JP4869591B2 - チューブ容器 - Google Patents

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本発明は、チューブ状の容器本体と、該容器本体に取り付けられたワンタッチキャップとを有して構成されるチューブ容器に関し、特に、浴室など水がかかるような環境で使用した場合でも容器本体とワンタッチキャップとの接合部位から水が侵入することを防止し得るように構成したチューブ容器に関するものである。
チューブ容器は可撓性を有するチューブの一端を閉鎖すると共に他端に注出口を有する肩部を取り付けた容器本体と、該容器本体の肩部に取り付けられて注出口を開閉するキャップと、を有して構成され、容器本体に充填された内容物をチューブを押圧して注出して使用するものである。
チューブ容器は、容器本体の肩部に設けた注出口の開閉構造に対応して、ネジキャップを有し、使用時にはネジキャップを容器本体から離脱させて使用するタイプのものと、キャップ本体に蓋をヒンジで接続することで該蓋をワンタッチ操作で開閉し得るように構成し、使用時,非使用時に関わらずキャップ本体を肩部に取り付けた状態を保持しているタイプのものとがあり、何れも広く利用されている。
チューブ容器は、例えば内容物が洗顔料である場合のように、浴室や洗面所等の水がかかるような環境で使用されることがある。この場合、ネジキャップタイプのチューブ容器では、ネジキャップが容器本体から分離した状態で使用するため、水がかかったとしても大きな問題になることはない。しかし、ワンタッチキャップタイプのチューブ容器では、容器本体とキャップ本体とが常に取付状態を保持しているため、両者の間に形成された空間に水が浸入して滞留し、この滞留した水がかびの発生原因になるような虞がある。
このため、ワンタッチ操作で開閉し得るように構成したチューブ容器では、容器本体とキャップ本体との間に対する水の浸入を如何にして防止するか、が大きな課題となっている。
例えば、特許文献1に記載された技術では、チューブ容器本体の肩部に肩筒を突設すると共に、吐出キャップに外装周壁と該外装周壁の内側に形成した嵌合内周壁を形成しておき、吐出キャップの係合筒に設けた係止凹溝を口頸部の係止突条と係合させるのに伴って、前記外装周壁,嵌合内周壁を肩筒の外周面,内周面に嵌合させたものである。この技術では、チューブ容器本体の胴部を伝って吐出キャップの裏側に流入しようとする水は、肩筒に対する外装周壁,嵌合内周壁の嵌合により阻止され、吐出キャップの裏側に浸入することがない。
特開平08−026308号公報
上記特許文献1の技術では、吐出キャップの裏側に対する水の流入を防止するために、チューブ容器本体の肩部に設けた肩筒の外周面及び内周面に、吐出キャップの外装周壁及び内周壁を嵌合させている。このため、チューブ容器本体の肩部と吐出キャップを高い寸法精度に保持することが必要となり、生産工程が煩雑になる虞がある。
本発明の目的は、高い寸法精度を必要とせずに、容器本体とキャップ本体との間に水が浸入することを防止し得るチューブ容器を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るチューブ容器は、チューブ容器本体と、ノズルを有するキャップ本体と蓋部とをヒンジで連結したワンタッチキャップとを有するチューブ容器であって、前記チューブ容器本体は、肩部に立設外周面と環状平面とにより断面L字型となった段部と雄ねじからなる係止部を有し、前記ワンタッチキャップは、前記チューブ容器本体の前記段部のうち、前記環状平面に環状に接する断面三角形の突条である水密部と雌ねじからなる係合部を有するものである。
上記チューブ容器に於いて、チューブ容器本体の前記段部に位置する容器内側には変形防止用リブが形成されていることが好ましい。
上記チューブ容器では、チューブ容器本体(以下、単に「容器本体」という)の肩部に、立設外周面と環状平面とよりなる断面がL字型の段部を設け、ワンタッチキャップ(以下、単に「キャップ」という)が前記段部に環状に接する水密部を有するため、該水密部を段部に接触させることによって水密性を発揮させることが出来、水がかかったりしても、この水が容器本体の肩部とキャップとの間に形成される空間に浸入することがない。このため、容器本体の肩部とキャップとの間に形成された空間に水が滞留することがなく、かびが発生する虞がない。
特に、水密部を、段部の環状平面に接する突条とすることによって、水密性を発揮させるべき部位を一つの線接触部分とすることが可能となり、高い寸法精度を確保しなくとも水密性を発揮させることが出来る。
更に、容器本体の段部に対応する容器内側に変形防止用リブを形成することによって、容器本体の肩部を押圧した場合でも該肩部の変形を小さくすることが可能となる。このため、残りの少ない内容物を取り出す際に、肩部に接近したチューブを押圧しても、肩部とキャップとの間に形成される隙間を小さくすることが出来る。
以下、本発明に係るチューブ容器の最も好ましい実施形態について説明する。本発明に係るチューブ容器は、可撓性を持ったチューブの一端を閉鎖すると共に他端に注出口を有し且つチューブよりも高い剛性を持った肩部を設けた容器本体と、容器本体に取り付けられ注出口と対向する位置にノズルを設けると共に該ノズルを開閉する蓋部をヒンジで接続して構成したキャップと、を有し、容器本体の肩部にキャップを取り付けて構成されるものであり、肩部にキャップを取り付けたとき、キャップに設けた水密部が肩部の段部に接触することで水密性を発揮し、両者の間に形成される空間に水が浸入することを防止し得るようにしたものである。
容器本体を構成するチューブは構造や寸法等を限定するものではなく、収容する内容物に対応させて最も適した材質と寸法,形状に設定することが好ましい。
肩部の材質等は特に限定するものではないが、チューブよりも高い剛性を発揮し、且つ該チューブに対し、成形時に、或いは成形後に容易に一体化し得るような材質であることが好ましい。肩部の所定位置(略中央)には、該容器本体に内容物を充填し、或いは注出し、更に、キャップを取り付けるための口部が形成される。この口部の形状や寸法或いは構造は特に限定するものではなく、キャップを嵌合して係止し得るような構成であれば良い。このような構造としては、ネジを形成することで良い。
肩部のチューブとの接合部の近傍には立設外周面と環状平面が配置され、部分的な断面がL字状の段部として構成されている。この段部は、環状平面がキャップに設けた水密部と接触して水密性を発揮するものである。
このため、立設外周面はチューブの軸方向に対し所定の幅を持った円筒状の外周面として形成され、環状平面は該立設外周面に対し略直角に交叉した環状の平面として形成される。また立設外周面の径や幅、環状平面の幅等の仕様は特に限定するものではなく、チューブ容器のサイズやキャップのサイズに対応させて適宜設定することが好ましい。
立設外周面と環状平面とは、必ずしも直角に交叉する必要はなく、直角以外の角度(例えば鈍角)であっても夫々の機能を損なうことはない。例えば外周立設面がチューブとの接合部位から環状平面側にかけて僅かに径が小さくなるような先細テーパ状であり、環状平面が容器本体の軸心に対して直角であり、断面がL字状で角度が90°よりも大きくても良い。
キャップは、肩部の口部に対する取付部と、肩部に設けた段部と接触して水密性を発揮する水密部と、肩部の口部に対向して設けたノズルと、該ノズルを開閉し且つキャップにヒンジ結合する蓋部と、を有して構成される。
キャップの材質は特に限定するものではないが、柔軟性を有するものであることが好ましい。このように、柔軟性を有する材料によってキャップを成形することで、該キャップに設けた水密部を肩部に設けた段部に対し好ましく密着させることが可能であり、高い水密性を発揮することが可能となる。
キャップに設けた水密部は、容器本体の段部と接触して水密性を発揮し得る構造であれば良い。特に水密部としては、肩部に設けた環状平面に当接して水密性を発揮する突条であることが好ましい。そして突が、環状平面に対し、可撓性を持って密着することで、高い水密性を実現することが可能となる。
更に、キャップに設けた水密部は、立設内周面と突条を合わせて形成したものであっても良い。この場合、立設内周面が肩部に設けた立設外周面に面接触するものの、突条は環状平面に対し線状に当接するため、二つの面が同時に面接触する構造ではなく、立設内周面と突条との関係位置に対する寸法精度を高くする必要はない。
チューブ容器は充填された内容物を残りなく使用し得ることが好ましい。このため、チューブを充分に柔軟性を持った材質によって構成しておくことが好ましい。この場合、チューブ容器に於ける内容物の残量が少なくなったとき、チューブの肩部の近傍まで絞ることがあり、この絞りに伴って肩部が変形して該肩部とキャップとの間に隙間が生じる虞がある。
このため、容器本体を構成する肩部はチューブを絞った場合でも変形を少なくし得るように、肩部の剛性を高くすることが好ましい。この場合、肩部の厚さを増して剛性を高くすることは好ましいことではなく、肩部に於ける容器本体の内側にリブを形成することによって剛性を高くすることが好ましい。このように、リブを設けることによって、肩部の成形に要する材料を大幅に増加させることなく、剛性を高めることが可能となる。
次に、本発明に係るチューブ容器の実施例について図を用いて説明する。図1は第1実施例に係るチューブ容器の構成を説明する図である。図2は肩部に設けた段部と水密部との接触状態を説明する図である。図3はチューブ容器の使用状態を説明する図である。図4は内容物が少なくなったときの使用状態を説明する図である。
図に示すチューブ容器は、容器本体Aと、水密部として立設内周面と突条とを設けたキャップBとを有して構成されており、後述する容器本体Aの段部に対し、キャップBに形成された立設内周面を面接触させると共に、突条を環状平面に当接させることで水密性を発揮し得るように構成されている。
容器本体Aは、予め設定された寸法,形状を有する可撓性を持ったチューブ1と、チューブ1の一方側の端部1aに取り付けられた肩部2とによって構成されている。チューブ1の他方側の端部(図示せず)は最適な手段で封止されており、該チューブ1の端部1aと肩部2の外縁部2aが一体化することで容器本体Aが構成されている。
肩部2の略中央には所定の径(本実施例では指を挿入し得る程度内の径)を持った注出口3が立設されており、該注出口3と外縁部2aとの間に段部4が形成され、段部4と注出口3との間にテーパ部2bが形成されている。注出口3の外周面にはキャップBを取り付けるための係止部3a(本実施例ではネジ3a)が形成されている。
段部4は、肩部2の外縁2aから半径方向内側に形成されており、容器本体1の軸心に対し略平行な面からなる立設外周面4aと、該外周円筒面4aの端部を外縁として半径方向内側に形成された環状平面4bと、によって構成されている。このように段部4は、立設外周面4aと環状平面4bが略直交するために、半径方向の断面がL字状に形成されている。また、特に限定するものではないが、立設外周面4aと環状平面4bとが交叉するエッジには面取り部4cを形成しておくことが好ましい。
キャップBは、天板11を有し、該天板11の一方側の面(下側面)であって、肩部2に設けた注出口3に対応する位置に該注出口3に取り付ける取付部12が形成され、肩部2の段部4に対応する位置に先端部分に水密部13を設けたスカート14が形成されている。また注出口3に対向する位置に内容物を注出するノズル15が形成されており、天板11の所定位置にはヒンジ16が形成されると共に該ヒンジ16に蓋17が接続して構成されている。
取付部12の内周面には、肩部2の注出口3に設けた係止部3aと対応する係合部12a(本実施例ではネジ部12a)が形成されており、係合部12aを係止部3aに係合させることで、キャップBを容器本体Aに取り付けることが可能なように構成されている。
スカート14は、先端部分に水密部13が形成されている。本実施例に於いて、水密部13は、肩部2の段部4を構成する立設外周面4aと面接触して水密性を発揮する立設内周面13aと、段部4を構成する環状平面4bと線接触(突き当たり接触)して水密性を発揮する突条13bと、によって構成されている。
キャップBの係合部12aを肩部2の注出口3の係止部3aに係合させたとき、水密部13を構成する立設内周面13aが段部4の立設外周面4aに面接触し、突条13bが環状平面4bに突き当たって線接触して押圧して水密性を確保する。このため、スカート14の長さは前記条件を満足し得るような値で形成されている。
水密部13を構成する突条13bは、基部と突端部との寸法が等しい板状に形成されていても良いが、基部の断面寸法が突端の寸法よりも大きい、断面三角形状であることが好ましい。このように、突状13bが断面三角形状に形成されることによって、突端部分が段部4の環状平面4bに突き当たった後、作用する力に応じて突端部分から順に押しつぶされて水密性を確保することが可能となる。
上記の如く構成されたチューブ容器では、容器本体Aの肩部2に立設した注出口3にキャップBの取付部12を取り付けるのに伴って、キャップBのスカート14の先端部分に設けた水密部13が肩部2に設けた段部4と接触することで、高い水密性を確保することが可能である。
即ち、取付部12の係合部12a,注出口3の係止部3aがネジ部3a,12aとして形成されるため、キャップBを回転させてネジ部12aをネジ3aに対して締め込むことで、この締め込みに伴って、先ず、水密部13の立設内周面13aが段部4の立設外周面4aに面接触することで水密性を発揮する。キャップBの更なる回転に伴って、水密部13の突13bが段部4の環状平面4bに当接し、突端部分に潰れが生じて該突状13bは環状平面4bに対し一様な当接状態となり、突状13bによる水密性を発揮する。
上記の如く、本実施例では、キャップBの水密部13を構成する立設内周面13aと突状13bの両方が夫々段部4の立設外周面4b,環状平面4bと接触して夫々が水密性を発揮するため、高い水密性を確保することが可能である。
特に、水密部13の立設内周面13aと段部4の立設外周面4aとは容器本体Aの軸心に略平行な方向に於ける面接触であり、突状13bと環状平面4bとは容器本体Aの軸心と平行な方向に於ける線接触と押圧であるため、突状13bの立設内周面13aに対する位置関係が厳密に正確でなくとも、互いの接触状態を独立して確保することが可能である。従って、高い寸法精度を要求することなく、水密性を確保することが可能となる。
上記チューブ容器では、通常は図3に示すように、容器本体Aのチューブ1を押圧して変形させることで、この変形に対応してキャップBのノズル15から内容物を注出することが可能である。そして残量が少なくなったとき、図4に示すように、キャップBを容器本体Aから離脱させ、注出口3の内部に指を挿入して残った内容物を掻き出すことで、無駄なく使用することが可能である。
比較例
次に、チューブ容器の水密部の比較例について図を用いて説明する。図5は肩部に設けた段部と水密部を構成する立設内周面との接触状態を説明する図である。尚、本比較例に於いて、前述の実施例と同一の部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
比較例に係るチューブ容器は、容器本体Aの構成は前述の第1実施例と同一であり、キャップBのスカート14の先端部分に設けた水密部13の構成が異なる。即ち、本比較例では、水密部13は、立設内周面13aのみによって構成されており、キャップBの取付部12の係合部12aを肩部2の注出口3に設けた係止部3aに係合するのに伴って、水密部13の立設内周面13aを段部4の立設外周面4aに面接触させることが可能である。
そして、水密部13の立設内周面13aが段部4の立設外周面4aに対して面接触することで、水密性を確保することが可能である。
次に、チューブ容器の水密部の第2実施例について図を用いて説明する。図6は肩部に設けた段部と水密部を構成する突条との接触状態を説明する図である。
本実施例に係るチューブ容器は、容器本体Aの構成は前述の第1実施例と同一であり、キャップBのスカート14の先端部分に設けた水密部13の構成が異なる。即ち、本実施例では、水密部13は、突条13bのみによって構成されており、キャップBの取付部12の係合部12aを肩部2の注出口3に設けた係止部3aに係合するのに伴って、水密部13の突条13bを段部4の環状平面4bに突き当てて線接触させることが可能である。
そして、水密部13の突条13bが段部4の環状平面4bに対して線接触し、突端が充分に潰れることで、水密性を確保することが可能である。
次に、チューブ容器の水密部の第3実施例について図を用いて説明する。図7は段部の内側にリブを設けた容器本体を有するチューブ容器の構成を説明する図である。
本実施例に係るチューブ容器は、前述の第1実施例に係るチューブ容器に於ける肩部2の内面にリブ5を設けたものである。従って、容器本体Aの肩部2に設けた段部4の構成、及びキャップBのスカート14の先端部分に設けた水密部13の構成は、第1実施例と同一である。
肩部2の内面(内容物の収容空間に面した面)には複数のリブ5が形成されている。このリブ5は、肩部2の外面に設けた段部4及びテーパ部2bと対応する位置に形成されており、容器本体Aに於けるチューブ1の端部1aと肩部2の外縁部2aの部分の剛性を高めることで、外部から力が作用したとき、この力に対抗して肩部2の変形が可及的に小さくなるように構成されている。
このため、例えば容器本体Aに於ける内容物の残量が少なくなったときに、チューブ1の肩部2の近傍を絞ったような場合でも、段部4の変形を少なくして該段部4に於ける水密部13との接触が解消されることを防止することが可能である。
特に、肩部2の段部4の剛性を高めるために、肩部2の肉厚を厚くするのではなく、リブ5を設けているため、チューブ容器の重量を増加することがなく、内容量を小さくすることもない。
上記の如く構成されたチューブ容器では、容器本体AとキャップBにシャワーの水が注いだり、これらの表面に付着した水が水密部13に至っても、容器本体AとキャップBとの間に形成される空間に入り込むことがない。このため、かびが発生するようなことななく、清潔に使用することが可能となる。従って、水が注ぐ環境で使用する内容物を充填する容器として利用して有利である。
第1実施例に係るチューブ容器の構成を説明する図である。 肩部に設けた段部と水密部との接触状態を説明する図である。 チューブ容器の使用状態を説明する図である。 内容物が少なくなったときの使用状態を説明する図である。 比較例に係るチューブ容器の肩部に設けた段部と水密部を構成する立設内周面との接触状態を説明する図である。 肩部に設けた段部と水密部を構成する突条との接触状態を説明する図である。 段部の内側にリブを設けた容器本体を有するチューブ容器の構成を説明する図である。
A 容器本体
B キャップ
1 チューブ
1a 端部
2 肩部
2a 外縁部
2b テーパ部
3 注出口
3a 係止部(ネジ部)
4 段部
4a 立設外周面
4b 環状平面
5 リブ
11 天板
12 取付部
12a 係合部(ネジ部)
13 水密部
13a 立設内周面
13b 突条
14 スカート
15 ノズル
16 ヒンジ
17 蓋

Claims (2)

  1. チューブ容器本体と、ノズルを有するキャップ本体と蓋部とをヒンジで連結したワンタッチキャップとを有するチューブ容器であって、
    前記チューブ容器本体は、肩部に立設外周面と環状平面とにより断面L字型となった段部と雄ねじからなる係止部を有し、
    前記ワンタッチキャップは、前記チューブ容器本体の前記段部のうち、前記環状平面に環状に接する断面三角形の突条である水密部と雌ねじからなる係合部を有する
    ことを特徴とするチューブ容器。
  2. 前記チューブ容器本体の前記段部に位置する容器内側には、変形防止用リブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載したチューブ容器。
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