JP4879635B2 - 電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物 - Google Patents

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本発明は、高い難燃性を示すにも拘らず、柔らかさ、滑らかな触感を兼ね備え、燃焼時にハロゲンガスの発生がないため、環境に対する安全性に優れる電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物に関するものである。
熱可塑性樹脂は可燃性であるため、難燃性が必要な用途に対して、様々な難燃化付与の技術が提案されている。難燃化付与の技術としては、従来、難燃性に優れる臭素化合物などのハロゲン系難燃剤と酸化アンチモンを熱可塑性樹脂に配合した難燃処方が多く用いられてきた。ハロゲン系難燃剤は、ラジカルトラップ作用や不燃性ガスの発生等により、優れた難燃効果を発揮する。
しかし、ハロゲン系難燃剤は、燃焼時に有毒なハロゲンガスを多量に発生するので、最近では、ノンハロゲン処方の難燃樹脂組成物の出現が強く望まれている。
電線・ケーブルの絶縁被覆体やシート等に使用されるポリオレフィン系樹脂及びスチレン系樹脂の難燃処方として、水酸化マグネシウム等の無機系難燃剤を用いた技術が近年提案されている。例えば、シランカップリング剤等の表面処理剤で表面処理した無機系難燃剤をポリオレフィン系樹脂に配合した難燃性樹脂組成物(特許文献1〜3参照)、無機系難燃剤及びオルガノポリシロキサンをポリオレフィン系樹脂に配合した難燃性樹脂組成物(特許文献4〜6参照)が公開されている。無機系難燃剤は、一般に毒性が低く、発煙量が少なく、腐食性が低いという長所を有し、燃焼時に結晶水を放出することにより難燃作用を発揮する。
しかし、無機系難燃剤の難燃性付与効果は強力でなく、低密度ポリエチレン100重量部に対して、等量の100重量部を配合しても酸素消費指数は25近辺の値しか示さない。従来技術においては、UL規格のUL758
VW−1に準拠した試験に合格したことを表すVW−1を達成する電線被覆用組成物は、熱可塑性樹脂100重量部に対して、無機系難燃剤を200重量部以上配合することによって得られているが、無機系難燃剤を大量に配合した組成物は、流動性が悪く、硬すぎるという欠点を有している。また、表面処理した無機系難燃剤とシリコーンをポリオレフィン系樹脂に添加した場合、難燃性の向上は見られるが、まだ難燃効果は十分なものではない。
更に難燃性を向上させたノンハロゲン難燃性樹脂組成物として、熱可塑性樹脂、無機系難燃剤、高重合度のオルガノポリシロキサン及びビニル基含有オイル状オルガノポリシロキサンの混合物に加えて、貴金属触媒を配合した組成物が知られている(特許文献7参照)。
しかし、特許文献7に開示された組成物は、酸素消費指数の向上は認められるが、VW−1をクリアするだけの高い難燃効果は有していない。VW−1をクリアーする高い難燃性と柔らかさを兼ね備えたノンハロゲン難燃性樹脂組成物としては、(A)熱可塑性樹脂100重量部に対して、(B)無機系難燃剤40〜300重量部、(C)不飽和官能基を含有しない高重合度オルガノポリシロキサン0.1〜50重量部、(D)不飽和官能基含有オルガノポリシロキサン0.01〜10重量部、(E)有機過酸化物0.01〜5重量部からなる組成物がある(特許文献8参照)。
しかし、このノンハロゲン難燃性樹脂組成物は、押出機中におけるトルクが高く、流動性が低いため、加工性、生産性が悪いという欠点を有している。
特許第2825500号公報 特許第3019225号公報 特許第3072746号公報 特公平7−119324号公報 特許第3051211号公報 特許第3063759号公報 特開平2003−128939号公報 特開平2004−250676号公報
したがって、本発明の課題は、前記した従来技術が有する問題点を解決し、高い難燃性を示すことに加えて、加工性、生産性に優れたノンハロゲン難燃樹脂組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記の問題を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、特許文献8に係るノンハロゲン難燃樹脂組成物は、有機過酸化物により架橋するものであるため、押出機中におけるトルクが高く、流動性が低くなることを見出し、かかる知見に基づき、(A)熱可塑性樹脂100重量部に対して、(B)無機系難燃剤40〜300重量部、(C)所定の高重合度オルガノポリシロキサン0.1〜50重量部、(D)所定の不飽和官有オルガノポリシロキサン0.01〜10重量部からなる組成物、及び必要に応じて、これに(E)貴金属触媒を加えた組成物を電子線照射して得た架橋体を被覆物として使用した電線は、VW−1に合格する難燃性を有し、しかも、上記組成物の流動性は高く、加工性、生産性にも優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(A)熱可塑性樹脂100重量部に対して、(B)無機系難燃剤40〜300重量部、(C)式1で表される高重合度オルガノポリシロキサン0.1〜50重量部、(D)式2で表される不飽和官能基含有オルガノポリシロキサン0.01〜10重量部を含む電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物である。
Figure 0004879635
(式1中、R1は炭素数1〜6の一価炭化水素基、水酸基から選ばれる同種または異種の置換基、nは2,000〜30,000の整数である。)
Figure 0004879635
(式2中、R1は炭素数1〜6の一価炭化水素基、水酸基から選ばれる同種または異種の置換基、R2は不飽和官能基であり、a及びbは、1<a+b<3、0≦a<3、0<b≦3の条件を満たす数値である。)
本発明の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物は、高い難燃性を示すことに加えて、流動性が高く、加工性、生産性に優れており、特に、難燃電線、難燃チューブ、難燃シート等の成形用材料として好適である。また、本発明の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物は、電子線照射によって架橋するため、架橋速度がきわめて速く、有機過酸化物によって架橋する従来のノンハロゲン難燃樹脂組成物に比べて、製品の生産性が格段に向上する。
前記したように、本発明の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物は、(A)〜(D)成分を必須成分とするものである。以下、本発明について、詳細に説明する。
(A)成分である熱可塑性樹脂としては、特に限定されるものではなく、ポリオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂等を挙げることができるが、特にポリオレフィン系樹脂が好ましい。(A)成分の具体例としては、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体等のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸アミド共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン無水マレイン酸共重合体、熱可塑性エラストマーとして、アイオノマー、ポリプロピレン系エラストマー、ポリスチレン系エラストマー等を挙げることができる。
これらのうち、特に、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体は、無機系難燃剤の分散性に優れているため、好適である。また、これらを単独使用または2種以上を併用しても差し支えない。
(B)成分である無機系難燃剤としては、特に限定されるものではなく、具体的には、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、アンチモン酸ソーダ、四酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛、ジルコニウム化合物、モリブデン化合物、炭酸カルシウム、シリカ、シリコーンレジンパウダー、シリコーンゴムパウダー、タルク、アクリルシリコーンパウダー、酸化チタン、ろう石、石英、けいそう土、硫化鉱、硫化焼鉱、黒鉛、ベントナイト、カオリナイト、活性炭、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化鉄、大理石、ベークライト、ポートランドセメント、SiOパウダー、窒化ホウ素、合成マイカ、ガラスビーズ、マイカ、セリサイト等が挙げられる。(B)成分としては、特に金属水酸化物が優れており、中でも、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム及び水酸化カルシウムが好ましい。
(B)成分の配合量は、(A)成分の熱可塑性樹脂100重量部に対して、40〜300重量部、好ましくは、50〜150重量部である。(B)成分が40重量部未満であると、難燃効果が不十分であり、300重量部を超えると、組成物の硬度が高くなり、流動性が悪くなる。
本発明においては、(B)成分の無機系難燃剤は、不飽和官能基含有シラン化合物で表面処理された無機系難燃剤と該シラン化合物で表面処理されていない無機系難燃剤とからなり、且つ、(B)成分の無機系難燃剤全体中における両者の重量比率は、該シラン化合物で表面処理された無機系難燃剤が0.5重量%以上100重量%未満、特に20〜95重量%、該シラン化合物で表面処理されていない無機系難燃剤が99.5重量%以下(但し、0重量%は除く。)、特に5〜80重量%であることが好ましい。不飽和官能基含有シラン化合物で表面処理された無機系難燃剤を上記比率で配合すると、電子線照射により、該シラン化合物の不飽和官能基同士、あるいは該シラン化合物の不飽和官能基と(D)成分の不飽和官能基含有オルガノポリシロキサンが架橋して、本発明の組成物の強度が上昇する。
無機系難燃剤を表面処理するために用いる不飽和官能基含有シラン化合物としては、例えば、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−(メタクリロキシプロピル)トリメトキシシラン等を挙げることができる。
また、不飽和官能基含有シラン化合物で表面処理された無機系難燃剤は、例えば、無機系難燃剤の表面に不飽和官能基含有シラン化合物の溶液をスプレーした後、乾燥すること、無機系難燃剤のスラリー中に不飽和官能基含有シラン化合物を添加した後、乾燥すること、あるいは、不飽和官能基含有シラン化合物の溶液中に無機系難燃剤を添加、撹拌した後、乾燥することによって調製することができる。
無機系難燃剤表面への不飽和官能基含有シラン化合物の処理量は、無機系難燃剤の種類や形状等によって異なるが、一般には、該無機系難燃剤量の0.001〜5重量%であることが好ましく、特に、0.01〜3重量%であることが好ましい。
(C)成分の高重合度オルガノポリシロキサンは、下記式1で表される。
Figure 0004879635
R1は炭素数1〜6の一価炭化水素基、水酸基から選ばれる同種または異種の置換基である。R1の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル基を挙げることができる。(C)成分は2種以上を併用してもよい。
この(C)成分の高重合度オルガノポリシロキサンの性状は、オイル状、生ゴム状のいずれであってもよいが、生ゴム状がより好ましい。また、式1において、シロキサン単位の繰り返し数であるnは、2,000〜30,000の整数とする。nの値が2,000未満では難燃性が低下し、加工性が悪くなる場合があり、nが30,000を超えると、組成物が高粘度となりすぎて、製造時の撹拌が困難になる。分岐構造はn数の5%未満であれば含むことは構わない。
(C)成分の高重合度オルガノポリシロキサンの配合量は、(A)成分の熱可塑性樹脂100重量部に対して、0.1〜50重量部、好ましくは1〜20重量部、更に好ましくは2〜15重量部である。0.1重量部未満の配合量では十分な難燃性は発揮されず、50重量部を超えると引張強度や伸びなどの機械強度が低下してしまう場合がある。
(D)成分の不飽和官能基含有オルガノポリシロキサンは、式2で表される。
Figure 0004879635
式2中、R1は炭素数1〜6の一価炭化水素基、水酸基から選ばれる同種または異種の置換基、R2は不飽和官能基である。R1は式1の場合と同様、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル基を挙げることができる。
また、R2は不飽和官能基であり、具体的には、炭素数2〜8のアルケニル基、アクリル基、メタアクリル基等が挙げられ、反応性の点から、特に、ビニル基が好ましい。また、a及びbは、1<a+b<3、0≦a<3、0<b≦3の条件を満たす数値である。
(D)式2で表される不飽和官能基含有オルガノポリシロキサンの不飽和官能基は、ケイ素原子に結合する全置換基中、少なくとも1個以上あることが架橋体形成の上で好ましい。
(D)成分である不飽和官能基含有オルガノポリシロキサンの25℃における粘度は、10,000mPa・s未満であることが好ましく、特に好ましくは、500 mPa・s以下である。25℃における粘度が10,000mPa・s以上であると、分散が不十分となるおそれがある。
また、(D)成分の不飽和官能基含有オルガノポリシロキサンの不飽和官能基量は、全置換基量に対して、2mol%以上が好ましい。2mol%未満の場合では、架橋皮膜が弱いため難燃性は低下する。不飽和基以外のケイ素に結合する置換基の種類は、特に制限されるものではない。
(D)成分の不飽和官能基含有オルガノポリシロキサンは、(A)成分の熱可塑性樹脂100重量部に対して、0.01〜10重量部、好ましくは、0.5〜2重量部配合する。(D)成分が0.01重量部未満では、不飽和官能基が反応して形成される架橋皮膜が弱く、十分な強度の皮膜を形成できず、また、難燃性の効果を十分に付与することができない。一方、10重量部を超えた配合量では、オイル状のため、滑りが生じ、分散が不十分となる。
(C)成分の高重合度オルガノポリシロキサンと(D)成分の不飽和官能基含有オルガノポリシロキサンの重量比率は、特に(C)成分:(D)成分=6:4〜9:1の範囲とすると、難燃性に優れた組成物を得ることができる。
本発明では、前記(A)〜(D)成分に加えて、更に(E)成分として、白金族元素含有触媒を添加することにより、難燃効果を一層高めることができる。(E)白金族元素含有触媒としては、白金触媒、パラジウム触媒及びロジウム触媒から選択される1種以上が好ましい。また、(E)成分は、白金族元素単体としてではなく、白金族元素の錯体状態が更に好ましく、特にシロキサンやアルコールで変性された錯体が特に好ましい。
(E)成分は、(C)成分及び(D)成分の合計量に対して、白金族元素分として、1〜5,000ppmを配合することが好ましい。(E)成分が配合されなくても、(C)成分及び(D)成分を配合することによって難燃効果の上昇は確認できるが、(E)成分を配合することにより、難燃性は更に上昇する。しかし、白金族元素分が5,000ppmを超えると、錯体形成による着色が見られることがあり、1ppm未満では難燃効果の向上が見られない場合がある。
前記成分のほか、本発明の特性を阻害しない範囲で、その目的に応じて、各種添加剤を配合することができる。該添加剤としては、酸化防止剤、紫外線吸収剤、安定剤、光安定剤、相溶化剤、他種のノンハロゲン難燃剤、滑剤、充填剤、接着助剤、防錆剤を挙げることができる。
本発明において使用可能な上記酸化防止剤としては、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、n−オクタデシル−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、4,4’−ブチリデンビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、トリエチレングリコール−ビス[3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート]、3,9−ビス{2−[3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ]−1,1−ジメチルエチル}−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン、4,4−チオビス−(2−t−ブチル−5−メチルフェノール)、2,2−メチレンビス−(6−t−ブチル−メチルフェノール)、4,4−メチレンビス−(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、トリスノニルフェニルホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールホスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールホスファイト、ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールホスファイト、2,2−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)オクチルホスファイト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレン−ジ−ホスホナイト、ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート、ジミリスチル−3,3’−チオジプロピオネート、ペンタエリスリトールテトラキス(3−ラウリルチオプロピオネート)、2,5,7,8−テトラメチル−2(4,8,12−トリメチルデシル)クロマン−2−オール、5,7−ジ−t−ブチル−3−(3,4−ジメチルフェニル)−3H−ベンゾフラン−2−オン、2−[1−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ペンチルフェニル)エチル]−4,6−ジペンチルフェニルアクリレート、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、テトラキス(メチレン)−3−(ドデシルチオプロピオネート)メタン等が挙げられる。
本発明において使用可能な上記安定剤としては、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸マグネシウム、ラウリン酸カルシウム、リシノール酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸バリウム、リシノール酸バリウム、ステアリン酸バリウム、ラウリン酸亜鉛、リシノール酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛等の各種金属せっけん系安定剤、ラウレート系、マレート系やメルカプト系各種有機錫系安定剤、ステアリン酸鉛、三塩基性硫酸鉛等の各種鉛系安定剤、エポキシ化植物油等のエポキシ化合物、アルキルアリルホスファイト、トリアルキルホスファイト等のホスファイト化合物、ジベンゾイルメタン、デヒドロ酢酸等のβ−ジケトン化合物、ソルビトール、マンニトール、ペンタエリスリトール等のポリオール、ハイドロタルサイト類やゼオライト類を挙げることができる。
本発明において使用可能な上記光安定剤としては、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、サリシレート系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、シュウ酸アニリド系紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤等が挙げられる。
本発明において使用可能な上記相溶化剤としては、アクリルオルガノポリシロキサン共重合体、シリカとオルガノポリシロキサンの部分架橋物、シリコーンパウダー、MQレジン、無水マレイン化グラフト変性ポリオレフィン、カルボン酸化グラフト変性ポリオレフィン、ポリオレフィングラフト変性オルガノポリシロキサン等を挙げることができる。
また、本発明において使用可能な上記接着助剤としては、各種アルコキシシラン等を挙げることができる。
本発明において使用可能な、他種の上記ノンハロゲン難燃剤としては、ホウ酸亜鉛、錫酸亜鉛、各種リン系難燃剤、膨脹性黒鉛、シアヌール酸メラミン、スルファミン酸グアニジン、光酸化チタン等を挙げることができる。また、充填剤としては、ケイ酸、炭酸カルシウム、酸化チタン、カーボンブラック、カオリンクレー、焼成クレー、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、バライト等を挙げることができる。
本発明の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物は、前記(A)〜(D)成分(必要に応じて、更に(E)成分)を、バンバリーミキサー、加圧ニーダー、二軸押出機等の混練機で均一に混練することにより得られる。混練後、造粒してペレット化し、得られたペレットまたは該ペレットをフィルム成形、プレス成形、カレンダーロール成形、押出成形等した成形物を、電子線照射装置に導入して、電子線を照射して架橋させることによって、本発明のノンハロゲン難燃樹脂組成物架橋体が得られる。この場合、電子線の照射線量は、3〜600Mradであることが好ましい。さらに好ましくは5〜400Mrad、より好ましくは、10〜300 Mradである。3Mradより低い場合は、架橋が不十分になることがある。逆に600Mrad以上の場合には、架橋が行きすぎ、硬くなりすぎることがある。また、加速電圧は、通常、70〜300keVの照射条件で行う。
本発明の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物は、特に、難燃電線、難燃ケーブル、難燃チューブ、難燃シートの成形用材料として優れている。例えば、本発明の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物を導体の周囲に被覆し、電子線照射することにより、難燃電線を製造することができる。その他、各種家電製品、OA機器、建材等に対して、幅広く使用することができる。
以下、本発明を実施例、比較例によって具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
表1に示した各種原材料(表1の原材料欄の数字は重量部を示す。)をラボプラストミルR250ミキサー(東洋精機製作所製、商品名)に入れ、実施例1〜5及び比較例2〜4については150℃、30rpm、5分の条件で、比較例1については180℃、30rpm、5分混合後の条件で混練し、ペレットとして押出した後、以下に示すように、メルトフローレート(MFR)(190℃、2.16kg、A法)を測定することにより流動性(加工性)を評価した。
その後、押出したペレットを断面積2mm2の銅線上に0.8mmの厚さで被覆して、銅線の周囲に被覆層を有する電線を作製した(比較例1)。また、上記ペレットを、150℃、1分、1mm厚にプレス成形することにより、シートを作製した。このシート及び電線に、更に加速電圧1,000keV、照射量15Mradで電子線照射を行い、架橋処理することにより、ノンハロゲン難燃シートとVW−1試験用の電線を作製した(実施例1〜5、比較例2〜4)。そして、VW−1試験用の電線について、以下に示すように、難燃性試験を行い、難燃性を評価した。
(流動性試験 MFR測定)
上記作製したペレットを用いて、JIS−K 7210に準拠した方法で測定し、結果を表1に記載した。
(難燃性試験)
上記作製したVW−1試験用の電線を用いて、UL規格のUL758 VW−1「垂直難燃性試験」に準拠して、その難燃性を評価し、合否を判定し、結果を表1に記載した。
表1に記載した各原料の出所及び商品名等を下記に示す。
(1)EVA(エチレンビニルアセテート) エバフレックス40LX(三井デュポンポリケミカル社製、商品名)、
(2)EEA(エチレンエチルアクリレート) PES220(日本ユニカー社製、商品名)、
(3)キスマ5P(メタクリロキシシラン処理水酸化マグネシウム、協和化学社製、商品名)
(4)キスマ5A(飽和脂肪酸処理水酸化マグネシウム、協和化学社製、商品名)
(5)高重合度ジメチルポリシロキサン(25℃における溶解粘度30,000mPa・s(30%キシレンに溶解させた場合の粘度)、推定粘度:約240万mPa・s、信越化学工業社製)、
(6)メチルビニルシリコーンオイル(全置換基中のビニル基量10モル%、25℃における粘度700 mPa・s、信越化学工業社製)、
(7)パーブチルP40(ジアルキル型有機過酸化物、日本油脂社製、商品名)、
(8)CAT−PL−1(白金錯体、白金量2%、信越化学工業社製、商品名)。
Figure 0004879635
(評価の結果)
表1からわかるように、本発明の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物は、難燃性、流動性(すなわち、加工性、生産性)に優れている。

Claims (13)

  1. (A)熱可塑性樹脂100重量部に対して、(B)無機系難燃剤40〜300重量部、(C)式1で表される高重合度オルガノポリシロキサン0.1〜50重量部、(D)式2で表される不飽和官能基含有オルガノポリシロキサン0.01〜10重量部を含み、有機過酸化物を含まない電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物。


    Figure 0004879635
    (式1中、R1は炭素数1〜6の一価炭化水素基、水酸基から選ばれる同種または異種の置換基、nは2,000〜30,000の整数である。)
    Figure 0004879635
    (式2中、R1は炭素数1〜6の一価炭化水素基、水酸基から選ばれる同種または異種の置換基、R2は不飽和官能基であり、a及びbは、1<a+b<3、0≦a<3、0<b≦3の条件を満たす数値である。)
  2. (C)式1で表される高重合度オルガノポリシロキサン及び(D)式2で表される不飽和官能基含有オルガノポリシロキサンの合計量に対して、(E)白金族元素含有触媒が、貴金属分として、1ppm〜5,000ppm添加されたものであることを特徴とする請求項1に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物。
  3. (E)白金族元素含有触媒が、白金触媒、パラジウム触媒及びロジウム触媒から選択される1種以上を含むことを特徴とする請求項2に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物。
  4. (B)無機系難燃剤が、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、アンチモン酸ソーダ、四酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛、ジルコニウム化合物、モリブデン化合物、炭酸カルシウム、シリカ、シリコーンレジンパウダー、シリコーンゴムパウダー、タルク、アクリルシリコーンパウダー、酸化チタン、ろう石、石英、けいそう土、硫化鉱、硫化焼鉱、黒鉛、ベントナイト、カオリナイト、活性炭、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化鉄、大理石、ベークライト、ポートランドセメント、SiOパウダー、窒化ホウ素、合成マイカ、ガラスビーズ、マイカ、及びセリサイトから選択される1または2以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物。
  5. (B)無機系難燃剤が、不飽和官能基含有シラン化合物で表面処理された無機系難燃剤と該シラン化合物で表面処理されていない無機系難燃剤からなり、且つ、(B)無機系難燃剤全体中における両者の重量比率は、該シラン化合物で表面処理された無機系難燃剤が0.5重量%以上100重量%未満、該シラン化合物で表面処理されていない無機系難燃剤が99.5重量%以下(但し、0重量%は除く。)であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物。
  6. 不飽和官能基含有シラン化合物で表面処理された無機系難燃剤において、不飽和官能基含有シラン化合物の無機系難燃剤表面への処理量が、該無機系難燃剤量の0.001〜5重量%であることを特徴とする請求項5に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物。
  7. (D)式2で表される不飽和官能基含有オルガノポリシロキサンの不飽和官能基が、ケイ素原子に結合する全置換基中、少なくとも1個以上あることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物。
  8. (D)式2で表される不飽和官能基含有オルガノポリシロキサンの25℃における粘度が10,000mPa・s以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物。
  9. (A)熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン系樹脂を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物。
  10. (A)熱可塑性樹脂が、スチレン系樹脂を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物。
  11. 使用用途が電線被覆材料であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物を電子線照射して得られるノンハロゲン難燃樹脂組成物架橋体。
  13. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物を電子線照射により架橋させる電子線照射用ノンハロゲン難燃樹脂組成物の架橋方法。
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