体面上に予め定めた径の第１のドツトを前記２系統
   の一方のレーザービームによって露光し、前記第１のド
   ツトよシ大きい径を有する共に弱い光強度の第２のドツ
   トを前記第１のドツトの同心円上に前記レーザービーム
   の他方の系統によって露光する露光部を備えたことを特
   徴とするレーザービームプリンター画像形成装置。